JP2016175355A - 描画定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】円、円弧、放射状線、三角形、多角形、楕円等の大きさを無段階に且つ容易に描画できる定規を提供する。【解決手段】枠内に設けた回転調整体の回転操作及び該回転調整体に設けた径調整体のスライド操作により円或は円弧等の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規と、枠内に設けた拡縮調整体の回転操作により拡縮調整体の中央に拡縮体が造る三角形或は多角形等の開孔の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規があり、更にこれらのタブレット型描画定規の複数を混在自在に着脱基板に取り付けて使用できる基板着脱式の描画定規と、タブレット型の描画定規の機能を基板に任意複数組み込んだ基板組込式の描画定規があり各描画定規の選択肢の自由度が広く、扱い易く簡便且つ迅速に多種複数の描画を形成できることを特徴とする描画定規。【選択図】 図1

Description

本発明は円、楕円、円弧、三角形、多角形、放射状線の大きさを無段階に且つ容易に描けることのできる描画定規に関するものである。
従来一般的な描画定規はプラスチック板等に大小異なった円形や三角形及び多角形の描画穴を複数個設け、これら描画穴の縁に沿ってなぞり筆記具等で図形を画き使用するが、円形や三角形及び多角形を描画するための描画穴の大きさが段階的に定まっているため希望する大きさに描けないことが多くコンパスや定規を使用することになり、更に放射状線の描画に於いては分度器も要することになり、多くの描画具を使用することで手間がかかり不便である。
そこで、円描具として回転式の円板を用いて描く方法が提案され、また多角形描具としてあらかじめ基準となる正多角形を盤上に描設してある方法が提案されている。
特開2000−326693号公報
実用登録3153143号公報
特許文献1においては円板に複数の貫通孔を設け該貫通孔に筆記具等の先端部を挿入させて描く方法であるが円の大きさを段階的に描く方法であり円の大きさを無段階に描くことは不可能で、希望する円描画の大きさに自由度を欠く。
非特許文献1においては多角形の大きさを決めるために最初コンパスで円を描き後に描設された多角形の各頂点位置を前記円上に定めて頂点を順次結ぶといった方法で実に手間のかかる操作となる。
本発明の描画定規は単体のみで使用可能な単能仕様のタブレット型の描画定規と、単体使用が可能であると共に基板に取り付けての使用も可能な複合仕様のタブレット型の描画定規があり、これらタブレット型の描画定規には円或は円弧等の大きさを無段階に描けるタブレット型描画定規と三角形或は多角形等の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規があり、前者をタブレットA型の描画定規、後者をタブレットB型の描画定規と称し、又タブレット型の描画定規を複数基板に着脱して使用できる基板着脱式の描画定規とタブレット型の描画定規の機能を基板に任意複数組み込んだ基板組込式の描画定規がある。
枠体の枠内周縁に円板状を成す回転調整体の外周が保持され回転調整体は回転自在で、該回転調整体は単円板、或は分割円板から成り、該分割円板は円板の中心より径方向に対し複数分割した分割円板で各分割円板は互いの縁に回転自在に保持され、単円板、分割円板は径方向に長穴を有していて該長穴に沿って自在にスライド移動保持される径調整体があり該径調整体は筆記孔を有する筆記保持部を設けていて筆記保持部は筆記具の先端部を保持して、枠体の上面には回転角度位置を示す角度目盛と角度値、及び正三角形と正多角形の頂点位置を示す頂点目盛と角数を設け、回転調整体の上面には前記角度目盛、及び前記頂点目盛に合せるための角度合マークを設け前記長穴方向には径の大きさを示す径長目盛を設け径調整体には前記径長目盛の位置に合せるための径長合マークを設けていて、径長合マークを任意の径長目盛に合わせた状態で角度合マークを任意の角度位置に合わせることで円及び円弧の大きさを無段階に且つ容易に描け、角度合マークを任意の角度目盛に合わせた状態から径長合マークを任意の径長目盛にスライド移動することで任意の径線或は放射状線を無段階に且つ容易に描け、任意の三角形或は多角形を描く場合はこれら各頂点に対し角度位置には角度合マークを合せ径長位置には径長合マークを合せて全頂点位置をプロットした後に順次プロット間を結ぶことで任意の三角形或は多角形の形状及び大きさを無段階に描け、正三角形或は正多角形を描く場合においては径長合マークを径長目盛或は辺長目盛の位置に合せた後に各頂点目盛位置に角度合マークを合わせプロットした後に順次プロット間を結ぶことで正三角形或は正多角形の大きさを無段階に且つ容易に描けるタブレットA型の描画定規である。
枠体が枠内に底部を有し、該底部は平板状で中央には開通孔があり、底部上面の中央より外方に向って描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数のガイド溝が放射状に設けてあり、底部の上方には拡縮体があり、該拡縮体はガイド溝に等しい数のスライド板より構成され該各スライド板の下面側にスライドガイドが設けてあり該各スライドガイドが前記各ガイド溝に嵌りスライド自在で拡縮体は円陣状を成し各スライド板には長穴を有していて、拡縮体の上方には円板状の拡縮調整体があり、該拡縮調整体は中央に貫通孔があり外周は前記枠体の内周縁に保持され回転自在で下面側には描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数の突起が設けてあり該突起が前記各スライド板の長穴に嵌り、拡縮調整体を回転することで前記突起が前記長穴に沿って移動し円陣状を成した各スライド板はガイド溝に沿って放射状に移動し拡縮体の中央には各スライド板の一辺で囲まれた三角形或は多角形の開孔が拡縮自在に相似形として形成され、枠体の上面には辺長表示目盛及び径長表示目盛を設け、拡縮調整体の上面には前記辺長表示目盛の位置に合わせるための辺長合マーク及び径長合マークを設けていて、拡縮調整体を回転させ任意の辺長目盛位置又は径長目盛位置に辺長合マーク又は径長合マークを合わせることで前記各スライド板の各一辺部分で構成される前記開孔の縁に沿って筆記具等でなぞることで三角形或は多角形の大きさを無段階に描画できるタブレットB型の描画定規である。
描画定規の多角形の角数を増やすことにより描画形状が円形或は楕円形等に近づけることが可能で、粗さ精度を重要視しない円描画或は楕円描画として大きさを無段階に描画できる段落0008記載の描画定規である。
段落0007、0008、0009記載の各描画定規の枠体外周部に取付溝を有する描画定規に於いて、基板に着脱穴及び取付ガイドを有する着脱基板を設け、該取付ガイドに前記取付溝が嵌り段落0007、0008、0009記載の描画定規を前記着脱基板に自在に取り付け取り外し使用できる基板着脱式の描画定規である。
段落0007、0008、0009記載の各描画定規の機能を基板に任意に組込み基板と一体化した基板組込式の描画定規である。
本考案の描画定規には円或は円弧等の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規と三角形或は多角形等の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規がありそれぞれの特徴に合わせてタブレット型の描画定規を選択できることで利便性が大きい、更にこれらのタブレット型描画定規の複数を自在に着脱基板に取り付けて使用できる基板着脱式の描画定規とタブレット型の描画定規の機能を基板に任意複数組み込んだ基板組込式の描画定規があって、基板着脱式の描画定規はタブレット型描画定規の使用選択の自由度を重視する場合に便利であり、基板組込式の描画定規は使用を定めた描画を重視する場合に便利で、いずれも扱い易く簡便且つ迅速に多種複数の描画を形成できる優れた効果がある。
タブレットA型描画定規の分解図 タブレットA型描画定規の断面図 タブレットA型描画定規の状態図ア タブレットA型描画定規の状態図イ タブレットA型描画定規の状態図ウ タブレットA型(単能仕様且つ単円板)の描画定規状態図 タブレットB型描画定規(六角形)の分解図 タブレットB型描画定規(六角形)の断面図 タブレットB型描画定規(六角形)の動作図ア タブレットB型描画定規(六角形)の動作図イ タブレットB型描画定規(六角形)の動作図ウ タブレットB型描画定規(多角円形)図 タブレットB型描画定規(多角楕円形)図 タブレット型描画定規の基板着脱状態図 タブレット型描画定規の基板装着状態図 基板組込式の描画定規図
本発明の描画定規であるタブレットA型の描画定規、段落0007、タブレットB型の描画定規、段落0008、0009、基板着脱式の描画定規、段落0010、基板組込式の描画定規、段落0011記載の各描画定規について図を基に機構及び操作について説明します。
タブレットA型の描画定規、段落0007、及びタブレットB型の描画定規、段落0008、0009に対する記載図は枠体側部にガイド溝を設けた基板への着脱が可能な複合仕様の描画定規で説明します。
(1)タブレットA型描画定規の機構及び操作の説明
タブレットA型描画定規の回転調整体は外円板と内円板から成る分割円板の方式で説明します。
(機構について)
図1及び図2に示すように回転調整体12は外円板13と内円板14とで構成された分割円板で枠体上部11aの嵌合ガイド11i1乃至11i4と枠体下部11bの嵌合溝11j1乃至11j4とが嵌合されて外円板13の回転スライドガイド13dが枠体上部11aの回転スライド溝11hと枠体下部11bの上面に保持され外円板13は回転自在で、内円板14の回転スライドガイド14dは外円板13の回転スライド溝13hに嵌り内円板14は回転自在になっていて、径の小さい円描画等では単円板より分割円板の内円板を使用することでスムースな回転が得られる。
回転調整体12の径スライドガイド14cに径調整体15の径スライド溝15aが嵌り径調整体15は径方向に移動自在で径調整体15には筆記具先端を保持する筆記保持部15cを設けてある。
枠体上部11aには角度目盛11dと角度値11c、又、多角形描画のための各多角形の角数11fと頂点目盛11eを設けてありこれら目盛に合わせるため回転調整体12には角度合マーク13eを設け、回転調整体12の外円板及び内円板には径長目盛13a,14aと径長値13b,14bを設け、これら径長目盛13a,14aと径長値13b,14bのそれぞれには半径表示と直径表示があり径調整体15には径長目盛13a,14aに合わせるための径長合マーク15dを設けている。
回転調整体12及び径調整体15には滑り止め13f及び15bを設け操作し易いようにしている。
(操作について)
円描画の場合は、希望する円径の大きさに径調整体15を移動させ径長合マーク15dを径長目盛13a或は14aに合わせた後に筆記保持部15cに筆記具の先端を挿入保持させて回転調整体12を1回転以上回す。
円弧描画の場合は、径調整体15を移動させて希望する円弧径の大きさに径長合マーク15dを径長目盛13a或は14aに合わせた後に回転調整体12を回して円弧の開始角度の大きさに角度合マーク13eを角度目盛11dに合わせた後に筆記保持部15cに筆記具の先端を挿入保持させて回転調整体12を角度合マーク13eが円弧の終了角度の角度目盛11d位置になるまで回転させる。
放射線描画の場合は、希望する放射線の角度に回転調整体12を回して角度合マーク13eを角度目盛11dに合わせ径調整体15を放射線長の開始位置に移動させ径長合マーク15dを径長目盛13a或は14aに合わせた後に筆記保持部15cに筆記具の先端を挿入保持させて径調整体15を移動させ径長合マーク15dを放射線長の終了位置となる径長目盛13a或は14a位置まで移動させる。
三角形或は多角形の各図形描画の場合は、希望する図形の任意のポイントから各頂点までを結ぶ各直線の角度及び長さを決めた後に該各直線に対し、直線の角度は回転調整体12を回して角度合マーク13eを角度目盛11dに合わせ直線の長さは径調整体15を移動させ径長合マーク15dを径長目盛13a或は14aに合わせた後に筆記保持部15cに筆記具の先端を挿入保持させてプロットすることで頂点が決まり各頂点を直線で結ぶ。
特に正三角形或は正多角形の図形描画の場合は、希望する図形の中心から頂点までの長さ位置に径調整体15を移動させ径長合マーク15dを径長目盛13a或は14aに合わせ正三角形或は正多角形の角数11fに相当する頂点目盛11e位置に角度合マーク13eを合わせ、筆記保持部15cに筆記具の先端を挿入保持させてプロットすることで頂点が決まり各頂点を直線で結ぶ。
方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は基準線合マーク11g1乃至11g4を目盛線に合わせて使用する。
操作状態図として図2及び図3は回転調整体12の外円板13及び内円板14は45°位置で径調整体15は図2が0mm位置で図3は直径10mm位置を示した図で、図4は回転調整体12の外円板13及び内円板14が0°位置で径調整体15が直径32mm位置を示した図、図5は回転調整体12の外円板13が180°の位置で内円板14が90°の位置で径調整体15が直径12mm位置を示した図になっている。
図6はタブレットA型描画定規で、取付溝を有しない単能仕様且つ回転調整体が単円板の構成で回転調整体12が0°位置で径調整体15が直径32mm位置を示した状態図である。
(2)タブレットB型描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
正三角形及び正多角形のタブレットB型描画定規に於いては、底部の各ガイド溝が同形状で互いの夾角が等しく底部中心からの距離が等しく、各スライド板は同形状で、拡縮調整体の各突起は等間隔で拡縮調整体の中心からの距離を等しくすることが可能である。
正六角形のタブレット型描画定規を例として、図7及び図8に示すように拡縮調整体62は枠体上部61aの嵌合ガイド61iと枠体底部61bの嵌合溝61jとが嵌合されて拡縮調整体62の回転スライドガイド62gが枠体上部61aの回転スライド溝61hと枠体底部61bの上面に保持され拡縮調整体62は回転自在で、拡縮調整体62の各突起62a乃至62fが拡縮体63の各スライド板63a乃至63fの長穴63a1乃至63f1に嵌り、拡縮体63の各スライドガイド63a2乃至63f2が枠体底部61bのガイド溝61p乃至61uに嵌っている。
枠体61に対し拡縮調整体62を回転させることで各突起62a乃至62fは各長穴63a1乃至63f1の内側面を押圧しながらスライド移動すると共に各スライドガイド63a2乃至63f2がガイド溝61nに沿ってスライド移動して各スライド板63a乃至63fが囲む6角開孔65が相似形として拡縮する。
枠体上部61aには正六角形の中心から頂点までの長さとしての径長を示す径長目盛61dと径長値61cを設け、更に正六角形の一辺の長さとしての辺長を示す辺長目盛61eと辺長値61fを設けていて、拡縮調整体62には径長目盛61d及び辺長目盛61eに合わせるための径長合マーク62i及び辺長合マーク62hを設けている。
正六角形の場合は径長値61cと辺長値61fは等しい。
図12は多角円形のタブレットB型描画定規の例で多角円開孔C5は正十六角形により形成されていて多角円の大きさを表す直径を直径目盛C1eと直径値C1fで示し、半径を半径目盛C1dと半径値C1cで示している、図13は多角楕円形のタブレットB型描画定規の例で多角楕円開孔E5は非正十八角形により形成されて多角楕円の大きさを表す長軸を長軸目盛E1dと長軸値E1cで示し、短軸を短軸目盛E1eと短軸値E1fで示している、何れも拡縮調整体C2或はE2を回転させることで多角円開孔C5及び多角楕円開孔E5は相似形として拡縮する。
拡縮調整体には滑り止めを設け操作し易いようにしている。
(操作について)
正六角形の描画の大きさを径長で決めるか辺長で決めるかを選択して拡縮調整体62を回転させ、径長を選択の場合は径長合マーク62iをRmm指示の径長目盛61dに合わせ、辺長を選択の場合は辺長合マーク62hをLmm指示の辺長目盛61eに合わせ筆記具で6角開孔65の縁に沿ってなぞる、
多角円形の描画に於いては拡縮調整体C2を回転させ、希望する円の大きさを直径で指定する場合は直径合マークC2hをDmm指示の直径目盛C1eに合わせ、半径で指定する場合は半径合マークC2iをRmm指示の半径目盛C1dに合わせ筆記具で多角円開孔C5の縁に沿ってなぞる。
多角楕円形の描画に於いては拡縮調整体E2を回転させ、希望する楕円の大きさを長軸で指定する場合は長軸合マークE2iをamm指示の長軸目盛E1dに合わせ、短軸で指定する場合は短軸合マークE2hをbmm指示の短軸目盛E1eに合わせ筆記具で多角楕円開孔E5の縁に沿ってなぞる。
方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は各基準線合マーク61g、C1g、E1gを目盛線に合わせて使用する。
本例のタブレットB型の描画定規に於いて、拡縮調整体C2を時計回りで開孔は拡大し、反時計回りで縮小する。
操作状態図として図8及び図9は6角開孔65の拡縮の大きさは一辺或は半径が7.5mmで、図10は6角開孔65の拡縮の大きさは一辺或は半径が15mmで、図11は6角開孔65が0mmで正六角形の中心を示すことができる。
図12の多角円開孔C5の拡縮の大きさは半径が15mmで、図13の多角楕円の開孔E5は長軸が15mmで短軸が10mmの状態を示している。
(3)基板着脱式の描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
図14の着脱基板100に於いて着脱穴105及び102には取付ガイド105a乃至105d及び102a乃至102dを設けていてタブレット型描画定規を自在に取付け取り外しが可能になっている。
着脱穴105等の中心を通り着脱基板100の水平線上に水平基準線100a及び垂直線上に垂直基準線100bを設けている。
(操作について)
図14に於いて五角形タブレットB型描画定規50を装着する場合は着脱基板100の
上面より着脱穴に合わせて五角形タブレットB型描画定規50の取付溝51k1乃至51k4を着脱基板100の取付ガイド105a乃至105dに沿うように下方に押して嵌め込み取り付ける。
タブレット型描画定規を基板より取り外す場合はタブレット型描画定規の枠体下部、或は枠体底部を指等で押さえて基板より上方に押し出す。
取付後の描画操作はタブレット型描画定規の単体状態の仕様と同様に扱う。
方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は基準線110を目盛線に合わせて使用する。
図14は着脱基板100に五角形のタブレットB型描画定規50の着脱前後状態を表し、タブレットA型描画定規10及び六角形のタブレットB型描画定規60を着脱基板100に装着した状態を表している。
図15は9種のタブレットB型描画定規を着脱基板200に装着した状態を示していて、三角形30、四角形40、五角形50、六角形60、七角形70、八角形80、九角形90、多角円C0、多角楕円E0のそれぞれを装着している。
(4)基板組込式の描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
図16は複数のタブレット型描画定規の描画機能を有し310、350、360、3C0が基板300に組み込まれ一体となった状態を表していて、六角形描画機能360の断面に示す様に枠体と基板が一体化UNIしている。
(操作について)
描画操作は基板着脱式の描画定規と同様の扱である。
10 タブレットA型描画定規
11 枠体
11a枠体上部
11b枠体下部
11c角度値
11d角度目盛
11e頂点目盛
11f角数
11g1乃至11g4基準線合マーク
11h回転スライド溝
11i1乃至11i4嵌合ガイド11j1乃至11j4嵌合溝
11k1乃至11k4取付溝
12回転調整体
13外円板
13a径長目盛
13b径長値
13c径スライドガイド
13d回転スライドガイド
13e角度合マーク
13f滑り止め
13h回転スライド溝
14内円板
14a径長目盛
14b径長値
14c径スライドガイド
14d回転スライドガイド
15径調整体
15a径スライド溝
15b滑り止め
15c筆記保持部
15d径長合マーク
30三角形タブレットB型描画定規
40四角形タブレットB型描画定規
50五角形タブレットB型描画定規
60六角形タブレットB型描画定規
61枠体
61a枠体上部
61b枠体底部
61c径長値
61d径長目盛
61e辺長目盛
61f辺長値
61g1乃至61g4基準線合マーク
61h回転スライド溝
61i1乃至61i4嵌合ガイド
61j1乃至61j4嵌合溝
61k1乃至61k4取付溝
61m開通孔
61p乃至61uガイド溝
62拡縮調整体
62a乃至62f突起
62g回転スライドガイド
62h辺長合マーク
62i径長合マーク
63拡縮体
63a乃至63fスライド板
63a1乃至63f1長穴
63a2乃至63f2スライドガイド
656角開孔
70七角形タブレットB型描画定規
80八角形タブレットB型描画定規
90九角形タブレットB型描画定規
C0多角円形タブレットB型描画定規
E0多角楕円形タブレットB型描画定規
100着脱基板
100a水平基準線
100b垂直基準線
102着脱穴
102a乃至102d取付ガイド
105着脱穴
105a乃至105d取付ガイド
200着脱基板
300基板
310タブレットA型描画部
350タブレットB型5角形描画部
360タブレットB型6角形描画部
3C0タブレットB型多角円形描画部
UNI枠体基板一体化
本発明は円、楕円、円弧、三角形、多角形、の大きさを無段階に且つ容易に描けることのできる描画定規に関するものである。
従来一般的な描画定規はプラスチック板等に大小異なった円形や三角形及び多角形の描画穴を複数個設け、これら描画穴の縁に沿ってなぞり筆記具等で図形を画き使用するが、円形や三角形及び多角形を描画するための描画穴の大きさが段階的に定まっているため希望する大きさに描けないことが多くコンパスや定規等を使用することになって、手間がかかり不便である。
そこで、円描具として回転式の円板を用いて描く方法が提案され、また多角形描具としてあらかじめ基準となる正多角形を盤上に描設してある方法が提案されている。
特開2000−326693号公報
実用登録3153143号公報
特許文献1においては円板に複数の貫通孔を設け該貫通孔に筆記具等の先端部を挿入させて描く方法であるが円の大きさを段階的に描く方法であり円の大きさを無段階に描くことは不可能で、希望する円描画の大きさに自由度を欠く。
非特許文献1においては多角形の大きさを決めるために最初コンパスで円を描き後に描設された多角形の各頂点位置を前記円上に定めて頂点を順次結ぶといった方法で実に手間のかかる操作となる。
本発明の描画定規は単体のみで使用可能なタブレット型の描画定規と、タブレット型の描画定規として単体使用が可能であると共に基板に取り付けての使用も可能な複合仕様の基板着脱式の描画定規がある。
枠体が枠内に底部を有し、該底部は平板状で中央には開通孔があり、底部上面の中央より外方に向って描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数のガイド溝が放射状に設けてあり、底部の上方には拡縮体があり、該拡縮体はガイド溝に等しい数のスライド板より構成され該各スライド板の下面側にスライドガイドが設けてあり該各スライドガイドが前記各ガイド溝に嵌りスライド自在で拡縮体は円陣状を成し各スライド板には長穴を有していて、拡縮体の上方には円板状の拡縮調整体があり、該拡縮調整体は中央に貫通孔があり外周は前記枠体の内周縁に保持され回転自在で下面側には描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数の突起が設けてあり該突起が前記各スライド板の長穴に嵌り、拡縮調整体を回転することで前記突起が前記長穴に沿って移動し円陣状を成した各スライド板はガイド溝に沿って放射状に移動し拡縮体の中央には各スライド板の一辺で囲まれた三角形或は多角形の開孔が拡縮自在に相似形として形成され、枠体の上面には辺長表示目盛及び径長表示目盛を設け、拡縮調整体の上面には前記辺長表示目盛の位置に合わせるための辺長合マーク及び径長合マークを設けていて、拡縮調整体を回転させ任意の辺長目盛位置又は径長目盛位置に辺長合マーク又は径長合マークを合わせることで前記各スライド板の各一辺部分で構成される前記開孔の縁に沿って筆記具等でなぞることで三角形或は多角形の大きさを無段階に描画できるタブレット型の描画定規である。
描画定規の多角形の角数を増やすことにより描画形状が円形或は楕円形等に近づけることが可能で、粗さ精度を重要視しない円描画或は楕円描画として大きさを無段階に描画できる段落0007記載の描画定規である。
段落0007、0008記載の各描画定規の枠体外周部に取付溝を有する描画定規に於いて、基板に着脱穴及び取付ガイドを有する着脱基板を設け、該取付ガイドに前記取付溝が嵌り段落0007、0008記載の描画定規を前記着脱基板に自在に取り付け取り外し使用できる基板着脱式の描画定規である。
本考案の描画定規は三角形或、多角形、円形等の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規と、更にこれらのタブレット型描画定規の複数を自在に着脱基板に取り付けて使用できる基板着脱式の描画定規があって、基板着脱式の描画定規はタブレット型描画定規の使用選択の自由度を重視する場合に便利で、扱い易く簡便且つ迅速に多種複数の描画を形成できる優れた効果がある。
タブレット型描画定規(六角形)の分解図 タブレット型描画定規(六角形)の断面図 タブレット型描画定規(六角形)の動作図ア タブレット型描画定規(六角形)の動作図イ タブレット型描画定規(六角形)の動作図ウ タブレット型描画定規(多角円形)図 タブレット型描画定規(多角楕円形)図 タブレット型描画定規の基板着脱状態図 タブレット型描画定規の基板装着状態図
本発明の描画定規として、段落0007、0008記載の各描画定規について図を基に機構及び操作について説明します。
記載図は枠体側部にガイド溝を設けた基板への着脱が可能な複合仕様の描画定規で説明します。
(1)タブレット型描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
多角形等を描くタブレット型描画定規は、底部の各ガイド溝が同形状で互いの夾角が等しく底部中心からの距離が等しく、各スライド板は同形状で、拡縮調整体の各突起は等間隔で拡縮調整体の中心からの距離を等しくすることが可能である。
正六角形のタブレット型描画定規を例として、図7及び図8に示すように拡縮調整体62は枠体上部61aの嵌合ガイド61iと枠体底部61bの嵌合溝61jとが嵌合されて拡縮調整体62の回転スライドガイド62gが枠体上部61aの回転スライド溝61hと枠体底部61bの上面に保持され拡縮調整体62は回転自在で、拡縮調整体62の各突起62a乃至62fが拡縮体63の各スライド板63a乃至63fの長穴63a1乃至63f1に嵌り、拡縮体63の各スライドガイド63a2乃至63f2が枠体底部61bのガイド溝61p乃至61uに嵌っている。
枠体61に対し拡縮調整体62を回転させることで各突起62a乃至62fは各長穴63a1乃至63f1の内側面を押圧しながらスライド移動すると共に各スライドガイド63a2乃至63f2がガイド溝61nに沿ってスライド移動して各スライド板63a乃至63fが囲む6角開孔65が相似形として拡縮する。
枠体上部61aには正六角形の中心から頂点までの長さとしての径長を示す径長目盛61dと径長値61cを設け、更に正六角形の一辺の長さとしての辺長を示す辺長目盛61eと辺長値61fを設けていて、拡縮調整体62には径長目盛61d及び辺長目盛61eに合わせるための径長合マーク62i及び辺長合マーク62hを設けている。
正六角形の場合は径長値61cと辺長値61fは等しい。
図12は多角円形のタブレット型描画定規の例で多角円開孔C5は正十六角形により形成されていて多角円の大きさを表す直径を直径目盛C1eと直径値C1fで示し、半径を半径目盛C1dと半径値C1cで示している、図13は多角楕円形のタブレット型描画定規の例で多角楕円開孔E5は非正十八角形により形成されて多角楕円の大きさを表す長軸を長軸目盛E1dと長軸値E1cで示し、短軸を短軸目盛E1eと短軸値E1fで示している、何れも拡縮調整体C2或はE2を回転させることで多角円開孔C5及び多角楕円開孔E5は相似形として拡縮する。
拡縮調整体には滑り止めを設け操作し易いようにしている。
(操作について)
正六角形の描画の大きさを径長で決めるか辺長で決めるかを選択して拡縮調整体62を回転させ、径長を選択の場合は径長合マーク62iをRmm指示の径長目盛61dに合わせ、辺長を選択の場合は辺長合マーク62hをLmm指示の辺長目盛61eに合わせ筆記具で6角開孔65の縁に沿ってなぞる。
多角円形の描画に於いては拡縮調整体C2を回転させ、希望する円の大きさを直径で指定する場合は直径合マークC2hをDmm指示の直径目盛C1eに合わせ、半径で指定する場合は半径合マークC2iをRmm指示の半径目盛C1dに合わせ筆記具で多角円開孔C5の縁に沿ってなぞる。
多角楕円形の描画に於いては拡縮調整体E2を回転させ、希望する楕円の大きさを長軸で指定する場合は長軸合マークE2iをamm指示の長軸目盛E1dに合わせ、短軸で指定する場合は短軸合マークE2hをbmm指示の短軸目盛E1eに合わせ筆記具で多角楕円開孔E5の縁に沿ってなぞる。
方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は各基準線合マーク61g、C1g、E1gを目盛線に合わせて使用する。
本例のタブレット型の描画定規に於いて、拡縮調整体C2を時計回りで開孔は拡大し、反時計回りで縮小する。
操作状態図として図8及び図9は6角開孔65の拡縮の大きさは一辺或は半径が7.5mmで、図10は6角開孔65の拡縮の大きさは一辺或は半径が15mmで、図11は6角開孔65が0mmで正六角形の中心を示すことができる。
図12の多角円開孔C5の拡縮の大きさは半径が15mmで、図13の多角楕円の開孔E5は長軸が15mmで短軸が10mmの状態を示している。
(2)基板着脱式の描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
図14の着脱基板100に於いて着脱穴105及び102には取付ガイド105a乃至105d及び102a乃至102dを設けていてタブレット型描画定規を自在に取付け取り外しが可能になっている。
着脱穴105等の中心を通り着脱基板100の水平線上に水平基準線100a及び垂直線上に垂直基準線100bを設けている。
(操作について)
図14に於いて五角形タブレット型描画定規50を装着する場合は着脱基板100の上面より着脱穴に合わせて五角形タブレット型描画定規50の取付溝51k1乃至51k4を着脱基板100の取付ガイド105a乃至105dに沿うように下方に押して嵌め込み取り付ける。
タブレット型描画定規を基板より取り外す場合はタブレット型描画定規の枠体下部、或は枠体底部を指等で押さえて基板より上方に押し出す。 取付後の描画操作はタブレット型描画定規の単体状態の仕様と同様に扱う。 方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は基準線110を目盛線に合わせて使用する。
図14は着脱基板100に五角形のタブレット型描画定規50の着脱前後状態を表し、六角形のタブレット型描画定規60を着脱基板100に装着した状態を表している。
図15は9種のタブレット型描画定規を着脱基板200に装着した状態を示していて、三角形30、四角形40、五角形50、六角形60、七角形70、八角形80、九角形90、多角円C0、多角楕円E0のそれぞれを装着している。
30三角形タブレット型描画定規
40四角形タブレット型描画定規
50五角形タブレット型描画定規
60六角形タブレット型描画定規
61枠体
61a枠体上部
61b枠体底部
61c径長値
61d径長目盛
61e辺長目盛
61f辺長値
61g1乃至61g4基準線合マーク
61h回転スライド溝
61i1乃至61i4嵌合ガイド
61j1乃至61j4嵌合溝
61k1乃至61k4取付溝
61m開通孔
61p乃至61uガイド溝
62拡縮調整体
62a乃至62f突起
62g回転スライドガイド
62h辺長合マーク
62i径長合マーク
63拡縮体
63a乃至63fスライド板
63a1乃至63f1長穴
63a2乃至63f2スライドガイド
656角開孔
70七角形タブレット型描画定規
80八角形タブレット型描画定規
90九角形タブレット型描画定規
C0多角円形タブレット型描画定規
E0多角楕円形タブレット型描画定規
100着脱基板
100a水平基準線
100b垂直基準線
102着脱穴
102a乃至102d取付ガイド
105着脱穴
105a乃至105d取付ガイド
200着脱基板
300基板
350タブレット型5角形描画部
360タブレット型6角形描画部
3C0タブレット型多角円形描画部
本発明は円、楕円、円弧、三角形、多角形、の大きさを無段階に且つ容易に描けることのできる描画定規に関するものである。
従来一般的な描画定規はプラスチック板等に大小異なった円形や三角形及び多角形の描画穴を複数個設け、これら描画穴の縁に沿ってなぞり筆記具等で図形を画き使用するが、円形や三角形及び多角形を描画するための描画穴の大きさが段階的に定まっているため希望する大きさに描けないことが多くコンパスや定規等を使用することになって、手間がかかり不便である。
そこで、円描具として回転式の円板を用いて描く方法が提案され、また多角形描具としてあらかじめ基準となる正多角形を盤上に描設してある方法が提案されている。
特開2000−326693号公報
実用登録3153143号公報
特許文献1においては円板に複数の貫通孔を設け該貫通孔に筆記具等の先端部を挿入させて描く方法であるが円の大きさを段階的に描く方法であり円の大きさを無段階に描くことは不可能で、希望する円描画の大きさに自由度を欠く。
非特許文献1においては多角形の大きさを決めるために最初コンパスで円を描き後に描設された多角形の各頂点位置を前記円上に定めて頂点を順次結ぶといった方法で実に手間のかかる操作となる。
本発明の描画定規は単体のみで使用可能なタブレット型の描画定規と、タブレット型の描画定規として単体使用が可能であると共に基板に取り付けての使用も可能な複合仕様の基板着脱式の描画定規がある。
枠体が枠内に底部を有し、該底部は平板状で中央には開通孔があり、底部上面の中央より外方に向って描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数のガイド溝が放射状に設けてあり、底部の上方には拡縮体があり、該拡縮体はガイド溝に等しい数のスライド板より構成され該各スライド板の下面側にスライドガイドが設けてあり該各スライドガイドが前記各ガイド溝に嵌りスライド自在で拡縮体は円陣状を成し各スライド板には長穴を有していて、拡縮体の上方には円板状の拡縮調整体があり、該拡縮調整体は中央に貫通孔があり外周は前記枠体の内周縁に保持され回転自在で下面側には描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数の突起が設けてあり該突起が前記各スライド板の長穴に嵌り、拡縮調整体を回転することで前記突起が前記長穴に沿って移動し円陣状を成した各スライド板はガイド溝に沿って放射状に移動し拡縮体の中央には各スライド板の一辺で囲まれた三角形或は多角形の開孔が拡縮自在に相似形として形成され、枠体の上面には辺長表示目盛及び径長表示目盛を設け、拡縮調整体の上面には前記辺長表示目盛の位置に合わせるための辺長合マーク及び径長合マークを設けていて、拡縮調整体を回転させ任意の辺長目盛位置又は径長目盛位置に辺長合マーク又は径長合マークを合わせることで前記各スライド板の各一辺部分で構成される前記開孔の縁に沿って筆記具等でなぞることで三角形或は多角形の大きさを無段階に描画できるタブレット型の描画定規である。
描画定規の多角形の角数を増やすことにより描画形状が円形或は楕円形等に近づけることが可能で、粗さ精度を重要視しない円描画或は楕円描画として大きさを無段階に描画できる段落0007記載の描画定規である。
段落0007、0008記載の各描画定規の枠体外周部に取付溝を有する描画定規に於いて、基板に着脱穴及び取付ガイドを有する着脱基板を設け、該取付ガイドに前記取付溝が嵌り段落0007、0008記載の描画定規を前記着脱基板に自在に取り付け取り外し使用できる基板着脱式の描画定規である。
本考案の描画定規は三角形或、多角形、円形等の大きさを無段階に描けるタブレット型の描画定規と、更にこれらのタブレット型描画定規の複数を自在に着脱基板に取り付けて使用できる基板着脱式の描画定規があって、基板着脱式の描画定規はタブレット型描画定規の使用選択の自由度を重視する場合に便利で、扱い易く簡便且つ迅速に多種複数の描画を形成できる優れた効果がある。
タブレット型描画定規(六角形)の分解図 タブレット型描画定規(六角形)の断面図 タブレット型描画定規(六角形)の動作図ア タブレット型描画定規(六角形)の動作図イ タブレット型描画定規(六角形)の動作図ウ タブレット型描画定規(多角円形)図 タブレット型描画定規(多角楕円形)図 タブレット型描画定規の基板着脱状態図 タブレット型描画定規の基板装着状態図
本発明の描画定規として、段落0007、0008記載の各描画定規について図を基に機構及び操作について説明します。
記載図は枠体側部にガイド溝を設けた基板への着脱が可能な複合仕様の描画定規で説明します。
(1)タブレット型描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
多角形等を描くタブレット型描画定規は、底部の各ガイド溝が同形状で互いの夾角が等しく底部中心からの距離が等しく、各スライド板は同形状で、拡縮調整体の各突起は等間隔で拡縮調整体の中心からの距離を等しくすることが可能である。
正六角形のタブレット型描画定規を例として、図及び図に示すように拡縮調整体62は枠体上部61aの嵌合ガイド61iと枠体底部61bの嵌合溝61jとが嵌合されて拡縮調整体62の回転スライドガイド62gが枠体上部61aの回転スライド溝61hと枠体底部61bの上面に保持され拡縮調整体62は回転自在で、拡縮調整体62の各突起62a乃至62fが拡縮体63の各スライド板63a乃至63fの長穴63a1乃至63f1に嵌り、拡縮体63の各スライドガイド63a2乃至63f2が枠体底部61bのガイド溝61p乃至61uに嵌っている。
枠体61に対し拡縮調整体62を回転させることで各突起62a乃至62fは各長穴63a1乃至63f1の内側面を押圧しながらスライド移動すると共に各スライドガイド63a2乃至63f2がガイド溝61nに沿ってスライド移動して各スライド板63a乃至63fが囲む6角開孔65が相似形として拡縮する。
枠体上部61aには正六角形の中心から頂点までの長さとしての径長を示す径長目盛61dと径長値61cを設け、更に正六角形の一辺の長さとしての辺長を示す辺長目盛61eと辺長値61fを設けていて、拡縮調整体62には径長目盛61d及び辺長目盛61eに合わせるための径長合マーク62i及び辺長合マーク62hを設けている。
正六角形の場合は径長値61cと辺長値61fは等しい。
は多角円形のタブレット型描画定規の例で多角円開孔C5は正十六角形により形成されていて多角円の大きさを表す直径を直径目盛C1eと直径値C1fで示し、半径を半径目盛C1dと半径値C1cで示している、図は多角楕円形のタブレット型描画定規の例で多角楕円開孔E5は非正十八角形により形成されて多角楕円の大きさを表す長軸を長軸目盛E1dと長軸値E1cで示し、短軸を短軸目盛E1eと短軸値E1fで示している、何れも拡縮調整体C2或はE2を回転させることで多角円開孔C5及び多角楕円開孔E5は相似形として拡縮する。
拡縮調整体には滑り止めを設け操作し易いようにしている。
(操作について)
正六角形の描画の大きさを径長で決めるか辺長で決めるかを選択して拡縮調整体62を回転させ、径長を選択の場合は径長合マーク62iをRmm指示の径長目盛61dに合わせ、辺長を選択の場合は辺長合マーク62hをLmm指示の辺長目盛61eに合わせ筆記具で6角開孔65の縁に沿ってなぞる。
多角円形の描画に於いては拡縮調整体C2を回転させ、希望する円の大きさを直径で指定する場合は直径合マークC2hをDmm指示の直径目盛C1eに合わせ、半径で指定する場合は半径合マークC2iをRmm指示の半径目盛C1dに合わせ筆記具で多角円開孔C5の縁に沿ってなぞる。
多角楕円形の描画に於いては拡縮調整体E2を回転させ、希望する楕円の大きさを長軸で指定する場合は長軸合マークE2iをamm指示の長軸目盛E1dに合わせ、短軸で指定する場合は短軸合マークE2hをbmm指示の短軸目盛E1eに合わせ筆記具で多角楕円開孔E5の縁に沿ってなぞる。
方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は各基準線合マーク61g、C1g、E1gを目盛線に合わせて使用する。
本例のタブレット型の描画定規に於いて、拡縮調整体C2を時計回りで開孔は拡大し、反時計回りで縮小する。
操作状態図として図及び図は6角開孔65の拡縮の大きさは一辺或は半径が7.5mmで、図は6角開孔65の拡縮の大きさは一辺或は半径が15mmで、図は6角開孔65が0mmで正六角形の中心を示すことができる。
の多角円開孔C5の拡縮の大きさは半径が15mmで、図の多角楕円の開孔E5は長軸が15mmで短軸が10mmの状態を示している。
(2)基板着脱式の描画定規の機構及び操作の説明
(機構について)
の着脱基板100に於いて着脱穴105及び102には取付ガイド105a乃至105d及び102a乃至102dを設けていてタブレット型描画定規を自在に取付け取り外しが可能になっている。
着脱穴105等の中心を通り着脱基板100の水平線上に水平基準線100a及び垂直線上に垂直基準線100bを設けている。
(操作について)
に於いて五角形タブレット型描画定規50を装着する場合は着脱基板100の上面より着脱穴に合わせて五角形タブレット型描画定規50の取付溝51k1乃至51k4を着脱基板100の取付ガイド105a乃至105dに沿うように下方に押して嵌め込み取り付ける。
タブレット型描画定規を基板より取り外す場合はタブレット型描画定規の枠体下部、或は枠体底部を指等で押さえて基板より上方に押し出す。 取付後の描画操作はタブレット型描画定規の単体状態の仕様と同様に扱う。 方眼紙等の目盛線に合わせて使用する場合は基準線110を目盛線に合わせて使用する。
は着脱基板100に五角形のタブレット型描画定規50の着脱前後状態を表し、六角形のタブレット型描画定規60を着脱基板100に装着した状態を表している。
は9種のタブレット型描画定規を着脱基板200に装着した状態を示していて、三角形30、四角形40、五角形50、六角形60、七角形70、八角形80、九角形90、多角円C0、多角楕円E0のそれぞれを装着している。
30三角形タブレット型描画定規
40四角形タブレット型描画定規
50五角形タブレット型描画定規
60六角形タブレット型描画定規
61枠体
61a枠体上部
61b枠体底部
61c径長値
61d径長目盛
61e辺長目盛
61f辺長値
61g1乃至61g4基準線合マーク
61h回転スライド溝
61i1乃至61i4嵌合ガイド
61j1乃至61j4嵌合溝
61k1乃至61k4取付溝
61m開通孔
61p乃至61uガイド溝
62拡縮調整体
62a乃至62f突起
62g回転スライドガイド
62h辺長合マーク
62i径長合マーク
63拡縮体
63a乃至63fスライド板
63a1乃至63f1長穴
63a2乃至63f2スライドガイド
656角開孔
70七角形タブレット型描画定規
80八角形タブレット型描画定規
90九角形タブレット型描画定規
C0多角円形タブレット型描画定規
E0多角楕円形タブレット型描画定規
100着脱基板
100a水平基準線
100b垂直基準線
102着脱穴
102a乃至102d取付ガイド
105着脱穴
105a乃至105d取付ガイド
200着脱基板
300基板
350タブレット型5角形描画部
360タブレット型6角形描画部
3C0タブレット型多角円形描画部

Claims (5)

  1. 枠体の枠内周縁に円板状を成す回転調整体の外周が保持され回転調整体は回転自在で、該回転調整体は単円板、或は分割円板から成り、該分割円板は円板の中心より径方向に対し複数分割した分割円板で各分割円板は互いの縁に回転自在に保持され、単円板、分割円板は径方向に長穴を有していて該長穴に沿って自在にスライド移動保持される径調整体があり該径調整体は筆記孔を有する筆記保持部を設けていて筆記保持部は筆記具の先端部を保持して、枠体の上面には回転角度位置を示す角度目盛と角度値、及び正三角形と正多角形の頂点位置を示す頂点目盛と角数を設け、回転調整体の上面には前記角度目盛、及び前記頂点目盛に合せるための角度合マークを設け前記長穴方向には径の大きさを示す径長目盛を設け径調整体には前記径長目盛の位置に合せるための径長合マークを設けていて、径長合マークを任意の径長目盛に合わせた状態で角度合マークを任意の角度位置に合わせることで円及び円弧の大きさを無段階に且つ容易に描け、角度合マークを任意の角度目盛に合わせた状態から径長合マークを任意の径長目盛にスライド移動することで任意の径線或は放射状線を無段階に且つ容易に描け、任意の三角形或は多角形を描く場合はこれら各頂点に対し角度位置には角度合マークを合せ径長位置には径長合マークを合せて全頂点位置をプロットした後に順次プロット間を結ぶことで任意の三角形或は多角形の形状及び大きさを無段階に描け、正三角形或は正多角形を描く場合においては径長合マークを径長目盛或は辺長目盛の位置に合せた後に各頂点目盛位置に角度合マークを合わせプロットした後に順次プロット間を結ぶことで正三角形或は正多角形の大きさを無段階に且つ容易に描けてタブレット型を有することを特徴とする描画定規。
  2. 枠体が枠内に底部を有し、該底部は平板状で中央には開通孔があり、底部上面の中央より外方に向って描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数のガイド溝が放射状に設けてあり、底部の上方には拡縮体があり、該拡縮体はガイド溝に等しい数のスライド板より構成され該各スライド板の下面側にスライドガイドが設けてあり該各スライドガイドが前記各ガイド溝に嵌りスライド自在で拡縮体は円陣状を成し各スライド板には長穴を有していて、拡縮体の上方には円板状の拡縮調整体があり、該拡縮調整体は中央に貫通孔があり外周は前記枠体の内周縁に保持され回転自在で下面側には描画三角形或は描画多角形の角数に等しい数の突起が設けてあり該突起が前記各スライド板の長穴に嵌り、拡縮調整体を回転することで前記突起が前記長穴に沿って移動し円陣状を成した各スライド板はガイド溝に沿って放射状に移動し拡縮体の中央には各スライド板の一辺で囲まれた三角形或は多角形の開孔が拡縮自在に相似形として形成され、枠体の上面には辺長表示目盛及び径長表示目盛を設け、拡縮調整体の上面には前記辺長表示目盛の位置に合わせるための辺長合マーク及び径長合マークを設けていて、拡縮調整体を回転させ任意の辺長目盛位置又は径長目盛位置に辺長合マーク又は径長合マークを合わせることで前記各スライド板の各一辺部分で構成される前記開孔の縁に沿って筆記具等でなぞることで三角形或は多角形の大きさを無段階に描けてタブレット型を有することを特徴とする描画定規。
  3. 描画定規の多角形の角数を増やすことにより描画形状が円形或は楕円形等に近づけることが可能で、粗さ精度を重要視しない円描画或は楕円描画として用いることができる請求項2の描画定規。
  4. 請求項1乃至請求項3の各描画定規の枠体外周部に取付溝を有する描画定規に於いて、基板に着脱穴及び取付ガイドを有する着脱基板を設け、該取付ガイドに前記取付溝が嵌り請求項1乃至請求項3の描画定規を前記着脱基板に自在に取り付け取り外し使用できる基板着脱を特徴とする描画定規。
  5. 請求項1乃至請求項3の各描画定規の機能を基板に任意に組込み基板と一体化した基板組込を特徴とする描画定規。
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