JPH075386U - 麺線処理装置 - Google Patents

麺線処理装置

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JPH075386U
JPH075386U JP033520U JP3352093U JPH075386U JP H075386 U JPH075386 U JP H075386U JP 033520 U JP033520 U JP 033520U JP 3352093 U JP3352093 U JP 3352093U JP H075386 U JPH075386 U JP H075386U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重量のばらつきがなく均一な重量の麺線群を
リテーナに投入可能で、かつ、その投入された麺線が十
分にほぐれる麺線処理装置の提供。 【構成】 常法に従って調製されたウェーブ麺線を、複
数の麺線群毎に区分けして連続的に供給して、前記麺線
群を所定の長さに切断し所定量毎にリテーナ内に投入し
て均一に型詰するための装置であって、ウェーブ麺線を
搬送するコンベア11と該コンベアより連続的に供給さ
れるウェーブ麺線群のウェーブを十分に引き伸ばすため
の引っ張りコンベア10と、引っ張りコンベアで引き伸
ばされた麺線群を、結束状態にするためのシュート部材
20と、結束状態になった麺線群を所定長さに切断する
ための切断装置30と、切断された麺線群を均一にリテ
ーナ70に投入するための投入装置40,50と、リテ
ーナ内に投入された麺線群を型詰するための型詰装置8
0とを備えることを特徴とする麺線処理装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、即席麺類の麺線処理装置に関し、特に、フライ処理工程の前工程に おいて、フライ用容器(以下、「リテーナ」と言う)に所定長さ、所定量の麺線 を均一に型詰めする麺線処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来より即席麺類は、小麦粉、水及びカンスイなどの原料を混練して、麺生地 を製造し、該麺生地を圧延した後に、切り出しロールを用いて麺線とする。そし て、この麺線を蒸煮した後、所定の長さにカットした麺線を、リテーナに型詰め し、これを加熱したフライ油を収容した油揚げ処理槽(フライ処理槽)内に浸漬 し、その後、適宜冷却処理することによって製造されている。
【0003】 この場合、従来より麺線をカットしリテーナに投入する装置としては、 (1)カッターで所定の長さに切断した麺線を、種々のホッパー及びシュートを 通過させて、複数の麺線群収容室を有する水車部材を介して、最終ホッパーを通 りモールド内に投入する装置、ならびに、 (2)特開昭56−5062号に開示されるように、所定の長さに切断した麺線 をシュータを通して落下させ、落下途中でこれに加圧気体を吹きつけて、L字型 シュータの水平方向に吹き飛ばし、麺線が対向側壁に突き当たったところでシュ ータの垂直方向に落下させてこれを油熱処理容器に充填する装置、 などがある。
【0004】 しかしながら、このような従来の装置では、カットされた麺線群がリテーナに 投入されるまでに、種々のホッパー、シュートなどを通過するために、カット麺 線群が、前記ホッパー等に接触する面積が広く、ホッパー、シュートなどの内壁 面に麺線が付着することが多々あった。特に、カットした麺線の重量が軽く、か つ麺線の長さが短い麺線群の場合には、特にこのような問題が生じることが多く 、そのために均一な重量とならず大きなばらつきが生じ生産性などに及ぼす影響 が大きかった。
【0005】 また、前述したような、エアーを吹き付ける方法では、麺線がシューターの内 外へ飛散し、その結果、シューターの内壁面に付着したり、外部に飛散した麺線 が、機械化された自動化装置の作動を阻害するおそれがあり、さらには、リテー ナに投入される麺塊の重量が均一とならず製品としては耐え得ないものとなるお それがあった。また、エアーを吹き付けるための装置の構造が複雑で、かつ大規 模となるなどの問題点があった。
【0006】 そこで、本考案は、重量のばらつきがなく、均一な重量の麺線群をリテーナに 投入可能とする麺線処理装置を提供することを第1の目的とする。
【0007】 次に、リテーナに投入された麺線をリテーナに型詰する場合に、麺線のほぐれ が不十分で、及びその分布が不均一であれば、油揚げ処理の際に、該油揚げ処理 が不均一となり、麺塊の中央部分で油揚げが不十分となり、いわゆる半生の状態 となる一方、外側部分で油揚げが過剰となる。さらには、麺線が偏在することと もなり、製品の形態が悪くなる上、喫食の際に熱湯を注加しても、麺線の緻密な 中央部分ではその復元状態が悪くなり、喫食に耐え得ないものとなるなどの問題 があった。
【0008】 そこで、本考案は、上述したリテーナに投入された麺線が十分にほぐれ、かつ その分布が左右・上下方向に全体に均一となり、その結果、次工程の油揚げ処理 の際に、油揚げ処理が麺全体にわたり均一に行われ、麺塊の中央部分から外側部 分にいたるまで麺線が偏在することなく、得られる油揚げ麺塊の麺質及び形態が 良質な麺線処理装置を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の麺線処理装置は、前述した従来技術の課題及び目的を達成するために 考案なされたものであって、下記の構成をその達成手段とするものである。
【0010】 (1)常法により調整されたウェーブ麺線群を搬送するコンベアと、 前記コンベアより搬送速度が速く、前記ウェーブ麺線のウェーブを引き伸ばすた めの引っ張りコンベアと、 前記引伸ばされた麺線群を結束状態にするために、上端開口部から下端開口部 に向かって収束してなるシュート部材と、 前記結束状態になった麺線群を所定長さに切断するための切断装置と、 前記切断された麺線群を所定量毎ににリテーナに投入するための投入装置と、 から構成されることを特徴とする麺線処理装置。
【0011】 (2)前記投入装置の後段に、前記リテーナ内に投入された麺線群を下方に押圧 するための上下動可能な押圧部材より構成される型詰装置を備えたことを特徴と する前述の(1)に記載の麺線処理装置。
【0012】 (3)前記シュート部材の内面の少なくとも周縁部が球状であることを特徴とす る前述の(1)又は(2)に記載の麺線処理装置。
【0013】 (4)前記投入装置が、複数の麺線群収容室を有する水車部材および該水車部材 の下方に配設されたホッパー部材とから構成され、且つ該水車部材の麺線群収容 室内面の少なくとも周縁部が球状であることを特徴とする前述の(1)から(3 )のいずれかに記載の麺線処理装置。
【0014】 (5)麺線群が前記シュート部材を通過する際に、麺線群にオイルを吹き付ける ためのオイル吹き付け手段を備えることを特徴とする前述の(1)から(4)の いずれかに記載の麺線処理装置。
【0015】 (6)前記投入装置によりリテーナ内に投入された麺線群を、型詰装置により型 詰する前に均一にほぐすためのほぐし装置を備えることを特徴とする前述の(2 )に記載の麺線処理装置。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の麺線処理装置について、添付図面に基づいてより詳細に説明す る。
【0017】 図1は、本考案の麺線処理装置全体の概略を説明する図、図2は、本考案の麺 線処理装置の一部の概略を説明する図、図3は、図1のA方向−A線矢視図、図 4は、本考案の麺線処理装置のシュート部材の構造を示す斜視図、図5は、本考 案の麺線処理装置の切断装置と、その下方に配設された水車部材の構造を示す拡 大図、図6(a)は、本考案の麺線処理装置の水車部材の縦断面図、図6(b) は、本考案の麺線処理装置の水車部材の側面図である。
【0018】 本考案では、先ず、常法に従って、小麦粉、水及びカンスイなどの原料を混練 して、麺生地を製造し、該麺生地を圧延した後に、切り出しロール(切刃)を用 いてウェーブ麺線とし、蒸煮した後、必要に応じて着味したウェーブ麺線を対象 とするものである。
【0019】 麺線処理装置1は、基本的には、図1、図2及び図3に示したように、リテー ナ70,70の列数に対応する列数に区分けされたウェーブ麺線を搬送するコン ベア11と、コンベア11の終端側下方に接続されたウェーブ麺線を延ばすため の引張りコンベア10と、引張りコンベア10の終端側に接続され、麺線群をあ る程度束ねた状態にするシュート部材20と、シュート部材の下方に配設され、 麺線を所定の長さに切断するための切断装置30と、切断装置30の下方に配設 された水車部材40と、水車部材40の下方に配設されたホッパー部材50と、 ホッパー部材50の下方に配設され、リテーナ70を具備するコンベア60と、 リテーナ70内に収容された麺線群Cを押圧して型詰するための押圧装置80と から構成されるものである。以下にその具体的な構成とその作用について述べる 。
【0020】 先ず、前工程で蒸煮され、必要に応じて着味されたウェーブ麺線を搬送するコ ンベア11と、該コンベア11と比較して搬送速度の速い引張りコンベア10か ら構成されるものであって、このように構成することによって、コンベア11上 を搬送されたウェーブ麺線群Aは、引張りコンベア10への乗り移りにより引っ 張られることとなり、麺線群Aのウェーブが十分に引き伸ばされることとなり、 麺線同士のほぐれが良好となる。なお、コンベア11と引張りコンベア10との 速度比は、麺線の種類、径などにより適宜設定されるものであって、一例を挙げ れば1:4程度が麺線が切断などされないために好ましい。
【0021】 また、12はオイルスプレー装置であって、引張りコンベア10の終端部分に 適宜配設されるものであり、澱粉類を多量に添加した麺線のほぐれ(すべり)の 悪いタイプの麺線であっても、麺線群Aにオイルを噴霧することによって、麺線 の結着を防止し、本装置を用いて均一にリテーナ70内に充填できるようにし、 又後工程でのほぐし装置により麺線をほぐす際に麺線の破損を防止するためのも のである。
【0022】 このように引張りコンベア10上を搬送されてきた麺線群Aは、次に、上端開 口部から下端開口部に向かって収束する形状としたシュート部材20を通過し、 ある程度束なった状態となる。このシュート部材20は、図3及び図4に示した ように、リテーナ70の列数に対応する数に区分けされた溝部21,21を有す る概略樋形状で傾斜して配設されるものである。また、この溝部21は、その下 方に向かって溝部21の寸法が小さくなったいわゆる収束した形状とし、好まし くは、少なくともその内面周縁部をRを有する溝形状とすることにより、シュー ト部材20を通過する麺線群Aがよりスムーズにある程度束なった状態となる。
【0023】 次に、シュート部材20を通過してある程度束ねられた麺線群Aは、その後、 シュート部材20の下方に配設された麺線を所定の長さに切断するための切断装 置30を通過する。この切断装置30は、図5に示したように、回転軸31に刃 32,32が180゜の角度間隔で固定された構成であり、この回転軸の回転速 度を調整することにより、対応ロール33と刃32によって、麺線群Aを所定の 長さ、すなわち所定の重量に切断することができる。ここで、回転軸に固定され る刃数とその回転径及び回転軸の周速は、カット麺線の長さ、麺線速度、麺線重 量に応じて適宜決定されるものである。
【0024】 そして、切断装置30を通過し、所定の長さ、すなわち所定の重量に切断され た麺線群Aは、図1に示したように、切断装置30の下方に配設された水車部材 40の麺線群収容室41内に落下し、所定量毎に収容され、ある程度麺線群Aが 団塊状となる。その後、水車部材40がその軸42を中心に回動することにより 、麺線群収容室41内に収容された麺線群Aが、水車部材40の下方に配設され たホッパー部材50を介して、コンベア60上に具備されるリテーナ70内にあ る程度団塊状となった麺線群Bとして充填されるようになっている。
【0025】 なお、前記水車部材40の麺線群収容室41は、図6に示したように、カット された麺線群Aを受けて、ある程度麺線群Aを団塊状としやすく、また、水車部 材40がその軸42を中心に回動した際に、その内部に収容された麺線群Aの滑 りを良好にして、ホッパー部材50へと落下させ易くするために、麺線が付着し やすく残り易いその内壁の周縁部分(斜線部分)がRを有する形状とするのが好 ましい。
【0026】 また、リテーナ70内に麺線群Cを充填しやすくするために、ホッパー部材5 0の内径は、リテーナ70の内径に比較して小さい寸法とするのが好ましい。
【0027】 このように、リテーナ70内に収容された麺線群Bは、図1に示したように、 やや中心部分が盛り上がった状態となるが、コンベア60上を搬送されて型詰装 置80の押圧部材81により下方向に押圧され、リテーナ70内に型詰(麺線群 C)されるようになっている。
【0028】 なお、型詰装置80の押圧部材81を垂直方向に上下動させる機構は図示しな いが、従来周知の機構、例えばピストン・シリンダー機構などを用いればよく、 特に限定されるべきものではない。
【0029】 一方、押圧部材81の形状は、押圧部材81の下端が平坦状又は少なくとも下 端の周縁部を球面状とする(すなわち、Rを形成)のが好ましく、これにより、 リテーナ70内に収容された麺線群Bを押圧した際に、緻密になった中央部の麺 線が、押圧部材81の球面状の周縁部に沿って左右に押し出され、その結果、重 量のばらつきが少なく、より均一な型詰をすることが可能となる。
【0030】 その後、リテーナ70内に型詰された麺線群Dは、リテーナ70の上部開口部 を蓋71により閉蓋し、これを予め加熱されたフライ油が収容された油揚げ処理 槽(図示せず)内に浸漬することによって、リテーナ70の底部に形成された多 数の透孔(図示せず)を介して揚油が浸入して、リテーナ70内に収容された麺 線群Dが油揚げ処理される。
【0031】 上述したように、リテーナ70内に収容された麺線群Aを、押圧部材81によ り、垂直方向下方に押圧することによって、油揚げ処理の際に半生状態となり易 いリテーナ中央部の麺線が押圧され、その結果、麺線が下方向及び左右方向に広 がり全体に均一な分布状態となる。また、強制的に麺線群Aを押圧することによ り、リテーナ70内で収容された麺線群Cの上部と蓋71との間に空間が生じて 、油揚げ処理の際に、瞬間的に麺線の広がる部分が多くなる。
【0032】 従って、このように押圧され、リテーナ2内に収容された麺線群Aは、麺線が 十分にほぐれ、かつその分布が左右・上下方向に全体に均一となり、その結果、 次工程の油揚げ処理の際に、油揚げ処理が麺全体にわたり均一に行われ、麺塊の 中央部分から外側部分にいたるまで麺線が偏在することなく、麺質及び形態が良 質な油揚げ麺塊が得られる。
【0033】 なお、この際、前記リテーナ70の内寸法と押圧部材3の外寸法の間に差を設 けて間隙を形成しておいた方が、リテーナ70内で麺線が下・左右方向に均一に 流動するので好ましい。
【0034】 また、90は、前記型詰装置80の前工程に適宜配設される麺線ほぐし装置で あって、より均一な型詰を行うために、麺線群Aがリテーナ70内に収容された 後に、複数のほぐし棒部材91を麺線群A内に下降させて、前後左右に揺動させ るものであり、その揺動させる機構としては従来周知の機構を使用すれば良いの は勿論である。
【0035】 なお、上記引張りコンベア10、シュート部材20、切断装置30、水車部材 40、ホッパー部材50、押圧装置80、麺線ほぐし装置90などは、図3など に示したように、勿論、リテーナ70,70の列数に対応する数だけ横方向に複 数列に設けられている。
【0036】
【考案の作用・効果】
本考案の麺線処理装置によれば、 (1)引張りコンベアーによって、麺線群のウェーブなどが十分に引き伸ばされ ることとなり、麺線同士のほぐれが良好となり、 (2)その後、シュート部材を通過することによって、麺線群がある程度束なっ た状態となり、 (3)切断装置を通過することにより、麺線群が所定の長さ、すなわち所定の重 量に切断され、 (4)切断装置の下方に配設された水車部材の麺線群収容室内に落下・収容され 、ある程度麺線群が団塊状となり、 (5)その後、水車部材の下方に配設されたホッパー部材を介して、コンベア上 に具備されるリテーナ内にある程度団塊状となった麺線群として充填され、 (6)しかる後、押圧装置の押圧部材により麺線群は下方向に押圧され、リテー ナ内に型詰される、ようになっている。
【0037】 従って、本考案は、その装置の構造が簡単で、かつ大規模とならない即席麺類 の製造方法における麺線を連続的に処理するための装置を提供できる。
【0038】 さらに、シュート部材をその溝部がその下方に向かって寸法が小さくなったい わゆる収束した形状とし、必要に応じRを有する溝形状としてあるので、シュー ト部材を通過する麺線群がある程度束なった状態となり、当該結束状態にて次工 程で切断されるため、切断時における重量のばらつきを抑えることができる。ま た、水車部材の麺線群収容室を、カットされた麺線群を受けて、ある程度麺線群 を団塊状としやすくし、かつ、その内部に収容された麺線群の滑りを良好にして 、ホッパー部材へと落下させ易くするために、麺線が付着しやすく残り易いその 内壁の周縁部分(斜線部分)がRを有する形状とするなどの構成にしてあるので 、 特に、カット麺重量が軽く、なおかつ麺線長が短い麺線群については、カット 後の麺線の付着する面積が狭く1ケ所に集められるため、重量のばらつきが少な く均一にリテーナ内に充填することができる。さらに、麺線群がリテーナ内で押 圧されるので、油揚げ処理の際に半生状態となり易いリテーナ中央部の麺線が押 圧され、麺線が下方向及び左右方向に広がり全体に均一な分布状態となり、その 結果、次工程の油揚げ処理の際に、油揚げ処理が麺全体にわたり均一に行われ、 麺塊の中央部分から外側部分にいたるまで麺線が偏在することなく、麺質及び形 態が良質な油揚げ麺塊が得られるなどの顕著で特有な作用効果を数多く奏するき わめて優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案の麺線処理装置全体の概略を
説明する図である。
【図2】 図2は、本考案の麺線処理装置の一部の概略
を説明する図である。
【図3】 図3は、図1のA方向−A線矢視図である。
【図4】 図4は、本考案の麺線処理装置のシュート部
材の構造を示す斜視図である。
【図5】 図5は、本考案の麺線処理装置の切断装置
と、その下方に配設された水車部材の構造を示す拡大図
である。
【図6】 図6(a)は、本考案の麺線処理装置の水車
部材の縦断面図、図6(b)は、本考案の麺線処理装置
の水車部材の側面図である。
【符号の説明】
1…麺線処理装置 10…引張りコンベア 11…コンベア 12…オイルスプレー装置 20…シュート部材 21…溝部 30…切断装置 31…回転軸 32…刃 33…対応ロール 40…水車部材 41…麺線群収容室 42…軸 50…ホッパー部材 60…コンベア 70…リテーナ 71…蓋 80…型詰装置 81…押圧部材 90…麺線ほぐし装置 91…ほぐし棒部材 A,B,C,D…麺線群

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常法により調整されたウェーブ麺線群を
    搬送するコンベアと、 前記コンベアより搬送速度が速く、前記ウェーブ麺線の
    ウェーブを引き伸ばすための引っ張りコンベアと、 前記引伸ばされた麺線群を結束状態にするために、上端
    開口部から下端開口部に向かって収束してなるシュート
    部材と、 前記結束状態になった麺線群を所定長さに切断するため
    の切断装置と、 前記切断された麺線群を所定量毎にリテーナに投入する
    ための投入装置と、から構成されることを特徴とする麺
    線処理装置。
  2. 【請求項2】 前記投入装置の後段に、前記リテーナ内
    に投入された麺線群を下方に押圧するための上下動可能
    な押圧部材より構成される型詰装置を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の麺線処理装置。
  3. 【請求項3】 前記シュート部材の内面の少なくとも周
    縁部が球状であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の麺線処理装置。
  4. 【請求項4】 前記投入装置が、複数の麺線群収容室を
    有する水車部材および該水車部材の下方に配設されたホ
    ッパー部材とから構成され、且つ該水車部材の麺線群収
    容室内面の少なくとも周縁部が球状であることを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載の麺線処理装置。
  5. 【請求項5】 麺線群が前記シュート部材を通過する際
    に、麺線群にオイルを吹き付けるためのオイル吹き付け
    手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載の麺線処理装置。
  6. 【請求項6】 前記投入装置によりリテーナ内に投入さ
    れた麺線群を、型詰装置により型詰する前に均一にほぐ
    すためのほぐし装置を備えることを特徴とする請求項2
    に記載の麺線処理装置。
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