JP2021078065A - 基地局装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

基地局装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信不可能期間の発生を抑えることが可能な基地局装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。【解決手段】基地局装置100は、第1のチャネルで無線通信を行うために第1のビーコンを送信する第1の無線通信部101と、第2のチャネルで無線通信を行うために第2のビーコンを送信する第2の無線通信部102と、第1のチャネルにおいてレーダ波が検出された場合、第1のビーコンを送信するチャネルを第2のチャネルに切り替える制御部103と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、基地局装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)では、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の周波数も使用することができ、より高速なデータ通信が可能となっている。無線LANの通信規格については、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11で標準化されている。標準化された無線LAN規格には、5GHz帯を使用した無線LANシステムを欧州で運用する際のスペクトラム及び送信出力規制対応としてのIEEE802.11hが存在し、送信出力規制対応としてのTPC(Transmit Power Control)とスペクトラム規制対応としてのDFS(Dynamic Frequency Selection)との2つの機能について定義されている(例えば、非特許文献1参照)。
関連する技術として、例えば、特許文献1及び2が知られている。特許文献1には、5GHz帯におけるレーダ波を検出するため、使用中チャネルとは異なるチャネルの状況をモニタすることが記載されている。特許文献2には、5GHz帯におけるレーダ波の検出結果をレーダ検出チャネル管理テーブルで管理することが記載されている。
特開2010−278825号公報 特開2007−214713号公報
IEEE802.11h−2003,"5.General description"(p.3−5)
上記のような関連する技術では、レーダ波の検出に基づいて動的に使用するチャネルを選択している。しかしながら、関連する技術では、選択されたチャネルを使用する際に、通信不可能期間が発生する場合があるという問題がある。
本開示は、このような課題に鑑み、通信不可能期間の発生を抑えることが可能な基地局装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本開示に係る基地局装置は、第1のチャネルで無線通信を行うための第1のビーコンを送信する第1の無線通信部と、第2のチャネルで無線通信を行うために第2のビーコンを送信する第2の無線通信部と、前記第1のチャネルにおいてレーダ波が検出された場合、前記第1のビーコンを送信するチャネルを前記第2のチャネルに切り替える制御部と、を備えるものである。
本開示に係る制御方法は、上記基地局装置の制御方法である。
本開示に係る制御プログラムは、コンピュータを、上記基地局装置として機能させることを特徴とする制御プログラである。
本開示によれば、通信不可能期間の発生を抑えることが可能な基地局装置、制御方法及び制御プログラムを提供することができる。
実施の形態に係る基地局装置の概要を示す構成図である。 実施の形態1に係る無線LANシステムの構成を示す構成図である。 実施の形態1に係る無線アクセスポイントの構成を示す構成図である。 実施の形態1に係るビーコンの送信例を示す図である。 実施の形態1に係るビーコンの送信例を示す図である。 実施の形態1に係る無線アクセスポイントの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る無線アクセスポイントの動作を示すフローチャートである。
(実施の形態に至る検討)
例えば日本国内においては、5GHz帯の一部が気象レーダ及び各種レーダに割り当て済みであることから、無線LANの5GHz帯の電波とレーダ波が干渉する。このため、5GHz帯を使用する無線アクセスポイントは、レーダ波の検出を含むDFS機能やTPC機能の実装が義務付けられている。
DFSでは、5GHz帯のチャネルを使用する場合に、レーダが当該チャネルを使用しているか否か不明な場合、使用する前に60秒間のレーダサーチを行わなければならず、また、5GHz帯のチャネルを使用中に、レーダ波を検出した場合、当該チャネルの使用を止め、30分間当該チャネルを使用しないようにしなければならない。
このため、関連する無線アクセスポイントは、レーダ波を検出した際の無線送信停止後に、新しいチャネルを選択すると最低60秒間のレーダサーチを行う。この間の無線通信は不可となり、無線アクセスポイントに接続中の無線端末は通信を行うことができなかった。従って、関連する技術では、5GHz帯のチャネルを使用する場合にレーダ波を検出すると、少なくとも60秒間通信出来ない期間が発生するという問題があった。
これを回避するため、別アンテナを使用して常にチャネルをサーチして空チャネルを検出する機能や、複数の無線アクセスポイントで使用チャネル情報を共有してレーダに干渉しないチャネルを選択する機能などが知られている(例えば、特許文献1や2)。しかしながら、これらの関連する技術においても、通信不可能な時間をより短縮することは困難である。
(実施の形態の概要)
図1は、実施の形態に係る基地局装置(無線アクセスポイント)の概要を示している。図1に示すように、実施の形態に係る基地局装置100は、第1の無線通信部101、第2の無線通信部102、制御部103を備えている。
第1の無線通信部101は、第1の周波数チャネルで無線通信を行うための第1のビーコンを送信し、第2の無線通信部102は、第2の周波数チャネルで無線通信を行うための第2のビーコンを送信する。制御部103は、第1の周波数チャネルにおいてレーダ波が検出された場合、第1のビーコンを送信するチャネルを第2の周波数チャネルに切り替える。第2の周波数チャネルは、レーダ波が検出されていないチャネルである。
このように、第1の周波数チャネルと第2の周波数チャネルを使用して通信を行う基地局装置において、レーダ波が検出された場合に、ビーコンを送信するチャネルを切り替えることで、通信不可能期間の発生を抑えることができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。図2は、本実施の形態に係る無線LANシステムの構成を示し、図3は、本実施の形態に係る無線アクセスポイント(無線AP)の構成を示している。
図2に示すように、本実施の形態に係る無線LANシステム(無線通信システム)は、無線AP1と無線端末2(例えば2A及び2B)を備えている。無線AP1及び無線端末2は、IEEE802.11で規定された無線LAN通信を行う無線通信装置であり、この例では、5GHz帯を使用して無線通信を行う。5GHz帯はDFSが義務付けられている周波数帯である。5GHz帯には、W53GHz帯(5,250〜5,350MHz)およびW56GHz帯(5,470〜5,725MHz)のように複数の周波数帯が含まれる。このW53GHz帯とW56GHz帯の無線信号は、周波数が離れているため、互いに干渉しない。このため、無線AP1及び無線端末2は、W53GHz帯のチャネルとW56GHz帯のチャネルを同時に使用して無線通信を行うことができる。例えば、無線AP1は、W53GHz帯のチャネルを使用した無線端末2Aとの通信と、W56GHz帯のチャネルを使用した無線端末2Bとの通信を同時に行うことができる。無線AP1は、1台の無線端末2(2Aまたは2B)との間の通信で、2つのチャネルを使用してもよい。
無線AP1は、5GHz帯の複数のチャネルで同時に無線端末2と無線通信を行うことができるとともに、IEEE802.11hで規定されたDFS機能を備えたアクセスポイントである。本実施の形態では、無線AP1は、DFS機能により使用中のチャネルでレーダ波を検出した場合、レーダ波を検出したチャネルの送信を停止するとともに、そのチャネルに接続中の無線端末2を使用中の別チャネルへ移動させる機能を有する。
図3に示すように、無線AP1は、制御部11、有線通信部12、無線通信部13A及び13B、DFS14A及び14B、アンテナ15A及び15Bを備えている。
制御部11は、無線AP1の各部を制御する制御部であり、有線通信部12、無線通信部13A及び13B、DFS14A及び14Bの動作を制御する。例えば、制御部11は、無線通信部13A及び13Bが使用するチャネル等を制御する。また、制御部11は、有線通信部12と無線通信部13A及び13Bとの間の通信の中継を制御する。
有線通信部12は、有線LAN等により通信を行う通信部である。例えば、有線通信部12は、有線LAN等を介してWAN(Wide Area Network)と通信を行う。
無線通信部13Aと無線通信部13Bは、IEEE802.11の規格に従い、それぞれ異なる帯域の無線チャネルで通信を行う通信部である。無線通信部13Aと無線通信部13Bは、5GHz帯の中から使用するチャネルを選択することができ、例えば、無線通信部13Aは、W53GHz帯のチャネルを使用して無線通信を行い、無線通信部13Bは、W56GHz帯のチャネルを使用して無線通信を行う。なお、無線通信部13Aと無線通信部13Bが使用するチャネルは、互いに干渉しないチャネルであれば、その他の周波数帯のチャネルでもよい。例えば、5GHz帯に限らず2.4GHz帯のチャネルを使用してもよい。
DFS14AとDFS14Bは、それぞれ無線通信部13Aと無線通信部13Bを介してDFS機能を提供する。DFS14Aは、無線通信部13Aを介して、無線通信部13Aが使用するチャネルにおけるレーダ波の検出を行い、DFS14Bは、無線通信部13Bを介して、無線通信部13Bが使用するチャネルにおけるレーダ波の検出を行う。DFS14AとDFS14Bは、新しいチャネルを使用する前にそのチャネルにおけるレーダ波の監視を60秒間行い、また、使用しているチャネルにおいてもレーダ波を監視し、その監視(検出)結果を制御部11へ通知する。
アンテナ15Aとアンテナ15Bは、それぞれ無線通信部13Aと無線通信部13Bの無線信号の送受信を行う。アンテナ15Aは、無線通信部13Aと接続され、無線通信部13Aが使用するチャネルの無線信号を送受信し、アンテナ15Bは、無線通信部13Bと接続され、無線通信部13Bが使用するチャネルの無線信号を送受信する。
次に、本実施の形態に係るビーコンの送信例について説明する。図4は、通常時における無線AP1のビーコン送信例を示し、図5は、レーダ波検出時における無線AP1のビーコン送信例を示している。
図4に示すように、通常時、つまりレーダ波を検出していない時、無線AP1は、無線通信部13Aからアンテナ15Aを介してビーコンAを送信し、無線通信部13Bからアンテナ15Bを介してビーコンBを送信している。無線通信部13Aは、例えばW53GHz帯のチャネルAで、ESSID(Extended Service Set Identifier)(A)を含むビーコンAを定期的に送信し、無線通信部13Bは、例えばW56GHz帯のチャネルBで、ESSID(B)を含むビーコンBを定期的に送信する。チャネルAとチャネルBは、干渉しないため、この例のように、ビーコンAとビーコンBは同じタイミングに送信可能である。
例えば、無線端末2AはESSID(A)のネットワークに接続し、無線端末2BはESSID(B)のネットワークに接続するとする。そうすると、無線端末2Aは、チャネルAで受信したビーコンAにESSID(A)が含まれているため、チャネルAで無線AP1と無線通信を行う。また、無線端末2Bは、チャネルBで受信したビーコンBにESSID(B)が含まれているため、チャネルBで無線AP1と無線通信を行う。
図5に示すように、無線通信部13AのチャネルAでレーダ波を検出した場合、無線通信部13AによるチャネルAでの無線通信を停止する。さらに、無線通信部13Aからアンテナ15Aを介して送信していたビーコンAを、無線通信部13Bからアンテナ15Bを介して送信する。ここでは、チャネルAからチャネルBに移動したビーコンAを、ビーコンA−2として示している。ビーコンA−2は、ビーコンBは同じチャネルBを使用するため、ビーコンBと異なるタイミングで送信する。ビーコンA−2は、ビーコンAと同一のESSID(A)を使用している。そうすると、無線端末2Aは、チャネルBで受信したビーコンAにESSID(A)が含まれているため、チャネルBに切り替えて無線AP1と無線通信を行う。
このように、W53GHz帯のチャネルAとW56GHz帯のチャネルBを使用している無線AP1において、チャネルAでレーダ波を検出した場合、チャネルAを使用中の無線端末2をチャネルBに誘導すれば、チャネルAを使用していた無線端末2の通信不可時間を短縮することができる。無線端末2は無線AP1が送信するビーコンに含まれるESSID情報をもとにチャネルを選択している。従って、このビーコンを送信するチャネルを移動すれば、無線端末2はそれに追随してチャネルを移動することができる。ここで、無線端末が、同じESSIDをもつ複数の無線APから1つの無線APを選択すること(無線APを移動すること)をローミングという。
次に、図6及び7のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る無線APの動作例として、レーダ波を検出してビーコンの送信アンテナを変更する動作について説明する。図6及び7は、図3の構成を備える本実施の形態に係る無線AP1において、ビーコンの送信チャネルを選択する動作を示している。図6は、使用中のチャネルでレーダ波を検出した場合に、使用チャネルを1つに集中させる動作を示し、図7は、未使用状態の新しいチャネルを選択した場合に、2つのチャネルを使用する状態に戻す動作を示している。図6及び図7の動作により、図4及び図5に示したように、レーダ検出時にビーコンを送信するチャネルを変更することができる。
まず、図6において、無線通信部13AはチャネルA(第1のチャネル)を選択して通信しているとする。DFS14Aは無線通信部13Aで使用中のチャネルAのレーダ波検出を実施している(ステップS11)。このとき、DFS14Aがレーダ波を検出すると(ステップS11のYes)、DFS14は、制御部11へビーコン移動要求を行う(ステップS12)。DFS14Aがレーダ波を検出しない場合(ステップS11のNo)、DFS14Aはレーダ波検出を継続する。
ステップS12において、ビーコン移動要求を受けた制御部11はビーコン移動処理を行う(ステップS13)。ビーコン移動処理は、ビーコンを送信するチャネル(一方の無線通信部のチャネル)を、他のチャネル(他方の無線通信部のチャネル)へ移動する(切り替える)処理である。ビーコン移動処理は、2つのチャネルが無線通信中の場合に、ビーコンの送信チャネルを移動する処理であるとも言える。例えば、ビーコン移動処理では、無線通信部13AからチャネルAを使用して送信中のビーコンAを停止し、無線通信部13BからチャネルB(第2のチャネル)を使用してビーコンA−2を送信する。このとき、チャネルBは無線通信部13Bが使用可能なチャネルのうち、レーダ波が検出されていないチャネルである。
ビーコンAとビーコンA−2はESSIDが同じで、送信チャネルが異なるビーコンである。無線通信部13Aに接続していた無線端末2は、チャネルAで送信されていたビーコンAの受信がなくなり、チャネルBで送信しているビーコンA−2を発見すると、通常のローミングと同様に動作して、無線通信部13Bに接続し通信を再開する。無線端末2は、DFS14Aが新しいチャネルを選択し無線通信を再開するのを待たずに、他のチャネルを使用して無線通信を行うことが可能となり、無線通信不可時間を短縮できる。
次に、図7おいて、DFS14Aは、新しいチャネルの選択を行う(ステップS21)。DFS14Aは、IEEE802.11hに規定された通り、連続60秒間の監視を行い、レーダ波の干渉がないチャネルを検索する。DFS14Aによりレーダ波のない新しいチャネルの検索が完了すると(ステップS21のYes)、DFS14Aは、制御部11へビーコン復旧要求を送信する(ステップS22)。DFS14Aは新しいチャネルを選択するまで(ステップS21のNo)、チャネル選択処理を継続する。
ステップS22において、ビーコン復旧要求を受けた制御部11はビーコン復旧処理を行う(ステップS23)。ビーコン復旧処理は、ビーコンを送信するチャネルを、移動先のチャネル(他方の無線通信部のチャネル)から元のチャネル(一方の無線通信部のチャネル)へ戻す(切り替える)処理である。ビーコン復旧処理は、2つのチャネルのうち一方のみ無線通信中の場合に、ビーコンの送信チャネルを通信中のチャネルから未通信のチャネルへ移動する処理であるとも言える。例えば、ビーコン復旧処理では、無線通信部13BでチャネルBを使用して送信しているビーコンA−2を停止し、無線通信部13AからチャネルC(第3のチャネル)を使用してビーコンAを送信する。このとき、チャネルCは無線通信部13Aが使用可能なチャネルのうち、レーダ波が検出されていないチャネルである。すなわち、チャネルCに限らず、チャネルAが使用可能な場合、チャネルAを使用してもよい。
上記と同様、チャネルBのビーコンA−2とチャネルCのビーコンAは、同じESSIDを使用する。無線通信部13Bに接続していた無線端末2は、チャネルBで送信されていたビーコンA−2の受信がなくなり、チャネルCで送信しているビーコンAを発見すると、通常のローミングと同様に動作して、無線通信部13Aに接続し通信を再開する。
以上説明したように、本実施の形態においては、DFS機能によるレーダ波検出を行う必要がある無線帯域を使用する無線APにおいて、レーダ波検出に伴う無線通信停止時に停止するチャネルで送信中のビーコンを別の使用中チャネルに移動することにより、無線端末をローミングさせ無線端末の通信不可時間の短縮を行うことができる。
すなわち、本実施の形態では、2チャネル同時通信可能な(2つの無線通信部を備える)無線APにおいて、2チャネル同時通信中に、どちらか一方のチャネル(例えばチャネルA)でレーダ波が検出された場合、当該チャネルを使用中の無線端末を、通信中でレーダ波が検出されていない他方のチャネル(例えばチャネルB)に誘導するビーコンを送出し、当該無線端末を通信中でレーダ波が検出されていない他方のチャネルにローミングさせる。また、2チャネル同時通信中ではない場合、使用していないチャネル(例えばチャネルA)の受信器(無線通信部)でレーダ波の検出を行い(レーダで使用されていないチャネルの検出を行い)、使用中のチャネル(例えばチャネルB)でレーダ波が検出されると、通信中の無線端末を、レーダ波が検出されていないチャネル(例えばチャネルA)に誘導するビーコンを送出し、当該無線端末をレーダ波が検出されていないチャネルにローミングさせる。これにより、5GHz帯無線LANシステムにおいて、レーダ波が検出されたとしても、通信不可能期間が発生することを抑えることができる。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態では、レーダ波を検出したチャネルのビーコンを他のチャネルに移動することにより、接続端末の通信不可時間の短縮を行っている。この場合、2チャネルを使用した状態から、一時的に1チャネルの状態になるため、チャネル内の接続端末が増えて混雑することが予想される。このため、予めビーコン毎に優先順位を設定することにより優先順位の高いビーコンを優先的に送信してもよい。
例えば、無線APの制御部は、チャネルAを使用するビーコンAとチャネルBを使用するビーコンBの優先順位に応じて、ビーコンAまたはビーコンBのチャネルを移動する(切り替える)。ビーコンAの優先順位が、ビーコンBの優先順位よりも高い場合、ビーコンAの送信チャネルをチャネルAからチャネルBへ移動する。ビーコンAの優先順位が、ビーコンBの優先順位よりも低い場合、所定の移動条件を満たす場合に、ビーコンAの送信チャネルをチャネルAからチャネルBへ移動する。
例えば、優先ビーコンと非優先ビーコンを用意する。非優先ビーコンのチャネル移動を許可する条件を設定することで、優先ビーコンを使用している無線端末への影響を少なくすることが可能となる。優先ビーコン側のチャネルに余裕がある場合のみ非優先ビーコンの移動を受け付ける。非優先ビーコンの移動条件は、例えば、優先ビーコンに接続している端末数が設定数以下であること(条件1)、優先ビーコンに接続している端末の総通信量が無線使用可能速度の設定%以下であること(条件2)等である。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態は、無線LANに限らず、Bluetooth(登録商標)等の他の無線通信システムに適用してもよい。
上述の実施形態における各構成は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくはその両方によって構成され、1つのハードウェア又はソフトウェアから構成してもよいし、複数のハードウェア又はソフトウェアから構成してもよい。各装置の機能(処理)を、CPUやメモリ等を有するコンピュータにより実現してもよい。例えば、記憶装置に実施形態における方法(無線APの制御方法)を行うためのプログラムを格納し、各機能を、記憶装置に格納されたプログラムをCPUで実行することにより実現してもよい。
これらのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 無線AP(アクセスポイント)
2、2A、2B 無線端末
11 制御部
12 有線通信部
13、13A、13B 無線通信部
14、14A、14B DFS
15、15A、15B アンテナ
100 基地局装置
101 第1の無線通信部
102 第2の無線通信部
103 制御部

Claims (10)

  1. 第1のチャネルで無線通信を行うための第1のビーコンを送信する第1の無線通信部と、
    第2のチャネルで無線通信を行うための第2のビーコンを送信する第2の無線通信部と、
    前記第1のチャネルにおいてレーダ波が検出された場合、前記第1のビーコンを送信するチャネルを前記第2のチャネルに切り替える制御部と、
    を備える、基地局装置。
  2. 前記第2のチャネルは、前記レーダ波が検出されていないチャネルである、
    請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記制御部は、
    前記チャネルを切り替えた後、前記第1のビーコンを送信するチャネルを、前記レーダ波が検出されない第3のチャネルに切り替える、
    請求項1または2に記載の基地局装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1のビーコンと前記第2のビーコンの優先順位に応じて前記チャネルを切り替える、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基地局装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1のビーコンの優先順位が、前記第2のビーコンの優先順位よりも高い場合、前記第1のビーコンを送信するチャネルを切り替える、
    請求項4に記載の基地局装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第1のビーコンの優先順位が、前記第2のビーコンの優先順位よりも低い場合、所定の移動条件を満たす場合に、前記第1のビーコンを送信するチャネルを切り替える、
    請求項4または5に記載の基地局装置。
  7. 前記第1及び第2のチャネルにおけるレーダ波を検出する検出部を備える、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の基地局装置。
  8. 前記検出部は、
    DFS(Dynamic Frequency Selection)機能として前記レーダ波を検出する、
    請求項7に記載の基地局装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の基地局装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の基地局装置として機能させることを特徴とする制御プログラム。
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