JP2016173763A - 計算処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】通常電卓の計算操作を行なって計算結果を表示させた後に、当該計算に応じた計算式を確認可能にする。【解決手段】通常電卓モードでの所望の計算に応じた数値と演算子の入力順「1[+]2[×]3[=]」による計算処理(優先順位無し計算)が実行されその計算結果“9”が表示されると、当該計算処理に対応した数式通りの計算式(優先順位付き計算式)「(1+2)×3=」が作成され数式通り計算式データエリアに記憶される。この後、[ロジック切替]キーの操作に応じて関数電卓(数式通り)モードに切替えられると、前記数式通り計算式データエリアに記憶された数式通りの計算式「(1+2)×3=」が読み出されて表示されると共に、当該数式通りの計算式の計算処理が実行されその計算結果“9”が表示される。【選択図】 図6

Description

本発明は、電子式卓上計算機等の計算処理装置およびその制御プログラムに関する。
従来の電子式卓上計算機としては、簿記等の計算に使用される通常電卓や理数系の計算に使用される関数電卓が汎用されている。
前記通常電卓は、数値→演算子→数値→演算子…と入力して行くと、当該演算子が入力される毎に計算が即時実行されて計算結果が表示されるもので、加減算に対する乗除算の優先順位無しに入力順に計算が行われる。
前記関数電卓は、数値、演算子、関数記号、数式記号を適宜組み合わせて所望の計算式を入力した後に[=]を入力すると、当該入力された計算式の通りに計算(数式通り計算)が実行されて計算結果が表示されるもので、括弧内の計算式、関数、乗除算の優先順位付きで計算が行われる。
このため、多桁の加減算等では前記通常電卓が使い易い。一方、加減算と乗除算が混在する計算等では、優先順位が考慮された前記関数電卓が使い易い。
数式通り計算ができる機能を備えた電子機器が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
通常電卓と関数電卓を切替えて使用できる電卓アプリケーションが考えられている(例えば、非特許文献1参照。)。
特開平11−259428号公報
"Windows7>電卓を使用する"、[online]、Windows、[平成27年01月22日検索]、インターネット<URL:http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/using-calculator>
前記通常電卓では、数値と演算子の入力順に優先順位無しで即時計算が実行されるため、当該計算に応じた計算式を確認することができない。
前記通常電卓と関数電卓を切替えて使用できる電卓アプリケーションでは、当該電卓の切替えを行なうと切替え前の計算がリセットされてしまうため、やはり通常電卓での計算に応じた計算式を確認することはできない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、通常電卓の計算操作を行なって計算結果を表示させた後に、当該計算に応じた計算式を確認することが可能になる計算処理装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る計算処理装置は、数値と演算子とを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された数値と演算子とを入力順の計算方法で計算する入力順計算手段と、前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数値表示制御手段と、前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる計算式表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、通常電卓の計算操作を行なって計算結果を表示させた後に、当該計算に応じた計算式を確認することが可能になる。
本発明の計算処理装置の実施形態に係る関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記関数電卓10の外観構成を示す正面図。 前記関数電卓10の計算処理(その1)を示すフローチャート。 前記関数電卓10の計算処理(その2)を示すフローチャート。 前記関数電卓10の計算処理(その3)を示すフローチャート。 前記関数電卓10の計算処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その1)を示す図。 前記関数電卓10の計算処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その2)を示す図。 前記関数電卓10の計算処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その3)を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の計算処理装置の実施形態に係る関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
図2は、前記関数電卓10の外観構成を示す正面図である。
本発明の計算処理装置は、以下に説明する計算専用の携帯機器(関数電卓10)として構成されるか、計算機能を備えたタッチパネル式PDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
この関数電卓10の電子回路は、コンピュータであるCPU11を備えている。
前記CPU11は、メモリ12に予め記憶されている、あるいはメモリカード等の外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介してメモリ12に読み込まれた、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバ(ここでは、プログラムサーバ)20から通信部15を介してメモリ12にダウンロードされた、計算処理プログラム12aに従い回路各部の動作を制御し、キー入力部16からのキー入力信号に応じた各種の計算処理を実行する。
前記キー入力部16には、数値入力用の[0]キー〜[9]キー、[.]キー、演算子入力用の[+][−][×][÷][√]キー、[%]キー、[=]キー、メモリ操作用の[M+][M−][MR][MC]キー、計算式入力用の[(][)]キー、カーソル移動用の[←][→]キー、部分消去用の[DEL]キー、全消去用の[AC]キー、計算モード切替用の[ロジック切替]キーが備えられる。
前記[M+]キーは表示数値のメモリへの加算、[M−]キーは表示数値のメモリからの減算、[MR]キーはメモリされた数値の表示、[MC]キーはメモリされた数値の消去を指示する。また、前記[ロジック切替]キーは、通常電卓モード(入力順の計算方法)と関数電卓モード(数式通りの計算方法)との2通りある計算モードの切替えを指示する。
表示部17は、その表示領域の上段がドットマトリクス表示部17a、下段が日の字セグメント表示部17bとして構成される。前記ドットマトリクス表示部17aには、通常電卓モードでは、直前に入力された演算子[+][−][×][÷][√][%][=]や定数ロック計算を示すマークT[×K]が右寄りに表示され、関数電卓モードでは、キー入力された計算式が左から順に表示される。また、前記セグメント表示部17bには、通常電卓モードでは、キー入力された数値が右から順に桁上がりして表示されるか計算結果が表示され、関数電卓モードでは、計算結果が表示される。
前記メモリ12には、本関数電卓10の全体の動作を司るシステムプログラム、外部接続されるインターネットN上のWebサーバ20やユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラム、および前記計算処理プログラム12aが記憶される他に、計算モードデータエリア12b、入力データ/表示データエリア12c、数式通り計算式データエリア12dなどが確保される。
前記計算処理プログラム12aとしては、後述の図3〜図8を参照して説明する通常電卓モードと関数電卓(数式通り)モードとに応じた計算処理を実行するためのプログラムが記憶される。
前記計算モードデータエリア12bには、通常電卓モードか関数電卓(数式通り)モードかの何れかの計算モードを示すデータが記憶される。
前記入力データ/表示データエリア12cには、前記キー入力部16によりキー入力されて前記表示部17に表示された数値や計算式のデータ、あるいは計算実行されて前記表示部17に表示された計算結果のデータが記憶される。
前記数式通り計算式データエリア12dには、前記通常電卓モードでは、前記キー入力部16のキー入力に応じて当該入力された数値と演算子とを入力順に計算(優先順位無し)した計算内容に対応する計算式(数式通り計算式)が作成されて記憶され、前記関数電卓(数式通り)モードでは、前記キー入力部16によりキー入力されて前記表示部17に表示された数値と演算子とを含む計算式(数式通り計算式)が記憶される。
なお、本実施形態の関数電卓10は、ソーラーパネルPを電源として駆動される。
このように構成された関数電卓10は、前記CPU11が、前記システムプログラム、通信プログラム、計算処理プログラム12aに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる通常電卓モードと関数電卓(数式通り)モードとを切替え可能な計算機能を実現する。
次に、前記構成の関数電卓10の動作について説明する。
図3は、前記関数電卓10の計算処理(その1)を示すフローチャートである。
図4は、前記関数電卓10の計算処理(その2)を示すフローチャートである。
図5は、前記関数電卓10の計算処理(その3)を示すフローチャートである。
図6は、前記関数電卓10の計算処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その1)を示す図である。
前記関数電卓10において、前記キー入力部16の[AC](ON)キーの操作に応じて電源が投入されると、計算モードが通常電卓モード(入力順の計算方法)に初期設定され計算モードデータエリア12bに記憶される(ステップS1)。
この通常電卓モードでは、表示部17の上段のドットマトリクス表示部17aに計算式は表示されない。
前記初期設定された通常電卓モードにおいて、図6(A)に示すように、[AC]キーが操作されると(ステップS2(No),S3a(Yes),S4(No),S5(Yes))、入力データ/表示データエリア12aおよび数式通り計算式データエリア12dがクリアされ表示部17には数値“0”が表示される(ステップS6)。
そして、図6(B)に示すように、キー入力部16のユーザ操作に応じて「1[+]2[×]3[=]」と入力されると(ステップS4(Yes))、優先順位無しのキー入力順で通常電卓モードでの四則計算が実行され、その計算結果“9”が表示部17の下段に表示される(ステップS7(No),S8(No),S9(No),S10(No),S11(No),S12)。
すると、前記通常電卓モードでの四則計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「(1+2)×3=」(加減算に続いて乗除算があれば加減算を括弧で囲む)が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS13)。
ここで、図6(C)に示すように、[ロジック切替]キーのユーザ操作に応じて通常電卓モードから関数電卓モード(数式通りの計算方法)に切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「(1+2)×3=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“9”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの計算操作に対応した計算の内容「(1+2)×3=9」を確認することができる。
そして、図6(D)に示すように、前記[ロジック切替]キーの再操作に応じて数式通りモードから通数電卓モードへの切替えが指示されると(ステップS18(No),S19(No),S20(Yes),S15(No))、表示中のデータを残したまま計算モードが通常電卓モードに切替えられる(ステップS21)。
ここで、図6(D)(E)に示すように、「5[×][=]」とキー入力されると(ステップS4(Yes))、前記同様に優先順位無しのキー入力順で通常電卓モードでの四則計算(5×5=)が実行され、その計算結果“25”が表示部17の下段に表示される(ステップS7(No)→S12)。
すると、前記同様に通常電卓モードでの四則計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「5×5=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS13)。
ここで、図6(F)に示すように、[ロジック切替]キーの再操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「5×5=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“25”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの計算操作に対応した計算の内容「5×5=25」を確認することができる。
この後、図6(G)に示すように、前記[ロジック切替]キーの再操作に応じて通常電卓モードへの切替えが指示されると(ステップS18(No)→S20(Yes),S15(No))、再び通常電卓モードに切替えられる(ステップS21)。
ここで、図6(G)(H)(I)に示すように、「1.08[×][×]200[=]」とキー入力されると(ステップS4(Yes),S7(Yes))、表示部17の上段に定数ロックマーク[×K]Tが表示されると共に、前記入力された数値「1.08」を定数とした定数ロック計算(「1.08×」200=)が実行され、その計算結果“216”が表示部17の下段に表示される(ステップS22)。
すると、前記通常電卓モードでの定数ロック計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「200「×1.08」=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS23)。
ここで、図6(J)に示すように、[ロジック切替]キーの再操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「200「×1.08」=」が読み出されて表示部17の上段に表示される(定数ロック部分「×1.08」がアンダーラインLで示される)と共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“216”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの定数ロックの計算操作に対応した計算の内容「200「×1.08」=216」を確認することができる。
ここで更に、図6(K)に示すように、前記[ロジック切替]キーの再操作に応じて再び通常電卓モードに切替えられた状態で(ステップS20(Yes),S15(No),S21)、「500[=]」とキー入力されると、定数ロックの状態[×K]が維持されているので(ステップS4(Yes),S7(Yes))、当該入力された数値「500」に応じた定数ロック計算(「1.08×」500=)が実行され、その計算結果“540”が表示部17の下段に表示される(ステップS22)。
するとまた、前記同様に、前記定数ロック計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「500「×1.08」=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS23)。
ここで、図6(L)に示すように、[ロジック切替]キーの再操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前回同様に、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「500「×1.08」=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“540”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
この場合も、前記通常電卓モードでの定数ロックの計算操作に対応した計算の内容「500「×1.08」=540」を確認することができる。
図7は、前記関数電卓10の計算処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その2)を示す図である。
図7(A)に示すように、通常電卓モードでの[AC]キーのユーザ操作に応じて、入力データ/表示データ(12c)および数式通り計算式データ(12d)がクリアされた後(ステップS5(Yes),S6)、図7(A)(B)に示すように、「200[×]5[%]」とキー入力されると(ステップS4(Yes),S7(No),S8(Yes))、前記入力された数値に応じた×%計算(200×5%=)が実行され、その計算結果“10”が表示される(ステップS24)。
すると、前記×%計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「200×5%=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS25)。
そして、図7(C)に示すように、[+]とキー入力されることで、×%+計算(割り増し計算)であると判断されると(ステップS26(Yes))、前記入力された数値に応じた割り増し計算(200+200×5%=)が実行され、その計算結果“210”が表示される(ステップS27)。
すると、前記×%+計算(割り増し計算)の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「200+200×5%=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS28)。
ここで、図7(D)に示すように、[ロジック切替]キーの再操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「200+200×5%=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“210”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの×%+計算(割り増し計算)の計算操作に対応した計算の内容「200+200×5%=210」を確認することができる。
この数式通りモードのままの状態で、図7(E)に示すように、前記通常電卓モードでの×%+計算(割り増し計算)と同じキー入力操作「200[×]5[%]+」が行われると(ステップS19(Yes))、前記図7(D)で示した結果表示状態にある計算式「200+200×5%=」と計算結果「210」がクリアされ、当該キー入力された内容「200×5%+」が順次新たに表示される(ステップS43(Yes),S50→S19(Yes),S43(No),S44)。
そして、図7(F)に示すように、[=]とキー入力されると(ステップS29(Yes))、前記入力された一連の計算式「200×5%+=」について、現在の数式通りモードでは正しい計算式ではないと判断され(ステップS30(No))、エラーメッセージ「Syntax ERROR」が表示される(ステップS31)。
続いて、図7(G)に示すように、前記[ロジック切替]キーの操作に応じて通常電卓モードに切替えられ(ステップS20(Yes),S15(No),S21)、[AC]キーの操作に応じて入力データ/表示データ(12c)および数式通り計算式データ(12d)がクリアされた後(ステップS5(Yes),S6)、図7(G)(H)に示すように、「200[×]5[%]」とキー入力されると(ステップS4(Yes),S7(No),S8(Yes))、前記同様に、入力された数値に応じた×%計算(200×5%=)が実行され、その計算結果“10”が表示される(ステップS24)。
この場合も、前記×%計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「200×5%=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS25)。
そして、図7(I)に示すように、[−]とキー入力されることで、×%−計算(割り引き計算)であると判断されると(ステップS26(No),S32(Yes))、前記入力された数値に応じた割り引き計算(200−200×5%=)が実行され、その計算結果“190”が表示される(ステップS33)。
すると、前記×%−計算(割り引き計算)の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「200−200×5%=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS34)。
ここでも、図7(J)に示すように、[ロジック切替]キーの再操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「200−200×5%=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“190”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの×%−計算(割り引き計算)の計算操作に対応した計算の内容「200−200×5%=190」も前記×%+計算(割り増し計算)の場合と同様に確認することができる。
こうして、前記通常電卓モードでの計算の内容を数式通りモードに切替えて確認した×%−計算(割り引き計算)の計算式「200−200×5%=」およびその計算結果“190”の表示状態において、図7(K)に示すように、[→](リプレイ)キーが操作されると(ステップS18(Yes),S35(Yes))、当該表示中の計算式上にカーソルCuが表示されると共に計算結果“190”が消去され、リプレイモード(データ修正可能状態)となる(ステップS36)。
ここで、[←]キーまたは[→]キーが操作されると(ステップS18(Yes))、前記表示中の計算式上のカーソルCuがキー操作の方向に移動されて表示される(ステップS35(No),S45)。
また、数値、演算子、[%]が入力されると(ステップS19(Yes))、前記計算式上のカーソルCuに対応した位置に当該入力された数値、演算子、[%]が入力されて表示される(ステップS43(No),S44)。
これにより、図7(K)に示すように修正した計算式「200−200×10%」を表示させた後、図7(L)に示すように、[=]キーが入力されると(ステップS29(Yes))、当該修正して入力された計算式「200−200×10%=」通りの計算が実行されその計算結果“180”が表示される(ステップS30(Yes),S37)。
図8は、前記関数電卓10の計算処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その3)を示す図である。
図8(A)に示すように、通常電卓モードでの[AC]キーのユーザ操作に応じて、入力データ/表示データ(12c)および数式通り計算式データ(12d)がクリアされた後(ステップS5(Yes),S6)、図8(A)(B)(C)に示すように、「30[÷]40[%]」とキー入力されると(ステップS4(Yes),S7(No),S8(No),S9(Yes))、前記入力された数値に応じた÷%計算(数値1は数値2の何%?)が実行され、その計算結果“75”が表示される(ステップS38)。
すると、前記÷%計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「30÷40%=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS39)。
ここでまた、図8(D)に示すように、[ロジック切替]キーの操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「30÷40%=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“75”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの÷%計算(数値1は数値2の何%?)の計算操作に対応した計算の内容「30÷40%=75」を確認することができる。
この数式通りモードのままの状態で、図8(E)に示すように、[AC]キーが入力されると(ステップS40(Yes))、入力データ/表示データ(12c)および数式通り計算式データ(12d)がクリアされ(ステップS41)、計算式の入力行である表示部18の上段にカーソルCuが表示される(ステップS42)。
そして、前記通常電卓モードでの÷%計算(数値1は数値2の何%?)と同じキー入力操作「30[÷]40[%]」が行われると(ステップS19(Yes))、当該キー入力された計算式「30÷40%」が前記カーソルCuの位置に対応して新たに表示される(ステップS43(No),S44)。
そして、図8(F)に示すように、[=]とキー入力されると(ステップS29(Yes))、前記新たに入力された計算式「30÷40%=」通りの計算が実行されその計算結果“75”が表示される(ステップS30(Yes),S37)。
続いて、図8(G)に示すように、前記[ロジック切替]キーの操作に応じて通常電卓モードに切替えられた後(ステップS20(Yes),S15(No),S21)、図8(G)(H)に示すように、「150[−]120[%]」とキー入力されると(ステップS4(Yes),S7(No),S8(No),S9(No),S10(Yes))、前記入力された数値に応じた−%計算(数値1は数値2の何%アップ?)が実行され、その計算結果“25”が表示される(ステップS46)。
すると、前記−%計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「(150−120)÷(120%)=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS47)。
ここでまた、図8(I)に示すように、[ロジック切替]キーの操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「(150−120)÷(120%)=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“25”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの−%計算(数値1は数値2の何%アップ?)の計算操作に対応した計算の内容「(150−120)÷(120%)=25」を確認することができる。
また、図8(J)に示すように、通常電卓モードでの[AC]キーのユーザ操作に応じて、入力データ/表示データ(12c)および数式通り計算式データ(12d)がクリアされた後(ステップS5(Yes),S6)、図8(J)(K)に示すように、「120[+]25[%]」とキー入力されると(ステップS4(Yes),S7(No),S8(No),S9(No),S10(No),S11(Yes))、前記入力された数値に応じた+%計算(仕入価格;数値1と利益率;数値2から売価を計算)が実行され、その計算結果“160”が表示される(ステップS48)。
すると、前記+%計算の計算内容に対応した数式通りの計算式データ「120÷(1−25%)=」が作成され、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶される(ステップS49)。
ここでまた、図8(L)に示すように、[ロジック切替]キーの操作に応じて数式通りモードに切替えられると(ステップS14(Yes),S15(Yes))、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された計算式データ「120÷(1−25%)=」が読み出されて表示部17の上段に表示されると共に、当該数式通りの計算が実行されてその計算結果“160”が同表示部17の下段に表示される(ステップS16(No),S17)。
これにより、前記通常電卓モードでの+%計算(仕入価格;数値1と利益率;数値2から売価を計算)の計算操作に対応した計算の内容「120÷(1−25%)=160」を確認することができる。
なお、前記通常電卓モードにおける[AC]キーの入力に応じて、入力データ/表示データ(12c)および数式通り計算式データ(12d)がクリアされた後に(ステップS5(Yes),S6)、前記[ロジック切替]キーの入力に応じて数式通りモードに切替えられた場合には(ステップS14(Yes),S15(Yea),S16(Yes))、当該数式通りモードでの新たなキー入力待ちの状態になる(ステップS18〜S20)。
したがって、前記構成の関数電卓10によれば、通常電卓モードでの所望の計算に応じた数値と演算子の入力順による計算処理(優先順位無し計算)が実行されその計算結果が表示されると、当該計算処理に対応した数式通りの計算式(優先順位付き計算式)が作成され数式通り計算式データエリア12dに記憶される。この後、[ロジック切替]キーの操作に応じて関数電卓(数式通り)モードに切替えられると、前記数式通り計算式データエリア12dに記憶された数式通りの計算式が読み出されて表示されると共に、当該数式通りの計算式の計算処理が実行されその計算結果が表示される。
これにより、前記通常電卓モードでは、演算子が入力される都度その計算処理が実行されて計算結果が表示され、どのような計算式となっているのかを確認できないが、[ロジック切替]キーの1キー操作で関数電卓(数式通り)モードへの切替えを行なうことで、前記通常電卓モードでの計算の内容に対応した数式通りの計算式(優先順位付き計算式)とその計算結果を容易に確認することができる。
よって、「定数ロック計算」「割り増し計算」「割り引き計算」「数値1は数値2の何%アップか?」の計算等、前記通常電卓モード特有の計算操作に応じた計算の内容でも数式通りの計算式にして簡単に確認できるようになる。
また、前記構成の関数電卓10によれば、前記[ロジック切替]キーの操作に応じた関数電卓(数式通り)モードへの切替えに伴い、その直前の通常電卓モードでの計算処理に対応した数式通りの計算式とその計算結果が表示された状態で、カーソル[→](リプレイ)キーが操作されると、前記表示された計算式上にカーソルCuが表示されリプレイモード(データ修正可能状態)になる。そして、前記カーソルCuに対応した計算式上の数値や演算子を新たに入力した数値や演算子に簡単に修正して所望の計算を実行できる。
なお、前記各実施形態では、本発明の計算処理装置を、キー入力部16を有する計算専用の関数電卓10により実現した場合として説明しているが、タッチパネル式PDAやPC等により実現する場合に、その表示画面に表示されるソフトキーボードの各キーをタッチ操作したりポインタで指定操作したりして入力することでも、前記実施形態と同様の計算処理が行えるのは勿論である。
前記各実施形態において記載した関数電卓10による各処理の手法、すなわち、図3〜図5のフローチャートに示す計算処理(その1〜その3)などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体(13)に格納して配布することができる。そして、表示部(17)を備えた電子機器のコンピュータは、この外部記録媒体(13)に記録されたプログラムを記憶装置(12)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した通常電卓モードと関数電卓(通式通り)モードとの切替え機能および数式通り計算式の確認機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワークNに接続された表示部(17)を備えた電子機器のコンピュータに通信部(15)によって取り込むことで、前述した通常電卓モードと関数電卓(通式通り)モードとの切替え機能および数式通り計算式の確認機能を実現することもできる。
本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
数値と演算子とを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された数値と演算子とを入力順の計算方法で計算する入力順計算手段と、
前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数値表示制御手段と、
前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる計算式表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする計算処理装置。
[2]
前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式を数式通りの計算方法で計算する数式通り計算手段と、
前記入力順の計算方法と前記数式通りの計算方法のいずれかの計算方法を選択する計算選択手段とを備え、
前記数値表示制御手段は、前記計算選択手段により前記入力順の計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させ、
前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式と、前記数式通り計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数式通り計算表示制御手段を備え、
前記計算式表示制御手段は、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値が前記数値表示制御手段により表示された後に、前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択された場合に、前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
ことを特徴とする[1]に記載の計算処理装置。
[3]
前記計算式表示制御手段により前記数式通りの計算式が表示された後に、当該計算式を前記入力手段により入力された内容に応じて修正する計算式修正手段を備え、
前記数式通り計算手段は、前記計算式修正手段により修正された計算式を数式通りに計算する修正後数式通り計算手段を有する、
ことを特徴とする[2]に記載の計算処理装置。
[4]
前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、連続する同一の演算子、第2の数値、として順次入力された場合、前記第1の数値を定数として前記第2の数値との間で前記連続入力された演算子に従った計算を実行する定数固定計算手段を備え、
前記計算式表示制御手段は、前記定数固定計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の計算処理装置。
[5]
前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、×、第2の数値、%、+、として順次入力された場合、前記第1の数値に対して前記第2の数値を割増率とした計算を実行する割り増し計算手段を備え、
前記計算式表示制御手段は、前記割り増し計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の計算処理装置。
[6]
前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、×、第2の数値、%、−、として順次入力された場合、前記第1の数値に対して前記第2の数値を割引率とした計算を実行する割り引き計算手段を備え、
前記計算式表示制御手段は、前記割り引き計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の計算処理装置。
[7]
前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、−、第2の数値、%、として順次入力された場合、前記第2の数値が前記第1の数値となるための割増率の計算を実行する割増率計算手段を備え、
前記計算式表示制御手段は、前記割増率計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の計算処理装置。
[8]
表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
数値と演算子とを入力する入力手段、
前記入力手段により入力された数値と演算子とを入力順の計算方法で計算する入力順計算手段、
前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを前記表示部に表示させる数値表示制御手段、
前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を前記表示部に表示させる計算式表示制御手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
[9]
前記コンピュータを、
前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式を数式通りの計算方法で計算する数式通り計算手段、
前記入力順の計算方法と前記数式通りの計算方法のいずれかの計算方法を選択する計算選択手段として機能させ、
前記数値表示制御手段は、前記計算選択手段により前記入力順の計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを前記表示部に表示させ、
前記コンピュータを、
前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と演算子を含む計算式と、前記数式通り計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数式通り計算表示制御手段として機能させ、
前記計算式表示制御手段は、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値が前記数値表示制御手段により前記表示部に表示された後に、前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択された場合に、前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を前記表示部に表示させる、
[8]に記載のプログラム。
10 …計算処理装置(関数電卓10/タブレットPC)
11 …CPU
12 …メモリ
12a…計算処理プログラム
12b…計算モード(通常電卓/関数電卓)データエリア
12c…入力データ/表示データエリア
12d…数式通り計算式データエリア
13 …外部記録媒体
14 …記録媒体読取部
15 …通信部
16 …キー入力部
17 …表示部
17a…ドットマトリクス表示部
17b…セグメント表示部
20 …Webサーバ
Cu …カーソル

Claims (9)

  1. 数値と演算子とを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された数値と演算子とを入力順の計算方法で計算する入力順計算手段と、
    前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数値表示制御手段と、
    前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる計算式表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする計算処理装置。
  2. 前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式を数式通りの計算方法で計算する数式通り計算手段と、
    前記入力順の計算方法と前記数式通りの計算方法のいずれかの計算方法を選択する計算選択手段とを備え、
    前記数値表示制御手段は、前記計算選択手段により前記入力順の計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させ、
    前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式と、前記数式通り計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数式通り計算表示制御手段を備え、
    前記計算式表示制御手段は、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値が前記数値表示制御手段により表示された後に、前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択された場合に、前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算処理装置。
  3. 前記計算式表示制御手段により前記数式通りの計算式が表示された後に、当該計算式を前記入力手段により入力された内容に応じて修正する計算式修正手段を備え、
    前記数式通り計算手段は、前記計算式修正手段により修正された計算式を数式通りに計算する修正後数式通り計算手段を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の計算処理装置。
  4. 前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、連続する同一の演算子、第2の数値、として順次入力された場合、前記第1の数値を定数として前記第2の数値との間で前記連続入力された演算子に従った計算を実行する定数固定計算手段を備え、
    前記計算式表示制御手段は、前記定数固定計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の計算処理装置。
  5. 前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、×、第2の数値、%、+、として順次入力された場合、前記第1の数値に対して前記第2の数値を割増率とした計算を実行する割り増し計算手段を備え、
    前記計算式表示制御手段は、前記割り増し計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の計算処理装置。
  6. 前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、×、第2の数値、%、−、として順次入力された場合、前記第1の数値に対して前記第2の数値を割引率とした計算を実行する割り引き計算手段を備え、
    前記計算式表示制御手段は、前記割り引き計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の計算処理装置。
  7. 前記入力順計算手段は、前記入力手段による入力内容が、第1の数値、−、第2の数値、%、として順次入力された場合、前記第2の数値が前記第1の数値となるための割増率の計算を実行する割増率計算手段を備え、
    前記計算式表示制御手段は、前記割増率計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の計算処理装置。
  8. 表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    数値と演算子とを入力する入力手段、
    前記入力手段により入力された数値と演算子とを入力順の計算方法で計算する入力順計算手段、
    前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを前記表示部に表示させる数値表示制御手段、
    前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を前記表示部に表示させる計算式表示制御手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式を数式通りの計算方法で計算する数式通り計算手段、
    前記入力順の計算方法と前記数式通りの計算方法のいずれかの計算方法を選択する計算選択手段として機能させ、
    前記数値表示制御手段は、前記計算選択手段により前記入力順の計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値とを前記表示部に表示させ、
    前記コンピュータを、
    前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択されている場合に、前記入力手段により入力された数値と演算子とを含む計算式と、前記数式通り計算手段により計算された計算結果の数値とを表示させる数式通り計算表示制御手段として機能させ、
    前記計算式表示制御手段は、前記入力順計算手段により計算された計算結果の数値が前記数値表示制御手段により前記表示部に表示された後に、前記計算選択手段により前記数式通りの計算方法が選択された場合に、前記入力順計算手段により前記入力された数値と演算子とを入力順に計算した計算内容に対応する数式通りの計算式を前記表示部に表示させる、
    請求項8に記載のプログラム。
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