JP2016185411A - 経皮投薬装置及びその装置に使用するニードル形成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚の所望とする箇所に薬液を効果的に注入でき、薬液の使用量を低減できる経皮投薬装置を提供する。【解決手段】薬液が充填される注射器6と、注射器6の先端部に取り付けられるニードル形成体1と、を有する経皮投薬装置である。ニードル形成体1は、その先端表面より突出する複数本のニードル11を有し、ニードル11の先端がニードルの長手方向に対して斜めに切断され、それぞれのニードル11の先端に形成された吐出口13がニードル形成体1の中心方向とは実質的に反対方向を向き、かつ隣接するニードル11、11間のピッチが1〜10mmである。【選択図】図1

Description

本発明は、薬液を経皮投与するための経皮投薬装置と、この経皮投薬装置に使用するニードル形成体に関する。
従来、経口投与できない薬液、薬剤(以下、これらを薬液という。)の投与には注射が用いられていたが、注射を用いる方法は身体への侵襲の程度が大きく、痛みを伴う。また、薬液を含むパッチ剤などによる経皮投与の方法も用いられてきたが、この方法は薬効が発現するまでに時間がかかること、および使用可能な薬液の種類が限られるという問題がある。
これらの問題点を解決するために、小さい直径のニードルを用いて、注射時のニードルの穿刺による痛みを軽減した経皮投薬装置が提案されている。しかし、ニードルの径を小さくすると、薬液の注射時の流通抵抗が上昇するという欠点がある。
そこで、特表2005−527249号公報(特許文献1)、特開2005−87521号公報(特許文献2)、特開2003−135598号公報(特許文献3)において、小さい直径のニードルを用い、かつ複数本のニードルを用いた経皮投薬装置が提案されている。
しかし、これらの経皮投薬装置においては、患部に多数の異なる点で同時に注射を行うことができるとされているが、ニードルの先端の開口部分はランダムに向いているために、各ニードルから患部へ注射された薬液は所望とする箇所に注入されていないという欠点がある。
特表2005−527249号公報 特表2010−508058号公報 特開2003−135598号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、注射時の痛みを伴うことがなくかつ薬液の流入抵抗を軽減しながら、皮膚内の所望とする箇所に薬液を注入することができる経皮投薬装置およびその装置に使用するニードル形成体を提供することをその目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は以下を特徴とする。
本発明の経皮投薬装置は、薬液が充填される注射器と、該注射器の先端部に取り付けられるニードル形成体と、を有し、該ニードル形成体は、その先端表面より突出する複数本のニードルを有し、該ニードルの先端がニードルの長手方向に対して斜めに切断され、それぞれのニードルの先端に形成された吐出口が該ニードル形成体の中心方向とは実質的に反対方向を向き、かつ隣接する該ニードル間のピッチが1〜10mmである。
本発明の経皮投薬装置において、前記ニードル形成体の先端表面より突出するニードルの本数が2〜10本である。
本発明の経皮投薬装置において、前記ニードル形成体の先端表面より突出するニードルの本数が3本である。
本発明の経皮投薬装置において、前記ニードル形成体の先端表面より突出するニードルの突出寸法が0.1〜10mmである。
本発明の経皮投薬装置において、前記隣接するニードル間のピッチが1〜3mmである。
本発明の経皮投薬装置において、前記ニードル形成体は、前記ニードルが先端表面より突出するニードル形成体本体と、該ニードル形成体本体の先端部を覆う被覆部とを有し、該ニードルはニードル形成体本体の先端部に形成された通孔に挿入されると共に、固着部材によって該ニードルはニードル形成体本体に固着され、該被覆部に該ニードル形成体本体が嵌合されると共に、該被覆部の内面とニードル形成体本体の先端面との間に空間部が形成され、被覆部の先端部に形成されたニードル挿入孔を通して該ニードルが被覆部の先端表面より突出する。
注射器の先端部に取り付けられる本発明のニードル形成体において、該ニードル形成体は、その先端表面より突出する複数本のニードルを有し、該ニードルの先端がニードルの長手方向に対して斜めに切断され、それぞれのニードルの先端に形成された吐出口が該ニードル形成体の中心方向とは実質的に反対方向を向き、かつ隣接する該ニードル間のピッチが1〜10mmである。
本発明の経皮投薬装置は、薬液が充填される注射器と、該注射器の先端部に取り付けられるニードル形成体と、を有し、該ニードル形成体は、その先端表面より突出する複数本のニードルを有し、該ニードルの先端がニードルの長手方向に対して斜めに切断され、それぞれのニードルの先端に形成された吐出口が実質的に該ニードル形成体の中心方向を向き、かつ隣接する該ニードル間のピッチが1〜10mmである。
注射器の先端部に取り付けられる本発明のニードル形成体において、該ニードル形成体は、その先端表面より突出する複数本のニードルを有し、該ニードルの先端がニードルの長手方向に対して斜めに切断され、それぞれのニードルの先端に形成された吐出口が該ニードル形成体の実質的に中心方向を向き、隣接する該ニードル間のピッチが1〜10mmである。
本発明の経皮投薬装置で使用するニードル形成体は、複数本のニードルを有し、ニードルの先端がニードルの長手方向に対して斜めに切断され、それぞれのニードルの先端に形成された吐出口がニードル形成体の中心方向とは実質的に反対方向を向いているので、図16の矢印で示すように薬液Mは各ニードルの吐出口から皮膚内へ注入される。また、複数のニードル間のピッチが1〜10mmであるので、全体としては各ニードルの刺し位置の周囲にほぼ均等にかつ所望とする深さに薬液が供給される。その結果、例えば、皮膚の表皮層、真皮層、あるいは皮下層へ薬液を効果的に注入でき、薬液の使用量を低減することができる。
ニードル形成体を、ニードルが先端表面より突出するニードル形成体本体と、該本体の先端部を覆う被覆部とから構成し、被覆部の内面とニードル形成体本体の先端面との間に
空間部を形成することにより、ニードルをニードル形成体本体に固着するための固着部材は、この空間部内に配置されるので、固着部材の塗布量(固化物の大きさ)のばらつきが、ニードルの被覆部表面からの突出寸法に影響を与えることはない。
また、それぞれのニードルの先端に形成された吐出口がニードル形成体の中心方向を向くように構成した場合でも、図16の矢印で示すように薬液Mは各ニードルの吐出口から皮膚内へ注入される。また、複数のニードル間のピッチが1〜10mmであるので、全体としては各ニードルの刺し位置の周囲にほぼ均等にかつ所望とする深さに薬液が供給される。その結果、例えば、皮膚の表皮層、真皮層、あるいは皮下層へ薬液を効果的に注入でき、薬液の使用量を低減することができる。
注射器の先端にニードル形成体を取り付けた状態の断面図である。 ニードルホルダー内にニードル形成体を配置している状態の要部断面図である。 ニードル形成体を構成するニードル形成体本体と被覆部の分解断面図である。 ニードル形成体の要部の拡大断面図である。 ニードル形成体とニードルホルダーの斜視図である。 図5に示すニードル形成体をニードルホルダー内に収容した状態の正面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6の正面図である。 図6の開放側からの側面図である。 図6の閉塞側からの側面図である。 ニードルホルダーの断面図である。 ニードル形成体の先端部分の斜視図である。 ニードル形成体におけるニードルの配置と吐出口の向きを示す説明図である。 ニードルの先端に形成される吐出口部分の斜視図である。 別の実施形態のニードル形成体におけるニードルの配置と吐出口の向きを示す説明図である。 ニードル先端からの薬液の流れを説明する図である。 ニードル先端から皮膚内へ注入された薬液の分布を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図11に示すように、本発明の経皮投薬装置5は、薬液が充填される注射器6と、該注射器6の先端部に取り付けられるニードル形成体1と、を有する。
該注射器6は、注射器本体7と、該注射器本体7内に挿入されるプランジャ8と、注射器本体7の先端部に形成されたルアーロック部20とを有する。ルアーロック部20は、外筒21と内筒22とを有し、該外筒21の内面にねじ23が形成されている。
ニードル形成体1は、ニードル11が先端表面より突出するニードル形成体本体10と、該ニードル形成体本体10の先端部を覆う被覆部24とを有する。ニードル形成体本体10は、一端が開口する円筒状に形成され、ニードル形成体本体10の基端部に、上記ルアーロック部20と係合し得るフランジ12が形成されている。ニードル形成体本体10の先端部にはニードル11を通すための通孔16が形成されている。図12に示すように、本実施形態では、通孔16は3つ形成されているが、2つあるいは4つ以上が形成されても良い。好ましい通孔16の数は2〜10、さらに好ましくは3〜6である。
この通孔16内にニードル11が挿入されて接着剤などの固着部材18によってニードル11はニードル形成体本体10の先端部に固着されている。なお、ニードル11の固着方法は接着に限らず、例えば、融着(熱融着、超音波融着、高周波融着)等の方法を用いてもよい。
図4に示すように、ニードル形成体本体10の先端部の表面に、通孔16の周囲においてすり鉢状の凹部15が形成され、流動性を有する接着剤18をこの凹部15を通して通孔16内に塗布できるようになっている。
また、ニードル形成体本体10の外側面に、係合部として半円形状の突部17が突設されている。
被覆部24は、頭部25と該頭部25からニードル形成体本体10側へ延出された複数の弾性片26とを有する。頭部25にはニードル11の取り付け位置に対応する位置において、該ニードル11が通過し得るニードル挿入孔32が形成されている。該弾性片26は、この実施形態では3つの弾性片が頭部25から一体に形成されているが、2つ、あるいは4つ以上形成されてもよい。
弾性片26には、前記ニードル形成体本体10の外面に形成された係合部17に対応する位置において被係合部としての係合孔27が形成されている。
頭部25の内面には段部28が形成されている。この被覆部24の内部にニードル形成体本体10を挿入嵌合した際には、ニードル形成体本体10の先端面が該段部28に当接することにより、該被覆部24の頭部25の内面とニードル形成体本体10の先端面との間に空間部30が形成される(図1)。その際、被覆部24の弾性片26に形成された被係合部27に、ニードル形成体本体10の係合部17がスナップ式に係合する。
このようにして、ニードル形成体本体10を被覆部24に嵌合させると、被覆部24の先端部に形成されたニードル挿入孔32を通して該ニードル11が被覆部24の先端表面より突出する。
図3に示すように、ニードル挿入孔32の内径はニードル11の外径よりやや大きく形成されている。またニードル挿入孔32は、そのニードル形成体本体10側ほど内径が大きくなるように円錐形に形成されている。このようにニードル挿入孔32の開放側にテーパーのついた円錐形部32aを設けることにより、ニードル形成体本体10の先端部から
突出するニードル11を挿入孔32に容易にしかも針先に樹脂が付くこと無く挿入することができる。
ニードル11の構成材料としては、限定するものではないが、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金等の金属材料、プラスチック材料等が挙げられる。ニードル形成体1の表面から突出するニードル11の突出寸法は、10mm以下であるのが好ましく、5mm以下とすることができ、特に3mm以下とすることができる。さらに、0.5〜2.0mm程度であるのがより好ましく、0.5〜1.5mm程度であるのがさらに好ましい。ニードル11の最大外径は、0.1〜0.6mm程度
であるのがより好ましく、0.1〜0.4mm程度であるのがさらに好ましい。ニードル11の先端は、管状部材を斜めにカットしたような形状をなしている(図12)。ニードル11の先端の切断された切断面の角度θ3は、ニードル11の長手方向に対して10度〜50度が好ましい(図14)。典型的には、ニードルの先端に形成された斜めの切断面は、ニードルの長手方向に対して斜めに切断され、さらにこの第1の切断面の中間点からさらに斜めに切断されて第1の切断面に連続する第2の切断面が形成されているものである。
この実施形態では、ニードル形成体1の表面部に取り付けられる複数のニードル11は3本であるが、2本あるいは4本以上であってもよい。好ましくは2〜10本、さらに好ましくは3〜6本である。複数のニードル11は、ニードル形成体1の表面の中心点から等間隔をおき、かつ複数本のニードル11の相互の中心点周りの角度(内周角)は同じ角度に設定されている。例えば、ニードル形成体1の表面部の外径を10〜20mmとし、3本のニードル11を設ける場合には、3本のニードル11は中心点から1〜2.5mm(
好ましくは1〜1.5mm)の距離をおいて表面部14に配置され、かつ3本のニードル11の相互の中心点周りの角度(内周角)は120°に設定されている。隣接するニードル11間のピッチ(距離)は、1〜5mmまたは5〜10mmが好ましく、さらに好ましくは1〜5mm、最も好ましくは1〜3mmである。特に、各ニードル11は、中心点周りの円周上でかつ等間隔に配置されていることが好ましく、その場合には各ニードルは、PCD(PitchCircleDiameter)φ2〜φ5mmの円周上にそれぞれ配置されることが好ましく、さらに好ましくはPCDφ2〜φ3mmの円周上にそれぞれ配置される。なお、各ニードル11は、中心点周りの円周上で間隔が異なって配置されても良い。さらに、複数のニードル11は、ニードル形成体1の表面の中心点から間隔を変えて配置しても良い。
図12に示すように、ニードル11の先端に形成された吐出口13の向きは、この実施形態では、複数本のニードル11において、ニードル形成体の中心方向とは実質的に反対方向を向いている(実質的に外向きともいう)。本発明において、吐出口13がニードル形成体1の中心方向とは実質的に反対方向を向くとは、その吐出口13がニードル形成体1の中心方向の反対方向を向き、かつ軸方向からみたとき、ニードル11の中心軸とニードル形成体1の中心(P)とを結ぶ線分L1に対する該吐出口13の上端縁と下端縁とを結ぶ線分L2の振れ角θ1が15度以内であることをいう(図13−図14)。
ニードル11が2本である場合には、それぞれのニードル11の吐出口13がニードル形成体1の中心方向と反対方向を向き、また3本以上の場合であっても、それぞれのニードル11の吐出口13がニードル形成体1の中心方向に対して反対方向を向いている。
このように、複数本のニードル11の吐出口13を実質的に外向きに揃えることにより、各ニードル11から皮膚の組織内へ送り出される薬液を所望とする箇所へ送ることができる。
すなわち、図16に示すように、ニードル11の吐出口13から吐出された薬液は、吐出口13の開口面と直交する方向へ流れようとするが、隣接した複数本のニードル11において吐出口13がそれぞれ外方向を向いているので、全体としては皮膚側から見てほぼ円形状となり、かつ皮膚表面側から所定の深さで薬液Mが皮膚S内へ注入される(図17A)。つまり、ニードル11の吐出口13から薬液を皮内組織へ吐出する際に、ニードル11およびニードル形成体1が移動することがなく、皮内組織(表皮、真皮など)の所望とする箇所に分散した状態で薬液を注入することができる。ニードル形成体1内の薬液の押し出し圧力に比べて、各ニードル11から組織内へ吐出される薬液の圧力は小さくなるので(3本のニードルの場合は、各ニードルからの薬液の吐出圧力は約1/3)、組織内
で薬液は深部へ入ることがなく、拡散するものと思われる。
これに対して、1本のニードルを使用して薬液を皮膚S内へ注入した場合には、図17Bに示すように、薬液Mが皮膚Sの内部にまで注入され、また薬液Mの分散性が悪いものである。ニードル形成体1内の薬液の押し出し圧力がそのままの圧力で1本のニードル11から薬液が組織内へ吐出されるので、組織内で薬液は深部へ入り、かつ拡散することがないものと思われる。
なお、ニードル形成体1は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂を材料として、射出成形等により製造することもできる。
ニードルホルダー40は、図5〜図11に示すように、一端が開放する略円筒状に形成されたホルダー本体41と、該ホルダー本体41の開放端部側に形成されたフランジ42と、を有する。ホルダー本体41の内面には、軸方向に走る凹溝(スプライン)39が形成されている(図11)。この凹溝39に嵌合するように、上記ニードル形成体1の外面に突部34が形成されている。このニードル形成体1をホルダー本体41内へ挿入した際には、この突部34がホルダー本体1の内面に形成した凹溝39と嵌合して、ニードル形成体1をホルダー本体41に対して回転することができない。
ホルダー本体41のフランジ42に、ホルダー本体41の開放端部を閉塞し得るシール部材44が接着され、開放端をシールすることでニードルホルダー40内に配置されたニードル形成体1を無菌的に隔離している。シール部材44を指などでフランジ42から剥ぎ取ることにより、開放端を開放できる。
次に、本発明の経皮投薬装置5の使用方法を説明する。
ニードル形成体1はニードルホルダー40内に無菌的に保管されているので、ニードルホルダー40のシール部材44をフランジ42から剥離する(図2)。
次に、注射器6の先端に形成されたルアーロック部20を、ニードルホルダー40内に収容されているニードル形成体1のフランジ12に係合させ、この状態で注射器6を回転させる。ニードル形成体1はニードルホルダー40に対して回転不能であるので、注射器6のルアーロック部20とニードル形成体1のフランジ12が係合する。係合状態で注射器6をニードルホルダー40から引き抜くと、注射器6の先端部にニードル形成体1が取り付けられた状態となる(図1)。
その後、通常の方法に従って、注射器6のプランジャ8を押圧操作することにより、注射器6内の薬液はニードル形成体1の空間部36内へ入り、さらにニードル形成体1の各ニードル11を通してニードル11の吐出口13から押し出される。
本発明では、ニードル形成体1の表面からニードル11が複数本突出し、そのニードル11の先端に形成された吐出口13がそれぞれ外側を向き、かつ隣接するニードル11の間隔(ピッチ)が1〜10mm(1〜5mmまたは5〜10mm)であるので、皮膚の所望とする箇所に薬液を注入することができる。
経皮投薬装置5で使用される薬液は、典型的には、薬剤を含有する溶液、ゲルまたは懸濁液である。使用可能な薬剤は、経皮的な投与に適さない薬剤以外であれば実質的に制限されない。
本発明で使用する主な薬剤としては、たとえば、ヒアルロン酸、コラーゲン、ボトックス等、抗菌薬、抗ウイルス薬、ワクチン、抗腫瘍薬、免疫抑制薬、ステロイド薬、抗炎症薬、抗リウマチ薬、関節炎治療薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、糖尿病治療薬、ホルモン剤、骨・カルシウム代謝薬、ビタミン、血液製剤、造血薬、抗血栓薬、抗高脂血症薬、抗不整脈薬、血管拡張薬、プロスタグランジン、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、βブロッカー、降圧薬、利尿薬、キサンチン誘導体、βアゴニスト、抗喘息薬、鎮咳薬、去痰薬、抗コリン薬、止寫薬、健胃消化薬、抗潰瘍薬、下剤、睡眠薬、鎮静薬、解熱剤、かぜ薬、抗てんかん薬、抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、中枢神経刺劇薬、副交感神経作用薬、交感神経作用薬、制吐剤、中枢興奮薬、抗パーキンソン病薬、筋弛緩薬、鎮痙薬、麻酔薬、鎮痒薬、抗片頭痛薬、診断薬、オリゴヌクレオチド、遺伝子薬などが挙げられる。
ただし、薬剤は、好ましくは、経口投与で効果を表さないかあるいは減弱してしまうタンパク、ぺプチド、多糖類、オリゴヌクレオチド、DNA等であり、具体的には、インスリン、成長ホルモン、インターフェロン、カルシトニン等の高分子量医薬品である。
なお、上記実施形態では、それぞれのニードル11の先端に形成された吐出口13が該ニードル形成体1の中心方向とは実質的に反対方向を向くように形成したが、図15に示すように、それぞれのニードル11の先端に形成された吐出口13が該ニードル形成体1の実質的に中心方向を向くように形成してもよい。この場合には、吐出口13が実質的に内向きとは、その吐出口13がニードル形成体1の中心方向を向き、かつ軸方向からみたとき、ニードル11の中心軸とニードル形成体1の中心(P)とを結ぶ線分L1に対する該吐出口13の上端縁と下端縁とを結ぶ線分L2の振れ角θ2が15度以内であることをいう。
また、ニードル形成体1の断面形状は円形ではなく、方形、長円形、楕円形等であってもよい。さらに、ニードルホルダー40の壁の内面に凹溝(スプライン)を設けてニードル形成体1の外面に形成した凸部と係合させるようにしたが、ニードルホルダー40の内側に断面三角形状、六角形状、方形、長円形、楕円形等の凹部を形成すると共に、被覆部24の頭部25を該凹部に嵌合する形状とし、凹部を被覆部24の頭部25に回転不能に嵌合させるようにしてもよい。またニードルホルダー40の凹部43にテーパーを設けてニードル形成体1の先端部が凹部43内に容易に挿入できるように構成してもよい。
ニードル11はニードル形成体1の先端表面の位置において、中心から等距離離れ、かつ互いに120度の位置で離れる箇所に3つ形成したが、ニードル11の配置および本数を限定するものではない。
本発明の経皮投薬装置を用いることにより、薬剤や化粧品等を皮膚内の所望の位置に経皮投与することができ、また痛みを伴うこともない。さらに、本発明の経皮投薬装置は、薬液が有効に所定の組織層に注入分散してゆくため、薬液の使用量が少なくて済み、また低侵襲性でもある。
1 ニードル形成体
5 経皮投薬装置
6 注射器
10 ニードル形成体本体
11 ニードル
13 吐出口
18 固着部材
24 被覆部
30 空間部
40 ニードルホルダー

Claims (7)

  1. 薬液が充填される注射器と、該注射器の先端部に取り付けられるニードル形成体と、を有する経皮投薬装置であって、
    該ニードル形成体は、数本のニードルを有し、
    複数本のニードルは、該ニードル形成体の先端表面より突出し、かつ該ニードル形成体の先端表面上の円周に沿って等間隔で配置された奇数本のニードルであり、
    該複数本のニードルの各々の先端がそれぞれのニードルの長手方向に対して斜めに切断されることによりそれぞれのニードルの先端に吐出口が形成され
    該吐出口が該円周の半径方向外向きに向いている、経皮投薬装置。
  2. 前記ニードル形成体の先端表面より突出する前記複数本のニードルの本数が3本以上の奇数本である、請求項1に記載の経皮投薬装置。
  3. 前記ニードル形成体の先端表面より突出する前記複数本のニードルの本数が3本である、請求項2に記載の経皮投薬装置。
  4. 前記ニードル形成体の先端表面より突出する前記複数本のニードルの各々の突出寸法が0.1〜10mmである、請求項1に記載の経皮投薬装置。
  5. 前記複数本のニードルのうちの隣接するニードル間の間隔が1〜3mmである、請求項1に記載の経皮投薬装置。
  6. 前記ニードル形成体は、
    前記複数本のニードルを支持するニードル形成体本体と、
    該ニードル形成体本体の先端部を覆う被覆部と
    を有し、
    複数本のニードルの各々、該ニードル形成体本体の先端部に形成された奇数個の通孔のうちの対応する通孔に挿入されると共に、該複数本のニードルは固着部材によって該ニードル形成体本体に固着され、
    被覆部の内面とニードル形成体本体の先端面との間に空間部が形成されるように該被覆部が該ニードル形成体本体の先端部に取り付けられ
    被覆部の先端部に形成されたニードル挿入孔を通して該ニードルが被覆部の先端表面より突出する、請求項1に記載の経皮投薬装置。
  7. 注射器の先端部に取り付けられるニードル形成体であって、
    該ニードル形成体は、数本のニードルを有し、
    該複数本のニードルは、該ニードル形成体の先端表面より突出し、かつ該ニードル形成体の先端表面上の円周に沿って等間隔で配置された奇数本のニードルであり、
    該複数本のニードルの各々の先端がそれぞれのニードルの長手方向に対して斜めに切断されることによりそれぞれのニードルの先端に吐出口が形成され
    該吐出口が該円周の半径方向外向きに向いている、ニードル形成体。
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