JP2016189278A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】位置決め孔の内面への干渉による不具合なく位置決め孔に端子が挿入されて端子が高精度に位置決めされたコネクタを提供すること。【解決手段】ハウジング21と、ハウジング21に支持された複数の端子31と、ハウジング21に組み付けられることで端子31を挿通させて整列させる複数の位置決め孔45を有するアライニングプレート41と、を備えたコネクタ11であって、端子31は、断面視で複数の平面部33を有し、位置決め孔45は、挿通される端子31のそれぞれの平面部33と接触する複数の位置決め面46を有し、位置決め面46同士の間は、挿通される端子31との間に空隙を形成して端子31と接触しない非接触部47とされている。【選択図】図6

Description

本発明は、複数の端子を備えたコネクタに関する。
回路基板へ実装される基板実装型コネクタは、回路基板の複数のスルーホールへ挿入されて回路基板の導体パターンとはんだ付けされる複数の端子を備えている。この種のコネクタは、端子が挿入可能な複数の位置決め孔を有する樹脂製のプレートを備えており、各端子は、位置決め孔に挿通されることで位置決めされ、これにより、回路基板への実装時に、各端子が回路基板のスルーホールへ円滑に挿入される(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−198678号公報
ところで、端子を位置決めする位置決め孔は、端子の断面形状に対してほとんどクリアランスが生じない断面形状に形成されている。このため、端子が位置決め孔に挿入される際に、位置決め孔の内面に端子が干渉し、位置決め孔の内面が削れたり、端子に無理な力が付与され、位置決め精度が低下するなどの不具合が生じるおそれがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置決め孔の内面への干渉による不具合なく位置決め孔に端子が挿入されて端子が高精度に位置決めされたコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) ハウジングと、
該ハウジングに支持された複数の端子と、
前記ハウジングに組み付けられることで前記端子を挿通させて整列させる複数の位置決め孔を有するアライニングプレートと、
を備えたコネクタであって、
前記端子は、該端子を長手方向に断面視した際、複数の平面部を有し、
前記位置決め孔は、挿通される前記端子のそれぞれの前記平面部と接触する複数の位置決め面を有し、該位置決め面同士の間は、挿通される前記端子との間に空隙を形成して前記端子と接触しない非接触部とされている
ことを特徴とするコネクタ。
(2) 前記非接触部は、前記位置決め孔の軸方向に沿って形成され、前記位置決め孔の外側へ膨出する孔部からなる
ことを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記端子は、断面多角形状に形成され、前記位置決め孔に挿通されることで、それぞれの角部が前記孔部からなる前記非接触部に配置される
ことを特徴とする(2)に記載のコネクタ。
(4) 前記アライニングプレートの前記位置決め孔に挿通された前記端子が回路基板のスルーホールに挿入されて前記回路基板の導体パターンと導通接続される
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタでは、アライニングプレートの位置決め孔へ端子を挿通させることで、端子の複数の平面部を位置決め孔の位置決め面に接触させ、端子を位置決めして精度良く整列させることができる。しかも、位置決め孔の位置決め面同士の間は、挿通される端子との間に空隙を形成して端子と接触しない非接触部とされているので、端子の平面部以外の部分の位置決め孔の内面への干渉を防ぐことができる。したがって、位置決め孔の内面が削れたり、端子に無理な力が付与されて位置決め精度が低下するなどの不具合なく、端子を高精度に位置決めすることができる。また、位置決め孔の内面との干渉が防がれることで、端子の表面のメッキの剥がれも抑制できる。
上記(2)の構成のコネクタでは、非接触部が、位置決め孔の軸方向に沿って形成され、位置決め孔の外側へ膨出する孔部からなるので、この非接触部を容易に位置決め孔に設けることができる。
上記(3)の構成のコネクタでは、断面多角形状の端子における平面部同士の間の角部が孔部からなる非接触部に配置されるので、位置決め孔の内面への端子の角部の干渉を防ぐことができる。
上記(4)の構成のコネクタでは、端子が不具合なく高精度に位置決めされて整列されるので、回路基板へ実装する際に、端子をスルーホールへ円滑に挿入させることができる。これにより、回路基板への実装作業性を向上させて生産性を高めることができる。
本発明によれば、位置決め孔の内面への干渉による不具合なく位置決め孔に端子が挿入されて端子が高精度に位置決めされたコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るコネクタを説明する図であって、図1(a)は前方から視た斜視図、図1(b)は後方から視た斜視図である。 図2は、本実施形態に係るコネクタを説明する図であって、図2(a)は分解斜視図、図2(b)は上下を反転させてアライニングプレートを取り外した状態の斜視図である。 図3は、端子を説明する端子の断面図である。 図4は、アライニングプレートの平面図である。 図5は、アライニングプレートにおける位置決め孔部分の平面図である。 図6は、位置決め孔への端子の挿通状態を示す図であって、図6(a)及び図6(b)は、それぞれ端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。 図7は、非接触部のない位置決め孔への端子の挿通状態を示す端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。 図8は、異なる形状の非接触部を有する位置決め孔を説明する端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。 図9は、異なる形状の非接触部を有する位置決め孔を説明する端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。 図10は、異なる形状の端子が挿通された位置決め孔を説明する端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。 図11は、断面三角形状の端子及び位置決め孔を説明する端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。 図12は、断面五角形状の端子及び位置決め孔を説明する端子を断面視した位置決め孔部分の平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るコネクタを説明する図であって、図1(a)は前方から視た斜視図、図1(b)は後方から視た斜視図である。図2は、本実施形態に係るコネクタを説明する図であって、図2(a)は分解斜視図、図2(b)は上下を反転させてアライニングプレートを取り外した状態の斜視図である。
図1(a)(b)及び図2(a)(b)に示すように、本実施形態に係るコネクタ11は、回路基板1に実装される基板実装型コネクタである。このコネクタ11は、ハウジング21と、複数の端子31と、アライニングプレート41とを備えており、相手側コネクタが接合される接合部11Aを有している。
このハウジング21は、樹脂から形成されたもので、例えば、射出成形によって成形されている。ハウジング21は、端子保持部22と、フード部23とを有している。端子保持部22は、複数の圧入孔24を有している。これらの圧入孔24には、後方側から端子31の後述する接続端子部31aが圧入される。フード部23は、角筒状に形成されており、端子保持部22の一方側に形成されている。このフード部23には、相手側コネクタのハウジングが嵌合される。ハウジング21は、その底面21aにおける後方側に、固定面25を有しており、固定面25には、アライニングプレート41が固定される。この固定面25には、幅方向の両側部近傍に、嵌合凹部26が形成されている。
端子31は、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、棒状に形成されている。端子31は、一端側が接続端子部31aとされ、他端側が実装端子部31bとされている。端子31は、側面視L字状に屈曲されており、接続端子部31aに対して実装端子部31bが直交する方向へ延在されている。
端子31は、ハウジング21の後方側からハウジング21の端子保持部22に形成された圧入孔24へ、実装端子部31bをハウジング21の底面21a側へ向けた状態で圧入されている。これにより、端子31は、その接続端子部31aがフード部23内に配置され、実装端子部31bがハウジング21の底面21aよりも下方側へ突出されている。端子31の接続端子部31aは、ハウジング21のフード部23内において、上下左右方向に配列されている。端子31の実装端子部31bは、ハウジング21の前後左右方向に配列されている。それぞれの端子31の接続端子部31aは、端部が同一面内に配置され、同様に、それぞれの端子31の実装端子部31bは、端部が同一面内に配置されている。なお、これらの端子31は、ハウジング21を成形する際に、インサート成形によってハウジング21の端子保持部22に一体化させても良い。
図3は、端子を説明する端子の断面図である。
図3に示すように、端子31は、断面四角形状に形成されている。本例では、端子31は、断面正方形状に形成されている。これにより、端子31は、該端子31を長手方向に断面視した際、該端子31の4つの側面(以後、この側面を平面部33と称する。)を有しており、また、これらの平面部33同士の間に形成される四つ角部34を有している。端子31は、断面正方形状の角線材を所定長さに切断し、その後、中間部を屈曲させることで、接続端子部31aと実装端子部31bとを有するL字状に形成されている。
アライニングプレート41は、樹脂から形成されたもので、平板状に形成されている。このアライニングプレート41は、ハウジング21の底面21a側における固定面25に固定される。そして、アライニングプレート41は、ハウジング21に取り付けられた状態で、ハウジング21の底面に沿って配置される。
図4は、アライニングプレートの平面図である。
図4に示すように、アライニングプレート41は、側方へ張り出す一対の固定片部42を有しており、これらの固定片部42には、一方側の面に、嵌合凸部43が形成されている。アライニングプレート41は、嵌合凸部43側をハウジング21に向けてハウジング21の固定面25に押圧することで、嵌合凸部43が、ハウジング21の固定面25に形成された嵌合凹部26に嵌合され、この状態でハウジング21に組み付けられる。
アライニングプレート41には、表裏に貫通する複数の位置決め孔45が形成されている。位置決め孔45は、ハウジング21の前後左右方向に配列されており、ハウジング21に固定された端子31の実装端子部31bが挿通される。位置決め孔45の配列は、回路基板1に形成されたスルーホール2と同一配列とされている。これにより、端子31の実装端子部31bは、アライニングプレート41の位置決め孔45に挿通されることで、回路基板1のスルーホール2と同一配列に合わせて位置決めされる。
図5は、アライニングプレートにおける位置決め孔部分の平面図である。
図5に示すように、位置決め孔45は、端子31の断面形状と同様に、断面四角形状に形成されている。本例では、位置決め孔45は、断面正方形状に形成されている。これにより、位置決め孔45は、四つの平面からなる位置決め面46を有している。これらの位置決め面46は、位置決め孔45に挿通される端子31の実装端子部31bの平面部33に接触する。これにより、端子31は、その実装端子部31bが位置決め孔45によって位置決めされる。
また、位置決め孔45は、四つの位置決め面46同士の間の隅部が、非接触部47とされている。これらの非接触部47は、位置決め孔45の軸方向に沿って形成した断面円形状の孔部からなるもので、位置決め孔45の中心側から離れる外側へ膨出している。このように、これらの非接触部47は、外側へ膨出していることから、位置決め孔45に挿通される端子31の実装端子部31bに対して接触しないようになっている。
位置決め孔45には、端子31の実装端子部31bが挿通される一方の縁部に、端子31の実装端子部31bの挿通方向前方へ向かって次第に窄まるガイド部48が形成されている。ガイド部48は、位置決め孔45へ挿通される端子31の実装端子部31bが接触されることで、端子31の実装端子部31bを位置決め孔45の中心へ案内する。これにより、端子31の実装端子部31bは、位置決め孔45へ導かれる。
アライニングプレート41をハウジング21に組み付けるには、アライニングプレート41の嵌合凸部43をハウジング21側へ向けて近接させ、アライニングプレート41の位置決め孔45に端子31の実装端子部31bを挿通させる。そして、このアライニングプレート41の嵌合凸部43をハウジング21の固定面25の嵌合凹部26に嵌合させる。これにより、アライニングプレート41がハウジング21に対して位置決めされて固定面25に固定される。そして、このアライニングプレート41をハウジング21に組み付けると、アライニングプレート41の位置決め孔45に挿通された端子31の実装端子部31bが位置決めされ、その先端部がアライニングプレート41から突出された状態となる。
このように、アライニングプレート41をハウジング21に組み付けると、図6(a)に示すように、位置決め孔45の位置決め面46が端子31の実装端子部31bにおける平面部33に接触することにより、端子31の実装端子部31bが位置決め孔45によって位置決めされる。したがって、端子31の実装端子部31bは、位置決め孔45に挿通されることで傾きが矯正され、その配列が、回路基板1のスルーホール2と同一配列となるように高精度に整列される。
そして、アライニングプレート41によって端子31の実装端子部31bの配列が高精度に整列されたコネクタ11は、回路基板1のスルーホール2へ端子31の実装端子部31bを円滑に挿入可能となる。
実装端子部31bを回路基板1のスルーホール2へ挿入し、実装端子部31bを回路基板1の導体パターンへはんだ付けして回路基板1に実装したコネクタ11には、ハウジング21のフード部23に相手側コネクタのハウジングが嵌合され、これにより、接合部11Aに相手側コネクタが接合された状態となる。すると、相手側コネクタのメス端子にコネクタ11の端子31の接続端子部31aが接続され、相手側コネクタのメス端子が回路基板1の導体パターンに導通される。
以上、説明したように、本実施形態に係るコネクタ11によれば、アライニングプレート41の位置決め孔45へ端子31を挿通させることで、端子31の複数の平面部33を位置決め孔45の位置決め面46に接触させ、端子31を位置決めして精度良く整列させることができる。しかも、位置決め孔45の位置決め面46同士の間は、挿通される端子31との間に空隙を形成して端子31と接触しない非接触部47とされているので、端子31の平面部33以外の部分の位置決め孔45の内面への干渉を防ぐことができる。したがって、位置決め孔45の内面が削れたり、端子31に無理な力が付与されて位置決め精度が低下するなどの不具合なく、端子31を高精度に位置決めすることができる。また、端子31の平面部33以外の部分の位置決め孔45の内面との干渉が防がれることで、端子31の表面のメッキの剥がれも抑制できる。
ここで、端子31は、その加工工程等において、僅かにねじれが生じることがある。このようにねじれが生じた端子31が、図7に示すように、端子31の断面形状と同一形状の位置決め孔45Aへ挿し込まれると、端子31の平面部33以外の部分である角部34が位置決め孔45Aの内面に干渉する。この位置決め孔45Aの内面への角部34の干渉は、端子31のねじれが大きいと、端子31の角部34を面取りして角面や丸面としても生じるおそれがある。このように、位置決め孔45Aの内面に端子31の角部34が干渉すると、位置決め孔45Aの内面が削れたり、端子31に無理な力が付与されて位置決め精度が低下するおそれがある。
これに対して、本実施形態に係るコネクタ11では、端子31における平面部33以外の部分である角部34が、孔部からなる非接触部47に配置される。したがって、図6(b)に示すように、端子31にねじれが生じていたとしても、位置決め孔45の内面への端子31の角部34の干渉を防ぐことができ、位置決め孔45の内面が削れたり、端子31に無理な力が付与されて位置決め精度が低下するなどの不具合なく、端子31を高精度に位置決めすることができる。
また、非接触部47は、位置決め孔45の軸方向に沿って形成され、位置決め孔45の外側へ膨出する孔部からなるので、この非接触部47を、容易に位置決め孔45に設けることができる。
このように、本実施形態に係るコネクタ11では、端子31が不具合なく高精度に位置決めされて整列されるので、回路基板1へ実装する際に、端子31をスルーホール2へ円滑に挿入させることができる。これにより、回路基板1への実装作業性を向上させて生産性を高めることができる。
なお、位置決め孔45の非接触部47は、断面円形状の孔部からなるものに限らず、例えば、図8及び図9に示すように、断面角形状の孔部からなるものであっても良い。図8に示す位置決め孔45は、断面角形状の孔部からなる非接触部47の二つの隅部となる部分が位置決め面46に連結した形状とされており、図9に示す位置決め孔45は、断面角形状の孔部からなる非接触部47の二辺の部分が位置決め面46に連結された形状とされている。
また、端子31の断面形状は、複数の平面部33を有する断面形状であれば、いかなる形状であっても良い。
例えば、図10に示すように、端子31が断面略矩形状に形成され、四つの平面部33の間が円弧面35とされているものでも良い。この場合も、位置決め孔45の位置決め面46が平面部33に接触することで端子31が位置決めされる。また、円弧面35が非接触部47に配置されることで、この円弧面35の位置決め孔45の内面への干渉が防がれる。
また、図11に示すように、端子31が断面三角形状である場合では、位置決め孔45は、端子31の平面部33と接触する三つの平面からなる位置決め面46を有する断面三角形状に形成される。そして、この位置決め孔45では、三つの位置決め面46の間が、外側へ膨出する非接触部47とされる。
同様に、図12に示すように、端子31が断面五角形状である場合では、位置決め孔45は、端子31の平面部33と接触する五つの平面からなる位置決め面46を有する断面五角形状に形成される。そして、この位置決め孔45では、五つの位置決め面46の間が、外側へ膨出する非接触部47とされる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] ハウジング(21)と、
該ハウジング(21)に支持された複数の端子(31)と、
前記ハウジング(21)に組み付けられることで前記端子(31)を挿通させて整列させる複数の位置決め孔(45)を有するアライニングプレート(41)と、
を備えたコネクタ(11)であって、
前記端子(31)は、該端子を長手方向に断面視した際、複数の平面部(33)を有し、
前記位置決め孔(45)は、挿通される前記端子(31)のそれぞれの前記平面部(33)と接触する複数の位置決め面(46)を有し、該位置決め面(46)同士の間は、挿通される前記端子(31)との間に空隙を形成して前記端子(31)と接触しない非接触部(47)とされている
ことを特徴とするコネクタ。
[2] 前記非接触部(47)は、前記位置決め孔(45)の軸方向に沿って形成され、前記位置決め孔(45)の外側へ膨出する孔部からなる
ことを特徴とする[1]に記載のコネクタ。
[3] 前記端子(31)は、断面多角形状に形成され、前記位置決め孔(45)に挿通されることで、それぞれの角部(34)が前記孔部からなる前記非接触部(47)に配置される
ことを特徴とする[2]に記載のコネクタ。
[4] 前記アライニングプレート(41)の前記位置決め孔(45)に挿通された前記端子(31)が回路基板(1)のスルーホール(2)に挿入されて前記回路基板(1)の導体パターンと導通接続される
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載のコネクタ。
1:回路基板
2:スルーホール
11:コネクタ
21:ハウジング
31:端子
33:平面部
34:角部
41:アライニングプレート
45:位置決め孔
46:位置決め面
47:非接触部

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングに支持された複数の端子と、
    前記ハウジングに組み付けられることで前記端子を挿通させて整列させる複数の位置決め孔を有するアライニングプレートと、
    を備えたコネクタであって、
    前記端子は、該端子を長手方向に断面視した際、複数の平面部を有し、
    前記位置決め孔は、挿通される前記端子のそれぞれの前記平面部と接触する複数の位置決め面を有し、該位置決め面同士の間は、挿通される前記端子との間に空隙を形成して前記端子と接触しない非接触部とされている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記非接触部は、前記位置決め孔の軸方向に沿って形成され、前記位置決め孔の外側へ膨出する孔部からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子は、断面多角形状に形成され、前記位置決め孔に挿通されることで、それぞれの角部が前記孔部からなる前記非接触部に配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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