JP2016178038A - 回転入力装置 - Google Patents

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剛 白坂
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Abstract

【課題】回転操作ノブの操作荷重、クリックピッチ、回転操作ノブの大きさ等を簡単に変更でき、回転操作ノブの洗浄も簡単に行える汎用の回転入力装置を提供する。【解決手段】回転入力装置1は、基台となるケース部材と、複数の磁気吸引部となる外方突出部13a、14aが周方向に所定間隔をおいて設けられた第1の磁性体11と、第1の磁性体11の外方突出部13a、14aと対向するように複数の磁気吸引部となる内方突出部21aが周方向に所定間隔をおいて設けられた第2の磁性体21と、前記ケース部材に着脱自在に取付けられ、前記各磁性体11、21を相対的に回転させる回転操作ノブ20を有し、前記各磁性体11、21の一方はケース部材に取り付けられ、他方は回転操作ノブ20に取り付けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、回転操作ノブを回転操作したときにクリック感触が得られる回転入力装置に関する。
従来より、多くの産業分野に用いられている電子機器において、回転操作ノブを回転操作したときにクリック感触が得られる回転入力装置を使用したものがある。
この回転入力装置は回転操作ノブを間欠的に回転操作できることから、回転操作ノブの回転量を予め定められた所定の間隔に即して回転操作可能となっている。
特許文献1にはクリック感触が得られるダイヤル操作具が開示されている。このダイヤル操作具は、基台に取り付けられた磁性体からなる環状体と、この環状体に対向して回転自在に基台に支持された磁性体からなる回転体を有し、回転体には操作ノブが取り付けられている。
特開2006−244885号公報
近年、医療機器分野において、回転操作ノブの回転操作にクリック感触を得ることができる回転入力装置を備えた電子機器が使用されるようになってきている。
この電子機器においては、回転入力装置の回転操作ノブの操作荷重や回転操作ノブのクリックピッチは予め所定のものに決められている。
従って、回転操作ノブの操作荷重が違うもの、または回転操作ノブのクリックピッチが違うものを使用したい時はその仕様を満足する専用の回転入力装置を備えた電子機器を使用しなければならない。
また、上記電子機器の回転入力装置はその機器の専用となっているため、回転入力装置の回転操作ノブの大きさも所定の大きさに決められている。従って、回転操作ノブの大きさが手のひらが大きい操作者には適合する大きさのものであっても、その回転操作ノブは手のひらが小さい操作者には扱いづらいものである。
また、医療機器分野に使用されている電子機器においては、その電子機器を使用する毎に洗浄する必要があり、特に操作者が頻繁に触れる回転操作ノブの部分は、より丁寧に洗浄する必要がある。
そこで、回転操作ノブの回転操作荷重、クリックピッチ、回転操作ノブの大きさを簡単に調整交換でき、回転操作ノブの洗浄も簡単に行える汎用の回転入力装置の提供が望まれている。
上記特許文献1に開示されている技術において、回転操作ノブの回転操作の操作荷重の調整、そして回転操作ノブのクリックピッチの調整を行うには、上記環状体、上記回転体、そして上記回転操作ノブ及びそれらに関係している部品を全て分解する必要がある。そして、所望の操作荷重、クリンクピッチ等、その仕様に合った新しい環状体、そして新しい回転体に交換し、再度それらの部品を組み直す必要があり、調整交換作業は煩雑である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、回転操作ノブの操作荷重、クリックピッチ、回転操作ノブの大きさ等を簡単に変更でき、回転操作ノブの洗浄も簡単に行える汎用の回転入力装置を提供することを目的としている。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明は基台と、複数の磁気吸引部が周方向に所定間隔をおいて設けられた第1の磁性体と、前記第1の磁性体の各磁気吸引部と対向するように複数の磁気吸引部が周方向に所定間隔をおいて設けられた第2の磁性体と、前記基台に着脱自在に取付けられ、前記各磁性体を相対的に回転させる回転操作ノブを有し、前記各磁性体の一方は前記基台に取り付けられ、他方は前記回転操作ノブに取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、回転操作ノブの交換だけで、クリック感触等が異なる複数の機能を持った汎用性に優れた回転入力作業を提供できる。
好適には、前記回転操作ノブは前記他方の磁性体の回転軸において凹凸嵌合により前記基台に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
この構成によれば、回転入力装置の他の構成部品に影響を与えることなく、回転操作ノブの着脱を簡単に行うことができる。
好適には、前記回転操作ノブは回転軸を軸中心として回転可能に配置され、前記第1の磁性体の各磁気吸引部は前記回転軸を中心に外方に向かって突出する外方突出部により形成され、前記第2の磁性体の各磁気吸引部は前記第1の磁性体の各外方突出部よりも外周に位置し、前記各外方突出部に対向するように内方に向かって突出する内方突出部により形成されている。
この構成によれば、第1の磁性体の内方に第2の磁性体を収納する状態となり、コンパクト化を図ることができる。
好適には、前記第1の磁性体と前記第2の磁性体の少なくとも一方は、相互に対向する上下対向面がS極とN極に着磁された磁石と、前記磁石の前記上下対向面を上下方向から挟持する一対のヨークを有し、前記一対のヨークにはそれぞれ周方向に複数の磁気吸引部が設けられ、前記回転操作ノブは回転軸において同軸状に形成された突起部を有し、前記突起部は前記基台に形成された凹部に着脱自在に嵌合されることを特徴とする。
この構成によれば、クリック感触が良好であり、且つ回転操作ノブを簡単に交換できる回転入力装置を提供できる。
本発明によれば、回転操作ノブの操作荷重、クリックピッチ、回転操作ノブの大きさを簡単に変更でき、回転操作ノブの洗浄も簡単に行える汎用に優れた回転入力装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る回転入力装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る回転入力装置を示す正面図である。 本発明に係る実施形態の回転入力装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転入力装置の分解斜視図である。 図2のV−V線で切断した断面図である。 図2のVI−VI線で切断した断面図である。 第1の磁性体と第2の磁性体とを相対的に回転動作させる初期状態の規定位置を示す断面図である。 図5のA部における第1の磁性体及び第2の磁性体の磁束の流れを示す説明図である。 第2の磁性体を規定位置から回転動作させたときの磁気吸引力を示す断面図である。 さらに、第2の磁性体を規定位置から回転動作させたときの磁気吸引力を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る回転入力装置1は、回転操作ノブ20の回転入力操作を行う操作者にクリック感触を与える機構を備えている。回転入力装置1は、民生用電子機器、車載用電子機器、そして医療機器に使用される電子機器の入力操作機構として使用される。
回転入力装置1は、回転操作ノブ20を所定の回転位置からの回転角度を変えることにより、異なる操作情報を出力するようになっている。すなわち、回転入力装置1は、回転操作ノブ20の回転角度を検出する回転検出部50を備え、回転検出部50で検出された回転角度情報を電子機器等へ出力する。
なお、回転検出部50は、回転角度を検出するものだけでなく、例えば、回転方向や回転速度を検出する態様のものであってもよい。
図2〜図5に示すように、回転操作ノブ20は、回転軸に同軸状に形成された突起部となる軸部20aと、軸部20aと同心円状に形成された円筒状の操作部20bを有する。
回転操作ノブ20はある程度の硬度を有するシリコン系の材料で成形され、軸部20aと操作部20bは回転操作ノブ20の成形時に一体に成形されている。回転操作ノブ20は、回転操作ノブ20を支持する基台であるケース部材40に取り付けられる構造となっている。
ケース部材40の内部には、回転操作ノブ20の回転角度を検出する回転検出部50を構成する回転角度センサ52が配設されている。また、ケース部材40の内部には回転角度センサ52と対向するように回転角度検出用磁石51が同軸状に配設されている。
回転角度検出用磁石51には回転操作ノブ20の軸部20aの回転を伝える連結軸60が設けられている。
そして、連結軸60には環状の軸受アダプタ70が同軸状に一体的に取り付けられている。軸受アダプタ70はケース部材40に固定された環状基台71に一対のベアリング45、45を介して回転自在に取り付けられている。ベアリング45、45は環状基台71に設けた環状突部73と軸受アダプタ70の下端に形成したフランジ部70Aと軸受アダプタ70に嵌合して取り付けられた環状のストッパ部材72により、軸方向に移動しないように環状基台71と軸受アダプタ70間に取り付けられている。
回転操作ノブ20の軸部20aは軸受アダプタ70に同軸状に形成された凹部70Bに着脱自在に圧入嵌合されるようになっている。回転操作ノブ20の軸部20aを凹部70Bに嵌合させることにより、回転操作ノブ20はケース部材40と一体な環状基台71にベアリング45、45を介して回転自在に取り付けられる。
回転操作ノブ20の操作部20bはシリコン系の材料で成形されているので、操作部20bを操作者が手で掴んで操作する際、滑らずに操作を行うことができ、その保持状態も安定したものとなり、操作部20bを所望の角度に正確に回転操作することができる。
また、軸部20aもシリコン系の材料で成形されているので、凹部70Bへ圧入にて嵌合することができ、その取り付け状態は安定したものとなる。従って、回転操作ノブ20の回転操作を確実に行うことができる。
また、軸部20aの外周面に軸方向に延びる突条部を周方向に複数形成するとともに、凹部70Bの内周面に突条部と嵌合する切込部を形成し、軸部20aと凹部70Bをスプライン結合するようにすれば、回転操作ノブ20の回転操作をより確実なものとすることができる。なお、軸部20aと凹部70Bをスプライン結合しても、軸部20aを凹部70Bの軸方向に動かす動作には影響はなく、回転操作ノブ20をスムーズに取り外すことができる。
クリック感触発生部10は、回転操作ノブ20の操作部20bと軸部20aとの間に位置するように配設されている。クリック感触発生部10は、第1の磁性体11と第2の磁性体21とを相対的に回転動作可能となるように配設したものである。
第1の磁性体11は一対のヨーク13、14を有し、これら各ヨーク13、14には半径方向外方に向かって突出した磁気吸引部となる複数個の外方突出部13a、14aが周方向に沿って設けられている。また、第1の磁性体11は上下にS極とN極が着磁された磁石12を有し、一対のヨーク13、14は磁石12を上下方向から挟持する形となっている。
磁石12は、環状に成形された永久磁石であり、相互に対向する対向面12a、12bが上下に配され、上下対向面12a、12bは上述のようにS極とN極に着磁されている。一対のヨーク13、14は、環状に成形された磁性材であり、本実施形態では鉄材が使用されている。
図6にも示すように、ヨーク13の外周には、上述したように磁気吸引部となる外方突出部13aが16個形成されている。ヨーク14の外周には、同様に、磁気吸引部となる外方突出部14aが16個形成されている。
そして、第1の磁性体11は、ヨーク13、14の外方突出部13a、14aが上下方向に重なるように環状基台71の外周に磁石12を挟んで嵌着されている。一対のヨーク13、14の外方突出部13a、14aは、磁石12の外径より半径方向外方に向かって突出し、外方突出部13a、14aが形成されていない部分の仮想円の外径は、磁石12の外径と略同一にされている。
第2の磁性体21は、回転操作ノブ20の内側に形成された凹状収納部20Aの内周面に第1の磁性体11と同心となるように嵌合して取り付けられている。第2の磁性体21は環状の磁性材であり、本実施形態では鉄材が使用されている。
第2の磁性体21の内周面には、周方向に沿って磁気吸引部となる複数個の内方突出部21aが形成されている。
複数の内方突出部21aは、第1の磁性体11のヨーク13の外方突出部13a及びヨーク14の外方突出部14aと対向するように図5中上下方向の寸法が長くなっている。
そして、回転操作ノブ20の軸部20aを軸受アダプタ40Bの凹部40Aに嵌合することにより、第1の磁性体11と第2の磁性体21とは同軸且つ非接触で、回転可能に保持される。
第2の磁性体21は回転操作ノブ20の収納部20Aの内周に設けられ、第1の磁性体11との間で磁気吸引が発生する構造となっている。従って、回転操作ノブ20と環状基台71間の取り付け部分に仮に組立誤差が有ったとしても、上述の磁気吸引力でその組立誤差の影響を抑えることができる。従って、回転操作ノブ20の回転操作もスムーズに行うことができる。
次に、図7〜図10に従い、本実施形態の回転入力装置1の作用について説明する。図7は、第1の磁性体11と第2の磁性体21とを相対的に回転動作させる初期状態の規定位置を示す説明図であり、内方突出部21a及び外方突出部13a、14aが対向する回転位置を規定位置として配置されている。図7中の矢印は磁束が流れる方向を示す。
図8中矢印にて示すように、磁石12の磁束が、N極からS極に向かうとすれば、磁束はヨーク14の外方突出部14a、第2の磁性体21の内方突出部21a、及びヨーク13の外方突出部13aを通過する閉ループとなる。このため、第1の磁性体11と第2の磁性体21と間に磁気吸引力が発生し、内方突出部21a及び外方突出部11aが対向する規定位置で安定している。規定位置から回転操作ノブ20の操作部20bを回転操作すると、この磁気吸引力によって操作クリック感触が発生する。
図9に示すように、回転操作ノブ20の操作部20bを反時計回りに回転操作すると、第2の磁性体21が一体に回転し、内方突出部21aは一対のヨーク13、14の外方突出部13a、14aと対向する回転位置から移動する。このとき、磁石12からの磁束は外方突出部13a、14aと内方突出部21aとを通過するように流れているため、図9に示すように、外方突出部13a、14aと内方突出部21aとの間に磁気吸引力を生じており、磁気吸引力が第2の磁性体21の回転を抑制するように作用する。図9中の矢印は磁束が流れる方向を示す。
図10に示すように、回転操作ノブ20の操作部20bをさらに反時計回りに回転操作すると、外方突出部13a、14aと内方突出部21aとが周方向に沿って複数配置されているので、第2の磁性体21の内方突出部21aは、規定位置の隣の外方突出部13a、14aに近づく。そして、規定位置の外方突出部13a、14aに対向する回転位置から離れて、隣の外方突出部13a、14aに近づくと、こちらの外方突出部13a、14aとの間で磁気吸引力を生じて、こちらの外方突出部13a、14aと内方突出部21aとの対向位置まで回転を促進するように作用する。図10中の矢印は磁束が流れる方向を示す。
回転操作ノブ20の回転操作に伴い、外方突出部13a、14aと内方突出部21aとの間の磁気吸引力が、回転を抑制する作用と回転を促進する作用とを繰り返すように作用するため、回転操作ノブ20の操作感触としてクリック感触が得られる。
第1の磁性体11は、上下方向に二極着磁された磁石12の上面と下面(対向面12a、12b)をヨーク13、14で挟持し、このヨーク13、14に外方突出部13a、14aが形成されているものであり、磁石12の磁束を効率的に対向する磁性体に伝えることができる。
これにより、磁気吸引力を高めるとともに、磁気吸引力の変化によって回転操作ノブ20を操作した際に発生するクリック感触を良好にすることができる。
また、内方突出部21a及び外方突出部13a、14aが対向する回転位置を規定位置として、回転操作ノブ20を確実に止めることが可能となる。また、摺動部の摩擦力によってクリック感触を付与する機構と異なり、磁気吸引力によって非接触でクリック感触を付与できるので、操作音が小さくできる。
さらに、強いクリック感触を非接触で発生させることができ、摩耗による劣化の問題が少ない。
本実施形態において、磁石12は、環状に成形された永久磁石であり、相互に対向する対向面12a、12bが上下に配され、且つ、対向面12a、12bを含む上下二極(S極とN極)に着磁されている。
このような磁石12は、相互に対向する対向面12a、12bが上下に配され環状に成形された磁性材料を、上下方向に着磁する着磁装置によって着磁することによって製造することができる。
その形状が単純な円筒形の環状であるとともに、着磁方向が一定方向とされた簡単な構造であり、磁石12を製造することが容易である。
さらに、ヨーク13、14を別部材で形成し、このヨーク13、14に外方突出部13a、14aを形成することは容易である。
さらに、第1の磁性体11は、磁石12の上面と下面をヨーク13、14で挟持するだけで得られるので、複雑な形状の磁石を一体で成形するのに比べて簡単な構造であり、製造することが容易である。
従って、複雑な形状の磁石の成形手段を必要とせず、少しずつ位置をずらして着磁させる等の複雑な着磁手段を必要としないため、クリック感触発生部10のコストを抑えることができる。
本実施形態の回転入力装置1では、回転操作ノブ20を一回転させる場合に16回のクリック感触を得ることができる。
なお、この個数に限定されるものではなく、外方突出部13a、14a及び内方突出部21aの個数や周方向のピッチを変更すれば、一回転させたときのクリック感触の回数や、回転位置によるクリック感触等が変更可能である。
また、外方突出部13a、14a及び内方突出部21a間のクリアランスを変えることにより磁気吸引力を調整することができ、回転操作ノブ20の操作荷重を調整することができる。
また、外方突出部13a、14a及び内方突出部21aの配列間隔またはその形状を変えることにより、回転操作ノブ20の操作荷重やクリックピッチを変えることもでき、回転操作ノブ20のクリック感触を変化させることができる。
以下、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態の回転入力装置1は、基台となるケース部材40と、複数の磁気吸引部となる外方突出部13a、14aが周方向に所定間隔をおいて設けられた第1の磁性体11と、第1の磁性体11の外方突出部13a、14aと対向するように複数の磁気吸引部となる内方突出部21aが周方向に所定間隔をおいて設けられた第2の磁性体21と、前記ケース部材40に着脱自在に取付けられ、前記各磁性体11、21を相対的に回転させる回転操作ノブ20を有し、前記各磁性体11、21の一方はケース部材40に取り付けられ、他方は回転操作ノブ20に取り付けられる構成となっている。
この構成によれば、例えば、回転操作ノブ20の操作荷重を変えたいとき、または回転操作ノブ20のクリックピッチを変えたいとき、または回転操作ノブ20の操作部20bの大きさを変えたいときは、回転操作ノブ20をケース部材40側から取り外し、そして新しい仕様を備えた回転操作ノブ20を再度取り付けるだけで、回転入力装置の機能を変更することができ、汎用性に優れた回転入力装置を提供できる。
また、回転操作ノブ20を簡単に取り外すことができるので、回転操作ノブ20の洗浄作業も容易に行うことができる。また、回転入力装置1の内部に配設されている部品を調整する際にも回転操作ノブ20を簡単に取り外すことができるので、その調整作業も簡単に行うことができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。例えば、上記実施例においては第1の磁性体11と第2の磁性体21が軸部20aを中心に径方向に対向するように構成されているが、軸部20aに沿って上下方向に対向されるようにしてもよい。
本発明は、医療用電子機器の回転入力装置のように回転操作ノブのクリック感触の変更を必要とする電子機器のみならず、民生用電子機器、車載用電子機器等の種々の電子機器に適用が可能である。
1 回転入力装置
11 第1の磁性体
12 磁石
13、14 ヨーク
13a、14a 外方突出部
20 回転操作ノブ
20a 軸部(突起部)
21 第2の磁性体
21a 内方突出部
40 ケース部材(基台)
70B 凹部


Claims (4)

  1. 基台と、
    複数の磁気吸引部が周方向に所定間隔をおいて設けられた第1の磁性体と、
    前記第1の磁性体の各磁気吸引部と対向するように複数の磁気吸引部が周方向に所定間隔をおいて設けられた第2の磁性体と、
    前記基台に着脱自在に取付けられ、前記各磁性体を相対的に回転させる回転操作ノブを有し、
    前記各磁性体の一方は前記基台に取り付けられ、他方は前記回転操作ノブに取り付けられていることを特徴とする回転入力装置。
  2. 前記回転操作ノブは前記他方の磁性体の回転軸において凹凸嵌合により前記基台に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の回転入力装置。
  3. 前記回転操作ノブは回転軸を軸中心として回転可能に配置され、前記第1の磁性体の各磁気吸引部は前記回転軸を中心に外方に向かって突出する外方突出部により形成され、前記第2の磁性体の各磁気吸引部は前記第1の磁性体の各外方突出部よりも外周に位置し、前記各外方突出部に対向するように内方に向かって突出する内方突出部により形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の回転入力装置。
  4. 前記第1の磁性体と前記第2の磁性体の少なくとも一方は、相互に対向する上下対向面がS極とN極に着磁された磁石と、前記磁石の前記上下対向面を上下方向から挟持する一対のヨークを有し、
    前記一対のヨークにはそれぞれ周方向に複数の磁気吸引部が設けられ、
    前記回転操作ノブは回転軸において同軸状に形成された突起部を有し、
    前記突起部は前記基台に形成された凹部に着脱自在に嵌合されることを特徴とする請求項2に記載の回転入力装置。

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