JP2016181995A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Taro Uchiyama
太郎 内山
岩尾 健一
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Abstract

【課題】装置のサイズおよびコストを抑えたソフトスイッチングが可能なDC−DCコンバータを提供する。【解決手段】第1整流回路は、第1入力ノードと第1出力ノードとの間に接続された第1スイッチ素子と、第1出力ノードと第2入力ノードとの間に接続された第2スイッチ素子と、第1入力ノードと第2出力ノードとの間に接続された第3スイッチ素子と、第2出力ノードと第2入力ノードとの間に接続された第4スイッチ素子と、各スイッチ素子に並列接続された第1〜第4キャパシタと、第3スイッチ素子または第4スイッチ素子に並列接続されたローパスフィルタと、を備える。トランスは、第1出力ノードと1次巻線との間に接続された第1インダクタを備える。制御回路は、50%のデューティ比で第1〜第4スイッチ素子の少なくとも1つをソフトスイッチング制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、DC−DCコンバータに関する。
トランスで結合された一次側の整流回路と二次側の整流回路とを備えたDC−DCコンバータにおいては、一次側の整流回路のMOSトランジスタをソフトスイッチングすることで、スイッチングロスやノイズの軽減を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−120294号公報
ソフトスイッチングを成立させるために必要なエネルギーは、一次側の整流回路の主電流に依存する。このため、一次側の整流回路の主電流が少ない軽負荷時や、一次側の整流回路への入力電圧が高いときにおいては、ソフトスイッチングを成立させることが困難であった。とりわけ、一次側の整流回路における遅相側のMOSトランジスタは、進相側のMOSトランジスタの後にスイッチングされるため、ソフトスイッチングに必要なエネルギーが更に不足していた。このため、遅相側のMOSトランジスタのソフトスイッチングを成立させることは、より一層困難であった。一方で、ソフトスイッチングを成立させるために1次巻線にエネルギーの蓄積能力が高いインダクタを接続した場合、インダクタの大型化およびコストの増大を招くといった問題がある。
そこで、本発明は、装置のサイズおよびコストを抑えたソフトスイッチングが可能なDC−DCコンバータを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るDC−DCコンバータは、
直流電圧をスイッチング動作によって交流電圧に変換し、前記交流電圧を第1出力ノードと第2出力ノードとの間から出力する第1整流回路と、
前記第1出力ノードと前記第2出力ノードとの間に接続された1次巻線および前記1次巻線と電磁結合する2次巻線を有し、前記交流電圧を変圧し、変圧された交流電圧を出力するトランスと、
前記2次巻線に接続され、前記変圧された交流電圧を整流電圧に変換する第2整流回路と、
前記第1整流回路のスイッチング動作を制御する制御回路と、を備え、
前記第1整流回路は、
第1入力ノードと前記第1出力ノードとの間に接続された第1スイッチ素子と、
前記第1出力ノードと第2入力ノードとの間に接続された第2スイッチ素子と、
前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間に接続された第3スイッチ素子と、
前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間に接続された第4スイッチ素子と、
前記第1〜第4スイッチ素子のそれぞれに並列接続された第1〜第4キャパシタと、
前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間において前記第3スイッチ素子に並列接続され、または、前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間において前記第4スイッチ素子に並列接続されたローパスフィルタであって、前記第1〜第4スイッチ素子のスイッチング周波数より低い遮断周波数を有するローパスフィルタと、を備え、
前記トランスは、前記第1出力ノードと前記1次巻線との間に接続された第1インダクタを備え、
前記制御回路は、50%のデューティ比で前記第1〜第4スイッチ素子の少なくとも1つをソフトスイッチング制御する。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記制御回路は、前記第1および第3スイッチ素子をオンし、前記第2および第4スイッチ素子をオフした状態から、前記第3スイッチ素子をオフし、前記第3スイッチ素子をオフしてから前記第1〜第4スイッチ素子のスイッチング周期より短い第1期間が経過した後に、前記第4スイッチ素子をオンしてもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記制御回路は、前記第1および第4スイッチ素子をオンし、前記第2および第3スイッチ素子をオフした状態から、前記第1スイッチ素子をオフし、前記第1スイッチ素子をオフしてから前記スイッチング周期より短い第2期間が経過した後に、前記第2スイッチ素子をオンしてもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記制御回路は、前記第2および第4スイッチ素子をオンし、前記第1および第3スイッチ素子をオフした状態から、前記第4スイッチ素子をオフし、前記第4スイッチ素子をオフしてから前記スイッチング周期より短い第3期間が経過した後に、前記第3スイッチ素子をオンしてもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記制御回路は、前記第2および第3スイッチ素子をオンし、前記第1および第4スイッチ素子をオフした状態から、前記第2スイッチ素子をオフし、前記第2スイッチ素子をオフしてから前記スイッチング周期より短い第4期間が経過した後に、前記第1スイッチ素子をオンしてもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記第1〜第4期間は、一定であってもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記ローパスフィルタは、第2インダクタおよび第5キャパシタを有し、
前記第2インダクタおよび前記第5キャパシタは、前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間において前記第3スイッチ素子に並列接続されるように前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間において直列接続され、または、前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間において前記第4スイッチ素子に並列接続されるように前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間において直列接続されていてもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記第5キャパシタは、前記入力電圧の1/2の大きさの電圧を蓄積する。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記第1整流回路は、フルブリッジ回路であってもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記フルブリッジ回路において、前記第1入力ノードと前記第2入力ノードとの間で直列接続されたスイッチ素子の組であるレグの数は、2以上であってもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記第1および第2スイッチ素子は、進相レグを構成し、
前記第3および第4スイッチ素子は、遅相レグを構成し、
前記制御回路は、前記進相レグと前記遅相レグの位相差を制御することにより出力電圧を一定にしてもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記第2整流回路は、ブリッジ型またはセンタータップ型の全波整流回路であってもよい。
前記DC−DCコンバータにおいて、
前記第1〜第4スイッチ素子は、MOSトランジスタであり、
前記第1〜第4スイッチ素子の第1〜第4キャパシタの少なくとも1つは、寄生容量であってもよい。
本発明のDC−DCコンバータによれば、ローパスフィルタがソフトスイッチングに必要なエネルギーを蓄積できるので、装置のサイズおよびコストを抑えたソフトスイッチングが可能である。
本実施形態を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。 図1のDC−DCコンバータ1のMOSトランジスタQ1〜Q4のゲート電圧を示す電圧波形図である。 図1のDC−DCコンバータ1のインダクタL_tr、L_lpfおよび寄生容量C_Q1〜Q4に流れる電流を示す電流波形図である。 図1のDC−DCコンバータ1のMOSトランジスタQ1〜Q4のドレイン電圧を示す電圧波形図である。 図1のDC−DCコンバータ1のキャパシタC_lpfの電圧を示す電圧波形図である。 第1の変形例を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。 第2の変形例を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。 第3の変形例を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。図1は、本実施形態を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。本実施形態のDC−DCコンバータ1は、位相シフト制御方式の絶縁型のDC−DCコンバータである。
図1に示すように、DC−DCコンバータ1は、不図示の電源側に接続される第1および第2入力端子Tin_1、Tin_2と、第1整流回路11と、トランスTRと、第2整流回路12と、不図示の負荷側に接続される第1および第2出力端子Tout_1、Tout_2と、制御回路13とを備えている。また、DC−DCコンバータ1は、一次側の平滑化コンデンサ14と、二次側の平滑化コンデンサ15と、インダクタ16とを備えている。
第1整流回路11は、トランスTRの一次側において第1入力端子Tin_1と第2入力端子Tin_2との間に接続されている。第1整流回路11は、第1入力端子Tin_1と第2入力端子Tin_2との間に入力された電圧をスイッチング動作によって交流電圧に変換し、交流電圧を第1出力ノードNout_1と第2出力ノードNout_2との間から出力するフルブリッジ回路である。
具体的には、第1整流回路11は、第1入力端子Tin_1に接続された第1入力ノードNin_1と、第2入力端子Tin_2に接続された第2入力ノードNin_2との間に、互いに並列接続された2つのレグ(以下、第1レグl_1、第2レグl_2ともいう)を備えている。ここで、レグとは、直列接続されたスイッチ素子の組である。また、第1整流回路11は、第2レグl_2上にローパスフィルタLPFを備えている。
第1レグl_1は、第1入力ノードNin_1と第2入力ノードNin_2との間において直接接続された第1MOSトランジスタQ1と第2MOSトランジスタQ2とを備えている。第2レグl_2は、第1入力ノードNin_1と第2入力ノードNin_2との間において直接接続された第3MOSトランジスタQ3と第4MOSトランジスタQ4とを備えている。
第1MOSトランジスタQ1は、第1スイッチ素子の一例であり、導電型がn型である。第1MOSトランジスタQ1は、ドレインが第1入力ノードNin_1に接続され、ソースが第1出力ノードNout_1に接続され、ゲートが制御回路13に接続されている。すなわち、第1MOSトランジスタQ1は、第1入力ノードNin_1と第1出力ノードNout_1との間に接続されている。また、第1MOSトランジスタQ1の寄生容量C_Q1(出力容量:COSS)は、第1スイッチ素子に並列接続された第1キャパシタとして機能する。なお、第1MOSトランジスタQ1は、導電型がp型であってもよい。また、第1キャパシタとして、第1MOSトランジスタQ1に並列接続されたスナバキャパシタを設けてもよい。また、第1MOSトランジスタQ1に代えて、他の態様(例えば、バイポーラトランジスタ)の第1スイッチ素子を設けてもよい。
第2MOSトランジスタQ2は、第2スイッチ素子の一例であり、導電型がn型である。第2MOSトランジスタQ1は、ドレインが第1出力ノードNout_1に接続され、ソースが第2入力ノードNin_2に接続され、ゲートが制御回路13に接続されている。すなわち、第2MOSトランジスタQ2は、第1出力ノードNout_1と第2入力ノードNin_2との間に接続されている。また、第2MOSトランジスタQ2の寄生容量C_Q2(COSS)は、第2スイッチ素子に並列接続された第2キャパシタとして機能する。なお、第2MOSトランジスタQ2は、導電型がp型であってもよい。また、第2キャパシタとして、第2MOSトランジスタQ2に並列接続されたスナバキャパシタを設けてもよい。また、第2MOSトランジスタQ2に代えて、他の態様の第2スイッチ素子を設けてもよい。
第3MOSトランジスタQ3は、第3スイッチ素子の一例であり、導電型がn型である。第3MOSトランジスタQ3は、ドレインが第1入力ノードNin_1に接続され、ソースが第2出力ノードNout_2に接続され、ゲートが制御回路13に接続されている。すなわち、第3MOSトランジスタQ3は、第1入力ノードNin_1と第2出力ノードNout_2との間に接続されている。また、第3MOSトランジスタQ3の寄生容量C_Q3(COSS)は、第3スイッチ素子に並列接続された第3キャパシタとして機能する。なお、第3MOSトランジスタQ3は、導電型がp型であってもよい。また、第3MOSトランジスタQ3に代えて、他の態様の第3スイッチ素子を設けてもよい。
第4MOSトランジスタQ4は、第4スイッチ素子の一例であり、導電型がn型である。第4MOSトランジスタQ4は、ドレインが第2出力ノードNout_2に接続され、ソースが第2入力ノードNin_2に接続され、ゲートが制御回路13に接続されている。すなわち、第4MOSトランジスタQ4は、第2出力ノードNout_2と第2入力ノードNin_2との間に接続されている。また、第4MOSトランジスタQ4の寄生容量C_Q4(COSS)は、第4スイッチ素子に並列接続された第4キャパシタとして機能する。なお、第4MOSトランジスタQ4は、導電型がp型であってもよい。また、第4キャパシタとして、第4MOSトランジスタQ4に並列接続されたスナバキャパシタを設けてもよい。また、第4MOSトランジスタQ4に代えて、他の態様の第4スイッチ素子を設けてもよい
ローパスフィルタLPFは、第2出力ノードNout_2と第2入力ノードNin_2との間において第4MOSトランジスタQ4に並列接続されている。ローパスフィルタLPFは、LCローパスフィルタである。具体的には、ローパスフィルタLPFは、第2インダクタの一例としてのインダクタL_lpfと、第5キャパシタの一例としてのキャパシタC_lpfとを備えている。インダクタL_lpfとキャパシタC_lpfとは、第2出力ノードNout_2と第2入力ノードNin_2との間において第4MOSトランジスタQ4に並列接続されるように、第2出力ノードNout_2と第2入力ノードNin_2との間において直列接続されている。より具体的には、インダクタL_lpfは、一端が第4MOSトランジスタQ4のドレインに接続され、他端がキャパシタC_lpfの一端に接続されている。キャパシタC_lpfの他端は、第4MOSトランジスタQ4のソースに接続されている。
また、ローパスフィルタLPFは、後述する第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のスイッチング周波数より低い遮断周波数を有する。すなわち、インダクタL_lpfのインダクタンスと、キャパシタC_lpfのキャパシタンスとは、スイッチング周波数より低い遮断周波数以上の周波数の電圧を遮断し得る値に設定されている。ローパスフィルタLPFは、直流成分を透過し、交流成分を遮断する。
一次側の平滑化コンデンサ14は、一端が第1入力端子Tin_1と第1入力ノードNin_1との間に接続され、他端が第2入力端子Tin_2と第2入力ノードNin_2との間に接続されている。
トランスTRは、第1出力ノードNout_1と第2出力ノードNout_2との間に接続された1次巻線W1と、1次巻線W1と電磁結合する2次巻線W2とを備えている。また、トランスTRは、第1出力ノードNout_1と1次巻線W1との間に接続されたインダクタL_trを備えている。第1出力ノードNout_1にインダクタL_trの一端が接続されていることで、第1出力ノードNout_1が配置された第1レグl_1は、進相レグとして機能する。一方、第2出力ノードNout_2に1次巻線W1の一端が接続されていることで、第2出力ノードNout_2が配置された第2レグl_2は、遅相レグとして機能する。
第2整流回路12は、トランスTRの二次側において第1出力端子Tout_1と第2出力端子Tout_2との間に接続されている。第2整流回路12は、トランスTRで変圧された交流電圧を直流電圧に変換するブリッジ型の全波整流回路(フルブリッジ回路)である。
第2整流回路12は、第1出力端子Tout_1に接続された第3出力ノードNout_3と第2出力端子Tout_2に接続された第4出力ノードNout_4との間において直列接続された第1ダイオードD1と第2ダイオードD2とを備えている。また、第2整流回路12は、第3出力ノードNout_3と第4出力ノードNout_4との間において直列接続された第3ダイオードD3と第4ダイオードD4とを備えている。第1および第2ダイオードD1、D2と、第3および第4ダイオードD3、D4とは、第3出力ノードNout_3と第4出力ノードNout_4との間において並列接続されている。第3出力ノードNout_3には、第1および第3ダイオードD1、D3のカソードが接続され、第4出力ノードNout_3には、第2および第4ダイオードD2、D4のアノードが接続されている。
第1ダイオードD1のアノードと第2ダイオードD2のカソードとの間の第3入力ノードNin_3には、2次巻線W2の一端が接続されている。また、第3ダイオードD3のアノードと第4ダイオードD4のカソードとの間の第4入力ノードNin_4には、2次巻線W2の他端が接続されている。
インダクタ16は、一端が第3出力ノードNout_3に接続され、他端が第1出力端子Tout_1に接続されている。二次側の平滑化コンデンサ15は、一端がインダクタ16の他端に接続され、他端が第4出力ノードNout_4と第2出力端子Tout_2との間に接続されている。
制御回路13は、第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4にゲート電圧(制御信号)を印加することで、第1整流回路11のスイッチング動作(Q1〜Q4のオン/オフ)を制御する。
次に、以上の構成を有するDC−DCコンバータ1の動作例について説明する。
第1および第2入力端子Tin_1、Tin_2間に入力された電源の電圧は、平滑化コンデンサ14で平滑化され、第1および第2入力ノードNin_1、Nin_2間に直流電圧として入力される。第1および第2入力ノードNin_1、Nin_2間に入力された直流電圧は、第1整流回路11のスイッチン動作で交流電圧に変換されて、第1および第2出力ノードNout_1、Nout_2間からトランスTRに出力される。トランスTRに入力された交流電圧は、トランスTRで変圧されて、第3および第4入力ノードNin_3、Nin_4間から第2整流回路12に入力される。第2整流回路12に入力された交流電圧は、第2整流回路12で整流されて、整流電圧(脈流)になる。整流電圧は、平滑化コンデンサ15で平滑化されて、直流電圧となる。直流電圧は、第1および第2出力端子Tout_1、Tout_2間から負荷側に出力される。
このような一次型の直流電圧から二次側の直流電圧への変換過程において、第1整流回路11では、ローパスフィルタLPFを利用した第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のソフトスイッチングが行われる。ソフトスイッチングが行われることで、スイッチングロスやノイズが軽減される。
以下、第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のソフトスイッチングの詳細を説明する。
図2は、図1のDC−DCコンバータ1のMOSトランジスタQ1〜Q4のゲート電圧を示す電圧波形図(駆動波形図)である。図2において、Vgs_Q1は、第1MOSトランジスタQ1のゲート電圧(ゲート−ソース間電圧)であり、Vgs_Q2は、第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧であり、Vgs_Q4は、第4MOSトランジスタQ4のゲート電圧であり、Vgs_Q3は、第3MOSトランジスタQ3のゲート電圧である。
制御回路13は、50%のデューティ比で第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4をソフトスイッチング制御する。なお、本明細書において、50%のデューティ比は、必ずしも50%に一致するデューティ比に限定されず、第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のソフトスイッチングを成立させることが可能な限度において、50%からずれていてもよい。例えば、50%のデューティ比は、47%〜53%の範囲内のデューティ比であってもよい。
具体的には、制御回路13は、図2の時刻t1〜t2までの期間T1において、第1および第4MOSトランジスタQ1、Q4をオンし、第2および第3MOSトランジスタQ2、Q3をオフする。期間T1においては、第1MOSトランジスタQ1、インダクタL_tr、1次巻線W1、第4MOSトランジスタQ4の順に電流が流れ、インダクタL_trに電流エネルギーが蓄えられる。
ここで、図3は、軽負荷時において図1のDC−DCコンバータ1のインダクタL_tr、L_lpfおよび寄生容量C_Q1〜Q4に流れる電流を示す電流波形図である。図3において、IL_trは、トランスTRのインダクタL_trに流れる電流であり、IC_Q1は、第1MOSトランジスタQ1の寄生容量C_Q1に流れる電流であり、IC_Q2は、第2MOSトランジスタQ2の寄生容量C_Q2に流れる電流である。また、図3において、IL_lpfは、ローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfに流れる電流であり、IC_Q3は、第3MOSトランジスタQ3の寄生容量C_Q3に流れる電流であり、IC_Q4は、第4MOSトランジスタQ4の寄生容量C_Q4に流れる電流である。なお、図3において、IL_trの破線の波形は、軽負荷時ではない通常負荷時のIL_lpfの波形である。
図3のIL_trに示すように、期間T1においては、トランスTRのインダクタL_trに流れる電流IL_trが負側(図3における下方)に増加する。電流IL_trの負側への増加は、インダクタL_trの充電(すなわち、電流エネルギーの蓄積)を示す(以下、同様)。
次いで、制御回路13は、期間T1の終端の時刻t2において、第1MOSトランジスタQ1をオフする。次いで、制御回路13は、第1MOSトランジスタQ1をオフしてから第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のスイッチング周期より短い期間T2(第1期間)が経過した時刻t3において、第2MOSトランジスタQ2をオンする。
ここで、期間T2においては、期間T1でインダクタL_trに蓄えられていた電流エネルギーが、第1MOSトランジスタQ1の寄生容量C_Q1の充電および第2MOSトランジスタQ2の寄生容量C_Q2の放電に消費される。図3のIL_trに示すように、期間T2においては、トランスTRのインダクタL_trに流れる電流IL_trが正側(図3における上方)に増加する。電流IL_trの正側への増加は、インダクタL_trの放電(すなわち、エネルギーの消費)を示す(以下、同様)。また、図3のIC_Q1に示すように、期間T2においては、第1MOSトランジスタQ1の寄生容量C_Q1に流れる電流IC_Q1が負値になる。寄生容量C_Q1〜Q4に流れる電流IC_Q1〜Q4が負値であることは、寄生容量C_Q1〜Q4が充電されていることを示す(以下、同様)。また、図3Cに示すように、期間T2においては、第2MOSトランジスタQ2の寄生容量C_Q2に流れる電流IC_Q2が正値になる。寄生容量C_Q1〜Q4に流れる電流IC_Q1〜Q4が正値であることは、寄生容量C_Q1〜Q4が放電されていることを示す(以下、同様)。
ここで、図4は、図1のDC−DCコンバータ1のMOSトランジスタQ1〜Q4のドレイン電圧を示す電圧波形図である。図4において、Vds_Q1は、第1MOSトランジスタQ1のドレイン電圧(ドレイン−ソース間電圧)であり、Vds_Q2は、第2MOSトランジスタQ2のドレイン電圧であり、Vds_Q4は、第4MOSトランジスタQ4のドレイン電圧であり、Vds_Q3は、第3MOSトランジスタQ3のドレイン電圧である。
図4のVds_Q2に示すように、期間T2においては、第2MOSトランジスタQ2の寄生容量C_Q2が放電されることで、第2MOSトランジスタQ2のドレイン電圧Vds_Q2は、減少して0[V]になる。そして、Vds_Q2を0[V]へと減少させたうえで第2MOSトランジスタQ2をオン(ソフトスイッチング)できる。
次いで、制御回路13は、図2の時刻t3〜t4までの期間T3において、第2および第4MOSトランジスタQ2、Q4をオンし、第1および第3MOSトランジスタQ1、Q3をオフする。期間T3においては、第2MOSトランジスタQ2、インダクタL_tr、1次巻線W1、第4MOSトランジスタQ4の順に電流が循環する(フライホイールする)。
ここで、図5は、図1のDC−DCコンバータ1のキャパシタC_lpfの電圧を示す電圧波形図である。
50%のデューティ比で第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4がスイッチング制御されていることで、図5に示すように、ローパスフィルタLPFのキャパシタC_lpfには、常に入力電圧Vinの1/2の大きさの電圧VC_lpfが蓄えられている。すなわち、キャパシタC_lpfは、1/2Vinの電源として機能することができる。
キャパシタC_lpfからインダクタL_lpfの両端に1/2Vinの電圧が印加されることで、図3のIL_lpfに示すように、期間T3においては、インダクタL_lpfに対して負側に増加する三角波状の電流IL_lpfが流れる。この電流IL_lpfによって、インダクタL_lpfに電流エネルギーが蓄えられる。この電流エネルギーは、次の期間T4における第3MOSトランジスタQ3のソフトスイッチングに用いることができる。
次いで、制御回路13は、期間T3の終端の時刻t4において、第4MOSトランジスタQ4をオフする。次いで、制御回路13は、第4MOSトランジスタQ4をオフしてから第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のスイッチング周期より短い期間T4(第2期間)が経過した時刻t5において、第3MOSトランジスタQ3をオンする。
ここで、図3のIL_trに示すように、時刻t4(期間T4の始端)において、インダクタL_trには、期間T1において蓄えられた電流エネルギーが殆ど残っていない。その理由は、期間T2における第2MOSトランジスタQ2(進相側)のソフトスイッチングおよび期間T3における電流の循環に、インダクタL_trの電流エネルギーが消費されたためである。
したがって、主電流IL_trに依存したインダクタL_trの電流エネルギーでは、遅相側の第3MOSトランジスタQ3をソフトスイッチングできない。
これに対して、本実施形態では、期間T3においてインダクタL_lpfに蓄えられた電流エネルギーが、期間T4において、第4MOSトランジスタQ4の寄生容量C_Q4の充電(図3のIC_Q4参照)および第3MOSトランジスタQ3の寄生容量C_Q3の放電(図3のIC_Q3参照)に消費される。このとき、IC_Q3およびIC_Q4の値は、IL_lpfのピーク値の1/2であってもよい。
第3MOSトランジスタQ3の寄生容量C_Q3が放電されることで、第3MOSトランジスタQ3のドレイン電圧Vds_Q3は、減少して0[V]になる(図4参照)。そして、Vds_Q3を0[V]へと減少させたうえで第3MOSトランジスタQ3をオン(ソフトスイッチング)できる。したがって、主電流IL_trが少ない軽負荷時においても、遅相側の第3MOSトランジスタQ3を確実にソフトスイッチングできる。
次いで、制御回路13は、図2の時刻t5〜t6までの期間T5において、第2および第3MOSトランジスタQ2、Q3をオンし、第1および第4MOSトランジスタQ1、Q4をオフする。期間T5においては、第3MOSトランジスタQ3、1次巻線W1、インダクタL_tr、第2MOSトランジスタQ2の順に電流が流れ、インダクタL_trに期間T1と逆向きの電流エネルギーが蓄えられる(図3のIL_tr参照)。
次いで、制御回路13は、期間T5の終端の時刻t6において、第2MOSトランジスタQ2をオフする。次いで、制御回路13は、第2MOSトランジスタQ2をオフしてから第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のスイッチング周期より短い期間T6(第3期間)が経過した時刻t7において、第1MOSトランジスタQ1をオンする。
期間T6においては、期間T5でインダクタL_trに蓄えられていた電流エネルギーが、第1MOSトランジスタQ1の寄生容量C_Q1の放電(図3のIC_Q1参照)および第2MOSトランジスタQ2の寄生容量C_Q2の充電(図3のIC_Q2参照)に消費される。第1MOSトランジスタQ1の寄生容量C_Q1が放電されることで、期間T6において、第1MOSトランジスタQ1のドレイン電圧Vds_Q1は、減少して0[V]になる。そして、Vds_Q1を0[V]へと減少させたうえで第1MOSトランジスタQ1をオン(ソフトスイッチング)できる。
次いで、制御回路13は、図2の時刻t7〜t8までの期間T7において、第1および第3MOSトランジスタQ1、Q3をオンし、第2および第4MOSトランジスタQ2、Q4をオフする。期間T7においては、第3MOSトランジスタQ3、1次巻線W1、インダクタL_tr、第1MOSトランジスタQ1の順に電流が循環する(フライホイールする)。
キャパシタC_lpfにより、インダクタL_lpfの両端にVinの1/2の電圧が印加されることで、図3のIL_lpfに示すように、期間T7では、インダクタL_lpfに対して正側に増加する三角波状の電流IL_lpfが流れる。この電流IL_lpfによって、インダクタL_lpfに電流エネルギーが蓄えられる。この電流エネルギーは、次の期間T8における第4MOSトランジスタQ4のソフトスイッチングに用いることができる。
次いで、制御回路13は、期間T7の終端の時刻t8において、第3MOSトランジスタQ3をオフする。次いで、制御回路13は、第3MOSトランジスタQ3をオフしてから第1〜第4MOSトランジスタQ1〜Q4のスイッチング周期より短い期間T8(第4期間)が経過した時刻t9において、第4MOSトランジスタQ4をオンする。
ここで、図3のIL_trに示すように、時刻t8(期間T8の始端)において、インダクタL_trには、期間T5において蓄えられた電流エネルギーが殆ど残っていない。期間T6における第1MOSトランジスタQ1(進相側)のソフトスイッチングおよび期間T7における電流の循環に、インダクタL_trの電流エネルギーが消費されたためである。
したがって、主電流IL_trに依存したインダクタL_trのエネルギーでは、遅相側の第4MOSトランジスタQ4をソフトスイッチングできない。
これに対して、本実施形態では、期間T7においてインダクタL_lpfに蓄えられた電流エネルギーが、期間T8において、第3MOSトランジスタQ3の寄生容量C_Q3の充電(図3のIC_Q3参照)および第4MOSトランジスタQ4の寄生容量C_Q4の放電(図3のIC_Q4参照)に消費される。このとき、IC_Q3およびIC_Q4の値は、IL_lpfのピーク値の1/2であってもよい。
第4MOSトランジスタQ4の寄生容量C_Q4が放電されることで、第4MOSトランジスタQ4のドレイン電圧Vds_Q4は、減少して0[V]になる(図4参照)。そして、Vds_Q4を0[V]へと減少させたうえで第4MOSトランジスタQ4をオン(ソフトスイッチング)できる。したがって、主電流IL_trが少ない軽負荷時においても、遅相側の第4MOSトランジスタQ4を確実にソフトスイッチングできる。
期間T8の後は、期間T1に戻り、既述した期間T1以降の各期間に応じたスイッチング制御を繰り返す。
以上述べたように、本実施形態のDC−DCコンバータ1によれば、遅相側のレグl_2に並列接続されたローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfに電流エネルギーを蓄えることができる。これにより、トランスTRのインダクタL_trの電流エネルギーが進相側のMOSトランジスタQ1、Q2のソフトスイッチングに消費された後においても、ローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfの電流エネルギーによって遅相側のMOSトランジスタQ3、Q4をソフトスイッチングできる。ローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfによって遅相側のMOSトランジスタQ3、Q4をソフトスイッチングできるので、MOSトランジスタQ3、Q4をソフトスイッチングするためにトランスTRのインダクタL_trを大型にする必要はない。
したがって、本実施形態のDC−DCコンバータ1によれば、インダクタL_trのサイズおよびコストを抑えたソフトスイッチングが可能である。
また、ローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfには主電流IL_trが流れないため、インダクタL_lpfが主電流IL_trによって焼損するおそれはない。したがって、インダクタL_lpfを小型に形成でき、DC−DCコンバータ1の更なる小型化およびコストの削減が可能となる。
なお、期間T2、T4、T6、T8は、一定であってもよい。期間T2、T4、T6、T8を一定とすることで、制御を簡便化できる。
また、制御回路13は、進相レグl_1と遅相レグl_2の位相差を制御することによって出力電圧を一定にしてもよい。これにより、安定的な電力変換が可能となる。
また、本実施形態においては、ソフトスイッチングのための電流エネルギーの蓄積を、既存の回路への追加が容易なローパスフィルタLPFによって実現している。このため、本実施形態のDC−DCコンバータ1には、ローパスフィルタLPFの配置に関して、以下に例示するような各種の変形例を適用できる。
図6は、第1の変形例を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。図7は、第2の変形例を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。図8は、第3の変形例を示すDC−DCコンバータ1の回路図である。
図6に示すように、ローパスフィルタLPFは、キャパシタC_lpfの一端が第4MOSトランジスタQ4のドレインに接続され、キャパシタC_lpfの他端がインダクタL_lpfの一端に接続され、インダクタL_lpfの他端が第4MOSトランジスタQ4のソースに接続されていてもよい。また、図7に示すように、ローパスフィルタLPFは、第3MOSトランジスタQ3に並列接続されていてもよい。図6および図7のDC−DCコンバータ1においても、図1のDC−DCコンバータ1と同様に、ローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfにエネルギーを蓄えることができるので、インダクタL_lpfのエネルギーで遅相側のMOSトランジスタQ3、Q4をソフトスイッチングできる。
また、図8に示すように、図1のDC−DCコンバータ1に対してトランスTRのインダクタL_trの位置を変更することで、第1レグl_1を遅相レグに構成し、第2レグl_2を進相レグに構成してもよい。この場合、ローパスフィルタLPFは、図8の実線部に示すように第1MOSトランジスタQ1に並列接続してもよく、または、図8の破線部に示すように第2MOSトランジスタQ2に並列接続してもよい。図8の構成では、第1および第2MOSトランジスタQ1、Q2が、第3および第4スイッチ素子として機能し(遅相レグを構成し)、第3および第4MOSトランジスタQ3、Q4が、第1および第2スイッチ素子として機能する(進相レグを構成する)。図8のDC−DCコンバータ1によれば、ローパスフィルタLPFのインダクタL_lpfに電流エネルギーを蓄えることができるので、インダクタL_lpfの電流エネルギーで遅相側のMOSトランジスタQ1、Q2をソフトスイッチングできる。
また、第2整流回路12を、センタータップ型の全波整流回路に構成してもよい。また、第2整流回路12において、ダイオードD1〜D4に代わりスイッチ素子(例えば、MOSトランジスタ)を設けてもよい。また、第1整流回路11のレグ数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。また、本発明を双方向DC−DCコンバータに適用してもよい。
上述した実施形態は、あくまで一例であって、発明の範囲を限定するものではない。発明の要旨を逸脱しない限度において、上述した実施形態に対して種々の変更を行うことができる。変更された実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 DC−DCコンバータ
11 第1整流回路
12 第2整流回路
13 制御回路
Nin_1 第1入力ノード
nin_2 第2入力ノード
Nout_1 第1出力ノード
Nout_2 第2出力ノード
TR トランス
W1 1次巻線
W2 2次巻線
Q1 第1MOSトランジスタ
Q2 第2MOSトランジスタ
Q3 第3MOSトランジスタ
Q4 第4MOSトランジスタ
C_Q1 第1MOSトランジスタの寄生容量
C_Q2 第2MOSトランジスタの寄生容量
C_Q3 第3MOSトランジスタの寄生容量
C_Q4 第4MOSトランジスタの寄生容量
LPF ローパスフィルタ
L_tr インダクタ

Claims (13)

  1. 直流電圧をスイッチング動作によって交流電圧に変換し、前記交流電圧を第1出力ノードと第2出力ノードとの間から出力する第1整流回路と、
    前記第1出力ノードと前記第2出力ノードとの間に接続された1次巻線および前記1次巻線と電磁結合する2次巻線を有し、前記交流電圧を変圧し、変圧された交流電圧を出力するトランスと、
    前記2次巻線に接続され、前記変圧された交流電圧を整流電圧に変換する第2整流回路と、
    前記第1整流回路のスイッチング動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記第1整流回路は、
    第1入力ノードと前記第1出力ノードとの間に接続された第1スイッチ素子と、
    前記第1出力ノードと第2入力ノードとの間に接続された第2スイッチ素子と、
    前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間に接続された第3スイッチ素子と、
    前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間に接続された第4スイッチ素子と、
    前記第1〜第4スイッチ素子のそれぞれに並列接続された第1〜第4キャパシタと、
    前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間において前記第3スイッチ素子に並列接続され、または、前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間において前記第4スイッチ素子に並列接続されたローパスフィルタであって、前記第1〜第4スイッチ素子のスイッチング周波数より低い遮断周波数を有するローパスフィルタと、を備え、
    前記トランスは、前記第1出力ノードと前記1次巻線との間に接続された第1インダクタを備え、
    前記制御回路は、50%のデューティ比で前記第1〜第4スイッチ素子の少なくとも1つをソフトスイッチング制御する、DC−DCコンバータ。
  2. 前記制御回路は、前記第1および第4スイッチ素子をオンし、前記第2および第3スイッチ素子をオフした状態から、前記第1スイッチ素子をオフし、前記第1スイッチ素子をオフしてから前記スイッチング周期より短い第1期間が経過した後に、前記第2スイッチ素子をオンする、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記制御回路は、前記第2および第4スイッチ素子をオンし、前記第1および第3スイッチ素子をオフした状態から、前記第4スイッチ素子をオフし、前記第4スイッチ素子をオフしてから前記スイッチング周期より短い第2期間が経過した後に、前記第3スイッチ素子をオンする、請求項2に記載のDC−DCコンバータ。
  4. 前記制御回路は、前記第2および第3スイッチ素子をオンし、前記第1および第4スイッチ素子をオフした状態から、前記第2スイッチ素子をオフし、前記第2スイッチ素子をオフしてから前記スイッチング周期より短い第3期間が経過した後に、前記第1スイッチ素子をオンする、請求項3に記載のDC−DCコンバータ。
  5. 前記制御回路は、前記第1および第3スイッチ素子をオンし、前記第2および第4スイッチ素子をオフした状態から、前記第3スイッチ素子をオフし、前記第3スイッチ素子をオフしてから前記第1〜第4スイッチ素子のスイッチング周期より短い第1期間が経過した後に、前記第4スイッチ素子をオンする、請求項4に記載のDC−DCコンバータ。
  6. 前記第1〜第4期間は、一定である、請求項5に記載のDC−DCコンバータ。
  7. 前記ローパスフィルタは、第2インダクタおよび第5キャパシタを有し、
    前記第2インダクタおよび前記第5キャパシタは、前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間において前記第3スイッチ素子に並列接続されるように前記第1入力ノードと前記第2出力ノードとの間において直列接続され、または、前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間において前記第4スイッチ素子に並列接続されるように前記第2出力ノードと前記第2入力ノードとの間において直列接続された、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  8. 前記第5キャパシタは、前記入力電圧の1/2の大きさの電圧を蓄積する、請求項7に記載のDC−DCコンバータ。
  9. 前記第1整流回路は、フルブリッジ回路である、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  10. 前記フルブリッジ回路において、前記第1入力ノードと前記第2入力ノードとの間で直列接続されたスイッチ素子の組であるレグの数は、2以上である、請求項9に記載のDC−DCコンバータ。
  11. 前記第1および第2スイッチ素子は、進相レグを構成し、
    前記第3および第4スイッチ素子は、遅相レグを構成し、
    前記制御回路は、前記進相レグと前記遅相レグの位相差を制御することにより出力電圧を一定にする、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  12. 前記第2整流回路は、ブリッジ型またはセンタータップ型の全波整流回路である、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  13. 前記第1〜第4スイッチ素子は、MOSトランジスタであり、
    前記第1〜第4スイッチ素子の第1〜第4キャパシタの少なくとも1つは、寄生容量である、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
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