JP2016176917A - 計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる計量装置を提供する。【解決手段】 上方に配された切断器2で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、一方向及び他方向の2つの方向へ択一的に排出する上部ホッパ4と、上部ホッパ4から一方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第1の計量ホッパ51と、上部ホッパ4から他方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第2の計量ホッパ52とを備え、第1及び第2の計量ホッパ51,52の下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠3aに、第1及び第2の計量ホッパ51,52のうちのいずれか一方から排出される複数本の麺線が供給されるよう構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、即席麺等の生産ラインに組み込まれる計量装置に関する。
麺類の製造方法として、製麺機を用いる機械製麺が知られている。特許文献1及び特許文献2には、小麦粉等の麺原料に水等を加えて混捏して生成した麺類生地を圧延ローラで帯状に圧延し麺帯とする工程、麺帯を長手方向に切断し細線状の複数の麺(麺線)とする工程、麺線を幅方向に切断して一玉分となる所定長さとする工程、等を実施する製麺機が記載されている。
一方、即席麺の生産ラインでは、上記の工程に加え、一玉分となる所定長さに切断した麺線を型枠に入れて乾燥処理を行う工程、その後の検査で良品とされたものについて包装を行う包装工程、等を備えている。
特開平11−127763号公報 特開平11−346638号公報
上記のような即席麺の生産ラインでは、乾燥処理が行われた後、包装工程の前に、型枠からはずされた麺の重量、形、色等の種々の検査が行われ、基準に合わないものは取り除かれる。ここで、麺の重量は、圧延ローラで圧延されたときの麺帯の厚みのばらつき等によってばらつきが生じるが、乾燥処理後のほぼ最終段階において重量検査を行うのでは、検査を行うまでに、重量不良となる麺が多量に生産されてしまう虞があり、また、重量不良となる麺に対して乾燥処理等の無駄な処理が実施される等の問題がある。
本発明の一態様(aspect)は、このような事情に鑑みてなされたものであり、即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる計量装置を提供する。
本発明の一態様の計量装置は、上方に配された切断器で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、一方向及び他方向の2つの方向へ択一的に排出する上部ホッパと、前記上部ホッパから前記一方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第1の計量ホッパと、前記上部ホッパから前記他方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第2の計量ホッパとを備え、前記第1及び第2の計量ホッパの下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠に、前記第1及び第2の計量ホッパのうちのいずれか一方から排出される複数本の麺線が供給されるよう構成されている。
本発明の一態様の計量装置によれば、即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態の第1構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施形態の第1構成例の計量装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態の第2構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。 図4は、本実施形態の第3構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
(実施形態)
本実施形態の計量装置は、上方に配された切断器で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、一方向及び他方向の2つの方向へ択一的に排出する上部ホッパと、前記上部ホッパから前記一方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第1の計量ホッパと、前記上部ホッパから前記他方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第2の計量ホッパとを備え、前記第1及び第2の計量ホッパの下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠に、前記第1及び第2の計量ホッパのうちのいずれか一方から排出される複数本の麺線が供給されるよう構成されている。
この構成によれば、所定長さに切断された複数本の麺線は、その重量が第1、第2のいずれかの計量ホッパで計量されてから型枠へ供給される。即席麺の生産ラインでは、型枠へ入れられた麺線に乾燥処理等が実施された後、重量等の検査が行われる。麺線が型枠へ供給される前にその麺線の重量を第1、第2の計量ホッパで計量するので、その麺線の重量に基づいて重量不良となる麺か否かの判別を行うことができる。そして、重量不良となる麺である場合には、例えば、生産ライン全体を停止させて適切な処置を行うことにより、重量不良となる麺の生産を抑制できる(歩留りの向上)とともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
上記計量装置において、前記第1及び第2の各々の計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内であるか否かを判定する判定器をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、判定器の判定結果に基づいて、重量不良となる麺か否かの判別を行うことができる。
また、前記第1及び第2の計量ホッパの各々は、複数本の麺線を前記型枠へ供給するために排出する方向である第1方向と、前記第1方向とは異なる第2方向とへ択一的に排出可能に構成されるとともに、前記判定器による判定の結果、内部の麺線の重量が許容重量範囲内である場合には複数本の麺線を前記第1方向へ排出し、許容重量範囲内でない場合には前記第2方向へ排出するよう構成されていてもよい。
この構成によれば、第1及び第2の各計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内でない場合にはその計量ホッパ内の麺線を第2方向へ排出することにより、重量不良となる麺の生産を抑制できるとともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
また、前記切断器から複数本の麺線が供給されるたびに、供給された複数本の麺線を前記第1の計量ホッパと前記第2の計量ホッパとへ択一的に供給するように前記上部ホッパを制御するとともに、前記上部ホッパから前記第1及び第2の計量ホッパのうちのいずれか一方の前記計量ホッパへ複数本の麺線が供給された場合に、他方の前記計量ホッパの零点補正を行う制御器をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、第1及び第2の計量ホッパのうちのいずれか一方の計量ホッパへ複数本の麺線が供給された場合に、他方の計量ホッパの零点補正を行うことにより、一方の計量ホッパで複数本の麺線の重量が計量されることと並行して他方の計量ホッパの零点補正が行われるので、型枠への複数の麺線の供給時間間隔を長くすることなく一定時間間隔を維持した状態で、各計量ホッパの零点補正を行うことができる。
また、前記第1及び第2の計量ホッパと前記型枠との間に配置され、前記第1及び第2の計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、前記型枠へ排出する下部ホッパをさらに備えていてもよい。
以下、本実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
〔第1構成例〕
図1は、本実施形態の第1構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
本例の計量装置W1は、即席麺の生産ラインの途中に設けられており、上部ホッパ4と計量ホッパ51,52と制御器10とを有している。
即席麺の生産ラインでは、例えば、小麦粉等の麺原料に水等を加えて混捏して麺類生地とする工程、麺類生地を圧延ローラで帯状に圧延し麺帯とする工程、麺帯を長手方向に切断し細線状の複数の麺(麺線)とする工程(麺線形成工程)、麺線を幅方向に切断して所定長さとする工程、所定長さにした麺線を型枠に入れて油揚げまたは熱風乾燥等の乾燥処理を行う工程、その後の検査で良品とされたものについて包装を行う包装工程、等を備えている。
計量装置W1の上方には、上記麺線形成工程によって形成される細線状の複数本の麺線からなる麺線群M1を矢印a方向へ搬送する搬送コンベア1と、搬送コンベア1の搬出端の下方において、連続する麺線群M1を幅方向に切断して所定長さの麺線群M2に切り離す切断器2とが設けられている。麺線群M1,M2は麺線の束である。
搬送コンベア1によって搬送されてくる連続した麺線群M1は、搬送コンベア1の搬出端から連続して搬出されて垂れ下がり、この垂れ下がった麺線群M1が切断器2によって間欠的に切断され、所定の長さの麺線群(例えば1玉分の麺線群)M2に切り離されて落下する。
この切断器2は、図1の紙面奥行き方向に延びた1つあるいは2つ(本例では2つ)の切り刃2aを有する回転ローラ2bと、偏心回転ローラ(回転軸が図1では右寄りになっている)2cとで構成され、回転ローラ2bが矢印b方向に回転し、偏心回転ローラ2cが矢印d方向に回転することによって、回転ローラ2bの切り刃2aが所定時間ごとに偏心回転ローラ2cと当接して麺線群M1を切断するよう構成されている。本例では、回転ローラ2bに2つの切り刃2aが設けられているので、偏心回転ローラ2cが回転ローラ2bの2倍の速度で回転される。なお、切断器2は上記構成に限られず、搬送コンベア1の搬出端から搬出されて連続して送り込まれてくる麺線群M1を間欠的に切断することにより、所定長さの麺線群M2に切り離して落下させるよう構成されていればよい。
また、計量装置W1の下方には、所定間隔をあけて複数連結された金属製の型枠3aが周回軌道上を搬送される型枠搬送装置3が設けられている。本例では、計量ホッパ51,52の下方において、型枠3aが矢印c方向に搬送される。各々の型枠3aは、即席麺の完成形状に応じた丸型または角型等の所定形状に形成されている。
切断器2で切断された麺線群M2は、その重量が計量装置W1で計量された後、型枠3aへ供給されて後工程へ搬送され、後工程で乾燥処理等が施される。
なお、麺帯を長手方向に切断した複数本の麺線によって、図1の紙面奥行き方向に並んだ複数の麺線群M1が形成される。よって、本例では、複数の各々の麺線群M1に対応して計量装置W1が設けられており、型枠搬送装置3は、各々の計量装置W1に対応して矢印c方向に搬送される複数の型枠3aを有している。
次に、計量装置W1について詳しく説明する。この計量装置W1は、上部ホッパ4の下方に2つの計量ホッパ51,52が水平方向に並んで隣接配置されている。
上部ホッパ4は、切断器2の下方に設けられて、切断器2で所定長さに順次切断されて落下する麺線群M2が順次供給され、この麺線群M2を一時保持した後、排出することができる。上部ホッパ4には、2つの排出ゲート4g1,4g2が設けられ、これら2つの排出ゲート4g1,4g2がそれぞれ独立して開閉動作可能に構成されている。そして、一方の排出ゲート4g1を開くことにより麺線群M2を一方の計量ホッパ51へ排出し、他方の排出ゲート4g2を開くことにより麺線群M2を他方の計量ホッパ52へ排出することができる。すなわち、上部ホッパ4は、保持している麺線群M2を2つの方向へ択一的に排出可能に構成されている。
各々の計量ホッパ51,52は、前述のようにして上部ホッパ4から排出された麺線群M2(被計量物)が供給され、この麺線群M2の重量を計量した後、排出することができる。各々の計量ホッパ51,52には、排出ゲート51g1,52g1が設けられており、排出ゲート51g1,52g1を開くことにより、保持している麺線群M2を下方へ排出して、型枠3aへ供給することができる。また、計量ホッパ51,52には、それに保持される麺線群M2の重量を計量するためにロードセルなどで構成される重量センサ5sが設けられており、重量センサ5sによる計量値(すなわち計量ホッパ51,52の計量値)は制御器10へ入力される。
制御器10は、各々の計量装置W1に備えられ、計量装置W1の動作を制御するよう構成されるとともに、システム制御器11と通信可能に接続されている。
具体的には、制御器10は、上部ホッパ4の排出ゲート4g1,4g2の開閉の制御を行うとともに、計量ホッパ51,52の排出ゲート51g1,52g1の開閉の制御を行う。
ここで、制御器10は、上部ホッパ4内の麺線群M2を、2つの計量ホッパ51,52へ択一的に供給するよう、上部ホッパ4の排出ゲート4g1,4g2を制御する。また、2つの計量ホッパ51,52のうちの麺線群M2が供給されている計量ホッパの排出ゲートを開閉させて、計量済みの麺線群M2を型枠3aへ供給させる。
この際、例えば、上部ホッパ4から計量ホッパ51へ麺線群M2が供給されたときには、計量ホッパ52は空になっており、このときに制御器10は、計量ホッパ52の零点補正を行う。一方、上部ホッパ4から計量ホッパ52へ麺線群M2が供給されたときには、計量ホッパ51は空になっており、このときに制御器10は、計量ホッパ51の零点補正を行う。
各々の計量ホッパ51,52の零点(零点の値)は、制御器10の内部のメモリに記憶されており、零点補正は、麺線群M2が供給されていない空の状態のときの計量ホッパ51,52の計量値を同計量ホッパ51,52の新たな零点に設定(記憶)しなおす処理である。よって、各々の計量ホッパ51,52の零点の値は、各々の計量ホッパ51,52の零点補正が行われるたびに更新される。
制御器10は、上部ホッパ4から計量ホッパ51(52)へ麺線群M2が供給された場合には、秤安定時間の経過直後に取得した計量ホッパ51(52)の計量値(複数の計量値の平均値であってもよい)から、その計量ホッパ51(52)の零点の値を減算して計量ホッパ51(52)内の麺線群M2の重量を算出する。また、これと並行して、制御器10は、麺線群M2が供給されていない計量ホッパ52(51)の計量値(複数の計量値の平均値であってもよい)を、同計量ホッパ52(51)の新たな零点の値に設定する(すなわち零点補正を行う)。
なお、秤安定時間は、例えば上部ホッパ4から麺線群M2の供給が開始されてから、供給される計量ホッパ51,52の重量センサ5sによる計量値が安定するまでに要する時間であり、本例では、秤安定時間として予め所定の時間を定めておき、その時間を制御器10内のタイマで計測するようにしている。
各計量ホッパ51,52は、それに備えられている重量センサ5sの温度変化等によって零点のドリフトが生じ、また、計量ホッパ51,52のホッパ本体(筒状の容器)及び排出ゲートに麺線の一部等が付着してとれなくなる場合があるので、零点補正を行うことにより、各計量ホッパ51,52から排出される麺線群M2の重量の正確な計量を継続することが可能となる。
なお、上部ホッパ4から麺線群M2を供給する計量ホッパとして、所定の供給回数ごとに2つの計量ホッパ51,52を切り替えるようにしてもよい。例えば、2つの計量ホッパ51,52へ交互に麺線群M2を供給するようにして、麺線群M2の供給されていない空になっている計量ホッパ51,52の零点補正を交互に行うようにしてもよい。また、例えば、上部ホッパ4から麺線群M2を一方の計量ホッパ51へn回(nは2以上の所定の整数)連続して供給した後、他方の計量ホッパ52へn回連続して供給すること、を繰り返すようにしてもよい。この場合も、麺線群M2の供給されていない間にその計量ホッパ51,52の零点補正を行うようにすればよく、例えば、麺線群M2が計量ホッパ51へ供給されたときに、計量ホッパ52の零点補正を行い、麺線群M2が計量ホッパ52へ供給されたときに、計量ホッパ51の零点補正を行うようにすればよい。
また、上部ホッパ4から麺線群M2を供給する計量ホッパとして、所定時間ごとに(所定時間が経過するたびに)2つの計量ホッパ51,52を切り替えるようにしてもよい。この場合も、麺線群M2の供給されていない間にその計量ホッパ51,52の零点補正を行うようにすればよい。
また、いずれか一方の計量ホッパ例えば計量ホッパ51を、上部ホッパ4からの供給を主に受けるホッパ(供給頻度の高いホッパ)に決めておいて、例えば、上部ホッパ4から麺線群M2を計量ホッパ51へm回(mは2以上の所定の整数)連続して供給した後、例えば1回だけ計量ホッパ52へ供給すること、を繰り返すようにしてもよい。この場合も、麺線群M2の供給されていない間にその計量ホッパ51,52の零点補正を行うようにすればよい。
また、いずれか一方の計量ホッパ例えば計量ホッパ51を、上部ホッパ4からの供給を主に受けるホッパ(供給頻度の高いホッパ)に決めておいて、所定時間の間は上部ホッパ4から計量ホッパ51へ供給し、所定時間が経過するたびに、例えば1回だけ計量ホッパ52へ供給するようにしてもよい。この場合も、麺線群M2の供給されていない間にその計量ホッパ51,52の零点補正を行うようにすればよい。
また、制御器10は、各計量ホッパ51,52内の麺線群M2の重量が予め設定されている許容重量範囲内であるか否かを判定し(判定器としての機能)、許容重量範囲内でない場合には重量異常信号を生成してシステム制御器11へ送信する。
システム制御器11は、搬送コンベア1、切断器2、計量装置W1及び型枠搬送装置3等を有する生産ライン全体を制御する制御器である。なお、前述のように、計量装置W1は直接的には制御器10によって制御される。
このシステム制御器11は、通常、搬送コンベア1を所定速度で搬送動作させるとともに、切断器2を所定の切断速度となるように動作させる。また、各型枠3aが所定速度で矢印c方向へ搬送されるように型枠搬送装置3を搬送動作させる。
次に、本計量装置W1の動作の一例について説明する。ここでは、上部ホッパ4から2つの計量ホッパ51,52へ交互に麺線群M2を供給する場合を例に説明する。この場合の動作の一例を示すフローチャートを図2に示す。この計量装置W1の動作は制御器10による処理によって実現される。ここでは、計量ホッパ51を第1計量ホッパ、計量ホッパ52を第2計量ホッパと呼ぶことにする。
本例では、計量装置W1から型枠3aへ麺線群M2を供給するタイミング(供給タイミング)を規定するためにシステム制御器11から所定時間間隔で供給指令が制御器10へ送信されるものとする。
ここで、例えば、上部ホッパ4から第1計量ホッパ51へ麺線群M2が供給されて計量済みであり、第2計量ホッパ52が空である状態において、制御器10は、システム制御器11から供給指令を受信して供給タイミングになると(ステップS11)、第1計量ホッパ51の排出ゲート51g1を開閉して、第1計量ホッパ51内の麺線群M2をその下方へ搬送されてきた型枠3aへ供給する(ステップS12)。これに続いて、上部ホッパ4の排出ゲート4g2を開閉して、上部ホッパ4内の麺線群M2を第2計量ホッパ52へ供給する(ステップS13)。
次に、制御器10は、空の状態の第1計量ホッパ51の零点補正を行うとともに、第2計量ホッパ52内の麺線群M2の重量を算出する(ステップS14)。
次に、制御器10は、第2計量ホッパ52内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内であるか否かの判定を行い(ステップS15)、許容重量範囲内でない場合には重量異常信号をシステム制御器11へ送信する(ステップS16)。
そして、制御器10は、次の供給指令を受信して供給タイミングになると(ステップS21)、第2計量ホッパ52の排出ゲート52g1を開閉して、第2計量ホッパ52内の麺線群M2をその下方へ搬送されてきた型枠3aへ供給する(ステップS22)。これに続いて、上部ホッパ4の排出ゲート4g1を開閉して、上部ホッパ4内の麺線群M2を第1計量ホッパ51へ供給する(ステップS23)。
次に、制御器10は、空の状態の第2計量ホッパ52の零点補正を行うとともに、第1計量ホッパ51内の麺線群M2の重量を算出する(ステップS24)。
次に、制御器10は、第1計量ホッパ51内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内であるか否かの判定を行い(ステップS25)、許容重量範囲内でない場合には重量異常信号をシステム制御器11へ送信する(ステップS26)。
以上の動作が繰り返し行われる。上記例では、計量装置W1がシステム制御器11からの供給指令に基づいて上記動作を行うことにより、計量装置W1(第1,第2計量ホッパ51,52)から排出される麺線群M2が、その下方へ搬送されてきた型枠3a内へ収まるように構成されている。
また、システム制御器11は、例えば、いずれか1つの制御器10から前述の重量異常信号を受信すると、非常措置をとる。この非常措置としては、例えば、生産ライン全体を停止させ、重量異常が発生している旨を報知手段(図示せず)に報知させる。この報知手段は、文字等が表示できる表示装置等で構成されていてもよい。
ここで、システム制御器11は、例えば、複数備えられている計量装置W1のうちの、2以上の所定個数の計量装置W1の制御器10から同時に重量異常信号を受信したときに、非常措置をとるようにしてもよいし、ある計量装置W1から2回以上の所定回数連続して重量異常信号を受信したときに、非常措置をとるようにしてもよい。言い換えれば、システム制御器11は、例えば、1つの制御器10から1回だけ単発で重量異常信号を受信したときには、非常措置をとらないようにしてもよい。
制御器10及びシステム制御器11は、例えば、マイクロコントローラ等で構成することができる。また、システム制御器11は、集中制御する単独の制御器によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御器によって構成されていてもよい。また、複数の制御器10が1つの制御器によって構成されていてもよいし、制御器10がシステム制御器11に含まれるように構成されていてもよい。
この第1構成例では、所定長さに切断された全ての麺線群M2の各々に対応して計量装置W1を設けているため、型枠3aへ供給される前の全ての各麺線群M2の重量を計量することができる。
そして、制御器10で重量異常信号が生成されたとき、すなわち、計量ホッパ51,52内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でないときには、例えば、生産ライン全体を停止させて適切な処置(例えば、麺帯の厚みの調整や麺線群M2の長さの調整等)を行うことができる。よって、重量不良となる麺の生産を抑制できる(歩留りの向上)とともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
また、例えば、上部ホッパ4が無く、切断器2で切断された上下に長い麺線群M2がある計量ホッパ(計量ホッパAとする)へ落下供給される場合を考えると、上下に長い麺線群M2が計量ホッパAへ供給され始めてから麺線群M2の全てが計量ホッパA内へ収容されて計量が完了するまでに要する時間が長くかかる。これに対し、本例のように、計量ホッパ51,52の上方の直近に上部ホッパ4を設け、上部ホッパ4内で一塊となった麺線群M2が計量ホッパ51,52へ供給されることにより、上部ホッパ4から計量ホッパ51,52へ麺線群M2が供給され始めてから計量ホッパ51,52での計量が完了するまでに要する時間(ほぼ秤安定時間)を短縮することができる。そのため、いずれかの計量ホッパ51,52から排出される麺線群M2(計量装置W1から排出される麺線群M2)の排出時間間隔、すなわち型枠3aへの麺線群M2の供給時間間隔の短縮を図ることが可能となり、生産ライン全体の生産速度が速くなり、連続搬送される型枠3aの搬送速度が速くなっても、対応することができる。
また、2つの計量ホッパ51,52を設け、上部ホッパ4から排出される麺線群M2を2つの計量ホッパ51,52へ択一的に供給し、麺線群M2が供給されている方の計量ホッパで麺線群M2の重量を計量することと並行して、麺線群M2が供給されていない方の計量ホッパの零点補正を行うことにより、型枠3aへの麺線群M2の供給時間間隔を長くすることなく一定時間間隔を維持した状態で、各計量ホッパ51,52の零点補正を行うことができる。よって、生産ライン全体の生産速度を一定に維持した状態で、計量ホッパ51,52の零点補正を行い麺線群M2の重量の正確な計量を継続することが可能になる。
〔第2構成例〕
図3は、本実施形態の第2構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
本例の計量装置W2は、前述の計量装置W1と同様、即席麺の生産ラインの途中に設けられており、上部ホッパ4と2つの計量ホッパ51,52と下部ホッパ6と制御器10とを有している。
この計量装置W2では、2つの計量ホッパ51,52の下方に1つの下部ホッパ6を設け、制御器10が下部ホッパ6の排出ゲート6gの開閉の制御も行うようにしたことが前述の計量装置W1とは異なり、他の構成は、前述の計量装置W1と同様である。
下部ホッパ6は、計量ホッパ51,52から排出された麺線群M2が供給され、この麺線群M2を一時保持した後、排出することができる。下部ホッパ6には、一対の排出ゲート6gが設けられており、この一対の排出ゲート6gを開くことにより、保持している麺線群M2を下方へ排出して、型枠3aへ供給することができる。
次に、本計量装置W2の動作の一例について説明する。ここでは、上部ホッパ4から2つの計量ホッパ51,52へ交互に麺線群M2を供給する場合を例に説明するが、第1構成例の場合と同様、上部ホッパ4から計量ホッパ51,52への麺線群M2の供給方法については別の方法もある。この計量装置W2の動作は制御器10による処理によって実現される。
本例でも、図2を用いて計量装置W1の動作の一例を説明した場合と同様、計量装置W2から型枠3aへ麺線群M2を供給するタイミング(供給タイミング)を規定するためにシステム制御器11から所定時間間隔で供給指令が制御器10へ送信されるものとする。そして、計量ホッパ51を第1計量ホッパ、計量ホッパ52を第2計量ホッパと呼ぶことにする。また、図2の各ステップ(S11〜S16,S21〜S26)に準じるステップについては、参考ステップ(S11〜S16,S21〜S26)として記載する。
ここで、例えば、上部ホッパ4から第1計量ホッパ51へ麺線群M2が供給されて計量済みであり、第2計量ホッパ52で計量済みの麺線群M2が下部ホッパ6へ供給されて、第2計量ホッパ52が空になっている状態において、制御器10は、システム制御器11から供給指令を受信して供給タイミングになると(参考ステップS11)、下部ホッパ6の排出ゲート6gを開閉して(図2には無いステップ)、下部ホッパ6内の麺線群M2をその直下へ搬送されてきた型枠3aへ供給する。これに続いて、第1計量ホッパ51の排出ゲート51g1を開閉して、第1計量ホッパ51内の麺線群M2を下部ホッパ6へ供給する(参考ステップS12)。さらにこれに続いて、上部ホッパ4の排出ゲート4g2を開閉して、上部ホッパ4内の麺線群M2を第2計量ホッパ52へ供給する(参考ステップS13)。
次に、制御器10は、空の状態の第1計量ホッパ51の零点補正を行うとともに、第2計量ホッパ52内の麺線群M2の重量を算出する(参考ステップS14)。
次に、制御器10は、第2計量ホッパ52内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内であるか否かの判定を行い(参考ステップS15)、許容重量範囲内でない場合には重量異常信号をシステム制御器11へ送信する(参考ステップS16)。
そして、制御器10は、次の供給指令を受信して供給タイミングになると(参考ステップS21)、下部ホッパ6の排出ゲート6gを開閉して(図2には無いステップ)、下部ホッパ6内の麺線群M2をその直下へ搬送されてきた型枠3aへ供給する。これに続いて、第2計量ホッパ52の排出ゲート52g1を開閉して、第2計量ホッパ52内の麺線群M2を下部ホッパ6へ供給する(参考ステップS22)。さらにこれに続いて、上部ホッパ4の排出ゲート4g1を開閉して、上部ホッパ4内の麺線群M2を第1計量ホッパ51へ供給する(参考ステップS23)。
次に、制御器10は、空の状態の第2計量ホッパ52の零点補正を行うとともに、第1計量ホッパ51内の麺線群M2の重量を算出する(参考ステップS24)。
次に、制御器10は、第1計量ホッパ51内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内であるか否かの判定を行い(参考ステップS25)、許容重量範囲内でない場合には重量異常信号をシステム制御器11へ送信する(参考ステップS26)。
以上の動作が繰り返し行われる。上記例では、計量装置W2がシステム制御器11からの供給指令に基づいて上記動作を行うことにより、計量装置W2(下部ホッパ6)から排出される麺線群M2が、その下方へ搬送されてきた型枠3a内へ収まるように構成されている。
この第2構成例の場合も、システム制御器11は、制御器10からの重量異常信号に基づいて、非常措置をとることができる。また、制御器10は、第1構成例の場合と同様にして計量ホッパ51,52の零点補正を行い、麺線群M2の重量の正確な計量を継続することができる。すなわち、第2構成例においても、第1構成例と同様の効果が得られる。
〔第3構成例〕
図4は、本実施形態の第3構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
本例の計量装置W3は、前述の計量装置W1,W2と同様、即席麺の生産ラインの途中に設けられており、上部ホッパ4と2つの計量ホッパ51,52と下部ホッパ6と制御器10とを有している。
この計量装置W3では、2つの計量ホッパ51,52の各々に、それぞれ独立して開閉動作可能な2つの排出ゲート(51g1,51g2)、(52g1,52g2)が設けられ、これらの各排出ゲートの開閉動作の制御が制御器10によって行われる。これ以外の構成は、前述の計量装置W2と同様である。
計量ホッパ51は、一方の排出ゲート51g1を開くことにより麺線群M2を第1方向(p1)へ排出して下部ホッパ6へ供給し、他方の排出ゲート51g2を開くことにより麺線群M2を第1方向(p1)とは異なる第2方向(p2)へ排出することができる。すなわち、計量ホッパ51は、保持している麺線群M2を第1方向(p1)と第2方向(p2)とへ択一的に排出可能に構成されている。
また、計量ホッパ52は、一方の排出ゲート52g1を開くことにより麺線群M2を第1方向(q1)へ排出して下部ホッパ6へ供給し、他方の排出ゲート52g2を開くことにより麺線群M2を第1方向(q1)とは異なる第2方向(q2)へ排出することができる。すなわち、計量ホッパ52は、保持している麺線群M2を第1方向(q1)と第2方向(q2)とへ択一的に排出可能に構成されている。
なお、上記において、第1方向(p1)、(q1)はそれぞれ、麺線群M2を型枠3aへ供給するための下部ホッパ6へ供給する方向を意味しており、実際の方向は2つの計量ホッパ51,52において異なる。
また、本例では、各計量ホッパ51,52の他方の排出ゲート51g2,52g2が開いたときに排出される麺線群M2を受けとる排出装置7が設けられている。排出装置7としては、例えば、麺線群M2を搬送するコンベアで構成してもよいし、麺線群M2を滑落させることができるように傾斜したシュートで構成してもよい。
この第3構成例の場合も、制御器10は、上部ホッパ4の排出ゲート4g1,4g2の開閉動作と、計量ホッパ51,52の排出ゲート51g1,52g1の開閉動作と、下部ホッパ6の排出ゲート6gの開閉動作とについては、第2構成例の場合と同様の制御を行う。
第3構成例の場合、制御器10は、麺線群M2を保持している計量ホッパ51(52)内の麺線群M2の重量が、予め設定されている許容重量範囲内であるか否かを判定し、許容重量範囲内である場合には、第2構成例の場合と同様、システム制御器11からの供給指令に基づく所定のタイミングで麺線群M2を保持している計量ホッパ51(52)の排出ゲート51g1(52g1)を開閉して、計量ホッパ51(52)内の麺線群M2を空になった下部ホッパ6へ排出させるよう制御する。
一方、制御器10は、計量ホッパ51(52)内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でない場合には、排出ゲート51g2(52g2)を開閉して、計量ホッパ51(52)内の麺線群M2を排出装置7へ排出させるよう制御する。
ここで、制御器10は、計量ホッパ51,52内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でない場合に、第1、第2構成例のように重量異常信号をシステム制御器11へ送信しない。
上記以外の構成及び動作は第2構成例の場合と同様である。
この第3構成例の場合、計量ホッパ51,52内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でないときには、排出装置7へ排出することにより、重量不良となる麺の生産を抑制できるとともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
なお、第3構成例においても、制御器10は、計量ホッパ51,52内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でない場合に、第1、第2構成例のように重量異常信号を生成してシステム制御器11へ送信するようにしてもよい。この場合、システム制御器11は、例えば、重量異常信号の発生頻度等に基づいて、前述の生産ライン全体の停止等の非常措置をとるようにしてもよい。
また、第3構成例においても、第1,第2構成例の場合と同様にして計量ホッパ51,52の零点補正を行い、麺線群M2の重量の正確な計量を継続することができる。
また、第3構成例において、下部ホッパ6を設けずに、各々の排出ゲート51g1,52g1が開いたときに各計量ホッパ51,52から排出される麺線群M2が型枠3aへ直接供給されるように構成してもよい。
なお、第1〜第3構成例において、例えば、別途零点補正を行う期間を設けるなどして、その期間以外には零点補正を行わないようにし、零点補正を行わない期間において、上部ホッパ4から2つの計量ホッパ51,52へ交互に麺線群M2を供給し、供給された順番に2つの計量ホッパ51,52から交互に麺線群M2を排出するように構成し、かつ、2つの計量ホッパ51,52の両方に麺線群M2が保持されている期間が存在するように2つの計量ホッパ51,52への供給及び2つの計量ホッパ51,52からの排出を行うように構成してもよい。この場合、2つの計量ホッパ51,52からの排出時間間隔をより短縮でき、計量装置W1〜W3から型枠3aへの麺線群M2の供給時間間隔をより短縮することが可能になるので、生産ライン全体の生産速度がより一層速くなっても対応することができる。
また、第1〜第3構成例では、切断器2で切断された1つの麺線群M2が1つの型枠3aへ供給されるように構成されているが、切断器2で連続して切断された複数(例えば2つ)の麺線群M2が1つの型枠3aへ供給されるように構成されていてもよい。この場合、例えば、切断器2で連続して切断された複数の麺線群M2を上部ホッパ4で保持して、上部ホッパ4から複数の麺線群M2をいずれかの計量ホッパ51,52へ供給し、計量ホッパ51,52で複数の麺線群M2の重量を計量するように構成してもよい。あるいは、切断器2で切断されるたびに、上部ホッパ4は1つの麺線群M2を一時保持していずれかの計量ホッパ51,52へ供給するようにし、上部ホッパ4から複数回連続して供給された複数の麺線群M2を計量ホッパ51,52で保持し、計量ホッパ51,52で複数の麺線群M2の重量を計量するように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、ホッパに供給される対象物として、麺線群を例示したが、これに限らない。本技術は、麺線群以外の糸状の物にも適用できる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる計量装置等として有用である。
W1,W2,W3 計量装置
2 切断器
3a 型枠
4 上部ホッパ
51,52 計量ホッパ
6 下部ホッパ
10 制御器
11 システム制御器

Claims (5)

  1. 上方に配された切断器で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、一方向及び他方向の2つの方向へ択一的に排出する上部ホッパと、
    前記上部ホッパから前記一方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第1の計量ホッパと、
    前記上部ホッパから前記他方向へ排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する第2の計量ホッパとを備え、
    前記第1及び第2の計量ホッパの下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠に、前記第1及び第2の計量ホッパのうちのいずれか一方から排出される複数本の麺線が供給されるよう構成された、計量装置。
  2. 前記第1及び第2の各々の計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内であるか否かを判定する判定器をさらに備えた、
    請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記第1及び第2の計量ホッパの各々は、
    複数本の麺線を前記型枠へ供給するために排出する方向である第1方向と、前記第1方向とは異なる第2方向とへ択一的に排出可能に構成されるとともに、
    前記判定器による判定の結果、内部の麺線の重量が許容重量範囲内である場合には複数本の麺線を前記第1方向へ排出し、許容重量範囲内でない場合には前記第2方向へ排出するよう構成された、
    請求項2に記載の計量装置。
  4. 前記切断器から複数本の麺線が供給されるたびに、供給された複数本の麺線を前記第1の計量ホッパと前記第2の計量ホッパとへ択一的に供給するように前記上部ホッパを制御するとともに、前記上部ホッパから前記第1及び第2の計量ホッパのうちのいずれか一方の前記計量ホッパへ複数本の麺線が供給された場合に、他方の前記計量ホッパの零点補正を行う制御器をさらに備えた、
    請求項1〜3のいずれかに記載の計量装置。
  5. 前記第1及び第2の計量ホッパと前記型枠との間に配置され、前記第1及び第2の計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、前記型枠へ排出する下部ホッパをさらに備えた、
    請求項1〜4のいずれかに記載の計量装置。
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