JP2016184286A - 避難誘導ナビゲーション装置 - Google Patents

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光昭 小関
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Abstract

【課題】避難誘導支援、安否確認支援、また、必要に応じた救助要請支援を、時系列的に適時のタイミングで実行して、利用者に対してトータルな避難誘導支援を提供する。【解決手段】避難誘導管理手段は、避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付けたときに、避難誘導対象災害の種類と、利用者の属性情報と、利用者の現在位置の位置情報と、自力移動関係情報受付手段で受け付けた利用者の自力移動の可否に関わる情報とに基づいて、初期誘導の種別を判定して、利用者に通知すると共に、初期誘導の種別に応じて、通信手段を通じて救助要請サイトに対する第1の自動処理を行い、または、最寄りの避難所または安全な場所を検索して誘導手段で最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導し、利用者が最寄りの避難所または安全な場所に移動した後に、通信手段を通じて、安否確認サイトに対する第2の自動処理を行う。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、地震、津波、水害、火災、台風、竜巻等の災害(以下、避難誘導対象災害という)に遭遇した際に利用可能な避難誘導のための避難誘導ナビゲーション装置に関する。
地震、津波、水害、火災、台風、竜巻等の避難誘導対象災害に遭遇した利用者を支援する装置は、従来から種々提案されている。例えば、特許文献1(特開2011−210205号公報)には、自然災害、事故や事件などの種々の災害が発生した際に、移動端末を所持するユーザの状況を特定してユーザをより安全な避難誘導するための情報を生成する災害情報処理システムが開示されている。
また、特許文献2(特開2010−244407号公報)には、津波発生時などの緊急避難が必要な場合に、そのことをユーザに知らせ、そのユーザを安全な避難場所へ速やかに誘導することを可能にした避難誘導システムが開示されている。
また、特許文献3(特開2011−19199号公報)には、大規模災害の発生時に簡便な操作で安否確認システムの災害情報処理サーバに登録された安否確認情報の取得および安否確認情報の登録ができる情報処理装置が開示されている。
さらに、特許文献4(特開2014−225191号公報)には、救助要請状態にある被災者を確実に検知できて、効率の良い救援活動を可能にする災害速報連動救援システムに適応した携帯情報端末が開示されている。
特開2011−210205号公報 特開2010−244407号公報 特開2011−19199号公報 特開2014−225191号公報
避難誘導対象災害に遭遇した利用者は、避難するだけでなく、適時のタイミングで安否確認をしたり、必要に応じて救助要請をしたりする必要がある。したがって、避難誘導対象災害に遭遇した利用者にとっては、災害の遭遇時から安全な場所への避難誘導支援、安全な場所に移動した後の安否確認支援、また、必要に応じた救助要請支援を、時系列的に適時のタイミングで実行してくれるトータルな支援が有効であり、また必要である。
しかしながら、上述した特許文献1〜4に開示されている従来の装置や端末は、避難誘導の支援のみ、安否確認の支援のみ、救助要請の支援のみを行うものである。このため、従来は、利用者は、避難誘導支援、安否確認支援、また、必要に応じた救助要請支援を、時系列的に適時のタイミングで実行してもらって、トータルな支援を受けることができず、不便であった。
この発明は、以上の点に鑑み、避難誘導支援、安否確認支援、また、必要に応じた救助要請支援を、時系列的に適時のタイミングで実行して、利用者に対してトータルな避難誘導支援を提供する避難誘導ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、
複数の避難誘導対象災害の種類の中から一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付ける避難誘導対象災害受付手段と、
利用者の属性情報を記憶する利用者属性情報記憶部と、
前記利用者の現在位置の位置情報を検出する現在位置検出手段と、
前記避難誘導対象災害受付手段で前記一つの避難誘導対象災害の種類を受け付けたときに、前記利用者からの自力移動の可否に関わる情報を受け付ける自力移動関係情報受付手段と、
最寄りの避難所または安全な場所を検索するための第1の検索手段と、
前記第1の検索手段で検索された前記最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導するための誘導手段と、
通信ネットワークを通じた通信を行うための通信手段と、
前記避難誘導対象災害受付手段で前記一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付けたときに、前記利用者の避難誘導支援を開始して管理する避難誘導管理手段と、
を備え、
前記避難誘導管理手段は、
前記避難誘導対象災害受付手段で受け付けた前記一つの避難誘導対象災害の種類と、前記利用者属性情報記憶部に記憶されている前記利用者の属性情報と、前記現在位置検出手段で検出された前記現在位置の位置情報と、前記自力移動関係情報受付手段で受け付けた前記自力移動の可否に関わる情報とに基づいて、
初期誘導の種別を判定して、利用者に当該初期誘導の種別を通知すると共に、
前記判定した前記初期誘導の種別に応じて、前記通信手段を通じて救助要請サイトに対する第1の自動処理を行い、または、前記第1の検索手段で前記最寄りの避難所または安全な場所を検索して前記誘導手段で前記最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導し、
前記利用者が前記最寄りの避難所または安全な場所に移動した後に、前記通信手段を通じて、安否確認サイトに対する第2の自動処理を行う
ことを特徴とする避難誘導ナビゲーション装置を提供する。
上述の構成のこの発明の避難誘導ナビゲーション装置においては、避難誘導対象災害受付手段が、例えば緊急速報に基づいて、あるいは利用者の選択指定操作に基づいて、複数の避難誘導対象災害の種類の中から一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付けると、避難誘導管理手段が利用者の避難誘導支援を開始する。
そして、避難誘導管理手段は、避難誘導対象災害受付手段で受け付けた一つの避難誘導対象災害の種類と、利用者属性情報記憶部に記憶されている利用者の属性情報と、現在位置検出手段で検出された現在位置の位置情報と、自力移動関係情報受付手段で受け付けた自力移動の可否に関わる情報とに基づいて、例えば「その場待機」、「避難所への誘導」、「安全な場所への経路探索誘導」などの誘導の種別の内から初期誘導の種別を判定して、利用者に、その判定した初期誘導の種別を通知する。
そして、避難誘導管理手段は、初期誘導の種別に応じて、救助要請が必要であるときには、通信手段を通じて救助要請サイトに対する第1の自動処理、例えば救助要請サイトへの自動登録を行う。救助要請が必要であるかどうかは、例えば自力移動関係情報受付手段で受け付けた自力移動の可否に関わる情報に基づいて判断することが可能である。
また、避難誘導管理手段は、初期誘導の種別に応じて、適時のタイミングで、第1の検索手段で最寄りの避難所または安全な場所を検索して、誘導手段により最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導する。ここで、適時のタイミングとは、例えば、初期誘導が「その場待機」であるが、利用者が自力移動可能な場合に、所定時間経過したことで、誘導が必要になった時点とする。あるいは、例えば、初期誘導が「避難所や安全な場所への誘導」であるときには、即座に最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導する。
そして、避難誘導管理手段は、利用者が救助要請に応じて安全な場所に移動した後、あるいは、誘導により利用者が最寄りの避難所または安全な場所に移動した後に、通信手段を通じて、安否確認サイトに対する第2の自動処理、例えば安否確認サイトへの自動登録、安否確認メールへの自動応答、安否確認サイトの自動確認を行う。
以上のようにして、この発明の避難誘導ナビゲーション装置においては、利用者は、避難誘導対象災害に遭遇したときに、必要に応じた避難誘導対象災害の選択操作を行うと共に(緊急速報の場合には不要)、自力移動の可否に関わる情報の入力操作をするだけで、避難誘導支援、安否確認支援、また、必要に応じた救助要請支援を、時系列的に適時のタイミングで受けることができて、災害遭遇時のトータルな支援の提供を受けることができる。
この発明による避難誘導ナビゲーション装置によれば、利用者は、必要最小限の操作をするだけで、避難誘導支援、安否確認支援、また、必要に応じた救助要請支援を、時系列的に適時のタイミングで受けることができて、災害遭遇時のトータルな支援の提供を受けることができる。
この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態のハードウエア構成例を示すブロック図である。 この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態の処理動作例を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
以下、この発明による避難誘導ナビゲーション装置の実施形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明する避難誘導ナビゲーション装置の実施形態は、避難誘導ナビゲーション機能を、スマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話端末上で実行されるアプリケーション(以下、避難誘導ナビアプリという)の一機能として構成されるものである。なお、この避難誘導ナビアプリの機能は、経路探索及び経路案内を行うナビゲーションアプリの一つのモード(避難誘導ナビモード)として実現されていてもよい。
図1は、実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。この実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1は、例えばコンピュータを備える制御部100により、後述する各部が制御される構成を備える。
制御部100には、携帯電話通信部101と、表示制御部102と、操作入力部インターフェース103と、現在位置検出部104と、利用者属性記憶部105と、時計部106と、地図データ格納部107と、経路探索案内部108と、安否確認サイト対応処理部109と、救助要請サイト対応処理部110と、避難誘導管理部111と、が接続されている。
携帯電話通信部101は、携帯電話網の基地局を通じて通信を行うもので、通常の携帯電話端末の電話通信機能や、インターネットを通じたクラウドへのアクセス機能を実行することが可能である。
表示制御部102には、例えばLCDからなる表示部121が接続されている。また、操作入力部インターフェース103には、表示部121を構成するLCDの表示画面に重ねて配設されているタッチセンサで構成される操作入力部122が接続されている。表示部121を構成するLCDの表示画面には、利用者による避難誘導ナビアプリの起動のための入力用画面や、自力移動可否選択設定の入力用画面などが表示され、それらの入力用画面に含まれるソフトウェアボタンへの操作を、タッチセンサからなる操作入力部122で検出し、操作入力部インターフェース103を通じて、制御部100に伝達される。制御部100は、操作入力部122での操作入力に応じた処理を行う。
現在位置検出部104は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波や携帯電話の基地局からの情報を受信して、避難誘導ナビゲーション装置1の現在位置を検知し、その検知した現在位置のデータ(緯度、経度、高さのデータ)を、制御部100に転送する。現在位置検出部104は、ジャイロや地磁気センサ等を用いて、携帯端末2の現在位置の検出を補助する。
利用者属性記憶部105には、予め利用者により入力された属性情報が格納される。この属性情報としては、利用者の性別、年齢、身長、体重、持病、虚弱体質、寝たきり老人、歩行困難、妊婦、などが登録されて記憶されている。
時計部106は、カレンダー機能を備えており、年月日及び時分秒の情報を送出するものである。
地図データ格納部107には、汎用的な地図データが予め格納され、あるいは現在位置検出部104により検出された現在位置に対応する地図データが携帯電話通信部101を通じてクラウドから取得されて格納される。この地図データ格納部107の地図データには、経路探索ためのデータも格納されている。
経路探索案内部108は、利用者により設定された出発地から目的地までの徒歩ナビの経路探索及び経路案内(誘導)を行うと共に、この実施形態では、後述するように、避難誘導管理部111からの経路探索案内指示に基づいた経路探索及び経路案内(誘導)などを行う。
安否確認サイト対応処理部109は、避難誘導管理部111により起動制御されて、安否確認サイトへの自動登録、安否確認サイトからの安否確認メールへの自動応答、安否確認サイトの自動確認、のそれぞれの処理を行う。この安否確認サイト対応処理部109には、予め、安否確認サイトのURL(Uniform Resource Locator)が登録されている。また、利用者によって、事前に、利用者の安否の情報、例えば無事か、軽傷を負っているか、重傷を負っているかの安否情報が、安否確認サイト対応処理部109に登録されて記憶される。安否情報に、現在地の情報を含めるようにしてもよい。利用者は、災害遭遇の当初は無事であったが、後に軽傷を負った場合などのときには、その記憶情報を更新することができる。また、安否確認サイト対応処理部109には、安否確認サイトで確認する相手について、例えば親族、社員、知人、友人のメールアドレスが、利用者により事前に登録されて記憶されている。
安否確認サイトへの自動登録により、利用者により登録された利用者の安否情報が、安否確認サイトに自動的に登録される。したがって、例えば家族が安否確認サイトに対して利用者の安否確認を行えば、家族は利用者の安否を確認することができる。この安否確認サイトへの自動登録は、設定時間ごとに繰り返し行われる。
安否確認サイトからの安否確認メールは、利用者の安否を問い合わせるメールであり、安否確認メールへの自動応答の処理により、事前に登録されている利用者の安否情報(無事、軽傷、重傷)を安否確認サイトに自動的に送られる。
安否確認サイトの自動確認は、予め利用者によって登録されている親族、社員、知人、友人が安否確認サイトに登録した安否情報を、安否確認サイトから取得する処理である。
救助要請サイト対応処理部110は、避難誘導管理部111により起動制御されて、救助要請サイトへの自動登録、救助要請サイトからの救助要請メールへの自動応答、救助要請サイトの自動確認、のそれぞれの処理を行う。この救助要請サイト対応処理部110には、予め、安否確認サイトのURLが登録されている。また、利用者によって、事前に、利用者の救助要請事由の情報、例えば足を骨折した、重傷者を同伴、などと、現在地が何処であるかの情報が、救助要請サイト対応処理部110に登録されて記憶されている。現在地が何処であるかの情報は、救助要請サイト対応処理部110が現在位置検出部104で検出した現在位置の情報を用いて、地図データ格納部107を参照することで、取得するようにすることができる。また、救助要請サイト対応処理部110には、救助要請サイトで確認する相手について、例えば親族、社員、知人、友人のメールアドレスが、利用者により事前に登録されて記憶されている。
救助要請サイトへの自動登録により、救助要請の情報が、救助要請サイトに自動的に登録される。この救助要請サイトへの自動登録は、設定時間ごとに繰り返し行われる。
救助要請サイトからの救助要請メールは、利用者の救助要請事由を問い合わせるメールであり、この救助要請メールへの自動応答の処理により、事前に利用者により登録されている救助要請事由が救助要請サイトに自動的に送られる。この救助要請メールに対する自動応答の情報に基づいて、救助隊が、利用者のところに赴いて救助することができる。また、例えば家族が救助要請サイトに対して利用者の救助要請確認を行えば、家族は利用者の救助要請を確認することができる。
救助要請サイトの自動確認は、予め利用者によって登録されている親族、社員、知人、友人が救助要請サイトに登録した救助要請を、救助要請サイトから取得する処理である。
避難誘導管理部111は、携帯電話通信部101を通じて緊急速報を受信したとき、また、操作入力部122を通じて利用者により避難誘導ナビアプリの起動操作があった時に、ナビアプリを起動して、後述する利用者の避難誘導支援処理を実行する。
[避難誘導管理部111の処理動作の例]
図2〜図6は、避難誘導管理部111の処理動作の流れの例を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、避難誘導管理部111の処理動作の流れの例について説明する。
避難誘導管理部111は、まず、携帯電話通信部101を通じて緊急速報を受信したか否か判別し(ステップS101)、緊急通報を受信してはいないと判別したときには、利用者による操作入力部122を通じた避難誘導ナビアプリの立ち上げ操作がなされたか否か判別する(ステップS102)。このステップS102で、利用者により避難誘導ナビアプリの立ち上げ操作がなされてはいないと判別したときには、避難誘導管理部111は、その他の処理を行った後、処理をステップS101に戻し、このステップS101以降の処理を繰り返す。
ステップS101で、緊急速報を受信したと判別したときには、避難誘導管理部111は、避難誘導ナビアプリを立ち上げると共に、避難誘導ナビゲーション装置1を節電モードに自動設定する(ステップS104)。次に、避難誘導管理部111は、緊急速報の種別から、避難誘導対象災害の種別を判別することで、複数の避難誘導対象災害の種類の中から一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付ける(ステップS105)。この実施形態では、避難誘導対象災害の種類は、例えば、地震、津波、水害、火災、台風、竜巻とされている。
また、ステップS102で、利用者により避難誘導ナビアプリの立ち上げ操作がなされたと判別したときには、避難誘導管理部111は、避難誘導ナビアプリを立ち上げると共に、避難誘導ナビゲーション装置1を節電モードに自動設定する(ステップS106)。この節電モードにおいては、必要なタイミングで必要な処理を行うときにのみ、必要な部分に電力を供給し、その他のときには、必要最小限の部分に電力を供給するようにされている。そして、避難誘導管理部111は、上述する複数の避難誘導対象災害の種類を表示部121の表示画面に表示して、その内の一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付ける(ステップS107)。
避難誘導管理部111は、ステップS105またはステップS106の次には、現在位置検出部104で検出された現在位置の位置情報に基づいて、地図データ格納部107を参照すると共に、現在位置検出部104で検出された現在位置の位置情報の時間軸変化をも参照して、現在地の場所を検知すると共に、歩行中か、車に乗っているか、電車やバスに乗車中か、建物の中に居るか、などの現在の場所の状況を検知する。さらに、現在時点の月、日及び時刻を時計部106から取得する(ステップS108)。
次に、避難誘導管理部111は、利用者に、自力移動の可否に関わる情報の選択画面、例えば自力移動が可能か、自力移動が不可か、負傷者を同伴しているか、寝たきり老人と同居か、幼児を連れているか、などの選択画面を表示部121の表示画面に表示して、その中から、自力移動の可否に関わる情報の利用者からの選択設定を受け付ける(ステップS109)。
そして、避難誘導管理部111は、ステップS105またはステップS107で受け付けた避難誘導対象災害の種類と、利用者属性記憶部105から読み出した利用者の属性情報と、ステップS109で受け付けた、選択設定された自力移動の可否に関わる情報と、ステップS108で検知した場所(TPOのP)や時間(TPOのT)及び歩行中、電車の中などの状況(TPOのO)の情報とを総合的に斟酌して、利用者に対する初期誘導の種別を判定して決定する(ステップS110)。この実施形態では、初期誘導の種別は、「その場待機」、「避難所へ誘導」、安全な場所への「避難経路探索誘導」の3種とされている。
例えば、利用者属性が寝たきり老人で、ステップS109で受け付けられた自力移動の可否に関わる情報が自力移動不可であり、ステップS108で検知された場所が建物内である場合には、避難誘導対象災害の種類がいずれの種類であっても、初期誘導は「その場待機」」とする。また、例えば避難誘導対象災害が地震であって、利用者属性が成人の男性あるいは成人の女性であり、ステップS109で受け付けられた自力移動の可否に関わる情報が自力移動可であり、また、ステップS108で検知された場所が職場のある高層ビル内である場合には、すぐに避難所などに移動しない方が良いと考えられるので、初期誘導は「その場待機」とする。
また、避難誘導対象災害の種類が「水害」であって、利用者属性が女性の高齢者であり、ステップS108で検知された場所が、高台にある建物(自宅)であり、例えば携帯電話通信部101を通じて気象情報の提供サイトから取得した当該時点の、当該場所における気象が豪雨であるときには、ステップS109で受け付けられた自力移動の可否に関わる情報が自力移動可であっても、避難による移動が危険であって、自宅で待機していた方が安全と判断できるので、初期誘導は「その場待機」とする。
また、避難誘導対象災害の種類が「津波」であって、利用者属性が若い男性であり、ステップS108で検知された場所が、海岸の近くであって、歩行中である場合には、初期誘導は「避難所へ誘導」とする。
また、避難誘導対象災害の種類が「地震」であって、利用者属性が妊婦であり、ステップS108で検知された場所が、買い物のために出かけた途中の場所であって歩行中で、時間が午後2時頃の場合には、遠くの避難所に移動するよりも、近くの安全な場所に避難する方が安全であると判断し、初期誘導は「避難経路探索避誘導」とする。また、近くに避難所がある場合には、初期誘導は「避難所へ誘導」とする。
避難誘導管理部111は、決定した初期誘導を表示部121の表示画面に表示して利用者に通知する(ステップS111)。そして、避難誘導管理部111は、初期誘導は「その場待機」であるか否か判別し、「その場待機」であると判別したときには、避難誘導対象災害の種類と、利用者の属性情報と、選択設定された自力移動の可否に関わる情報と、ステップS108で検知した場所や時間及び歩行中、電車の中などの状況の情報とに基づいて、救助要請が必要であるか否か判別する(ステップS122)。
このステップS122では、例えば、利用者属性が寝たきり老人である場合や、利用者が負傷している場合には、避難誘導対象災害の種別に関係なく救助要請が必要であると判別する。また、利用者が重傷の負傷者を同伴している場合や、寝たきり老人と一緒に居る場合も同様である。
ステップS122で、救助要請の必要があると判別したときには、避難誘導管理部111は、救助要請サイト対応処理部110を起動させて、救助要請サイトへの自動登録を実行して、救助を要請するようにする(図4のステップS131)。この救助要請サイトへの自動応答は、設定時間ごとに繰り返し行われる。そして、救助要請サイト対応処理部110は、救助要請メールへの自動応答の処理を行い、救助要請の事由、場所等を知らせる(ステップS132)。
そして、避難誘導管理部111は、救助要請に対応した救助によって、利用者が、安全な場所に移動するのを待ち(ステップS133)、安全な場所に移動したと判別したときには、安否確認サイト対応処理部109を起動させて、安否確認サイトへの自動登録を実行する(図4のステップS131)。この安否確認サイトへの自動応答は、設定時間ごとに繰り返し行われる。
そして、安否確認サイト対応処理部109は、安否確認メールへの自動応答の処理を行い、利用者の無事や負傷しているかどうかなどを知らせる(ステップS132)。また、安否確認サイト対応処理部109は、安否確認サイトの自動確認の処理を実行し、予め登録されている親族、社員、知人、友人の安否情報を取得し、それを表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS136)
さらに、避難誘導管理部111は、救助要請サイト対応処理部110に指示して、救助要請サイトの自動確認の処理を行わせ、予め登録されている親族、社員、知人、友人の救助要請があるか否かを確認し、その確認結果を表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS137)。
そして、避難誘導管理部111は、利用者からの終了指示を受けたか否かを判別し(ステップS138)、終了指示を受けてはいないと判別したときには、処理をステップS134に戻して、このステップS134以降の処理を繰り返す。また、ステップS138で、利用者からの終了指示を受けたと判別したときには、避難誘導管理部111は、この処理ルーチンを終了する。
また、図3のステップS122で、救助要請は必要ではないと判別したときには、避難誘導管理部111は、安否確認サイト対応処理部109を起動させて、安否確認サイトへの自動登録を実行する(ステップS123)。この安否確認サイトへの自動応答は、設定時間ごとに繰り返し行われる。
そして、安否確認サイト対応処理部110は、安否確認メールへの自動応答の処理を行い、利用者の無事や負傷しているかどうかなどを知らせる(ステップS124)。また、安否確認サイト対応処理部109は、安否確認サイトの自動確認の処理を実行し、予め登録されている親族、社員、知人、友人の安否情報を取得し、それを表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS125)
さらに、避難誘導管理部111は、救助要請サイト対応処理部110に指示して、救助要請サイトの自動確認の処理を行わせ、予め登録されている親族、社員、知人、友人の救助要請があるか否かを確認し、その確認結果を表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS126)。
そして、避難誘導管理部111は、地震発生から所定時間が経過して移動が可能となった、待機地で長時間待機経過して待機している場所における食料がなくなった、などの理由を考慮して、例えば所定時間経過したか否かにより、避難すべき状況になったか否か判別する(ステップS127)。ステップS127で、避難すべき状況にはなっていないと判別したときには、避難誘導管理部111は、処理をステップS122に戻し、このステップS122以降の処理を繰り返す。そして、ステップS127で、避難すべき状況にはなったと判別したときには、避難誘導管理部111は、最寄りの避難所を検索する(ステップS128)。
また、避難誘導管理部111は、ステップS121で、初期誘導は、「その場待機」ではないと判別したときには、「避難所へ誘導」であるか否か判別し(ステップS130)、「避難所へ誘導」であると判別したときには、ステップS128に進んで、最寄りの避難所を検索する。
そして、ステップS128での最寄の避難所の検索の結果、最寄りの避難所は検索できたか否か判別し(ステップS129)、最寄の避難所を検出できたと判別したときには、避難誘導管理部111は、最寄りの避難所の満空状態を検索して、その検索結果を表示部121の表示画面に表示すると共に、利用者からの最寄りの避難所うちの一つの選択指定を受け付ける(図5のステップS141)。
次に、避難誘導管理部111は、最寄りの飲食料提供所を検索し(ステップS142)、最寄りの飲食料提供所を検出することができたか否か判別する(ステップS143)。この処理は、避難所に避難したとしても飲食料が即座に手に入るとは限らないので、災害発生時に無料あるいは有料で飲食料を提供している店舗やコンビニエンスストアを検出して、避難の途中で、そこに寄って飲食料を調達するためのものである。
ステップS143で、飲食料提供所を検出できたと判別したときには、避難誘導管理部111は、経路探索案内部108に指示して、飲食料提供所を経由地、避難所を目的地として、避難誘導対象災害の種別に応じた経路を探索し、利用者を案内誘導するようにする(ステップS144)。また、ステップS143で、飲食料提供所を検出できなかったと判別したときには、避難誘導管理部111は、経路探索案内部108に指示して、経由地は設定せずに、避難所を目的地として、避難誘導対象災害の種別に応じた経路を探索し、利用者を案内誘導するようにする(ステップS145)。
この場合に、避難誘導対象災害の種別に応じた経路の探索は、避難誘導対象災害の種別が津波であれば、できるだけ高台を通るように経路を探索したり、避難誘導対象災害の種別が水害であれば、水害地を避けて避難するように経路を探索したりすることであり、避難誘導対象災害の種別に応じた適切な経路を選択するように探索するものである。
ステップS144またはステップS145の次には、避難誘導管理部111は、利用者が、避難所に移動するのを待ち(ステップS146)、避難所に移動したと判別したときには、安否確認サイト対応処理部109を起動させて、安否確認サイトへの自動登録を実行する(ステップS147)。この安否確認サイトへの自動応答は、設定時間ごとに繰り返し行われる。
そして、安否確認サイト対応処理部110は、安否確認メールへの自動応答の処理を行い、利用者の無事や負傷しているかどうかなどを知らせる(ステップS148)。また、安否確認サイト対応処理部109は、安否確認サイトの自動確認の処理を実行し、予め登録されている親族、社員、知人、友人の安否情報を取得し、それを表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS149)
さらに、避難誘導管理部111は、救助要請サイト対応処理部110に指示して、救助要請サイトの自動確認の処理を行わせ、予め登録されている親族、社員、知人、友人の救助要請があるか否かを確認し、その確認結果を表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS150)。
そして、避難誘導管理部111は、利用者からの終了指示を受けたか否かを判別し(ステップS151)、終了指示を受けてはいないと判別したときには、処理をステップS147に戻して、このステップS147以降の処理を繰り返す。また、ステップS147で、利用者からの終了指示を受けたと判別したときには、避難誘導管理部111は、この処理ルーチンを終了する。
また、図3のステップS130で、初期誘導は「避難所へ誘導」ではないと判別したとき、また、ステップS129で、最寄の避難所が検出できなかったと判別したときには、初期誘導は安全な場所への「避難経路探索避誘導」として、最寄りの安全な場所を検索する(図6のステップS161)。なお、ステップS129で、最寄りの避難所が検出できなかった場合に、初期誘導を「避難所へ誘導」から「避難経路探索避誘導」に変更する際には、「最寄りの避難所が検出できなかったので、最寄りの安全な場所に誘導します」などを表示部121の表示画面に表示して、初期誘導を利用者に通知する。
ステップS161で検索する最寄りの安全な場所は、避難誘導対象災害の種別に応じて異なる場所とする。例えば、避難誘導対象災害の種別が地震であれば、地盤が堅牢である墓地、寺、神社、学校、市役所、消防署等が安全な場所として検索し、また、避難誘導対象災害の種別が津波であれば、津波の緊急速報で予想される津波の高さよりも高い高台を安全な場所として検索し、また、避難誘導対象災害の種別が水害であれば、水害発生地点から離れた最寄りの高台を検索するようにする。
次に、避難誘導管理部111は、最寄りの飲食料提供所を検索し(ステップS162)、最寄りの飲食料提供所を検出することができたか否か判別する(ステップS163)。この処理は、安全な場所に避難する際には、飲食料を手に入れておいた方が良いので、災害発生時に無料あるいは有料で飲食料を提供している店舗やコンビニエンスストアを検出して、避難の途中で、そこに寄って飲食料を調達するためのものである。
ステップS163で、飲食料提供所を検出できたと判別したときには、避難誘導管理部111は、経路探索案内部108に指示して、飲食料提供所を経由地、避難誘導対象災害の種別の種別に応じた安全な場所を目的地として、避難誘導対象災害の種別に応じた経路を探索し、利用者を案内誘導するようにする(ステップS164)。また、ステップS163で、飲食料提供所を検出できなかったと判別したときには、避難誘導管理部111は、経路探索案内部108に指示して、経由地は設定せずに、避難誘導対象災害の種別の種別に応じた安全な場所を目的として、避難誘導対象災害の種別に応じた経路を探索し、利用者を案内誘導するようにする(ステップS165)。
ステップS164またはステップS165の次には、避難誘導管理部111は、利用者が、避難所に移動するのを待ち(ステップS166)、避難所に移動したと判別したときには、安否確認サイト対応処理部109を起動させて、安否確認サイトへの自動登録を実行する(ステップS167)。この安否確認サイトへの自動応答は、設定時間ごとに繰り返し行われる。
そして、安否確認サイト対応処理部110は、安否確認メールへの自動応答の処理を行い、利用者の無事や負傷しているかどうかなどを知らせる(ステップS168)。また、安否確認サイト対応処理部109は、安否確認サイトの自動確認の処理を実行し、予め登録されている親族、社員、知人、友人の安否情報を取得し、それを表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS169)
さらに、避難誘導管理部111は、救助要請サイト対応処理部110に指示して、救助要請サイトの自動確認の処理を行わせ、予め登録されている親族、社員、知人、友人の救助要請があるか否かを確認し、その確認結果を表示部121の表示画面に表示して、利用者に通知するようにする(ステップS170)。
そして、避難誘導管理部111は、利用者からの終了指示を受けたか否かを判別し(ステップS171)、終了指示を受けてはいないと判別したときには、処理をステップS167に戻して、このステップS167以降の処理を繰り返す。また、ステップS167で、利用者からの終了指示を受けたと判別したときには、避難誘導管理部111は、この処理ルーチンを終了する。
[実施形態の効果]
以上のようにして、上述の実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1によれば、利用者が避難誘導対象災害に遭遇したときに、「その場待機」を含めた初期誘導から、適時の救助要請の処理、避難所や安全な場所まで移動した後の安否確認の処理までの全般に亘るトータルな避難誘導支援を行うことができる。
そして、上述の実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1によれば、避難誘導支援を受けるためには、利用者は、緊急速報によりこの実施形態の避難誘導ナビアプリが自動的に立ち上がる場合には、自力移動の可否に関わる情報の設定を行うだけでよく、また、利用者が避難誘導ナビアプリを立ち上げる場合には、そのための操作と、自力移動の可否に関わる情報の設定を行うだけでよい。したがって、利用者は、必要最小限の操作を行うだけで、この実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1による避難誘導支援を享受することができる。
また、上述の実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1によれば、避難誘導ナビアプリを立ち上げたときには、装置を節電モードとして、消費電力を最小限に抑えるようにしているので、避難誘導に時間がかかる場合にも、その避難誘導支援を行うことができるようになる。
そして、上述の実施形態の避難誘導ナビゲーション装置1によれば、利用者は、自分が登録した属性と、T(時間)、P(場所)、O(場合(状況))に応じた避難誘導支援を受けることができるという効果を有する。
[その他の実施形態又は変形例]
上述の実施形態では、避難誘導ナビゲーション装置の機能が高機能携帯電話端末に搭載された場合として説明したが、この発明の避難誘導ナビゲーション装置は、高機能携帯電話端末以外の他の携帯端末の機能として搭載するようにしてもよいし、専用の装置として構成するようにしても勿論よい。
また、上述の実施形態においては、避難誘導ナビゲーション装置は、地図データ格納部107、経路探索案内部108を備えていて、当該避難誘導ナビゲーション装置のみで、この発明を構成することができるようにした場合である。しかし、この発明の避難誘導ナビゲーション装置は、経路探索案内支援機能を有するクラウドとクライアント装置とがネットワークを介して接続されるシステムの構成とすることもできるものである。
100…制御部、104…現在位置検出部、105…利用者属性記憶部、106…時計部、107…地図データ格納部、108…経路探索案内部、109…安否確認サイト対応処理部、110…救助要請サイト対応処理部、111…避難誘導管理部

Claims (7)

  1. 複数の避難誘導対象災害の種類の中から一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付ける避難誘導対象災害受付手段と、
    利用者の属性情報を記憶する利用者属性情報記憶部と、
    前記利用者の現在位置の位置情報を検出する現在位置検出手段と、
    前記避難誘導対象災害受付手段で前記一つの避難誘導対象災害の種類を受け付けたときに、前記利用者からの自力移動の可否に関わる情報を受け付ける自力移動関係情報受付手段と、
    最寄りの避難所または安全な場所を検索するための第1の検索手段と、
    前記第1の検索手段で検索された前記最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導するための誘導手段と、
    通信ネットワークを通じた通信を行うための通信手段と、
    前記避難誘導対象災害受付手段で前記一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付けたときに、前記利用者の避難誘導支援を開始して管理する避難誘導管理手段と、
    を備え、
    前記避難誘導管理手段は、
    前記避難誘導対象災害受付手段で受け付けた前記一つの避難誘導対象災害の種類と、前記利用者属性情報記憶部に記憶されている前記利用者の属性情報と、前記現在位置検出手段で検出された前記現在位置の位置情報と、前記自力移動関係情報受付手段で受け付けた前記自力移動の可否に関わる情報とに基づいて、
    初期誘導の種別を判定して、利用者に当該初期誘導の種別を通知すると共に、
    前記判定した前記初期誘導の種別に応じて、前記通信手段を通じて救助要請サイトに対する第1の自動処理を行い、または、前記第1の検索手段で前記最寄りの避難所または安全な場所を検索して前記誘導手段で前記最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導し、
    前記利用者が前記最寄りの避難所または安全な場所に移動した後に、前記通信手段を通じて、安否確認サイトに対する第2の自動処理を行う
    ことを特徴とする避難誘導ナビゲーション装置。
  2. 前記避難誘導対象災害受付手段は、前記通信手段を通じて受信する緊急速報に基づいて、前記一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の避難誘導ナビゲーション装置。
  3. 前記避難誘導対象災害受付手段で前記一つの避難誘導対象災害の種類の選択指定を受け付けたときに、節電モードに自動設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の避難誘導ナビゲーション装置。
  4. 前記初期誘導の種別は、その場待機及び誘導であり、前記誘導は、避難所または安全な場所への誘導である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の避難誘導ナビゲーション装置。
  5. 前記第1の自動処理には、前記救助要請サイトへの自動登録と、前記救助要請メールへの自動応答とを含み、前記第2の自動処理には、前記安否確認サイトへの自動登録と、前記安否確認メールへの自動応答とを含む
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の避難誘導ナビゲーション装置。
  6. 前記第1の自動処理には救助要請サイトの自動確認を含むと共に、前記第2の自動処理には安否確認サイトの自動確認を含む
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の避難誘導ナビゲーション装置。
  7. 前記避難誘導管理手段は、
    前記第1の検索手段で前記最寄りの避難所または安全な場所を検索して前記誘導手段で前記最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導するに際し、前記第1の検索手段で最寄りの飲食料提供所を検索させ、前記飲食料提供を検出したときには、前記誘導手段により、前記飲食料提供所を経由地として前記最寄りの避難所または安全な場所に利用者を誘導させるようにする
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の避難誘導ナビゲーション装置。
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