JP2016184796A - 無線lan通信装置、無線チャネル決定方法及びプログラム - Google Patents

無線lan通信装置、無線チャネル決定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】屋外において移動しながら5GHzの周波数帯を使用する通信装置において、通信を中断する回数を削減することができる無線LAN通信装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる無線LAN通信装置10は、エリア間を移動する。無線LAN通信装置10は、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネルを含む履歴情報を管理する管理部11と、無線LAN通信開始時に、移動経路を推定し、移動経路において、無線チャネルの切り替えに伴うDFS機能の起動回数を減少させるように、管理部11において管理されている履歴情報を用いて、使用する無線チャネルを決定する決定部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は無線LAN(Local Area Network)通信装置、無線チャネル決定方法及びプログラムに関し、特に移動を伴う無線LAN通信装置、無線チャネル決定方法及びプログラムに関する。
無線LAN通信は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)、携帯電話及びゲーム機だけではなく、テレビジョン装置もしくは電子レンジといった家電製品などにも使われる。現在では、無線LAN通信は、幅広く普及した無線通信手段となっている。
無線LAN通信には、様々な規格がある。無線LAN通信の規格の1つとしてIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc)802.11aがある。IEEE802.11aは、5GHzの周波数帯を使用する。5GHzの周波数帯は、2.4GHzに比べ、電子レンジなどの家電製品から発する電磁波の影響を受けにくく、高速で安定した通信を確保できるメリットを有する。
また、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator:MVNO)が普及したことにより、多くのモバイルルータが普及し、屋外においてIEEE802.11aを利用して無線LAN通信を行う機会が増えている。
しかし、電波法において、屋外において利用できる5GHzの周波数は、W56(5470MHz−5725MHz)と規定されている。また、このW56は、気象レーダの周波数と共有されるため、通信装置にDFS(Dynamic Frequency Selection)機能を搭載することが必須となる。
DFS機能は、気象レーダが使用する電波に干渉しないようにするため、W56の利用開始時に、気象レーダが使用する無線チャネルの検出を試みる。気象レーダが使用する無線チャネルを検出する処理を実行することによって、最低1分間の待機時間が必要となる。DFS機能を搭載した通信装置は、この待機時間内に気象レーダが使用する無線チャネルを検出した場合、速やかに無線チャネルを変更する。さらに、通信装置は、無線チャネルを変更した後、改めて1分以上の待機を行い、気象レーダが使用する電波に干渉しない無線チャネルを探す必要がある。
また、5GHzの周波数帯を使用中に気象レーダが使用する無線チャネルを検出した場合も同様に、DFS機能を再び動作させ、無線チャネルを変更する必要がある。この時もまた1分以上の待機時間が必要となる。
特許文献1には、車載端末の移動速度と、車載端末の進行方向とから、干渉受けるシステムの有無を検出する車載端末の構成が開示されている。車載端末は、干渉を受けるシステムを検出した場合、検出したシステムに干渉を与える電波を送信しないように制御する。
国際公開2013/179397号公報
しかし、特許文献1における車載端末は、干渉を受けるシステムを検出するたびに、送信する電波の周波数、例えば5GHzの周波数帯の使用を停止する、もしくは、DFS機能を用いて、他のシステムに干渉を与えない周波数を検索しなければならない。そのため、他のシステムに干渉を与えない周波数を検索している間、無線通信を行えないという問題がある。
本発明の目的は、屋外において移動しながら5GHzの周波数帯を使用する通信装置において、通信を中断する回数を削減することができる無線LAN通信装置、無線チャネル決定方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる無線LAN通信装置は、エリア間を移動する無線LAN通信装置であって、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネルと、DFS起動回数とを含む履歴情報を管理する管理部と、無線LAN通信開始時に検出したエリア情報と、前記エリア情報から推定した移動経路と、前記管理部において管理されている履歴情報とに基づいて、使用する無線チャネルを決定する決定部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる無線チャネル決定方法は、エリア間を移動する無線LAN通信装置に用いられる無線チャネル決定方法であって、無線LAN通信開始時に検出したエリア情報と、前記エリア情報から推定した移動経路と、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネル及びDFS起動回数を含む履歴情報とに基づいて、前記移動経路において、使用する無線チャネルを決定する、無線チャネル決定方法するものである。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、エリア間を移動する無線LAN通信装置であるコンピュータに実行させるプログラムであって、無線LAN通信開始時に検出したエリア情報と、前記エリア情報から推定した移動経路と、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネル及びDFS起動回数を含む履歴情報とに基づいて、前記移動経路において、使用する無線チャネルを決定することをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、屋外において移動しながら5GHzの周波数帯を使用する通信装置において、通信を中断する回数を削減することができる無線LAN通信装置、無線チャネル決定方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる無線LAN通信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる無線LAN通信装置の移動経路を説明する図である。 実施の形態2にかかる履歴情報の生成処理の流れを説明する図である。 実施の形態2にかかる管理部において管理される周辺情報について説明する図である。 実施の形態2にかかる管理部において管理される周辺情報について説明する図である。 実施の形態2にかかる管理部において管理される周辺情報について説明する図である。 実施の形態2にかかる無線LAN通信装置の移動経路を説明する図である。 実施の形態2にかかる管理部において管理される周辺情報について説明する図である。 実施の形態2にかかる無線LAN通信装置における使用チャネル決定処理の流れを説明する図である。 実施の形態3にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態4にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態4にかかる無線LAN通信装置における使用チャネル決定処理の流れを説明する図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる無線LAN通信装置10の構成例について説明する。無線LAN通信装置10は、CPU(Central Processing Unit)がメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。また、無線LAN通信装置10は、エリア間を移動する装置であってもよい。例えば、無線通信装置10は、携帯電話、スマートフォン、モバイルルータもしくは通信機能を有するPC等であってもよい。エリアは、例えば、携帯電話通信網において用いられる基地局が形成する通信エリアであってもよい。もしくは、エリアは、地図上の任意の地域を含むように形成された、所定の面積を有するエリアであってもよい。
無線LAN通信装置10は、管理部11及び決定部12を有している。管理部11は、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネルを含む履歴情報を管理する。言い換えると、管理部11は、無線LAN通信装置10が、それぞれのエリアにおいて無線LAN通信を行うために過去に選択した無線チャネルを管理する。あるエリアにおいて、過去に複数の無線チャネルが使用された場合、複数の無線チャネルを管理してもよい。
決定部12は、無線LAN通信開始時に、移動経路を推定する。さらに、決定部12は、推定された移動経路において、無線チャネルの切り替えに伴うDFS機能の起動回数を減少させるように使用する無線チャネルを決定する。決定部12は、無線チャネルを決定する時、管理部11において管理されている履歴情報を用いる。
決定部12は、例えば、過去に通過した回数の多いエリアを組み合わせて、移動経路を推定してもよい。もしくは、例えば、無線LAN通信装置10が駅の構内にいることを特定した場合、線路の存在するエリアを組み合わせて移動経路を推定してもよい。
また、それぞれのエリアにおいて、無線LAN通信装置10が、W56に規定されている異なる無線チャネルを使用する場合、無線チャネルを切り替える度に、DFS機能が起動される。そのため、決定部12は、推定した移動経路上において、過去に最も多く使用された無線チャネルを、使用する無線チャネルとして決定してもよい。もしくは、決定部12は、移動経路の一部を通信エリアとする気象レーダにおいて用いられていない無線チャネルを、使用する無線チャネルとして決定してもよい。
以上説明したように、無線LAN通信装置10は、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネルを含む履歴情報を用いて、使用する無線チャネルを決定することができる。さらに、無線LAN通信装置10は、移動経路を推定し、推定した移動経路において、DFS機能の起動回数を減少させるように、使用する無線チャネルを決定することができる。これによって、無線LAN通信装置10を保持するユーザが屋外において移動する状況において、無線LAN通信装置10が5GHzの周波数帯を使用する場合、DFS機能の起動によって、通信が中断する回数を減少させることができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて、本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、無線LAN通信装置20、無線LAN通信網30、携帯電話通信網40及び気象レーダ50を有している。
次に、無線LAN通信装置20の構成例について説明する。無線LAN通信装置20は、管理部21、決定部22、無線通信制御部23及びモデム制御部24を有している。管理部21は、図1の管理部11に相当し、決定部22は、図1の決定部12に相当する。そのため、管理部21及び決定部22について、詳細な説明を省略する。
無線通信制御部23は、無線LAN通信網30内に存在する通信装置と無線LAN通信を行う。無線LAN通信網30は、例えば、アクセスポイントによって形成されるエリアであってもよい。例えば、無線LAN通信網30は、無線通信制御部23がアクセスポイントとして動作する場合に、無線通信制御部23が形成する通信エリアであってもよい。さらに、無線通信制御部23は、気象レーダ50において使用されている無線チャネルを検出する。
例えば、無線通信制御部23は、無線LAN通信網30内に存在する通信装置との無線LAN通信において使用している無線チャネルと、気象レーダ50が使用している無線チャネルが一致する場合、気象レーダ50において使用されている無線チャネルを検出する。もしくは、無線通信制御部23は、複数の無線チャネルを順番にサーチすることによって、気象レーダ50が使用している無線チャネルを検出してもよい。
無線通信制御部23は、無線LAN通信網30内に存在する通信装置との無線LAN通信において使用している無線チャネルに関する情報を決定部22へ出力する。さらに、無線通信制御部23は、気象レーダ50において使用されている無線チャネルを検出した場合、気象レーダ50において使用されている無線チャネルに関する情報を決定部22へ出力する。
モデム制御部24は、携帯電話通信網40と無線通信を行う。携帯電話通信網40は、例えば、基地局を有する。つまり、モデム制御部24は、携帯電話通信網40に配置される基地局と無線通信を行う。モデム制御部24と携帯電話通信網40との間における無線通信は、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において定められた通信規格が用いられてもよい。3GPPにおいて定められた通信規格は、例えば、LTE(Long Term Evolution)であってもよい。
モデム制御部24は、現在通信している基地局が形成するエリアに関する情報を決定部22へ出力する。例えば、モデム制御部24は、現在通信している基地局を識別する識別情報を決定部22へ出力してもよい。
管理部21は、無線通信制御部23及びモデム制御部24から決定部22へ出力される情報を関連付けて管理する。例えば、管理部21は、モデム制御部24から出力された携帯電話通信網40におけるエリア情報と、無線通信制御部23から出力された現在使用している無線チャネルに関する情報とを関連付けて管理してもよい。
決定部22は、管理部21において管理されている情報及び無線通信制御部23から出力された気象レーダ50において使用されている無線チャネルに関する情報を用いて、無線通信制御部23が無線LAN通信に使用する無線チャネルを決定する。さらに、無線LAN通信装置20は、気象レーダ50において使用されている無線チャネルが検出されると、DFS機能を起動する。また、決定された無線チャネルが、連続的に利用可能である場合、チャネルボンディングを行ってもよい。
続いて、図3を用いて、無線LAN通信装置20の移動経路について説明する。図3のCell 1〜Cell 9は、携帯電話通信網40に配置されている基地局が形成するエリアである。例えば、Cell 1〜Cell 9は、それぞれ異なる基地局によって形成されてもよい。
気象レーダ50は、Cell 1内に配置されている。気象レーダ50の通信エリアは、図3に示すように、Cell 1、Cell 2の一部、Cell 4の一部及びCell 5の一部を含むとする。さらに、気象レーダ50は、無線チャネル100を使用しているとする。
気象レーダ51は、Cell 9に配置されている。気象レーダ51の通信エリアは、図3に示すように、Cell 9、Cell 5の一部、Cell 6の一部及びCell 8の一部を含むとする。さらに、気象レーダ51は、無線チャネル104を使用しているとする。
無線LAN通信装置20は、図3に示すように、Cell 1から移動を開始し、Cell 4、Cell 5及びCell 8を介して、Cell 9まで移動する。
続いて、図4を用いて履歴情報の生成処理の流れについて説明する。はじめに、無線通信制御部23は、W56に規定されている複数の無線チャネルのうち、一つを選択して、アクセスポイント機能を起動する(S11)。管理部21において、履歴情報が保存されていない場合、無線通信制御部23は、DFS機能を起動し、使用する無線チャネルを決定してもよい。例えば、無線LAN通信装置20は、図3のCell 1において、アクセスポイント機能を起動したとする。この場合、気象レーダ50が無線チャネル100を使用しているため、無線通信制御部23は、DFS機能によって決定された無線チャネル104を使用するとする。
次に、無線通信制御部23は、気象レーダを検出したか否かを判定する(S12)。気象レーダの検出とは、気象レーダが使用する無線チャネルを検出したこと、もしくは気象レーダが使用する電波を検出したことを含む。例えば、無線LAN通信装置20が、Cell 1からCell4へ移動している最中であれば、無線通信制御部23は、無線チャネル100を使用している気象レーダ50を検出することはない。また、気象レーダ51の通信エリア外であるため、無線通信制御部23は、気象レーダ51を検出することもない。例えば、無線LAN通信装置20が、Cell 5内の気象レーダ50の通信エリアから気象レーダ51の通信エリアへ移動している最中であれば、無線チャネル104を使用している気象レーダ51を検出することがある。
ここで、ステップS12において、無線通信制御部23によって、気象レーダを検出したと判定された場合、決定部22は、DFSを起動する(S13)。ステップS12において、無線通信制御部23によって、気象レーダを検出していないと判定された場合、及び、ステップS13において、DFSが起動された場合、モデム制御部24は、位置情報を取得する(S14)。位置情報は、例えば、現在位置しているCellに関する情報であってもよい。例えば、基地局が、報知情報等によって、Cellに関する情報を定期的に配信している場合、モデム制御部24は、基地局から配信されるCellに関する情報を取得してもよい。もしくは、モデム制御部24は、現在通信している基地局の識別情報を、位置情報として用いてもよい。
次に、決定部22は、モデム制御部24において取得された位置情報が、前回取得した位置情報から変化しているか否かを判定する(S15)。例えば、無線LAN通信装置20が、前回位置情報を取得したCell 1からCell 4へ移動した場合について説明する。この場合、ステップS14において、モデム制御部24がCell 4に関する情報を取得すると、決定部22は、位置情報が変化していると判定する。ステップS15において、決定部22は、位置情報が変化していると判定すると、管理部21へ周辺情報を保存する。周辺情報は、例えば、現在の位置情報であるCell 4に関する情報、1つ前の位置情報であるCell 1に関する情報、現在使用中である無線チャネル番号104及び現在のCell 4の通過回数に関する情報を含む。Cell 4の通過回数に関する情報は、例えば、管理部21において管理されているCell 4の通過回数を、1回加算することを指示する情報であってもよい。
ステップS15において、例えば、無線LAN通信装置20が、Cell 5内を移動している場合について説明する。この場合、前回及び今回ともに、位置情報として、Cell 5に関する情報を取得するため、決定部22は、位置情報が変化していないと判定する。次に、決定部22は、前回の位置情報取得時において使用していた無線チャネルと、現在使用している無線チャネルが変化しているか否かを判定する(S16)。例えば、ステップS12において、気象レーダを検出した場合、無線チャネルは変化し、気象レーダを検出しなかった場合、無線チャネルは変化しない。
ステップS16において、無線チャネルが変化したと判定した場合、決定部22は、管理部21へ周辺情報を保存する(S17)。例えば、無線LAN通信装置20が、Cell 5内を移動している場合に、無線チャネル104を使用している気象レーダ51を検出したとする。この場合、管理部21は、使用する無線チャネルを、気象レーダ50もしくは気象レーダ51において使用されている無線チャネルに衝突しない無線チャネル108に変更する。
この場合、決定部22は、周辺情報として、例えば、現在の位置情報であるCell 5に関する情報、1つ前の位置情報であるCell 4に関する情報、現在使用中である無線チャネル番号108及び現在のCell 4の通過回数に関する情報を含む。また、無線チャネル104は、Cell 5において気象レーダ51が使用する無線チャネルと衝突した。そのため、決定部22は、Cell 5において使用することができる無線チャネル情報から無線チャネル104を削除することを管理部21へ指示する。管理部21は、複数の周辺情報を組み合わせることによって、無線LAN通信装置20に関する履歴情報を生成する。
続いて、図5を用いて、無線LAN通信装置20が、Cell 1からCell 4へ移動し、さらに、Cell 4からCell 5へ移動した際に、管理部21において管理される周辺情報について説明する。はじめに、無線通信制御部23が、Cell 1において、無線チャネル100を使用している気象レーダを検出すると、管理部21は、周辺情報として、Cell 1と、気象レーダ=100とを関連付けて管理する。さらに、決定部22が、使用チャネルとして無線チャネル104を選択すると、管理部21は、周辺情報としてCell 1、気象レーダ=100及び使用チャネル=104、さらに、Cell 1の通過回数=1とを関連づけて管理する。
無線LAN通信装置20が、Cell 4へ移動すると、位置情報が変更されるため、管理部21は、周辺情報として、Cell 4と、現在使用している使用チャネル=104と、Cell 4の通過回数=1とを関連付けて管理する。Cell 4においては、使用チャネルが104であるため、無線チャネル100を使用する気象レーダ50を検出することはない。そのため、Cell 4においては、気象レーダが使用する無線チャネルの情報は管理されない。
無線LAN通信装置20が、Cell 4からCell 5へ移動すると、位置情報が変更されるため、管理部21は、周辺情報として、Cell 5と、現在使用している使用チャネル=104と、Cell 5の通過回数=1とを関連付けて管理する。Cell 5においては、使用チャネルが104であるため、無線チャネル100を使用する気象レーダを検出することはない。そのため、Cell 5においては、気象レーダが使用する無線チャネルの情報は管理されない。
管理部21は、無線LAN通信装置20が、Cell 1からCell 4へ移動した場合、及び、Cell 4からCell 5へ移動した場合に、移動前のCellと、移動後のCellとを関連づける。これによって、管理部21は、無線LAN通信装置20の移動を追跡した履歴情報を生成する。
続いて、図6を用いて、無線LAN通信装置20が、Cell 5内を移動し、さらに、Cell 8を介してCell 9へ移動した際に、管理部21において管理される周辺情報について説明する。図3に示されているように、Cell 5においては、気象レーダ50の通信エリアと、気象レーダ51の通信エリアとが混在している。無線LAN通信装置20が、無線チャネル104を使用してCell 5内を移動すると、無線チャネル104を使用している気象レーダ51を検出する。
無線通信制御部23において気象レーダ51が検出されると、決定部22は、使用チャネルを、気象レーダ50及び気象レーダ51が使用する無線チャネルと衝突しない無線チャネル108へ変更する。このように気象レーダを検出すると、管理部21は、Cell 5及び気象レーダ=104を関連づけて管理する。さらに、管理部21は、Cell 5における使用チャネルを、使用チャネル=108に変更する。つまり、管理部21は、Cell 5において、気象レーダ51が使用する無線チャネルと衝突した使用チャネル=104の情報を削除する。
無線LAN通信装置20が、Cell 5からCell 8へ移動すると、位置情報が変更されるため、管理部21は、周辺情報として、Cell 8と、現在使用している使用チャネル=108と、Cell 8の通過回数=1とを関連付けて管理する。Cell 8においては、使用チャネルが108であるため、無線チャネル104を使用する気象レーダを検出することはない。そのため、Cell 8においては、気象レーダが使用する無線チャネルの情報は管理されない。
無線LAN通信装置20が、Cell 8からCell 9へ移動すると、位置情報が変更されるため、管理部21は、周辺情報として、Cell 9と、現在使用している使用チャネル=108と、Cell 9の通過回数=1とを関連付けて管理する。Cell 9においては、使用チャネルが108であるため、無線チャネル104を使用する気象レーダを検出することはない。そのため、Cell 9においては、気象レーダが使用する無線チャネルの情報は管理されない。
以上説明したように、無線LAN通信装置20は、Cell 1から、Cell 4、Cell 5及びCell 8を経由してCell 9へ移動した場合に、それぞれのCellにおける周辺情報を作成する。さらに、無線LAN通信装置20は、移動前後の周辺情報を組み合わせることによって履歴情報を作成する。周辺情報の作成は、W56に規定された無線チャネルを使用したアクセスポイント機能の動作が停止するまで続けられる。
続いて、図7を用いて、無線LAN通信装置20が、Cell 9から、Cell 8、Cell 5及びCell 4を介して、Cell 1へ移動した際に、管理部21において管理される周辺情報について説明する。管理部21は、既に図6に示す周辺情報を管理しているとする。この場合、管理部21は、無線LAN通信装置20の移動に伴い周辺情報を更新する。
無線LAN通信装置20が、Cell 9からCell 1へ移動した場合、それぞれのCellにおける通過回数を加算する。また、無線LAN通信装置20が、無線チャネル108を使用して移動した場合、Cell 8、Cell 5、Cell 4及びCell 1において、気象レーダが使用する無線チャネルと衝突することはない。そのため、各Cellにおいて、気象レーダが使用する無線チャネル情報を更新しない。
また、Cell 4及びCell 1においては、前回使用された無線チャネル104とは異なる無線チャネル108が使用される。そのため、Cell 1及びCell 4における使用チャネルとして、無線チャネル108を追加する。
続いて、図8を用いて、図3とは異なる無線LAN通信装置20の移動経路について説明する。図8においては、無線LAN通信装置20が、Cell 1から、Cell 4、Cell 7、Cell 8を経由してCell 9へ移動したことを示している。さらに、Cell 7には、気象レーダ52が配置されている。気象レーダ52の通信エリアは、Cell 7の一部を含むとする。さらに、気象レーダ52は、無線チャネル108を使用しているとする。
続いて、図9を用いて、管理部21において、図7に示される周辺情報が管理されている状態において、無線LAN通信装置20が、Cell 1から、Cell 4、Cell
7、Cell 8を経由してCell 9へ移動した際に、管理部21において管理される周辺情報について説明する。
例えば、無線LAN通信装置20が、無線チャネル108を使用してCell 4からCell 7へ移動した時、気象レーダ52が使用する無線チャネル108と衝突する。ここで、無線LAN通信装置20が、使用する無線チャネルを、気象レーダ52が使用する無線チャネル108と衝突しない無線チャネル100に変更したとする。このような場合、管理部21は、周辺情報として、Cell 7、気象レーダ=108、使用チャネル=100及び通過回数1を関連づけて管理する。また、Cell 4、Cell 8及びCell 9においては、通過回数を加算する。
続いて、図10を用いて、本発明の実施の形態2にかかる無線LAN通信装置20における使用チャネル決定処理の流れについて説明する。はじめに、無線通信制御部23においてアクセスポイントの起動処理が開始されると、モデム制御部24は、携帯電話通信網40に接続し、現在の位置情報を取得する(S21)。
次に、決定部22は、モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、管理部21に保存されているか否かを判定する(S22)。例えば、無線LAN通信装置20が、Cell 1において、5GHの周波数帯を使用したアクセスポイント機能を起動した場合、決定部22は、管理部21において、Cell 1に関する周辺情報が保存されているか否かを判定する。決定部22は、モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、管理部21に保存されていると判定した場合、使用する無線チャネルを決定する(S23)。
ここで、決定部22が使用する無線チャネルを決定する処理について、図9の周辺情報を用いて説明する。例えば、無線LAN通信装置20は、Cell 1において、アクセスポイントの起動処理を開始したとする。はじめに、決定部22は、図9に示される履歴情報より、Cell 9へ移動することを推定する。さらに、決定部22は、通過回数に関する情報を用いて、移動経路を推定する。具体的には、決定部22は、まずCell 4へ移動することを推定する。次に、決定部22は、Cell 5の通過回数がCell 7よりも多いため、Cell 5へ移動することを推定する。その後、決定部22は、Cell 8を経由して、Cell 9へ移動することを推定する。つまり、決定部22は、移動先の候補が複数ある場合に、通過回数の多い移動先を選択する。
これより、決定部22は、今後、Cell 4、Cell 5、Cell 8を経由してCell 9へ移動すると推定する。次に、決定部22は、推定した移動経路において、過去に使用された無線チャネルのうち、推定した移動経路に存在する気象レーダが使用する無線チャネルと衝突しない無線チャネルを、使用する無線チャネルとして決定する。図9においては、無線チャネル104及び無線チャネル108のうち、無線チャネル108が、気象レーダが使用する無線チャネルと衝突しない。そのため、決定部22は、無線チャネル108を使用する無線チャネルとして決定する。
過去に使用された無線チャネルのうち、気象レーダが使用する無線チャネルと衝突しない無線チャネルが存在しない場合について説明する。気象レーダは、推定した移動経路上に通信エリアを有する。この場合、決定部22は、過去に使用されていない無線チャネルであって、気象レーダが使用する無線チャネルと衝突しない無線チャネルを、使用する無線チャネルとして決定してもよい。
さらに、W56に規定されている全ての無線チャネルが、いずれかの気象レーダが使用する無線チャネルと衝突する場合、決定部22は、衝突する回数が少ない無線チャネルを使用する無線チャネルとして決定してもよい。
図10に戻り、ステップS23において、使用する無線チャネルが決定されると、無線通信制御部23は、DFS機能を起動する(S24)。決定部22は、DFS機能の動作完了後、使用する無線チャネルの変更有無を判定する(S25)。
決定部22は、DFS機能によって、使用する無線チャネルが変更されたと判定した場合、変更後の無線チャネルと現在の位置情報とを関連付けて管理部21へ保存することによって、周辺情報を更新する(S26)。決定部22は、DFS機能によって、使用する無線チャネルが変更されていないと判定した場合、処理を終了する。その後、無線LAN通信装置20は、ステップS23において決定した無線チャネルもしくは、モデム制御部24において設定された無線チャネルを使用して、無線LAN通信網30内の通信装置と通信する。
ステップS22において、モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、管理部21に保存されていないと判定された場合、無線通信制御部23は、DFS機能を起動する(S27)。次に、決定部22は、DFS機能によって設定された無線チャネルと、現在の位置情報とを関連付けて管理部21へ保存する(S28)。
以上説明したように、無線LAN通信装置20は、管理部21において、過去に移動したエリアにおいて使用した無線チャネル及びそれぞれのエリアの通過回数を周辺情報として管理することができる。さらに、決定部22は、管理部21において管理されている周辺情報を用いて、移動経路を推定し、推定した移動経路においてDFS機能の起動回数を少なくするように使用する無線チャネルを決定することができる。
これによって、無線LAN通信装置20が移動中に、DFS機能が起動することによって通信が中断する事象の発生を回避することができる。そのため、屋外において、W56に規定されている無線チャネルを用いた通信を実行する際に、通信の中断回数を減少させることができる。
また、決定部22は、通信開始した時のエリアと、通信開始した時間情報とに基づき、使用する無線チャネルを決定してもよい。例えば、管理部21は、通勤路においては、通信開始した時のエリアと、通信開始した時間から所定期間の間にレーダ検知した無線チャネルを履歴として保持してもよい。この場合、所定期間の間にレーダにて用いられない無線チャネルを、無線LAN通信装置に設定することによって、レーダとの干渉を避けることができる。
また、決定部22は、通信開始した時のエリアと、通信開始した時間情報とする二値を条件として用いるため、干渉源となる無線チャネルを利用しないとする確実性を高めることができる。
(実施の形態3)
続いて、図11を用いて本発明の実施の形態3にかかる無線LAN通信装置60の構成例について説明する。無線LAN通信装置60は、図2の無線LAN通信装置20におけるモデム制御部24を、GPS(Global Positioning System)部61に置き換えている。GPS部61は、人工衛星41と通信することにより、現在位置を取得する。つまり、無線LAN通信装置60は、基地局が形成するエリアに関する情報を取得するのではなく、GPSを用いて位置情報を取得する。決定部22は、GPSを用いた位置情報と、使用チャネル等とを関連付けた周辺情報を管理部21へ保存する。
以上説明したように、無線LAN通信装置60は、GPSを用いて取得した情報を位置情報として管理することができる。無線LAN通信装置60が屋外で使用される場合、GPSを利用することによって、精度の高い位置情報を取得することができる。そのため、無線LAN通信装置60を保持するユーザが外出した際に、GPSを利用して位置情報を取得することが主に有効となる。
(実施の形態4)
続いて、図12を用いて、本発明の実施の形態4にかかる通信システムの構成例について説明する。図12の通信システムは、図2の通信システムに、サーバ70及び複数の無線LAN通信装置80が追加されている。サーバ70は、携帯電話通信網40と接続する。無線LAN通信装置20及び複数の無線LAN通信装置80は、携帯電話通信網40を介してサーバ70と通信する。
サーバ70は、それぞれの無線LAN通信装置において生成された周辺情報をまとめて管理している。これによって、無線LAN通信装置20及び複数の無線LAN通信装置80は、サーバ70において管理されている周辺情報を共有することができる。そのため、無線LAN通信装置20は、一度も訪問したことがないエリアへ移動した場合であっても、他の無線LAN通信装置80がそのエリアへ移動した際に生成した周辺情報があれば、その周辺情報を活用することができる。
続いて、図13を用いて、本発明の実施の形態4にかかる無線LAN通信装置20における使用チャネル決定処理の流れについて説明する。ステップS31〜S36は、図10のステップS21〜S26と同様であるため詳細な説明を省略する。決定部22は、ステップS36において、管理部21における周辺情報を更新すると、モデム制御部24を介してサーバ70の周辺情報を更新する(S37)。
ステップS32において、モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、管理部21に保存されていないと判定された場合、決定部22は、サーバ70に保存されている周辺情報を参照する(S38)。決定部22は、モデム制御部24を介してサーバ70から周辺情報を取得する。次に、決定部22は、モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、サーバ70に保存されているか否かを判定する(S39)。
モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、サーバ70に保存されていないと判定された場合、無線通信制御部23は、DFS機能を起動する(S40)。次に、決定部22は、DFS機能によって設定された無線チャネルと、現在の位置情報とを関連付けて管理部21へ保存する(S41)。さらに、決定部22は、DFS機能によって設定された無線チャネルと、現在の位置情報とを関連付けてサーバ70へ保存する(S42)。
ステップS39において、決定部22は、モデム制御部24において取得された位置情報に関する周辺情報が、サーバ70に保存されていると判定した場合、サーバ70に保存されている周辺情報を用いて、使用する無線チャネルを決定する(S43)。
次に、無線通信制御部23は、DFS機能を起動する(S44)。次に、決定部22は、DFS機能によって設定された無線チャネルと、現在の位置情報とを関連付けて管理部21へ保存する(S45)。
以上説明したように、無線LAN通信装置20は、サーバ70に保存されている周辺情報を用いて使用する無線チャネルを選択することができる。サーバ70に保存されている周辺情報は、複数の無線LAN装置において生成された周辺情報をまとめた情報である。そのため、無線LAN通信装置20は、管理部21に保存されていない周辺情報をサーバ70から抽出する場合もある。これより、無線LAN通信装置20は、一度も訪れたことのないエリアにおいても、サーバ70に保存されている周辺情報を用いて、DFS機能の起動を少なくする無線チャネルを選択することができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、図4、図10及び図13における処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 無線LAN通信装置
11 管理部
12 決定部
20 無線LAN通信装置
21 管理部
22 決定部
23 無線通信制御部
24 モデム制御部
30 無線LAN通信網
40 携帯電話通信網
41 人工衛星
50 気象レーダ
51 気象レーダ
52 気象レーダ
60 無線LAN通信装置
61 GPS部
70 サーバ
80 無線LAN通信装置

Claims (10)

  1. エリア間を移動する無線LAN通信装置であって、
    それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネルと、DFS起動回数とを含む履歴情報を管理する管理部と、
    無線LAN通信開始時に検出したエリア情報と、前記エリア情報から推定した移動経路と、前記管理部において管理されている履歴情報とに基づいて、使用する無線チャネルを決定する決定部と、を備える無線LAN通信装置。
  2. 前記管理部は、
    それぞれのエリアにおいて、過去に使用した無線チャネルであって、他のシステムが使用している無線チャネルと異なる無線チャネルを含む履歴情報を管理する、請求項1に記載の無線LAN通信装置。
  3. 前記決定部は、
    無線LAN通信開始時に位置するエリアにおいて過去に使用した無線チャネルであって、前記移動経路において他のシステムが使用している無線チャネルとは異なる無線チャネルを、使用する無線チャネルとして決定する、請求項1又は2に記載の無線LAN通信装置。
  4. 前記管理部は、
    それぞれのエリアを通過した回数を管理し、
    前記決定部は、
    それぞれのエリアを通過した回数に関する情報を用いて、前記移動経路を推定する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線LAN通信装置。
  5. 前記管理部は、
    基地局が形成する前記エリアが変更したタイミングに、変更後の前記エリアにおいて使用した無線チャネルを前記履歴情報に追加する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線LAN通信装置。
  6. 前記管理部は、
    前記DFS機能が起動されることによって、使用する無線チャネルが変更された場合に、変更後の無線チャネルを前記履歴情報に追加する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の無線LAN通信装置。
  7. エリア間を移動する無線LAN通信装置に用いられる無線チャネル決定方法であって、
    無線LAN通信開始時に検出したエリア情報と、前記エリア情報から推定した移動経路と、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネル及びDFS起動回数を含む履歴情報とに基づいて、前記移動経路において、使用する無線チャネルを決定する、無線チャネル決定方法。
  8. 前記履歴情報は、
    基地局が形成する前記エリアが変更したタイミングに、変更後の前記エリアにおいて使用した無線チャネルを追加することによって生成される、請求項7に記載の無線チャネル決定方法。
  9. 前記履歴情報は、
    前記DFS機能が起動されることによって、使用する無線チャネルが変更された場合に、変更後の無線チャネルを前記履歴情報に追加することによって生成される、請求項7又は8に記載の無線チャネル決定方法。
  10. エリア間を移動する無線LAN通信装置であるコンピュータに実行させるプログラムであって、
    無線LAN通信開始時に検出したエリア情報と、前記エリア情報から推定した移動経路と、それぞれのエリアにおいて過去に使用した無線チャネル及びDFS起動回数を含む履歴情報とに基づいて、前記移動経路において、使用する無線チャネルを決定することをコンピュータに実行させるプログラム。
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