JP2016180293A - 内外装材用の下地材を備えたclt - Google Patents

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Abstract

【課題】建築現場において建築構造躯体材であるCLTを組み立てた時点で、内外装材用の下地材の施工をすることなく、内外装用の下地材が設けられていることで、大幅な人件費の削減と工期の短縮が可能となるCLTを提供する。【解決手段】建築構造躯体材に使用される5層5プライ以上のCLTの側面に、多角形に加工された木材等をCLT側面に水平方向のみ、垂直方向のみ、水平方向と垂直方向の両方において、規則的なピッチまたは不規則なピッチで設けられていることを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、木造建築において使用される構造材に、内外装材用の下地材が建築現場搬入時にすでに施工されているCLTの製造方法に関するものである。
本発明は、木造建築において使用される構造材に、内外装材用の下地材が建築現場搬入時にすでに施工されているCLT建築材料に関するものである。
本発明は、木造建築において使用される構造材に、内外装材用の下地材が建築現場搬入時にすでに施工されている建築工法に関するものである。
CLTとは、Cross Laminated Timberの略で、板状の木材の層を各層でお互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことである。木造建築の在来工法や枠組み工法においては、建築構造躯体材を組立後に屋根材を葺き、その後外装材や内装材の種類に応じた下地材を建築構造躯体材に設ける施工を行った後に、外装材や内装材の設置施工を行い、その後に外装材の塗装や内装仕上げ材の施工を行うという順番で、過大な労力がかかっていた。
特開2008−231702号公報
木造の建築現場においては建築構造躯体材の組立が完全に終了した後に、内外装下地材を加工するには、木材や鋼材を敷地内でカットし設置するために音が発生し、カットした残材等の廃材の処理や人件費がかかり、工期もかかるという問題があった。そこで本発明者らは、建築現場において内外装用の下地材を設ける施工をすることなく、内外装材用の下地材が建築現場搬入時にすでに備えられているCLTを開発するに至った。
本発明は、厚み15mm〜100mm、巾15mm〜200mm、長さ15mm〜6mの寸法において、多角形に加工された木材等を5層5プライ以上のCLTに水平方向のみ、垂直方向のみ、水平方向と垂直方向の両方において、規則的なピッチまたは不規則なピッチで設けられていることを第一の特徴とする。
本発明に係る下地材の材料として使用できるものは、広葉樹、針葉樹、集成材、竹、鋼材等、特に種類を限定しないが、木造住宅においてはその中から特に加工の容易さや価格の点からスギ材が適している。
本発明で使用可能な下地材の厚みは、外装材の種類により15mmから100mmの立方体のもので巾15mm〜200mmのものが良い。すなわち建築構造躯体材と外装材との間に空間を設ける通気工法が可能であることが厚みと巾の条件となる。また外装材の種類により設置方向は水平方向または垂直方向に、又は水平方向と垂直方向の両方において、規則的なピッチまたは不規則的なピッチで設けられて製造されていることも通気工法が可能であることの条件となる。
長さにおいてはCLTの構造のスパンや下地材の種類や輸送を考慮して15mm〜6mの寸法のものが良い。
また内装下地材においては内装材の種類により15mmから100mmの立方体のもので巾15mm〜200mm、長さ15mm〜6mの寸法において、多角形に加工された木材または鋼材のものが良い。すなわち構造材と内装材との間に断熱材を設けることが可能であり、電気配線や電話配線等の施工が容易であることが条件となる。
本発明は以下の優れた効果がある。
(1)建築現場において建築構造躯体であるCLTを組み立てた時点で、内外装材用の下地材の施工をすることなく備えていることで、大幅な人件費の削減と工期の短縮が可能となる。
(2)建築現場において内外装用の下地材を設ける際に発生する騒音や廃棄物の削減ができ、建築物の産廃処理費用の軽減が図れる。
(3)プレカットまたは積層加工段階による機械加工であり、高い精度での内外装用の下地材加工が可能であるので、仕上がりが綺麗である。
図1は棒状下地材をCLTに縦方向に設置した平面図である。 図2は図1の横断面図である。 図3は図1の縦断面図である。 図4は正方形下地材をCLTに縦方向及び横方向に規則的に設置した平面図である。 図5は図4の横断面図である。 図6は図4縦断面図である。 図7は棒状下地材を窓開口されたCLTに縦方向・横方向に不規則的に設置した平面図である。 図8は棒状下地材をCLTに横方向に設置した平面図である。 図9は図8の横断面図である。 図10は図8の縦断面図である。 図11は下地材の平面図・断面図・パース図の例である。
先ず、図1に示すように、巾W:1000mm、長さL:3000mmの7層7プライの杉CLT材に、図11の2に示す巾w3:40mm、長さL1:3000mm、厚みw4:25mmの杉の下地材を縦方向にw1・w2・w3・w4のピッチで等間隔に、前もってw5・w6の寸法にしゃくり加工を施した杉CLT材に接着及び装着または製造されているCLT材とする。
また、図1に示す中心の下地材は、図11の2の長さL1:900mmの杉下地材を縦に3本150mmの空間を開けて配列した。
図2は図1のA、A’間の断面図を示す。
図3は図1のB、B’間の断面図を示す。
次に、図4に示すように、巾W:1000mm、長さL:3000mmの7層7プライの杉CLT材に、図11の3に示す巾w3:40mm、長さL2:40mm、厚みw4:25mmの杉の正方形下地材を縦L1・L2・L3・L4・L5・L6・L7、横w1・w2・w3・w4のピッチで等間隔に、前もってw5・w6の寸法にしゃくり加工を施したCLT材に接着及び装着または製造されているCLT材とする。
図5は図4のA、A’間の断面図を示す。
図6は図4のB、B’間の断面図を示す。
次に、図7に示すように巾W:1000mm、長さL:3000mmの7層7プライの開口部のある杉CLT材に、図11の2に示す巾w3:40mm、厚みw4:20mm、長さL1:15mm〜3000mmの範囲である杉の下地材を開口部に合わせて縦及び横方向に前もってw5・w6の寸法にしゃくり加工を施したCLT材に接着及び装着または製造されているCLT材とする。
図9は図7のA、A’間の断面図を示す。
図10は図7のB、B’間の断面図を示す。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の応用が可能である。たとえば図8に示すように横に長さの様々な下地材を用途に応じて配列することも可能である。また杉材にこだわらず鋼材やPP材をボルトやビス等で装着するなどあらゆる部材を利用及び応用することが可能である。
1 CLT材
2 棒状下地材
3 四角形下地材
4 開口部
a 下地部材の側面図
b 下地材の平面図
c 下地材の断面図
d 下地材の斜視図
e 下地部材の側面図
f 下地材の平面図
g 下地材の断面図
h 下地材の斜視図
i 下地部材の側面図
j 下地材の平面図
k 下地材の断面図
l 下地材の斜視図

Claims (3)

  1. 建築構造躯体材に使用される5層5プライ以上のCLTの側面に、多角形に加工された木材等の下地材を、水平方向と垂直方向に設けられたことを特徴とするCLTの製造方法。
  2. 建築構造躯体材に使用される5層5プライ以上のCLTの側面に、多角形に加工された木材等の下地材を、水平方向と垂直方向に設けられたことを特徴とするCLT建築材料。
  3. 建築構造躯体材に使用される5層5プライ以上のCLTの側面に、多角形に加工された木材等の下地材を、水平方向と垂直方向に設けられたことを特徴とする建築工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11084245B2 (en) * 2019-01-09 2021-08-10 Six Minutes LLC Cross-laminated timber having a conduit therein

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