JP2016182031A - 車両用回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解コンデンサの冷却性を確保しつつ防爆弁の機能を維持することができる車両用回転電機を提供すること。
【解決手段】車両用回転電機は、固定子巻線22と、固定子巻線22に駆動用電圧を供給するインバータとしての電力変換器4と、端子24A、24Bの引き出し面24Cを除く金属ケース24Dの面に防爆弁24Eが形成されて電力変換器4に接続された電解コンデンサ24と、電解コンデンサ24を収容するコンデンサ収容部15を有するフレーム1とを備えている。金属ケース24Dの外径形状に沿うように側面および底面に沿った凹部15Aが形成され、防爆弁24Eに対して凹部15Aの一部を拡大した隣接空間が備わっている。
【選択図】図14

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
従来から、電解コンデンサを用いて入力直流電源の電圧変動を平滑化するようにした回転電機用のインバータ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このインバータ装置では、3個の電解コンデンサのそれぞれのケースを、コンデンサと相似形の水路が形成されたアルミフレームのコンデンサ挿入溝に挿入することで、電解コンデンサの冷却と固定を行っている。また、この電解コンデンサには、+端子と−端子が設けられた面に防爆穴が配置されている。
特許第3729176号公報 特開2007−282309号公報 特開2010−258066号公報 特開2001−41499号公報 特開平6−104143号公報 特開平11−274001号公報 特開平10−257718号公報 特開2008−166303号公報
ところで、特許文献1に開示された構造に用いられる電解コンデンサでは、+端子と−端子が設けられた面(下面)に防爆穴が設けられているが、一般のアルミ電解コンデンサの中には、金属ケースの側面や底面(下面と反対の面)に防爆弁が設けられているものが多数存在する。しかし、上述した特許文献1の構造では、電解コンデンサのケース側面や底面がアルミフレームのコンデンサ挿入溝に覆われているため、防爆弁がケース側面や底面に設けられた電解コンデンサを用いた場合には、膨張時に防爆弁の機能が阻害されるという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、電解コンデンサの冷却性を確保しつつ防爆弁の機能を維持することができる車両用回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、固定子巻線と、固定子巻線に駆動用電圧を供給するインバータと、端子の引き出し面を除く金属ケースの底面に防爆弁が形成されており、インバータに接続された電解コンデンサと、電解コンデンサを収容するコンデンサ収容部を有するフレームとを備えている。コンデンサ収容部は、金属ケースの外径形状に沿うように側面および底面に沿った凹部が形成され、防爆弁に対して凹部の一部を拡大した隣接空間を備えている。
また、本発明の車両用回転電機は、固定子巻線と、固定子巻線に駆動用電圧を供給するインバータと、端子の引き出し面を除く金属ケースの面に防爆弁が形成されており、インバータに接続された電解コンデンサと、金属ケースを包囲するとともに、防爆弁に対して隣接空間が確保されたコンデンサ収容部を有するフレームとを備えている。コンデンサ収容部は、金属ケースの少なくとも一部を収容するためにフレームの端面から突出する凸部を有しており、凸部は、電解コンデンサの金属ケースの外周を防爆弁が形成された領域を除いて覆っている。
一実施形態の車両用回転電機の全体構成を示す図である。 センター部とリア部によって形成される冷却液流路の説明図である。 電力変換器を含む車両用回転電機の結線図である。 電解コンデンサの実装例1を示す平面図である。 図4のV−V線断面図である。 電解コンデンサの実装例2を示す平面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 電解コンデンサの実装例3を示す平面図である。 電解コンデンサの実装例4を示す平面図である。 図9のX−X線断面図である。 電解コンデンサの実装例5を示す平面図である。 図11のXII−XII線断面図である。 電解コンデンサの実装例6を示す平面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用回転電機について、図面を参照しながら説明する。図1に示す一実施形態の車両用回転電機100は、フレーム1、固定子2、回転子3、電力変換器4、ブラシ装置5、制御装置6、回転センサ7、リアカバー8、プーリ9等を含んで構成されている。
フレーム1は、回転子3と固定子2を保持するためのものであり、リア部1A、センター部1B、フロント部1Cの3つの分割部位によって構成されている。センター部1Bは、固定子2を内包する筒状部材であり、内部に冷却液流路11を構成する凹部11Aを有する。リア部1Aは、センター部1Bの一方の軸方向端部であるリア側(反プーリ側)を塞ぐ円盤状部材である。センター部1Bの冷却液流路11はセンター部1Bの一方の軸方向端部において開口し、この開口部の両側に気密性維持のためのOリング12が配置されており、これらのOリング12に当接するようにリア部1Aを取り付けて凹部11Aの開口面を閉塞することにより冷却液流路11が形成される。また、リア部1Aは、センター部1Bと反対側の軸方向端面に電力変換器4や電解コンデンサ24が取り付けられているとともに、内径寄りに冷却風をフレーム1内部に導入するための複数個の吸入窓13が設けられている。
冷却液流路11は、図2に示すように、横断面がC字形状を有しており、その一方端に対応するリア部1Aの一部に冷却液入口11Bが、他方端に対応するリア部1Aの一部に冷却液出口11Cが設けられている。これらの冷却液入口11Bおよび冷却液出口11Cのそれぞれには、冷却液用配管11D(図1)が接続されて冷却液の供給および排出が行われる。このような冷却液流路11を通して冷却液を流すことにより、フレーム1が冷却される。
フロント部1Cは、センター部1Bの他方の軸方向端部であるフロント側(プーリ側)を塞ぐ円盤状部材であり、回転子3を挟んでリア部1Aと反対側に位置している。フロント部1Cには、冷却風をフレーム1の外部に排出するための複数の排出窓14が形成されている。
固定子2は、回転子3と対向配置されており、固定子鉄心21およびこの固定子鉄心21に巻回された固定子巻線22とを有する。例えば、固定子巻線22は、断面が四角形形状を有するU字状の導体セグメントを固定子鉄心21の一方の軸方向端面側から固定子鉄心21の各スロットに挿通し、スロットから各導体セグメントの飛び出し端部を固定子鉄心21の他方の軸方向端面側に必要な長さだけ突出させ、各導体セグメントの飛び出し端部を周方向にそれぞれ捻り、各導体セグメントの飛び出し端部の先端部(接合部)を所定の組み合わせで溶接によって接合することにより構成されている。このようにして、直線部とターン部とを有するU字状の導体セグメントを溶接にて複数本直列接続することにより固定子巻線22が形成されている。
回転子3は、界磁極としてのポールコア31、32と、これらを磁化させる界磁巻線33と、回転軸34と、周方向に隣接するポールコア31、32の各爪状磁極部の間に配置されてこれらの間に生じる漏れ磁束を低減する永久磁石35と、ポールコア31、32のそれぞれの軸方向端面に取り付けられた冷却ファン36、37とを備えている。この回転子3は、フレーム1のセンター部1Bおよびフロント部1Cのそれぞれに設けられたベアリングボックスに収納される一対のベアリングにより回転自在に保持されている。また、回転軸34の前端にはプーリ9がナットにより結合されている。さらに、フレーム1のリア部1Aの外側に位置する回転軸34の後端には、界磁巻線33の両端のそれぞれに接続された一対のスリップリングが設けられている。これらのスリップリングには、ブラシ装置5に備わった一対のブラシが摺動可能な状態で接触しており、制御装置6から励磁電流が供給される。
電力変換器4は、固定子巻線22に接続されて、固定子巻線22に誘起された交流起電力を直流に変換する整流器としての動作(発電動作時)と、車両に搭載されたバッテリ(図示せず)に蓄積された直流電力を交流に変換して固定子巻線22に駆動用電圧を供給するインバータとしての動作(電動動作時)を行う。なお、電力変換器4によってインバータとしての動作のみを行うようにしてもよい。
図3に示すように、電力変換器4は、2つのブリッジ回路4A、4Bを備える。本実施形態の固定子巻線22は、Y結線された2組の三相巻線22A、22Bを有しており、これら2組の三相巻線22A、22Bが共通の固定子鉄心21に所定の電気角ずらした状態で巻回されている。そして、一方の三相巻線22Aが一方のブリッジ回路4Aに接続され、他方の三相巻線22Bが他方のブリッジ回路4Bに接続されている。
一方のブリッジ回路4Aは、三相巻線22Aのそれぞれの相巻線に接続された一対の負極側素子40Aおよび正極側素子42Aを3組備えている。負極側素子40Aは、三相巻線22Aの一の相巻線とバッテリの負極側端子との間に挿入されており、例えばMOSトランジスタが用いられている。このMOSトランジスタのソース・ドレイン間には、アノードがバッテリの負極側端子となる向きにダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタの寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。正極側素子42Aは、三相巻線22Aの一の相巻線とバッテリの正極側端子との間に挿入されており、例えばMOSトランジスタが用いられている。このMOSトランジスタのソース・ドレイン間には、カソードがバッテリの正極側端子となる向きにダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタの寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。
他方のブリッジ回路4Bは、三相巻線22Bのそれぞれの相巻線に接続された一対の負極側素子40Bおよび正極側素子42Bを3組備えている。このブリッジ回路4Bは、基本的にはブリッジ回路4Aと同じ構成を有しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態の車両用回転電機100は、2組の三相巻線22A、22Bおよび2つのブリッジ回路4A、4Bを備えているが、1組の三相巻線と1つのブリッジ回路を組み合わせたり、3組以上を組み合わせるようにしてもよい。また、三相巻線を用いる場合を説明したが、それ以外の相数の多相巻線を用いるようにしてもよい。この場合には、相数に応じた数の負極側素子40A、40Bと正極側素子42A、42Bを用いればよい。さらに、三相巻線22A、22Bは、Y結線に限らずΔ結線を行うようにしてもよい。
また、図3に示す複数個の電解コンデンサ24は、負極側素子40A、40Bおよび正極側素子42A、42Bをオンオフする際に発生するスイッチングノイズを除去あるいは低減するためのものである。電解コンデンサ24は、例えばアルミニウム電極が用いられたアルミ電解コンデンサであって、端子の引き出し面を除く側面および底面が金属ケースで覆われており、この金属ケースの側面あるいは底面に防爆弁が形成されている。図3に示す例では4つの電解コンデンサ24が用いられているが、スイッチングノイズの大きさに応じて適宜その数を変更することができる。電解コンデンサ24の実装状態については後述する。
本実施形態では、負極側素子40A、40Bおよび正極側素子42A、42Bのそれぞれは、フレーム側端部がフレーム1のリア部1Aの軸方向端面に放熱部材を介して接触しており、反フレーム側端部が冷却風の通風路W(図1)に露出するように取り付けられている。
制御装置6は、ブラシ装置5を介して回転子3の界磁巻線33に供給する励磁電流を制御するとともに、電力変換器4に備わった負極側素子40A、40Bおよび正極側素子42A、42Bのオンオフ制御を行う。なお、励磁電流を制御する構成と、負極側素子40A等をオンオフ制御する構成とを分けて、別部品にて構成するようにしてもよい。回転センサ7は、回転子3の位置を検出する。制御装置6では、電動動作時にこの検出結果に基づいて負極側素子40A、40Bおよび正極側素子42A、42Bのオンオフ制御が行われる。
リアカバー8は、ブラシ装置5、電力変換器4、制御装置6、回転センサ7、電解コンデンサ24等の電気部品を覆ってこれらを異物から保護する。このリアカバー8は、負極側素子40A、40Bおよび正極側素子42A、42Bや電解コンデンサ24のそれぞれの反フレーム側端部の外径側に、通風路Wの一方端となる吸入窓80を有する。
本実施形態の車両用回転電機100はこのような構成を有しており、次に、電解コンデンサ24の実装状態について説明する。
(実装例1)
図4および図5に示すように、電解コンデンサ24は、端子24A、24Bの引き出し面24Cを除いて金属ケース24Dで覆われており、この金属ケース24Dの側面の端子24A、24B寄りに防爆弁24Eが形成されている。実装例1では、リア部1Aの軸方向端面には、金属ケース24Dの外径形状に沿った凹部15Aが形成されている。この実装例では、この凹部15Aが、金属ケース24Dの反端子側の半分を収容して覆うコンデンサ収容部15となっている。また、コンデンサ収容部15に電解コンデンサ24(金属ケース24D)を収容した状態で、金属ケース24Dに形成された防爆弁24Eは、コンデンサ収容部15の外部に露出しており、防爆弁24Eに対して隣接空間が確保されている。実装例1では、この隣接空間は、コンデンサ24の周囲の外部空間と一致している。
このように、冷却液流路11を有する水冷式のフレーム1にコンデンサ収容部15を備えることにより、電解コンデンサ24の冷却性を確保することができる。また、このコンデンサ収容部15に電解コンデンサ24を収容した際に防爆弁24Eを遮蔽せずに隣接空間を確保することにより、防爆弁24Eの機能を維持することができる。
また、防爆弁24Eの隣接空間がコンデンサ24の周囲の外部空間と一致しているためため、防爆弁24Eの機能を確実に維持するとともに、防爆弁24Eが破裂した際にその状況を外部空間から観察することが可能となる。さらに、図5に示すように、コンデンサ収容部15に隣接する位置に冷却液流路11Aが形成されているため、コンデンサ収容部15の温度を下げて電解コンデンサ24の冷却を確実に行うことが可能となる。
(実装例2)
図6および図7に示すように、実装例2では、実装例1に対して、リア部1Aの軸方向端面から突出する凸部15Bが追加されている。この凸部15Bは、横断面がC字形状を有しており、リア部1Aの軸方向端面から突き出した電解コンデンサ24の金属ケース24の外周を、防爆弁24Eが形成された領域を除いて覆っている。この実装例では、凹部15Aと凸部15Bがコンデンサ収容部15となっている。
凸部15Bを設けることにより、電解コンデンサ24の固定を確実に行うことができるとともに、フレーム1の一部形状を変更することで対応することができ、部品点数やコスト増加を防止することができる。なお、凹部15Aを設けずに、凸部15Bのみによってコンデンサ収容部15を形成するようにしてもよい。
(実装例3)
図8に示すように、実装例3では、実装例2に対して、凸部15Bが2つに分割されている。これにより、電解コンデンサ24全体に対して固定や冷却の偏りを考慮して凸部15Bを形成することが可能となる。
(実装例4)
図9および図10に示すように、実装例4では、実装例2に対して、凸部15Bの周囲に複数の冷却フィン15Cが追加されている。これらの冷却フィン15Cは、凸部15Bの表面積を増加させるとともに、通風路Wに沿って配置することにより、放熱を促すことができる。これにより、電解コンデンサ24の冷却性をさらに向上させることが可能になり、機能維持を実現した防爆弁24Eが作動することを未然に防止することができる。なお、冷却フィン15Cをリア部1Aの外径よりも外側に突出させるようにしてもよい。また、図9および図10に示す例では、図6に示した実装例2に対して、冷却フィン15Cの形成位置に合わせて電解コンデンサ24の防爆弁24Eの位置が変更されている。
(実装例5)
図11および図12に示すように、実装例5では、電解コンデンサ24は、金属ケース24Dの側面の底面寄りに防爆弁24Eが形成されている。また、凹部15Aが形成されている点は実装例1と同じであるが、この凹部15Aの一部を外径側に拡大した点が実装例1と異なっている。この拡大部分15Dの内部空間が防爆弁24Eの隣接空間として用いられ、この隣接空間が電解コンデンサ24の周囲の外部空間に連通している。
(実装例6)
図13および図14に示すように、実装例6では、実装例5に対して、防爆弁24Eの位置が変更されているとともに、防爆弁24Eの位置に合わせて拡大部分15Dの形状が変更されている。具体的には、電解コンデンサ24は、金属ケース24Dの底面に防爆弁24Eが形成されている。また、凹部15Aの拡大部分15Dは、金属ケース24Dの側面から底面に沿って延びており、拡大部分15Dの内部空間が防爆弁24Eの隣接空間まで延びて、この隣接空間が電解コンデンサ24の周囲の外部空間に連通している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、発電動作と電動動作の両方を行うことが可能な車両用回転電機100について説明したが、電動動作のみを行う車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、冷却液流路を有する水冷式のフレームにコンデンサ収容部を備えることにより、電解コンデンサの冷却性を確保することができる。また、このコンデンサ収容部に電解コンデンサを収容した際に防爆弁を遮蔽せずに隣接空間を確保することにより、防爆弁の機能を維持することができる。
4 電力変換器
11 冷却液流路
15 コンデンサ収容部
22 固定子巻線
24D 金属ケース
24E 防爆弁
24 電解コンデンサ
100 車両用回転電機

Claims (6)

  1. 固定子巻線(22)と、
    前記固定子巻線に駆動用電圧を供給するインバータ(4)と、
    端子(24A、24B)の引き出し面(24C)を除く金属ケース(24D)の底面に防爆弁(24E)が形成されており、前記インバータに接続された電解コンデンサ(24)と、
    前記電解コンデンサを収容するコンデンサ収容部を有するフレームと、を備え、
    前記コンデンサ収容部は、前記金属ケースの外径形状に沿うように側面および底面に沿った凹部が形成され、前記防爆弁に対して前記凹部の一部を拡大した隣接空間を備えることを特徴とする車両用回転電機。
  2. 固定子巻線(22)と、
    前記固定子巻線に駆動用電圧を供給するインバータ(4)と、
    端子(24A、24B)の引き出し面(24C)を除く金属ケース(24D)の面に防爆弁(24E)が形成されており、前記インバータに接続された電解コンデンサ(24)と、
    前記金属ケースを包囲するとともに、前記防爆弁に対して隣接空間が確保されたコンデンサ収容部(15)を有するフレーム(1)と、を備え、
    前記コンデンサ収容部は、前記金属ケースの少なくとも一部を収容するために前記フレームの端面から突出する凸部(15B)を有しており、
    前記凸部は、前記電解コンデンサの金属ケースの外周を前記防爆弁が形成された領域を除いて覆っていることを特徴とする車両用回転電機。
  3. 請求項1または2において、
    前記隣接空間は、前記電解コンデンサの周囲の外部空間と一致あるいは連通していることを特徴とする車両用回転電機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記コンデンサ収容部は、前記金属ケースの少なくとも一部を収容するために前記フレームの端面に形成された凹部(15A)を有することを特徴とする車両用回転電機。
  5. 請求項2において、
    前記凸部の周囲に冷却風を流す冷却ファン(37)をさらに備えることを特徴とする車両用回転電機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記フレームは、冷却液通路(11)を通して流れる冷却液によって冷却され、前記コンデンサ収容部に隣接する位置に前記冷却液流路を有することを特徴とする車両用回転電機。
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