JP2016174539A - 皮剥き装置 - Google Patents

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Teruo Minami
照男 南
俊成 西村
Toshinari Nishimura
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Abstract

【課題】皮剥き処理部の前後方向に沿う方向に並ぶ複数の回転移送体を備え、隣り合う回転移送体の一方の回転移送体における隣り合う二つの羽根体の間を他方の回転移送体における羽根体が通る皮剥き装置において、回転移送体の隣り合う二つの羽根体の間に移送中のトウモロコシ房状体が導入されることによる種子粒の脱粒を回避できるようにする。
【解決手段】侵入防止部材45が備えられている。侵入防止部材45は、隣り合う回転移送体37のうちの後側の回転移送体37における回転支軸40と、後側の回転移送体37の隣り合う二つの羽根体42の間に入り込む前側の回転移送体37の羽根体42との間に移送中のトウモロコシ房状体が導入されるのを防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、皮剥き装置、詳しくは、収穫されたトウモロコシ房状体を拡散させながら下降案内する案内面と、案内されたトウモロコシ房状体を受け入れて、トウモロコシ房状体の包葉を剥き取る複数列の皮剥き処理部と、が備えられ、前記皮剥き処理部に、前記皮剥き処理部の横幅方向に並べて配置され、前記皮剥き処理部の前後方向に延びる前後向き軸芯を回転中心として回転駆動される一対の皮剥きローラが備えられ、複数列の前記皮剥き処理部の上方に前記前後方向に沿う方向に並べて配置され、前記横幅方向に延びる横向き軸芯を回転中心として回転駆動されてトウモロコシ房状体を後方側に向けて移送する複数の回転移送体が備えられ、前記回転移送体に、前記横向き軸芯を回転中心として回転する回転支軸と、前記横幅方向に間隔を空けた状態で前記回転支軸に相対回転不能に支持される複数の羽根体と、が備えられ、隣り合う前記回転移送体は、一方の前記回転移送体における隣り合う二つの前記羽根体の間を他方の前記回転移送体における前記羽根体が通るように、前記横向き軸芯方向に沿った方向視で重複するように配置された皮剥き装置に関する。
上記皮剥き装置は、隣り合う回転移送体の一方の回転移送体において隣り合う二つの羽根体の間を他方の回転移送体における羽根体が通ることで、皮剥き処理部の前後方向に沿う方向に並ぶ複数の回転移送体による移送力をトウモロコシ房状体に途切れずに付与できるものである。
従来、隣り合う回転移送体の間において、前側の回転移送体の羽根体が上昇移動するとき、移送中のトウモロコシ房状体に対して掻き上げ作用するので、トウモロコシ房状体の長手方向での一端側が後側の回転移送体において隣り合う二つの羽根体の間の空間に入り込むことがあった。この場合、トウモロコシ房状体が皮剥き処理部における一対の皮剥きローラ同士の間の上で立った姿勢(トウモロコシ房状体の長手方向が上下向きになる姿勢)になって、他端側(下端側)の端部が一対の皮剥きローラによって挟まれ、その端部における種子粒が脱粒し易くなる。
本発明の目的は、トウモロコシ房状体が一対の皮剥きローラ同士の間の上で立つことによる種子粒の脱粒を防止できる皮剥き装置を提供することある。
本発明による皮剥き装置は、
収穫されたトウモロコシ房状体を拡散させながら下降案内する案内面と、案内されたトウモロコシ房状体を受け入れて、トウモロコシ房状体の包葉を剥き取る複数列の皮剥き処理部と、が備えられ、
前記皮剥き処理部に、前記皮剥き処理部の横幅方向に並べて配置され、前記皮剥き処理部の前後方向に延びる前後向き軸芯を回転中心として回転駆動される一対の皮剥きローラが備えられ、
複数列の前記皮剥き処理部の上方に前記前後方向に沿う方向に並べて配置され、前記横幅方向に延びる横向き軸芯を回転中心として回転駆動されてトウモロコシ房状体を後方側に向けて移送する複数の回転移送体が備えられ、
前記回転移送体に、前記横向き軸芯を回転中心として回転する回転支軸と、前記横幅方向に間隔を空けた状態で前記回転支軸に相対回転不能に支持される複数の羽根体と、が備えられ、
隣り合う前記回転移送体は、一方の前記回転移送体における隣り合う二つの前記羽根体の間を他方の前記回転移送体における前記羽根体が通るように、前記横向き軸芯方向に沿った方向視で重複するように配置され、
前記回転移送体における前記回転支軸とその回転移送体の前隣に位置する回転移送体の複数の前記羽根体のうち前記二つの羽根体の間に入り込む前記羽根体との間に移送中のトウモロコシ房状体が導入されるのを防止する侵入防止部材が備えられている。
本構成によると、トウモロコシ房状体が羽根体による掻き上げ操作によって羽根体と回転支軸との間に導入されようとしても、その導入が侵入防止部材によって防止されるので、トウモロコシ房状体の一端側が隣り合う二つの羽根体同士の間の空間に入り込むことを防止できる。この結果、トウモロコシ房状体が皮剥きローラ同士の間の上で立つことを防止できる。
従って、複数の回転移送体による移送力をトウモロコシ房状体に途切れずに付与できるものでありながら、トウモロコシ房状体が皮剥きローラ同士の間の上で立つことに起因する種子粒の脱粒を防止できる。
本発明においては、前記侵入防止部材は、前記横向き軸芯を回転中心として回転駆動されるように構成されていると好適である。
本構成によれば、羽根体と回転支軸との間に導入されようとするトウモロコシ房状体に侵入防止部材の回転力によって導入抵抗が付与されるので、トウモロコシ房状体の羽根体と回転支軸との間への導入を効果的に防止できる。この結果、トウモロコシ房状体が皮剥きローラ同士の間の上で立つことを効果的に防止できる。
本発明においては、前記侵入防止部材に、トウモロコシ房状体に掻き送り作用する掻き送り面が備えられていると好適である。
本構成によれば、羽根体と回転支軸との間に導入されようとするトウモロコシ房状体が掻き送り面によって導入方向と反対方向に向けて掻き送り操作されるので、トウモロコシ房状体の羽根体と回転支軸との間への導入を効果的に防止できる。この結果、トウモロコシ房状体が皮剥きローラ同士の間の上で立つことを効果的に防止できる。
本発明においては、前記侵入防止部材は、前記羽根体に一体形成されていると好適である。
本構成によれば、侵入防止部材と羽根体とを一挙に形成できるので、回転駆動可能な侵入防止部材を製作容易に得られる。
本発明においては、前記回転移送体に、一対の皮剥きローラ同士の間の上方を通過する前記羽根体が備えられ、前記上方を通過する前記羽根体の横幅は、その回転移送体における他の前記羽根体の横幅よりも広く設定されていると好適である。
本構成によれば、皮剥きローラ同士の間の上に位置するトウモロコシ房状体に羽根体を作用させるのに、羽根体の横幅が広いことで、羽根体がトウモロコシ房状体に対して偏心しないとか、あまり偏心しないようにできる。この結果、トウモロコシ房状体を皮むきローラにしっかり押圧して皮剥きローラを適切に作用させられるなど、皮剥き処理をスムーズに行わせられる。
本発明においては、前記回転移送体に、前記一対の皮剥きローラ同士の間の上方から前記幅方向に位置ずれした前記羽根体が備えられ、
前記位置ずれした羽根体は、回転駆動によってトウモロコシ房状体を前記一対の皮剥きローラ同士の間に幅寄せするように構成されていると好適である。
本構成によれば、トウモロコシ房状体が皮剥きローラ同士の間の上方から位置ずれしようとすると、羽根体の幅寄せによって位置ずれを防止したり、修正したりできるので、トウモロコシ房状体を皮剥きローラ同士の間に適切に位置させられる。
トウモロコシ収穫機の全体を示す側面図である。 トウモロコシ収穫機の全体を示す平面図である。 皮剥き装置を示す縦断側面図である。 皮剥き装置を示す平面図である。 回転移送体の一部及び侵入防止部材を示す平面図である。 回転移送体の一部及び侵入防止部材を示す後面図である。 侵入防止部材を示す側面図である。 展開状態の羽根部を示す平面図である。 侵入防止部材を示す斜視図である。 別の実施構造を備えた侵入防止部材を示す側面図である。 別の実施構造を備えた侵入防止部材を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例に係る皮剥き装置1をトウモロコシ収穫機に適用した場合について説明する。図1は、トウモロコシ収穫機の全体を示す側面図である。図2は、トウモロコシ収穫機の全体を示す平面図である。図1,2に示すように、Fが走行機体の「前」、Bが走行機体の「後」、Lが走行機体の「左」、Rが走行機体の「右」と定義する。
図1,2に示すように、トウモコシ収穫機は、機体フレーム2の前部に左右一対の前車輪3が装備され、機体フレーム2の後部に左右一対の後車輪4が装備された自走可能な走行機体を備えている。走行機体の前車輪3と後車輪4との間の部位に、エンジン5が設けられている。左右の前車輪3は、ミッションケース6に駆動可能に支持され、エンジン5からミッションケース6に伝達される駆動力によって駆動される。左右の後車輪4は、ステアリングシリンダ(図示せず)による操向操作が可能に支持されている。走行機体の前部に運転部7が設けられている。運転部7には、キャビン8が設けられている。乗用空間がキャビン8によって覆われている。
走行機体の前部に収穫装置9が揺動昇降可能に連結されている。収穫装置9には、3列の収穫部9aが配備されている。収穫装置9の後部と、機体フレーム2とに昇降シリンダ10が連結されている。収穫装置9は、昇降シリンダ10によって下降作業状態と上昇非作業状態とにわたって昇降操作される。
走行機体の後部に後処理部11が設けられている。収穫装置9の後方から後処理部11の前方上方にわたって搬送装置12が設けられている。搬送装置12は、運転部7の下方を通る状態で、且つ、後側ほど上方に位置する傾斜状態で設けられている。後処理部11には、皮剥き装置1、揺動選別装置13及び回収容器14が設けられている。揺動選別装置13は、皮剥き装置1の下方に設けられている。回収容器14は、揺動選別装置13の下方に設けられている。後処理部11の後方に貯留タンク15が設けられている。後処理部11の下部の横側方、及び、エンジン5の横側方の夫々には、横カバー16が設けられている。
前車輪3と後車輪4との間に残稈処理装置17が設けられている。残稈処理装置17は、機体フレーム2に揺動昇降可能に支持されている。残稈処理装置17の上部に昇降シリンダ18が連結されている。残稈処理装置17は、昇降シリンダ18によって下降作業状態と上昇非作業状態とにわたって昇降操作される。
収穫装置9を下降作業状態にした状態で走行機体を走行させることで、3条の植付条に植立するトウモロコシ植物体からトウモロコシ房状体が収穫装置9によって収穫される。トウモコシ植物体のうち、トウモロコシ房状体が収穫されて圃場に植立状態で残った残稈は、走行機体が走行していくことで、下降作業状態の残稈処理装置17に取り入れられて細断処理される。
収穫装置9によって収穫されるトウモロコシ房状体は、トウモロコシ植物体のうち、種子粒が棒状に連なって房状になり、且つ、房状の種子粒が包葉によって包まれた状態になっている部位である。収穫されたトウモロコシ房状体が搬送装置12によって搬送され、搬送装置12の後端部から後方に排出される。排出されたトウモロコシ房状体は、皮剥き装置1に受け入れられ、包葉を剥き取る皮剥き処理をされる。皮剥き処理を受けた後のトウモロコシ房状体は、皮剥き装置1から後方に排出され、貯留タンク15に入って貯留される。
皮剥き装置1において剥き取られた包葉、及び、皮剥きに伴ってトウモロコシ房状体から脱粒した種子粒が、皮剥き装置1から下方に落下し、揺動選別装置13に受け入れられて選別処理される。選別された種子粒は、揺動選別装置13から回収容器14に落下して回収される。選別された包葉は、揺動選別装置13から前方に排出され、シュート19に沿って下降する。シュート19を下降した包葉は、残稈処理装置17の前方に落下し、残稈処理装置17に取り入れられて残稈とともに細断処理される。
貯留タンク15の上端側の部位が支軸20を介して前後の支柱21に支持されている。前後の支柱21は、機体フレーム2に立てられている。前後の支柱21の夫々と貯留タンク15とに昇降シリンダ22が連結されている。貯留タンク15は、昇降シリンダ22によって、支軸20を支点軸として下降貯留姿勢と上昇排出姿勢とにわたって揺動操作される。貯留タンク15を上昇排出姿勢に操作することで、貯留タンク15に貯留されたトウモロコシ房状体を走行機体の横外側へ排出できる。
皮剥き装置1について説明する。図3は、皮剥き装置1を示す縦断側面図である。図4は、皮剥き装置1を示す平面図である。皮剥き装置1の説明にあたり、トウモロコシ房状体の移動方向上手側(図4のF側)が「前」とし、トウモロコシ房状体の移動方向下手側(図4のB側)が「後」とし、トウモロコシ房状体の移動方向下手側から上手側を見て左側(図4のL側)が「左」とし、トウモロコシ房状体の移動方向下手側から上手側を見て右側(図4のR側)が「右」とする。
後述する皮剥きケース30の前部から前シュート33が前方向きに、搬送装置12の後端部の下方まで延出されている。前シュート33は、前端側ほど高い箇所に位置する傾斜姿勢で延出されている。前シュート33の左端側及び右端側から横壁板34が上方向きに延出されている。左右の横壁板34は、皮剥きケース30の左右の横壁板31に連なっている。前シュート33によって案内面35が形成されている。案内面35は、搬送装置12の排出口12aの下方と、皮剥き装置1の受入口1Aとに亘っている。案内面35の面上に振分け案内体50及び7個の案内体51が設けられている。振分け案内体50は、7個の案内体51よりも前上側(トウモロコシ房状体の移動方向上手側)に設けられている。7個の案内体51は、案内面35の左右方向に間隔を空けて並んでいる。
皮剥き装置1には、図3,4に示すように、皮剥きケース30が備えられている。皮剥きケース30は、後処理部フレーム25のうちの上フレーム部25aに支持されている。後処理部フレーム25は、図1に示すように、機体フレーム2に立てられている。皮剥きケース30には、左右一対の横壁板31及び受取り台32が備えられている。受取り台32は、皮剥きケース30の後端部に設けられている。受取り台32の左端側及び右端側が横壁板31に支持されている。
皮剥きケース30の内部に、8列の皮剥き処理部36、5個の回転移送体37及び1個の掻出しローラ38が設けられている。8列の皮剥き処理部36は、案内面35の後端部の下方と受取り台32の下方との間において、皮剥き装置1の横幅方向に並んでいる。8列の皮剥き処理部36の夫々には、左右一対の皮剥きローラ39が備えられている。各皮剥き処理部36の左右の皮剥きローラ39は、皮剥き処理部36の横幅方向に並んでいる。各皮剥き処理部36の左右の皮剥きローラ39は、皮剥き処理部36の前後方向に沿う方向(機体前後方向に沿う方向)に延びる軸芯を備え、この軸芯を回転中心として回転駆動される。各皮剥き処理部36における左の皮剥きローラ39の回転方向は、後方から視て、右回り(時計回り)の回転方向39a(図6参照)となり、右の皮剥きローラ39の回転方向は、後方から視て、左回り(反時計回り)の回転方向39b(図6参照)となる。
5個の回転移送体37は、8列の皮剥き処理部36の上方において、皮剥き処理部36の前後方向に沿う方向に並んでいる。5個の回転移送体37の夫々は、皮剥き処理部36の横幅方向に延びる横向き軸芯Pを備え、この横向き軸芯Pを回転中心として回転駆動される。掻出しローラ38は、受取り台32の上方に設けられている。掻出しローラ38は、皮剥き装置1の横幅方向に延びる軸芯を備え、この軸芯を回転中心として回転駆動される。
搬送装置12の排出口12aから排出されたトウモコシ房状体が案内面35の前端側に落下して案内面35に沿って下降し、案内面35によって皮剥き装置1の受入口1Aへ案内される。案内面35は、トウモコシ房状体を振分け案内体50及び案内体51による案内によって皮剥き装置1の横幅方向に拡散させながら受入口1Aへ案内する。受入口1Aに導入されたトウモロコシ房状体が皮剥きローラ39及び回転移送体37によって皮剥き処理部36の後方に移送されながら、トウモロコシ房状体の包葉が皮剥きローラ39によって剥き取られる。詳述すると、トウモロコシ房状体を皮剥きローラ39に対する縦向き姿勢(トウモロコシ房状体の長手方向が皮剥きローラ39の軸芯方向に沿う方向となる姿勢)で一対の皮剥きローラ39同士の間の上方に位置させる。一対の皮剥きローラ39がトウモロコシ房状体を挟む状態で回動し、トウモロコシ房状体の包葉が一対の皮剥きローラ39によって剥き取られる。トウモロコシ房状体から剥き取られた包葉は、一対の皮剥きローラ39の間から下方へ落下する。皮剥きローラ39の後端部に来たトウモロコシ房状体が掻出しローラ38によって受取り台32の上へ掻き出される。受取り台32の上に掻き出されたトウモロコシ房状体は、掻出しローラ38によって受取り台32から皮剥き装置1の後方へ送り出される。
回転移送体37について説明する。
5個の回転移送体37の夫々は、図3,4に示すように、回転支軸40と複数の羽根部41とを備えている。回転支軸40は、皮剥き処理部36の横幅方向に延びる横向き軸芯Pを備え、この横向き軸芯Pを回転中心として回転駆動されるように左右の横壁板31に回転駆動可能に支持されている。複数の羽根部41は、皮剥き処理部36の横幅方向に間隔を空けた並んだ状態で回転支軸40に相対回転可能に支持されている。複数の羽根部41の夫々は、回転支軸40の周方向に間隔を空けて並ぶ複数の羽根体42を備えている。複数の羽根体42の夫々は、複数の羽根体42に共通の1のボス部43を介して回転支軸40に相対回転不能に支持されている。複数の羽根体42は、ボス部43から放射状に延出している。本実施例では、12枚の羽根体42を備えているが、枚数は、12枚に限らず、如何なる枚数に設定してもよい。
5個の回転移送体37の夫々は、回転支軸40が回転駆動されることで、横向き軸芯Pを回転中心として回転方向A(図3参照)に回転駆動され、複数の羽根部41の夫々の羽根体42を回転方向Aに回転させる。皮剥き処理部36に位置するトウモロコシ房状体が、回転する羽根体42による掻き送りによって皮剥き処理部26の後方側へ向けて移送される。
5個の回転移送体37における隣り合う回転移送体37は、一方の回転移送体37における隣り合う羽根体42同士の間を他方の回転移送体37における羽根体42が通るように、横向き軸芯P方向に沿った方向視で重複するように配置されている。5個の回転移送体37による移送力がトウモロコシ房状体に途切れずに付与される。
5個の回転移送体37における隣り合う回転移送体37のうちの一方の回転移送体37は、図4,6に示すように、隣り合う羽根部41の一方の羽根部41における羽根体42が1つの皮剥き処理部36における一対の皮剥きローラ39同士の間の上方を通過し、他方の羽根部41における羽根体42が皮剥き処理部36における一対の皮剥きローラ39同士の間の上方から皮剥き処理部36の横幅方向に位置ずれした箇所を通過するように構成されている。一対の皮剥きローラ39同士の間の上方から位置ずれした箇所を通過する羽根体42は、皮剥き処理部36同士の間の上方を通過する。
図4,6に示すように、一対の皮剥きローラ39同士の間の上方を通過する羽根体42の横幅W1は、一対の皮剥きローラ39同士の間の上方から位置ずれした箇所を通過する羽根体42の横幅W2よりも広く設定されている。図6に示すTは、一対の皮剥きローラ39同士の間の上に位置するトウモロコシ房状体であって、長手方向が皮剥きローラ39の軸芯の方向に沿った方向となっているトウモロコシ房状体を示している。皮剥きローラ39同士の間の上に位置するトウモロコシ房状体Tに対して羽根体42を作用させるのに、羽根体42の横幅W1が広いことで、トウモロコシ房状体Tに対して偏心しないとか、あまり偏心しないで作用させられる。
皮剥きローラ39同士の間の上方から位置ずれした箇所を通過する羽根体42は、回転駆動によってトウモロコシ房状体を一対の皮剥きローラ39同士の間に幅寄せするよう構成されている。トウモロコシ房状体が皮剥き処理部36における皮剥きローラ39同士の間の上方から横側に位置ずれすると、このトウモロコシ房状体を皮剥きローラ39同士の間の上方から位置ずれしている羽根体42によって皮剥きローラ39同士の間の上方に戻し操作できる。
具体的には、皮剥きローラ39同士の間の上方から位置ずれした箇所を通過する羽根部41は、図5,6,8に示す如く構成されている。図8は、展開状態の羽根部41を示す平面図である。位置ずれした箇所を通る羽根部41における一対の半周部のうちの一方の半周部に位置する複数の羽根体42は、左寄せ用に構成され、他方の半周部に位置する複数の羽根体42は、右寄せ用に構成されている。左寄せの複数の羽根体42は、回転方向Aにおいて隣り合う羽根体42のうちの回転方向上手側に位置する羽根体42が回転方向下手側に位置する羽根体42に対して羽根部41の左端側に位置ずれした状態の配列で羽根部41の回転方向Aに並んでいる。左寄せ用の複数の羽根体42によって左幅寄せ面42Lが形成される。右寄せ用の複数の羽根体42は、回転方向Aにおいて隣り合う羽根体42のうちの回転方向上手側に位置する羽根体42が回転方向下手側に位置する羽根体42に対して羽根部41の右端側に位置ずれした状態の配列で羽根部41の回転方向に並んでいる。右寄せ用の複数の羽根体42によって右幅寄せ面42Rが形成される。
位置ずれした箇所を通る羽根部41の左横側に位置する皮剥きローラ39同士の間の上方からトウモロコシ房状体が右側に位置ずれすると、このトウモロコシ房状体が左寄せ用の羽根体42の配列と回転駆動とによって左側の皮剥きローラ39同士の間の上方に向けて押し寄せ操作される。位置ずれした箇所を通る羽根部41の右横側に位置する皮剥きローラ39同士の間の上方からトウモロコシ房状体が左側に位置ずれすると、このトウモロコシ房状体が右寄せ用の羽根体42の配列と回転駆動とによって右側の皮剥きローラ39同士の間の上方に向けて押し寄せ操作される。
図4に示すように、隣り合う回転移送体37のうち、後側の回転移送体37に、横向き軸芯Pの方向に沿う方向に間隔を空けて並ぶ複数の侵入防止部材45が設けられている。隣り合う回転移送体37の後側の回転支軸40と、後側の回転移送体37の隣り合う二つの羽根体42の間を通る前側の回転移送体37の羽根体42との間に移送中のトウモロコシ房状体の長手方向での一端側が導入されるのを侵入防止部材45によって防止され、回転支軸40と羽根体42との間にトウモロコシ房状体の一端側が導入されることに起因する種子粒の脱粒を防止するよう構成されている。
すなわち、回転支軸40と羽根体42との間にトウモロコシ房状体の一端側が導入された場合、その一端側が後側の回転移送体37の隣り合う二つの羽根体42同士の間の空間S(図5参照)に入り込み、トウモロコシ房状体が一対の皮剥きローラ39同士の間の上で立った姿勢(長手方向が上下方向となる姿勢)になる。すると、トウモロコシ房状体の下端側の端部が一対の皮剥きローラ39によって挟まれ、その端部の種子粒が脱粒する。
複数の侵入防止部材45の夫々は、具体的には、次の如く構成されている。
各侵入防止部材45は、図9に示すように、取付孔45aを有した筒状体によって構成されている。取付孔45aの形状及び大きさは、回転支軸40の外周部に嵌合されている筒状のスペーサ48の外周部に嵌合する形状及び大きさに設定されている。スペーサ48は、隣り合う二つの羽根体42の間に介装され、二つの羽根体42の間隔を設定するものである。侵入防止部材45は、回転支軸40のうち、隣り合う二つの羽根体42同士の間に位置する部位にスペーサ48を介して取り付けられている。
侵入防止部材45の外径が回転支軸40の外径よりも大きい。これにより、後側の回転移送体37の隣り合う二つの羽根体42の間に入り込む前側の羽根体42と、後側の回転移送体37の回転支軸40との間の距離がトウモロコシ房状体を導入できない距離に侵入防止部材45によって設定される。
侵入防止部材45は、スペーサ48の外周部に密着状態で嵌合していることで、スペーサ48に相対回転不能に支持される。スペーサ48と回転支軸40とは、スペーサ48の非円形形状の内周面と、回転支軸40の非円形形状の外周面とによって相対回転不能に係合している。これらにより、侵入防止部材45は、回転支軸40に相対回転不能に支持されている。侵入防止部材45は、横向き軸芯Pを回転中心として回転支軸40によって回転駆動される。羽根体42と回転支軸40との間に導入されようとするトウモロコシ房状体に対して侵入防止部材45の回転力によって導入抵抗が付与され、トウモロコシ房状体の導入を効果的に防止できる。
侵入防止部材45には、外周面から径方向に沿う方向に外側向きに延出された掻き送り羽根46を設けている。侵入防止部材45に掻き送り面47が備えられている。羽根体42と回転支軸40との間に導入されようとするトウモロコシ房状体が掻き送り面47によって導入方向と反対方向に掻き送り操作され、トウモロコシ房状体の導入を効果的に防止できる。
複数の掻き送り羽根46が侵入防止部材45の回転方向に間隔を空けて並べられている。侵入防止部材45に、これの回転方向に間隔を空けて並ぶ複数の掻き送り面47が備えられている。本実施例では、6枚の掻き送り羽根46を設けているが、6枚に限らず、何枚設けても良い。羽根体42と回転支軸40との間に導入されようとするトウモロコシ房状体が複数の掻き送り面47によって操作漏れがないように掻き送り操作され、トウモロコシ房状体の導入をより効果的に防止できる。
振分け案内体50について説明する。
振分け案内体50には、図3,4に示すように、平面視で略三角形状の案内面が備えられている。振分け案内体50は、前後方向視で、左右両側から中央側に向かうほど高い位置になる中膨らみ状(本実施形態では、三角形状)に形成されている。搬送装置12から案内面35の前端側に落下したトウモロコシ房状体が振分け案内体50の案内面及び前記形状によって案内面35の左右(皮剥き装置1の横幅方向)に広く拡散するように案内される。
案内体51について説明する。
7個の案内体51は、皮剥き処理部36の横幅方向に並んでいる。7個の案内体51の配列ピッチは、トウモロコシ房状体が2個の案内体51に亘って乗り上がることがあっても、3個の案内体51に亘って乗り上がらない配列ピッチに設定されている。7個の案内体51の夫々は、隣り合う皮剥き処理部36どうしの間の前方に位置している。振分け案内体50による案内によって案内面35の左右の横端側に位置したトウモロコシ房状体、及び、振分け案内体50を乗り越えたりして振分け案内体50の後側に回り込んで案内面35の中央側に位置したトウモロコシ房状体を、各案内体51による案内によって各案内体51の後方に位置する皮剥き処理部36の一対の皮剥きローラ39の間に向けて移動させる。
7個の案内体51の夫々は、具体的には、図3,4に示す如く構成されている。
各案内体51は、平面視において、上面の形状が後広がり形状(トウモロコシ房状体の移動方向下手側ほど幅広になる形状)となるように構成されている。各案内体51は、前後方向視において、上面の形状が上側ほど幅狭になる形状(上細り形状)となるように構成されている。各案内体51の底部に取付板部が備えられている。各案内体51は、取付板部が案内面35に連結されることで、案内面35に固定されている。
案内面上のトウモロコシ房状体は、案内体51の上面の後広がり形状、且つ上面の上細り形状によって皮剥きローラ39の間に向けて案内される。
案内面35の上方に掻込み回転装置52が設けられている。掻込み回転装置52は、皮剥き処理部36の横幅方向に延びる軸芯を備え、この軸芯を回転中心として回転方向B(図1参照)に回転駆動される。案内面35に位置するトウモロコシ房状体が掻込み回転装置52によって皮剥き装置1側へ掻き込み操作され、トウモロコシ房状体を皮剥き装置1へスムーズに導入できる。
〔別実施形態〕
(1)
図10は、別の実施構造を備えた侵入防止部材45を示す平面図である。図11は、別の実施構造を備えた侵入防止部材45を示す側面図である。図10,11に示すように、別の実施構造を備えた侵入防止部材45は、羽根体42に一体成形されている。具体的には、侵入防止部材45は、羽根体42のボス部43の側部から隣り合う羽根体42の方に向けて突設されている。
(2)上記した実施例では、侵入防止部材45に掻き送り面47を備えた例を示したが、掻き送り面47を備えず、単なる筒状に構成されて、羽根体42と回転支軸40との隙間を埋めるものにしてもよい。
(3)上記した実施例では、侵入防止部材45が回転支軸40に相対回転不能に支持される例を示したが、回転支軸40に相対回転可能に支持されるよう構成して実施してもよい。侵入防止部材45が回転支軸40に相対回転可能に支持される場合でも、回転支軸40の外径よりも大きい侵入防止部材45の外径により、回転支軸40と、隣り合う羽根体42同士の間を通る羽根体42との間の距離をトウモロコシ房状体が導入されない距離にできる。
(4)上記した実施例では、案内体51及び掻込み回転装置52を設けた例を示したが、案内体51及び掻込み回転装置52を設けずに実施してもよい。
(5)上記した実施例では、トウモロコシ房状体を機体に対して前後方向に沿う方向に移送するよう構成した例を示したが、トウモロコシ房状体を機体に対して横方向に沿う方向に移送するよう構成して実施してもよい。
本考案は、8列の皮剥き処理部36が備えられた皮剥き装置の他、7列以下又は9列以上の皮剥き処理部36が備えられた皮剥き装置に利用可能である。
35 案内面
36 皮剥き処理部
37 回転移送体
39 皮剥きロータ
40 回転支軸
42 羽根体
45 侵入防止部材
47 掻き送り面
P 横向き軸芯
W1 羽根体の横幅
W2 羽根体の横幅

Claims (6)

  1. 収穫されたトウモロコシ房状体を拡散させながら下降案内する案内面と、案内されたトウモロコシ房状体を受け入れて、トウモロコシ房状体の包葉を剥き取る複数列の皮剥き処理部と、が備えられ、
    前記皮剥き処理部に、前記皮剥き処理部の横幅方向に並べて配置され、前記皮剥き処理部の前後方向に延びる前後向き軸芯を回転中心として回転駆動される一対の皮剥きローラが備えられ、
    複数列の前記皮剥き処理部の上方に前記前後方向に沿う方向に並べて配置され、前記横幅方向に延びる横向き軸芯を回転中心として回転駆動されてトウモロコシ房状体を後方側に向けて移送する複数の回転移送体が備えられ、
    前記回転移送体に、前記横向き軸芯を回転中心として回転する回転支軸と、前記横幅方向に間隔を空けた状態で前記回転支軸に相対回転不能に支持される複数の羽根体と、が備えられ、
    隣り合う前記回転移送体は、一方の前記回転移送体における隣り合う二つの前記羽根体の間を他方の前記回転移送体における前記羽根体が通るように、前記横向き軸芯方向に沿った方向視で重複するように配置され、
    前記回転移送体における前記回転支軸とその回転移送体の前隣に位置する回転移送体の複数の前記羽根体のうち前記二つの羽根体の間に入り込む前記羽根体との間に移送中のトウモロコシ房状体が導入されるのを防止する侵入防止部材が備えられている皮剥き装置。
  2. 前記侵入防止部材は、前記横向き軸芯を回転中心として回転駆動されるように構成されている請求項1に記載の皮剥き装置。
  3. 前記侵入防止部材に、トウモロコシ房状体に掻き送り作用する掻き送り面が備えられている請求項2に記載の皮剥き装置。
  4. 前記侵入防止部材は、前記羽根体に一体形成されている請求項2または3に記載の皮剥き装置。
  5. 前記回転移送体に、一対の皮剥きローラ同士の間の上方を通過する前記羽根体が備えられ、
    前記上方を通過する前記羽根体の横幅は、その回転移送体における他の前記羽根体の横幅よりも広く設定されている請求項1から4の何れか一項に記載の皮剥き装置。
  6. 前記回転移送体に、前記一対の皮剥きローラ同士の間の上方から前記幅方向に位置ずれした前記羽根体が備えられ、
    前記位置ずれした羽根体は、回転駆動によってトウモロコシ房状体を前記一対の皮剥きローラ同士の間に幅寄せするように構成されている請求項1から5の何れか一項に記載の皮剥き装置。
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