JP2016181020A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像処理装置は、出現状態判定部と、所定人物候補推定部と、を備える。前記出現状態判定部は、撮影された映像における人物の出現状態を判定する。前記所定人物候補推定部は、前記出現状態に基づいて所定人物候補を推定する。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、関連する技術として、不審人物を監視する技術が記載されている。
本発明の画像処理装置100は、図1に示すように、少なくとも出現状態判定部101と、所定人物候補推定部102と、を備える。
出現状態判定部101は、撮影された映像における人物の出現状態を判定する。人物の出現状態とは、例えば、映像において人物の出現回数が多い、人物が長時間出現する、頻繁に周囲を見回す等人物が不審な挙動をとるなど、人物の出現を示す結果である。
所定人物候補推定部102は、出現状態に基づいて所定人物候補を推定する。所定人物候補とは、例えば、万引き犯、不審購買者、ストーカーなどの人物である。
図2は、本発明の第一の実施形態による画像処理システム1の構成を示す図である。
まず、本発明の第一の実施形態による画像処理装置100を備える画像処理システム1について説明する。
本実施形態による画像処理システム1は、図2に示すように、センターシステム10、入力装置20、第一エッジ装置30a(情報処理装置)、第二エッジ装置30b(情報処理装置)、第三エッジ装置30c(情報処理装置)、第一カメラ装置40a、第二カメラ装置40b、第三カメラ装置40c、を備える。
なお、以下の説明では、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、第三エッジ装置30c、・・・、第nエッジ装置30n、・・・を総称してエッジ装置30と呼ぶ。また、第一カメラ装置40a、第二カメラ装置40b、第三カメラ装置40c、・・・、第nカメラ装置40n、・・・を総称してカメラ装置40と呼ぶ。
センターシステム10は、特定した第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれにカメラ選択情報と、人物特徴量の抽出の開始を指示する特徴量抽出開始指示とを送信する。
また、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれは、抽出した人物特徴量と共に生成したインデックスを記憶部に記録する。また、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれは、カメラ映像に生成したインデックスを付与し、カメラ映像を記憶部に記録する。
次に、本実施形態によるセンターシステム10の構成について説明する。
本実施形態によるセンターシステム10は、図3に示すように、画像処理装置100を備える。画像処理装置100は、出現状態判定部101と、所定人物候補推定部102と、通信部103と、制御部104と、カメラ選択部105と、記憶部106と、条件入力部107と、を備える。
所定人物候補推定部102は、撮影された映像における人物の出現状態に基づいて所定人物候補を推定する。例えば、所定人物候補推定部102は、センターシステム10がエッジ装置30のそれぞれから受信したカメラ映像と人物特徴量とインデックス、及び、出現状態に基づいて、出現状態を満足する人物特徴量を有するカメラ映像における人物を不審人物として特定する。
通信部103は、入力装置20及びエッジ装置30のそれぞれと情報の送受信を行う。
記憶部106は、センターシステム10が行う種々の処理に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部106は、センターシステム10がエッジ装置30のそれぞれから受信したカメラ映像と人物特徴量とインデックスを関連付けて記憶する。
条件入力部107は、人物候補判定条件を取得し、取得した人物候補判定条件を記憶部106に記録する。
次に、本実施形態による入力装置20の構成について説明する。
本実施形態による入力装置20は、図4に示すように、通信部201と、情報入力部202と、表示制御部203と、を備える。
情報入力部202は、ユーザによる入力操作を検出し、検出した入力操作に基づく信号を出力する。例えば、情報入力部202は、ユーザによるカメラ選択情報入力操作を検出した場合、カメラ選択情報をセンターシステム10に送信する。また、例えば、情報入力部202は、ユーザによる開始指示入力操作を検出した場合、開始指示をセンターシステム10に送信する。また、例えば、情報入力部202は、ユーザによる終了指示入力操作を検出した場合、終了指示をセンターシステム10に送信する。
図5は、本実施形態による第一エッジ装置30aの構成を示す図である。
まず、本実施形態による第一エッジ装置30aの構成について説明する。
本実施形態による第一エッジ装置30aは、図5に示すように、第一通信部301aと、第一制御部302aと、第一カメラ制御部303aと、第一記憶部304aと、第一特徴量抽出部305aと、第一映像受信部306aと、第一カメラインターフェース307aと、を備える。
第一制御部302aは、第一エッジ装置30aが行う処理に必要な種々の制御を行う。例えば、第一制御部302aは、第一通信部301aが行う情報の送受信を制御する。なお、以下の説明では、第一制御部302aが第一通信部301aの行う情報の送受信を制御していることを特に記載していない場合であっても、第一制御部302aは、第一通信部301aの行う情報の送受信を制御している。
第一記憶部304aは、第一エッジ装置30aが行う処理に必要な種々の情報を記憶する。
第一カメラインターフェース307aは、第一エッジ装置30aと第一カメラ装置40aを繋ぐために第一エッジ装置30aが備えるインターフェースである。
次に、本実施形態による第二エッジ装置30bの構成について説明する。
本実施形態による第二エッジ装置30bは、図6に示すように、第二通信部301bと、第二制御部302bと、第二カメラ制御部303bと、第二記憶部304bと、第二特徴量抽出部305bと、第二映像受信部306bと、第二カメラインターフェース307bと、を備える。
第二制御部302bは、第二エッジ装置30bが行う処理に必要な種々の制御を行う。例えば、第二制御部302bは、第二通信部301bが行う情報の送受信を制御する。なお、以下の説明では、第二制御部302bが第二通信部301bの行う情報の送受信を制御していることを特に記載していない場合であっても、第二制御部302bは、第二通信部301bの行う情報の送受信を制御している。
第二記憶部304bは、第二エッジ装置30bが行う処理に必要な種々の情報を記憶する。
第二カメラインターフェース307bは、第二エッジ装置30bと第二カメラ装置40bを繋ぐために第二エッジ装置30bが備えるインターフェースである。
次に、本実施形態による第三エッジ装置30cの構成について説明する。
本実施形態による第三エッジ装置30cは、図7に示すように、第三通信部301cと、第三制御部302cと、第三カメラ制御部303cと、第三記憶部304cと、第三特徴量抽出部305cと、第三映像受信部306cと、第三カメラインターフェース307cと、を備える。
第三制御部302cは、第三エッジ装置30cが行う処理に必要な種々の制御を行う。例えば、第三制御部302cは、第三通信部301cが行う情報の送受信を制御する。なお、以下の説明では、第三制御部302cが第三通信部301cの行う情報の送受信を制御していることを特に記載していない場合であっても、第三制御部302cは、第三通信部301cの行う情報の送受信を制御している。
第三記憶部304cは、第三エッジ装置30cが行う処理に必要な種々の情報を記憶する。
第三カメラインターフェース307cは、第三エッジ装置30cと第三カメラ装置40cを繋ぐために第三エッジ装置30cが備えるインターフェースである。
カメラ装置40のそれぞれは、1つまたは複数のカメラを備える。本実施形態では、第一カメラ装置40aは、カメラ401a、カメラ402a及びカメラ403aを備えるものとする。また、第二カメラ装置40bは、カメラ401b、カメラ402b及びカメラ403bを備えるものとする。第三カメラ装置40cは、カメラ401c及びカメラ402cを備えるものとする。
図8は、本実施形態による第一データテーブルTBL1を示す図である。
第一記憶部304aは、第一特徴量抽出部305aが抽出した人物特徴量を第一データテーブルTBL1に記憶する。例えば、第一記憶部304aは、図8に示すように、第一特徴量抽出部305aがカメラ401a、カメラ402a、及び、カメラ403aのそれぞれの撮影した映像から抽出した人物特徴量を、カメラ毎に日時とインデックスとに関連付けて記憶する。なお、図8に示す第一データテーブルTBL1における捕捉日時とは、第一特徴量抽出部305aが人物特徴量を抽出している映像部分をカメラ401a、カメラ402a、及び、カメラ403aのそれぞれが撮影し始めた日時である。また、図8に示す第一データテーブルTBL1における解放日時とは、第一特徴量抽出部305aが人物特徴量を抽出している映像部分をカメラ401a、カメラ402a、及び、カメラ403aのそれぞれが撮影し終えた日時である。また、インデックスは、例えば、カメラ選択情報を送信した入力装置20の識別子である入力装置ID、人物特徴量毎に割り当てる人物特徴量の識別子である人物特徴量IDなどを含む情報である。
第二記憶部304bは、第二特徴量抽出部305bが抽出した人物特徴量を第二データテーブルTBL2に記憶する。例えば、第二記憶部304bは、図9に示すように、第二特徴量抽出部305bがカメラ401b、カメラ402b、及び、カメラ403bのそれぞれの撮影した映像から抽出した人物特徴量を、カメラ毎に日時とインデックスとに関連付けて記憶する。
第三記憶部304cは、第三特徴量抽出部305cが抽出した人物特徴量を第三データテーブルTBL3に記憶する。例えば、第三記憶部304cは、図10に示すように、第三特徴量抽出部305cがカメラ401c、及び、カメラ402cのそれぞれの撮影した映像から抽出した人物特徴量を、カメラ毎に日時とインデックスとに関連付けて記憶する。
図11は、本実施形態による総合データテーブルSTBLを示す図である。
記憶部106(人物特徴量蓄積部)は、第一特徴量抽出部305a、第二特徴量抽出部305b、及び、第三特徴量抽出部305cのそれぞれが抽出した人物特徴量を総合データテーブルSTBLに記憶する。例えば、記憶部106は、第一データテーブルTBL1、第二データテーブルTBL2、及び、第三データテーブルTBL3を1つのデータテーブルにまとめた、図11に示すような総合データテーブルSTBLを記憶する。
次に、本実施形態による画像処理システム1の処理について説明する。
ここでは、画像処理システム1が、同系列の複数店舗において不審人物を監視する場合の処理について説明する。第一エッジ装置30a及び第一カメラ装置40aは、第一店舗Aに配置されているものとする。第二エッジ装置30b及び第二カメラ装置40bは、第二店舗Bに配置されているものとする。第三エッジ装置30c及び第三カメラ装置40cは、第三店舗Cに配置されているものとする。また、以下の説明では第一店舗Aの従業員がユーザであり、人物特徴量が顔である場合を例に説明する。
なお、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び第三エッジ装置30cのそれぞれは独立して情報処理を行うが動作としては同様である為、図12及び図13に示す処理フローでは、エッジ装置30と記載する。
ユーザは、顔を抽出させる同系列の複数店舗に設置されたカメラを選択するカメラ選択情報入力操作を入力装置20に対して行う。
情報入力部202は、ユーザによるカメラ選択情報入力操作に応じたカメラ選択情報を入力する(ステップS1)。なお、カメラ選択情報は、第一店舗Aに設置されたカメラ、第二店舗Bに設置されたカメラ、及び、第三店舗Cに設置されたカメラのすべてを選択することを示すカメラ選択情報である。第一店舗Aに設置されたカメラは、カメラ401a、カメラ402a、及び、カメラ403aである。第二店舗Bに設置されたカメラは、カメラ401b、カメラ402b、及び、カメラ403bである。第三店舗Cに設置されたカメラは、カメラ401c、及び、カメラ402cである。
そして、情報入力部202は、顔の抽出を開始するか否かを判定する(ステップS2)。情報入力部202は、顔の抽出を開始する開始指示を入力する開始指示入力操作を検出しない場合には、ステップS2の処理に戻す。
情報入力部202は、ユーザによる開始指示入力操作を検出し(ステップS2、YES)、カメラ選択情報をセンターシステム10に送信する(ステップS3)。
カメラ選択部105は、入力装置20からカメラ選択情報を受信すると(ステップS4、YES)、受信したカメラ選択情報に基づいて、エッジ装置を特定する(ステップS5)。具体的には、カメラ選択部105は、カメラ選択情報に含まれるカメラ401a、カメラ402a、及び、カメラ403aに対応する第一エッジ装置30a、カメラ401b、カメラ402b、及び、カメラ403bに対応する第二エッジ装置30b、カメラ401c、及び、カメラ402cに対応する第三エッジ装置30cを特定する。例えば、カメラ選択部105は、この特定をカメラとエッジ装置との対応関係を示すデータテーブルのカメラと、受信したカメラ選択情報に含まれるカメラとを順に比較し、一致するカメラを特定する。カメラ選択部105は、一致するカメラに対応するエッジ装置を選択したエッジ装置と特定する。
第一特徴量抽出部305aは、第一映像受信部306aが受信したそれぞれのカメラ映像から顔を抽出する(ステップS11)。第一特徴量抽出部305aは、抽出した顔に対してインデックスを生成する(ステップS12)。第一特徴量抽出部305aは、抽出した顔と共に生成したインデックスをセンターシステム10に送信する(ステップS13)。
また、第一特徴量抽出部305aは、抽出した顔の顔情報と共に生成したインデックスを第一記憶部304aの第一データテーブルTBL1に記録する(ステップS14)。また、第一特徴量抽出部305aは、それぞれのカメラ映像に生成したインデックスを付与し(ステップS15)、それぞれのカメラ映像を第一記憶部304aに記録する(ステップS16)。
第二特徴量抽出部305bは、第二映像受信部306bが受信したそれぞれのカメラ映像から顔を抽出する(ステップS11)。第二特徴量抽出部305bは、抽出した顔に対してインデックスを生成する(ステップS12)。第二特徴量抽出部305bは、抽出した顔と共に生成したインデックスをセンターシステム10に送信する(ステップS13)。
また、第二特徴量抽出部305bは、抽出した顔の顔情報と共に生成したインデックスを第二記憶部304bの第二データテーブルTBL2に記録する(ステップS14)。また、第二特徴量抽出部305bは、それぞれのカメラ映像に生成したインデックスを付与し(ステップS15)、それぞれのカメラ映像を第二記憶部304bに記録する(ステップS16)。
第三特徴量抽出部305cは、第三映像受信部306cが受信したそれぞれのカメラ映像から顔を抽出する(ステップS11)。第三特徴量抽出部305cは、抽出した顔に対してインデックスを生成する(ステップS12)。第三特徴量抽出部305cは、抽出した顔と共に生成したインデックスをセンターシステム10に送信する(ステップS13)。
また、第三特徴量抽出部305cは、抽出した顔の顔情報と共に生成したインデックスを第三記憶部304cの第三データテーブルTBL3に記録する(ステップS14)。また、第三特徴量抽出部305cは、それぞれのカメラ映像に生成したインデックスを付与し(ステップS15)、それぞれのカメラ映像を第三記憶部304cに記録する(ステップS16)。
なお、このとき、センターシステム10は、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれからカメラ映像を受信せず、顔情報(人物特徴量)とインデックスのみを受信することで、通信データ量を削減することができる。ただし、センターシステム10は、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれから顔情報(人物特徴量)とインデックスと共にカメラ映像を受信してもよい。また、センターシステム10は、第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれから受信したカメラ映像を記憶部に記録してもよい。
情報入力部202は、ユーザによる終了指示入力操作に基づいて、終了指示を入力する(ステップS19)。情報入力部202は、終了指示をセンターシステム10に送信する(ステップS20)。
出現状態判定部101は、入力装置20から終了指示を受信しない場合(ステップS21、NO)、ステップS17の処理に戻す。
また、出現状態判定部101は、入力装置20から終了指示を受信した場合(ステップS21、YES)、人物特徴量の抽出の終了を示す特徴量抽出終了指示を第一エッジ装置30a、第二エッジ装置30b、及び、第三エッジ装置30cのそれぞれに送信する(ステップS22)。
以上が本実施形態による画像処理システム1の行う人物特徴量の抽出処理である。
人物特徴量の抽出処理の後、入力装置20を操作したユーザ、または、不審者を特定する別のユーザ(例えば、警察官など)は、不審人物の抽出の開始を指示する不審人物抽出開始指示を入力する不審人物抽出開始指示入力操作をセンターシステム10に対して直接または遠隔に設置されて通信によって接続された装置を介して行う。
所定人物候補推定部102は、特定した不審人物についての不審人物特定結果であるカメラ映像とインデックスとを記憶部106に記録する(ステップS33)。
以上が本実施形態による画像処理システム1の行う所定人物候補を推定する処理である。
所定人物候補推定部102は、不審人物を特定した場合に、その不審人物の特徴量が抽出されたカメラ映像に基づいて、不審人物の顔、身長、性別、服装、持ち物など不審人物の容姿がわかるカメラ映像のデータを入力装置20に送信してもよい。この場合、表示制御部203は、センターシステム10から不審人物の容姿がわかるカメラ映像のデータを表示部に表示させることで、ユーザは不審人物を確認することができる。また、所定人物候補推定部102は、不審人物の容姿がわかるカメラ映像のデータを警視庁などに提供してもよい。この場合、犯罪の防止に役立てることができる。
こうすることで、不審人物などの指定した条件に基づく人物候補を特定することができる。
次に、本発明の第二の実施形態による画像処理装置100を備える画像処理システム1について説明する。
本実施形態による画像処理システム1は、図2に示した画像処理システム1と同様に、センターシステム10と、入力装置20と、第一エッジ装置30aと、第二エッジ装置30bと、第三エッジ装置30cと、第一カメラ装置40aと、第二カメラ装置40bと、第三カメラ装置40cと、を備える。
なお、本実施形態による画像処理システム1と第一の実施形態による画像処理システム1との違いは、入力装置20である。
次に、本実施形態による入力装置20の構成について説明する。
本実施形態による入力装置20は、図14に示すように、図4に示した通信部201と、情報入力部202と、表示制御部203と、に加えて、更に位置特定部204と、カメラ選択情報生成部205と、を備える。
カメラ選択情報生成部205は、位置特定部204が特定した入力装置20の位置に基づいて、撮影された映像における人物の出現状態を撮影するカメラを特定するカメラ選択情報を生成する。例えば、カメラ選択情報生成部205は、位置特定部204が特定した入力装置20の位置を中心に1キロメートル以内に設置されたカメラ、入力装置20の位置から最も近くに設置されているカメラなど所定条件のカメラを選択するカメラ選択情報を生成する。
ここでは、画像処理システム1が、ストーカーを監視する場合の処理について説明する。本実施形態ではストーカー被害にあっている人物がユーザである。
なお、本実施形態による画像処理システム1の処理フローは、図12及び図13で示した第一の実施形態による画像処理システム1の処理フローのうちステップS1とステップS3の処理が異なる以外は同様である。
こうすることで、不審人物などの指定した条件に基づく人物候補を特定することができる。
こうすることで、ストーカーを監視するような撮影された映像における人物の出現状態を撮影するカメラを時々刻々と変更する必要がある場合にも対応することができる。
10・・・センターシステム
20・・・入力装置
30a・・・第一エッジ装置
30b・・・第二エッジ装置
30c・・・第三エッジ装置
40a・・・第一カメラ装置
40b・・・第二カメラ装置
40c・・・第三カメラ装置
100・・・画像処理装置
101・・・出現状態判定部
102・・・所定人物候補推定部
103、201・・・通信部
104・・・制御部
105・・・カメラ選択部
106・・・記憶部
107・・・条件入力部
202・・・情報入力部
203・・・表示制御部
204・・・位置特定部
205・・・カメラ選択情報生成部
301a・・・第一通信部
301b・・・第二通信部
301c・・・第三通信部
302a・・・第一制御部
302b・・・第二制御部
302c・・・第三制御部
303a・・・第一カメラ制御部
303b・・・第二カメラ制御部
303c・・・第三カメラ制御部
304a・・・第一記憶部
304b・・・第二記憶部
304c・・・第三記憶部
305a・・・第一特徴量抽出部
305b・・・第二特徴量抽出部
305c・・・第三特徴量抽出部
306a・・・第一映像受信部
306b・・・第二映像受信部
306c・・・第三映像受信部
307a・・・第一カメラインターフェース
307b・・・第二カメラインターフェース
307c・・・第三カメラインターフェース
Claims (7)
- 撮影された映像における人物の出現状態を判定する出現状態判定部と、
前記出現状態に基づいて所定人物候補を推定する所定人物候補推定部と、
を備える画像処理装置。 - 前記出現状態判定部が判定する前記人物の出現状態を撮影するカメラを指定するカメラ選択部、
を備える請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記所定人物候補推定部は、
前記カメラ選択部が指定した前記カメラが撮影した人物の映像から抽出された特徴量に基づいて所定人物候補を推定する、
請求項2に記載の画像処理装置。 - カメラと、画像処理装置とを備え、
前記カメラは、所定領域の画像を撮影し、
前記画像処理装置は、
撮影された映像における人物の出現状態を判定する出現状態判定部と、
前記出現状態に基づいて所定人物候補を推定する所定人物候補推定部と、
を備える画像処理システム。 - 情報処理装置を備え、当該情報処理装置が、前記カメラの撮影した映像に基づいて人物特徴量を抽出し蓄積する人物特徴量蓄積部を備え、
前記画像処理装置の前記所定人物候補推定部が、前記蓄積された人物特徴量に基づいて所定人物候補を推定する、
請求項4に記載の画像処理システム。 - 撮影された映像における人物の出現状態を判定し、
前記出現状態に基づいて所定人物候補を推定する、画像処理方法。 - コンピュータを、
撮影された映像における人物の出現状態を判定する出現状態判定手段、
前記出現状態に基づいて所定人物候補を推定する所定人物候補推定手段、
として機能させるプログラム。
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