JP2016178755A - 仮カシメを有する積層体及びその製造方法並びに積層鉄心の製造方法 - Google Patents

仮カシメを有する積層体及びその製造方法並びに積層鉄心の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】積層鉄心を製造するに際し、仮カシメを十分容易に取り外すことができ且つ仮カシメ部を取り外す方向の自由度が高い積層体を提供する。【解決手段】仮カシメ8aを有する複数の加工体WRが積層され且つ仮カシメ8aによって互いに締結されている積層鉄心用積層体に関する。仮カシメ8aを有する加工体WRは、略円形の開口部22と、仮カシメ部8とを備える。仮カシメ部8は、仮カシメ8aと、開口部22の内周面と当接する複数の当接部8bとを有し且つ開口部22を複数の貫通孔22A、22Bに区画するように当該加工体WRに設けられている。上記開口部22の中心から当接部8bまでの長さの最大値は当該中心から内周面までの距離の最大値よりも小さい。【選択図】図5

Description

本発明は、仮カシメを有する積層体及びその製造方法、並びに積層鉄心の製造方法に関する。なお、本発明において、打抜き加工によって製造される複数の加工体を一時的に一体化させるのに使用されるカシメを「仮カシメ」と称し、この仮カシメを有し且つ製品(積層鉄心)を製造する過程において上記加工体から取り除かれる部分を「仮カシメ部」と称する。
積層鉄心はモーターの部品であり、所定の形状に加工された複数の電磁鋼板(加工体)を積み重ね、これらを締結することによって形成される。モーターは積層鉄心からなる回転子(ロータ)及び固定子(ステータ)を備え、固定子にコイルを巻き付ける工程、回転子にシャフトを取り付ける工程などを経て完成する。積層鉄心が採用されたモーターは、従来、冷蔵庫、エアコン、ハードディスクドライブ、電動工具等の駆動源として使用され、近年ではハイブリッドカーの駆動源としても使用されている。
積層鉄心を製造する過程において上下方向で隣り合う電磁鋼板同士を締結する手段として、カシメ及び溶接が知られている。これらの締結手段はコスト及び作業効率性の点において優れ、従来より広く採用されている。一方、モーターの高いトルク及び低い鉄損を優先させる場合には、カシメ又は溶接の代わりに、樹脂材料又は接着剤を用いて電磁鋼板同士が締結されることもある。
特許文献1は帯状薄板材から打ち抜いた所定枚数の各鉄心を積層状態で結合し、モータコアやトランスコア等の積層鉄心を製造する方法を開示する。特許文献1の図5には金型から取り出された積層鉄心が図示されている。特許文献1の段落[0016]には「この積層鉄心14は、図5に示すようにロータ軸孔16の部分は半抜きされた後に押し戻された軸孔用薄板部12によって閉塞されていると共に、当該軸孔用薄板部12に設けられているかしめ結合部17によって上下に隣接する各鉄心21が相互に仮固着されている。」と記載されている。
特許第3523330号公報
特許文献1に記載の発明においては、軸孔用薄板部12の除去に要する力を軽減する手段として軸孔用薄板部12に逃げ孔30,31を設けている。しかし、多数の鉄心が積層された状態にあっては積層体から軸孔用薄板部12(仮カシメ部)を除去する作業を必ずしも容易ではなく、また比較的大きな荷重を積層体に加えることが可能な設備を準備する必要があった。更に特許文献1に記載の発明においては軸孔用薄板部12を取り外す方向が積層方向に限定され、この点においても改善の余地があった。積層鉄心14に対して軸孔用薄板部12を積層方向に押し出すと、積層鉄心14を構成する鉄心がめくれてしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、積層鉄心を製造する際、仮カシメ部を十分容易に取り外すことができ且つ仮カシメ部を取り外す方向の自由度が高い積層体及びその製造方法並びに積層鉄心の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、仮カシメを有する複数の加工体が積層され且つ仮カシメによって互いに締結されている積層鉄心用積層体を提供する。仮カシメを有する加工体は、略円形の開口部と、仮カシメ部とを備える。仮カシメ部は、仮カシメと、開口部の内周面と当接する複数の当接部とを有し且つ開口部を複数の貫通孔に区画するように加工体に設けられている。上記開口部の中心から当接部までの距離の最大値は当該中心から内周面までの距離の最大値よりも小さい。
上記構成の加工体を備える積層体によれば、積層鉄心を製造する際に以下の効果が奏される。
(1)仮カシメ部を十分容易に取り外すことができる。
(2)仮カシメ部を取り外す方向の自由度が高い。
上記(1)の効果に関し、本発明においては開口部の内周面に対して仮カシメ部の一部(複数の当接部)のみが当接している。したがって、特許文献1に記載の発明のようにロータ軸孔16の内周面に対して軸孔用薄板部12の外周面全体が当接する態様と比較して仮カシメ部を十分容易に取り外すことができる。
上記(2)の効果に関し、仮カシメ部は開口部を複数の貫通孔に区画するように加工体に設けられ且つ開口部の中心から当接部までの距離の最大値が当該中心から内周面までの距離の最大値よりも小さくなるように構成されている。かかる構成を採用したことにより、開口部内において仮カシメ部を所望の方向に取り外すためのスペースを十分に確保しやすい。例えば、仮カシメ部に対して積層体の積層方向と直交する方向の力を加えることにより、その方向に仮カシメ部を積層体から分離させることができる。
開口部の中心から当接部までの距離の最大値を当該中心から内周面までの距離の最大値よりも小さくする態様として、例えば、開口部を円形の開口と、当該開口の周方向に並ぶように形成された複数の凹部とによって構成すること、あるいは、開口部を円形の開口と、当該開口の周方向に並ぶように形成された複数の凸部とによって構成することが挙げられる。開口部が複数の凹部を有する場合、仮カシメ部の当接部は凹部に隣接していることが好ましい(例えば図12参照)。かかる構成を採用することにより、開口部内において仮カシメ部を分離させた後に(換言すれば、開口部の内周面に対して仮カシメ部の当接部が当接した状態を解除した後に)、凹部のスペースを利用して開口部内の仮カシメ部を開口部の外にピックアップしやすいという利点がある。開口部が複数の凸部を有する場合、仮カシメ部の分離後のピックアップを容易にする観点から、仮カシメ部の当接部は凸部の先端部に設けられていることが好ましい(例えば図5参照)。同様の観点から、略円形の開口部が凸部の基端部に開口拡張部を更に有してもよい(図11参照)。この場合、仮カシメ部をピックアップするためのスペースとして開口拡張部を利用することができる。
仮カシメ部の当接部は、開口部の中心を中心とする円の円弧をなすように形成されていてもよい(例えば図8,12参照)。かかる構成を採用することにより、積層体の積層方向と直交する方向の力であって開口部内において仮カシメ部を回転させる方向の力を加えることで、開口部の内周面から仮カシメ部を分離することができる。
開口部における仮カシメ部の接合強度を求められる強度以上とするとともに、開口部から仮カシメ部を取り外しやすくする観点から、仮カシメ部は、当該仮カシメ部の張り具合を調整する張り調整部を有してもよい(図16参照)。
仮カシメが設けられる開口部の具体例として、積層鉄心においてシャフト挿入用の軸孔となる部分やボルト挿入用の孔となる部分などが挙げられる。
本発明は、仮カシメを有する上記積層体から積層鉄心を製造する方法を提供する。すなわち、本発明に係る積層鉄心の製造方法は以下の工程を備える。
(a)仮カシメを有する加工体を被加工板から打ち抜く工程。
(b)複数の加工体を積み重ね、これらを仮カシメによって一体化させる工程。
本発明は、上記製造方法によって得た仮カシメを有する積層体から積層鉄心を製造する方法を提供する。すなわち、本発明に係る積層鉄心の製造方法は以下の工程を備える。
(c)上記製造方法によって製造された積層体を樹脂材料、溶接、接着又はこれらを併用して締結する工程。
(d)積層体から仮カシメ部を取り外す工程。
本発明に係る積層鉄心の製造方法によれば、仮カシメ部を積層体から取り外すことで、カシメを有しない積層鉄心を最終的に得ることができる。また、当該製造方法によれば、上記(d)工程において仮カシメ部を十分容易に取り外すことができ且つ積層体の積層方向以外の方向に仮カシメ部を取り外しやすい。
本発明によれば、積層鉄心を製造する際、仮カシメを十分容易に取り外すことができ且つ仮カシメ部を取り外す方向の自由度が高い積層体及びその製造方法並びに積層鉄心の製造方法が提供される。
図1は回転子(ロータ)の一例を示す斜視図である。 図2は図1に示すII−II線における模式断面図である。 図3は図1に示す回転子用の仮カシメ部付き積層体の一実施形態を示す斜視図である。 図4は図3に示すIV−IV線における模式断面図である。 図5は図3に示す積層体を構成する加工体の平面図である。 図6は図3に示す積層体から仮カシメ部を取り外した様子を示す平面図である。 図7は本発明に係る積層体を製造するための装置の一例を示す概略図である。 図8(a)は円弧状に形成された当接部を有する仮カシメ部を示す平面図であり、図8(b)は仮カシメ部を取り外した状態を示す平面図である。 図9(a)〜(c)は仮カシメ部の当接部の他の例をそれぞれ示す平面図である。 図10(a)は開口部が有する凸部の幅よりも細い仮カシメ部を示す平面図であり、図10(b)は仮カシメ部を取り外した状態を示す平面図である。 図11(a)は凸部の基端部に開口拡張部を有する開口部とこれに設けられた仮カシメ部を示す平面図であり、図11(b)は仮カシメ部を取り外した状態を示す平面図である。 図12(a)は複数の凹部を有する開口部とこれに設けられた仮カシメ部を示す平面図であり、図12(b)は仮カシメ部を取り外した状態を示す平面図である。 図13はシャフト用のキーを有しない開口部とこれに設けられた仮カシメ部を示す平面図である。 図14(a)〜(c)はボルト孔とこれに設けられた仮カシメ部の例をそれぞれ示す平面図である。 図15(a)〜(e)はボルト孔に設けられる仮カシメ部8の当接部8bの他の例をそれぞれ示す平面図である。 図16(a)及び(b)は張り調整部を有する仮カシメ部の例をそれぞれ示す平面図である。 図17(a)及び(b)は仮カシメ部の除去を容易にするための凹みを有する仮カシメ部の例をそれぞれ示す平面図である。
図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(回転子用積層鉄心)
図1及び図2は本実施形態に係る回転子用の積層鉄心Rの斜視図及び断面図である。積層鉄心Rの形状は略円筒形である。積層鉄心Rは、複数の電磁鋼板MRからなる積層体10と、積層体10の中央部に位置しておりシャフト(不図示)を挿入するための軸孔(略円形の開口)12と、磁石を挿入するための磁石挿入孔15とを備える。軸孔12は円形の開口12aの内周面と、2つの凸状キー12bの側面とによって構成されている。2つの凸状キー12bは、平面視において互いに対向するように配置されている。なお、図2には便宜上、計15枚の電磁鋼板MRからなる積層体10を図示したが、電磁鋼板MRの枚数はこれに限定されるものではない。
積層鉄心Rは計16個の磁石挿入孔15を有する。隣接する2つの磁石挿入孔15が対をなしており、8対の磁石挿入孔15が積層鉄心Rの外周に沿って等間隔に並んでいる。それぞれの磁石挿入孔15は積層鉄心Rの上面から下面まで延びている。なお、磁石挿入孔15の総数は16個に限定されず、モーターの用途、要求させる性能などに応じて決定すればよい。また、磁石挿入孔15の形状及び位置もモーターの用途、要求させる性能などに応じて決定すればよい。
磁石挿入孔15には磁石(不図示)が収容されている。磁石は永久磁石であり、例えばネオジム磁石などの焼結磁石を使用できる。それぞれの磁石挿入孔15に入れる磁石の個数は1つでも2つ以上であってもよい。磁石の種類はモーターの用途、要求される性能などに応じて決定すればよく、焼結磁石の代わりに例えばボンド磁石を使用してもよい。また、積厚方向若しくは幅方向、或いはこれら両方に複数に分割された磁石を使用してもよい。磁石挿入孔15の磁石を入れた後、磁石挿入孔15に樹脂材料16を充填することによって磁石挿入孔15内に磁石を固定することができる。
樹脂材料16として、例えば熱硬化性樹脂を使用できる。熱硬化性樹脂の具体例としては、エポキシ樹脂と、硬化開始剤と、添加剤とを含む樹脂組成物が挙げられる。添加剤としては、フィラー、難燃剤、応力低下剤などが挙げられる。樹脂材料16は上下方向で隣り合う電磁鋼板MR同士を接合する。なお、樹脂材料16として熱可塑性樹脂を使用してもよい。樹脂材料16(フラックスバリア部に使用される樹脂材料を除く)は磁性体を含んでもよい。樹脂材料16が磁性体を含む場合、その含有量は5〜90体積%の範囲とすることができる。樹脂材料16における磁性体の含有量が5体積%未満であるとモーターのトルクが低下したり熱膨張率の差に起因するクラックが発生したりする傾向にあり、90体積%を超えると鋼板(加工体)同士が電気的により強固に接続され、これに起因して積層鉄心Rの磁気的特性が低下する傾向にある。
(仮カシメを有する回転子用積層体)
図3は積層鉄心Rの製造に使用される積層体20の斜視図である。積層体20は、複数枚の加工体WRが積層されたものである。積層体20は、積層鉄心Rにおける軸孔12に相当する位置に仮カシメ部8を有する。積層体20の磁石挿入孔15内に樹脂材料16を充填する工程、積層体20から仮カシメ部8を取り外す工程などを経ることで上述の積層鉄心Rが製造される。図4は図3に示すIV−IV線における模式断面図である。仮カシメ部8は中央部に形成された仮カシメ8aを有する。なお、積層体20の最下層をなす加工体WRには仮カシメ8aの代わりに貫通孔8hが形成されている。これは、積層体20を連続して製造する際、既に製造された積層体20に対して次に製造する積層体20が仮カシメ8aによって締結されないようにするためである。
図5は積層体20を構成する加工体WRの平面図である。この図に示すとおり、加工体WRは、積層鉄心Rの軸孔12となる略円形の開口部22と、この開口部22に設けられた仮カシメ部8と、積層鉄心Rの磁石挿入孔15となる貫通孔25とを備える。開口部22は、円形の開口22aの内周と、積層鉄心Rの軸孔12の凸状キー12bとなる2つの凸部22bの側面とによって構成されている。2つの凸部22bは、平面視において互いに対向するように配置されている。なお、円形の開口22aの直径は例えば30〜60mmであり、20〜100mmであってもよい。
仮カシメ部8は、互いに対向する2つの凸部22bの間に橋を渡すように設けられ、その中央部に設けられた仮カシメ8aを有する。なお、仮カシメ部8における仮カシメ8aの位置は中央部に限定されるものではなく、また仮カシメ部8の個数も1つに限定されず、複数の仮カシメ8aを仮カシメ部8に設けてもよい。
仮カシメ部8は、2つの凸部22bのそれぞれの先端部22cに当接する当接部8bを両端にそれぞれ有する。本実施形態においては、仮カシメ部8の両端部(当接部8b)は平行に形成されている。この場合、仮カシメ部8を積層体20から取り外す際には図5に示す矢印Aの方向(又はその逆方向)に力を加えればよい。これにより、積層体20の積層方向と直交する方向に仮カシメ部8を取り外すことができる(図6参照)。
上述のとおり、仮カシメ部8は、2つの凸部22bの間に設けられている。このため、円形の開口22aの中心Cから当接部8bまでの距離の最大値R1は中心Cから開口部22の内周面までの距離の最大値R2よりも小さい(図5参照)。また、仮カシメ部8は、略円形の開口部22を2つの貫通孔22A,22Bに区画するように設けられている。言い換えれば、仮カシメ部8の両側に貫通孔22A,22Bが形成されている。これらの構成により、軸孔12内において仮カシメ部8を積層方向と直交する方向に分離させた後(図6参照)、軸孔12のスペースを利用して軸孔12内の仮カシメ部8を軸孔12の外に容易にピックアップすることができる。
R1とR2の比(R1/R2)は好ましくは0.95以下であり、より好ましくは0.80〜0.92であり、更に好ましくは0.85〜0.90である。この比が0.80以下であればシャフトに占めるキーの割合が過剰に大きくならず、シャフトに求められる必要強度を確保しやすい。
仮カシメ部8の当接部8b(仮カシメ部8と凸部22bの境界)は、被加工板の半抜き、あるいは、打抜き後のプッシュバックによって形成すればよい。開口部22の内周の全長を100とすると、複数の当接部8bの合計の長さは5〜15程度であればよく、3〜20程度であってもよい。この値が3以上であれば軸孔12に対する仮カシメ部8の接合強度を求められる強度以上としやすく、20以下であれば軸孔12から仮カシメ部8を十分容易に取り外すことができる。
なお、本実施形態においては、当接部8bの幅は凸部22bの幅(凸状キー12bの幅)と略一致している。他方、仮カシメ部8の本体部(仮カシメ8aが形成された部分)の幅は凸部22bの幅(凸状キー12bの幅)よりも太い(図5参照)。このため、仮カシメ部8は、当接部8bから本体部に移行する領域に幅拡大部8cを有する。当接部8b周辺をこのように構成することで当接部8bをプレス加工によって形成する際に段差やバリが生じることを十分に抑制できる。
(打抜き装置)
図7は積層体20を構成する加工体WRを打抜き加工によって製造する打抜き装置の一例を示す概要図である。同図に示す打抜き装置100は、巻重体Cが装着されるアンコイラー110と、巻重体Cから引き出された電磁鋼板(以下「被加工板W」という。)の送り装置130と、被加工板Wに対して打抜き加工を行う順送り金型140と、順送り金型140を動作させるプレス機械120とを備える。
アンコイラー110は、巻重体Cを回転自在に保持する。巻重体Cを構成する電磁鋼板の長さは例えば500〜10000mである。巻重体Cを構成する電磁鋼板の厚さは0.1〜0.5mm程度であればよく、積層鉄心Rのより優れた磁気的特性を達成する観点から、0.1〜0.3mm程度であってもよい。電磁鋼板(被加工板W)の幅は50〜500mm程度であればよい。
送り装置130は被加工板Wを上下から挟み込む一対のローラ130a,130bを有する。被加工板Wは、送り装置130を介して順送り金型140へと導入される。順送り金型140は、被加工板Wに対して打抜き加工、半抜き加工などを連続的に実施するためのものである。順送り金型140は、打抜き加工によって得た加工体WRを順次重ね合わせて積層体20を製造する機能と、製造した積層体20を排出する機能とを有する。
(回転子用積層鉄心の製造方法)
次に積層鉄心Rの製造方法について説明する。積層鉄心Rの製造方法は、仮カシメ8aによって一体化された積層体20を製造するプロセス(下記(A)及び(B)工程)と、積層体20から積層鉄心Rを製造するプロセス(下記(C)工程及び(D)工程)とを経て製造される。より具体的には、積層鉄心Rの製造方法は以下の工程を備える。
(A)仮カシメ部8を有する加工体WRを順送り金型140において被加工板Wから打ち抜く工程。
(B)複数の加工体WRを積み重ね、これらを仮カシメ8aによって一体化させる工程。
(C)磁石挿入孔15に樹脂材料16を充填することによって積層体20を締結する工程。
(D)仮カシメ部8を積層体20から取り外す工程。
(A)工程において仮カシメ8aを有する仮カシメ部8を形成する。上述のとおり、仮カシメ部8は、例えば被加工板Wの半抜き、あるいは、打抜き後のプッシュバックによって形成される。
(B)工程において、仮カシメ8aを有する複数の加工体WRを積み重ねるとともにこれらを仮カシメ8aによって一体化させる。なお、加工体WRの板厚偏差の影響を低減する観点から、(B)工程において転積を実施してもよい。
(C)工程及び(D)工程に関し、仮カシメ部8を除去しても積層体20がバラバラにならない限り、樹脂材料16による締結前に仮カシメ部8を除去してもよい。例えば、樹脂充填の装置に積層体20を固定した状態とすれば、樹脂材料16の充填前に仮カシメ部8を除去し、その後に磁石挿入孔15に樹脂材料16を充填してもよい。更に、樹脂材料16の充填と同時に仮カシメ部8を除去してもよい。
本実施形態に係る積層鉄心の製造方法によれば、仮カシメ部8を積層体20から除去することで、カシメを有しない積層鉄心Rを最終的に得ることができる。また、当該製造方法によれば、上記(d)工程において仮カシメ部8を十分容易に取り外すことができ且つ積層体20の積層方向以外の方向に仮カシメ部8を取り外しやすい。なお、仮カシメ部8を除去する工程において、積層体20の変形(特に凸状キー12bの変形)を防止する策を講じた場合には積層体20の積層方向に仮カシメ部8を取り外してもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、仮カシメ部8を図5に示す矢印Aの方向に取り外す場合を例示したが、積層体20の積層方向と直交する方向の力であって軸孔12内において仮カシメ部8を回転させる方向の力を加えることによって仮カシメ部8を分離できるようにしてもよい(図8参照)。これを実現するには、図8に示すように仮カシメ部8の当接部8bが開口部22の中心Cを中心とする円の円弧をなすように形成されればよい。図中に示す破線の円は開口部22(軸孔12)の中心Cを中心とする円を意味する。
図9(a)〜(c)は仮カシメ部8の当接部8bの他の例をそれぞれ示す平面図である。当接部8bの態様は仮カシメ部8を取り外す方向に応じて適宜設定すればよい。図9(a)〜(c)に示すように、2つの当接部8bのうち少なくとも一方の当接部8bが仮カシメ部8の長手方向に対して傾斜していてもよい。図中に示す矢印は仮カシメ部8を取り外し際に仮カシメ部8に対して力を加える方向を意味する。
上記実施形態においては、仮カシメ部8の本体部の幅が凸状キー12b(凸部22b)の幅よりも太い場合を例示したが、図10に示すように仮カシメ部8は凸状キー12bの幅よりも細くてもよい。この場合、当接部8bをプレス加工によって形成する際に段差やバリが生じることを抑制するため、仮カシメ部8の当接部8bや凸部22bの先端部22cにミスマッチを形成すればよい。
上記実施形態においては、対向する2つの凸状キー12b(凸部22b)の間に仮カシメ部8を設ける場合を例示したが、円形の開口12aにおける任意の2つの対向する位置の間に橋を渡すように仮カシメ部8を設けてもよい(図11参照)。図11に示す仮カシメ部8は開口22aの中心を通過するように設けられている。この場合、開口12aの内周面から仮カシメ部8を分離した後、仮カシメ部8を軸孔12内からピックアップしやすいように凸部22bの基端部に開口拡張部22dを設ければよい。開口拡張部22dは仮カシメ部8が設けられた位置から凸部22bの基端部に向けて徐々に開口が拡がるようにカーブを描いている。なお、当接部8bをプレス加工によって形成する際に段差やバリが生じることを抑制するために、仮カシメ部8の当接部8bや開口22aの内周面にミスマッチを形成すればよい。
上記実施形態においては、軸孔12が凸状キー12bを有する場合を例示したが、凸状キー12bの代わりに凹状キー(凹部)12cを有してもよい(図12参照)。図12に示すとおり、仮カシメ部8の当接部8bは凹状キー12cに隣接して設けられている。かかる構成を採用することにより、開口12aの内周面から仮カシメ部8を分離した後、仮カシメ部8を軸孔12内からピックアップしやすいという利点がある。なお、当接部8bをプレス加工によって形成する際に段差やバリが生じることを抑制するために、仮カシメ部8の当接部8bや開口22aの内周面にミスマッチを形成すればよい。図12に示すように、凹状キー12cとなる凹部を利用してミスマッチを形成してもよい。
上記実施形態においては、軸孔12が凸状キー12b又は凹状キー12cを有する場合を例示したが、凸状キー12b又は凹状キー12cを有しない開口部12Aに仮カシメ部8を設けてもよい(図13参照)。この場合も開口部12Aにわずかな凹部12dを設け、このスペースを利用して軸孔12から仮カシメ部8をピックアップすればよい。
上記実施形態においては、シャフト装着用の軸孔12となる開口部22に仮カシメ部8を形成する場合を例示したが、仮カシメ部8は製品の性能/品質に大きな悪影響を及ぼさない場所であればいずれの場所に形成してもよい。例えば、固定子用の積層鉄心を製造するための積層体の場合、積層体をボルトで固定するための複数のボルト孔に仮カシメ部8をそれぞれ形成してもよい。なお、積層体の締結状態を十分に維持できる限り、複数のボルト孔の全てに仮カシメ部8を設ける必要はない。例えば、積層鉄心が6つのボルト孔を有する場合、例えば3つのボルト孔に仮カシメ部8を設ければよい。ボルト孔は積層鉄心の周縁部から突出した位置に設けられることがあるため、ボルト耳孔と称される場合もある。
図14(a)はボルト孔とこれに設けられた仮カシメ部の一例を示す平面図である。ボルト孔13の直径は例えば7.0〜10.5mmであり、6.5〜11.0mmであってもよい。図14(a)に示すとおり、仮カシメ部8の当接部8bは、ボルト孔13の中心Cを中心とする円の円弧をなすように形成されている。かかる構成を採用することにより、仮カシメ部8を回転させる方向の力を加えることで、ボルト孔13の内周面から仮カシメ部8を分離することができる。なお、ボルトで積層鉄心を十分に締結できる限り、ボルト孔13は真円からはずれた略円形を呈していてもよい。
上記実施形態においては、2つの当接部8bを有する仮カシメ部8を例示したが、当接部8bの個数は3つ以上であってもよい。図14(b)及び(c)は3つの当接部8bを有する仮カシメ部8をそれぞれ示す平面図である。3つの当接部8bはボルト孔13の周方向に等間隔に並ぶように設けられていることが好ましい。3つの当接部8bの繋ぐ本体部の形状は図14(b)及び(c)に示すように適宜設計すればよい。
図15(a)〜(e)はボルト孔に設けられる仮カシメ部8の当接部8bの他の例をそれぞれ示す平面図である。当接部8bの態様は仮カシメ部8を取り外す方向に応じて適宜設定すればよく、図15(a)及び(b)に示すように2つの当接部8bは平行であってもよいし、図15(c)〜(e)に示すように、2つの当接部8bのうち少なくとも一方の当接部8bが仮カシメ部8の長手方向に対して傾斜した直線又は円弧であってもよい。図中に示す矢印は仮カシメ部8を取り外し際に仮カシメ部8に対して力を加える方向を意味する。
上記実施形態においては、仮カシメ部8の本体部に仮カシメ8aのみが形成されている場合を例示したが、軸孔12又はボルト孔13に設ける仮カシメ部8の本体部に張り具合を調整する張り調整部を形成してもよい。図16(a)に示すように、仮カシメ部8に開口8dを設けることによって仮カシメ部8の張り具合を緩和することができる。これとは逆に図16(b)に示すように、仮カシメ部8に叩き又はコイニング8eを施すことによって仮カシメ部8の張り具合を強くすることができる。
上述の開口8dは仮カシメ部8を除去する際に利用してもよい。例えば、この開口8dに棒状のツールを挿入し、このツールを介して仮カシメ部8に対して所定の方向に力を加えてもよい。仮カシメ部8の除去を容易にするための構成は開口に限られず、図17(a)及び(b)に示すように仮カシメ部8の本体部の側面に凹み8fを適宜設けてもよい。
本実施形態においては、積層体20の磁石挿入孔15に樹脂材料16を充填することによって最終的に締結する場合を例示したが、磁石挿入孔15の他に樹脂を充填するための孔を別途設け、これに樹脂材料16を充填することによって積層体20の締結を補強してもよい。また、樹脂材料16と、他の締結手段(溶接及び接着など)とを併用してもよい。加工体WRのひずみを解消するために焼鈍を実施する場合、焼鈍は適切なタイミングで実施すればよい。例えば、樹脂材料16によって積層体20を一体化させる場合は樹脂材料16の充填に先立って焼鈍を実施すればよいし、溶接を併用する場合には溶接後にも焼鈍を実施してもよい。
上記実施形態は、1枚の被加工板Wから加工体WRを打抜き加工する場合を例示したが、複数の被加工板Wを重ね合せて加工体WRを打ち抜くようにしてもよい。この場合、複数の被加工板Wを併用する場合、種類、厚さ及び/又は幅が異なるものを組み合わせて使用してもよい。更に、1つの被加工板Wから加工体WR及び固定子用の加工体の両方を打ち抜いてもよい。
8…仮カシメ部、8a…仮カシメ、8b…当接部、8c…幅拡大部、8d…開口(張り調整部)、8e…叩き又はコイニング(張り調整部)、8f…凹み、8h…貫通孔、10…積層体、12…軸孔、12A…開口部、12a…開口、12b…凸状キー、12c…凹状キー、12d…凹部、13…ボルト孔、15…磁石挿入孔、16…樹脂材料、20…積層体、22…開口部、22A,22B…貫通孔、22a…開口、22b…凸部、22c…先端部、22d…開口拡張部、25…貫通孔、MR…電磁鋼板、R…積層鉄心、W…被加工板、WR…加工体。

Claims (12)

  1. 仮カシメを有する複数の加工体が積層され且つ前記仮カシメによって互いに締結されている積層鉄心用積層体であって、
    前記仮カシメを有する前記加工体は、
    略円形の開口部と、
    前記仮カシメと、前記開口部の内周面と当接する複数の当接部とを有し且つ前記開口部を複数の貫通孔に区画するように当該加工体に設けられた仮カシメ部と、
    を備え、
    前記開口部の中心から前記当接部までの距離の最大値は当該中心から前記内周面までの距離の最大値よりも小さい、積層鉄心用積層体。
  2. 前記略円形の開口部は、円形の開口と、当該開口の周方向に並ぶように形成された複数の凹部とによって構成されている、請求項1に記載の積層体。
  3. 前記当接部は前記凹部に隣接している、請求項2に記載の積層体。
  4. 前記略円形の開口部は、円形の開口と、当該開口の周方向に並ぶように形成された複数の凸部とによって構成されている、請求項1に記載の積層体。
  5. 前記当接部は前記凸部の先端部に設けられている、請求項4に記載の積層体。
  6. 前記略円形の開口部は、前記凸部の基端部に開口拡張部を更に有する、請求項4又は5に記載の積層体。
  7. 前記当接部は、前記開口部の中心を中心とする円の円弧をなすように形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の積層体。
  8. 前記仮カシメ部は、当該仮カシメ部の張り具合を調整する張り調整部を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の積層体。
  9. 前記開口部は、積層鉄心においてシャフト挿入用の軸孔となる部分である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の積層体。
  10. 前記開口部は、積層鉄心においてボルト挿入用の孔となる部分である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の積層体。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の積層体の製造方法であって、
    (a)前記仮カシメを有する前記加工体を被加工板から打ち抜く工程と、
    (b)複数の前記加工体を積み重ね、これらを前記仮カシメによって一体化させる工程と、
    を備える、積層体の製造方法。
  12. (c)請求項11に記載の製造方法によって製造された積層体を樹脂材料、溶接、接着又はこれらを併用して締結する工程と、
    (d)前記積層体から仮カシメ部を取り外す工程と、
    を備える、積層鉄心の製造方法。
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