JP2016182168A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パンツ型吸収性物品は、ウエスト開口部が定義され、伸縮性フィルムと第1の不織シートとが積層された伸縮シートを少なくとも一部に含む外装体と、長手方向端部の少なくとも一部に、上記外装体に固着された固着部を有する吸収部材と、上記外装体に対向して配置された補助シートと、を備えるパンツ型吸収性物品であって、上記固着部の少なくとも一部は、上記外装体と上記補助シートとの間に配置されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
(2) 本発明の他実施形態に係るパンツ型吸収性物品は、(1)記載のパンツ型吸収性物品であって、上記吸収部材は、非肌当接面側の表面に、上記固着部を含む第1の領域と、上記外装体から露出した第2の領域と、を備えることを特徴とする。
(3) 本発明の他実施形態に係るパンツ型吸収性物品は、(1)または(2)記載のパンツ型吸収性物品であって、上記補助シートは、ウエスト開口部に沿って設けられていることを特徴とする。
(4) 本発明の他実施形態に係るパンツ型吸収性物品は、(1)から(3)のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品であって、上記補助シートは、肌当接面側の第1の層と、非肌当接面側の第2の層と、を備え、上記第1の層の肌当接面側の表面は、上記第2の層の非肌当接面側の表面よりも凹凸が大きいことを特徴とする。
(5) 本発明の他実施形態に係るパンツ型吸収性物品は、(4)記載のパンツ型吸収性物品であって、上記第1の層は、少なくとも上記肌当接面側の表面にエンボス加工が施されていることを特徴とする。
次に、図1から図3を用いて、外装体100を説明する。図2は、図1におけるX−X’断面の断面図であり、図3は図1のパンツ型吸収性物品のサイドシール部を分離して展開した展開図である。図1に示すように、外装体100には、ウエスト開口部Wが定義されている。外装体100は、図1から図3に示すように、腹側外装体102と背側外装体104とに分離されて設けられ、腹側外装体102の側端部と背側外装体104の側端部とは、相互に固着されてサイドシール部150をなす。ウエスト開口部Wの周りには、一または複数条の弾性部材160が、ウエスト開口部Wに沿って設けられていてもよい。弾性部材160は、弾性部材160を伸張した状態で外装体100に固着することで、外装体100を含むパンツ型吸収性物品1を着用者のウエストに対して伸縮して保持するように構成されたものである。弾性部材160は、糸状、ストリップ状、ウエストベルト状などの如何なる形状でもよいが、細長形状を有し、パンツ型吸収性物品1の長手方向よりも短手方向に略沿って細長く配置される。弾性部材160としては、例えば、単数または複数の糸ゴム、不織シートに糸ゴムが固着されたウエストベルト、エラストマーフィルム、弾性発泡材、エラストマー布などの任意の弾性伸縮材料を用いることができる。なお、図示するように、外装体100が、足開口部LHの少なくとも一部を定義するように設けられると、フィット感が良好なパンツ型吸収性物品1を得ることができる。
パンツ型吸収性物品1は、肌当接面側からの体液を吸収するために配置される吸収部材200を備える。図2に示すように、吸収部材200は、肌当接面側に配置された液透過性のトップシート210と、トップシート210に対向して配置された非肌当接面側の液不透過性のバックシート230と、トップシート210とバックシート230との間に配置された吸収体220とを備える。これにより、吸収体220は、トップシート210とバックシート230との間に挟まれた構造となっている。吸収部材200には、さらに、バックシート230の非肌当接面側に裏面不織シート(図示せず)が積層されていてもよい。なお、吸収部材200は、外装体100と異なり、吸収性能を重視するため、伸縮シート120を含まず、少なくとも伸縮シート120よりも伸縮性が低いものであってもよい。すなわち、吸収部材200を構成するトップシート210、バックシート230と、吸収体220の少なくとも一つは、実質的に非伸縮性か、または、伸縮シート120よりも伸縮性が低いものであってもよい。
図1から図3に示すように、補助シート300は、外装体100に対向して配置され、腹側補助シート310と背側補助シート320の少なくとも一方を含むものである。吸収部材200の長手方向端部200a,200bが外装体100に固着された固着部242,244は、少なくとも一部が外装体100と補助シート300との間に挟持される。すなわち、吸収部材200の固着部242は、腹側補助シート310と腹側外装体102との間に挟持され、吸収部材200の固着部244は、背側補助シート320と背側外装体104との間に挟持される。そして、補助シート300は、熱溶着、超音波加工、ホットメルト接着剤などによる接着によって、全体的または部分的に外装体100および吸収部材200に固着される。これにより、伸縮シート120を使用した外装体100に吸収部材200を固着したパンツ型吸収性物品1であっても、外装体100からの吸収部材200の長手方向端部200a,200bの剥がれや捲れを防止することができ、かつ、吸収部材200の長手方向端部200a,200bが着用者の肌に当たることによる不快感を低減することができる。また、補助シート300によって、吸収体220の長手方向端部からの体液の漏れも効果的に防止することができる。なお、熱溶着または超音波加工、ホットメルト接着剤などの方法を用いて、パンツ型吸収性物品1の短手方向に離間して設けられた複数の接合部を補助シート300および外装体100に形成することによって、より良好な触感を得ることができる。
31 腹側領域
32 背側領域
33 股部領域
100 外装体
102 腹側外装体
104 背側外装体
150 サイドシール部
160 弾性部材
200 吸収部材
200a,200b 吸収部材の長手方向端部
210 トップシート
220 吸収体
230 バックシート
240,242,244 固着部
300,310,320 補助シート
302 第1の層
304 第2の層
W ウエスト開口部
LH 足開口部
Claims (5)
- ウエスト開口部が定義され、伸縮性フィルムと第1の不織シートとが積層された伸縮シートを少なくとも一部に含む外装体と、
長手方向端部の少なくとも一部に、前記外装体に固着された固着部を有する吸収部材であって、液透過性のトップシートと、前記トップシートに対向配置された液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体と、を含む吸収部材と、
前記外装体に対向して配置された補助シートと、を備えるパンツ型吸収性物品であって、
前記固着部の少なくとも一部は、前記外装体と前記補助シートとの間に配置されることを特徴とするパンツ型吸収性物品。 - 請求項1記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記吸収部材は、非肌当接面側の表面に、前記固着部を含む第1の領域と、前記外装体から露出した第2の領域と、を備えることを特徴とするパンツ型吸収性物品。 - 請求項1または2記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記補助シートは、ウエスト開口部に沿って設けられていることを特徴とするパンツ型吸収性物品。 - 請求項1から3のいずれかに記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記補助シートは、肌当接面側の第1の層と、非肌当接面側の第2の層と、を備え、
前記第1の層の肌当接面側の表面は、前記第2の層の非肌当接面側の表面よりも凹凸が大きいことを特徴とするパンツ型吸収性物品。 - 請求項4記載のパンツ型吸収性物品であって、
前記第1の層は、少なくとも前記肌当接面側の表面にエンボス加工が施されていることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
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-
2015
- 2015-03-25 JP JP2015062923A patent/JP2016182168A/ja active Pending
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