JP6669367B1 - 無線通信端末、制御方法、及び、プログラム - Google Patents

無線通信端末、制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線ネットワークにおいて良好な通信環境を実現する。【解決手段】無線通信端末としての無線LAN端末10は、通信品質情報取得部13aと、接続先選択部13cと、接続処理実行部13dを備えている。通信品質情報取得部13aは、自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、帰属ステーション数、チャネル使用率、及び、干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得する。接続先選択部13cは、通信品質情報に基づいて、複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する。接続処理実行部13dは、接続先選択部13cによって選択されたアクセスポイントとの接続処理を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信端末、制御方法、及び、プログラムに関する。
無線LANなどの無線ネットワークにおいて、例えばスマートフォンやタブレットなどの無線通信端末にとってよりよい通信環境を実現するローミング機能が知られている。ローミング機能とは、無線通信端末の移動に伴って現在接続中であるアクセスポイントとの通信環境が悪化した際、他の通信環境が良好なアクセスポイントへと接続先を切り替える機能である。
特許文献1及び2は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)に基づいてローミング先のアクセスポイントを選択する技術を開示している。
特開2010−109663号公報 特開2011−049787号公報
ところで、無線LANの通信方式として、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)と言う方式が知られている。この方式では、無線通信端末は通信開始前に一度周囲の電波を受信して現在通信を行っている他の無線通信端末がいないかを逐一確認(Carrier Sense)する。無線通信端末は、自身が使用しているチャネルと同じチャネルを共有する他の無線通信端末が通信を行っていない場合、通信を開始する(Multiple Access)。他方、無線通信端末は、自身が使用しているチャネルと同じチャネルを共有する他の無線通信端末が通信を行っていたら、自身はランダムな長さの待ち時間が経過した後に再度、他の無線通信端末が通信を行っているか確認する。
従って、電波強度が強いアクセスポイントに接続先を変更すれば、必ずしも通信環境が改善されるとは限らない。例えば、帰属する無線通信端末が多いアクセスポイントに接続先を変更した場合は、例えばそのアクセスポイントの電波強度が強くても、通信環境はかえって悪化してしまうことが考えられる。
本開示の目的は、上述した課題の何れかを解決するための技術を提供することにある。
本開示の第1の観点によれば、無線通信端末は、通信品質情報取得部と、接続先選択部と、接続処理実行部と、を備える。通信品質情報取得部は、自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、通信品質情報を取得する。通信品質情報は、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、干渉アクセスポイント数を含む。干渉アクセスポイント数は、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である。接続先選択部は、前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する。接続処理実行部は、前記接続先選択部によって選択された前記アクセスポイントとの接続処理を実行する。
本開示の第2の観点によれば、無線通信端末の制御方法は、以下のステップを含む。
(1)自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に通信品質情報を取得するステップ。通信品質情報は、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、干渉アクセスポイント数を含む。干渉アクセスポイント数は、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である。
(2)前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択するステップ。
(3)選択した前記アクセスポイントとの接続処理を実行するステップ。
本開示によれば、無線ネットワークにおいて良好な通信環境を実現することができる。
無線LAN端末の機能ブロック図である。 無線LANネットワークを示す概略図である。 無線LAN端末の機能ブロック図である。 無線LAN端末の制御フローである。 閾値記憶部の記憶内容を示す図である。 通信環境情報のリストを示す図である。 通信品質情報のリストを示す図である。 通信品質情報のリストを示す図である。 通信品質情報のリストを示す図である。 通信品質情報のリストを示す図である。 通信品質情報のリストを示す図である。 通信品質情報のリストを示す図である。
(第1実施形態)
以下、図1を参照して、第1実施形態を説明する。図1には、無線LAN(Local Area Network)ネットワークで使用される無線LAN端末1を示している。無線LAN端末1は、無線通信端末の一具体例である。無線LANネットワークは、無線ネットワークの一具体例である。
図1に示すように、無線LAN端末1は、通信品質情報取得部2と、接続先選択部3と、接続処理実行部4と、を備えている。
通信品質情報取得部2は、自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、通信品質情報を取得する。
通信品質情報は、帰属ステーション数とチャネル使用率、干渉アクセスポイント数を含む情報である。
帰属ステーション数とは、各アクセスポイントに帰属するステーション数である。ここで、ステーションとは、端末のことを意味する。アクセスポイントに帰属するとは、アクセスポイントが提供するネットワークサービスを現に利用している状態であることを意味する。
チャネル使用率とは、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率である。
干渉アクセスポイント数とは、各アクセスポイントが使用しているチャネルと干渉するチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である。即ち、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である。例えば、アクセスポイントAP1が40CHを使用している。アクセスポイントAP2が36CHと40CHを使用している。アクセスポイントAP3が40CHを使用している。アクセスポイントAP4が36CHを使用している。この場合、それぞれの干渉アクセスポイント数は、アクセスポイントAP1が3、アクセスポイントAP2が4、アクセスポイントAP3が3、アクセスポイントAP4が2である。
接続先選択部3は、通信品質情報に基づいて、複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する。
接続処理実行部4は、接続先選択部3によって選択されたアクセスポイントとの接続処理を実行する。
以上の構成によれば、無線LANネットワークにおいて良好な通信環境を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、図2から図11を参照して、第2実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本実施形態では、図2に示すように、例えばオフィスや店舗など複数のアクセスポイントAPが設置された通信環境において、無線LAN端末10がローミングする際にローミング先のアクセスポイントAPを選択する技術について説明する。しかしながら、上記アクセスポイントAPを選択する技術は、例えば無線LAN端末10を起動した際に最初に接続するアクセスポイントAPを複数のアクセスポイントAPの中から選択する際にも適用することが可能である。
図3には、無線LAN端末10の機能ブロック図を示している。図4は、無線LAN端末10の制御フローを示している。
図3に示すように、無線LAN端末10は、中央演算処理器としてのCPU10a(Central Processing Unit)を備える。無線LAN端末10は、読み書き自由のRAM10b(Random Access Memory)、読み出し専用のROM10c(Read Only Memory)を備えている。そして、CPU10aがROM10cに記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで、制御プログラムは、CPU10aなどのハードウェアを、無線LAN送受信部11、通信環境情報管理部12、ローミング制御部13として機能させる。なお、無線LAN送受信部11、通信環境情報管理部12、ローミング制御部13は、ソフトウェアによって実現することに代えて、ハードウェアで実現してもよい。
無線LAN送受信部11は、図示しない無線LANアンテナを介してアクセスポイントAPとの間で情報の送受信を行う。無線LAN送受信部11は、情報の受信を担う無線LAN受信部11aと、情報の送信を担う無線LAN送信部11bと、を有する。
通信環境情報管理部12は、自機が帰属可能なアクセスポイントAPをスキャンして検出すると共に、各アクセスポイントAPの通信環境情報を取得して管理する。通信環境情報管理部12は、通信環境情報取得部12aと、通信環境情報記憶部12bと、を有する。通信環境情報取得部12aは、自機が帰属可能なアクセスポイントAPをスキャンして検出すると共に、各アクセスポイントAPの通信環境情報を取得する。通信環境情報記憶部12bは、各アクセスポイントAPの通信環境情報を記憶する。
ローミング制御部13は、無線LAN端末10のローミングを制御する。ローミング制御部13は、通信品質情報取得部13aと、候補限定部13bと、接続先選択部13cと、接続処理実行部13dと、閾値記憶部13eと、を有する。
通信品質情報取得部13aは、自機が帰属可能なアクセスポイントAPが複数存在する無線LANネットワークにおいて、各アクセスポイントAP毎に、通信品質情報を取得する。具体的には、通信品質情報取得部13aは、通信環境情報管理部12の通信環境情報記憶部12bから通信環境情報を通信品質情報として取得する。また、通信品質情報取得部13aは、各アクセスポイントの干渉アクセスポイント数をカウントし、通信品質情報として取得する。干渉アクセスポイント数とは、各アクセスポイントAP毎に取得した通信品質情報において、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントAPの総数である。通信品質情報取得部13aは、各アクセスポイントAP毎に取得した通信品質情報において、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントAPを検索してカウントし、干渉アクセスポイント数を取得する。
通信品質情報は、少なくとも、帰属ステーション数とチャネル使用率、干渉アクセスポイント数を含む情報である。なお、通信品質情報は、他の情報を含んでいてもよい。
候補限定部13bは、自機が帰属可能な複数のアクセスポイントAPのうち、無線LAN端末10のローミング先の候補を抽出して限定する。
接続先選択部13cは、各アクセスポイントAPの通信品質情報に基づいて、複数のアクセスポイントAPの中からローミング先のアクセスポイントAPを選択する。
接続処理実行部13dは、接続先選択部13cによって選択されたアクセスポイントAPとの接続処理を実行する。
閾値記憶部13eは、ローミング制御部13の動作のトリガーとなるローミング準備開始閾値とローミング実行閾値を記憶する。
ローミング準備開始閾値は、ローミング先選定閾値の一具体例である。ローミング準備開始閾値は、現在、自機が接続しているアクセスポイントAPのRSSI値が低下した際に、ローミング先のアクセスポイントAPの選択を含むローミング処理の準備を開始するためのトリガーとしての閾値である。RSSIは、Received Signal Strength Indicatorを意味する。
ローミング実行閾値は、現在、自機が接続しているアクセスポイントAPのRSSI値が更に低下した際に、実際にローミングを実行するためのトリガーとしての閾値である。
従って、ローミング実行閾値は、ローミング準備開始閾値よりも低くすることが好ましい。しかしながら、ローミング実行閾値とローミング準備開始閾値は等しい値としてもよく、ローミング実行閾値をローミング準備開始閾値よりも高くしてもよい。
図5には、ローミング準備開始閾値とローミング実行閾値の一例を示している。一例として、ローミング準備開始閾値は−70dBmとし、ローミング実行閾値は−75dBmとすることができる。また、ローミング準備開始閾値及びローミング実行閾値は、必要に応じて適宜変更可能としてもよい。
以下、図4から図11を参照して、無線LAN端末10の制御フローを説明する。
先ず、通信環境情報取得部12aは、自機が帰属可能なアクセスポイントAPをスキャンして検出すると共に、各アクセスポイントAPの通信環境情報を取得する(S100)。
スキャンは、定期的に行われてもよいし、無線LAN端末10のユーザーによって操作された任意のタイミングで行われてもよい。
スキャン方式としては、パッシブスキャン方式とアクティブスキャン方式が挙げられる。パッシブスキャン方式とは、アクセスポイントAPから定期的にブロードキャストされるビーコン情報を用いたスキャン方式である。一方、アクティブスキャン方式とは、無線LAN端末10からSSID情報を含んだプローブ要求をブロードキャストし、このプローブ要求を受信したアクセスポイントAPから送信されるプローブ応答情報を用いたスキャン方式である。
通信環境情報取得部12aは、スキャンにより得られたビーコン情報又はプローブ応答情報に基づいて、各アクセスポイントAPの通信環境情報を取得し、複数のアクセスポイントAPの通信環境情報を含むリストを通信環境情報記憶部12bに記憶する。
図6には、通信環境情報記憶部12bに記憶されている通信環境情報のリストの一例を示している。図6に示すように、通信環境情報は、各アクセスポイントAP毎に、アクセスポイントAPのマックアドレス、使用するチャネル、RSSI値、帰属ステーション数、チャネル使用率を関連付けた情報である。
アクセスポイントAPが使用するチャネルは、ビーコン情報又はプローブ応答情報に含まれている。RSSI値は、無線LAN送受信部11がビーコン情報又はプローブ応答情報を受信した際に通信環境情報取得部12aが測定して取得する。帰属ステーション数及びチャネル使用率は、アクセスポイントAPがWMM(Wifi MultiMedia)を有効としている場合、ビーコン情報又はプローブ応答情報に含まれている。
次に、ローミング制御部13は、無線LAN端末10が現在帰属しているアクセスポイントAPのRSSI値がローミング準備開始閾値を下回っているか判定する(S110)。ローミング制御部13は、S110においてNOの場合は、処理をS100に戻す。ローミング制御部13は、S110においてYESの場合、処理をS120に進める。
S120において、通信品質情報取得部13aは、自機が帰属可能なアクセスポイントAPが複数存在する無線LANネットワークにおいて、各アクセスポイントAP毎に、通信品質情報を取得する。本実施形態では、通信品質情報取得部13aは、通信環境情報記憶部12bに記憶されている通信環境情報を通信品質情報として取得する。また、通信品質情報取得部13aは、通信品質情報において、各アクセスポイントAP毎に、同一のチャネルを使用しているアクセスポイント数をカウントして、干渉アクセスポイント数を取得する(S120)。干渉アクセスポイント数とは、各アクセスポイントAP毎に取得した通信品質情報において、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントAPの総数である。通信品質情報取得部13aは、図7に示すように、取得した干渉アクセスポイント数を、各アクセスポイントAPに対応付けて記憶し、通信品質情報を更新する。即ち、通信品質情報取得部13aは、各アクセスポイントAP毎に、当該アクセスポイントAPが使用するチャネルに対応する干渉アクセスポイント数を当該アクセスポイントAPに関連付けて記憶し、通信品質情報を更新する。即ち、通信品質情報取得部13aは、アクセスポイントAP(1)が使用するチャネルに対応する干渉アクセスポイント数が7である場合、アクセスポイントAP(1)の干渉アクセスポイント数を7とする。
これにより、各アクセスポイントAPに対応する通信品質情報は、マックアドレス、チャネル、RSSI値、帰属ステーション数、チャネル使用率、干渉アクセスポイント数を関連付けた情報となる。
次に、図8に示すように、候補限定部13bは、図7に示すアクセスポイントAPの候補リストを、各アクセスポイントAPのRSSI値で降順ソートする(S130)。
次に、図9に示すように、候補限定部13bは、RSSI値でアクセスポイントAPの候補を足切りする(S140)。具体的には、図8においてRSSI値がローミング準備開始閾値以下であるアクセスポイントAPをリストから除外する。
次に、図10に示すように、候補限定部13bは、各チャネル毎に、RSSI値が大きい方から順に所定数のアクセスポイントAPをローミング先の候補として抽出する(S150)。各チャネル毎に抽出するアクセスポイントAPの数は、本実施形態において1つとしているが、これに代えて、2つ以上でもよい。図9に示すリストにおいて、マックアドレスが00で始まるアクセスポイントAP(以下、アクセスポイントAP00と称する。以下同様)及びアクセスポイントAP44は、同じチャネル40CHを使用している。従って、図10に示すように、候補限定部13bは、40CHに関し、RSSI値が大きい方から順に1つのアクセスポイントAPをローミング先の候補として抽出する。即ち、候補限定部13bは、アクセスポイントAP00及びアクセスポイントAP44のうち、前者のみをローミング先の候補として抽出する。
次に、接続先選択部13cは、図10に示すアクセスポイントAPの候補リストにおいて、すべての通信品質情報が帰属ステーション数及びチャネル使用率を含むか判定する(S160)。
接続先選択部13cは、S160においてNOの場合、各アクセスポイントAPのRSSI値及び干渉アクセスポイント数に基づいて、ローミング先のアクセスポイントAPを選択し(S170)、処理をS210に進める。
一方、接続先選択部13cは、S160においてYESの場合、各アクセスポイントAP毎に、帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出する(S180)。同様に、各アクセスポイントAP毎に、チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出する(S180)。同様に、各アクセスポイントAP毎に、干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出する(S180)。
本実施形態では、接続先選択部13cは、図11に示すように、複数のアクセスポイントAPの帰属ステーション数における各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の順位に基づいて第1の評価値を算出する。具体的には、アクセスポイントAP00の帰属ステーション数は4であり、アクセスポイントAP11の帰属ステーション数は2であり、アクセスポイントAP22の帰属ステーション数は2であり、アクセスポイントAP33の帰属ステーション数は1である。従って、例えば、帰属ステーション数が少ない方が順位が高いとすると、アクセスポイントAP33が1位となる。アクセスポイントAP11及びアクセスポイントAP22が共に2位となる。アクセスポイントAP00が4位となる。また、帰属ステーション数に関して最高位となるアクセスポイントAPの第1の評価値を1とし、順位が下がる毎に第1の評価値をインクリメントすることとする。この場合、アクセスポイントAP33の第1の評価値は1となる。同様に、アクセスポイントAP11及びアクセスポイントAP22の第1の評価値は2となる。アクセスポイントAP00の第1の評価値は4となる。帰属ステーション数が少ない方がより高い品質の通信環境を提供できるので、第1の評価値は提供可能な通信環境の品質に対応した評価値である。帰属ステーション数に関して言えば、アクセスポイントAP33が最も高い品質の通信環境を提供できると言及することができる。
同様に、接続先選択部13cは、複数のアクセスポイントAPのチャネル使用率における各アクセスポイントAPのチャネル使用率の順位に基づいて第2の評価値を算出する。具体的には、アクセスポイントAP00のチャネル使用率は47であり、アクセスポイントAP11のチャネル使用率は20であり、アクセスポイントAP22のチャネル使用率は35であり、アクセスポイントAP33のチャネル使用率は8である。従って、例えば、チャネル使用率が小さい方が順位が高いとすると、アクセスポイントAP33が1位となる。アクセスポイントAP11が2位となる。アクセスポイントAP22が3位となる。アクセスポイントAP00が4位となる。また、チャネル使用率に関して最高位となるアクセスポイントAPの第2の評価値を1とし、順位が下がる毎に第2の評価値をインクリメントすることとする。この場合、アクセスポイントAP33の第2の評価値は1となる。同様に、アクセスポイントAP11の第2の評価値は2となる。アクセスポイントAP22の第2の評価値は3となる。アクセスポイントAP00の第2の評価値は4となる。チャネル使用率が小さい方がより高い品質の通信環境を提供できるので、第2の評価値は提供可能な通信環境の品質に対応した評価値である。チャネル使用率に関して言えば、アクセスポイントAP33が最も高い品質の通信環境を提供できると言及することができる。
同様に、接続先選択部13cは、複数のアクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数における各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の順位に基づいて第3の評価値を算出する。具体的には、アクセスポイントAP00の干渉アクセスポイント数は6であり、アクセスポイントAP11の干渉アクセスポイント数は12である。アクセスポイントAP22の干渉アクセスポイント数は8であり、アクセスポイントAP33の干渉アクセスポイント数は15である。従って、例えば、干渉アクセスポイント数が少ない方が順位が高いとすると、アクセスポイントAP00が1位となる。アクセスポイントAP22が2位となる。アクセスポイントAP11が3位となる。アクセスポイントAP33が4位となる。また、干渉アクセスポイント数に関して最高位となるアクセスポイントAPの第3の評価値を1とし、順位が下がる毎に第3の評価値をインクリメントすることとする。この場合、アクセスポイントAP00の第3の評価値は1となる。同様に、アクセスポイントAP22の第3の評価値は2となる。アクセスポイントAP11の第3の評価値は3となる。アクセスポイントAP33の第3の評価値は4となる。干渉アクセスポイント数が少ない方がより高い品質の通信環境を提供できるので、第3の評価値は提供可能な通信環境の品質に対応した評価値である。干渉アクセスポイント数に関して言えば、アクセスポイントAP00が最も高い品質の通信環境を提供できると言及することができる。
次に、図11に示すように、接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、第1の評価値、第2の評価値、第3の評価値の合計値を算出する(S190)。図11の例では、アクセスポイントAP00の合計値は9となる。アクセスポイントAP11の合計値は7となる。アクセスポイントAP22の合計値は7となる。アクセスポイントAP33の合計値は6となる。
次に、接続先選択部13cは、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、複数のアクセスポイントの中からローミング先のアクセスポイントを選択する(S200)。本実施形態では、各アクセスポイントAP毎に算出した合計値は、小さい値であればあるほど高い品質の通信環境を提供できる。従って、接続先選択部13cは、複数のアクセスポイントAPからローミング先のアクセスポイントAPを選択するに際し、合計値が最も小さいアクセスポイントAPを選択する。従って、図11の例において、接続先選択部13cは、アクセスポイントAP33をローミング先のアクセスポイントAPとして選択する。
次に、接続処理実行部13dは、現在帰属しているアクセスポイントAPのRSSI値がローミング実行閾値を下回っているか判定する(S210)。
S210においてYESの場合、接続処理実行部13dは、無線LAN送受信部11を制御することで、現在帰属しているアクセスポイントAPとの接続を切断する。また、S210においてYESの場合、接続処理実行部13dは、接続先選択部13cによって選択されたアクセスポイントAPとの接続処理を実行し(S220)、処理を終了する。
S210においてNOの場合、接続処理実行部13dは、例えば500ミリ秒などの所定時間、待機する(S230)。そして、接続処理実行部13dは、現在帰属しているアクセスポイントAPのRSSI値がローミング準備開始閾値を下回っているか判定する(S240)。S240でYESの場合、接続処理実行部13dは、処理をS210に戻す。一方、S240でNOの場合、接続処理実行部13dは、現在帰属しているアクセスポイントAPのRSSI値が十分に回復したとして、処理をS100に戻す。
以上の制御によれば、ローミング先のアクセスポイントAPが、RSSI値のみならず、帰属ステーション数、チャネル使用率、干渉アクセスポイント数を総合的に考慮した上で選択される。従って、無線ネットワークにおいて良好な通信環境を実現することができる。
以上に、第2実施形態を説明したが、上記第2実施形態は、以下の特徴を有している。
即ち、無線通信端末としての無線LAN端末10は、通信品質情報取得部13aと、接続先選択部13cと、接続処理実行部13dを備えている。通信品質情報取得部13aは、自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、帰属ステーション数、チャネル使用率、及び、干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得する。接続先選択部13cは、通信品質情報に基づいて、複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する。接続処理実行部13dは、接続先選択部13cによって選択されたアクセスポイントとの接続処理を実行する。以上の構成によれば、接続先のアクセスポイントAPが、帰属ステーション数、チャネル使用率、干渉アクセスポイント数を総合的に考慮した上で選択されるので、無線LANネットワークにおいて良好な通信環境を実現することができる。
また、接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、第1の評価値、第2の評価値、第3の評価値の合計値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に算出した合計値に基づいて、複数のアクセスポイントAPの中から接続先のアクセスポイントAPを選択する。以上の構成によれば、各パラメータを評価値に置き換えた上で、最適なアクセスポイントAPを選択することが可能となる。
また、接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPの帰属ステーション数における各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の順位に基づいて第1の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPのチャネル使用率における各アクセスポイントAPのチャネル使用率の順位に基づいて第2の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数における各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の順位に基づいて第3の評価値を算出する。以上の構成によれば、簡単な演算で、各パラメータの評価値を算出することができる。
また、無線LAN端末10は、更に、候補限定部13bを備える。候補限定部13bは、複数のアクセスポイントAPのうち、各チャネル毎に、RSSI値が大きい方から順に所定数のアクセスポイントAPを接続先の候補として抽出する。接続先選択部13cは、候補限定部13bによって抽出された複数のアクセスポイントAPの中から接続先のアクセスポイントAPを選択する。以上の構成によれば、RSSI値に基づいてアクセスポイントAPの候補を絞ることが可能となる。
また、無線LAN端末10の制御方法は、自機が帰属可能なアクセスポイントAPが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイントAP毎に、通信品質情報を取得するステップ(S100、S120)を含む。無線LAN端末10の制御方法は、通信品質情報に基づいて、複数のアクセスポイントAPの中から接続先のアクセスポイントAPを選択するステップ(S200)と、選択したアクセスポイントとの接続処理を実行するステップ(S220)と、を含む。以上の方法によれば、接続先のアクセスポイントAPが、帰属ステーション数、チャネル使用率、干渉アクセスポイント数を総合的に考慮した上で選択されるので、無線LANネットワークにおいて良好な通信環境を実現することができる。
なお、上記実施形態において、第1の評価値、第2の評価値、第3の評価値は、対応するパラメータの順位が高ければ高い程小さい評価値となるように算出した。しかしながら、第1の評価値、第2の評価値、第3の評価値は、対応するパラメータの順位が高ければ高い程大きい評価値となるように算出してもよい。この場合、接続先選択部13cは、第1の評価値、第2の評価値、第3の評価値の合計値が最も大きなアクセスポイントAPをローミング先のアクセスポイントAPとして選択することになる。
(第3実施形態)
次に、図12を参照して、第3実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第2実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本実施形態は、上記第2実施形態と比較して、第1の評価値、第2の評価値、第3の評価値の算出方法が異なっている。具体的には以下の通りである。
本実施形態では、接続先選択部13cは、図12に示すように、複数のアクセスポイントAPの帰属ステーション数のうち何れか1つの帰属ステーション数に対する各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の比率に基づいて第1の評価値を算出する。具体的には、接続先選択部13cは、複数のアクセスポイントAPの帰属ステーション数のうち最も少ない帰属ステーション数に対する各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の比率に基づいて第1の評価値を算出する。図12において、最も少ない帰属ステーション数は、アクセスポイントAP33の帰属ステーション数である。従って、接続先選択部13cは、アクセスポイントAP33の帰属ステーション数に対する各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の比率を第1の評価値とする。従って、この場合、アクセスポイントAP00の第1の評価値は、4/1=4となる。また、アクセスポイントAP11の第1の評価値は、2/1=2となる。また、アクセスポイントAP22の第1の評価値は、2/1=2となる。また、アクセスポイントAP33の第1の評価値は、1/1=1となる。帰属ステーション数が少ない方がより高い品質の通信環境を提供できるので、第1の評価値は提供可能な通信環境の品質に対応した評価値である。帰属ステーション数に関して言えば、アクセスポイントAP33が最も高い品質の通信環境を提供できると言及することができる。
同様に、接続先選択部13cは、図12に示すように、複数のアクセスポイントAPのチャネル使用率のうち何れか1つのチャネル使用率に対する各アクセスポイントAPのチャネル使用率の比率に基づいて第2の評価値を算出する。具体的には、接続先選択部13cは、複数のアクセスポイントAPのチャネル使用率のうち最も小さいチャネル使用率に対する各アクセスポイントAPのチャネル使用率の比率に基づいて第2の評価値を算出する。図12において、最も小さいチャネル使用率は、アクセスポイントAP33のチャネル使用率である。従って、接続先選択部13cは、アクセスポイントAP33のチャネル使用率に対する各アクセスポイントAPのチャネル使用率の比率を第2の評価値とする。従って、この場合、アクセスポイントAP00の第2の評価値は、47/8=5.88となる。また、アクセスポイントAP11の第2の評価値は、20/8=2.5となる。また、アクセスポイントAP22の第2の評価値は、35/8=4.38となる。また、アクセスポイントAP33の第2の評価値は、8/8=1となる。チャネル使用率が小さい方がより高い品質の通信環境を提供できるので、第2の評価値は提供可能な通信環境の品質に対応した評価値である。チャネル使用率に関して言えば、アクセスポイントAP33が最も高い品質の通信環境を提供できると言及することができる。
同様に、接続先選択部13cは、図12に示すように、複数のアクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数のうち何れか1つの干渉アクセスポイント数に対する各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の比率に基づいて第3の評価値を算出する。具体的には、接続先選択部13cは、複数のアクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数のうち最も少ない干渉アクセスポイント数に対する各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の比率に基づいて第3の評価値を算出する。図12において、最も少ない干渉アクセスポイント数は、アクセスポイントAP00の干渉アクセスポイント数である。従って、接続先選択部13cは、アクセスポイントAP00の干渉アクセスポイント数に対する各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の比率を第3の評価値とする。従って、この場合、アクセスポイントAP00の第3の評価値は、6/6=1となる。また、アクセスポイントAP11の第3の評価値は、12/6=2となる。また、アクセスポイントAP22の第3の評価値は、8/6=1.33となる。また、アクセスポイントAP33の第3の評価値は、15/6=2.5となる。干渉アクセスポイント数が少ない方がより高い品質の通信環境を提供できるので、第3の評価値は提供可能な通信環境の品質に対応した評価値である。干渉アクセスポイント数に関して言えば、アクセスポイントAP00が最も高い品質の通信環境を提供できると言及することができる。
以上に、第3実施形態を説明したが、上記第3実施形態は以下の特徴を有している。
接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPの帰属ステーション数のうち何れか1つの帰属ステーション数に対する、各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の比率に基づいて第1の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPのチャネル使用率のうち何れか1つのチャネル使用率に対する、各アクセスポイントAPのチャネル使用率の比率に基づいて第2の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数のうち何れか1つの干渉アクセスポイント数に対する、各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の比率に基づいて第3の評価値を算出する。以上の構成によれば、簡素な演算で、各評価値を算出することが可能となる。
また、接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPの帰属ステーション数のうち最も少ない帰属ステーション数に対する、各アクセスポイントAPの帰属ステーション数の比率に基づいて第1の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPのチャネル使用率のうち最も小さいチャネル使用率に対する、各アクセスポイントAPのチャネル使用率の比率に基づいて第2の評価値を算出する。接続先選択部13cは、各アクセスポイントAP毎に、複数のアクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数のうち最も少ない干渉アクセスポイント数に対する、各アクセスポイントAPの干渉アクセスポイント数の比率に基づいて前記第3の評価値を算出する。以上の構成によれば、簡素な演算で、各評価値を算出することが可能となる。
なお、上記実施形態において、接続先選択部13cは、最も少ない帰属ステーション数を基準として第1の評価値を算出することとしたが、これに代えて、最も多い帰属ステーション数を基準として第1の評価値を算出するようにしてもよい。また、任意の帰属ステーション数を基準として第1の評価値を算出するようにしてもよい。同様にして、接続先選択部13cは、最も大きいチャネル使用率を基準として第2の評価値を算出するようにしてもよい。また、接続先選択部13cは、任意のチャネル使用率を基準として第2の評価値を算出するようにしてもよい。同様にして、接続先選択部13cは、最も多い干渉アクセスポイント数を基準として第3の評価値を算出するようにしてもよい。また、接続先選択部13cは、任意の干渉アクセスポイント数を基準として第3の評価値を算出するようにしてもよい。上述の場合、第1の評価値において最も多い帰属ステーション数を基準とするときは、第2の評価値においては最も大きいチャネル使用率を基準とし、第3の評価値においては最も多い干渉アクセスポイント数を基準とする。また、第1の評価値において任意の帰属ステーション数を基準とするときは、第2の評価値においては任意のチャネル使用率を基準とし、第3の評価値においては任意の干渉アクセスポイント数を基準とする。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/Wを含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明は、上述した実施形態に限られたものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
10 無線LAN端末
11 無線LAN送受信部
12 通信環境情報管理部
13 ローミング制御部
11a 無線LAN受信部
11b 無線LAN送信部
12a 通信環境情報取得部
12b 通信環境情報記憶部
13a 通信品質情報取得部
13b 候補限定部
13c 接続先選択部
13d 接続処理実行部
13e 閾値記憶部
AP アクセスポイント

Claims (8)

  1. 自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得する通信品質情報取得部と、
    前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する接続先選択部と、
    前記接続先選択部によって選択された前記アクセスポイントとの接続処理を実行する接続処理実行部と、
    を備え、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に、前記帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、前記チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、前記干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出し、前記第1の評価値、前記第2の評価値、前記第3の評価値の合計値を算出し、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択し、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に、前記複数のアクセスポイントの前記帰属ステーション数における各アクセスポイントの前記帰属ステーション数の順位に基づいて前記第1の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記チャネル使用率における各アクセスポイントの前記チャネル使用率の順位に基づいて前記第2の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数における各アクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数の順位に基づいて前記第3の評価値を算出する、
    無線通信端末。
  2. 自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得する通信品質情報取得部と、
    前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する接続先選択部と、
    前記接続先選択部によって選択された前記アクセスポイントとの接続処理を実行する接続処理実行部と、
    を備え、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に、前記帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、前記チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、前記干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出し、前記第1の評価値、前記第2の評価値、前記第3の評価値の合計値を算出し、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択し、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に、前記複数のアクセスポイントの前記帰属ステーション数のうち何れか1つの帰属ステーション数に対する、各アクセスポイントの前記帰属ステーション数の比率に基づいて前記第1の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記チャネル使用率のうち何れか1つのチャネル使用率に対する、各アクセスポイントの前記チャネル使用率の比率に基づいて前記第2の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数のうち何れか1つの干渉アクセスポイント数に対する、各アクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数の比率に基づいて前記第3の評価値を算出する、
    無線通信端末。
  3. 自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得する通信品質情報取得部と、
    前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択する接続先選択部と、
    前記接続先選択部によって選択された前記アクセスポイントとの接続処理を実行する接続処理実行部と、
    を備え、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に、前記帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、前記チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、前記干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出し、前記第1の評価値、前記第2の評価値、前記第3の評価値の合計値を算出し、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択し、
    前記接続先選択部は、各アクセスポイント毎に、前記複数のアクセスポイントの前記帰属ステーション数のうち最も少ない帰属ステーション数に対する、各アクセスポイントの前記帰属ステーション数の比率に基づいて前記第1の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記チャネル使用率のうち最も小さいチャネル使用率に対する、各アクセスポイントの前記チャネル使用率の比率に基づいて前記第2の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数のうち最も少ない干渉アクセスポイント数に対する、各アクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数の比率に基づいて前記第3の評価値を算出する、
    無線通信端末。
  4. 前記複数のアクセスポイントのうち、各チャネル毎に、RSSI値が大きい方から順に所定数のアクセスポイントを接続先の候補として抽出する候補限定部を更に備え、
    前記接続先選択部は、前記候補限定部によって抽出された複数のアクセスポイントの中から前記接続先のアクセスポイントを選択する、
    請求項1から3までの何れか1項に記載の無線通信端末。
  5. 自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得するステップと、
    前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択するステップと、
    選択した前記アクセスポイントとの接続処理を実行するステップと、
    を含み、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に、前記帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、前記チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、前記干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出し、前記第1の評価値、前記第2の評価値、前記第3の評価値の合計値を算出し、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択し、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に、前記複数のアクセスポイントの前記帰属ステーション数における各アクセスポイントの前記帰属ステーション数の順位に基づいて前記第1の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記チャネル使用率における各アクセスポイントの前記チャネル使用率の順位に基づいて前記第2の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数における各アクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数の順位に基づいて前記第3の評価値を算出する、
    無線通信端末の制御方法。
  6. 自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得するステップと、
    前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択するステップと、
    選択した前記アクセスポイントとの接続処理を実行するステップと、
    を含み、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に、前記帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、前記チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、前記干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出し、前記第1の評価値、前記第2の評価値、前記第3の評価値の合計値を算出し、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択し、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に、前記複数のアクセスポイントの前記帰属ステーション数のうち何れか1つの帰属ステーション数に対する、各アクセスポイントの前記帰属ステーション数の比率に基づいて前記第1の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記チャネル使用率のうち何れか1つのチャネル使用率に対する、各アクセスポイントの前記チャネル使用率の比率に基づいて前記第2の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数のうち何れか1つの干渉アクセスポイント数に対する、各アクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数の比率に基づいて前記第3の評価値を算出する、
    無線通信端末の制御方法。
  7. 自機が帰属可能なアクセスポイントが複数存在する無線ネットワークにおいて、各アクセスポイント毎に、各アクセスポイントに帰属するステーション数である帰属ステーション数、各アクセスポイントが使用しているチャネルの使用率であるチャネル使用率、及び、同一のチャネルを使用しているアクセスポイントの総数である干渉アクセスポイント数を含む通信品質情報を取得するステップと、
    前記通信品質情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択するステップと、
    選択した前記アクセスポイントとの接続処理を実行するステップと、
    を含み、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に、前記帰属ステーション数に対応する第1の評価値を算出し、前記チャネル使用率に対応する第2の評価値を算出し、前記干渉アクセスポイント数に対応する第3の評価値を算出し、前記第1の評価値、前記第2の評価値、前記第3の評価値の合計値を算出し、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に算出した合計値に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から接続先のアクセスポイントを選択し、
    前記接続先のアクセスポイントを選択するステップでは、各アクセスポイント毎に、前記複数のアクセスポイントの前記帰属ステーション数のうち最も少ない帰属ステーション数に対する、各アクセスポイントの前記帰属ステーション数の比率に基づいて前記第1の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記チャネル使用率のうち最も小さいチャネル使用率に対する、各アクセスポイントの前記チャネル使用率の比率に基づいて前記第2の評価値を算出し、前記複数のアクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数のうち最も少ない干渉アクセスポイント数に対する、各アクセスポイントの前記干渉アクセスポイント数の比率に基づいて前記第3の評価値を算出する、
    無線通信端末の制御方法。
  8. コンピュータに、請求項5から7の何れか1項に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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