JP2016188002A - ブレーキ制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素な制御態様にて高精度な出力の調節を行うことが可能な負圧式倍力装置を備えたブレーキ制御システムを提供すること。
【解決手段】 負圧式倍力装置103の負圧室R1と変圧室R2とを区画する可動隔壁20に結合されたパワーピストン30と、このパワーピストン30内にて該ピストン30に対し前進後退可能に設置されかつ外部からの操作力を受ける入力部材40との相対変位量に基づいて、変圧室R2に大気圧及び負圧を選択的に導入可能な第1・第2開閉弁109A,109Bの開弁量を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両の負圧式倍力装置を備えたブレーキ制御システムに関するものである。
負圧式倍力装置を備えたブレーキ制御システムとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。このシステムは、負圧の導入される負圧室と大気圧の導入される変圧室との圧力差を利用して倍力駆動されるパワーピストンを備えている。このパワーピストンには、変圧室への大気圧の導入量を調節可能な制御弁が収容されている。
また、該システムにおいては、上記制御弁とは別に、負圧及び大気圧を選択的に変圧室に導入可能な電磁開閉弁が設けられており、上記制御弁とともにこの電磁開閉弁を介して変圧室に大気圧を導入することで倍力装置の特性をコントロールできるようになっている。
特開平8−332944
しかしながら、上記のシステムでは、ペダル踏力とマスタシリンダ圧との関係に基づき電磁開閉弁を制御するようにしている。こうした態様においては、ペダル踏力とマスタシリンダ圧との関係がブレーキフルード温度の影響を受け易いため、制御精度の向上を図るために補正処理を行うなど制御が複雑になることが懸念される。また、ペダル操作につき、それが踏込み操作であるか、戻し操作であるかを推定するにあたっては、ペダル踏力及びマスタシリンダ圧の各値を継続的に把握することに加えて、その各値を関連づけたうえでその関係の推移を継続的に演算し続ける必要があり、更なる制御の複雑化が懸念される。
本発明の課題は、簡素な制御態様にて高精度な出力の調節を行うことが可能な負圧式倍力装置を備えたブレーキ制御システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のブレーキ制御システムは、内部に圧力室を形成するハウジングと、このハウジング内に前進後退可能に組付けられて前記圧力室を前方の負圧室と後方の変圧室とに区画する可動隔壁と、前記ハウジングに前進後退可能に組付けられて前記ハウジング内に収容されている前端部にて前記可動隔壁に結合されたパワーピストンと、このパワーピストン内にて該パワーピストンに対し前進後退可能に設置されかつ外部からの操作力を受ける入力部材と、前記パワーピストンの前端部に組付けられて前記パワーピストンの推進力をマスタピストンに向けて出力する出力部材と、前記入力部材に設けた環状の大気弁部との接離により前記変圧室と大気圧空間との連通・遮断を制御する大気制御弁部と前記パワーピストンに設けた負圧弁座との接離により前記変圧室と前記負圧室との連通・遮断を制御する負圧制御弁部とを有して前記パワーピストン内に組付けられる制御弁と、を有してなる負圧式倍力装置を備えている。
また、前記制御弁とは別に設けられ前記変圧室に大気圧及び負圧を選択的に導入可能な電磁開閉弁と、この電磁開閉弁の開閉状態を制御する電子制御デバイスと、を備えている。
そして、前記電子制御デバイスは、前記パワーピストン、前記マスタピストン、及び前記パワーピストンの推進力を前記マスタピストンに伝達する部材から選択される一以上の出力側部材と、前記入力部材及び該入力部材と連結され該入力部材に操作力を付与する操作力付与部材から選択される一以上の入力側部材との相対変位量に基づいて前記電磁開閉弁の開弁量を制御する。
これによれば、例えば、ペダル踏力とマスタシリンダ圧との関係に基づき電磁開閉弁を制御する態様と比較して、電磁開閉弁の制御を行ううえで、ブレーキフルード温度の影響を受け難くなる。また、上記相対変位量は、倍力装置の出力レスポンスやパワーピストンの慣性、移動抵抗等の影響により、踏込みなどブレーキ操作にかかる動作速度(以下、単に操作速度という)が高いほど、ブレーキ非操作時の値を0(ゼロ)基準とした絶対値が大きくなる傾向がある。そのため、上記相対変位量を継続的に把握しなくても、言い換えれば、一時点の相対変位量を把握することで、その時点の操作速度を容易に推定することができる。したがって、本発明によれば、操作速度に応じた電磁開閉弁の制御を通じて倍力出力を行うにあたり、簡素な制御態様にて高精度な出力の調節を行うことが可能となる。なお、こうした出力調節としては、例えば、動特性(操作速度が高いときの出力特性)を静特性(操作速度が低いときの出力特性)に近づけることを目的としたものがある。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の前方側への相対変位量が大きいほど前記変圧室への大気圧の単位時間当たり導入量が大きくなるよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する。
これによれば、倍力出力を増大させるための操作速度が高いほど変圧室への大気圧の単位時間当たり導入量が大きくなるため、例えば、踏込み操作時において、上記動特性を上記静特性に好適に近づけることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の後方側への相対変位量が大きいほど前記変圧室への負圧の単位時間当たり導入量が大きくなるよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する。
これによれば、倍力出力を低下させるための操作速度が高いほど変圧室への負圧の単位時間当たり導入量が大きくなるため、例えば、戻し操作時において、上記動特性を上記静特性に好適に近づけることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の前方側への相対変位量が所定の第1閾値より大きいときにのみ前記変圧室に大気圧を導入するよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する。
これによれば、倍力出力を増大させるための操作速度が比較的遅いときには電磁開閉弁を介した変圧室への大気圧の導入を行わないようにすることができるため、例えば、踏込み操作時において、上記静特性を良好に維持できる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、前記第1閾値は、前記大気制御弁部において前記変圧室と前記大気圧空間との連通・遮断が切り替わるときの前記出力側部材に対する前記入力側部材の前方側への相対変位量より大きく設定される。
これによれば、踏込み操作など倍力出力を増大させるための操作時において、大気制御弁部を介した変圧室への大気圧導入が既に行われている状態で電磁開閉弁を介した変圧室への大気圧導入が開始されるため、該電磁開閉弁の開閉ハンチングが生じ難くなる。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の後方側への相対変位量が所定の第2閾値より大きいときにのみ前記変圧室に負圧を導入するよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する。
これによれば、倍力出力を低下させるための操作速度が比較的遅いときには電磁開閉弁を介した変圧室への負圧の導入を行わないようにすることができるため、例えば、戻し操作時において、上記静特性を良好に維持できる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の発明において、前記第2閾値は、前記負圧制御弁部において前記変圧室と前記負圧室との連通・遮断が切り替わるときの前記出力側部材に対する前記入力側部材の後方側への相対変位量より大きく設定される。
これによれば、戻し操作など倍力出力を低下させるための操作時において、負圧制御弁部を介した変圧室への負圧導入が既に行われている状態で電磁開閉弁を介した変圧室への負圧導入が開始されるため、該電磁開閉弁の開閉ハンチングが生じ難くなる。
本発明の一実施形態のブレーキ制御システムを示す図。 同じく負圧式倍力装置の要部断面図。 同じくブレーキ制御システムの作用を説明する線図。 同じくブレーキ制御システムの作用を説明する線図。 同じく相対変位量と各弁の開弁量との関係を示す線図。
以下、本発明の実施形態により具体的に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の実施形態によって限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態のブレーキ制御システム101は、通常ブレーキ時にブレーキペダル(操作力付与部材)102の踏込み操作により作動し出力する負圧式倍力装置103と、この負圧式倍力装置103の出力により2つの液室にそれぞれブレーキ液圧を発生させるタンデム型のブレーキマスタシリンダ104とを備えている。ブレーキマスタシリンダ104にて発生したブレーキ液圧は、図示しない液圧通路を介してアンチスキッド制御装置経由でホイールシリンダに供給される。
ブレーキ制御システム101においては、負圧通路105を介して負圧源(例えば、図示省略のエンジンの吸気マニホールド)106から負圧式倍力装置103へ負圧が(負圧源の作動時には常時)供給される。また、負圧式倍力装置103には、該倍力装置103に対して負圧源106の負圧及び大気圧のいずれかを選択的に供給するための変圧通路107が接続されている。変圧通路107の負圧式倍力装置103と反対側の部分は、大気圧を導入するための大気側分岐路107aと負圧を導入するための負圧源側分岐路107bとに分岐形成されており、これら分岐路107a,107bには、各分岐路107a,107bを開閉可能な常閉の電磁弁からなる第1開閉弁(第1の電磁開閉弁)109A、第2開閉弁(第2の電磁開閉弁)109Bが同順に設けられている。
第1及び第2開閉弁109A,109Bは、ECU(電子制御デバイス)110からの制御信号に基づき開閉状態がコントロールされる。本実施形態のブレーキ制御システム101には、ブレーキペダル102に連結された後述の入力部材(本発明の入力側部材のひとつ)40とパワーピストン(本発明の出力側部材のひとつ)30との軸方向(前後方向)の相対変位量をリニアに検出可能なホール素子等からなる変位センサ111が設けられており、ECU110はこの変位センサ111からの信号に基づき第1及び第2開閉弁109A,109Bの開閉状態をコントロールする。
以下、負圧式倍力装置103について説明する。図2に示されるように、本実施形態の負圧式倍力装置103は、ハウジング10に組付けられた可動隔壁20とパワーピストン30とを備えるとともに、パワーピストン30に組付けられた入力部材40、出力部材50、反力部材60、制御弁70、及びキー部材80等を備えている。
ハウジング10は、内部に圧力室R0を形成する前方シェル11と後方シェル12とを備えている。この圧力室R0は、可動隔壁20によって前方(図1、図2の左方)の負圧室R1とその後方に位置する変圧室R2とに区画されている。負圧室R1には、上述の負圧通路105が接続されており、該通路105を介して負圧源106に常時連通する。変圧室R2は、パワーピストン30の備える制御弁70によって負圧室R1及び大気圧空間とそれぞれ連通・遮断され得るようになっている。また、変圧室R2には上述の変圧通路107が接続されており、第1及び第2開閉弁109A,109Bを介して負圧源106の負圧及び大気圧のいずれかが選択的に供給され得るようになっている。
可動隔壁20は、金属製のプレート21とゴム製のダイアフラム22とから成り、ハウジング10内に前進後退可能に組付けられている。ダイアフラム22は、その外周縁に形成されたビード部にて、後方シェル12の外周縁に設けられた折り返し部と前方シェル11とにより気密的に挟持されている。また、ダイアフラム22は、その内周縁に形成されたビード部にて、パワーピストン30の前方フランジ部外周に設けられた溝に、プレート21とともに気密的に固定されている。
図1に示したブレーキマスタシリンダ104は、そのシリンダ本体104aの後端部が前方シェル11に形成された中心筒部を貫通して負圧室R1内に気密的に突入した状態で前方シェル11に固定されている。また、ブレーキマスタシリンダ104のピストン(マスタピストン)104bは、シリンダ本体104aから後方に突出して負圧室R1内に突入しており、出力部材50の先端によって前方に押動されるように構成されている。
パワーピストン30は、ハウジング10内に収容されている前端部にて可動隔壁20に結合された中空状のピストンであって、後方シェル12に対して前進後退可能に組付けられており、ハウジング10の前方シェル11との間に介装されたスプリング31によって後方に付勢されている。パワーピストン30は、その可動隔壁20との結合部分よりも後方にて円筒状に形成された部位を有しており、この円筒状部位と、後方シェル12に設けられた環状シール部材12aとの当接によって変圧室R2と大気領域とが気密的に区画されている。
パワーピストン30の軸心には、図2に示したように、前端面から後端面に向けて、反力室孔30a、反力室孔30aより小径のプランジャ先端部収納孔30b、プランジャ収納孔30c、プランジャ収納孔30cより大径のプランジャ収容孔30d、制御弁収納孔30e、フィルタ収納孔30f等からなり、前後方向に貫通する軸孔が設けられている。
また、パワーピストン30には、プランジャ収納孔30cに対応してキー部材挿通孔30gが径方向に設けられている。また、パワーピストン30には、負圧室R1と制御弁収納孔30eを連通可能な一対の連通孔30h(一方は図示省略)が設けられており、これら各連通孔30hの後端部には制御弁70の負圧制御弁部70aが着座可能な円弧状の負圧弁座30iが形成されている。また、パワーピストン30には、キー部材80の軸中央部分を収容する収容孔30jと、この収容孔30jとプランジャ収容孔30dを連通させる複数の軸方向連通孔30kと、収容孔30jと軸方向連通孔30kを変圧室R2に連通させる径方向連通孔30mが形成されている。
入力部材40は、パワーピストン30内にて該パワーピストン30に対し前進後退可能に設置されかつ外部からの操作力(入力)を受ける部材であり、パワーピストン30のプランジャ先端部収納孔30bから制御弁収納孔30eに収容されてパワーピストン30に対して軸方向(前後方向)に移動可能なプランジャ41と、このプランジャ41に球状先端部42aにて関節状に連結されて後端部にてブレーキペダル102に連結される入力ロッド42を備えている。入力ロッド42には、上述した変位センサ111の構成部材が配設されている。
プランジャ41は、図2にて示したように、前端部にてパワーピストン30のプランジャ先端部収納孔30bに軸方向へ摺動可能に組付けられ、中間部にてパワーピストン30のプランジャ収納孔30cに軸方向へ摺動可能に組付けられていて、パワーピストン30によってガイド支持されている。また、プランジャ41は、先端(前端面)にてパワーピストン30の反力室孔30aに収容された反力部材60に係合可能であり、その後端には制御弁70の大気制御弁部70bに離座可能に着座する環状の大気弁部41aが形成されている。
出力部材50は、パワーピストン30の推進力を外部に出力するものであり、反力部材60とともにパワーピストン30の反力室孔30aに軸方向へ移動可能に組付けられた後方部材51と、この後方部材51の先端部に一体的に組付けられた出力ロッド52によって構成されている。出力ロッド52の先端は、図1に示したように、ブレーキマスタシリンダ104におけるピストン102の係合部に押動可能に当接している。
反力部材60は、パワーピストン30内にて入力部材40と出力部材50間に介装されたリアクションゴムディスクであり、その前端面にて出力部材50の後方部材51の後端面に当接し、その後端面にて、パワーピストン30の環状反力受け面30nに当接するとともに、プランジャ41の前端面に当接可能となっていて、出力部材50に作用する力の反力をパワーピストン30と入力部材40(プランジャ41)に分けて伝達可能である。
制御弁70は、上述した負圧制御弁部70aと大気制御弁部70bとを有する環状の可動部70Aと、パワーピストン30の制御弁収納孔30eに形成された段部に気密的に嵌合固定された環状の固定部70Bと、環状の可動部70Aと環状の固定部70Bを連結する円筒状の伸縮部70Dによって構成されている。環状の可動部70Aは、入力ロッド42に組付けたリテーナ43との間に介装したスプリングS1によって前方に向けて付勢されていて、前後方向に移動可能である。環状の固定部70Bは、環状のリテーナ71によってパワーピストン30に固定されていて、入力ロッド42に組付けたリテーナ43との間に介装したスプリングS2によって前方に向けて付勢されている。
スプリングS2は、パワーピストン30と入力部材40との間に介装されて入力部材40をパワーピストン30に対して後方所定位置に向けて後方に付勢するリターンスプリングであり、前端にてリテーナ71を介してパワーピストン30に係合し、後端にてリテーナ43を介して入力部材40の入力ロッド42に係合している。リテーナ71は、パワーピストン30に組付けられていて、パワーピストン30の内孔段部に固定されており、制御弁70の固定部70Bをパワーピストン30に固定する機能をも備えている。リテーナ43は、入力ロッド42に組付けられていて、入力ロッド42の外周段部に固定されている。
負圧制御弁部70aは、パワーピストン30に形成された一対の円弧状負圧弁座30iに着座・離座可能であり、円弧状負圧弁座30iへの着座によって当該制御弁70における負圧室R1と変圧室R2との連通を遮断し、円弧状負圧弁座30iからの離座によって負圧室R1と変圧室R2とを連通させる。大気制御弁部(弁座)70bは、プランジャ41に形成された環状の大気弁部41aに着座・離座可能であり、環状の大気弁部41aへの着座によって当該制御弁70における変圧室R2と大気領域との連通を遮断し、環状の大気弁部41aからの離座によって変圧室R2と大気領域とを連通させる。
キー部材80は、パワーピストン30に対するプランジャ41の軸方向移動(前進後退移動)の限度を規定するとともに、パワーピストン30のハウジング10に対する後退位置を規定するためのものであり、プランジャ41とパワーピストン30に対して前進後退可能に組付けられていて、パワーピストン30に形成された径方向のキー部材挿通孔30gに挿通されている。キー部材80の前後方向の肉厚寸法は、キー部材挿通孔30gの前後方向寸法よりも小さくされていて、キー部材80はパワーピストン30に対して所定量だけ前後方向に移動可能である。
このキー部材80は、パワーピストン30から径外方に突出した両端部の後端面にて後方シェル12に当接可能であり、ハウジング10に対するパワーピストン30の後方への移動限界位置は、図2に示すように、キー部材挿通孔30gの前方壁がキー部材80の前端面に当接しかつキー部材80の両端部の後端面が後方シェル12に当接した位置である。
また、キー部材80は、その中央部にて、プランジャ41の中央部に形成された環状溝の前後両端面41b,41cに当接可能であって、プランジャ41がパワーピストン30に組付けられた後に、パワーピストン30に組付けられている。パワーピストン30に対するプランジャ41の後方への移動限界位置は、環状溝の前端面41bがキー部材80の前端面に当接しかつキー部材80の後端面がキー部材挿通孔30gの後方壁に当接した位置である。また、パワーピストン30に対するプランジャ41の前方への移動限界位置は、環状溝の後端面41cがキー部材80の後端面に当接しかつキー部材80の前端面がキー部材挿通孔30gの前方壁に当接した位置である。
また、図2に示すように、ハウジング10に対するプランジャ41の後方への移動限界位置は、環状溝の前端面41bがキー部材80の前端面に当接しかつキー部材80の後端面が後方シェル12に当接した位置である。ここで、入力部材40の入力ロッド42に外部からの操作力が入力されていない「ブレーキ非操作状態」においては、プランジャ41すなわち入力部材40とパワーピストン30との双方がともにハウジング10に対して後方への移動限界位置に配置されることとなる。図2は、この状態を示したものである。以下では、パワーピストン30と入力部材40との相対位置関係がこのとき(両者がそれぞれハウジング10に対して後方への移動限界位置にあるとき)と同じ状態にあることを、「パワーピストン30に対して入力部材40が初期位置(基準位置)にある」あるいは「パワーピストン30と入力部材40との相対変位量が0(ゼロ)である」という。
なお、フィルタ91,92は、パワーピストン30のフィルタ収納孔30f内にて入力ロッド42の周囲に配設されていて、これらのフィルタ91,92にはパワーピストン30の摺動部を外周から保護するブーツ93に形成された通気孔93aを通して大気(空気)が流入可能である。
上記のように構成した本実施形態の負圧式倍力装置103においては、ブレーキペダル102の踏込み操作にかかるブレーキ操作時に、入力部材40のパワーピストン30に対する前方への移動(相対変位)に伴って、制御弁70により変圧室R2が負圧室R1との連通を遮断されて大気圧空間に連通し、変圧室R2に流入する空気によってパワーピストン30がハウジング10に対して前方に移動する。このとき、反力部材60からの反力は、パワーピストン30と入力部材40のプランジャ41とに伝達される。なお、上記したブレーキ操作後のブレーキ解除時(ブレーキペダル102の戻し操作時)には、入力部材40のパワーピストン30に対する後方への移動(相対変位)に伴って、制御弁70により変圧室R2が大気圧空間との連通を遮断されて負圧室R1に連通し、変圧室R2に負圧が導入されることによりスプリング31によってパワーピストン30がハウジング10に対して後方に移動する。これにより、各部材が図2に示した原位置に復帰し、次のブレーキ動作に備えることになる。
ところで、こうした負圧式倍力装置103においては、急ブレーキ時など、踏込み操作速度が高いとき(以下、単に「速踏み時」ということがある)には、踏込み操作速度が低いとき(以下、単に「遅踏み時」ということがある)と比較して、同じ踏力に対する倍力出力ひいてはブレーキ液圧が小さくなることが一般的に知られている。これは、速踏み時には、ブレーキペダル102の踏力の上昇速度が比較的高くなるものの、制御弁70を介して変圧室R2へ流入する大気の流量やその流量の増加速度に限りがあるため、これによる倍力出力の上昇速度限界の影響により生じる。
これをブレーキ液圧の時系列推移で説明すると、例えば図3に示したようになる。すなわち、制御弁70を介してのみ変圧室R2に大気圧を導入する態様においては、速踏み時のほうが遅踏み時と比較して、踏込み操作開始時から所定のブレーキ液圧へ到達するまでにかかる時間が長くなる。
図4は、踏込み操作開始から戻し操作完了までの一連のブレーキ操作が行われた際における踏力(入力)とブレーキ液圧との関係を示す。制御弁70を介してのみ変圧室R2に大気圧を導入する態様においては、この図において「動特性(従来)」として示すように、速踏み時は、「静特性」として示す遅踏み時と比較して、同じ踏力におけるブレーキ液圧が小さい。そして、速戻し時は、速踏み時とは逆に、同じ踏力におけるブレーキ液圧が大きい。これにより、踏力を増加させたときに速踏み時は遅踏み時と比較してブレーキ液圧の立ち上がりが遅く、踏力を減少させたときに速戻し時は遅戻し時と比較してブレーキ液圧の立ち下がり開始が遅くなる。
そこで本実施形態では、こうしたブレーキ液圧の立ち上がりや立ち下がり開始の遅れを解消して動特性を静特性に近づけるべく、踏込み・戻し操作速度に基づき第1及び第2開閉弁109A,109Bを制御するようにしている。すなわち、ECU110は、第1開閉弁109Aの開弁量を、速踏み時には大きく、遅踏み時には小さくする。また、ECU110は、第2開閉弁109Bの開弁量を、速踏み時には大きく、遅踏み時には小さくする。これにより、速踏み時の立ち上がりや速戻し時の立ち下がり開始の遅れを抑えて遅踏み時や遅戻し時の状態に近づけるようにしている。
ここで、本実施形態では、踏込み操作速度及び戻し操作速度をパワーピストン30と入力部材40との軸方向(前後方向)相対変位量に基づき推定・把握するようにしている。すなわち、変位センサ111を用いてパワーピストン30と入力部材40との軸方向相対変位量を検出するとともに、この検出値に基づき踏込み操作速度及び戻し操作速度をリニアに推定する。
パワーピストン30に対して入力部材40が初期位置にある「ブレーキ非操作状態」から踏込み操作を行うと、入力部材40とパワーピストン30との間に介装されたスプリングS2が圧縮されて入力部材40がパワーピストン30に対して前方に移動(相対変位)する。このときのパワーピストン30と入力部材40との相対変位量は、負圧式倍力装置103の出力レスポンスやパワーピストン30の慣性、環状シール部材12aとパワーピストン30との摺動抵抗等の移動抵抗などの影響により、踏込み操作や戻し操作の速度が高いほど、ブレーキ非操作時の値を0(ゼロ)基準とした絶対値が大きくなる傾向がある。すなわち、速踏み時における上記相対変位量の絶対値は遅踏み時のそれよりも大きくなり、また、速戻し時における上記相対変位量の絶対値は遅戻し時のそれよりも大きくなる。本件の発明者はこの点に着目した。すなわち、本実施形態では、パワーピストン30に対して入力部材40が初期位置にある状態を0(ゼロ)基準とする前後方向の相対変位量を、踏込み操作速度及び戻し操作速度をリニアに表すパラメータとして用いている。そして、上記相対変位量に基づき第1及び第2開閉弁109A,109Bの開弁量を制御することで上記の動特性を静特性に近づけるようにしている。
これによれば、例えば、ペダル踏力とマスタシリンダ圧との関係に基づき電磁開閉弁を制御する態様と比較して、電磁開閉弁(本実施形態では第1及び第2開閉弁109A,109B)の制御を行ううえで、ブレーキフルード温度の影響を受け難くなる。また、上記相対変位量は、上述したように操作速度が高いほど、ブレーキ非操作時の値を0(ゼロ)基準とした絶対値が大きくなる傾向がある。そのため、上記相対変位量を継続的に把握しなくても、言い換えれば、一時点の相対変位量を把握するだけで、その時点の操作速度を推定することができる。
また、本実施形態では、上記相対変位量が正の値であるか負の値であるかに基づき、踏込み操作中か戻し操作中かを判断するようにしている。すなわち、例えば、パワーピストン30に対して入力部材40が上記相対変位量0(ゼロ)の状態より前方側にあるときを「正」、後方側にあるときを「負」として、この正負の判別により踏込み操作中か戻し操作中かを判断している。
そして、本実施形態では、こうして得た相対変位量情報すなわち操作速度情報に基づき、第1及び第2開閉弁109A,109Bの開弁量をリニアに制御している。すなわち、ECU110には、例えば図5に示されるような上記相対変位量と上記開弁量との関係情報が保存されており、ECU110は、この関係情報に基づき、第1及び第2開閉弁109A,109Bの開弁量を調節する。
図5に示すように、ECU110は、踏込み操作にかかる上記相対変位量の絶対値が大きいほど(図5において右方の値であるほど)踏込み操作速度が高いと判断して第1開閉弁109Aの開弁量を大きくする。また、ECU110は、戻し操作にかかる上記相対変位量の絶対値が大きいほど(図5において左方の値であるほど)戻し操作速度が高いと判断して第2開閉弁109Bの開弁量を大きくする。
これによれば、踏込み操作速度が高いほど変圧室R2への大気圧の単位時間当たり導入量が大きくなるため、例えば、踏込み操作時において、上記動特性を上記静特性に好適に近づけることができるようになる。また、戻し操作についても、その操作速度が高いほど変圧室R2への負圧の単位時間当たり導入量が大きくなるため、上記同様、戻し操作時において上記動特性を上記静特性に好適に近づけることができるようになる。
また、ECU110は、パワーピストン30に対する入力部材40の前方側への相対変位量の絶対値が閾値A(第1閾値)の絶対値より大きいとき(図5において閾値Aより右方の値であるとき)にのみ第1開閉弁109Aを開状態とする(閾値Aの絶対値以下のときは閉状態とする)。これにより、遅踏み時に第1開閉弁109Aが開状態とならないようにできるため、踏込み操作にかかる上記静特性を良好に維持できる。
上記閾値Aの絶対値は、制御弁70の大気制御弁部70bにおいて変圧室R2と大気圧空間との連通・遮断が切り替わるときのパワーピストン30に対する入力部材40の前方側への相対変位量の絶対値より大きく(図5において右方の値となるように)設定されている。これにより、ブレーキ非操作状態から踏込み操作が行われた際に、制御弁70(大気制御弁部70b)を介した変圧室R2への大気圧導入が既に行われている状態で第1開閉弁109Aを介した変圧室R2への大気圧導入が開始されるため、第1開閉弁109Aの開閉ハンチングが生じ難くなる。
また、ECU110は、パワーピストン30に対する入力部材40の後方側への相対変位量の絶対値が閾値B(第2閾値)の絶対値より大きいとき(図5において閾値Bより左方の値であるとき)にのみ第2開閉弁109Bを開状態とする(閾値Bの絶対値以下のときは閉状態とする)。これにより、遅戻し時に第2開閉弁109Bが開状態とならないようにできるため、戻し操作にかかる上記静特性を良好に維持できる。
上記閾値Bの絶対値は、制御弁70の負圧制御弁部70aにおいて変圧室R2と負圧室R1との連通・遮断が切り替わるときのパワーピストン30に対する入力部材40の後方側への相対変位量の絶対値より大きく(図5において左方の値となるように)設定されている。これにより、戻し操作時において、制御弁70(負圧制御弁部70a)を介した変圧室R2への負圧導入が既に行われている状態で第2開閉弁109Bを介した変圧室R2への負圧導入が開始されるため、第2開閉弁109Bの開閉ハンチングが生じ難くなる。
なお、第1開閉弁109Aの最大開弁量は大気制御弁部70bにかかる制御弁70のそれより大きく、第2開閉弁109Bの最大開弁量は負圧制御弁部70aにかかる制御弁70のそれより大きい。
本実施形態では、上述したような第1及び第2開閉弁109A,109Bの制御により、図4に示すように、速踏み時及び速戻し時における踏力とブレーキ液圧との関係特性すなわち動特性を、遅踏み時及び遅戻し時のそれすなわち静特性に近づけるようにしている。
また、図3に示すブレーキ液圧の時系列推移に関しては、上記の制御により、速踏み時の特性を図示の遅踏み時のそれとほぼ同じ状態となるようにしている。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した、例えば以下のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態では、電磁開閉弁の制御に用いる相対変位量にかかる出力側部材及び入力側部材として、パワーピストン30と入力部材40とを用いたが、これに限らず、例えば、出力側部材としてパワーピストン30、マスタピストン104b、及び出力部材50のうちから選択される一以上の部材を用い、入力側部材として入力部材40及びブレーキペダル102から選択される一以上の部材を用いてもよい。また、こうした出力側部材と入力側部材との相対変位量を求めるためのセンサ類としては、上記した変位センサ111に限らず、例えば、ブレーキペダル102の操作ストロークを検出可能なペダルストロークセンサやマスタピストン104bの移動ストロークを検出可能なマスタピストンストロークセンサ等を用いてもよい。
10 ハウジング
20 可動隔壁
30 パワーピストン(出力側部材)
30i 負圧弁座
40 入力部材(入力側部材)
41a 大気弁部
50 出力部材(出力側部材)
70 制御弁
70a 負圧制御弁部
70b 大気制御弁部
101 ブレーキ制御システム
102 ブレーキペダル(入力側部材(操作力付与部材))
103 負圧式倍力装置
104b マスタピストン(出力側部材)
109A 第1開閉弁(電磁開閉弁)
109B 第2開閉弁(電磁開閉弁)
110 ECU(電子制御デバイス)
R0 圧力室
R1 負圧室
R2 変圧室

Claims (7)

  1. 内部に圧力室を形成するハウジングと、このハウジング内に前進後退可能に組付けられて前記圧力室を前方の負圧室と後方の変圧室とに区画する可動隔壁と、前記ハウジングに前進後退可能に組付けられて前記ハウジング内に収容されている前端部にて前記可動隔壁に結合されたパワーピストンと、このパワーピストン内にて該パワーピストンに対し前進後退可能に設置されかつ外部からの操作力を受ける入力部材と、前記パワーピストンの前端部に組付けられて前記パワーピストンの推進力をマスタピストンに向けて出力する出力部材と、前記入力部材に設けた環状の大気弁部との接離により前記変圧室と大気圧空間との連通・遮断を制御する大気制御弁部と前記パワーピストンに設けた負圧弁座との接離により前記変圧室と前記負圧室との連通・遮断を制御する負圧制御弁部とを有して前記パワーピストン内に組付けられる制御弁と、を備えてなる負圧式倍力装置と、
    前記制御弁とは別に設けられ前記変圧室に大気圧及び負圧を選択的に導入可能な電磁開閉弁と、
    この電磁開閉弁の開閉状態を制御する電子制御デバイスと、
    を備えるブレーキ制御システムであって、
    前記電子制御デバイスは、前記パワーピストン、前記マスタピストン、及び前記パワーピストンの推進力を前記マスタピストンに伝達する部材から選択される一以上の出力側部材と、前記入力部材及び該入力部材と連結され該入力部材に操作力を付与する操作力付与部材から選択される一以上の入力側部材との相対変位量に基づいて前記電磁開閉弁の開弁量を制御する
    ことを特徴とするブレーキ制御システム。
  2. 前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の前方側への相対変位量が大きいほど前記変圧室への大気圧の単位時間当たり導入量が大きくなるよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する請求項1に記載のブレーキ制御システム。
  3. 前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の後方側への相対変位量が大きいほど前記変圧室への負圧の単位時間当たり導入量が大きくなるよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する請求項1又は2に記載のブレーキ制御システム。
  4. 前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の前方側への相対変位量が所定の第1閾値より大きいときにのみ前記変圧室に大気圧を導入するよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載のブレーキ制御システム。
  5. 前記第1閾値は、前記大気制御弁部において前記変圧室と前記大気圧空間との連通・遮断が切り替わるときの前記出力側部材に対する前記入力側部材の前方側への相対変位量より大きく設定される請求項4に記載のブレーキ制御システム。
  6. 前記電子制御デバイスは、ブレーキ非操作時における前記出力側部材と前記入力側部材との位置関係を基準として、前記出力側部材に対する前記入力側部材の後方側への相対変位量が所定の第2閾値より大きいときにのみ前記変圧室に負圧を導入するよう前記電磁制御弁の開弁量を制御する請求項1〜5のいずれか一項に記載のブレーキ制御システム。
  7. 前記第2閾値は、前記負圧制御弁部において前記変圧室と前記負圧室との連通・遮断が切り替わるときの前記出力側部材に対する前記入力側部材の後方側への相対変位量より大きく設定される請求項6に記載のブレーキ制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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