JP2016181194A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】指紋や掌等のような油脂汚れによる操作面の汚れが目立ちにくく、かつ利用者の後方にいる人物から利用者の操作が覗き見られることを防止する自動取引装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る自動取引装置は、装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口を備える媒体処理部と、前記媒体出入口を覆うように設けられたパネルを有し、
前記パネルは、第一領域と、第一領域よりも暗い色彩の第二領域とを配置し、該第二領域の間隔を0.1mm以上25mm以下とする模様が付された層と、鏡面反射部材を含む層と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動取引装置に関する。
通常、銀行等の金融機関、郵便局、コンビニエンスストア、小売店又は交通機関の駅などに設置されるATM(Automated Teller Machine)等の自動取引装置は、利用者(取引等を行う人物)が筺体前面に対面する形で操作することが一般的である。そのため、自動取引装置に、筺体前面を撮影するカメラ等の撮影部と、撮影手段により撮影された画像を表示するディスプレイ等の表示部とを備えることにより、利用者が後方の状況を認識することが可能となる。
例えば、特許文献1には、装置の前面に内蔵したカメラを操作者及び後方待機者を含む周辺環境を撮影できる位置に配置し、その画像を取引の表示画面に表示することにより、暗証入力している時の盗み見状況を確認することができ、また、その画像を保存可能とすることにより、盗み見ていた場合の盗み見ていた人の特定を可能とする技術が開示されている。
特開2005−327144号公報
カード・通帳等の媒体の挿入時等、表示部を用いない場合であっても、利用者が後方の状況を認識することが容易な構成が求められており、例えば、自動取引装置の装置筺体の前面に、利用者の後方の状況を確認可能な鏡面部を備えたパネルを実装する構成が考えられる。
このような構成の場合、鏡面部のサイズを大きくすることが可能であるが、カード・通帳等の媒体挿入・排出口等も筺体前面に設けられているため、筺体前面に触れることで、指紋や掌に付着する油脂等により鏡面部が汚れ、利用者が後方の状況を認識しにくくなるおそれがある。
本発明は、指紋や掌等のような油脂汚れによる汚れが目立ちにくく、かつ利用者の後方にいる人物から利用者の操作が覗き見られることを防止する自動取引装置を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明に係る自動取引装置は、装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口を備える媒体処理部と、前記媒体出入口を覆うように設けられたパネルを有し、前記パネルは、第一領域と、第一領域よりも暗い色彩の第二領域とを配置し、該第二領域の間隔を0.1mm以上25mm以下とする模様が付された層と、鏡面反射部材を含む層と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、筺体前面の汚れが目立ちにくく、該筺体前面を介して利用者の後方にいる人物から利用者の操作が覗き見られることを防止する機能を確保できる。
実施例1における、ATMの外観斜視図である。 第一操作面の正面図である。 ATMの機能構成図である。 第一操作面パネルの断面図である。 一般的な人間の指紋を示した図である。 カムフラージュ効果について説明した図である。 第一操作面パネルに印刷される模様を示す図である。 利用者、利用者の後方にいる人物及びATMの位置関係を示す側面図である。 第一操作面パネルの傾斜状態を示した側面図である。 第一操作面パネルを湾曲させた場合における、利用者の後面が映し出された状態を示す図である。 変形例における、第一操作面パネルに印刷される模様を示す図である。 変形例における、第一操作面パネルに印刷される模様の詳細を示す図である。 変形例における、ATMの外観斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る自動取引装置について詳細に説明する。以下、自動取引装置の例として、ATMを用いた場合を説明するが、これに限らず、乗車券、乗船券、搭乗券等の発券装置等についても適用することが可能である(実施例2についても同様)。
(1)ATMの基本構成
図1は、ATM1の外観斜視図である。図1(a)に示すように、ATM1は、筺体前面に、利用者の操作面である、第一操作面2と第二操作面3とを備えている。また、図1(b)に示すように、ATM1は、1つの筐体に、運用表示部4と、撮像部5と、報知部6と、カード・明細票処理部7と、通帳処理部8と、入力表示部9と、紙幣処理部10と、硬貨処理部11とを備えて構成される。なお、カード・明細票処理部7と、通帳処理部8とは、装置で扱う媒体を処理する媒体処理部に相当する。
第一操作面2は、ATM1の底面の略垂直方向に延在する。「ATM1の底面の略垂直方向に延在」とは、ATM1の底面から90度の角度で延在することに限らず、該底面から60度〜90度の角度で延在すること(後述する図9における、第一操作面2の傾斜角θが0度〜30度であること)も含まれる。また、第一操作面2は、平面状であることに限らず、曲面状であっても良い。
また、第一操作面2には、第一操作面パネル2aが設けられている。第一操作面パネル2aは、鏡面反射部材を含む。これにより、第一操作面パネル2aは、鏡面状の表面を備え、利用者は、第一操作面パネル2aを介して後方の状況を認識することが可能となる。鏡面反射部材の例については、後述する。第一操作面パネル2aは、カード・明細票処理部7におけるカード・明細票の出入口、及び通帳処理部8における通帳の出入口(すなわち、装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口)を覆うように設けられる。なお、運用表示部4及び後述するフリッカランプ7a、8aは、点灯していない時に利用者側から見えない一方、点灯している時も利用者側から見えるよう、視差が大きくなる構成であり、利用者にとって運用表示部4及び後述するフリッカランプ7a、8aを視認し易い構成である。また、カメラ5やスピーカ6も、利用者側から見えない構成となっている、第一操作面2、第一操作面パネル2aの詳細な構成については、後述する。
第二操作面3は、ATM1の底面と略水平方向に延在する。「ATM1の底面と略水平方向に延在」とは、ATM1の底面と水平に延在することに限らず、該底面の水平面から0度〜30度の角度で延在することも含まれる。また、第二操作面3は、平面状であることに限らず、曲面状や凹凸面であっても良い。
運用表示部4は、第一操作面2の上部中央に設けられ、ATM1の運用状態等を表示する。撮像部5は、運用表示部4の下部に設けられ、ATM1の前方(利用者の後方)を撮像するカメラ等である。報知部6は、第一操作面2の上部かつ左右の一端側に設けられ、警告音やガイダンス等の音声を発するスピーカ等である。報知部6より発せられた音声により、利用者に注意喚起をすることが可能である。
カード・明細票処理部7は、各種カード(キャッシュカード、クレジットカード等の磁気ストライプやICチップが貼付されたカード)に記録された情報の読取・各種カードへの情報の記録・取引明細が記録された明細票の発行等を行う。通帳処理部8は、通帳に記録された情報の読取・通帳への記帳を行う。また、第一操作面パネル2aの下端にフリッカランプ7a、8aを備えており、利用者に対して、カード・明細票処理部7におけるカード・明細票の出入口と、通帳処理部8における通帳の出入口とを誘導する場合等に発光する。なお、カード・明細票処理部7におけるカード・明細票の出入口と、通帳処理部8における通帳の出入口とは、装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口に相当する。
入力表示部9は、第二操作面2の中央に設けられ、利用者に対する各種取引の案内画面を表示すると共に、利用者の入力操作を受け付けるタッチパネル等である。紙幣処理部10、硬貨処理部11は、いずれも入力表示部9よりも後部に設けられ、それぞれ入出金紙幣、入出金硬貨を収納し、紙幣や硬貨を収納するためのシャッタを設けており、当該シャッタの開閉により、紙幣や硬貨の投入や取り出しを制限する。また、フリッカランプ10a、11aを備えており、利用者に対して、紙幣処理部10における紙幣の入出金口と、硬貨処理部11における効果の入出金口とを誘導する場合等に発光する。
なお、ATM1は、視覚障害者、高齢者などの利用に供するハンドセットや、指紋や指静脈等の生体により利用者を認証する生体認証部を備えても良く、第二操作面2の入力表示部9の左右両側には、ハンドセットや生体認証部の設置スペースを設ける。
なお、第一操作面2における、運用表示部4、撮像部5、報知部6、各出入口の配置関係や、第二操作面3における、入力表示部9、紙幣処理部10、硬貨処理部11の配置関係は、上記に限られる物ではなく、実装可能である任意の位置に配置されることは言うまでも無い。
次に、第一操作面2について詳細に説明する。図2に示す、第一操作面2の正面図の例の場合、運用表示部4は、ATM1が利用者を受け付ける待機状態、又は入金取引・出金取引・残高照会・記帳処理である状態を示す「お取扱い中」表示と、保守状態であること等により、ATM1が利用者を受け付けず、且つ各種取引・処理を実行していない「ご利用できません」表示とを表示する。なお、運用表示部4には、ATM1が受付可能な各種取引・処理を表示しても良い。
第一操作面パネル2aの下端に配置されているフリッカランプ7aは、カード・明細票処理部7へのカードの挿入を受け付ける場合、又はカード・明細票処理部7からカード又は明細票が排出される場合に点滅する。同様に、第一操作面パネル2aの下端に配置されているフリッカランプ8aは、通帳処理部8への通帳の挿入を受け付ける場合、又は通帳処理部8から通帳が排出される場合に点滅する。なお、フリッカランプ7a、8aの点滅間隔は任意で良く、フリッカランプ7a、8aの点滅間隔を互いに異なるものとしても良い。
また、カード又は明細票、及び通帳を排出させる場合、フリッカランプ7a、8aをいずれも点滅させると共に、カード又は明細票、及び通帳を一斉に排出させても良いが、フリッカランプ7a、8aの一方を点滅させ、対応するカード・明細票処理部7又は通帳処理部8から、カード若しくは明細票、又は通帳の一方を先に排出させても良い。後者の場合、カード若しくは明細票、又は通帳の一方が利用者によって取り出された後に、フリッカランプ7a、8aのもう一方を点滅させ、対応するカード・明細票処理部7又は通帳処理部8から、カード若しくは明細票、又は通帳のもう一方を排出させる。
次に、ATM1の機能構成について説明する。図3に示す機能構成図のように、ATM1は、前述した運用表示部4、撮像部5、報知部6、カード・明細票処理部7、通帳処理部8、入力表示部9、紙幣処理部10及び硬貨処理部11の他に、通信制御部12、記憶部13及びATM制御部14を有する。これらの構成は、図示しない電源部により、電源を供給される。
通信制御部12は、保守運用を行うセンタ側に設置されているホストコンピュータ(図示せず)との間におけるデータ通信を制御する。なお、ホストコンピュータでは、開設されている口座毎に、口座開設者の氏名、住所、連絡先電話番号、取引履歴、暗証番号、口座残高等を含む口座管理情報を登録したデータベースを備えている。また、ホストコンピュータは、ATM1から通知された取引内容に基づいて、取引が行われた口座にかかる口座管理情報を更新する処理や、ATM1からの取引可否の認証要求に対して、取引可否を認証し、その認証結果を返信する処理等を行う。
記憶部13は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等であり、ATM1の動作に必要なプログラムや、ATM1の全操作記録、紙幣・硬貨・消耗品の状態、障害の詳細情報等が記憶される。
ATM制御部14は、CPU(Central Processing Unit)等であり、ATM1本体を制御する。具体的に、ATM制御部14は、紙幣・硬貨をATM1に取り込むと共に、取り込んだ紙幣・硬貨に相当する金額を口座残高に加算する入金取引を実行する入金制御部と、ATM1から紙幣・硬貨を放出すると共に、放出された紙幣・硬貨に相当する金額を口座残高から減算する出金取引を実行する出金制御部と、口座残高から所定の金額を減算し、他の口座に該金額を加算する振込取引を実行する振込制御部と、口座残高を入力表示部9に表示する残高照会を実行する残高照会制御部と、通帳処理部8において取引履歴を通帳に印字する記帳処理を実行する記帳処理部と、を備える。
(2)第一操作面パネル2aの構成
続いて、第一操作面パネル2aの構成について詳細に説明する。図4に示す断面図のように、第一操作面パネル2aは、利用者に相対する表面側(図の左側)から裏面側(図の右側)に向けて、第一印刷層21、ハードコート層22、基材層23、第二印刷層24、第三印刷層25、第四印刷層26、接着層27、成型層28が積層されることにより構成される。
第一印刷層21は、カード・明細票処理部7におけるカード・明細票の出入口と、通帳処理部8における通帳の出入口の場所を示すようにシルク印刷(孔版印刷)された層である。シルク印刷とは、印刷を施したい領域に染料が浸潤するように加工したメッシュ状の版に、染料を押し出して印刷対象に転写する手法である。この手法は、メッシュ状の版が柔軟であることから、印刷対象が曲面であっても印刷が容易になる。図2に示す、第一操作面2の場合、フリッカランプ7a、8a上部の「通帳」「PASSBOOK」「カード・明細票」「CARD RECEIPT」などの文字部分がシルク印刷層21に相当する。なお、通帳」「PASSBOOK」「カード・明細票」「CARD RECEIPT」の他に、カード・明細票や通帳の絵を加えたり、他の文字を加えることにより、より利用者に分かり易くなるような印刷を施しても良い。
ハードコート層22は、可視光を透過する部材であるが、第二印刷層24に印刷された模様が透過される程度の可視光の透過率であれば良い。ハードコート層22の色彩は、無色透明である必要は無く、黒色、灰色、茶色のスモーク加工を施したり、乳白色であったとしても、であれば足りる。
ハードコート層22は、例えば、メラミン系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、シラン化合物、金属酸化物等を主成分とした層であり、第一操作面パネル2aの表面硬度を高める機能を有する。特に、シラン化合物を用いる場合は、表面硬度を高める他、防汚性能を向上させることが可能である。さらに、ハードコート層22に、上記主成分の他、耐候剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤等の各種添加剤を追加しても良い。
なお、ハードコート層22の有無により、第一操作面パネル2aにおける、利用者後方の視認性に大きな影響を及ぼすことは無く、ATM1を使用する際における傷の付き易さが変化するのみである。従って、本発明において、ハードコート層22は必須の構成では無い。
基材層23は、可視光を透過する部材である。基材層23は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、アクリル系樹脂やポリカーボネート系樹脂等を主成分とした層である。特に、ポリエチレンテレフタレートは三次元成型性に優れており、最も基材層23に適している。
第二印刷層24は、可視光を透過する領域を有すると共に、後述するような、油脂汚れが目立たないような立体加工を施した層である。第二印刷層24は、紫外線硬化型印刷層であることが望ましいが、油脂汚れが目立たないような立体加工が容易な材質であれば良い。油脂汚れが眼立たないようにするためには、周期的な模様を並列した印刷模様を施し、模様と重なり合うことにより、指紋が目立たなくなり(カムフラージュ効果)、油脂汚れが目立ちにくくなる。なお、周期的に並列する模様は、ドット模様又は波形状模様に限らず、三角型、矩形、多角形やその組み合わせの幾何学模様、格子模様、縞模様又は木目模様等でも良い。
また、模様と共に色彩を施すことが可能であるが、濃い色彩の方が、薄い色彩よりも油脂汚れが目立たなくなる。さらに、模様にラメを施すことにより、模様にラメを施さないよりも油脂汚れが目立たなくなる。本実施例では、例えば、略円形の点状模様に、銀色かつラメを施した模様を採用することにより、鏡面性能を有すると共に、油脂汚れを目立たせない第一操作面パネル2aを実現している。
第三印刷層25は、単独では鏡面性能を有さないが、第四印刷層26と合わせるか、第三印刷層の背面の明度を下げることにより、鏡面性能を発揮する層であり、鏡面反射部材に相当する。鏡面反射部材に相当する。鏡面反射部材には、光反射率が高く(80%以上)、フィルム状に加工された金属蒸着印刷層が望ましいが、金属蒸着印刷層に限られたものではない。
第四印刷層26は、白色、灰色、黒色等で印刷された層である。なお、第三印刷層25と合わせて鏡面性能を最大限に引き出すためには、黒色の第四印刷層26であることが望ましい。本実施例の場合、ATM1の運用時に、第三印刷層25の裏面側の明度が低くなるため、第四印刷層26が無くても鏡面性能を発揮するが、内側まで可視光を透過させたくない領域に第四印刷層26を施し、運用表示部4、フリッカランプ7a、8aを背面に設けた領域等の可視光が発光したり、撮像部5を背面に設けた領域には、第四印刷層26を施さずに、可視光の透過部26aを設けるようにしている。
接着層27は、第一印刷層21、ハードコート層22、基材層23、第二印刷層24、第三印刷層25、及び第四印刷層26が積層したシートと、成型層28とをインサート成型で一体成型する時に、シートと成型層28を接着させる層である。なお、インサート成型とは、金型内に嵌入させたシート(第一印刷層21〜第四印刷層26が積層したシートに、接着層27を重ね合わせた物)の片面に成型層28を注入し、シートと樹脂を一体化する成型方法である。
成型層28は、ATM1の筺体形状に成型した層であり、運用表示部4、撮像部5、及びフリッカランプ7a、8aを透過させるために、可視光を透過する部材を用いる。成型層28の成型方法としては、各種印刷を施したシートをプレ成型した後、射出成型の金型内に挿入し、射出成型樹脂と一体化するインサート射出成型法等がある。インサート射出成型法では、複雑な形状や細かい造形を表現することも可能である。例えば、金型に凹凸形状を設けた場合、第一操作面パネル2aの完成品に、ヘアライン加工や、皺状の模様であるシボ加工等の細かい造形を転写製造することも可能である。また、成型層28は、射出成型金型にシート状で挿入し、金型内で射出樹脂と一体化するインモールド射出成型法で成型することも可能である。
次に、第一操作面パネル2aの構成と、運用表示部4、撮像部5及びフリッカランプ7a、8aの位置との関係について説明する。運用表示部4、撮像部5及びフリッカランプ7a、8aは、全て第一操作面パネル2aの裏側(図の右側)に配置され、運用表示部4、フリッカランプ7a、8aの発光領域と、撮像部5に相当する領域には、第四印刷層26を施さずに、透過部26aを設けるようにしている。
運用表示部4は、上述の通り、「お取扱い中」表示と「ご利用できません」表示とを表示するが、いずれも常時点灯している訳ではなく、一方が点灯している場合は、もう一方は消灯している。また、フリッカランプ7a、8aも、カード・明細票の出入口や、通帳の出入口を誘導しない場合は消灯している。これらの運用表示部4、フリッカランプ7a、8aが消灯している場合において、利用者側(図の左側)から見たとき、第三印刷層の背面の明度が低いため、透過部26aの部分は鏡面性能を有している。一方、運用表示部4、フリッカランプ7a、8aが点灯している場合は、第三印刷層の背面の明度が高くなるため、透過部26aの部分は鏡面性能を有さずに可視光を透過する。
また、透過部26aの裏側に撮像部5を備えているため、利用者側(図の左側)から見ても撮像部5の存在は分かりにくいが、撮像部5が利用者を撮像するのは可能である。
これにより、鏡面性能を有する大きな第一操作面パネル2aを実現すると共に、デザイン性の高い第一操作面2を実現することが可能である。
(3)第一操作面パネル2aに印刷された模様
第一操作面パネル2aに印刷された模様について説明する前に、指紋の形状について説明する。図5に示す、一般的な人間の指紋を示した図のように、指紋の例として、(a)弓状線(弓状、波状または突起状をなす隆線)で形成される指紋である弓状紋の内、中心部に突起を有さない普通弓状紋、(b)弓状紋の内、中心部に突起を有する突起弓状紋、(c)蹄状線(馬蹄形をなす隆線の内、他の隆線がその隆線の仮想半円の弧に交差しないもの)を含み、その流れの方向の反対側に三角州を有する蹄状紋、(d)環状、渦巻状、二重蹄形状等の隆線の左右に三角州を有する渦状紋等がある。これらの内、(c)の蹄状紋は、さらに蹄状線が拇指側に流れる甲種蹄状紋と、蹄状線が小指側に流れる乙種蹄状紋と、に分けられる。いずれの指紋も、指紋の隆線の間隔(指紋ピッチ)は、0.1mm〜1mm程度であるが、場所や個人間の差異が大きいものである。
続いて、図6を用いて、カムフラージュ効果について説明する。(a)(b)に示すように、複数のストライプが略平行に複数並列するストライプ模様と、指紋とが重なり合うと、指紋よりストライプ模様の方が利用者の目に入り易くなる。そのため、指紋が相対的に目立ちにくくなる。特に、(a)に示す複数のストライプが一方向に延在するストライプ状模様より、(b)に示す複数のストライプが二方向に延在する格子状模様の方が、ストライプ同士が交差することにより形成された格子は、ストライプ模様よりも利用者の目に入り易くなる。従って、(a)に示す模様と比較して、(b)に示す模様は、さらに指紋が目立ちにくくなる。
続いて、図7を用いて、第一操作面パネル2aに印刷された模様について説明する。
図7に示す模様は、第一操作面パネル2aの第二印刷層24に印刷され、略円形の点状模様を並べた模様である。ハードコート層22、基材層23は可視光を透過するため、利用者は第一印刷層24の模様を認識することが可能である。
図7に示す模様は、第一領域100と、第一領域よりも暗い色彩の第二領域101とから構成されており、第二領域101は、直径は0.1mm以上25mm以下の略円状の形状である。また、第二領域101の間隔Pは、0.1mm以上人間の略指幅(25mm程度)以下であれば、油脂汚れが目立ちにくくなる。特に、指紋の隆線の間隔(指紋ピッチ)は、0.1mm〜1mm程度であるため、第二領域101の間隔を5mm以下にすれば、油脂汚れが最も目立たなくなり、カムフラージュ効果を最も発揮することが可能となる。
(4)利用者の後方にいる人物による覗き見防止
続いて、利用者の後方にいる人物による覗き見防止について説明する。図8は、利用者、利用者の後方にいる人物及びATMの位置関係を示す側面図である。
利用者の後方にいる人物31が、第一操作面パネル2aを介して、利用者32の肩越しから入力表示部9に表示された取引金額や暗証番号等の情報を覗き見る可能性がある。このような問題を解決するために、成型層28において、第一操作面パネル2aの下側1/2〜1/3程度に相当する部分に、シボ加工等による凹凸部を設けることにより、インサート成型で一体成型する際に、擦りガラス状の第一操作面パネル2aに加工することが可能となる。これにより、利用者32が、利用者の後方にいる人物31の存在を認識することが可能である一方、利用者の後方にいる人物31が、入力表示部9に表示された取引金額や暗証番号等の情報を覗き見ることができなくなる。また、基材層28に、第四印刷層26の透過部26aと同様の透過部を設けることにより、フリッカランプ7a、8aの点滅を利用者に透過させて見せることが可能である。
図9は、第一操作面パネル2aの傾斜状態を示した側面図である。第一操作面パネル2aの望ましい傾斜角は、第一操作面パネル2aのサイズ、設置位置、利用者の後方にいる人物31の身長、利用者の後方にいる人物31が入力表示部9を覗き見る可能性がある位置、ATM1の高さ等より決定する。例えば、床から1200mmのATM1の上部に第一操作面パネル2aを備える場合、第一操作面パネル2aの傾斜角θは0度〜30度が望ましい。また、利用者の後方にいる人物31の身長、及び利用者32の身長がいずれも1504mm〜1801mm(日本人の成人女性5パーセンタイル値から日本人の成人男性95パーセンタイル値までの範囲)であって、利用者の後方にいる人物31の顔を第一操作面パネル2aに投影させたい場合は、傾斜角は10度〜20度が望ましい。
図10は、第一操作面パネル2aを湾曲させた場合における、利用者の後面が映し出された状態を示す図である。ATM1の仕様や、内蔵ユニットの実装エリアにより、第一操作面パネル2aの傾斜角が確保できない場合、第一操作面パネル2aをドーナツ鏡面や鼓形鏡面等の曲面状に湾曲させることにより、利用者の後方の映し出す範囲を拡大することが可能である。しかし、第一操作面パネル2aの湾曲半径を小さくして、映し出す範囲を拡げた場合、第一操作面パネル2aに映る画像が伸びてしまい、利用者の後方にいる人物の顔を判別できなくなる。これにより、利用者の後方にいる人物が覗き見をしていないにもかかわらず、覗き見をしていると利用者が誤って判断する可能性がある。従って、図10に示すように、第一操作面パネル2aの湾曲半径は、150mm以上であることが望ましい。なお、第一操作面パネル2aの湾曲形状は、第一操作面パネル2aに映し出す範囲を拡げたい方向に湾曲させることが可能であり、第一操作面パネル2aを球状にすれば、映し出す範囲を最大にすることが可能である。
(5)変形例
第一操作面パネル2aの第二印刷層24に印刷される模様は、図7に示す点状模様に限らず、図12に示すような、(a)第一領域110と第二領域111とを、市松模様状に配置された模様(チェック状模様)、(b)第一領域120と第二領域121とを、球状の市松模様状に配置された模様(球状チェック状模様)、(c)第一領域130と第二領域131とを、略波線状に交互に配置された模様(波線状模様)、(d)第一領域140と第二領域141とを、略同心円状に交互に配置された模様(リング状模様)、(e)チェック状模様の各矩形状(または正方形状)部分において、第一領域150と第二領域151とを略直線状に交互に配置すると共に、隣接する矩形状(または正方形状)部分同士で、略直線の配置方向を略直角に回転した模様(チェック+ストライプ状模様)、(f)第一領域160と第二領域161とを、略直線状に交互に配置された模様(ストライプ状模様)、(g)ストライプ状模様において、第一領域170の幅と第二領域171の幅とを場所により変えた模様、であっても良い。第二領域111〜171の間隔は、図7に示す第二領域101の間隔と同様に、0.1mm以上略人間の指幅(25mm程度)以下であれば、油脂汚れが目立ちにくくなる。
図11に示す模様において最適な構成を、図12を用いて説明する。図11の(a)に示す、チェック状模様は、略矩形状(または正方形状)の第一領域110及び略矩形状の第二領域111を交互に配置された模様である。第一領域110(または第二領域111)の縦幅a1及び横幅a2は、いずれも1mm程度であることが望ましい(図12の(a)参照)。
図11の(b)に示す、球状チェック状模様は、球面上に交互に配置された略矩形状(または正方形状)の第一領域120及び略矩形状の第二領域121が、平面上に投影された模様である。第一領域120(または第二領域121)の最大の縦幅b1及び横幅b2は、いずれも1mm程度、球状部分の直径b3は10mm程度であることが望ましい(図12の(b)参照)。
図11の(c)に示す、波線状模様では、第二領域131の略波線の幅c1、及び第一領域130の略波線の幅c2は、いずれも0.5mm程度であることが望ましい(図12の(c)参照)。
図11の(d)に示す、リング状模様では、中心部の第二領域141の直径d1は1mm程度、第一領域140の直径d2は3mm程度、外側の第二領域141の直径d3は4mm程度であることが望ましい(図12の(d)参照)。
図11の(e)に示す、チェック+ストライプ状模様では、チェックの縦幅e1及び横幅e2は、いずれも5mm程度であることが望ましい(図12の(e)参照)。なお、第一領域150と第二領域151とを交互に配置した部分において、第一領域150と第二領域151とは、略等間隔に配置される。また、略直線状の第一領域150及び第二領域151は、縦幅e1及び横幅e2の領域に、それぞれ8〜10個含まれる。
図11の(f)に示す、ストライプ状模様では、第二領域161の略直線の幅f1は1mm程度、第一領域160の略直線の幅f2は0.5mm程度であることが望ましい(図12の(f)参照)。また、第一領域160の略直線の幅f2は、指紋の隆線の間隔(指紋ピッチ)以上にすることが望ましい。
図11の(g)に示す模様では、第二領域171の縦幅の広い部分g1は1.5mm程度、第一領域170の縦幅の狭い部分g2は1.5mm程度、第二領域171の縦幅の狭い部分g3は0.5mm程度、第一領域170の縦幅の広い部分g4は2.5mm程度、第二領域171の縦幅の広い部分の横幅g5と、第二領域171の縦幅の狭い部分の横幅g6とはそれぞれ10mm程度であることが望ましい(図12の(g)参照)。
以上で説明した模様も、図7に示す点状模様と同様に、油脂汚れに対するカムフラージュ効果を発揮することが可能となるが、点状模様が最もカムフラージュ効果が大きくなる。また、(a)〜(g)の7種類の模様におけるカムフラージュ効果の大小関係は、(a)>(b)>(c)>(d)>(e)>(f)>(g)である。
また、図13に示すATM101のように、第一操作面102のみを備え、第二操作面を備えていなくても良い。この場合、ATM1では、第二操作面3側に配置されていた、入力表示部109、紙幣処理部110、硬貨処理部111も第一操作面102側に配置される。また、第一操作面パネル102aは、入力表示部109のみに備えても良いが、第一操作面102全体に第一操作面パネル102aを備えても良い。このとき、第一操作面102は、ATM1の第一操作面2と同様に、ATM101の底面から60度〜90度の角度で延在すること
(6)発明の効果
本発明によれば、利用者が後方の状況を認識することが容易であると共に、利用者の後方にいる人物が利用者の操作を覗き見ることが困難であるため、利用者の安全性を十分に確保することが可能となる。
特に、鏡面性能を有する第一操作面パネルを筺体前面に実装する場合に、指紋等により第一操作面パネルが汚れた場合に、第一操作面パネルの汚れを目立たせないと共に、利用者の後方にいる人物が、利用者の操作を覗き見ることが困難であり、利用者の安全性を十分に確保することが可能となる。
1、101…ATM、2、102…第一操作面、2a、102a…第一操作面パネル、3…第二操作面、4…運用表示部、5…撮像部、6…報知部、7…カード・明細票処理部、8…通帳処理部、9、109…入力表示部、10…紙幣処理部、11…硬貨処理部、7a、8a、10a、11a…フリッカランプ、21…第一印刷層、22…ハードコート層、23…基材層、24…第二印刷層、25…第三印刷層、26…第四印刷層、26a…透過部、27…接着層、28…成型層、31…利用者の後方にいる人物、32…利用者、100〜130:第一領域、101〜131:第二領域

Claims (10)

  1. 装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口を備える媒体処理部と、前記媒体出入口を覆うように設けられたパネルを有し、
    前記パネルは、第一領域と、第一領域よりも暗い色彩の第二領域とを配置し、該第二領域の間隔を0.1mm以上25mm以下とする模様が付された層と、鏡面反射部材を含む層と、を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1記載の自動取引装置であって、
    自動取引装置の運用状態を表示する運用表示部と、利用者の後方を撮像する撮像部を備え、
    前記パネルの各層において、前記運用表示部及び前記撮像部を背面に設けた領域に、可視光の透過部を設けたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1または2記載の自動取引装置であって、
    前記第二領域は、直径が0.1mm以上25mm以下の略円状であることを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項3記載の自動取引装置であって、
    前記第二領域の間隔を5mm以下とすることを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項1または2記載の自動取引装置であって、
    前記模様は、略矩形状の前記第一領域と、略矩形状の前記第二領域と、を交互に配置された模様であることを特徴とする自動取引装置。
  6. 請求項1または2記載の自動取引装置であって、
    前記模様は、球面上に交互に配置された略矩形状の前記第一領域と、略矩形状の前記第二領域とが、平面上に投影された模様であることを特徴とする自動取引装置。
  7. 請求項1または2記載の自動取引装置であって、
    前記模様は、前記第一領域と前記第二領域とを、略波線状に交互に配置された模様であることを特徴とする自動取引装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動取引装置であって、
    前記パネルが取り付けられた面は、該底面から60度〜90度の角度で延在することを特徴とする自動取引装置。
  9. 装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口を備える媒体処理部と、紙幣入出金口を備える紙幣処理部と、硬貨入出金口を備える硬貨処理部と、利用者に対する各種取引の案内画面を表示すると共に、利用者の入力操作を受け付ける入力表示部と、前記媒体出入口、及び前記媒体出入口を覆うように設けられたパネルを有する第一操作面と、前記紙幣入出金口、前記硬貨入出金口及び前記入力表示部を有する第二操作面とを有し、
    前記パネルは、第一領域と、第一領域よりも暗い色彩の第二領域とを配置し、該第二領域の間隔を0.1mm以上25mm以下とする模様が付された層と、鏡面反射部材を含む層と、を有することを特徴とする自動取引装置。
  10. 装置で扱う媒体を出し入れする媒体出入口を備える媒体処理部と、紙幣入出金口を備える紙幣処理部と、硬貨入出金口を備える硬貨処理部と、利用者に対する各種取引の案内画面を表示すると共に、利用者の入力操作を受け付ける入力表示部と、前記媒体出入口、前記媒体出入口、前記紙幣入出金口、前記硬貨入出金口及び前記入力表示部を覆うように設けられたパネルを有する操作面と、を有し、
    前記パネルは、第一領域と、第一領域よりも暗い色彩の第二領域とを配置し、該第二領域の間隔を0.1mm以上25mm以下とする模様が付された層と、鏡面反射部材を含む層と、を有することを特徴とする自動取引装置。
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