JP2016177842A - 検索装置、検索方法及び検索プログラム - Google Patents

検索装置、検索方法及び検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストすること。【解決手段】本願に係る検索装置は、取得部と、提示部とを備える。取得部は、ウェブコンテンツに関する情報であって過去に入力された検索クエリ以外の情報を含む情報に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報である注目ワードを取得する。提示部は、検索クエリとして入力された情報に対応する所定数の注目情報と、検索クエリの履歴に基づく所定数の検索クエリとを検索クエリの候補として提示する。【選択図】図2

Description

本発明は、検索装置、検索方法及び検索プログラムに関する。
従来、インターネット検索等を行う際にユーザの入力をアシストする技術が提供されている。このような技術を用いた検索装置は、ユーザの現在の入力やそのユーザを含む多数のユーザの過去の入力履歴等に基づいた検索クエリの候補をユーザへ提示することにより、ユーザが検索を行う際の入力をアシストする。
また、特定のサイト内に現われるキーワードに絞って連想したサジェストを行うことを行い、そのサイトに特化したサジェストを行う利点を生かして迅速に適切な検索を行い得るようにする検索サービス装置も提供されている。
特開2013−232220号公報 特開2012−14208号公報 特開2011−118735号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストできるとは限らない。具体的には、そのユーザを含む多数のユーザが過去に入力した検索クエリに基づいて提示される検索クエリの候補が適切であるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストできる検索装置、検索方法及び検索プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る検索装置は、ウェブコンテンツに関する情報であって過去に入力された検索クエリ以外の情報を含む情報に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報を取得する取得部と、検索クエリとして入力された情報に対応する所定数の前記注目情報と、検索クエリの履歴に基づく所定数の検索クエリとを検索クエリの候補として提示する提示部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストできるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る検索アシスト処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る検索アシスト装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る注目ワード記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る検索情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る検索ページの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る検索ページの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る検索アシスト処理手順を示すシーケンス図である。 図8は、変形例に係る注目ワード記憶部の一例を示す図である。 図9は、変形例に係る検索ページの一例を示す図である。 図10は、変形例に係る検索ページの一例を示す図である。 図11は、変形例に係る検索ページの一例を示す図である。 図12は、変形例に係る検索ページの一例を示す図である。 図13は、検索アシスト装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る検索装置、検索方法及び検索プログラムを実現するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る検索装置、検索方法及び検索プログラムが限定されるものではない。以下の各実施形態において、ユーザが検索クエリとして入力する情報が、文字情報である場合を一例として説明する。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する記載は省略される。
〔1.検索アシスト処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る検索アシスト処理の一例について説明する。図1に示すように、検索システム1は、ユーザ端末10と、抽出装置20と、Webサーバ30と、検索アシスト装置100とが含まれる。ユーザ端末10、抽出装置20、Webサーバ30、及び検索アシスト装置100は図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図1に示した検索システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の抽出装置20や、複数台のWebサーバ30や、複数台の検索アシスト装置100が含まれてもよい。
ユーザ端末10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、ユーザ端末10は、ユーザによる操作に従って、検索文字を入力するための検索ページを検索アシスト装置100から取得する。また、ユーザ端末10は、検索ページを介して検索文字を検索クエリとして検索アシスト装置100へ送信する。なお、以下では、ユーザ端末10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザをユーザ端末10と読み替えることもできる。また、以下では、ユーザが検索ページの検索窓に入力した文字を検索文字と称し、実際に検索に用いられた検索文字を検索クエリと称する。
なお、上述したユーザ端末10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
抽出装置20は、主にSNS(Social Networking Service)やミニブログ等でリアルタイムに更新される情報を対象にする検索、いわゆるリアルタイム検索に関するサービスを提供するための情報を抽出する。例えば、抽出装置20は、複数のWebサーバ30からウェブコンテンツに関する情報を取得し、取得したウェブコンテンツに関する情報を解析する。そして、抽出装置20は、ウェブコンテンツに関する情報の解析結果に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報である注目ワードを抽出する。なお、所定期間は、例えば、ウェブコンテンツに関する情報を取得した時点から24時間前までの1日間などであってもよく、目的に応じて適宜設定可能である。
具体的には、抽出装置20は、ウェブコンテンツに関する情報としてSNSサービス等により一般ユーザが更新した情報を収集して、その情報を形態素解析等の種々の技術を用いて解析し、所定期間において注目されている注目ワードの抽出を行う。なお、抽出装置20は、SNSサービス等により一般ユーザが簡易に書き込んだり、ウェブコンテンツに関する情報を引用したりして更新した情報を主な対象とするが、ニュース記事等の一般ユーザ以外が更新する情報も対象としてもよい。また、ここでいう注目ワードとは、いわゆるバズワード等と呼ばれる。
Webサーバ30は、文書や画像が記憶された情報処理装置である。なお、Webサーバ30は、抽出装置20からの要求に応じて抽出装置20にウェブコンテンツに関する情報を送信する。例えば、Webサーバ30は、API等を介してウェブコンテンツに関する情報の取得を要求してきた抽出装置20に対して、Webサーバ30が記憶しているウェブコンテンツに関する情報を提供する。ここで、ウェブコンテンツに関する情報としては、例えば、SNS等で提供されるWebページや、そのWebページにタグ付されているタイトルやカテゴリ等の情報が含まれる。
検索アシスト装置100は、ユーザが入力した検索文字に基づいて検索クエリの候補を提示する検索アシストサービスを提供する検索装置である。この点について、図1を用いて説明する。図1に示した検索アシスト装置100は、ユーザが検索を行う際に入力した検索文字に対応する検索クエリの候補を提示して、ユーザの検索をアシストする検索アシストサービスを提供する。
図1に示すように、抽出装置20は、Webサーバ30からウェブコンテンツに関する情報を取得する(ステップS11)。そして、抽出装置20は、取得したウェブコンテンツに関する情報に基づいて、注目情報である注目ワードを抽出する。なお、抽出装置20は、注目ワードの抽出を、例えば10分おきなど短い間隔で定期的に行う。
続いて、図1に示すように、検索アシスト装置100は、抽出装置20から注目ワードに関する情報を取得する(ステップS12)。なお、検索アシスト装置100は、注目ワードに関する情報を、例えば10分おきなど短い間隔で定期的に抽出装置20から取得する。
続いて、検索アシスト装置100は、ユーザが検索を行うための検索画面である検索ページをユーザ端末10へ提供する(ステップS13)。具体的には、検索アシスト装置100は、ユーザが検索文字を入力するための検索窓を含む検索ページをユーザ端末10へ提供する。なお、検索アシスト装置100は、ユーザが検索を行う前であれば適時、検索ページを提供してもよい。例えば、検索アシスト装置100は、ユーザがユーザ端末10に表示されたアイコン等を選択することにより、ユーザ端末10に検索ページを表示させる。その後、検索アシスト装置100は、検索ページに入力された検索文字をユーザ端末10から受け付ける(ステップS14)。具体的には、検索アシスト装置100は、Ajax(Asynchronous JavaScript(登録商標) And XML)など非同期通信の技術により、ユーザ端末10に検索文字が入力される度に、その都度ユーザ端末10から検索文字を受け付ける。つまり、検索アシスト装置100は、検索文字を入力している最中に、ユーザ端末10から検索文字を受け付ける。図1に示す例において、ユーザがユーザ端末10に表示された検索ページの検索窓に検索文字“A”を入力しているため、検索アシスト装置100は、ユーザ端末10から検索文字“A”を受け取る。
その後、検索アシスト装置100は、検索文字“A”に対応する注目ワードと、検索文字“A”に対応する過去に入力された検索クエリとに基づいて生成した検索クエリの候補をユーザ端末10に提示する(ステップS15)。具体的には、検索アシスト装置100は、Ajaxなど非同期通信の技術により、ユーザ端末10から検索文字を受け付ける度に、その都度ユーザ端末10へ検索クエリの候補を提示する。図1に示す例において、ユーザ端末10の検索ページには、検索文字“A”と前方一致する注目ワードである「AAB!!」と、検索文字“A”と前方一致する過去に入力された検索クエリである「A11」、「A12」、「A13」などが提示される。したがって、ユーザには、注目ワードである「AAB!!」と、過去に入力された検索クエリである「A11」、「A12」、「A13」などの両方が、検索クエリの候補として提示される。なお、検索アシスト装置100は、検索文字と完全一致する注目ワードや過去に入力された検索クエリを提示してもよい。他にも、検索アシスト装置100は、検索文字との比較において部分一致や後方一致に該当する注目ワードや過去に入力された検索クエリを提示してもよい。その後、図示することは省略するが、ユーザ端末10に提示した検索クエリの候補の中から1つの候補が選択された場合、検索アシスト装置100は、選択された候補を検索クエリとして検索を実行する。例えば、ユーザ端末10に提示した検索クエリの候補「AAB!!」が選択された場合、検索アシスト装置100は、選択された「AAB!!」を検索クエリとして検索を実行する。そして、検索アシスト装置100は、実行した検索の結果をユーザ端末10へ提供する。
このように、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザから受け付けた検索文字に対応して、過去に入力された検索クエリに基づいた検索クエリの候補とともに、ウェブコンテンツに関する情報に基づいて所定期間において注目されていると判定された注目ワードも検索クエリの候補として提示する。これにより、過去に多く検索に用いられていた検索クエリとともに、所定期間において注目度が高いと判定された注目ワードも検索クエリの候補として提示される。これにより、ユーザは、検索クエリの候補として提示された注目ワードを検索クエリとして選択することができる。つまり、ユーザは、過去に入力された検索クエリを用いた通常の検索アシストに加えて、注目ワードを用いた検索アシストも受けることができる。したがって、検索アシスト装置100は、ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストすることができる。
〔2.検索アシスト装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る検索アシスト装置100の構成について説明する。図2は、実施例に係る検索アシスト装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、検索アシスト装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、検索アシスト装置100は、検索アシスト装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)によって実現される。かかる通信部110は、図示しない所定の通信網と有線又は無線で接続される。そして、通信部110は、図示しない所定の通信網を介して、ユーザ端末10や抽出装置20との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、注目ワード記憶部121と、検索情報記憶部122とを有する。
(注目ワード記憶部121)
実施形態に係る注目ワード記憶部121は、抽出装置20から取得した注目ワードに関する情報を記憶する。図3には、注目ワード記憶部121に記憶される注目ワードに関する情報の一例を示す。図3に示すように、注目ワード記憶部121は、注目ワードに関する情報として、「注目ワード」、「頻度」といった項目を有する。
「注目ワード」は、抽出装置20から取得した注目ワードを示す。「頻度」は、例えば24時間以内等、直前の期間内にその注目ワードが使用された頻度に関する情報を示す。ここで、使用された頻度とは、ウェブコンテンツに関する情報、例えばSNS等で一般のユーザが更新した情報中での注目ワードの出現回数である。
ここで、図3に示した状態について説明する。図3では、注目ワード“AAB!!”が、直前の期間内での使用頻度が1000回であることを示している。また、同様に、注目ワード“BBB!!”が、直前の期間内での使用頻度が800回であることを示している。
(検索情報記憶部122)
実施形態に係る検索情報記憶部122は、検索に関する検索関連情報を記憶する。
検索情報記憶部122は、検索関連情報として、検索サービスを提供するために用いる情報を記憶する。例えば、検索情報記憶部122は、ユーザ端末10に表示する検索ページに関する情報やユーザが検索実行した後にユーザ端末10に検索結果を表示するために用いる情報等を記憶する。
また、検索情報記憶部122は、検索関連情報として、検索アシストサービスを提供するために用いる情報を記憶する。検索情報記憶部122は、例えば、過去に入力された検索クエリに関する情報を記憶する。具体的には、検索情報記憶部122は、検索サービスを利用する多数のユーザが過去に用いた検索クエリとその検索回数等を記憶する。
図4には、実施形態に係る検索情報記憶部122に記憶される過去に入力された検索クエリに関する情報の一例を示す。図4に示すように、検索情報記憶部122に記憶される過去に入力された検索クエリに関する情報には、「検索クエリ」、「検索回数」といった項目が含まれる。
「検索クエリ」は、過去に入力された検索クエリを示す。「検索回数」は、所定の期間、例えば直近1ヶ月間に過去に入力された検索クエリが検索に用いられた回数である検索回数に関する情報を示す。
ここで、図4に示した状態について説明する。図4では、検索クエリ“C15”に関して、過去の検索において使用された回数である検索回数が50000回であることが記憶されている。同様に、検索クエリ“A11”に関して、その検索回数が45000回であることが記憶されている。ここで、検索クエリの検索回数については、定期的に取得され、更新される。
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、検索アシスト装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(検索アシストプログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、受付部132と、生成部133と、提示部134と、検索部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、抽出装置20から注目ワードに関する情報を取得する。ここで、取得部131は、注目ワードに関する情報を、例えば10分おきなど短い間隔で定期的に抽出装置20から取得する。取得部131は、注目ワードに関する情報を取得した場合に、取得した注目ワード及び頻度を、注目ワード記憶部121の「注目ワード」及び「頻度」に格納する。
(受付部132)
受付部132は、ユーザ端末10からの検索文字を受け付ける。ここで、受付部132は、ユーザ端末10に表示された検索ページを介して検索文字を受け付ける。具体的には、図1に示すようにユーザ端末10に表示された検索ページには、検索文字を入力するための検索窓が表示されており、ユーザがその検索窓に検索文字を入力したとき、受付部132は、ユーザ端末10からその検索文字を受け付ける。具体的には、受付部132は、Ajaxなど非同期通信の技術により、ユーザ端末10に検索文字が入力される度に、その都度ユーザ端末10から検索文字を受け付ける。
例えば、図5に示す例において、ユーザ端末10に表示された検索ページW10に表示された検索窓R10に、ユーザが検索文字“A”と入力した場合、受付部132は、そのユーザの入力に応じて検索文字“A”を受け付ける。言い換えると、受付部132は、ユーザ端末10の検索窓R10に検索文字“A”が入力されると、直ちに検索文字“A”を受け付ける。
(生成部133)
生成部133は、受付部132がユーザ端末10から検索文字を受け付けたことに応じて、ユーザに提示する検索クエリの候補を含む候補情報を生成する。具体的には、生成部133は、受付部132が受け付けた検索文字に対応する注目ワードを注目ワード記憶部121から抽出し、受付部132が受け付けた検索文字に対応する過去に入力された検索クエリを検索情報記憶部122から抽出する。その後、生成部133は、抽出した注目ワードと過去に入力された検索クエリとを含む候補情報を生成する。
例えば、図5に示す例において、生成部133は、注目ワード記憶部121から検索文字“A”に前方一致する注目ワードを抽出する。図3に示す注目ワード記憶部121には、先頭文字が“A”である注目ワードが、“AAB!!”や“ABB!!”など複数格納されている。そのため、生成部133は、“AAB!!”や“ABB!!”など複数の注目ワードを抽出する。なお、生成部133は、検索文字との比較において完全一致、部分一致、又は後方一致に該当する注目ワードを抽出してもよい。
また、図5に示す例において、生成部133は、検索情報記憶部122から検索文字“A”に前方一致する過去に入力された検索クエリを抽出する。図4に示す検索情報記憶部122には、先頭文字が“A”である過去に入力された検索クエリが、“A11”、“A12”、“AB15”など複数格納されている。そのため、生成部133は、“A11”、“A12”、“AB15”など複数の過去に入力された検索クエリを抽出する。なお、生成部133は、検索文字との比較において完全一致、部分一致、又は後方一致に該当する過去に入力された検索クエリを抽出してもよい。その後、生成部133は、注目ワード記憶部121から抽出した“AAB!!”や“ABB!!”など複数の注目ワードと、検索情報記憶部122から抽出した“A11”、“A12”、“AB15”など複数の過去に入力された検索クエリとを候補情報として提示部134へ提供する。
(提示部134)
提示部134は、生成部133から候補情報を受け取ると、その候補情報に基づいてユーザ端末10へ検索クエリの候補を提示する。具体的には、提示部134は、Ajaxなど非同期通信の技術により、受付部132が検索文字を受け付けた後、生成部133から候補情報を受け取る度に、その都度ユーザ端末10へ検索クエリの候補を提示する。言い換えると、提示部134は、ユーザ端末10の検索窓に検索文字が入力されると、直ちに入力された検索文字に対応する検索クエリの候補を提示する。ここで、図5に示す例において、提示部134が受け取った候補情報には、“AAB!!”や“ABB!!”など複数の注目ワードが含まれる。そのため、提示部134は、取得した複数の注目ワードの中から、ユーザ端末10へ提示する注目ワードを決定する。具体的には、提示部134は、頻度等の注目ワードに関する情報に基づいて取得して注目ワードの順位づけを行い、順位の高い方から提示する注目ワードを決定する。また、提示部134は、予め順位づけされた注目ワードを生成部133から候補情報として受け取ってもよい。
ここで、図5に示す例において、提示部134は、図3に示すように頻度が1000回である“AAB!!”や頻度が500回である“ABB!!”等の注目ワードを受け取っている。そこで、提示部134は、例えば、各注目ワードの頻度を比較し、頻度の高い方から順位づけを行ってもよい。具体的には、提示部134は、頻度がより高い“AAB!!”の方を“ABB!!”よりも高く順位付けする。そして、提示部134は、候補情報の中に“AAB!!”よりも頻度が高い注目ワードがなければ、“AAB!!”を1位に順位づけする。また、提示部134は、頻度等の注目ワードに関する情報から算出したスコアに基づいて注目ワードを順位づけしてもよい。この場合、注目ワード記憶部121は、頻度等の注目ワードに関する情報から算出したスコアを記憶してもよい。ここで、提示部134は、注目ワードの注目度に応じて、その注目ワードのスコアを算出する。例えば、注目ワードのスコアの算出に用いる注目度を示す情報としては、その注目ワードが直前に使用された頻度の増加率等を用いてもよい。この場合、直前に使用された頻度の増加率が高い注目ワードが、より高いスコアになる。また、提示部134は、例えば、注目ワードのスコアの算出に用いる注目度を示す情報としては、頻度を用いてもよい。なお、注目ワード記憶部121は、抽出装置20から取得したスコアを記憶してもよい。
次に、提示部134は、注目ワードに割り当てた順位に基づいて注目ワードの提示を行う。具体的には、検索アシスト装置100において検索クエリの候補のうち注目ワードの提示数が決められており、提示部134は、注目ワードの提示数に応じて注目ワードを提示する。例えば、提示部134は、注目ワードの提示数が1であれば、1位の注目ワード“AAB!!”のみを提示し、注目ワードの提示数が2であれば、1位の注目ワード“AAB!!”と、2位の注目ワード“ABB!!”とを提示する。このように、提示部134は、注目ワードの提示数に応じて注目ワードを提示することにより、検索クエリの候補として注目ワードとともに提示される過去に入力された検索クエリとのバランスや、検索ページ中での他の情報とのバランスを考慮した提示ができる。
ここで、図5に示す例は注目ワードの提示数が1である場合を示しており、提示部134は、ユーザの検索文字“A”に対して、検索ページW11の検索クエリ候補欄R12に注目ワード“AAB!!”を検索クエリの候補として提示している。このとき、提示部134は、注目ワードを検索クエリの候補の最上部に提示する。これにより、ユーザに注目ワードが視認されやすくなる。また、注目ワードの提示数を1つにしていることで、より注目ワードにユーザの関心が向きやすくなる。なお、提示部134は、注目ワードを検索クエリの候補として、例えば最上部の下や中間部付近など目的に応じて適宜の位置に提示してもよい。また、提示部134は、所定の頻度や所定のスコアを超える複数の注目ワードの中からランダムに注目ワードを選択して提示してもよい。
また、提示部134は、検索クエリの候補として注目ワードとともに過去に入力された検索クエリも提示する。図5に示す例において、提示部134は、候補情報として受け取った“A11”、“A12”、“AB15”等の過去に入力された検索クエリを検索クエリの候補として提示する。具体的には、提示部134は、検索ページW11の検索クエリ候補欄R12に、注目ワード“AAB!!”に続けて、その下に過去に入力された検索クエリ“A11”、“A12”、“A13”などを検索クエリの候補として提示する。このとき、例えば、提示部134は、過去に入力された検索クエリをその検索回数が多い方から順に提示する。なお、提示部134は、検索回数等の過去に入力された検索クエリに関する情報に基づいて順位づけされた過去に入力された検索クエリを生成部133から候補情報として受け取ってもよい。また、提示部134は、検索回数等の過去に入力された検索クエリに関する情報に基づいて、提示する過去に入力された検索クエリの順位づけを行ってもよい。
このように、提示部134は、注目ワードと過去に入力された検索クエリとを検索クエリの候補として提示する。具体的には、図5に示す例において、提示部134は、注目ワード“AAB!!”を最上部に提示し、続けて過去に入力された検索クエリ“A11”、“A12”、“A13”などを提示する。これにより、検索アシスト装置100は、所定危難において注目度が高いと判定された注目ワードによる検索アシストと、過去に入力された検索クエリによる通常の検索アシストとの両方をユーザへ提供できる。
ここから、図5に示す例において、ユーザが検索文字“A”以降の文字を入力した場合について説明する。例えば、ユーザが、検索文字“A”に続けて検索ページW11の検索窓R11に“A”を入力した場合、受付部132は検索文字“AA”を受け付け、生成部133は検索文字“AA”に基づいた候補情報を生成する。その後、提示部134は、生成部133から受け取った候補情報に基づいてユーザへ検索クエリの候補を提示する。具体的には、提示部134は、注目ワード“AAB!!”と、過去に入力された検索クエリ“AA1”、“AA2”、“AA3”などを検索クエリの候補としてユーザへ提示する。
続いて、ユーザが、検索ページW12の検索窓R13に検索文字“AA”に続けて“B!!”を入力した場合、受付部132は検索文字“AAB!!”を受け付け、生成部133は検索文字“AAB!!”に基づいた候補情報を生成する。その後、提示部134は、生成部133から受け取った候補情報に基づいてユーザへ検索クエリの候補を提示する。具体的には、図5に示すように、提示部134は、検索ページW12の検索クエリ候補欄R14に、注目ワード“AAB!!”と、過去に入力された検索クエリ“AAB1”、“AAB2”、“AAB3”などを検索クエリの候補としてユーザへ提示する。なお、図5に示す検索ページW10〜W13は同一の検索ページであってもよい。
また、図6に示すように、ユーザが検索ページW20に表示された検索窓R20に“AB”を入力した場合、受付部132は検索文字“AB”を受け付け、生成部133は検索文字“AB”に基づいた候補情報を生成する。ここで、生成部133は、検索文字“AB”に対応して注目ワード記憶部121から抽出した“ABB!!”などの注目ワードと、検索情報記憶部122から抽出した“AB15”、“AB30”など複数の過去に入力された検索クエリとを候補情報として提示部134へ提供する。
そして、提示部134は、生成部133から受け取った候補情報に基づいてユーザへ検索クエリの候補を提示する。具体的には、提示部134は、検索ページW20の検索窓R21に入力された“AB”に対応して、注目ワード“ABB!!”と、過去に入力された検索クエリ“AB15”、“AB30”などを検索クエリの候補として、検索ページW21の検索クエリ候補欄R22に提示する。なお、図6に示す検索ページW20とW21とは同一の検索ページであってもよい。
(検索部135)
検索部135は、ユーザが検索の実行を行う際にユーザ端末10に検索ページを表示させる。検索部135は、例えば、ユーザがユーザ端末10に表示されたアイコン等を選択したことに応じて、ユーザ端末10に検索ページを表示させる。また、検索部135は、提示部134によりユーザ端末10に提示した検索クエリの候補をユーザが選択した場合、選択された候補を検索クエリとして検索を実行した検索結果をユーザへ提供する(図10参照)。このとき、検索部135は、例えば、検索情報記憶部122に格納された情報を用いて検索結果をユーザへ提供する。
〔3.検索アシスト処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る検索システム1による検索アシスト処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る検索システム1による検索アシスト処理手順を示すシーケンス図である。
図7に示すように、抽出装置20は、Webサーバ30からウェブコンテンツに関する情報の取得を要求する(ステップS101)。Webサーバ30は、抽出装置20へウェブコンテンツに関する情報を送信する(ステップS102)。そして、抽出装置20は、取得したウェブコンテンツに関する情報に基づいて、注目情報である注目ワードを抽出する。また、抽出装置20は、注目ワードの抽出を、例えば10分おきなど短い間隔で定期的に行う。
次に、図7に示すように、検索アシスト装置100は、抽出装置20から注目ワードに関する情報の取得を要求する(ステップS103)。抽出装置20は、検索アシスト装置100へ注目ワードに関する情報を送信する(ステップS104)。ここで、検索アシスト装置100は、注目ワードに関する情報を、例えば10分おきなど短い間隔で定期的に抽出装置20から取得する。
続いて、検索アシスト装置100は、ユーザ端末10から検索文字の入力を受け付ける(ステップS105)。ここで、ユーザは、検索アシスト装置100から提供されユーザ端末10に表示された検索ページを介して検索文字の入力を行う。具体的には、ユーザは、ユーザ端末10に表示された検索ページの検索窓へ検索文字を入力する。なお、検索アシスト装置100は、例えば、ユーザがユーザ端末10に表示されたアイコン等を選択したことに応じて、ユーザ端末10に検索ページを表示させる。その後、検索アシスト装置100は、ユーザ端末10から入力された検索文字に対応する注目ワードと過去に入力された検索クエリとに基づいて、検索クエリの候補を生成する(ステップS106)。そして、検索アシスト装置100は、生成した検索クエリの候補をユーザ端末10へ提示する(ステップS107)。その後、ユーザ端末10へ提示した検索クエリの候補をユーザが選択した場合、検索アシスト装置100は、選択された候補を検索クエリとして検索を実行した検索結果をユーザ端末10へ提供する。
〔4.変形例〕
上述した実施形態に係る検索システム1は、上記実施形態以外にも様々な異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の検索システム1の他の実施形態について説明する。
〔4−1.入力中の組合せワードの提示〕
上記実施形態では、検索アシスト装置100は、注目ワードを検索クエリの候補として提示する例を示した。しかし、検索アシスト装置100は、注目ワードに限らず、注目ワードと他のワードとを組み合わせて検索クエリの候補として提示してもよい。例えば、検索アシスト装置100は、注目ワードと組み合わせる他のワードとして、ウェブコンテンツに関する情報において注目ワードと所定の割合以上で共起する共起情報である共起ワードを用いてもよい。以下、注目ワードと他のワードとを組み合わせたものを組合せワードと称する場合がある。また、共起ワードは、例えば、抽出装置20がSNSサービス等により一般ユーザが更新した情報を収集して、その情報を形態素解析等の種々の技術を用いて解析することにより抽出される。なお、共起ワードの抽出は、SNSサービス等により一般ユーザが簡易に書き込んだり、ウェブコンテンツに関する情報を引用したりして更新した情報を対象とするが、ニュース記事等の一般ユーザ以外が更新する情報であっても、リアルタイムに更新される情報であれば対象としてもよい。
例えば、図8に示すように、検索アシスト装置100は、ウェブコンテンツに関する情報において注目ワードと共起する共起ワードを注目ワードに対応付けて注目ワード記憶部121に格納してもよい。図8の例において、検索アシスト装置100は、注目ワード“ABB!!”の「共起ワード」として“KK”、“LLL”、“MM”などを、共起する注目ワード“ABB!!”に関連付けて注目ワード記憶部121に格納している。また、検索アシスト装置100は、ウェブコンテンツに関する情報において共起ワードが注目ワードと共起した頻度を示す「共起頻度」を、各共起ワードに関連付けて注目ワード記憶部121に格納している。具体的には、検索アシスト装置100は、共起ワード“KK”の共起頻度として“500”を、“LLL” の共起頻度として“450”を、“MM” の共起頻度として“120”を注目ワード記憶部121に格納している。
ここで、検索アシスト装置100は、例えば、各共起ワードの共起頻度を比較し、共起頻度の高い方から順位づけを行ってもよい。具体的には、検索アシスト装置100は、共起頻度がより高い“KK”を“LLL”や“MM”よりも高く順位付けする。そして、検索アシスト装置100は、共起ワードの中に“KK”よりも共起頻度が高い共起ワードがなければ、“KK”を1位に順位づけする。また、検索アシスト装置100は、共起頻度を含む共起ワードに関する情報から算出したスコアに基づいて注目ワードを順位づけしてもよい。なお、検索アシスト装置100が共起ワードのスコアの算出に用いる情報としては、その共起ワードが直前に注目ワードとともに使用された共起頻度の増加率等を用いてもよい。この場合、直前に注目ワードとともに使用された共起頻度の増加率等が高い共起ワードが、より高いスコアになる。
次に、ユーザが検索文字を入力した場合に、組合せワードを提示する手順について説明する。図9に示す例において、ユーザが検索ページW30の検索窓R30に検索文字“AAB!!”を入力した場合に、検索文字“AAB!!”に対応した注目ワードと過去に入力された検索クエリとを検索クエリの候補として提示する。このとき、注目ワードについては組合せワードとして提示する。図9に示す例において、検索ページW31の検索窓R31に検索文字“AAB!!”が入力されているため、検索アシスト装置100は、検索クエリ候補欄R32に、注目ワード“AAB!!”と、“AAB!!”と共起する共起ワードの中で1位に順位づけされた“KK”とを組み合わせた組合せワードを検索クエリの候補としてユーザへ提示する。具体的には、検索アシスト装置100は、注目ワードと共起ワードとを組み合わせた組合せワードとして“AAB!! KK”を検索クエリの候補として検索クエリ候補欄R32の最上部に提示する。また、過去に入力された検索クエリ“AAB1”、“AAB2”、“AAB3”なども、最上部の組合せワードの下に検索クエリの候補として検索クエリ候補欄R32に提示する。
これにより、注目ワードのみではユーザにとって理解が難しい場合であっても、注目ワードと共起する共起ワードとを組み合わせて検索クエリの候補として提示することで、ユーザの関心をより高めることができる。なお、検索アシスト装置100は、ユーザが検索文字“A”を入力した場合に、検索文字“AAB!!”に対応する注目ワードと共起ワードとを組み合わせた組合せワードとして“AAB!! KK”を検索クエリの候補として提示してもよい。
ここで、ユーザが注目ワードのみでは理解が難しい場合としては、例えば、注目ワードが電車の路線名“〜線”である場合が挙げられる。この場合、注目ワード“〜線”のみが検索クエリの候補として提示されるだけでは、ユーザはなぜ“〜線”が注目されているのか理解することが難しい。そのため、検索アシスト装置100は、注目ワード“〜線”と共起する共起ワード、例えば、“遅延”や“復旧”などを組み合わせて検索クエリの候補として提示することで、ユーザは、“〜線”に遅延が生じていることや、運行が再開されたことを示しているとわかり、ユーザにとってより注目ワードを含む検索クエリの候補が意味の理解しやすい情報となり、その検索クエリの候補が選択されやすくなる。
また、検索アシスト装置100は、注目ワードのみを最上部に提示し、その下に注目ワードと共起ワードを組み合わせた組合せワードを検索クエリの候補として提示してもよい。また、検索アシスト装置100は、注目ワードと組み合わせる他のワードとして、過去に入力された検索クエリにおいて注目ワードと所定の割合以上で組み合わせて使用されるワードを用いてもよい。また、検索アシスト装置100は、注目ワードに関連する関連クエリとして共起ワードを提示してもよい。この場合、検索アシスト装置100は、注目ワードに関連する共起ワードと所定の割合以上で共起する共起ワードとを組み合わせて関連クエリとして提示してもよい。また、検索アシスト装置100は、注目ワードと関連性を有するワードを関連クエリとして提示してもよい。なお、図9に示す検索ページW30とW31とは同一の検索ページであってもよい。
〔4−2.検索実行後の組合せワードの提示〕
また、検索アシスト装置100は、検索実行後において、注目ワードと共起ワードとを組み合わせた組合せワードを検索クエリの候補として提示してもよい。
図10に示す例において、検索アシスト装置100は、ユーザが検索ページW35の検索窓R35に検索文字“AAB!!”を入力した後、検索ページW35の“検索”ボタンが押下された場合、検索クエリ“AAB!!”に対応した検索結果を表示する検索ページをユーザ端末10に表示する。図10に示す例において、検索アシスト装置100は、検索ページW36に表示された検索窓R36には検索クエリ“AAB!!”を表示し、検索結果欄R37には、検索クエリ“AAB!!”に対応した検索結果を掲載する。そして、検索アシスト装置100は、検索ページW36に表示された絞込み検索欄R38に、検索クエリ“AAB!!”に対応した組合せワードが検索クエリの候補として提示する。具体的には、検索アシスト装置100は、注目ワードと共起ワードとを組み合わせた組合せワードとして“AAB!! KK”を検索クエリの候補として検索結果欄R37の先頭に提示する。図10に示す例において、検索アシスト装置100は、組合せワードを検索結果欄R37の一番左側に提示する。また、絞込み検索欄R38には、組合せワード“AAB!! KK”に続けて、過去に入力された検索クエリにおいて注目ワードと所定の割合以上で組み合わせて使用されるワードとを組み合わせて検索クエリの候補として提示してもよい。図10に示す例において、検索アシスト装置100は、“AAB!! C1”、“AAB!! C2”なども、組合せワード“AAB!! KK”に続けて、検索クエリの候補として絞込み検索欄R38に提示する。
これにより、注目ワードのみではユーザにとって理解が難しい場合であっても、注目ワードと共起する共起ワードとを組み合わせて検索クエリの候補として提示することで、ユーザの関心をより高めることができる。また、検索アシスト装置100は、過去に入力された検索クエリにおいて注目ワードと所定の割合以上で組み合わせて使用されるワードとを組み合わせて検索クエリの候補として提示するため、通常の検索アシストも受けることができる。なお、検索アシスト装置100は、ユーザが絞込み検索欄R38に提示した検索クエリの候補を選択した場合、その選択した候補を検索クエリとして検索を実行した結果をユーザへ提供してもよい。また、検索アシスト装置100は、検索結果を表示する検索ページに注目ワードに関連する関連クエリとして共起ワードを提示してもよい。この場合、検索アシスト装置100は、注目ワードに関連する共起ワードと所定の割合以上で共起する共起ワードとを組み合わせて関連クエリとして提示してもよい。また、検索アシスト装置100は、注目ワードと関連性を有するワードを関連クエリとして提示してもよい。また、図10に示す検索ページW35とW36とは同一の検索ページであってもよい。
〔4−3.注目ワードの識別性〕
上記実施形態では、検索アシスト装置100は、注目ワードと過去に入力された検索クエリとを同じ態様で検索クエリの候補として提示する例を示した。しかし、検索アシスト装置100は、注目ワードを注目情報であることが識別可能に提示してもよい。
図11に示すように、ユーザが、検索ページW40の検索窓R40に検索文字“A”を入力した場合、検索アシスト装置100は、注目ワードを識別可能に検索クエリの候補としてユーザへ提示する。言い換えると、検索アシスト装置100は、注目ワードと過去に入力された検索クエリとを識別可能に検索クエリの候補としてユーザへ提示する。具体的には、検索アシスト装置100は、注目ワードを提示する際に、注目ワードを識別可能にするためのアイコンを注目ワードとともに提示する。
図11に示す例において、検索アシスト装置100は、検索ページW41の検索窓R41に入力された検索文字“A”に対応して、検索クエリ候補欄R42に、注目ワード“AAB!!”とともに、注目ワードの左側にチャートの上昇を表現するようなアイコンを提示する。また、検索アシスト装置100は、検索クエリ候補欄R42に提示される過去に入力された検索クエリ“A11”、“A12”、“A13”などについてもそれらの左側に虫眼鏡を表現するようなアイコンを提示する。これにより、ユーザは、検索クエリの候補のうちどれが注目ワードであるかを識別できる。また、検索アシスト装置100は、検索クエリの候補のうち注目ワードが提示される領域と、過去に入力された検索クエリが提示される領域とを異なる色で表示してもよい。検索アシスト装置100は、例えば、注目ワードが提示される領域の色を赤色とし、過去に入力された検索クエリが提示される領域の色を背景色と同じにしてもよい。また、検索アシスト装置100は、注目ワードの文字と過去に入力された検索クエリの文字とを異なる色で表示してもよい。また、検索アシスト装置100は、注目ワードの文字を過去に入力された検索クエリの文字よりも太字にしたり、フォント数を大きくしたりして表示してもよい。これにより、検索アシスト装置100は、ユーザにどれが注目ワードであるかを識別させることができるとともに、注目ワードにユーザの関心を向けせることができる。なお、検索アシスト装置100は、上記の表示態様を目的に応じて適宜選択し組み合わせても検索クエリの候補を表示してもよい。また、図11に示す検索ページW40とW41は同一の検索ページであってもよい。
〔4−4.注目ワードの表示切替〕
上記実施形態では、検索アシスト装置100は、ユーザの検索文字の入力に応じて注目ワードを検索クエリの候補として提示する例を示した。しかし、検索アシスト装置100は、注目ワードをユーザの状態に応じて提示するかを選択してもよい。
検索アシスト装置100は、例えば、ユーザの使用するデバイスであるユーザ端末10に基づいてユーザの状態を判定する。検索アシスト装置100は、例えば、ユーザの使用するユーザ端末10が、スマートフォンなどスマートデバイスであれば注目ワードを提示し、PCなどであれば提示しなくてもよい。また、検索アシスト装置100は、例えば、ユーザ端末10などからユーザの位置情報を取得し、その位置情報に基づいて、注目ワードを提示するかどうかを判定してもよい。他にも、検索アシスト装置100は、検索文字が入力された時間や入力回数などに基づいて注目ワードを提示するかどうかを判定してもよい。
ここで、注目ワードの提示される場合とされない場合とについて説明する。例えば、図12(a)に示すように、ユーザがオフィス等で仕事中である場合、検索ページW50の検索窓R50に検索文字“A”を入力されても、検索アシスト装置100は、注目ワードを識別可能に検索クエリの候補としてユーザへ提示しない。言い換えると、検索アシスト装置100は、過去に入力された検索クエリに基づく検索クエリの候補のみをユーザへ提示する。具体的には、図12(a)に示す例において、検索アシスト装置100は、“AAB!!”や“ABB!!”などの注目ワードをユーザへ提示せずに、過去に入力された検索クエリ“A11”、“A12”、“A13”などを検索クエリの候補として、検索ページW50の検索クエリ候補欄R51に提示する。なお、ユーザが仕事中であるかどうかの判定は、上述したように検索文字が入力された時間やユーザの位置情報等を用いて行ってもよい。
一方、図12(b)に示すように、ユーザが自宅にいる等プライベートである場合、検索ページW51の検索窓R51に検索文字“A”を入力されると、注目ワードと過去に入力された検索クエリとに基づく検索クエリの候補をユーザへ提示する。具体的には、図12(b)に示す例において、検索アシスト装置100は、注目ワード“AAB!!”を、過去に入力された検索クエリ“A11”、“A12”、“A13”などとともに検索クエリの候補として、検索ページW51の検索クエリ候補欄R53に提示する。言い換えると、仕事や学業などでユーザが集中して調べ物を行っているとき等、注目ワードに関心を向ける可能性の低いユーザに対しては注目ワードを提示しない。一方、自宅などにいて時間的な余裕があり、注目ワードに関心を向ける可能性の高いユーザに対して注目ワードを提示する。このように、検索アシスト装置100は、ユーザの状態によって注目ワードを出し分けることにより、注目ワードが検索クエリの候補として選択される可能性を高める。
〔4−5.注目ワードと検索文字数〕
上記実施形態では、検索アシスト装置100は、ユーザが入力する検索文字数に関わらず注目ワードを検索クエリの候補として提示する例を示した。しかし、検索アシスト装置100は、注目ワードをユーザが入力する検索文字数に応じて提示するかを選択してもよい。
例えば、所定の検索回数を超える過去に入力された検索クエリとともに提示される場合は、所定数以上の検索文字数になるまでは注目ワードを提示しなくてもよい。図4に示す例において、検索回数が25000回を超える過去に入力された検索クエリとともに提示される場合は、検索アシスト装置100は、検索文字が2文字以上の場合のみ注目ワードを提示する。具体的には、ユーザが検索文字“B”を入力した場合、検索アシスト装置100は、検索文字が1文字であり、検索回数が25000回を超える“BG13”が過去に入力された検索クエリとして該当するため、注目ワードを提示しない。そして、ユーザが検索文字“BG”を入力した場合、検索文字が2文字以上であるため、検索アシスト装置100は、検索文字“BG”に対応する注目ワードを提示する。また、ユーザが検索文字“N”を入力した場合、検索アシスト装置100は、検索文字が1文字であっても、検索回数が25000回を超える過去に入力された検索クエリが該当しないため、検索文字“N”に対応する注目ワードを提示する。これにより、頻繁に用いられる検索クエリよりも注目ワードが上位に検索文字が少ない段階で表示されユーザに違和感を与えることを抑制して、ユーザの入力に対して適切な検索アシストを行うことができる。
また、検索アシスト装置100は、頻度などの注目ワードに関する情報のみに基づいて、注目ワードを検索文字数に応じて提示するかを選択してもよい。例えば、図3に示す例において、頻度が500回未満の場合、検索文字が2文字以上の場合のみ注目ワードを提示する。具体的には、ユーザが検索文字“B”を入力した場合、検索アシスト装置100は、検索文字が1文字であるが、頻度が500回以上の“BBB!!”が注目ワードとして該当するため、注目ワード“BBB!!”を検索クエリの候補として提示する。そして、ユーザが検索文字“C”を入力した場合、検索文字が1文字であって、頻度が500回未満の“CDE!!”が注目ワードとして該当するため、検索アシスト装置100は、注目ワード“CDE!!”を提示しない。また、ユーザが検索文字“CD”を入力した場合、検索文字が2文字以上であるため、検索アシスト装置100は、注目ワード“CDE!!”を検索クエリの候補として提示する。これにより、検索文字が少ない段階で注目度の高くない注目ワードが表示されユーザに違和感を与えることを抑制して、ユーザの入力に対して適切な検索アシストを行うことができる。
また、上記の例において、検索アシスト装置100は、注目ワードを提示しない代わりに、提示する位置を変更してもよい。検索アシスト装置100は、例えば、注目ワードを所定の検索回数を超える過去に入力された検索クエリよりも下に提示してもよい。他にも、頻度などの注目ワードに関する情報と検索回数などの過去に入力された検索クエリに関する情報とを用いて、注目ワードを提示するかどうかを決めてもよい。
また、検索アシスト装置100は、注目ワードの注目度に応じて算出された注目情報のスコアと過去に入力された検索クエリ検索回数に応じて算出された過去に入力された検索クエリのスコアとに基づいて選択された注目情報と過去に入力された検索クエリとを検索クエリの候補として提示してもよい。この場合、検索アシスト装置100は、検索クエリとして入力された情報の量、つまり検索文字数に応じて、入力された検索文字に対応する注目ワードのスコアを変動させてもよい。具体的には、検索アシスト装置100は、検索文字数が1文字増加する毎に、入力された検索文字に対応する注目ワードのスコアを所定の割合で上昇させる。例えば、検索アシスト装置100は、検索文字数が1文字増加する毎に、注目ワードのスコアに1.1を乗算する等により、注目ワードのスコアを上昇させてもよい。例えば、図5に示す例において、検索ページW11の検索窓R11に検索文字“A”が入力された、つまり検索文字数が1の場合、算出されたスコアを基に、検索ページW11の検索クエリ候補欄R12において、注目ワード、例えば“AAB!!”は、最上位の位置よりも下の位置、例えば最上位の直下に提示される。そして、検索ページW11の検索窓R11に検索文字“AA”が入力された、つまり検索文字数が2の場合、入力された検索文字に対応する注目ワード“AAB!!”のスコアが上昇するため、最上位に提示されていた過去に入力された検索クエリのスコアを上回れば、検索クエリ候補欄R12において、注目ワード、例えば“AAB!!”は、最上位の位置に提示される。これにより、検索文字数が増加する毎に、入力された検索文字に対応する注目ワードのスコアが上昇するため、過去に入力された検索クエリのスコアを上回る可能性が高くなる。したがって、検索アシスト装置100は、検索文字数が増加するにつれて、注目ワードを提示する可能性が高くなる。
また、検索アシスト装置100は、検索クエリとして入力された情報の量、つまり検索文字数に応じて、検索文字に対応する注目ワードの表示順を変動させる。具体的には、検索アシスト装置100は、検索文字数が1文字増加する毎に、注目ワードの表示順を上昇させてもよい。例えば、検索アシスト装置100は、検索文字数が1文字増加する毎に、注目ワードの表示順を1上昇させる等により、注目ワードの表示順を上昇させてもよい。例えば、図5に示す例において、検索ページW11の検索窓R11に検索文字“A”が入力された、つまり検索文字数が1の場合、検索ページW11の検索クエリ候補欄R12において、注目ワード、例えば“AAB!!”は、1番の順位である最上位の位置よりも下の位置、例えば3番の順位である最上位の2つ下の位置に提示される。そして、検索ページW11の検索窓R11に検索文字“AA”が入力された、つまり検索文字数が2の場合、注目ワードの表示順が1上昇するため、検索クエリ候補欄R12において、注目ワード、例えば“AAB!!”は、2番の順位である最上位の1つ下の位置に提示される。その後、検索ページW11の検索窓R11に検索文字“AAB”が入力された、つまり検索文字数が3の場合、注目ワードの表示順がさらに1上昇するため、検索クエリ候補欄R12において、注目ワード、例えば“AAB!!”は、1番の順位である最上位の位置に提示される。これにより、検索文字数が増加する毎に、注目ワードの表示順が上昇するため、過去に入力された検索クエリよりも表示順が上回る可能性が高くなる。したがって、検索アシスト装置100は、検索文字数が増加するにつれて、注目ワードをよりユーザが関心を向ける可能性の高い位置に提示する。
〔4−6.使用禁止文字の非提示〕
また、検索アシスト装置100は、使用禁止に関する使用禁止情報である使用禁止ワードを記憶する禁止情報記憶部を有してもよい。この場合、検索アシスト装置100は、図示しない所定のHDD等に禁止情報記憶部内のデータを格納してもよい。そして、検索アシスト装置100は、取得部によって取得された注目ワードのうち、禁止情報記憶部に記憶された使用禁止ワードに応じて算出したスコアが所定値以上であるウェブコンテンツに関する情報に含まれる注目ワードの注目ワードを提示する。これにより、ウェブコンテンツに関する情報に含まれる注目ワードが提示されることを抑制し、ユーザに対して、不適切な検索クエリの候補が提示されることを防止できる。なお、検索アシスト装置100は、使用禁止辞書については、予め格納してもよいし、外部から取得してもよい。また、検索アシスト装置100は、予め決められた使用禁止に該当するワード以外の注目ワードを提示してもよい。言い換えると、検索アシスト装置100は、予め決められた使用禁止に該当する注目ワードを提示しなくてもよい。例えば、注目ワードにいわゆる放送禁止用語等が含まれている場合などにおいて、検索アシスト装置100は、放送禁止用語等が含まれている注目ワードを提示しなくてもよい。なお、検索アシスト装置100は、抽出装置20から取得して提示するまでの間に、使用禁止に該当する注目ワードを予め除いてもよい。これにより、検索アシスト装置100は、不適切な検索クエリの候補が提示されることを防止できる。なお、注目ワードと組み合わせて共起ワードを提示する場合、検索アシスト装置100は、予め決められた使用禁止に該当する共起ワードも注目ワードと同様に提示しなくてもよい。これにより、検索アシスト装置100は、ユーザに対して、不適切な検索クエリの候補が提示されることを防止できる。なお、検索アシスト装置100は、禁止情報記憶部を有しない場合は、使用禁止に関する使用禁止情報である使用禁止ワードを外部から取得してもよい。
〔4−7.注目ワード〕
また、検索アシスト装置100は、抽出装置20から取得した注目ワードに関する情報に基づいて、同じ意味を有する注目ワードをマージしてもよい。例えば、注目ワードが著名人を意味する固有名詞である場合、その署名人のフルネーム、その著名人の名前の略称、その著明人の愛称など同じ対象を意味する複数の注目ワードが含まれている場合がある。このような場合、検索アシスト装置100は、その同じ意味を有するワードの中で代表的なワードを注目ワードとしてマージする。上記の例では、検索アシスト装置100は、例えば、その著名人のフルネームにマージしてもよい。他にも、新しい概念を指し示すワードなど新しく用いられるようになった新語に関するワード等は、表記が統一されていない場合もあるため、検索アシスト装置100は、新語に関するワード等を統一して1つの注目ワードとしてマージしてもよい。また、検索アシスト装置100は、同じ意味を有する注目ワードかどうかの判断には、例えばSNSのカテゴリやトピック等の情報を用いてもよい。これにより、同じ意味を有する複数の注目ワードが提示されることを抑制し、ユーザの入力に対してより適切な検索アシストを行うことができる。また、注目ワードは、ユーザが検索を意識せずに入力したバズワード等であるため、検索クエリとして適切なワードとなっていない場合がある。そのため、検索アシスト装置100は、注目ワードは検索クエリとして適切なワードとなるように適宜加工してもよい。これにより、注目ワードがより検索に適することになり、ユーザの入力に対してより適切な検索アシストを行うことができる。
〔4−8.注目ワードと共起ワード〕
また検索アシスト装置100は、注目ワードの評価に、ウェブコンテンツに関する情報において注目ワードと所定の割合以上で共起する共起情報である共起ワードを用いてもよい。また、共起ワードは、例えば、抽出装置20がSNSサービス等により一般ユーザが更新した情報を収集して、その情報を形態素解析等の種々の技術を用いて解析することにより抽出される。なお、共起ワードの抽出は、SNSサービス等により一般ユーザが簡易に書き込んだり、ウェブコンテンツに関する情報を引用したりして更新した情報を対象とするが、ニュース記事等の一般ユーザ以外が更新する情報であっても、リアルタイムに更新される情報であれば対象としてもよい。
検索アシスト装置100は、頻度等の注目ワードに関する情報に基づいて算出したスコアが高い方から検索クエリの候補として提示する場合、注目情報である注目ワードのうち共起する共起情報である共起ワードが所定の条件を満たす注目ワード同士を関連注目ワードとし、関連注目ワードの各スコアを合算した合計スコアを関連注目ワードのスコアとしてもよい。ここでいう、所定の条件とは、例えば、複数の注目ワードに同一の共起ワードが50%の確率で共起している等、複数の注目ワードに共起する共起ワードの共通性を基に適宜定めてよい。このような所定の条件を満たす場合、検索アシスト装置100は、それらの注目ワードを関連注目ワードとして、関連注目ワードの各スコアを合算した合計スコアを関連注目ワードのスコアとする。例えば、図8に示す例において、注目ワード“BBB!!”と“ABB!!”とが所定の条件を満たす関連注目ワードであった場合、この2つの注目ワードのスコアを合算した合計スコアを、注目ワード“BBB!!”、“ABB!!”それぞれのスコアとする。これにより、注目ワード“ABB!!”は、注目ワード“AAB!!”より頻度が低いけれど、関連注目ワードとして“BBB!!”のスコアが加算されることで、注目ワード“AAB!!”よりもスコアが上回る可能性が高くなる。したがって、例えば、図5に示す例において、検索ページW11の検索窓R11に検索文字“A”が入力された場合、検索ページW11の検索クエリ候補欄R12には、注目ワード“ABB!!”が提示される可能性が高くなる。これにより、注目ワードの評価に共起ワードを加えることができ、より適切な注目ワードを提示することができる。
また、検索アシスト装置100は、注目情報である注目ワードの注目度に応じて算出された注目ワードのスコアと、注目ワードと共起する共起情報である共起ワードを注目ワードとした場合における注目度に応じて算出された共起ワードのスコアとに基づいて、共起ワードのスコアと注目ワードのスコアとが所定の条件を満たす場合、注目ワードを検索クエリの候補としなくてもよい。ここでいう、所定の条件とは、共起ワードのスコアが注目ワードのスコア以上であることでもよい。この場合、検索アシスト装置100は、互いに共起するワードのうち、最もスコアの高いワードを注目ワードとして提示し、他のワードは共起ワードとしてのみ提示することになる。これにより、検索アシスト装置100は、注目ワードとして共起ワードが提示されることを抑制し、ユーザの入力に対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、検索アシスト装置100は、共起情報である共起ワードに関する情報を記憶する共起情報記憶部を有してもよい。この場合、検索アシスト装置100は、図示しない所定のHDD等に共起情報記憶部内のデータを格納してもよい。そして、検索アシスト装置100は、共起情報記憶部に記憶された共起ワードの共起頻度に応じて算出された共起ワードのスコアが所定値以上である場合、取得した注目ワードのうち、共起情報記憶部に記憶された共起ワードと所定の割合以上で共起する注目ワードを検索クエリの候補としてもよい。例えば、図8に示す例において、共起ワード“KK”が共起情報記憶部に記憶されていない場合、共起ワード“KK”は共起ワードとしてスコアを算出しない。そのため、検索アシスト装置100は、注目ワード“AAB!!”について、他の共起ワード“LLL”や“MM”などのスコアを用いて評価を行う。つまり、注目ワードの評価に共起した共起ワードのスコアを加えることで、意味のない文字列、例えばアスキーアート等が注目ワードとしてユーザに提示されることを抑制できる。言い換えると、共起情報も注目情報の評価に加えることで、不適切な注目ワードが提示されることを抑制し、ユーザの入力に対してより適切な検索アシストを行うことができる。また、検索アシスト装置100は、注目ワード“AAB!!”について、共起ワード“LLL”や“MM”などのスコアの合計を用いて評価を行ってもよい。なお、検索アシスト装置100は、共起情報記憶部を有しない場合は、共起情報である共起ワードに関する情報を外部から取得してもよい。
〔4−9.対象とする情報〕
上記実施形態では、文字情報と対象とし注目情報として注目ワードを用いた場合を一例として挙げているが、検索アシスト装置100は、注目情報として文字情報に限らず情報が画像情報や動画情報などの場合にも適用できる。また、検索クエリが画像情報である画像検索等の場合においても適用できる。
〔4−10.装置構成〕
ここで、図2に示した検索アシスト装置100は、注目ワード記憶部121または検索情報記憶部122を有しなくてもよい。具体的には、検索アシスト装置100は、注目ワード記憶部121または検索情報記憶部122を保持するデータベースサーバと接続されてもよい。この場合において、候補情報が外部から提供される場合、検索アシスト装置100は生成部133を有さなくてもよく、検索アシスト装置100は提供された候補情報に基づいて検索クエリの候補を提示してもよい。また、検索ページを提供し検索を実行する検索サービスの提供と、検索クエリの候補を提示する検索アシストサービスの提供とは別装置であってもよい。この場合、検索アシスト装置100は、検索部135を有さなくてもよい。また、この場合、検索アシスト装置100は、検索情報記憶部122に検索ページ等の検索サービスに関する情報を格納しなくてもよい。
〔4−11.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る検索アシスト装置100は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、検索アシスト装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網40を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを他の機器へ通信網40を介して送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る検索アシスト装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、注目ワード記憶部121及び検索情報記憶部122内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網40を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔4−12.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した取得部131と受付部132とは統合されてもよい。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔4−13.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る検索アシスト装置100は、取得部131と、提示部134とを有する。取得部131は、ウェブコンテンツに関する情報であって過去に入力された検索クエリ以外の情報を含む情報に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報を取得する。提示部134は、検索クエリとして入力された情報に対応する前記注目情報を検索クエリの候補として提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストすることができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、注目情報であることが識別可能に注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、注目ワードにユーザの関心を向けせることができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、過去に入力された検索クエリの中から、前記過去に入力された検索クエリが検索に用いられた回数である検索回数に基づいて選択された過去に入力された検索クエリを提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザに対して、過去に入力された検索クエリを用いた通常の検索アシストに加えて、注目ワードを用いた検索アシストを提供することができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、取得部により取得された注目情報と前記過去に入力された検索クエリとのうち、前記注目情報の注目度に応じて算出された前記注目情報のスコアと、前記過去に入力された検索クエリの前記検索回数に応じて算出された前記過去に入力された検索クエリのスコアと、に基づいて選択された注目情報と過去に入力された検索クエリとを前記検索クエリの候補として提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザが検索を行う際の入力を適切にアシストすることができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、検索クエリとして入力された情報の量に応じて、入力された情報に対応する注目情報のスコアを変動させる。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、検索文字数に応じて注目ワードが提示される可能性がより高めることができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、検索クエリとして入力された情報の量に応じて、入力された情報に対応する注目情報の表示順を変動させる。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、検索文字数に応じて注目ワードにユーザの関心を向けさせることができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、取得部131は、ウェブコンテンツに関する情報において注目情報と所定の割合以上で共起する共起情報を取得する。提示部134は、注目情報のうち共起する共起情報が所定の条件を満たす注目情報同士を関連注目情報とし、関連注目情報の各スコアを合算した合計スコアを関連注目情報のスコアとする。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、共通する注目情報を併せて評価でき、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、検索クエリとして入力される情報が所定の量を超えた場合に前記注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、検索文字が少ない段階で注目度の高くない注目ワードが表示されユーザに違和感を与えることを抑制して、ユーザの入力に対して適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100は、禁止情報記憶部を有する。禁止情報記憶部は、使用禁止に関する使用禁止情報を記憶する。提示部134は、取得部によって取得された注目情報のうち、禁止情報記憶部に記憶された使用禁止情報に応じて算出したスコアが所定値以上であるウェブコンテンツに関する情報に含まれる注目情報以外の注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザに対して、不適切な検索クエリの候補が提示されることを防止できる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、検索クエリとして入力中の情報に対応する注目情報を検索クエリの候補として提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザに対して、検索文字入力中であっても検索クエリの候補の提示することができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、取得部131は、ウェブコンテンツに関する情報において注目情報と所定の割合以上で共起する共起情報を取得する。提示部134は、注目情報と前記共起情報とを組み合わせた情報を検索クエリの候補として提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザにとってより共起ワードを含む検索クエリの候補が意味の理解しやすい情報となり、その検索クエリの候補が選択されやすくなる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、取得部131は、ウェブコンテンツに関する情報において前記注目情報と所定の割合以上で共起する共起情報を取得する。提示部134は、注目情報に基づく検索の実行後に、前記注目情報と前記共起情報とを組み合わせた情報を検索クエリの候補として提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザにとってより共起ワードを含む検索クエリの候補が意味の理解しやすい情報となり、その検索クエリの候補が選択されやすくなる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、注目情報の注目度に応じて算出された注目情報のスコアと、注目情報と共起する共起情報を注目情報とした場合における注目度に応じて算出された共起情報のスコアとに基づいて、共起情報のスコアと注目情報のスコアとが所定の条件を満たす場合、注目情報を検索クエリの候補としない。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、注目情報として共起情報が提示されることを抑制し、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100は、共起情報記憶部を有する。共起情報記憶部は、共起情報に関する情報を記憶する。提示部134は、共起情報記憶部に記憶された共起情報の共起頻度に応じて算出された共起情報のスコアが所定値以上である場合、取得部により取得された注目情報のうち、共起情報記憶部に記憶された共起情報と所定の割合以上で共起する注目情報を検索クエリの候補とする。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、共起情報も注目情報の評価に加えることで、不適切な注目情報が提示されることを抑制し、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、検索クエリを入力するユーザに関する情報に基づいてユーザの状態が所定の条件を満たす場合に、前記注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザの状態によって注目ワードを出しわけることにより、注目ワードが検索クエリの候補として選択される可能性を高め、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、ユーザが所定のデバイスを使用していると判定された場合に、注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザの使用するデバイスによって注目ワードを出しわけることにより、注目ワードが検索クエリの候補として選択される可能性を高め、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、ユーザが所定のエリアに位置していると判定された場合に、注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザの位置によって注目ワードを出しわけることにより、注目ワードが検索クエリの候補として選択される可能性を高め、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、ユーザからの入力が所定の時間に行われたと判定された場合に、注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、時間によって注目ワードを出しわけることにより、注目ワードが検索クエリの候補として選択される可能性を高め、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
また、実施形態に係る検索アシスト装置100において、提示部134は、ユーザからの入力が所定の回数を超えて行われたと判定された場合に、注目情報を提示する。
これにより、実施形態に係る検索アシスト装置100は、ユーザの入力回数によって注目ワードを出しわけることにより、注目ワードが検索クエリの候補として選択される可能性を高め、ユーザに対してより適切な検索アシストを行うことができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 検索システム
10 ユーザ端末
20 抽出装置
30 Webサーバ
100 検索アシスト装置
121 注目ワード記憶部
122 検索情報記憶部
131 取得部
132 受付部
133 生成部
134 提示部
135 検索部

Claims (21)

  1. ウェブコンテンツに関する情報であって過去に入力された検索クエリ以外の情報を含む情報に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報を取得する取得部と、
    検索クエリとして入力された情報に対応する所定数の前記注目情報と、検索クエリの履歴に基づく所定数の検索クエリとを検索クエリの候補として提示する提示部と、
    を備えたことを特徴とする検索装置。
  2. 前記提示部は、
    前記注目情報であることが識別可能に前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  3. 前記提示部は、
    前記所定数の検索クエリとして、前記過去に入力された検索クエリの中から、前記過去に入力された検索クエリが検索に用いられた回数である検索回数に基づいて選択された過去に入力された検索クエリを提示する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検索装置。
  4. 前記提示部は、
    前記取得部により取得された注目情報と前記過去に入力された検索クエリとのうち、前記注目情報の注目度に応じて算出された前記注目情報のスコアと、前記過去に入力された検索クエリの前記検索回数に応じて算出された前記過去に入力された検索クエリのスコアと、に基づいて選択された注目情報と過去に入力された検索クエリとを前記検索クエリの候補として提示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の検索装置。
  5. 前記提示部は、
    前記検索クエリとして入力された情報の量に応じて、入力された情報に対応する注目情報のスコアを変動させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の検索装置。
  6. 前記提示部は、
    前記検索クエリとして入力された情報の量に応じて、入力された情報に対応する注目情報の表示順を変動させる、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の検索装置。
  7. 前記取得部は、
    前記ウェブコンテンツに関する情報において前記注目情報と所定の割合以上で共起する共起情報を取得し、
    前記提示部は、
    前記注目情報のうち共起する共起情報が所定の条件を満たす注目情報同士を関連注目情報とし、前記関連注目情報の各スコアを合算した合計スコアを前記関連注目情報のスコアとする、
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の検索装置。
  8. 前記提示部は、
    前記検索クエリとして入力された情報が所定の量を超えた場合に前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の検索装置。
  9. 使用禁止に関する使用禁止情報を記憶する禁止情報記憶部、
    をさらに備え、
    前記提示部は、
    前記取得部によって取得された注目情報のうち、前記禁止情報記憶部に記憶された前記使用禁止情報に応じて算出したスコアが所定値以上であるウェブコンテンツに関する情報に含まれる注目情報以外の注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の検索装置。
  10. 前記提示部は、
    検索クエリとして入力中の情報に対応する注目情報を前記検索クエリの候補として提示する、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の検索装置。
  11. 前記取得部は、
    前記ウェブコンテンツに関する情報において前記注目情報と所定の割合以上で共起する共起情報を取得し、
    前記提示部は、
    前記注目情報と前記共起情報とを組み合わせた情報を前記検索クエリの候補として提示する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の検索装置。
  12. 前記取得部は、
    前記ウェブコンテンツに関する情報において前記注目情報と所定の割合以上で共起する共起情報を取得し、
    前記提示部は、
    前記注目情報に基づく検索の実行後に、前記注目情報と前記共起情報とを組み合わせた情報を前記検索クエリの候補として提示する、
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の検索装置。
  13. 前記提示部は、
    前記注目情報の注目度に応じて算出された前記注目情報のスコアと、前記注目情報と共起する共起情報を注目情報とした場合における注目度に応じて算出された前記共起情報のスコアとに基づいて、前記共起情報のスコアと前記注目情報のスコアとが所定の条件を満たす場合、前記注目情報を前記検索クエリの候補としない、
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の検索装置。
  14. 共起情報に関する情報を記憶する共起情報記憶部、
    をさらに備え、
    前記提示部は、
    前記共起情報記憶部に記憶された共起情報の共起頻度に応じて算出された前記共起情報のスコアが所定値以上である場合、前記取得部により取得された注目情報のうち、前記共起情報記憶部に記憶された共起情報と所定の割合以上で共起する注目情報を前記検索クエリの候補とする、
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の検索装置。
  15. 前記提示部は、
    検索クエリを入力するユーザに関する情報に基づいて前記ユーザの状態が所定の条件を満たす場合に、前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の検索装置。
  16. 前記提示部は、
    前記ユーザが所定のデバイスを使用していると判定された場合に、前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の検索装置。
  17. 前記提示部は、
    前記ユーザが所定のエリアに位置していると判定された場合に、前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の検索装置。
  18. 前記提示部は、
    前記ユーザからの入力が所定の時間に行われたと判定された場合に、前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか一つに記載の検索装置。
  19. 前記提示部は、
    前記ユーザからの入力が所定の回数を超えて行われたと判定された場合に、前記注目情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項15〜18のいずれか一つに記載の検索装置。
  20. コンピュータが実行する検索方法であって、
    制御部がウェブコンテンツに関する情報であって過去に入力された検索クエリ以外の情報を含む情報に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報を取得し記憶部に記憶する取得工程と、
    検索クエリとして入力された情報に対応する所定数の前記注目情報と、検索クエリの履歴に基づく所定数の検索クエリとを検索クエリの候補として提示する提示工程と、
    を含むことを特徴とする検索方法。
  21. コンピュータに実行させる検索プログラムであって、
    制御部がウェブコンテンツに関する情報であって過去に入力された検索クエリ以外の情報を含む情報に基づいて、所定期間において注目されていると判定された注目情報を取得し記憶部に記憶する取得手順と、
    検索クエリとして入力された情報に対応する所定数の前記注目情報と、検索クエリの履歴に基づく所定数の検索クエリとを検索クエリの候補として提示する提示手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする検索プログラム。
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