JP6464483B2 - 緊急通報システム、緊急通報装置、緊急通報方法、プログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る緊急通報システムSys1の概略構成を示すブロック図である。
緊急通報システムSys1は、携帯端末1a(第1の携帯端末)と、携帯端末1bと、1以上の携帯端末1cと、1以上の携帯端末1dと、1以上の中継装置2と、緊急通報装置3と、を含んで構成される。以下では、携帯端末1aと、携帯端末1bと、携帯端末1cと、携帯端末1dを、携帯端末1という場合もある。
携帯端末1と緊急通報装置3とは、中継装置2とネットワークとを介して通信する。以下では、携帯端末1と緊急通報装置3とが、中継装置2及びネットワークを介して通信(送信、受信、送受信)することを、通信(送信、受信、送受信)する、という場合もある。
携帯端末1は、自端末を識別する識別情報を有する。識別情報は、例えば、MACアドレス、SSID、等である。
また、携帯端末1は、緊急通報装置3から自端末の位置情報の送信を要請された場合において、要請を受けた携帯端末1の所持者が緊急通報装置3への自端末の位置情報の送信を許可した場合、自端末の位置を算出し、算出した結果に基づいて自端末の位置情報を生成する。携帯端末1は、生成した位置情報と自端末の識別情報とを、中継装置2及びネットワークを介して、緊急通報装置3に送信する。
携帯端末1は、例えば、緊急通報システムSys1に登録された(利用登録された)、緊急通報システムSys1の可搬型の専用端末である。あるいは、携帯端末1は、緊急通報システムSys1の利用者によって緊急通報システムに利用登録されたスマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)等でもよい。
なお、位置精度情報は、携帯端末1の位置の算出に用いたGPS衛星の数に限られるものではなく、携帯端末1が受信できた無線LANアクセスポイントの数や、携帯端末1が受信した電波の強度などの情報が用いられてもよい。
緊急通報装置3は、担当者位置情報データベースに含まれる担当者位置情報と携帯端末1aから取得した位置情報とに基づいて、担当者携帯端末から携帯端末1aまでの距離を担当者距離として算出する。緊急通報装置3は、算出した担当者距離に基づいて、担当者位置情報データベースから、携帯端末1aの所持者を捜索するのに最適な警備担当者の所持する担当者携帯端末の担当者識別情報を特定する。最適な警備担当者とは、例えば、算出した担当者距離が最も短い担当者携帯端末を所持する警備担当者である。緊急通報装置3は、距離レベルテーブルから、特定した担当者携帯端末について算出した担当者距離に応じた担当者距離レベルを判定する。
緊急通報装置3は、判定した捜索難易度レベルと担当者距離レベルとに基づいて、総合レベルを判定する。緊急通報装置3は、協力範囲算出テーブルに基づいて、判定した総合レベルと位置誤差レベルとに応じた捜索要請範囲半径を特定する。
緊急通報装置3は、携帯端末1aから取得した位置情報が示す位置を中心とし、特定した捜索要請範囲半径を半径とする捜索要請範囲に含まれる携帯端末1(援助要請対象携帯端末)を、利用者位置情報データベースから抽出する。図1において、破線の円の内側が捜索要請範囲を表す。また、図1において、携帯端末1b及び携帯端末1cが、緊急通報装置3によって援助要請対象携帯端末として抽出される携帯端末1である。緊急通報装置3は、援助要請対象携帯端末へ、携帯端末1aの所持者の捜索や救助等の援助を要請する援助要請情報を送信する。援助要請情報は、例えば、緊急通報装置3が特定した警備担当者の所持する担当者携帯端末の連絡先情報を含む。
次に、図2から図8を参照して、緊急通報装置3が有する各種のデータベース及び各種のテーブルの構成について説明する。
図2は、本実施例に係る利用者位置情報データベースの一例を示す図である。
利用者位置情報データベース321は、2つのフィールドを含んで構築される。2つのフィールドは、それぞれ、利用者識別情報と利用者位置情報である。利用者識別情報は、緊急通報システムSys1へ利用登録された携帯端末1の識別情報である。利用者位置情報は、緊急通報システムSys1へ利用登録された携帯端末1から取得した、この携帯端末1の位置情報である。利用者位置情報は、例えば、緯度や経度を示す情報である。あるいは、利用者位置情報は、例えば、利用登録された携帯端末1が屋内施設にある場合、階数や屋内における位置を示す情報である。あるいは、利用者位置情報は、それらの情報の任意の組み合わせである。レコードには、利用者識別情報とそれに応じた利用者位置情報が記録される。緊急通報装置3が緊急通報システムSys1へ利用登録された携帯端末1の識別情報と位置情報とを取得した場合、利用者位置情報データベース321は、取得した識別情報と位置情報とに基づいて更新される。
場所属性データベース322は、2つのフィールドを含んで構築される。2つのフィールドは、それぞれ、位置範囲情報と場所属性情報である。位置範囲情報は、緊急通報システムSys1がサービスの対象としている範囲を細分化した位置範囲を示す。階層を持つ施設、例えば高層ビルなどの場合、階層毎に細分化された位置範囲情報を有してもよい。場所属性情報は、場所の状態を示す情報である。場所の状態とは、例えば、個室が連続した屋内、入り組んだ屋内、視界が開けた屋外、路地の多い屋外、遮蔽物の多い屋外、等の場所の性質や有様である。また、場所属性情報は、その場所における、人の混雑の度合い、高層ビルにおける警備担当者の位置と要救助者の位置との階数差、等を含んでもよい。レコードには、位置範囲情報とそれに応じた場所属性情報が記録される。
捜索難易度データベース323は、2つのフィールドを含んで構築される。2つのフィールドは、それぞれ、場所属性情報と捜索難易度レベルである。場所属性情報は、場所の状態を示す情報である。捜索難易度レベルは、警備担当者が要救助者を捜索する場合の捜索の困難さを示すレベルである。図4の例では、捜索難易度レベルは、捜索の困難さに応じて1から4の数字で示される。捜索難易度レベルの数字が小さいほど捜索が容易であることを示し、数字が大きくなるほど捜索が困難になることを示す。例えば、場所属性情報が、個室が連続した屋内、である場合、要救助者の捜索に困難さが伴うことが予想されるので、捜索難易度レベルは4に設定される。また、例えば、場所属性情報が、視界が開けた屋外、である場合、要救助者の捜索が容易であることが予想されるので、捜索難易度レベルは1に設定される。レコードには、場所属性情報とそれに応じた捜索難易度レベルが記録される。
担当者位置情報データベース324は、2つのフィールドを含んで構築される。2つのフィールドは、それぞれ、担当者識別情報と担当者位置情報である。担当者識別情報は、警備担当者が所持する図示されない担当者携帯端末を識別する識別情報である。担当者位置情報は、担当者携帯端末から取得したこの担当者携帯端末の位置情報である。担当者位置情報は、例えば、緯度や経度を示す情報である。あるいは、担当者位置情報は、例えば、担当者携帯端末が屋内施設にある場合、階数や屋内における位置を示す情報である。あるいは、担当者位置情報は、それらの情報の任意の組み合わせである。レコードには、担当者識別情報とそれに応じた担当者位置情報が記録される。緊急通報装置3が担当者携帯端末の識別情報と位置情報とを取得した場合、担当者位置情報データベース324は、取得した識別情報と位置情報とに基づいて更新される。
距離レベルテーブル325は、2つのフィールドを有する。2つのフィールドは、それぞれ、担当者距離と担当者距離レベルである。担当者距離は、警備担当者の位置を中心とした半径距離である。担当者距離レベルは、警備担当者が要救助者を捜索する場合の捜索の困難さを示すレベルである。図6の例では、担当者距離レベルは、捜索の困難さに応じて1から4の数字で示される。担当者距離レベルの数字が小さいほど捜索が容易であることを示し、数字が大きくなるほど捜索が困難になることを示す。例えば、担当者距離が、1000よりおおきい(>1000)場合、警備担当者が要救助者を捜索し、要救助者のもとへたどり着くまでに困難さが伴うことが予想されるので、担当者距離レベルは4に設定される。また、例えば、担当者距離が、200より小さい(<200)場合、警備担当者が要救助者を捜索し、要救助者のもとへたどり着くことが容易であることが予想されるので、担当者距離レベルは1に設定される。レコードには、担当者距離とそれに応じた担当者距離レベルが記録される。
位置誤差レベルテーブル326は、3つのフィールドを有する。3つのフィールドは、それぞれ、位置精度情報、誤差範囲半径、誤差レベルである。位置精度情報は、緊急通報装置3が携帯端末1から取得する情報である。図7の例では、位置精度情報として、携帯端末1の位置の算出に用いたGPS衛星の数を用いる。誤差範囲半径は、位置精度情報に基づいた、位置情報の誤差範囲の半径距離を示す。図7の例では、誤差範囲半径は、位置情報の算出に用いたGPS生成の数に応じて、10から200の数が設定される。誤差レベルは、誤差範囲の大きさを示す情報である。図7の例では、誤差レベルは、位置情報の算出に用いたGPS生成の数に応じて、A、B、C、D、Eのレベルが設定される。例えば、位置精度情報である携帯端末1の位置の算出に用いたGPS衛星の数が5以上(>=5)である場合、位置情報は正確であると推認され、誤差レベルとしてAが、誤差範囲半径として10が設定される。また、例えば、位置精度情報である携帯端末1の位置の算出に用いたGPS衛星の数が0である場合、位置情報は非常に不正確であると推認され、誤差レベルとしてEが、誤差範囲半径として200が設定される。
なお、図7の例では、位置精度情報として、携帯端末1の位置の算出に用いたGPS衛星の数を用いているが、位置精度情報はこれに限られるものではなく、携帯端末1が受信できた無線LANアクセスポイントの数や、携帯端末1が受信した電波の強度などの情報が用いられてもよい。
協力範囲算出テーブル327は、捜索難易度レベルと担当者距離レベルの組み合わせに基づいて判定された総合レベルに応じた捜索要請範囲半径の情報を有する。総合レベルは、例えば、捜索難易度レベルを示す数と担当者距離レベルを示す数を加算して算出される数である。捜索範囲要請半径は、要救助者の所持する携帯端末1の位置情報が示す位置を中心とする、要救助者の捜索や救助等の援助を要請する範囲の半径距離である。捜索要請範囲半径は、さらに、位置誤差レベルに基づいて設定される。例えば、総合レベルが2であり、位置誤差レベルがAである場合、捜索要請範囲半径は0に設定される。また、例えば、総合レベルが4か5であり、位置誤差レベルがCである場合、捜索要請範囲半径は30に設定される。図8の協力範囲算出テーブルにおいて、A1の領域(領域A1)は、捜索要請範囲半径が0である領域を示す。また、図8の協力範囲算出テーブルにおいて、A2の領域(領域A2)は、捜索要請範囲半径が0より大きい値である領域を示す。
次に、図9を参照して、緊急通報装置3の構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る緊急通報装置3の概略構成を示すブロック図である。
緊急通報装置3は、通信部31、記憶部32、捜索難易度判定部33、距離レベル判定部34、指令部35を含んで構成される。
通信部31は、ネットワークを介して、携帯端末1と通信する。通信部31は、携帯端末1から各種のデータを受信する。通信部31は、携帯端末1へ各種のデータを送信する。各種のデータとは、例えば、位置情報、位置精度情報、識別情報、援助要請情報、等である。
場所属性データベース322は、記憶部32に構築される。場所属性データベース322は、2つのフィールドを含んで構築される。2つのフィールドは、それぞれ、位置範囲情報と場所属性情報である。レコードには、位置範囲情報とそれに応じた場所属性情報が記録される。
担当者位置情報データベース324は、記憶部32に構築される。担当者位置情報データベース324は、2つのフィールドを含んで構築される。2つのフィールドは、それぞれ、担当者識別情報と担当者位置情報である。レコードには、担当者識別情報とそれに応じた担当者位置情報が記録される。指令部35が担当者識別情報と担当者位置情報とを取得した場合、担当者位置情報データベース324は、取得した担当者識別情報と担当者位置情報とに基づいて更新される。
位置誤差レベルテーブル326は、記憶部32に記憶される。位置誤差レベルテーブル326は、3つのフィールドを有する。3つのフィールドは、それぞれ、位置精度情報、誤差範囲半径、誤差レベルである。レコードには、位置精度情報とそれに応じた誤差範囲半径及び誤差レベルが記録される。
協力範囲算出テーブル327は、記憶部32に記憶される。協力範囲算出テーブル327は、捜索難易度レベルと担当者距離レベルの組み合わせに基づいて判定された総合レベルに応じた捜索要請範囲半径の情報を有する。捜索要請範囲半径は、さらに、位置誤差レベルに基づいて設定される。
次に、携帯端末1の構成について説明する。
携帯端末1は、端末通信部11と、端末記憶部12と、測位部13と、制御部14と、緊急通報ボタン15と、通知部16と、を含んで構成される。
端末通信部11は、ネットワークを介して緊急通報装置3と通信する。端末通信部11は、緊急通報装置3から各種のデータを受信する。端末通信部11は、緊急通報装置3へ各種のデータを送信する。各種のデータとは、例えば、位置情報、位置精度情報、識別情報、援助要請情報、等である。
端末記憶部12は、各種のデータを記憶する。各種のデータとは、例えば、自端末の識別情報である。端末記憶部12は、例えば、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。また、端末記憶部12は、HDD(Hard Disc Drive)、EEPROM、フラッシュメモリなどを備えてもよい。また、端末記憶部12は、それらの組み合わせであってもよい。
なお、緊急通報ボタン15は、専ら緊急通報のために設けられたボタンであってもよい。あるいは、緊急通報ボタン15は、他の用途に供されているボタン、例えば電源ボタン、にその機能を備えさせたものでもよい。あるいは、緊急通報ボタン15は、画面に表示されたタッチパネル上のボタンにその機能を備えさせたものであってもよい。
次に、図11を参照して、緊急通報システムのシーケンスについて説明する。
図11は、本実施形態に係る緊急通報システムSys1による処理の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図11には携帯端末1は2しか図示されないが、携帯端末1の数は2以上の任意の数であってもよい。
次に、緊急通報装置3は、携帯端末1から受信した位置情報と識別情報とに基づいて、利用者位置情報データベース321を更新する(ステップS1102)。
いずれかの携帯端末1から救助を必要としていることを示す救助信号が発信されるまで、緊急通報システムSys1は、ステップS1101とステップS1102の処理を繰り返す。いずれかの携帯端末1から救助を必要としていることを示す救助信号が発信される場合、緊急通報システムSys1は、ステップS1103へ処理を進める。
次に、緊急通報装置3は、携帯端末1へ位置情報と識別情報の送信を要請する(ステップS1105)。
次に、自端末の位置情報の送信を要請された携帯端末1bは、自端末の位置を算出し、算出した結果に基づいて自端末の位置情報を生成する。また、携帯端末1bは、生成した位置情報と自端末を識別する識別情報とを、緊急通報装置3に送信する(ステップS1106)。
次に、緊急通報装置3は、取得した携帯端末1bの位置情報と識別情報とに基づいて、利用者位置情報データベース321を更新する(ステップS1107)。
次に、緊急通報装置3は、担当者位置情報データベース324に含まれる担当者位置情報と携帯端末1aから取得した位置情報とに基づいて、担当者携帯端末から携帯端末1aまでの距離を担当者距離として算出する。また、緊急通報装置3は、算出した担当者距離に基づいて、担当者位置情報データベース324から、携帯端末1aの所持者を捜索するのに最適な警備担当者の所持する担当者携帯端末の担当者識別情報を特定する。最適な警備担当者とは、例えば、算出した担当者距離が最も短い担当者携帯端末を所持する警備担当者である。また、緊急通報装置3は、距離レベルテーブル325から、特定した担当者携帯端末について算出した担当者距離に応じた担当者距離レベルを判定する(ステップS1110)。
次に、緊急通報装置3は、携帯端末1aから取得した位置情報が示す位置を中心とし、特定した捜索要請範囲半径を半径とする捜索要請範囲に含まれる携帯端末1(援助要請対象携帯端末)を、利用者位置情報データベース321から抽出する(ステップS1112)。図11の例では、携帯端末1bが、援助要請対象携帯端末である。
次に、携帯端末1bは、受信した援助要請情報に基づいて、自端末の所持者に援助要請を通知する。また、携帯端末1bは、例えば、音声、表示、振動、あるいはこれらの任意の組み合わせ、等で自装置の所持者に援助要請を通知する(ステップS1115)。
次に、携帯端末1bにおいて、携帯端末1bの所持者が要救助者である携帯端末1aの所持者を発見した場合、携帯端末1bの所持者は、援助要請の通知に含まれる、緊急通報装置3が特定した警備担当者の所持する担当者携帯端末の連絡先に通報を行ってもよい(ステップS1116)。通報は、例えば、電話による通報、電子メール、等である。
以上で、緊急通報システムSys1は、図11に示される処理を終了する。
次に、図12を参照して、緊急通報システムの動作について説明する。
図12は、本実施形態に係る緊急通報装置3の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、緊急通報装置3は、通信部31を介して、救助を必要とする携帯端末1aから救助信号と位置情報と位置精度情報を取得する(ステップS1201)。
次に、指令部35は、通信部31が複数の担当者携帯端末から受信した担当者識別情報と担当者位置情報とを取得し、取得した担当者識別情報と担当者位置情報とに基づいて、記憶部32に構築された担当者位置情報データベース324を更新する(ステップS1203)。
次に、距離レベル判定部34は、記憶部32に構築された担当者位置情報データベース324に含まれる担当者位置情報と携帯端末1aから取得した位置情報とに基づいて、担当者携帯端末と携帯端末1aとの距離を担当者距離として算出する(ステップS1205)。
特定した捜索要請範囲半径が所定の閾値よりも大きくない場合(ステップS1208における“No”)、つまり、図8における領域A1に含まれる場合、緊急通報装置3は、ステップS1212へ処理を進める。
特定した捜索要請範囲半径が所定の閾値よりも大きい場合(ステップS1208における“Yes”)、つまり、図8における領域A2に含まれる場合、緊急通報装置3は、ステップS1209へ処理を進める。
次に、指令部35は、携帯端末1aの所持者の捜索や救助等の援助を要請する援助要請情報を生成する(ステップS1210)。
次に、通信部31は、距離レベル判定部34が特定した担当者識別情報で識別される担当者携帯端末を所持する、携帯端末1aの所持者を捜索するのに最適な警備担当者へ要救助者の救助指示を送る(ステップS1212)。なお、通信部31は、距離レベル判定部34が特定した担当者識別情報で識別される担当者携帯端末を所持する警備担当者に加えて、その他の警備担当者へ要救助者の救助指示を送ってもよい。
以上で、緊急通報装置3は、図12に示される処理を終了する。
なお、図12において、ステップS1202の処理は省略されてもよい。
次に、図13及び図14を参照して、携帯端末1の動作について説明する。
図13は、本実施形態に係る携帯端末1aにおける救助要請時の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、携帯端末1aの所持者の操作に基づいて、緊急通報ボタン15が操作される。制御部14は、携帯端末1の所持者による緊急通報ボタン15の操作に基づいて、救助を必要としていることを示す救助信号を生成する(ステップS1301)。
次に、制御部14は、測位部13に携帯端末1aの位置を算出させ、算出された自端末の位置情報と位置精度情報とを取得する(ステップS1302)。
次に、制御部14は、端末通信部11に、ステップ1301において生成した救助信号とステップS1302において取得した位置情報と位置精度情報とを、緊急通報装置3へ送信させる(ステップS1303)。
以上で、携帯端末1aは、図13に示される処理を終了する。
図14は、本実施形態に係る携帯端末1bにおける援助を要請された時の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、携帯端末1bの端末通信部11が、緊急通報装置3から、救助信号を発信した要救助者の捜索や救助等の援助を要請する援助要請情報を受信する(ステップS1401)。
次に、制御部14は、端末通信部が受信した援助要請情報を取得し、取得した援助要請情報に基づいて、通知部16に、携帯端末1bの所持者へ援助要請を通知させる。また、通知部16は、例えば、音声、表示、振動、あるいはこれらの任意の組み合わせ、等により、自端末の所持者へ援助要請を通知する(ステップS1402)。
次に、携帯端末1bにおいて、携帯端末1bの所持者が要救助者である携帯端末1aの所持者を発見した場合、携帯端末1bの所持者は、援助要請の通知に含まれる緊急通報装置3が特定した警備担当者の所持する担当者携帯端末の連絡先に通報を行う(ステップS1403)。通報は、例えば電話による通報、電子メール、等である。
以上で、携帯端末1bは、図14に示される処理を終了する。
次に、図15を参照して、携帯端末1における援助を要請された時の通知例ついて説明する。図15は、本実施形態に係る携帯端末1bにおける援助を要請された時の通知の一例を示す図である。
図15の例では、通知部16は表示手段を備える。携帯端末1bの制御部14は、端末通信部11が受信した援助要請情報に基づいて、通知部16に通知させるメッセージ画面情報を生成する。通知部16は、制御部14が生成したメッセージ画面情報を取得し、取得したメッセージ画面情報が示すメッセージ画面を、表示手段を用いて表示する。
メッセージ画面は、メッセージMs1を含んで構成される。メッセージMs1は、携帯端末1bの所持者へ要救助者の捜索や救助等の援助を要請する内容として「周囲にサポートを必要としている方がいます。発見されましたら、すぐに連絡先にご連絡ください」とのメッセージと、その連絡先として、緊急通報装置3によって特定された警備担当者の電話番号と電子メールアドレスとを含んで構成される。
これにより、緊急通報システムSys1及び緊急通報装置3は、人の混雑の度合い等の時刻によって変化する情報も考慮した捜索援助要請を行うことができる。また、緊急通報システムSys1及び緊急通報装置3は、屋内位置に応じた捜索援助要請を行うことができる。
1a、1b、1c、1d 携帯端末
11 端末通信部
12 端末記憶部
13 測位部
14 制御部
15 緊急通報ボタン
16 通知部
2 中継装置
3 緊急通報装置
31 通信部
32 記憶部
321 利用者位置情報データベース
322 場所属性データベース
323 捜索難易度データベース
324 担当者位置情報データベース
325 距離レベルテーブル
326 位置誤差レベルテーブル
327 協力範囲算出テーブル
33 捜索難易度判定部
34 距離レベル判定部
35 指令部
4 GPS衛星
S1101−S1116 緊急通報システムSys1における処理
S1201−S1212 緊急通報装置3における処理
S1301−S1303 携帯端末1aにおける処理
S1401−S1403 携帯端末1bにおける処理
Claims (8)
- 携帯端末の位置情報に応じた所定の範囲における捜索の困難さを示す捜索難易度情報を記憶する捜索難易度情報記憶部と、
携帯端末を識別する識別情報と、当該携帯端末の識別情報に応じた位置を示す利用者位置情報を記憶する利用者位置情報記憶部と、
担当者の位置を示す担当者位置情報を記憶する担当者位置情報記憶部と、
担当者からの距離に応じた捜索の困難さを示す距離レベル情報を記憶する担当者距離レベル情報記憶部と、
前記捜索難易度情報と前記距離レベル情報との各々の組み合わせに応じた捜索範囲の半径距離を示す捜索要請範囲半径情報を記憶する捜索要請範囲半径情報記憶部と、
第1の携帯端末から、救助を要請する救助信号と当該第1の携帯端末の位置を示す位置情報とを受信する通信部と、
前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記捜索難易度情報とに基づいて前記第1の携帯端末の捜索難易度を判定する捜索難易度判定部と、
前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記担当者位置情報とに基づいて、担当者から前記第1の携帯端末までの距離に応じた距離レベルを判定する距離レベル判定部と、
前記判定した捜索難易度と前記判定した距離レベルと前記捜索要請範囲半径情報とに基づいて、前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離を特定し、前記利用者位置情報から、前記第1の携帯端末の位置情報が示す位置を中心とした当該半径距離内に位置する携帯端末を抽出し、前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索援助を要請する援助要請情報を生成し、前記通信部に、前記抽出した携帯端末へ前記生成した援助要請情報を送信させる指令部と、
を備えたことを特徴とする緊急通報装置。 - 前記通信部は、1または複数の前記携帯端末のうち、第1の携帯端末から、救助信号と位置情報とともに位置情報の精度を示す位置精度情報を受信し、
前記指令部は、前記位置精度情報を取得し、取得した前記位置精度情報と前記判定した捜索難易度と前記判定した距離レベルと前記捜索要請範囲半径情報とに基づいて、前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の緊急通報装置。 - 前記指令部は、特定した前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離が所定の閾値より大きいか否かを判定し、所定の閾値より大きいと判定した場合、前記利用者位置情報から、前記1または複数の携帯端末のうち、前記第1の携帯端末の位置情報が示す位置を中心とした前記特定した半径距離内に位置する携帯端末を抽出し、前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索援助を要請する援助要請情報を生成し、前記通信部に、前記抽出した携帯端末へ前記生成した援助要請情報を送信させる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の緊急通報装置。 - 前記距離レベル判定部は、位置情報を取得し、取得した位置情報と前記担当者位置情報とに基づいて、1または複数の担当者から前記第1の携帯端末までの距離を担当者距離として算出し、当該算出した担当者距離に基づいて前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索を行う1または複数の担当者を特定し、特定した前記1または複数の担当者各々について算出した担当者距離と前記距離レベル情報とに基づいて、距離レベルを判定する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の緊急通報装置。 - 緊急通報装置と、当該緊急通報装置に登録された1または複数の携帯端末とを含んで構成される緊急通報システムであって、
前記携帯端末は、
前記緊急通報装置と送受信を行う端末通信部と、
前記携帯端末を識別する識別情報を記憶する端末記憶部と、
援助要請情報を通知する通知部と、
前記携帯端末の位置を算出し、算出した結果に基づいて位置情報を生成する測位部と、
前記携帯端末の所持者による操作に基づいて救助を要請する救助信号を生成し、前記測位部から前記位置情報を取得し、前記端末記憶部から前記識別情報を取得し、取得した前記救助信号と前記位置情報とを端末通信部を介して前記緊急通報装置に送信させ、また、前記端末通信部が受信した前記援助要請情報を取得し、取得した前記援助要請情報に基づいて前記通知部に通知させる制御部と、
を含んで構成され、
前記緊急通報装置は、
携帯端末の位置情報に応じた所定の範囲における捜索の困難さを示す捜索難易度情報を記憶する捜索難易度情報記憶部と、
前記登録された1または複数の携帯端末の識別情報に応じた位置を示す利用者位置情報を記憶する利用者位置情報記憶部と、
担当者の位置を示す担当者位置情報を記憶する担当者位置情報記憶部と、
担当者からの距離に応じた捜索の困難さを示す距離レベル情報を記憶する担当者距離レベル情報記憶部と、
前記捜索難易度情報と前記距離レベル情報との各々の組み合わせに応じた捜索範囲の半径距離を示す捜索要請範囲半径情報を記憶する捜索要請範囲半径情報記憶部と、
前記登録された1または複数の携帯端末のうち、第1の携帯端末から、救助信号と位置情報とを受信する通信部と、
前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記捜索難易度情報とに基づいて前記第1の携帯端末の捜索難易度を判定する捜索難易度判定部と、
前記位置情報を取得し、取得した位置情報と前記担当者位置情報とに基づいて、担当者から前記第1の携帯端末までの距離に応じた距離レベルを判定する距離レベル判定部と、
前記判定した捜索難易度と前記判定した距離レベルと前記捜索要請範囲半径情報とに基づいて、前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離を特定し、前記利用者位置情報から、前記登録された1または複数の携帯端末のうち、前記第1の携帯端末の位置情報が示す位置を中心とした前記特定した半径距離内に位置する携帯端末を抽出し、前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索援助を要請する援助要請情報を生成し、前記通信部に、前記抽出した携帯端末へ前記生成した援助要請情報を送信させる指令部と、
を含んで構成される
ことを特徴とする緊急通報システム。 - 通信部と、記憶部と、捜索難易度判定部と、距離レベル判定部と、指令部とを含んで構成される緊急通報装置における緊急通報方法であって、
前記通信部が、携帯端末と送受信を行い、
捜索難易度情報記憶部が、携帯端末の位置情報に応じた所定の範囲における捜索の困難さを示す捜索難易度情報を記憶し、
利用者位置情報記憶部が、携帯端末を識別する識別情報と、当該識別情報に応じた位置を示す利用者位置情報とを記憶し、
担当者位置情報記憶部が、担当者の位置を示す担当者位置情報を記憶し、
担当者距離レベル情報記憶部、担当者からの距離に応じた捜索の困難さを示す距離レベル情報を記憶し、
捜索要請範囲半径情報記憶部が、前記捜索難易度情報と前記距離レベル情報との各々の組み合わせに応じた捜索範囲の半径距離を示す捜索要請範囲半径情報を記憶し、
第1の携帯端末から、前記通信部が救助を要請する救助信号と当該第1の携帯端末の位置を示す位置情報とを受信した場合において、
前記捜索難易度判定部が、前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記捜索難易度情報とに基づいて前記第1の携帯端末の捜索難易度を判定し、
前記距離レベル判定部が、前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記担当者位置情報とに基づいて、担当者から前記第1の携帯端末までの距離を担当者距離として算出し、当該算出した担当者距離と前記距離レベル情報とに基づいて、距離レベルを判定し、
前記指令部が、前記判定した捜索難易度と前記判定した距離レベルと前記捜索要請範囲半径情報とに基づいて、前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離を特定し、前記利用者位置情報から、前記第1の携帯端末の位置情報が示す位置を中心とした当該半径距離内に位置する携帯端末を抽出し、前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索援助を要請する援助要請情報を生成し、前記通信部に、前記抽出した携帯端末へ前記生成した援助要請情報を送信させる
ことを特徴とする緊急通報装置における緊急通報方法。 - 緊急通報装置と、当該緊急通報装置に登録された1または複数の携帯端末とを含んで構成される緊急通報システムにおける緊急通報方法であって、
前記携帯端末において、
端末通信部が、前記緊急通報装置と送受信を行い、
端末記憶部が、前記携帯端末を識別する識別情報を記憶し、
通知部が、援助要請情報を通知し、
測位部が、前記携帯端末の位置を算出し、算出した結果に基づいて位置情報を生成し、
制御部が、前記携帯端末の所持者による操作に基づいて救助を要請する救助信号を生成し、前記測位部から前記位置情報を取得し、前記端末記憶部から前記識別情報を取得し、取得した前記救助信号と前記位置情報とを端末通信部を介して前記緊急通報装置に送信させ、また、前記端末通信部が受信した前記援助要請情報を取得し、取得した前記援助要請情報に基づいて前記通知部に通知させ、
前記緊急通報装置において、
通信部が、前記複数の携帯端末と送受信を行い、
捜索難易度情報記憶部が、携帯端末の位置情報に応じた所定の範囲における捜索の困難さを示す捜索難易度情報を記憶し、
利用者位置情報記憶部が、前記登録された1または複数の携帯端末の識別情報に応じた位置を示す利用者位置情報を記憶し、
担当者位置情報記憶部が、担当者の位置を示す担当者位置情報を記憶し、
担当者距離レベル情報記憶部が、担当者からの距離に応じた捜索の困難さを示す距離レベル情報を記憶し、
捜索要請範囲半径情報記憶部が、前記捜索難易度情報と前記距離レベル情報との各々の組み合わせに応じた捜索範囲の半径距離を示す捜索要請範囲半径情報を記憶し、
前記登録された1または複数の携帯端末のうち、第1の携帯端末から、前記通信部が救助信号と位置情報とを受信した場合において、
捜索難易度判定部が、前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記捜索難易度情報とに基づいて前記第1の携帯端末の捜索難易度を判定し、
距離レベル判定部が、前記位置情報を取得し、取得した位置情報と前記担当者位置情報とに基づいて、担当者から前記第1の携帯端末までの距離を担当者距離として算出し、当該算出した担当者距離と前記距離レベル情報とに基づいて、距離レベルを判定し、
指令部が、前記判定した捜索難易度と前記判定した距離レベルと前記捜索要請範囲半径情報とに基づいて、前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離を特定し、前記利用者位置情報から、前記登録された1または複数の携帯端末のうち、前記第1の携帯端末の位置情報が示す位置を中心とした前記特定した半径距離内に位置する携帯端末を抽出し、前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索援助を要請する援助要請情報を生成し、前記通信部に、前記抽出した携帯端末へ前記生成した援助要請情報を送信させる
ことを特徴とする緊急通報システムにおける緊急通報方法。 - 携帯端末と送受信を行う通信部と、携帯端末の位置情報に応じた所定の範囲における捜索の困難さを示す捜索難易度情報を記憶する捜索難易度情報記憶部と、携帯端末を識別する識別情報と当該識別情報に応じた位置を示す利用者位置情報とを記憶する利用者位置情報記憶部と、担当者の位置を示す担当者位置情報を記憶する担当者位置情報記憶部と、担当者からの距離に応じた捜索の困難さを示す距離レベル情報を記憶する担当者距離レベル情報記憶部と、前記捜索難易度情報と前記距離レベル情報との各々の組み合わせに応じた捜索範囲の半径距離を示す捜索要請範囲半径情報を記憶する捜索要請範囲半径情報記憶部とを含んで構成される緊急通報装置において、
第1の携帯端末から、前記通信部が救助を要請する救助信号と当該第1の携帯端末の位置を示す位置情報とを受信した場合において、
前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記捜索難易度情報とに基づいて前記第1の携帯端末の捜索難易度を判定する第1の過程と、
前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報と前記担当者位置情報とに基づいて、担当者から前記第1の携帯端末までの距離を担当者距離として算出し、当該算出した担当者距離と前記距離レベル情報とに基づいて、距離レベルを判定する第2の過程と、
前記判定した捜索難易度と前記判定した距離レベルと前記捜索要請範囲半径情報とに基づいて、前記第1の携帯端末を捜索する範囲の半径距離を特定する第3の過程と、
前記利用者位置情報から、前記第1の携帯端末の位置情報が示す位置を中心とした、第3の過程において特定した前記半径距離内に位置する携帯端末を抽出する第4の過程と、
前記第1の携帯端末から救助を要請した要救助者の捜索援助を要請する援助要請情報を生成する第5の過程と、
前記通信部に、第4の過程において抽出した前記携帯端末へ、第5の過程において生成した前記援助要請情報を送信させる第6の過程と、
を前記緊急通報装置に実行させるためのプログラム。
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