JP2016178687A - 無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ャネルの値と第2の無線チャネルの値とが一致しない第2の場合に、単一接続状態を形成する。従って、無線通信装置は、第1の無線チャネルの値と第2の無線チャネルの値とが一致するのか否かに応じて、適切な接続状態を形成し得る。
バイスとの第1種の接続を切断した後に、他のデバイスとの第1種の接続が確立されるべき状況(以下では「対象の状況」と呼ぶ)において、状態決定処理で無線通信装置が親局状態で動作すべきことを決定し易い。従って、無線通信装置は、対象の状況において、他のデバイスとの第1種の接続を適切に確立し得る。
接続を適切に確立し得る。
(システムの構成)
図1に示されるように、通信システム2は、アクセスポイント(以下では「AP」と呼ぶ)4と、PC6と、携帯端末8と、プリンタ10(PC6、携帯端末8等の周辺機器)と、を備える。携帯端末8とプリンタ10とは、それぞれ、後述のWi−Fi Directに従った無線通信機能を実行可能である。なお、以下では、Wi−Fi Directのことを「WFD」と呼び、WFDに従った接続のことを「WFD接続」と呼ぶ。プリンタ10は、携帯端末8とのWFD接続を確立可能であり、これにより、WFDネットワークが構築される。この結果、携帯端末8とプリンタ10とは、印刷データ等の通信対象の対象データの無線通信を実行可能になる。
とができる。これにより、携帯端末8のユーザは、AP4を介さずに、プリンタ10に印刷を実行させることができる。このように、本実施例では、非WFDネットワークが定常的に構築されるべきネットワークであり、WFDネットワークが一時的に構築されるべきネットワークである状況を想定している。
プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、無線インターフェイス18と、制御部20と、を備える。上記の各部12〜20は、バス線(符号省略)に接続されている。操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作して、様々な指示をプリンタ10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、制御部20からの指示に従って印刷を実行する。
PC6は、WFDに従った無線通信機能を実行不可能である。ただし、変形例では、PC6は、WFDに従った無線通信機能を実行可能であってもよい。PC6は、AP4との非WFD接続を確立することができる。PC6は、図示省略のCPU、メモリ、ディスプレイ等を備える。PC6のメモリは、プリンタ10のためのプリンタドライバプログラムを格納している。PC6のCPUは、プリンタドライバプログラムを利用して、印刷対象の印刷データを生成することができる。プリンタ10とAP4との間に非WFD接続が確立されていると共に、PC6とAP4との間に非WFD接続が確立されている状態では、PC6は、AP4を介して、印刷データをプリンタ10に無線で送信可能である。
携帯端末8は、可搬型の端末であり、例えば、スマートフォン、PDA端末、ノートPC、タブレットPC等を含む。携帯端末8は、WFDに従った無線通信機能を実行可能である。携帯端末8は、プリンタ10とのWFD接続を確立可能である。携帯端末8は、図
示省略のCPU、メモリ、ディスプレイ等を備える。携帯端末8のメモリは、プリンタ10のためのプリンタドライバプログラムを格納している。携帯端末8のCPUは、プリンタドライバプログラムを利用して、印刷対象の印刷データを生成することができる。プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続が確立されている状態では、携帯端末8は、AP4を介さずに、印刷データをプリンタ10に無線で送信可能である。
WFDは、Wi−Fi Allianceによって策定された規格である。WFDは、Wi−Fi Allianceによって作成された「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。
sponse信号等の物理層のデータ等)の無線通信を実行可能であるが、WFDネットワークを介して対象データ(印刷データ等)の無線通信を実行不可能である。
続いて、プリンタ10によって実行される処理の内容について説明する。まず、図2を参照して、デバイス状態のプリンタ10によって実行されるWFD接続処理の内容を説明する。ユーザが予め決められているWFD接続指示を操作部12に入力する場合に、制御部20は、図2のWFD接続処理を開始する。
比較的に小さいデフォルトのIntent値が設定される。従って、S12では、第1の接続部30は、通常、プリンタ10のIntent値「2」を、携帯端末8に送信する。ただし、後述の図3のS60では、プリンタ10のIntent値が「14」に変更される。プリンタ10のIntent値が「14」に変更された直後のS12では、第1の接続部30は、プリンタ10のIntent値「14」を、携帯端末8に送信する。
ンを実行して、携帯端末8とのWFD接続を確立する。なお、S12において、プリンタ10がG/Oになるべきことが決定された場合には、第1の接続部30は、G/O状態用のWPSネゴシエーションを実行する。一方において、S12において、プリンタ10がクライアントになるべきことが決定された場合には、第1の接続部30は、クライアント状態用のWPSネゴシエーションを実行する。
G/O状態用のWPSネゴシエーションでは、第1の接続部30は、WFD接続を確立するために必要な無線プロファイル(SSID、認証方式、暗号化方式、パスワード等)を示すデータを生成する。なお、認証方式及び暗号化方式は、予め決められている。また、第1の接続部30は、S22の処理の際にパスワードを生成する。なお、SSIDは、S22の処理の際に、第1の接続部30によって生成されてもよいし、予め決められていてもよい。続いて、第1の接続部30は、S13で決定されたWFDチャネル値Vwfdを利用して、無線プロファイルを示すデータを、携帯端末8に送信する。
一方において、クライアント状態用のWPSネゴシエーションでは、第1の接続部30は、S13で受信されたWFDチャネル値Vwfdを利用して、無線プロファイルを示すデータを、携帯端末8から受信する。次いで、第1の接続部30は、無線プロファイルを利用して、上記の特定の無線通信を、携帯端末8と実行する。これにより、プリンタ10及び携帯端末8の間にWFD接続が確立される。
るように、WFDチャネル値Vwfdを利用して、携帯端末8とのWFD接続を確立する。S22が終了すると、図2のWFD接続処理が終了する。
態用のWPSネゴシエーションを実行する。これにより、第1の接続部30は、S19で受信されたWFDチャネル値Vwfdを利用して、携帯端末8とのWFD接続を確立する。AP4との非WFD接続が既に確立されているために、AP4との非WFD接続と、携帯端末8とのWFD接続と、の両方が確立されている状態が形成される。これにより、図2のWFD接続処理が終了する。
続いて、図3を参照して、プリンタ10によって実行される非WFD接続処理の内容を説明する。ユーザが予め決められている非WFD接続指示を操作部12に入力する場合に、制御部20は、図3の非WFD接続処理を開始する。
用して、認証のための通信をAP4と実行する。ここで実行される通信では、第2の接続部32は、認証方式、暗号化方式、パスワード等のデータを、AP4に送信する。これにより、AP4は、認証方式、暗号化方式、パスワード等の認証を実行して、認証が成功すれば、認証成功を示すデータを、プリンタ10に送信する。これにより、プリンタ10とAP4との間に非WFD接続が確立される。この結果、プリンタ10(即ち第2の接続部32)は、非WFDチャネル値Vapを利用して、AP4を介して、通信対象の対象データ(印刷データ等)の通信をPC6と実行することができる。S62が終了すると、図3の非WFD接続処理が終了する。
続いて、図4〜図6を参照して、各機器4,8,10が実行する処理の様々なケースについて説明する。なお、図4〜図6のシーケンスは、プリンタ10が図2及び図3のフローチャートに従って処理を実行することによって実現される。
図4のケースA1は、プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続を確立させ、その後、プリンタ10とAP4との間に非WFD接続を確立させるケースを示す。ケースA1は、さらに、WFD接続において、プリンタ10がG/Oになるべきことが決定されるケースを示す。
ョンを実行する(図2のS12)。ここでは、プリンタ10のIntent値として「2」が利用される。例えば、携帯端末8のIntent値が「1」である場合には、プリンタ10は、G/Oネゴシエーションにおいて、プリンタ10がG/Oになるべきことを決定する。次いで、プリンタ10は、WFDチャネル値Vwfd(具体的には「11ch」)を決定し(S13)、決定済みのWFDチャネル値Vwfdを利用して、G/O状態用のWPSネゴシエーションを実行する(S22)。これにより、プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続が確立される。
図5のケースB1は、プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続を確立させ、その後、プリンタ10とAP4との間に非WFD接続を確立させるケースを示す。ケースB1は、さらに、WFD接続において、プリンタ10がクライアントになるべきことが決定されるケースを示す。
接続状態が形成される。
ンタ10のIntent値として、比較的に大きい値「14」が利用されるために、通常、プリンタ10がG/Oになるべきことが決定される。次いで、プリンタ10は、WFDチャネル値Vwfdを、非WFD接続で現在利用されている非WFDチャネル値Vapに一致する値に決定する(S18)。次いで、プリンタ10は、決定済みのWFDチャネル値Vwfdを利用して、G/O状態用のWPSネゴシエーションを実行する(S22)。これにより、プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続が確立される。この結果、両方接続状態が形成される。
図6のケースCは、プリンタ10とAP4との間に非WFD接続を確立させ、その後、プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続を確立させるケースを示す。
/Oになるべきことが決定される場合には、プリンタ10は、図2のS16でYESと判断し、WFDチャネル値Vwfdを、非WFD接続で現在利用されている非WFDチャネル値Vapに一致する値に決定する(S18)。次いで、プリンタ10は、決定済みのWFDチャネル値Vwfdを利用して、G/O状態用のWPSネゴシエーションを実行する(S22)。これにより、プリンタ10と携帯端末8との間にWFD接続が確立される。この結果、両方接続状態が形成される。
10は、WFD接続を確立することができないことを示す情報を、表示部14に表示させる(S24)。この場合、プリンタ10は、WFD接続を確立しない。この結果、単一接続状態が形成される。
図4及び図5のケースA1,B1に示されるように、プリンタ10は、WFD接続が確立されている状態で、非WFD接続が確立されるべき状況において、WFDチャネル値Vwfdと非WFDチャネル値Vapとが一致する場合に、両方接続状態を形成する。これにより、プリンタ10は、WFD接続を利用して、携帯端末8から印刷データを受信することができると共に、非WFD接続を利用して、PC6からAP4を介して印刷データを受信することができる。なお、プリンタ10は、無線インターフェイス18の構成上、異なる2個のチャネル値を利用して、適切な無線通信を実行することができない。従って、プリンタ10は、WFD接続が確立されている状態で、非WFD接続が確立されるべき状況において、WFDチャネル値Vwfdと非WFDチャネル値Vapとが一致しない場合に、WFD接続を切断して、非WFD接続のみが確立されている単一接続状態を形成する。これにより、プリンタ10は、非WFD接続を利用して、PC6からAP4を介して印刷データを適切に受信することができる。特に、プリンタ10は、定常的に確立されるべき非WFD接続を優先して、単一接続状態を形成する。このために、プリンタ10及びPC6が設置されている環境(例えば上記の特定の会社内)において、PC6のユーザが、プリンタ10で印刷を実行させることができないという事象が発生するのを抑制することができる。本実施例によると、プリンタ10は、適切な接続状態を形成することができる。
プリンタ10、携帯端末8、AP4が、それぞれ、「無線通信装置」、「第1のデバイス」、「第2のデバイス」の一例である。G/O状態、クライアント状態、デバイス状態が、それぞれ、「親局状態」、「子局状態」、「特定状態」の一例である。G/Oネゴシエーションが、「状態決定処理」の一例である。Intent値「2」、Intent値「14」が、それぞれ、「第1の設定値」、「第2の設定値」の一例である。WFD接続、非WFD接続が、それぞれ、「第1種の接続」、「第2種の接続」の一例である。WFDチャネル値Vwfd、非WFDチャネル値Vapが、それぞれ、「第1の無線チャネルの値」、「第2の無線チャネルの値」の一例である。図4及び図5のケースA1,B1が、「前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されている状態で、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されるべき前記特定の状況」の一例である。図6のケースCが、「前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されている状態で、前記第1
のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき前記特定の状況」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、図3のS60の処理の内容が、第1実施例とは異なる。S60において、第1の接続部30は、プリンタ10を自律G/Oモードに設定する。自律G/Oモードは、G/O状態で動作することをプリンタ10に維持させるモードである。従って、S60の段階ではWFD接続が確立されていないが、プリンタ10は、G/O状態に設定されている。この段階では、プリンタ10が管理している管理リストには、クライアント状態の機器の識別情報が記述されていない。
本実施例では、図5のケースB1の代わりに、図7のケースB2が実現される。単一接続状態が形成されるまでの各処理は、図5のケースB1と同様である。ただし、上述したように、プリンタ10は、図3のS60において、プリンタ10を自律G/Oモードに設定する。なお、S60では、プリンタ10(即ち第1の接続部30)は、WFDチャネル値Vwfdを、非WFDチャネル値Vapに一致する値に決定する(フローチャート図示省略)。
図7のケースB2に示されるように、プリンタ10は、WFDチャネル値Vwfdと非WFDチャネル値Vapとが一致しない場合に、プリンタ10を自律G/Oモードに設定する。この結果、プリンタ10は、携帯端末8から接続要求を受信すると、WFD接続を適切に確立することができ、この結果、両方接続状態を適切に形成することができる。本実施例では、自律G/Oモードが「特定のモード」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、図2のS48の処理の内容が、第1実施例とは異なる。上述したように、S50では、WFDチャネル値Vwfdが、非WFDチャネル値Vapに一致する値に設定されるために、WFDチャネル値Vwfdが変更され得る。S48では、通知部36は、変更後のWFDチャネル値Vwfd(即ち、非WFDチャネル値Vapに一致する値)を、携帯端末8に通知(即ち送信)する。
本実施例では、図4のケースA1の代わりに、図8のケースA2が実現される。単一接続状態が形成されるまでの各処理は、図4のケースA1と同様である。ただし、上述したように、プリンタ10は、図2のS48において、変更後のWFDチャネル値Vwfdを
、携帯端末8に通知(即ち送信)する。なお、プリンタ10は、WFDチャネル値Vwfdを変更してWFD接続を切断しても(S50)、G/O状態を所定期間維持する(フローチャート図示省略)。
図8のケースA2に示されるように、プリンタ10は、WFDチャネル値Vwfdと非WFDチャネル値Vapとが一致しない場合に、変更後のWFDチャネル値Vwfdを携帯端末8に通知する。この結果、携帯端末8は、変更後のWFDチャネル値Vwfdを利用して、接続要求をプリンタ10に送信することができる。従って、プリンタ10は、携帯端末8から接続要求を受信すると、WFD接続を適切に確立することができ、この結果、両方接続状態を適切に形成することができる。
えて、第1の接続部30は、プリンタ10のIntent値が、携帯端末8のIntent値よりも小さい場合に、プリンタ10がG/Oになるべきことを決定してもよい。上記の実施例では、「第2の設定値」が「第1の設定値」よりも大きい値であるが、本変形例では、「第2の設定値」が「第1の設定値」よりも小さい値であってもよい。
Claims (16)
- 無線ネットワークの親局として機能する親局状態と、前記無線ネットワークの子局として機能する子局状態と、を含む複数の状態のうちのいずれかの状態で選択的に動作可能な無線通信装置であって、
他のデバイス及び前記無線通信装置のうちの一方が前記親局状態で動作すべきことを決定すると共に、前記他のデバイス及び前記無線通信装置のうちの他方が前記子局状態で動作すべきことを決定する状態決定処理を実行して、前記無線通信装置が前記状態決定処理で決定された状態で動作するように、前記他のデバイスとの第1種の接続を確立する第1の接続部であって、第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき場合に、第1の無線チャネルを利用して、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を確立する前記第1の接続部と、
他のデバイスとの第2種の接続を確立する第2の接続部であって、前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されるべき場合に、第2の無線チャネルを利用して、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続を確立する前記第2の接続部と、を備え、
前記第1の接続部及び前記第2の接続部は、
前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続のうちの一方の接続が確立されている状態で、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続のうちの他方の接続が確立されるべき特定の状況では、
前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致する第1の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続の両方が確立されている両方接続状態を形成し、
前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致しない第2の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続のうちの1個の特定の接続のみが確立されている単一接続状態を形成する、無線通信装置。 - 前記1個の特定の接続は、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続である、請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記特定の状況は、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されている状態で、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されるべき状況であり、
前記第1の接続部は、前記第2の場合に、現在確立されている前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を切断し、
前記第2の接続部は、前記第2の場合に、前記1個の特定の接続である前記第2のデバイスとの前記第2種の接続を確立する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部は、前記第2の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続で現在利用されている前記第1の無線チャネルの値を、前記第2の無線チャネルの値に変更することによって、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を切断する、請求項3に記載の無線通信装置。
- 前記無線通信装置は、さらに、
前記第2の場合に、前記第2の無線チャネルの値を前記第1のデバイスに通知する通知部を備える、請求項4に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部は、
前記第2の場合であり、かつ、前記無線通信装置の現在の状態が前記親局状態である
場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続で現在利用されている前記第1の無線チャネルの値を、前記第2の無線チャネルの値に変更することによって、前記第1種の接続を切断し、
前記第2の場合であり、かつ、前記無線通信装置の現在の状態が前記子局状態である場合に、前記無線通信装置の現在の状態を、前記子局状態から、前記親局状態及び前記子局状態とは異なる特定状態に変更することによって、前記第1種の接続を切断する、請求項4又は5に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部は、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されていない状態で、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき状況では、前記無線通信装置が保存する第1の設定値と、前記第1のデバイスが保存する設定値と、を比較することによって、前記状態決定処理を実行し、
前記第1の接続部は、さらに、前記第2の場合に、前記無線通信装置が保存する設定値を、前記第1の設定値から、前記第1の設定値と比べて前記状態決定処理において前記無線通信装置が前記親局状態で動作すべきことが決定され易い第2の設定値に変更し、
前記第1の接続部は、前記第2の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を切断した後に、他のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき状況では、前記無線通信装が保存する前記第2の設定値と、前記他のデバイスが保存する設定値と、を比較することによって、前記状態決定処理を実行する、請求項3から6のいずれか一項に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部は、さらに、前記第2の場合に、前記無線通信装置が前記親局状態で動作することを維持するための特定のモードに前記無線通信装置を設定し、
前記第1の接続部は、前記第2の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を切断した後に、他のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき状況では、前記状態決定処理を実行せずに、前記無線通信装置が前記親局状態で動作することを維持する、請求項3から6のいずれか一項に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部及び前記第2の接続部は、前記第2の場合に、現在確立されている前記一方の接続を切断して、前記1個の特定の接続である前記他方の接続を確立することによって、前記単一接続状態を形成する、請求項1から8のいずれか一項に記載の無線通信装置。
- 前記無線通信装置は、さらに、
前記特定の状況では、前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致するのか否かを判断するチャネル判断部を備え、
前記第1の接続部及び前記第2の接続部は、
前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致すると判断される前記第1の場合に、前記両方接続状態を形成し、
前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致しないと判断される前記第2の場合に、前記単一接続状態を形成する、請求項1から9のいずれか一項に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部及び前記第2の接続部は、前記第2の場合に、前記一方の接続で現在利用されている無線チャネルの値を、前記他方の接続で利用されるべき無線チャネルの値に変更することによって、現在確立されている前記一方の接続を切断して、前記1個の特定の接続である前記他方の接続を確立することによって、前記単一接続状態を形成する、請求項1から10のいずれか一項に記載の無線通信装置。
- 前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されている状態で、前記第2のデバイ
スとの前記第2種の接続が確立されるべき前記特定の状況では、前記第2の場合に、
前記第1の接続部は、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を切断し、
前記第2の接続部は、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続を確立し、
前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されている状態で、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき前記特定の状況では、前記第2の場合に、
前記第1の接続部は、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を確立せず、
前記第2の接続部は、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続を維持する、請求項1から11のいずれか一項に記載の無線通信装置。 - 前記第1の接続部は、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されていない状態で、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき状況では、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を確立し、
前記第2の接続部は、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されていない状態で、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されるべき状況では、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続を確立する、請求項1から12のいずれか一項に記載の無線通信装置。 - 前記第2のデバイスは、アクセスポイントである、請求項1から13のいずれか一項に記載の無線通信装置。
- 前記第2の無線チャネルの値は、前記アクセスポイントによって決定される値である、請求項14に記載の無線通信装置。
- 無線ネットワークの親局として機能する親局状態と、前記無線ネットワークの子局として機能する子局状態と、を含む複数の状態のうちのいずれかの状態で選択的に動作可能な無線通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記無線通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
他のデバイス及び前記無線通信装置のうちの一方が前記親局状態で動作すべきことを決定すると共に、前記他のデバイス及び前記無線通信装置のうちの他方が前記子局状態で動作すべきことを決定する状態決定処理を実行して、前記無線通信装置が前記状態決定処理で決定された状態で動作するように、前記他のデバイスとの前記第1種の接続を確立する第1の接続処理であって、第1のデバイスとの前記第1種の接続が確立されるべき場合に、第1の無線チャネルを利用して、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続を確立する前記第1の接続処理と、
他のデバイスとの第2種の接続を確立する第2の接続処理であって、前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとの前記第2種の接続が確立されるべき場合に、第2の無線チャネルを利用して、前記第2のデバイスとの前記第2種の接続を確立する前記第2の接続処理と、を実行させ、
前記第1の接続処理及び前記第2の接続処理では、
前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続のうちの一方の接続が確立されている状態で、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続のうちの他方の接続が確立されるべき特定の状況では、
前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致する第1の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続の両方が確立されている両方接続状態を形成し、
前記第1の無線チャネルの値と前記第2の無線チャネルの値とが一致しない第2の場合に、前記第1のデバイスとの前記第1種の接続及び前記第2のデバイスとの前記第2種の接続のうちの1個の特定の接続のみが確立されている単一接続状態を形成する、コンピュータプログラム。
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