JP2016188505A - 消臭機能を有するトイレブース - Google Patents

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Abstract

【課題】発生する臭気を効率よく消臭しながら、トイレブースを仕切る第一奥行パネルにおいて、擬音装置の配設が無理なくでき、かつパネル下部の強度維持が図れるようにしたトイレブースを提供する。
【解決手段】第一奥行パネル4の擬音装置8が収容される収容室11よりも上側を縦横桟4b、4cで仕切って複数の収納室9を形成し、収納室9に消臭剤が充填された消臭袋10を収納する一方、擬音装置8の収容室11よりも下側スペース12には芯材13が充填されたものとし、さらに第一奥行パネル4の表裏面を通気性がある不織布で裏打ちし、不織布の表裏面に有孔の表裏面板15を設けて構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、駅構内、学校、病院、公園等に建て付けられる消臭機能を有するトイレブースの技術分野に関するものである。
今日、駅構内、学校、病院、公園等に建て付けられるトイレブースは、複数のトイレが並列するように設けられ、それらを奥行パネルにより仕切っている。そしてこの場合に、奥行パネルに擬音装置を設けて用足ししているときの音に紛れさせることが行われている。用足ししている場合に、アンモニア等の臭気が発生することになるが、臭気は、空気よりも軽いため上昇する性質があり、しかも体内から排出されるため外気温よりも温度が高いため天井側に籠るという習性がある。
そこで消臭剤を組込んだパネルを奥行パネルとして用いて消臭することが提唱される(特許文献1参照)。
特許第3648682号公報
ところが前記従来のパネルは、消臭剤が全面に組込まれている。これに対し、前述したように臭気は上昇して天井側に籠るという性質を有するため、下側に組込まれた消臭剤が無駄になりがちであると共に下側部位の強度確保が難しいという問題があるうえ、擬音装置を組込むスペースを確保することができないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、複数の便器が並列状に配され、躯体から延設される奥行パネルによって仕切られて構成されるトイレブースにおいて、前記奥行パネルの上下方向中間位置に擬音装置が収容される収容室を設け、該収容室よりも上側を縦横桟で仕切って複数の収納室を形成し、該収納室に消臭剤が充填された消臭袋を収納する一方、擬音装置の収容室よりも下側スペースには芯材が充填されたものとし、さらに奥行パネルの表裏面を通気性がある不織布で裏打ちし、該不織布の表裏面に有孔の表裏面板を設けて構成したことを特徴とする消臭機能を有するトイレブースである。
請求項2の発明は、芯材は、ペーパーコア材あるいはハニカムコア材であることを特徴とする請求項1記載の消臭機能を有するトイレブースである。
請求項1の発明とすることにより、天井側に上昇した臭気を効率よく消臭できながら、擬音装置の配設が確実にでき、また奥行パネルの下側部分の強度維持ができることになる。
請求項2の発明とすることにより、芯材がペーパーコア材あるいはハニカムコア材であるため軽いものにしながら強度維持ができることになる。
トイレブースの平面図である。 第一奥行パネルの正面図である。 第一奥行パネルの消臭袋収納部位の不織布、表面板を一部取り除いた状態を示す正面図である。 (A)は第一奥行パネルの不織布、表面板を取り除いた状態を示す正面図、(B)は第一奥行パネルの縦断面図である。 第一奥行パネルの消臭袋収納部位を示す要部拡大縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1はトイレブースであって、該トイレブース1は複数(本実施の形態では三つ)の便器2が並列状に配され、躯体Xから延設された奥行パネル3によって仕切られているが、奥行パネル3は、本実施の形態では、躯体X側の第一奥行パネル4と出入り口Y側の第二奥行パネル5を一枚板状に連結したものが採用されている。第二奥行パネル5の出入り口側端縁には正面パネル6が設けられ、隣接する正面パネル6間に開閉扉7が開閉自在に設けられていること等は何れも従来通りである。
第一奥行パネル4は、四周框4aにより枠組みされているが、本実施の形態では、そのうちの上側の凡そ2/3の部分がさらに縦桟4b、横桟4cにより複数の収納室9が区画形成されている。収納室9には消臭剤(本実施の形態では、例えば間伐材を炭化して製造した「複合炭素材」を採用しているが、この複合炭素材は調湿作用もある。)10aが充填された通気性のある消臭袋10が収納されている。
第一奥行パネル4の最下端の収納室9の下側には、擬音装置8を収容するための収容室11が形成され、その下側のスペース12には芯材(例えばペーパーコア材やハニカムコア材)13が収容されている。
尚、擬音装置8は、便器2に座した使用者が指による操作をしやすい高さとすることが好ましく、通常、床面から800〜950mm程度の高さ位置に配される。
そして第一奥行パネル4の表裏全体には、四周框4aに囲まれた面全体に通気性がある不織布14が裏打ちされ、さらにその表裏面に通気孔15aが穿設された有孔の表裏面板15が設けられている。
因みに不織布14と表裏面板15とは、擬音装置8が組込まれる部位については窓15b(不織布14については図示せず)が切欠き形成されていて擬音装置8の表面操作部8aが露出するようになっている。尚、第一奥行パネル4のおいて、擬音装置8がない側の面(裏面)は窓15bがないものとなっている。また、擬音装置8の配線用配管8bは、収容室11からそのまま躯体X側に向けて横に延びるよう配線されている。
また第二奥行パネル5は、第一奥行パネル4と同じ構造のものを採用することができるが、その場合に、擬音装置8がないものになっているため、不織布14、表裏面板15については窓15bがないものになっている。
因みに、本実施の形態では第一、第二の奥行パネル4、5を用いて構成したが、これらを一枚パネルとして構成することもでき、また3枚以上のパネルを一列状に配設したものとしても実施することができる。
叙述の如く構成された本実施の形態において、トイレブース1は躯体X側から延設される奥行パネル3により仕切られることになるが、本実施の形態の奥行パネル3では、躯体X側の第一奥行パネル4に本発明が実施されている。つまり、第一奥行パネル4は、上側部分が縦横桟4b、4cで仕切られて収納室9が形成され、この収納室9に消臭剤10aが充填された消臭袋10が収納されることになる結果、比重が空気よりも軽く、しかも体内から排出されるため外気温よりも温度が高い臭気が天井側に上昇することになるが、この上昇した臭気は第一奥行パネル4の上側部位に配した消臭剤10aによって効率よく吸収されて消臭されることになる。しかもこのものでは第一奥行パネル4が、消臭剤10aが配設される下側部位に擬音装置8が配され、さらにその下側に芯材13が配されることになって、擬音装置8の配設に無理がなく、また第一奥行パネル4の下側部位での強度維持が図れることになる。
そのうえこのものでは、消臭剤10aが配される範囲が、第一奥行パネル4の上側略2/3であるから、効率の良い消臭ができることになってトイレブース1の快適性を図りながら、強度維持と擬音装置8の無理のない配置ができることになる。
しかも芯材14がペーパーコア材やハニカムコア材を用いて構成されているため、軽量でありながら強度維持が図れることになる。
また、第一、第二奥行パネル4、5は、両面が不織布14、有孔表裏面板15によって表裏面が覆われているため、表裏両面からの消臭ができることになって消臭効果が高いものになっている。
本発明は、駅構内、学校、病院、公園等に建て付けられる消臭機能を有するトイレブースに利用することができる。
1 トイレブース
2 便器
3 奥行パネル
4 第一奥行パネル
4b 縦桟
4c 横桟
7 開閉扉
8 擬音装置
9 収納室
10 消臭袋
10a消臭剤
11 収容室
12 スペース
13 芯材
14 不織布
15 表裏面板
15a通気孔
X 躯体

Claims (2)

  1. 複数の便器が並列状に配され、躯体から延設される奥行パネルによって仕切られて構成されるトイレブースにおいて、前記奥行パネルの上下方向中間位置に擬音装置が収容される収容室を設け、該収容室よりも上側を縦横桟で仕切って複数の収納室を形成し、該収納室に消臭剤が充填された消臭袋を収納する一方、擬音装置の収容室よりも下側スペースには芯材が充填されたものとし、さらに奥行パネルの表裏面を通気性がある不織布で裏打ちし、該不織布の表裏面に有孔の表裏面板を設けて構成したことを特徴とする消臭機能を有するトイレブース。
  2. 芯材は、ペーパーコア材あるいはハニカムコア材であることを特徴とする請求項1記載の消臭機能を有するトイレブース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102017217197A1 (de) 2016-09-27 2018-03-29 Yazaki Corporation Fahrzeugbeleuchtungsvorrichtung

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