JP2016180718A - 食事ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の食事規定(戒律)に適合する食事を提供できる店舗を容易に探索できる食事ナビゲーション装置を提供する。【解決手段】食事に関する制限の種類と、食事に関する制限の種類に応じた食事及び/または食材を提供する店舗と、店舗の位置と、店舗で食事に関する制限の種類に応じて提供可能な食事及び/または食材のリストとを対応付けて記憶するデータベースを備える。探索要求受付手段は、食事に関する制限の種類を特定するための情報と、位置情報と含む探索要求を受け付ける。探索手段は、探索要求受付手段で受け付けた食事に関する制限に応じた食事及び/または食材を提供する店舗であって、位置情報を中心位置とした所定範囲にある店舗を、データベースから探索する。探索手段で探索された結果の店舗の情報を、探索要求をしてきた要求側に提示する。【選択図】図1
Description
この発明は、例えばベジタリアンなど、食事に関する制限があるユーザ用として好適な食事ナビゲーション装置に関する。
近年、日本を訪れる外国人観光客が急増しているが、このような外国人観光客の中には、宗教上の戒律やベジタリアンなど、食物に関する信条により、食事に関する制限がある外国人も多い。ここで、食事とは飲食のことであり、飲み物を含む。
しかしながら、従来、例えばアレルギー等の食事に関する制限があるユーザが、飲食可能な料理であるか、または飲食可能な食材であるかを確認したり(例えば特許文献1(特開2005−018181号公報))、忌避すべき食材を購入しないように報知したり(例えば特許文献2(特開2009−064151号公報))する先行技術は提供されているが、宗教上の戒律やベジタリアンなど、食物に関する信条により、食事に関する制限(以下、「食事規定(戒律)」と記載する)がある人々が、食事をできる店舗や食べられる食材を提供する店舗を案内する技術は存在しない。
なお、食事規定(戒律)は、調味料を含む調理法、ラマダン、食器やナイフ、フォーク、スプーン、取り分け方法、カースト(同席者)など多岐にわたる。すなわち、食事規定(戒律)は、
・飲み物を含む食材=成分
・調味料を含む調理法(レシピ)
・食べ方:右手だけを使う=汚れる=洗う
・食べ方:食器を持ち上げない=スプーンがあるか
・カースト=個室があるか
・提供方法:大皿料理はダメ、バイキング形式はダメ
・母国がラマダンの時には時間制限もある
などを含む。
・飲み物を含む食材=成分
・調味料を含む調理法(レシピ)
・食べ方:右手だけを使う=汚れる=洗う
・食べ方:食器を持ち上げない=スプーンがあるか
・カースト=個室があるか
・提供方法:大皿料理はダメ、バイキング形式はダメ
・母国がラマダンの時には時間制限もある
などを含む。
このため、ベジタリアンやイスラム、ヒンディ、ユダヤ教徒などの特定の食事規定(戒律)を持つ人々が、その食事規定(戒律)に適合した食事を提供してくれる場所を探す場合には、同じ食事規定(戒律)を持つ友人に紹介してもらったり、訪れた店舗で、メニューから探索したり、食事規定(戒律)に適合した食事を提供してくれるかどうかを店員に尋ねたりするしか方法がなかった。
しかし、食事規定(戒律)の中には材料だけでなく調理法等についても制限を有している場合があり、このような場合、飲食店等のメニューに記載されている品書きだけでは、また、店員に食材のみを尋ねただけでは、食事規定(戒律)に適合した料理(食事)であるかどうかを判別することが困難である。
この発明は、以上の問題点に鑑み、利用者の食事規定(戒律)に適合する食事を提供できる店舗を容易に探索することができる食事ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明は
食事に関する制限の種類を特定するための情報と、位置情報と含む探索要求を受け付ける探索要求受付手段と、
前記食事に関する制限の種類と、前記食事に関する制限の種類に応じた食事及び/または食材を提供する店舗と、前記店舗の位置と、前記店舗で前記食事に関する制限の種類に応じて提供可能な食事及び/または食材のリストとを対応付けて記憶するデータベースと、
前記探索要求受付手段で受け付けた前記食事に関する制限の種類を特定するための情報により特定される前記食事に関する制限に応じた食事及び/または食材を提供する店舗であって、前記位置情報を中心位置とした所定範囲にある店舗を、前記データベースから探索する探索手段と、
前記探索手段で探索された結果の店舗の情報を、前記探索要求をしてきた要求側に提示する提示手段と、
を備える食事ナビゲーション装置を提供する。
食事に関する制限の種類を特定するための情報と、位置情報と含む探索要求を受け付ける探索要求受付手段と、
前記食事に関する制限の種類と、前記食事に関する制限の種類に応じた食事及び/または食材を提供する店舗と、前記店舗の位置と、前記店舗で前記食事に関する制限の種類に応じて提供可能な食事及び/または食材のリストとを対応付けて記憶するデータベースと、
前記探索要求受付手段で受け付けた前記食事に関する制限の種類を特定するための情報により特定される前記食事に関する制限に応じた食事及び/または食材を提供する店舗であって、前記位置情報を中心位置とした所定範囲にある店舗を、前記データベースから探索する探索手段と、
前記探索手段で探索された結果の店舗の情報を、前記探索要求をしてきた要求側に提示する提示手段と、
を備える食事ナビゲーション装置を提供する。
上述の構成のこの発明の食事ナビゲーション装置においては、探索要求受付手段で、食事に関する制限の種類を特定するための情報と、位置情報と含む探索要求を受け付ける。そして、探索手段は、探索要求受付手段で受け付けた食事に関する制限の種類を特定するための情報により特定される食事に関する制限に関する制限に応じた食事及び/または食材を提供する店舗であって、探索要求に含まれる位置情報を中心位置とした所定範囲にある店舗を、データベースから探索する。そして、提示手段は、探索手段で探索された結果の店舗の情報を、探索要求をしてきた要求側に提示する。
したがって、探索要求したユーザは、指定した自分の食事に関する制限の種類に応じた食事及び/または食材を提供する店舗を、指定した位置を中心とした所定範囲内において容易に認識することができる。
この発明による食事ナビゲーション装置によれば、ユーザは食事に関する制限の種類を特定するための情報と、位置情報と含む探索要求をするだけで、自分の食事に関する制限の種類に応じた食事及び/または食材を提供する店舗を、指定した位置を中心とした所定範囲内において容易に認識することができるという効果を奏する。
以下に、この発明による食事ナビゲーション装置の実施形態を、図を参照しながら説明する。なお、この実施形態では、食事規定(戒律)の一例としてベジタリアンを例に挙げて説明するが、この発明は、例えば宗教、宗派の戒律に基づく食事規定(戒律)など、ベジタリアン以外の他の食事規定(戒律)に対しても適用できることはもちろんである。
[実施形態の食事ナビゲーション装置の全体構成]
図1は、この実施形態の食事ナビゲーション装置の全体の構成例を示す図である。図1に示すように、この実施形態の食事ナビゲーション装置は、クラウド1と、各利用者が備える携帯端末2とが、通信ネットワーク3を通じて接続される通信システムの形態の構成とされている。ここで、クラウド1は、食事ナビゲーションサービスを提供するサーバの機能を有するものであるが、リアルなサーバは意識しないものである。通信ネットワーク3は、インターネットや携帯電話網などの種々の広域通信ネットワークを含むものである。
図1は、この実施形態の食事ナビゲーション装置の全体の構成例を示す図である。図1に示すように、この実施形態の食事ナビゲーション装置は、クラウド1と、各利用者が備える携帯端末2とが、通信ネットワーク3を通じて接続される通信システムの形態の構成とされている。ここで、クラウド1は、食事ナビゲーションサービスを提供するサーバの機能を有するものであるが、リアルなサーバは意識しないものである。通信ネットワーク3は、インターネットや携帯電話網などの種々の広域通信ネットワークを含むものである。
携帯端末2は、例えばスマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話端末や携帯型のパソコンで構成することができる。携帯端末2は、事前にクラウド1にアクセスして、クラウド1と協働することで食事ナビゲーションサービスを受けるためのアプリケーションソフトウェアプログラムを格納している。なお、この実施形態では、クラウド1により提供される食事ナビゲーションサービスは、日本人のみならず、外国人が利用可能となるように多言語対応とされている。
この実施形態では、携帯端末2の利用者は、ベジタリアンなどの食事規定(戒律)を有する者であって、通信ネットワーク3を通じてクラウド1にアクセスすることで、自分の食事規定(戒律)に適合する料理を提供してくれる飲食店や自分の食事規定(戒律)に適合する食材を提供してくれる食材店についての探索及び案内の要求をすることができる。
クラウド1は、この携帯端末2からの探索の要求に対して、携帯端末2の利用者が、食事規定(戒律)の種類の内のどの種類の食事規定(戒律)を有する者であるかを特定し、その特定した食事規定(戒律)の種類に適合する飲食店や食材店を探索して、その探索結果を携帯端末2の利用者に提供する。そして、クラウド1は、携帯端末2の利用者から、当該探索結果の飲食店や食材店への案内の要求を受けたときには、その要求された飲食店や食材店までの経路を探索すると共に、経路案内を実行するようにする。
また、この実施形態では、携帯端末2の利用者は、食材や弁当、お惣菜などをスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで購入する際に、それらに貼付されている成分表示を携帯端末2のカメラで撮影し画像認識するなどして取り込み、購入しようとしている食材や弁当、お惣菜などが、携帯端末2の利用者の食事規定(戒律)の種類に適合して食べられるものであるか否かをクラウド1に問い合わせることができるサービス(以下、食物適否探索サービスと称する)も、クラウド1から享受できるように構成されている。
[クラウド1の構成例]
クラウド1は、地図データ格納部101、食事探索案内処理部102、ベジタリアン用飲食店データベース103、ベジタリアン用食材店データベース104を備える。また、クラウド1は、通信ネットワーク3を介して携帯端末2と通信するための通信部105を備える。さらに、クラウド1は、調理設備完備宿泊施設及びレンタル厨房等データベース106を備える。この実施形態のクラウド1は、前述したように、日本人のみではなく、外国人をも利用者とすることができるように、多言語対応の構成とされている。
クラウド1は、地図データ格納部101、食事探索案内処理部102、ベジタリアン用飲食店データベース103、ベジタリアン用食材店データベース104を備える。また、クラウド1は、通信ネットワーク3を介して携帯端末2と通信するための通信部105を備える。さらに、クラウド1は、調理設備完備宿泊施設及びレンタル厨房等データベース106を備える。この実施形態のクラウド1は、前述したように、日本人のみではなく、外国人をも利用者とすることができるように、多言語対応の構成とされている。
調理設備完備宿泊施設及びレンタル厨房等データベース106には、ベジタリアンの利用者が、購入した食材を用いて調理ができる調理設備のある宿泊施設やレンタル厨房等について、その宿泊施設名称及びレンタル厨房名称等と、それぞれの位置情報とが対応付けられて格納されている。
地図データ格納部101は、コンピュータで利用可能に電子化された多言語対応の地図データ、いわゆる電子地図データを格納している。この例の電子地図データは、緯度、経度の位置座標に対応した地図表示用データと、多言語対応の地図注記データを含むと共に、レストランなどの飲食店や食材店の名称と、その位置情報とを対応付けた拠点情報を含む。
ベジタリアン用飲食店データベース103には、例えば図2に示すように、食事規定(戒律)の例としてのベジタリアンの種類(食事規定(戒律)の種類の例)のそれぞれに対して、飲食店名と、その位置情報と、各飲食店名の飲食店が提供可能な料理を示す情報とが紐付けられたデータが格納されている。ベジタリアンの種類のそれぞれには、その識別情報としてのベジタリアンID(ID(Identification))が付与されており、このベジタリアンIDが、ベジタリアンの種類を特定するための情報として用いられる。
「ベジタリアンの種類」としては、ビーガン、ダイエタリービーガン、ベジタリアン、オボ・ラクト・ベジタリアン、ラクト・ベジタリアン、ストリクト・ベジタリアン、セミ・ベジタリアン、ペスクタリアン、フルータリアンがある。ベジタリアンの制限食材の種類は、肉、魚、卵、乳製品、動物製品、蜂蜜、特定野菜などがあり、ベジタリアンの種類によって制限食材が異なる。図示は省略するが、クラウド1には、ベジタリアンの種類のそれぞれについて、制限食材が対応付けられたベジタリアン用制限食材データベースも備えられている。
「飲食店名」は、地図データ格納部101に格納されている拠点情報と一致しているが、この例では、多言語対応であるので、日本語のほか、利用者の母国語に対応した翻訳名称やローマ字表記が含まれる。「位置情報」は、各飲食店名の飲食店の位置情報であり、緯度、経度の情報からなる。
そして、「提供可能な料理」は、「ベジタリアンの種類」で特定される種類のベジタリアンの食事規定(戒律)に適合する料理と、不適合の料理とに区分けされている。この「提供可能な料理」の各料理には、料理名のみではなく、食材や調理方法も併せて記述されている。また、料理名及び食材や調理方法も、多言語に対応して、日本語のほか、利用者の母国語に対応した翻訳名称やローマ字表記が含まれる。
ベジタリアン用食材店データベース104には、図示は省略するが、ベジタリアン用飲食店データベース103と同様に、ベジタリアンの種類を示す情報と、食材店名と、その位置情報と、各食材店名の食材店が提供可能な食材を示す情報とが紐付けられて格納される。
すなわち、ベジタリアン用食材店データベース104においては、図2において、飲食店名の代わりに食材店名が、提供可能料理の代わりに、食材店が提供可能な食材を示す情報が格納されている。提供可能な食材は、それぞれのベジタリアンの種類に適合する食材と、不適合な食材とに区分けされて格納されている。多言語対応であることは、ベジタリアン用飲食店データベース103と同様の構成となっている。
なお、多言語対応とするために、この例では、ベジタリアン用飲食店データベース103及びベジタリアン用食材店データベース104を、多言語対応の構成としたが、これらベジタリアン用飲食店データベース103及びベジタリアン用食材店データベース104は、日本語のデータベースとして、探索要求をしてくる携帯端末側に多言語対応の翻訳部を設けるようにしてもよい。
食事探索案内処理部102は、通信ネットワーク3及び通信部105を通じて受け付けた携帯端末2からの探索要求に応じた探索処理を行う。この実施形態では、探索要求には、後述するように、携帯端末2の利用者の国籍や使用言語と、食事規定(戒律)の例としてのベジタリアンの種類を特定するための情報(例えばベジタリアンID)と、探索を要求する地域範囲を特定するための情報(携帯端末2の現在地の情報または指定された位置の位置情報)が含まれている。
食事探索案内処理部102は、探索要求に含まれているベジタリアンの種類を特定するための情報から携帯端末2の利用者のベジタリアンの種類を特定する。また、食事探索案内処理部102は、探索要求に含まれている探索を要求する地域範囲を特定するための情報から、探索をすべき地域範囲を特定する。探索をすべき地域範囲は、例えば、携帯端末2からの探索要求に含まれる現在地または指定された位置を中心とした所定距離の範囲とされる。
そして、食事探索案内処理部102は、特定した携帯端末2の利用者のベジタリアンの種類と、探索すべき地域範囲とに基づいて、ベジタリアン用飲食店データベース103及び/またはベジタリアン用食材店データベース104を探索して、提供可能な料理の中に、携帯端末2の利用者のベジタリアンの種類に適合する料理が存在し、かつ、探索すべき地域範囲に存在する飲食店及び/または食材店を抽出する。
そして、食事探索案内処理部102は、抽出した1または複数の飲食店及び/または食材店のリストを、探索結果として、携帯端末2の利用者に通信部105を通じて送る。このリストの情報には、飲食店や食材店の店名と、その位置情報とを含む。そして、食事探索案内処理部102は、携帯端末2からの探索要求に含まれる現在地または指定された位置を中心とした地図データと共に、リストの情報を携帯端末2に送る。したがって、携帯端末2では、地図上に、探索結果の飲食店や食材店を位置表示すると共に、それらの飲食店名や食材店名を表示することができる。
そして、食事探索案内処理部102は、携帯端末2の利用者から、送信したリストの中から選択された飲食店及び/または食材店への経路案内要求を受けたときには、携帯端末2の現在位置を出発地とし、選択された飲食店及び/または食材店を目的地とした経路探索を行い、携帯端末2の現在位置を確認しながら、携帯端末2の利用者を目的地の飲食店及び/または食材店まで案内して誘導するようにする。
そして、食事探索案内処理部102は、食材店を案内したときには、その食材店で購入した食材で調理のできる調理設備を備える宿泊施設や、レンタル厨房等を、調理設備完備宿泊施設及びレンタル厨房等データベース106を用いて最寄検索して、案内するようにする。
また、食事探索案内処理部102は、携帯端末2から、食材や弁当、お惣菜などの食物の包装に貼付されている成分表示の情報を伴う食物適否探索サービス要求を受けたときには、その食物適否探索サービス要求に含まれているベジタリアンの種類を特定するための情報から携帯端末2の利用者のベジタリアンの種類を特定し、その特定したベジタリアンの種類と、成分表示の情報とに基づいて、図示を省略した前述のベジタリアン用制限食材データベースを参照して、当該成分表示の食材や弁当、お惣菜など食物が、携帯端末2の利用者が食べられる物であるかどうかの適否を判定する。そして、食事探索案内処理部102は、その判定結果を携帯端末2に送信するようにする。
[携帯端末2の構成例]
次に、この実施形態で用いられるクラウド1に対して食事探索要求及び案内要求をする利用者が用いる携帯端末2の構成例を説明する。図3は、この実施形態の携帯端末2の構成例を説明するためのブロック図である。この実施形態の携帯端末2は、制御部200により、後述する各部が制御される構成を備える。制御部200には、この実施形態では、通信部201と、メモリ部202と、利用者属性記憶部203と、表示制御部204と、操作入力部インターフェース205と、現在位置検出部206と、カメラ207と、画像認識部208と、が接続されている。
次に、この実施形態で用いられるクラウド1に対して食事探索要求及び案内要求をする利用者が用いる携帯端末2の構成例を説明する。図3は、この実施形態の携帯端末2の構成例を説明するためのブロック図である。この実施形態の携帯端末2は、制御部200により、後述する各部が制御される構成を備える。制御部200には、この実施形態では、通信部201と、メモリ部202と、利用者属性記憶部203と、表示制御部204と、操作入力部インターフェース205と、現在位置検出部206と、カメラ207と、画像認識部208と、が接続されている。
通信部201は、通信ネットワーク3を介してクラウド1との通信を行う。
メモリ部202は、この例では、アプリケーションソフトウェアプログラムを記憶する他、クラウド1から送られてくる、食事探索要求の入力用画面のデータ、地図データ、探索結果等を一時記憶する。食事探索要求の入力用画面のデータ、地図データ、探索結果等は、表示制御部204を介して表示部209に表示される画像情報の生成用として用いられる。
利用者属性記憶部203は、利用者の国籍、使用言語、利用者が従う食事規定(戒律)の種類の情報、この例の場合にはベジタリアンの種類の情報を含む利用者属性情報を記憶する。
表示制御部204には、例えばLCDからなる表示部209が接続されている。また、操作入力部インターフェース205には、表示部209を構成するLCDの表示画面に重ねて配設されているタッチセンサで構成される操作入力部210が接続されている。表示部209を構成するLCDの表示画面には、食事探索要求、また、経路案内要求のための入力用画面や、食物適否検索要求のための入力用画面が表示され、その入力用画面に含まれるソフトウェアボタンへの操作を、タッチセンサからなる操作入力部210で検出し、操作入力部インターフェース205を通じて、制御部200に伝達される。制御部200は、操作入力部210での操作入力に応じた処理を行う。
現在位置検出部206は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波や携帯電話の基地局からの情報を受信して、携帯端末2の現在位置を検知し、その検知した現在位置のデータ(緯度、経度、高さのデータ)を、制御部200に転送する。現在位置検出部206は、ジャイロや地磁気センサ等を用いて、携帯端末2の現在位置の検出を補助する。なお、クラウド1との連携による経路案内の動作中には、制御部200は、通信部201を用いて、この携帯端末2の現在位置データを、携帯電話網の基地局経由でクラウド1に送信する。
カメラ207は、撮像レンズ、撮像素子、カメラ信号処理回路などを備え、被写体を撮影し、これをデジタル信号の撮影画像データとして、図示を省略したバッファメモリに取り込む機能を備えている。画像認識部208は、カメラ207からの撮影画像データを画像認識することで、撮影画像中に含まれるテキスト文字を抽出して、食物の包装に貼付されている成分表示のテキスト情報を抽出するようにする。
なお、この実施形態において、表示制御部204、画像認識部208は、制御部200がソフトウェアプログラムを実行することにより実現されるソフトウェア機能部として構成することができる。
[実施形態の食事ナビゲーション装置の処理動作の説明]
実施形態の食事ナビゲーション装置において、食事探索及び経路案内の要求がなされる場合における携帯端末2での処理動作と、クラウド1での処理動作について説明する。
実施形態の食事ナビゲーション装置において、食事探索及び経路案内の要求がなされる場合における携帯端末2での処理動作と、クラウド1での処理動作について説明する。
[携帯端末2における処理動作の例]
携帯端末2における食事探索案内サービス実行時の処理動作例の流れを、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
携帯端末2における食事探索案内サービス実行時の処理動作例の流れを、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
携帯端末2の制御部200は、操作入力部210からの操作入力を操作入力部インターフェース205を通じて監視し、食事探索案内サービスの開始を要求する指示入力があったか否かを判別する(図4のステップS201)。そして、ステップS201で指示入力がなかったと判別した場合には、その他の処理を実行する(ステップS202)。
ステップS201で、食事探索案内サービスの開始を要求する指示入力があったと判別したときには、制御部200は、まず、利用者属性記憶部203から利用者の国籍及び使用言語の情報を取得する。そして、利用者の国籍情報及び利用者の使用言語の情報を属性情報として含む食事探索案内サービスの開始要求を、通信部201を通じてクラウド1に送信する(ステップS203)。
この食事探索案内サービスの開始要求に対しては、クラウド1は、利用者の国籍及び使用言語に応じた文言情報を含む食事探索案内サービスの要求入力用画面を表示するための画面表示用データを、要求処理結果として送ってくる。制御部200は、クラウド1から受信した要求処理結果に含まれる画面表示用データに基づいて、利用者の国籍及び使用言語に応じた文言を含む食事探索案内サービスの要求入力用画面を表示部209に表示する(ステップS204)。
続いて、制御部200は、利用者属性記憶部203に、ベジタリアンの種類を示す情報が格納されているか否かを判別し、ベジタリアンの種類を示す情報が格納されていると判別したときには、利用者属性記憶部203に格納されたベジタリアンの種類を示す情報を、表示部209に表示されている食事探索案内サービスの要求入力用画面の所定位置に表示し、利用者の食事規定(戒律)(ベジタリアンの種類)に基づいて食事探索が行われることを利用者に報知する(ステップS205)。なお、利用者属性記憶部203に、ベジタリアンの種類を示す情報が格納されておらず、要求入力用画面にベジタリアンの種類の情報が反映されない場合には、このステップS205の次のステップS206で、利用者は、自分のベジタリアンの種類を入力することとなる。
制御部200は、ステップS206では、要求入力用画面にベジタリアンの種類の情報が反映されない場合における利用者からの、自分のベジタリアンの種類の入力を受け付けると共に、食事探索案内の地域範囲を特定するための位置情報や、その他の必要事項の入力を受け付ける。ここで、食事探索案内の地域範囲を特定するための位置情報としては、携帯端末2の現在位置の位置情報、あるいは、利用者により指定された場所の位置情報とされる。
次に、制御部200は、食事探索案内の実行を指示する要求実行指示の入力を待機し(ステップS207)、このステップS207で食事探索案内実行指示を受け付けたと判別したときには、利用者が従う食事規定(戒律)の種類の例としてのベジタリアンの種類の情報と、食事探索の地域範囲を特定するための位置情報とを含む食事探索案内実行要求を、クラウド1に送信する(ステップS208)。
この食事探索案内実行要求に対しては、クラウド1は、前述したようにして、飲食店や食材店についての探索を行い、その探索結果である飲食店や食材店のリストの情報を携帯端末2に送る。そして、その探索結果に基づいて、携帯端末2から経路案内要求がクラウド1に送られたときには、クラウド1は、その要求に応じた経路案内を実行する。
制御部200は、クラウド1からの情報を受信して、食事探索案内サービスに基づくサービスを享受する(ステップS209)。このステップS209での処理には、飲食店や食材店についての探索結果から選択した飲食店や食材店までの経路案内指示を携帯端末2から送って、その選択した飲食店や食材店までの経路案内のサービスが含まれる。
そして、制御部200は、食事探索案内サービスを終了する指示操作がなされたか否か判別し(ステップS210)、食事探索サービスを終了する指示操作がなされてはいないと判別したときには、処理をステップS209に戻して、このステップS209以降の処理を継続する。また、ステップS209で、食事探索サービスを終了する指示操作がなされたと判別したときには、制御部200は、この食事探索サービス処理ルーチンを終了する。
[クラウド1における処理動作の例]
次に、クラウド1における食事探索案内サービス実行時の処理動作例の流れを、図5〜図8のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
次に、クラウド1における食事探索案内サービス実行時の処理動作例の流れを、図5〜図8のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
先ず、クラウド1は、携帯端末2からの食事探索案内サービスの開始要求を受信したか否かを判別する(図5のステップS101)。このステップS101で食事探索案内サービスの開始要求を受信しなかったと判別したときには、クラウド1は、その他の処理を実行する(ステップS102)。
ステップS101で、携帯端末2から食事探索案内サービスの開始要求を受信したと判別したときには、クラウド1は、食事探索案内サービスの開始要求に含まれる利用者の国籍情報及び利用者の使用言語の情報に基づいて、利用者の国籍及び使用言語に応じた言語で作成された、食事探索案内サービスの要求入力用画面を表示するための画面表示用データを生成し、生成した画面表示用データを携帯端末2に送信する(ステップS103)。したがって、このステップS103以降の処理の結果として、携帯端末2に送信される情報は、携帯端末2の利用者の使用言語で作成されたものとなる。
次に、クラウド1は、受信した食事探索案内実行指示に含まれるベジタリアンの種類を特定するための情報から、ベジタリアンの種類を認識する(ステップS104)。
次に、クラウド1は、利用者により選択されたのは、飲食店の探索か、あるいは食材店の探索かを判別する(ステップS105)。このステップS105で、飲食店の探索であると判別したときには、クラウド1は、携帯端末2からの食事探索案内実行指示の受信を待ち(ステップS106)、携帯端末2からの食事探索案内実行指示を受信したと判別したときには、受信した食事探索案内実行指示に含まれる探索を要求する地域範囲を特定するための情報に基づいて設定された探索すべき地域範囲において、認識した種類のベジタリアンに対し提供可能な料理がある飲食店であって、探索すべき地域範囲に存在する飲食店(すなわち、探索条件に適合する飲食店)を、ベジタリアン用飲食店データベース103について探索する(ステップS107)。
そして、クラウド1は、ベジタリアン用飲食店データベース103から、探索条件に適合する飲食店が検出されたか否か判別し(ステップS108)、適合する飲食店が検出できなったと判別したときには、適合する飲食店は検出できなかった旨の携帯端末2に通知する(ステップS109)。携帯端末2では、この通知を受けて、表示部209の表示画面に適合する飲食店が検出できなった旨のメッセージを表示する。
そして、クラウド1は、携帯端末2における利用者による終了操作に基づく終了指示を待って(ステップS110)、終了指示を受けたと判別したときには、クラウド1は、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS108で、適合する飲食店が検出されたと判別したときには、クラウド1は、ベジタリアン用飲食店データベース103から抽出した当該適合する1個または複数の飲食店の一覧リスト(店名と位置情報を含む)を生成して、地図データと共に、携帯端末2に送信する(ステップS111)。
携帯端末2の制御部200は、クラウド1から送られてくる食事探索案内実行要求に対する探索結果の飲食店のリストと地図データとを受信すると、受信した地図データを用いた地図を、表示部209の表示画面に表示すると共に、受信したリストに含まれる各飲食店を、その地図上の位置に例えば番号マークを付加して表示し、さらに、受信したリストに含まれる各飲食店の店名を、番号マークに対応付けた番号を付してリスト表示するようにする。
そして、携帯端末2の制御部200は、この地図上の番号マークや店名のリスト表示から、利用者によって1つの飲食店が選択されるのを待ち、選択されたら、その選択された飲食店の飲食店IDをクラウド1に送る。この段階で、食事探索案内処理を終了する場合には、携帯端末2の利用者は、サービス終了操作をする。
クラウド1は、携帯端末2からの一つの飲食店の飲食店IDを受信したか否かにより、携帯端末2で、利用者により一つの飲食店が選択されたか否か判別する(図6のステップS121)。このステップS121で、一つの飲食店の飲食店IDを受信してはいないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2から終了指示を受信したか否か判別する(ステップS122)。このステップS122で、終了指示があったと判別したときには、クラウド1は、この処理ルーチンを終了する。また、ステップS122で、終了指示は受信してはいないと判別したときには、クラウド1は、処理をステップS121に戻し、このステップS121以降の処理を実行する。
そして、ステップS121で、一つの飲食店の飲食店IDを受信したと判別したときには、クラウド1は、その選択された飲食店を認識して、リスト中のその認識した選択された飲食店の店名をハイライト表示すると共に、その選択された一つの飲食店について利用者が要求できるサービスを選択できるようにするサービス選択用画面情報を携帯端末2に送る(ステップS123)。この場合の要求可能なサービスとしては、選択された飲食店におけるベジタリアンの種類に適合して提供できる料理のメニューの呈示と、当該飲食店へ誘導する経路案内とがこの例では提供される。
このとき、携帯端末2の表示部209の表示画面に表示されるサービス選択用画面には、「料理メニュー案内」ボタン、「経路案内」ボタンの2種のソフトウェアボタンが表示される。
そして、携帯端末2では、利用者からのボタン押下による指示操作を受け付け、「料理メニュー案内」ボタンが押下されたと判別したときには、料理メニュー案内要求をクラウド1に送信する。また、「経路案内」ボタンが押下されたと判別したときには、携帯端末2は、経路案内要求をクラウド1に送信する。
クラウド1は、携帯端末2から料理メニュー案内要求を受信したか否か判別する(ステップS124)。ステップS124でメニュー案内要求を受信したと判別したときには、クラウド1は、ステップS121で受信した飲食店IDで特定された、選択された飲食店が提供可能な料理の内の、指定されたベジタリアンの種類に適合する料理のリストを、ベジタリアン用飲食店データベース103から抽出する。そして、クラウド1は、抽出した適合する料理のリストを、料理メニュー案内情報として携帯端末2に送信する(ステップS125)。なお、指定されたベジタリアンの種類に適合する料理だけでなく、不適合の料理を含む、選択された飲食店が提供可能な料理の全てのリストを、適合する料理については適合マークを付加するなどして送信してもよい。
携帯端末2は、受信した料理メニュー案内情報の料理のリストを表示部209に表示する。前述したように、この料理のリストには、当該料理に使われている食材や調理方法の説明も含まれており、携帯端末2の利用者は、自分の食事規定(戒律)に適合しているかどうかを確認することができる。
ステップS125で料理メニュー案内情報を携帯端末2に送信した後、クラウド1は、携帯端末2から、他の飲食店の識別情報の通知を受信したか否か判別し(ステップS126)、他の飲食店の識別情報の通知を受信したと判別したときには、クラウド1は、選択された一つの飲食店が変更されたと判断して、処理をステップS123に戻し、このステップS123以降の処理を繰り返す。また、ステップS124で、料理メニュー案内要求を受信してはいないと判別したときにも、クラウド1は、このステップS126に進んで、他の飲食店の識別情報の通知を受信したか否か判別し、他の飲食店の識別情報の通知を受信したと判別したときには、処理をステップS123に戻す。
そして、ステップS126で、他の飲食店の識別情報の通知を受信していないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2からの経路案内要求を受信したか否か判別する(ステップS127)。
ステップS127で経路案内要求を受信していないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2における利用者による終了操作があったか否かにより、サービス終了であるか否かを判別する(ステップS128)。このステップS128で、サービス終了ではないと判別したときには、クラウド1は、処理をステップS124に戻し、サービス終了であると判別したときには、クラウド1は、処理を終了する。
また、ステップS127で経路案内要求を受信したと判別したときには、クラウド1は、その時に選択されている一つの飲食店の位置を目的地とし、現在位置を出発地とする経路探索を行い、その経路探索結果に基づいて、当該飲食店までの経路案内を実行する(ステップS129)。この経路案内の際には、携帯端末2からは、自装置の現在位置の情報がクラウド1に送信される。
そして、クラウド1は、携帯端末2における利用者による終了操作があったか否かにより、サービス終了であるか否かを判別する(ステップS130)。このステップS130で、サービス終了ではないと判別したときには、クラウド1は、経路案内処理を継続し、ステップS130で、サービス終了であると判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
次に、図5のステップS105で、食材店の探索であると判別したときには、クラウド1は、携帯端末2からの食事探索案内実行指示の受信を待ち(図7のステップS131)、携帯端末2からの食事探索案内実行指示を受信したと判別したときには、受信した食事探索案内実行指示に含まれる探索を要求する地域範囲を特定するための情報に基づいて設定された探索すべき地域範囲において、認識した種類のベジタリアンに対し提供可能な食材を提供することができる食材店(すなわち、認識した種類のベジタリアンに適合する食材店)を、ベジタリアン用食材店データベース104について探索する(ステップS132)。
そして、クラウド1は、ベジタリアン用食材店データベース104から、探索条件に適合する食材店が検出されたか否か判別し(ステップS133)、適合する食材店が検出できなかったと判別したときには、携帯端末2に適合する食材店が存在しない旨のメッセージを送信する(ステップS134)。このメッセージを受けた携帯端末2の利用者は、適合する飲食店も食材店もないことを認識して、このサービスについて終了指示をすることになる。そこで、クラウド1は、携帯端末2からの終了指示を待って(ステップS135)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS133で、適合する食材店が検出できたと判別したときには、クラウド1は、ベジタリアン用食材店データベース104から抽出した当該適合する1個または複数の食材店の一覧リスト(店名と位置情報を含む)を生成して、地図データと共に、携帯端末2に送信する(ステップS136)。
携帯端末2の制御部200は、クラウド1から送られてくる食事探索案内実行要求に対する探索結果の食材店のリストと地図データとを受信すると、受信した地図データを用いた地図を、表示部209の表示画面に表示すると共に、受信したリストに含まれる各食材店を、その地図上の位置に例えば番号マークを付加して表示し、さらに、受信したリストに含まれる各食材店の店名を、番号マークに対応付けた番号を付してリスト表示するようにする。
そして、携帯端末2の制御部200は、この地図上の番号マークや店名のリスト表示から、利用者によって1つの食材店が選択されるのを待ち、選択されたら、その選択された食材店の食材店IDをクラウド1に送る。この段階で、食事探索案内処理を終了する場合には、携帯端末2の利用者は、サービス終了操作をする。
クラウド1は、携帯端末2からの一つの食材店の食材店IDを受信したか否かにより、携帯端末2で、利用者により一つの食材店が選択されたか否か判別する(図8のステップS141)。このステップS141で、一つの食材店の食材店IDを受信してはいないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2から終了指示を受信したか否か判別する(ステップS142)。このステップS112で、終了指示があったと判別したときには、クラウド1は、この処理ルーチンを終了する。また、ステップS142で、終了指示は受信してはいないと判別したときには、クラウド1は、処理をステップS141に戻し、このステップS141以降の処理を実行する。
そして、ステップS141で、一つの食材店の食材店IDを受信したと判別したときには、クラウド1は、その選択された食材店を認識して、リスト中のその認識した選択された食材店の店名をハイライト表示すると共に、その選択された一つの飲食店について利用者が要求できるサービスを選択できるようにするサービス選択用画面情報を携帯端末2に送る(ステップS143)。この場合の要求可能なサービスとしては、選択された食材店におけるベジタリアンの種類に適合して提供できる食材のリストの呈示と、当該食材店へ誘導する経路案内とがこの例では提供される。
このとき、携帯端末2の表示部209の表示画面に表示されるサービス選択用画面には、「食材リスト案内」ボタン、「経路案内」ボタンの2種のソフトウェアボタンが表示される。
そして、携帯端末2では、利用者からのボタン押下による指示操作を受け付け、「食材リスト案内」ボタンが押下されたと判別したときには、食材リスト案内要求をクラウド1に送信する。また、「経路案内」ボタンが押下されたと判別したときには、携帯端末2は、経路案内要求をクラウド1に送信する。
クラウド1は、携帯端末2から食材リスト案内要求を受信したか否か判別する(ステップS144)。ステップS144で食材リスト案内要求を受信したと判別したときには、クラウド1は、ステップS141で受信した食材店IDで特定された、選択された食材店が提供可能な食材の内の、指定されたベジタリアンの種類に適合する食材のリストを、ベジタリアン用食材店データベース104から抽出する。そして、クラウド1は、抽出した提供可能な食材のリストを、食材リスト案内情報として携帯端末2に送信する(ステップS145)。なお、指定されたベジタリアンの種類に適合する食材だけでなく、不適合の食材を含む、選択された食材店が提供可能な食材の全てのリストを、適合する食材については適合マークを付加するなどして送信してもよい。
携帯端末2は、受信した食材リスト案内情報の食材のリストを表示部209に表示する。この表示画面の表示により、携帯端末2の利用者は、自分が購入したい食材がリストに含まれているかどうかを確認することができる。
ステップS145で食材リスト案内情報を携帯端末2に送信した後、クラウド1は、携帯端末2から、他の食材店の識別情報の通知を受信したか否か判別し(ステップS146)、他の飲食店の識別情報の通知を受信したと判別したときには、クラウド1は、選択された一つの食材店が変更されたと判断して、処理をステップS143に戻し、このステップS143以降の処理を繰り返す。また、ステップS144で、料理メニュー案内要求を受信してはいないと判別したときにも、クラウド1は、このステップS146に進んで、他の飲食店の識別情報の通知を受信したか否か判別し、他の食材店の識別情報の通知を受信したと判別したときには、処理をステップS143に戻す。
そして、ステップS146で、他の食材店の識別情報の通知を受信していないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2からの経路案内要求を受信したか否か判別する(ステップS147)。
ステップS147で経路案内要求を受信していないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2における利用者による終了操作があったか否かにより、サービス終了であるか否かを判別する(ステップS148)。このステップS148で、サービス終了ではないと判別したときには、クラウド1は、処理をステップS144に戻し、サービス終了であると判別したときには、クラウド1は、処理を終了する。
また、ステップS147で経路案内要求を受信したと判別したときには、クラウド1は、その時に選択されている一つの食材店の位置を目的地とし、現在位置を出発地とする経路探索を行い、その経路探索結果に基づいて、当該食材店までの経路案内を実行する(ステップS149)。この経路案内の際には、携帯端末2からは、自装置の現在位置の情報がクラウド1に送信される。
そして、クラウド1は、経路案内が終了した後、調理場所を探すかどうかの問い合わせを携帯端末2に送って、その問い合わせに対する携帯端末2からの回答を判別し(ステップS151)、調理場所を探すという回答であるときには、調理設備完備宿泊施設及びレンタル厨房等データベース106を用いて、最寄検索し(ステップS152)、その探索結果を携帯端末2に送信する(ステップS153)。携帯端末2では、その表示画面において、受信した探索結果の調理設備完備宿泊施設やレンタル厨房等を、例えば地図上に表示したり、リスト表示したりして、利用者に通知する。利用者は、経路探索要求をするときには、その表示画面から、一つの調理設備完備宿泊施設またはレンタル厨房等の選択指定を行って、経路探索要求をクラウド1に送信する。
次に、クラウド1は、携帯端末2から、その探索結果の調理設備完備宿泊施設やレンタル厨房等の中からの、一つの調理設備完備宿泊施設またはレンタル厨房等の選択指定を伴う経路探索要求を受信したか否か判別する(ステップS154)。このステップS154で、経路案内要求を受信していないと判別したときには、クラウド1は、携帯端末2における利用者による終了操作があったか否かにより、サービス終了であるか否かを判別する(ステップS155)。このステップS155で、サービス終了ではないと判別したときには、クラウド1は、処理をステップS154に戻し、サービス終了であると判別したときには、クラウド1は、処理を終了する。
また、ステップS154で経路案内要求を受信したと判別したときには、クラウド1は、その時に選択されている一つの調理設備完備宿泊施設またはレンタル厨房等の位置を目的地とし、現在位置を出発地とする経路探索を行い、その経路探索結果に基づいて、当該調理設備完備宿泊施設またはレンタル厨房等までの経路案内を実行する(ステップS156)。この経路案内の際には、携帯端末2からは、自装置の現在位置の情報がクラウド1に送信される。
そして、クラウド1は、携帯端末2における利用者による終了操作があったか否かにより、サービス終了であるか否かを判別する(ステップS157)。このステップS157で、サービス終了ではないと判別したときには、クラウド1は、経路案内処理を継続し、ステップS157で、サービス終了であると判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS151で、調理場所を探すかどうかの問い合わせに対する回答が、「調理場所は探さなくてよい」であったと判別したときには、クラウド1は、ステップS157に進んで、利用者のサービス終了操作を待ってこの処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、この実施形態によれば、利用者の食事規定(戒律)に適合した料理を提供可能な飲食店を簡易な操作で探索することができ、探索された飲食店までの経路案内サービスを利用者の使用言語で享受することができる。また、食事規定(戒律)に適合した料理を提供可能な飲食店が見付からない場合は、利用者の指示操作により、利用者の食事規定(戒律)に適合した食材を提供する食材店を探索することもできる。
また、上級カーストのヒンディ教徒の、厳格なベジタリアンの場合には、日本には、適合する飲食店がそもそも存在しないので、そのベジタリアンの種類の利用者については、飲食店についての探索を行わずに、食材店の探索のみを行うようにしてもよい。
なお、以上の例では、食事に関する制限に対応した料理の提供場所として、飲食店を例として説明したが、弁当、持ち帰り、ケータリング、派遣調理などの料理提供サービスの場合にも、この発明ができる。
[食物適否探索サービス時の処理動作の例]
次に、食物適否探索サービス時の処理動作の例を、携帯端末2側の処理例を中心として説明する。図10は、この食物適否検索サービスを、携帯端末2から要求してサービスを享受する場合の処理の流れの例を示すフローチャートである。この図10のフローチャートを参照しながら、食物適否探索サービスについて、以下に説明する。
次に、食物適否探索サービス時の処理動作の例を、携帯端末2側の処理例を中心として説明する。図10は、この食物適否検索サービスを、携帯端末2から要求してサービスを享受する場合の処理の流れの例を示すフローチャートである。この図10のフローチャートを参照しながら、食物適否探索サービスについて、以下に説明する。
携帯端末2の制御部200は、操作入力部210からの操作入力を操作入力部インターフェース205を通じて監視し、食物適否探索サービスの開始要求の入力があったか否かを判別する(図10のステップS221)。そして、ステップS221で、食物適否探索サービスの開始要求の入力がなかったと判別した場合には、その他の処理を実行する(ステップS222)。
ステップS221で、食事適否探索サービスの開始要求の入力があったと判別したときには、制御部200は、まず、カメラ207を起動し、利用者に、探索対象である食材や弁当、お惣菜の包装などに貼付されている成分表示部分を撮影するように促すメッセージを報知して、当該対象食物を撮影させるようにして、カメラ207からの撮影画像を取り込む(ステップS223)。
次に、制御部200は、取り込んだ撮影画像を画像認識部208に入力して、撮影画像に含まれる成分表示部分を画像認識させ、当該成分表示の文字を抽出して、それをテキスト情報に変換し、一時記憶する(ステップS224)。
次に、制御部200は、利用者属性記憶部203から、利用者の国籍、使用言語、ベジタリアンの種類を特定するための情報(例えばベジタリアンID)を取得する(ステップS225)。
そして、制御部200は、抽出した成分表示の文字のテキスト情報と、利用者の国籍、使用言語、ベジタリアンIDとを探索情報として含む食物適否探索要求を、クラウド1に送信し(ステップS226)、クラウド1からの探索結果情報の受信を待ち受ける(ステップS227)。
クラウド1は、携帯端末2から食物適否探索要求を受信したときには、受信した食物適否探索要求に含まれる探索情報で特定されるベジタリアンの種類と、探索情報に含まれる成分表示の情報とに基づいてベジタリアン用制限食材データベースを探索し、成分表示で特定される食材が、ベジタリアンの種類で特定されるベジタリアンに対し提供可能か否かを判定する。そして、成分表示で特定される食材が、利用者のベジタリアンの種類に適合するときには「OK」、適合しないときには「NG」とする判定結果を探索結果情報として携帯端末2に送信する。この探索結果情報は、携帯端末2の利用者の使用言語によって作成されている。
携帯端末2の制御部200は、ステップS227で、クラウド1からの探索結果情報を受信したと判定したときには、その受信した探索結果の「OK」または「NG」を内容とする表示情報を表示部209に表示する(ステップS228)。そして、制御部200は、この食物適否探索ルーチンを終了する。
以上説明したように、この実施形態によれば、食物の包装などに貼付されている成分表示をカメラで撮影するだけの簡単な操作で、成分表示が示す食材が利用者の食事規定(戒律)に適合しているか否かを容易に判別することができる。そして、この場合に、探索結果は、携帯端末2の利用者の使用言語で表示されるので、利用者は確実に探索結果を知ることができる。
なお、以上の食物適否探索においては、携帯端末2で撮影画像を画像認識して、成分表示の文字のテキスト情報を抽出して、クラウド1に送るようにしたが、携帯端末2からは、カメラ208で撮影した成分表示の撮影画像情報をクラウド1に送り、クラウド1側で画像認識して、成分表示の文字のテキスト情報を抽出するようにしてもよい。
[その他の実施形態又は変形例]
以上の実施形態は、食事規定(戒律)の例としてベジタリアンの場合としたが、前述もしたように、この発明による食事ナビゲーション装置が対象とする食事規定(戒律)は、ベジタリアンに限らず、宗教、宗派の戒律に基づく食事規定(戒律)の場合にも適用できるものであることは勿論である。
以上の実施形態は、食事規定(戒律)の例としてベジタリアンの場合としたが、前述もしたように、この発明による食事ナビゲーション装置が対象とする食事規定(戒律)は、ベジタリアンに限らず、宗教、宗派の戒律に基づく食事規定(戒律)の場合にも適用できるものであることは勿論である。
そして、宗教、宗派に基づく食事規定(戒律)の場合には、他者と器を共有することが制限される種類の食事規定(戒律)もある。したがって、クラウド1は、探索要求に含まれる食事規定(戒律)の種類が、そのような食事規定(戒律)の種類であると判別したときには、飲食店についての探索は行わずに、食材店のみを探索するようにする。
なお、上述の実施形態は、クラウド1に対して携帯端末から通信ネットワークを通じて食事探索案内要求をするように構成した場合であった。しかし、この発明の食事ナビゲーション装置は、このような構成に限られるものではなく、いわゆるスタンドアローン型の構成として、利用者から、国籍や使用言語と共に、食事規定(戒律)の種類を特定するための情報の入力を受け付けると共に、食事探索案内要求を受け付けるように構成することもできる。
1…クラウド、2…携帯端末、3…通信ネットワーク、101…地図データ格納部、102…食事探索案内処理部、103…ベジタリアン用飲食店データベース、104…ベジタリアン用食材店データベース、105…通信部、200…制御部、201…通信部、202…メモリ部、203…利用者属性記憶部
204…表示制御部、206…現在位置検出部、207…カメラ、208…画像認識部、209…表示部、210…操作入力部
204…表示制御部、206…現在位置検出部、207…カメラ、208…画像認識部、209…表示部、210…操作入力部
Claims (8)
- 食事に関する制限の種類を特定するための情報と、位置情報と含む探索要求を受け付ける探索要求受付手段と、
前記食事に関する制限の種類と、前記食事に関する制限の種類に応じた料理及び/または食材を提供する店舗と、前記店舗の位置と、前記店舗で前記食事に関する制限の種類に応じて提供可能な料理及び/または食材のリストとを対応付けて記憶するデータベースと、
前記探索要求受付手段で受け付けた前記食事に関する制限の種類を特定するための情報により特定される前記食事に関する制限に応じた料理及び/または食材を提供する店舗であって、前記位置情報を中心位置とした所定範囲にある店舗を、前記データベースから探索する探索手段と、
前記探索手段で探索された結果の店舗の情報を、前記探索要求をしてきた要求側に提示する提示手段と、
を備える食事ナビゲーション装置。 - 前記探索手段は、前記探索要求に対して前記食事に関する制限の種類に応じた食材を提供する店舗を探索すると共に、前記食材を用いて調理が可能な場所を探索するようにする
ことを特徴とする請求項1に記載の食事ナビゲーション装置。 - 前記探索手段は、前記探索要求に含まれる前記食事に関する制限の種類を特定するための情報に基づいて、前記食事を提供する店舗の探索を行わずに、前記食材を提供する店舗を探索するようにする
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食事ナビゲーション装置。 - 前記提示手段により提示された前記探索された結果の店舗の内の選択指示された店舗まで経路案内する経路案内手段を備える
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の食事ナビゲーション装置。 - 前記データベースには、前記店舗のそれぞれで、前記食事に関する制限の種類に応じて提供可能な料理のリスト及び/または提供可能な食材のリストの情報が含まれており、
前記探索結果には、前記店舗の情報に加えて、前記提供可能な料理のリスト及び/または提供可能な食材のリストの情報が提示可能とされている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の食事ナビゲーション装置。 - 前記食事に関する制限の種類は、ベジタリアンの種類である
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の食事ナビゲーション装置。 - 前記食事に関する制限の種類は、宗教または宗派の種類である
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の食事ナビゲーション装置。 - 多言語に対応している
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の食事ナビゲーション装置。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180307 |
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