JP2016183598A - 圧力調整弁 - Google Patents

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昌弘 小林
秀行 福田
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秀行 福田
勝之 畑
Katsuyuki Hata
勝之 畑
中村 和弘
Kazuhiro Nakamura
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Abstract

【課題】蓋部材に設けたシール部材を摩耗、変形させることなく、蓋部材をボデー部材に組み付けて固定することができる圧力調整弁を提供すること。
【解決手段】構成部品を内部に収容するボデー部材7と、ボデー部材7の端部に形成された開口7a,7bをシール部材231,461を設けて塞ぐ蓋部材23,46とを備える圧力調整弁10において、蓋部材23,46の端面23a,46aを覆う金属板45を備え、その金属板45は、ボデー部材7に対して複数の固定ネジ452で固定されている

【選択図】図1

Description

本発明は、高圧の気体燃料の圧力を減圧して所望の圧力に調整する圧力調整弁に関するものである。
気体燃料の圧力を調整する圧力調整弁では、ボデー部材に形成された開口がシール部材が設けられた蓋部材により塞がれているものがある。この種の圧力調整弁として、例えば、蓋部材の外壁に形成されたネジ溝がボデー部材の内壁に形成されたネジ溝に螺合することにより、蓋部材がボデー部材に組み付けられ固定されているものがある(特許文献1参照)。また、蓋部材が直接、ボデー部材に対してネジで固定されているものもある。
特開2014−11907号公報
しかしながら、上記の圧力調整弁では、蓋部材をボデー部材に組み付けて固定する際、蓋部材ネジ溝とボデー部材のネジ溝とを螺合させるため、蓋部材を回転させながらボデー部材に組み付ける必要がある。また、蓋部材を直接、ボデー部材にネジで固定するものでは、ネジ穴を合わせるために蓋部材を回転させる必要がある。このように組付けの際、蓋部材を回転させる必要があるため、蓋部材に設けたシール部材を摩耗、変形させてしまうおそれがある。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、蓋部材に設けたシール部材を摩耗、変形させることなく、蓋部材をボデー部材に組み付けて固定することができる圧力調整弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一形態は、構成部品を内部に収容するボデー部材と、前記ボデー部材の端部に形成された開口をシール部材を設けて塞ぐ蓋部材とを備える圧力調整弁において、前記蓋部材の端面の少なくとも一部を覆う固定部材を備え、前記固定部材は、前記ボデー部材に対して複数のネジで固定されていることを特徴とする。
この圧力調整弁では、蓋部材の端面の少なくとも一部を覆う固定部材が、ボデー部材に対してネジで固定されている。そのため、蓋部材をボデー部材内に先に挿入して組み付け、蓋部材を回転させることなく固定部材だけを移動させネジ穴を合わせてネジにより固定部材をボデー部材に固定することにより蓋部材をボデー部材に固定することができる。従って、蓋部材に設けたシール部材を摩耗、変形させることなく、蓋部材をボデー部材に組み付けて固定することができる。
そして、上記した圧力調整弁において、前記蓋部材に凸部が形成され、前記固定部材に、前記凸部に嵌め合わせられる穴が形成されていることが望ましい。
このような構成にすることにより、蓋部材の凸部がガイドとなるため、凸部に固定部材の穴を嵌め込むだけで固定部材の位置合わせ(ネジ穴合わせ)を簡単に行うことができる。従って、固定部材のボデー部材に対する固定作業が非常に容易になる。
また、上記した圧力調整弁において、前記ボデー部材の複数箇所に前記蓋部材を備え、前記固定部材は、複数の前記蓋部材を固定していても良い。
このような構成であれば、複数の蓋部材を共通(1つ)の固定部材で固定することができる。従って、部品点数を削減できるとともに、ネジの固定作業工数も減るため生産性が向上する。
本発明に係る圧力調整弁によれば、蓋部材に設けたシール部材を摩耗、変形させることなく、蓋部材をボデー部材に組み付けて固定することができる。
実施形態に係る圧力調整弁の断面図である。 実施形態に係る圧力調整弁の上面図である。
本発明に係る実施形態である圧力調整弁について詳細に説明する。はじめに、本実施形態に係る圧力調整弁の全体構造とその動作方法を説明し、その後、本実施形態に係る蓋部材及び固定部材の構成とその作用について説明する。
<圧力調整弁の全体構造>
まず、本実施形態に係る圧力調整弁の全体構造について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る圧力調整弁の断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る圧力調整弁10は、上流に位置する上流圧力調整弁1と、下流に位置する下流圧力調整弁2と、上流圧力調整弁1による減圧後であって下流圧力調整弁2による減圧前の燃料ガスGが通過する中通路3と、当該中通路3に接続された逆止弁4とをボデー部材7に備え、燃料ガスGを多段階に減圧しながら所望の圧力に調整する多段圧力調整弁である。本圧力調整弁10は、アルミ合金製のボデー部材7の内部に、上流圧力調整弁1、下流圧力調整弁2、中通路3、逆止弁4等が形成されている。上流圧力調整弁1と下流圧力調整弁2とは、直列に接続されている。
なお、燃料ガスGは、例えば、車両用燃料電池(FC)に供給される水素ガスであり、本圧力調整弁10の上流側には、燃料タンクに貯留された燃料ガスGを供給又は停止する主止弁が接続され、本圧力調整弁10の下流側には、所望の圧力に調圧された燃料ガスGを燃料電池に供給するインジェクタが接続されている(図示しない)。燃料タンクに貯留される燃料ガスGは、充填設備によっては約80〜90MPa程度の圧力で充填される場合がある。一方、本圧力調整弁10からインジェクタに供給される燃料ガスGの圧力は、1.0〜1.5MPa程度の圧力まで減圧される。したがって、本圧力調整弁10は、例えば、上流圧力調整弁1にて約80〜90MPa程度から約3.0〜2.5MPa程度まで減圧し、下流圧力調整弁2にて約3.0〜2.5MPa程度から約1.0〜1.5MPa程度まで減圧する。
ボデー部材7の左上端には、上方へ突設された円筒状凸部73が形成されている。円筒状凸部73には、六角柱状に形成された端子ブロック74が上方から螺子止めされている。端子ブロック74には、上方に開口し主止弁と接続される入口端子8が形成されている。また、ボデー部材7の上右端には、右方へ開口しインジェクタに接続される出口端子6が形成されている。
(上流圧力調整弁)
上流圧力調整弁1は、入口端子8と連通される弁室12と、弁室12内を上下動する弁体13と、弁室12の下端に形成され弁体13と当接、離間する弁座14と、弁座14の下方に位置し弁体13が上方へ移動したとき弁室12と連通される調圧室11と、調圧室11内を上下動するピストン15と、ピストン15を上方へ付勢するコイルばね16と、コイルばね16の下端に当接してコイルばね16を保持する保持部材17と、保持部材17を高さ調整可能にボデー部材7に螺子止する止め部材18とを備えている。なお、ピストン15は、弁体13に対して弁ばね133の付勢方向の先に配置されている。
入口端子8と弁室12との間には、入口端子通路81が垂直状に形成されている。弁室12と弁体13との間には、弁体13を下方(弁座14側の方向)へ付勢する弁ばね133(付勢部材)が介装されている。弁体13には、弁ばね133が装着された本体部134の下方に弁座14と当接するテーパ部132が形成されている。テーパ部132の下方には、ニードル部131が形成されている。ニードル部131は、弁座14に形成された通孔を貫通して調圧室11まで延伸されている。ニードル部131の下端は、ピストン15の本体部上端に突設された軸突部153の先端面に当接している。
ピストン15の本体部外周縁には、調圧室11の内周縁と摺接して調圧室11をシールする環状シール部材151が嵌装されている。環状シール部材151は、上方へV字状に開くリップ状断面を有する。ピストン15の下端には、コイルばね16を保持するばね受座154が凹形成されている。ばね受座154は、水平状に形成され、コイルばね16のコイル端部161と当接している。ばね受座154の外周壁には、フッ素系樹脂製の摺動部材152が装着されている。コイルばね16の下端に当接する保持部材17には、通気口171が形成され、止め部材18には、通気口171を通して導入される外気に対するフィルタ部材19が係止されている。調圧室11は、後述するように中通路3(31、32、33)を介して下流圧力調整弁2の弁室22と連通されている。
(下流圧力調整弁)
下流圧力調整弁2は、出口端子6と連通される調圧室21と、調圧室21内を上下動するピストン24と、ピストン24を上方へ付勢するコイルばね25と、調圧室21の下方に形成された弁室22と、ピストン24の軸部に沿って弁室22まで延設された略円筒状の弁体241と、弁室22の下端に形成され弁体241の下端部が当接、離間する弁座26と、弁座26が内嵌されボデー部材7の右下端に螺子止めされる止め部材27と、止め部材27に螺着させ弁座26を高さ調整可能に形成された調整ねじ28とを備えている。
調圧室21は、ボデー部材7の右上端から嵌装される蓋部材23によってシールされている。蓋部材23の軸下方には、ピストン24の上端部に当接して、ピストン24の上方への移動を規制する円柱状凸部が形成されている。円柱状凸部がピストン24の上端部に当接した時には、調圧室21には円環状空間が形成される。なお、蓋部材23の詳細については後述する。そして、調圧室21と出口端子6との間には、両者を連通させる出口端子通路61が水平状に形成されている。
ピストン24及び弁体241の軸中心には、円柱状の貫通孔2411がピストン24の上端部から弁体の下端部まで形成されている。ピストン24の本体部外周縁には、調圧室21の内周縁と摺接して調圧室21をシールする環状シール部材242が嵌装されている。環状シール部材242は、上方へV字状に開くリップ状断面を有する。ピストン24の下端には、コイルばね25を保持するばね受座246が凹形成されている。コイルばね25は、円筒状の圧縮ばねである。コイルばね25の下端は、ボデー部材7と一体に形成された保持部247によって位置規制されている。
保持部247の下方には、弁体241の外周縁と摺接して弁室22をシールする環状シール部材243が嵌装されている。環状シール部材243は、下方(弁室側)へV字状に開くリップ状断面を有する。環状シール部材243の下方には、弁体24を上下方向に軸支する軸受部245が装着されている。軸受部245は、環状シール部材243の落下止めを兼ねている。弁室22は、軸受部245の下方で略円筒状に形成されている。
(中通路)
中通路3は、上流圧力調整弁1の調圧室11から水平状に形成された第1中通路31と、下流圧力調整弁2の弁室22から水平状に形成された第2中通路32と、第1中通路31と第2中通路32とを上下方向に連通する第3中通路33とを備えている。ボデー部材7には、第1中通路31を加工するための中通路用加工孔72と、第2中通路32を加工するための中通路用加工孔72が形成されている。ボデー部材7の外壁面71には、各中通路用加工孔72、72を封止する封止部材9、9が締結されている。第3中通路33の上方には、後述する逆止弁4が配設されている。逆止弁4の入口部42と第3中通路33との間には、両者を連通させる逆止弁入口通路52が上下方向に形成されている。
(逆止弁)
逆止弁4は、内気逆止弁であって、弁室41と、弁室41の入口部42と、弁室41内に収容され入口部42と当接、離間するボール弁43と、ボール弁43を入口部42へ付勢する押圧ばね44と、押圧ばね44を保持するとともに弁室41をボデー部材7に対して封止する蓋部材46と、弁室41の出口部47とを備えている。なお、蓋部材46の詳細については後述する。そして、出口部47と下流圧力調整弁2の調圧室21との間には、両者を連通させる逆止弁出口通路51が水平状に形成されている。逆止弁出口通路51は、出口端子通路61と同軸上に形成されている。
<圧力調整弁の動作方法>
次に、本実施形態に係る圧力調整弁の動作方法を、図1を用いて説明する。
図1に示すように、例えば、車両用の燃料電池への燃料ガスGの供給が開始され、出口端子6から燃料ガスGが矢印の方向へ流出すると、下流圧力調整弁2の調圧室21内に貯留される燃料ガスGの圧力が低下する。調圧室21内の燃料ガスGの圧力が低下するとピストン24が上昇し、ピストン24及び弁体241に形成された貫通孔2411を経由して、弁室22内の燃料ガスGが調圧室21内に供給され、調圧室21内の圧力を上昇させる。調圧室21内の圧力が所望の圧力に到達すると、ピストン24がコイルばね25を押し下げて、弁体241の下端部を弁座26に当接させ、弁室22内からの燃料ガスGの供給が、停止する。なお、予め、調整ねじ28のねじ込み量を調整することによって、調圧室21内の圧力を所望の値(最終圧力)に設定する。
弁室22内の燃料ガスGの圧力が低下すると、下流圧力調整弁2の弁室22と上流圧力調整弁1の調圧室11とは、中通路3(31、32、33)によって連通されているので、上流圧力調整弁1の調圧室11内に貯留された燃料ガスGが矢印の方向に流入して、下流圧力調整弁2の弁室22内の圧力を上昇させる。このとき、上流圧力調整弁1の調圧室11内の圧力が低下するので、ピストン15を付勢するコイルばね16の付勢力によって、上流圧力調整弁1の弁体13が上方へ移動する。弁体13が上方へ移動して弁座14と離間すると、燃料タンクから入口端子8に供給される高圧の燃料ガスGが、入口端子通路81、弁室12を経由して、調圧室11内に供給される。これによって、調圧室11内の燃料ガスGの圧力は、所定の値(中間圧力)に維持される。なお、予め、止め部材18のねじ込み量を調整することによって、調圧室11内の圧力を所定の値(中間圧力)に設定する。
ここで、燃料電池への燃料ガスGの供給が停止すると、下流圧力調整弁2の調圧室21内に貯留される燃料ガスGの圧力が低下しない。そのため、上流圧力調整弁1から中通路3(31、32、33)へ漏れ出た燃料ガスGの逃げ場がなくなり、中通路3内の圧力が上昇する。中通路3内の燃料ガスGの圧力が既定値以上になると、逆止弁4のボール弁43が入口部42から離間して、逆止弁4が作動する。このとき、第3中通路33から逆止弁入口通路52を経由して、逆止弁4の弁室41内に燃料ガスGが放出される。そのため、中通路3(31、32、33)に面した上流圧力調整弁1の調圧室11をシールする環状シール部材151や下流圧力調整弁2の弁室22をシールする環状シール部材243に対する燃料ガスGの過負荷を回避させることができる。なお、逆止弁4の弁室41内に放出された燃料ガスGは、下流圧力調整弁2の調圧室21、出口端子通路61を経由して出口端子6に供給される。そのため、燃料ガスGの外部への放出による無駄を低減できる。
<蓋部材及び固定部材の説明>
続いて、蓋部材23,46と金属板(固定部材)45について、図2も参照しながら説明する。図2は、実施形態に係る圧力調整弁の上面図である。
蓋部材23は、下流圧力調整弁2の上部に配置されており、ボデー部7の上端部(調圧室21の上方)に形成された開口7aを塞ぐものである。蓋部材23には、シール部材231が設けられている。このシール部材231により、調圧室21がシールされている。そして、蓋部材23は、その端面23aが固定部材である金属板45に覆われている(密着している)。また、蓋部材23の端面23aには、凸部232が形成されている。この凸部232は、金属板45に形成された穴451に嵌っている。
一方、蓋部材46は、逆止弁4の上部に配置されており、ボデー部7の上端部(弁室41の上方)に形成された開口7bを塞ぐものである。蓋部材46には、シール部材461が設けられている。このシール部材461により、弁室41がシールされている。そして、蓋部材46は、その端面46aが金属板45に覆われている(密着している)。
金属板45は、蓋部材23,46を覆い固定する部材である。そのため、図2に示すように、金属板45の四隅には、ボデー部材7に形成されたネジ穴に一致するように設けれた貫通穴があり、各貫通穴にそれぞれ固定ネジ452が配置されている。そして、固定ネジ452をボデー部材7に形成されたネジ穴に螺合させることにより、金属板45はボデー部材7に固定されている。なお、本実施形態では、金属板45は4本の固定ネジにより固定されているが、金属板45を固定する固定ネジは3本以上あれば良い。
また、金属板45には、蓋部材23の凸部232に嵌め合わせられる穴451が形成されている。本実施形態では、穴451は貫通穴であるが、貫通穴に限られることはなく、蓋部材23の凸部232が嵌り込む穴であれば良い。なお、貫通穴でない場合には、金属板45が蓋部材23の端面23aに密着するように、穴の深さを凸部232の高さよりも大きくする必要がある。
ここで、上記の蓋部材23,46のボデー部材への組み付け、固定について説明する。まず、各開口7a,7bに上方から押し込まれてボデー部材7に組み込まれる。各蓋部材23,46がボデー部材7に組み込まれると、金属板45が各蓋部材23,46の上に配置される。このとき、金属板45の穴451に蓋部材23の凸部232が嵌め合わされる。これにより、各蓋部材23,46の各端面23a,46aは、金属板45に覆われる。
次に、金属板45を移動(回転)させて、金属板の四隅に設けられている貫通穴とボデー部材に形成されているネジ穴とを一致させる。このとき、蓋部材23の凸部232がガイドとなるため、金属板45の位置合わせ(ネジ穴合わせ)を簡単に行うことができる。その後、各固定ネジ452が締められて、金属板45がボデー部材7に対して固定される。これにより、各蓋部材23,46がボデー部材に固定される。
このように本実施形態では、蓋部材23,46をボデー部材7に組み付けて固定する際に、蓋部材23,46を回転させる必要がない。そのため、蓋部材23,46に設けたシール部材231,461を摩耗、変形させることなく、蓋部材23,46をボデー部材7に組み付けて固定することができる。しかも、組み付け作業が非常に容易である。
また、複数の蓋部材23,46を共通(1つ)の金属板45で固定しているため、部品点数を削減できるとともに、固定ネジ452の固定作業工数も減るため生産性が向上する。
以上、詳細に説明したように本実施形態に係る圧力調整弁10によれば、蓋部材23,46の端面23a,46aを覆う金属板45が、ボデー部材7に対して固定ネジ452で固定されている。そのため、蓋部材23,46をボデー部材7内に先に挿入して組み付け、蓋部材23,46を回転させることなく金属板45だけを移動(回転)させて、金属板45の位置合わせ(ネジ穴合わせ)を行った後、固定ネジ452により金属板45をボデー部材7に固定することにより蓋部材23,46をボデー部材7に固定することができる。よって、蓋部材23,46に設けたシール部材231,461を摩耗、変形させることなく、蓋部材23,46をボデー部材7に組み付けて固定することができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記の実施形態では、2つの蓋部材23,46を1つの金属板45を用いて固定しているが、それぞれの蓋部材に対してそれぞれ金属板を用いて固定することもできる。
1 上流圧力調整弁
2 下流圧力調整弁
3 中通路
4 逆止弁
7 ボデー部材
7a 開口
7b 開口
10 圧力調整弁
23 蓋部材
23a 端面
45 金属板
46 蓋部材
46a 端面
231 シール部材
232 凸部
451 穴
452 固定ネジ
G 燃料ガス

Claims (3)

  1. 構成部品を内部に収容するボデー部材と、前記ボデー部材の端部に形成された開口をシール部材を設けて塞ぐ蓋部材とを備える圧力調整弁において、
    前記蓋部材の端面の少なくとも一部を覆う固定部材を備え、
    前記固定部材は、前記ボデー部材に対して複数のネジで固定されている
    ことを特徴とする圧力調整弁。
  2. 請求項1に記載する圧力調整弁において、
    前記蓋部材に凸部が形成され、
    前記固定部材に、前記凸部に嵌め合わせられる穴が形成されている
    ことを特徴とする圧力調整弁。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する圧力調整弁において、
    前記ボデー部材の複数箇所に前記蓋部材を備え、
    前記固定部材は、複数の前記蓋部材を固定している
    ことを特徴とする圧力調整弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102017216586A1 (de) 2016-09-21 2018-03-22 Yazaki Corporation Anzeigevorrichtung und Fahrzeugtür

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