JP2016176330A - 雨樋システム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項3記載の雨樋システムは、軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋とを備えてなる雨樋システムであって、前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内に前記竪樋と略同等の長さで配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる負圧誘発管と、を備えて構成され、前記負圧誘発管はその外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の雨樋システムは、軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋と、前記竪樋の下端部側に設けられた排水管カバーと、を備えてなる雨樋システムであって、前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内でかつ他端が前記排水管カバー内となるよう配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる管内流路の一部の流路面積を小にしてなる負圧誘発部を有する負圧誘発管と、を備えて構成され、前記負圧誘発管の外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の雨樋システムは、軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋と、を備えてなる雨樋システムであって、前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内に配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる管内流路の一部の流路面積を小にしてなる負圧誘発部を有する負圧誘発管と、を備えて構成され、前記吸水管の上端は、前記軒樋内に流入した雨水の上限水位の水面よりも低い位置とされ、前記負圧誘発管の外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
この吸水孔10bは、図3に示すように吸水管7の径方向からも雨水を取り込めるように設けられた貫通孔である。この開口部10aと吸水孔10bとは、吸水管7内に雨水を取り込む吸水口10を構成している。
このため、通常の降雨時には、屋根から軒樋1に流れ込んだ軒樋1内の雨水Wは、吸水管7の開口部10aから吸水管7内に流れ込んで管内流路Rを流れていくか、吸水管7の外側を流れて落し口2から負圧誘発管8の外面と竪樋4の内面の間の隙間Hを流路として竪樋4内を流下し、排水管に排出される。
本実施形態は、第1実施形態と同様、住宅などに設置される雨樋システムに関するものであり、第1実施形態に対して高排水機構の構成のみが異なる。このため、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成に対して同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
1a 側壁
1b 底面
2 落し口
3 集水器
4 竪樋
5 排水管カバー
6 高排水機構
7 吸水管
8 負圧誘発管
8a 負圧誘発部
9 継手
10 吸水口
11 高排水機構
12 負圧誘発管
12a 負圧誘発部
13 挿通孔
14 接合部材
15 合流部
A 雨樋システム
B 雨樋システム
H 負圧誘発管と竪樋の間の隙間(流路)
L 軒樋の延在方向の距離
M 吸水管と軒樋の側壁の間
R 管内流路
T1 上下方向
T2 延在方向
W 雨水
W’ 雨水
Claims (5)
- 軒樋と、2つの前記軒樋を接続する落し口に接続した竪樋とを備えてなる雨樋システムであって、
前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、
前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の底面上に前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、
一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内に配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる管内流路の一部の流路面積を小にしてなる負圧誘発部を有する負圧誘発管と、を備えて構成され、
前記吸水管の吸水口は、前記負圧誘発管と接続される端部の反対側の端部に形成された開口部と、前記負圧誘発管と接続される端部の反対側の端部であって前記吸水管の側面に形成されたスリット又は複数の吸水孔と、からなり、
前記負圧誘発管の外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする雨樋システム。 - 軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋とを備えてなる雨樋システムであって、
前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、
前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向かつ前記軒樋の底部に沿って配設される吸水管と、
前記落し口とは別に前記軒樋の底部に形成された挿通孔を介して一端を前記吸水管に接続し、他端を前記竪樋に接続して配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる管内流路の一部の流路面積を小にしてなる負圧誘発部を有する負圧誘発管と、を備えて構成されていることを特徴とする雨樋システム。 - 軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋とを備えてなる雨樋システムであって、
前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、
前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、
一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内に前記竪樋と略同等の長さで配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる負圧誘発管と、を備えて構成され、
前記負圧誘発管の外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする雨樋システム。 - 軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋と、前記竪樋の下端部側に設けられた排水管カバーと、を備えてなる雨樋システムであって、
前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、
前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、
一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内でかつ他端が前記排水管カバー内となるよう配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる管内流路の一部の流路面積を小にしてなる負圧誘発部を有する負圧誘発管と、を備えて構成され、
前記負圧誘発管の外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする雨樋システム。 - 軒樋と、前記軒樋の落し口に接続した竪樋と、を備えてなる雨樋システムであって、
前記軒樋内に流入した雨水の排水能力を向上させるための高排水機構を備えており、
前記高排水機構は、前記軒樋内の雨水を内部に取り入れる吸水口を有し、前記軒樋の延在方向に沿って配設される吸水管と、
一端を前記吸水管に接続し、前記軒樋の落し口を通じて前記竪樋内に配設され、前記吸水管の内部から取り入れた雨水が流れる管内流路の一部の流路面積を小にしてなる負圧誘発部を有する負圧誘発管と、を備えて構成され、
前記吸水管の上端は、前記軒樋内に流入した雨水の上限水位の水面よりも低い位置とされ、
前記負圧誘発管の外径が前記竪樋の内径よりも小さく、前記負圧誘発管の外面と前記竪樋の内面との間に隙間が形成されていることを特徴とする雨樋システム。
Priority Applications (1)
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JP2016114881A JP6285986B2 (ja) | 2016-06-08 | 2016-06-08 | 雨樋システム |
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2016
- 2016-06-08 JP JP2016114881A patent/JP6285986B2/ja active Active
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