JP2016173401A - 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
電子写真方式を採用した画像形成装置は、年々高画質化、高速化、高耐久化が求められている。帯電、露光、現像、転写等の感光体周りのプロセスも、前記要求に応えるべく個々のプロセスの改良検討がなされているが、個々の改良がなされても全体として求められる性能を満足できない、あるいはコスト的な理由で採用されない場合も多い。その場合は、感光体における改良が必要となる。
<1> 導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、前記感光層が、一般式(1)で表される分子量350以下の化合物、及び結着樹脂を含有し、該結着樹脂を構成する一般式(2)で表されるビスフェノール成分が、全ビスフェノール成分中25モル%以上であることを特徴とする、電子写真感光体。
<3> 前記一般式(1)で表される化合物を前記結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上30質量部以下含有することを特徴とする、<1>又は<2>に記載の電子写真感光体。
<5> 前記感光層のユニバーサル硬度が145N/mm2以上であることを特徴とする、<1>〜<4>のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
<6> <1>〜<5>のいずれか1つに記載の電子写真感光体、並びに、該電子写真感光体を帯電させる帯電装置、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露光装置、及び、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置からな
る群から選ばれる少なくとも1つ、を備えたことを特徴とする、電子写真感光体カートリッジ。
<本発明に用いられる式(1)で表される分子量350以下の化合物>
本発明の感光層に添加される化合物は下記式(1)で表される分子量350以下の化合物であれば、いかなるものであってもよい。
していてもよいフェニル基、または置換基を有していてもよいナフチル基を表し、Ar3は置換基を有していてもよいフェニル基、または置換基を有していてもよいナフチル基を表す。R1〜R3はそれぞれ独立して、水素原子、アルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基を表し、Xは置換基を有していてもよいフェニレン基、または単結合を表す。nは0以上3以下の整数を表す。但し、Ar1、Ar2のうち少なくとも一つは置換基
を有していてもよいフェニル基、または置換基を有していてもよいナフチル基である。
換基を有していてもよいフェニル基であることが好ましく、より好ましくは、Ar1、Ar2の両方が置換基を有していてもよいフェニル基、またはAr1が置換基を有していて
もよいフェニル基、Ar2が置換基を有していてもよいナフチル基であり、更に好ましく
はAr1、Ar2の両方が置換基を有していてもよいフェニル基である。なお、Ar1、
Ar2はそれぞれ直接結合、または炭素原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子などから構
成される連結基を介して環状構造を形成してもよい。
上記式(1)中、R1〜R3はそれぞれ独立して、水素原子、アルキル基、または置換基を有していてもよいフェニル基を表す。それらの中でも水素原子、またはアルキル基であることが好ましく、より好ましくはR1〜R3のうち少なくとも一つが水素原子であることが好ましく、更により好ましくはR1〜R3のうち少なくとも二つが水素原子である。
Ar1〜Ar3、及びR1〜R3がフェニル基またはナフチル基の場合、有していてもよい置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子等が挙げられ、具体的にはアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基等の直鎖状アルキル基、イソプロピル基、エチルヘキシル基等の分岐状アルキル基、シクロヘキシル基等の環状アルキル基が挙げられる。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、n−ブトキシ基等の直鎖状アルコキシ基、イソプロポキシ基、エチルヘキシロキシ基等の分岐状アルコキシ基、シクロヘキシロキシ基等の環状アルコキシ基が挙げられる。ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子等があげられる。これら置換基の中でも原料の汎用性の観点から炭素数3以下のアルキル基、アルコキシ基、塩素原子、フッ素原子が好ましく、メチル基、フッ素原子がより好ましく、メチル基が更に好ましい。
上記式(1)で表される化合物を含有することにより耐摩耗性が向上する理由は必ずしも明らかではないが、以下のように考えられる。一般に結着樹脂として式(2)で表されるビスフェノール成分を含有する場合は、感光層に空孔部が多数存在し、硬度が低くなる傾向がある。そこで、感光層に上記式(1)で表されるサイズ的に小さい化合物を含有することにより、空孔部が埋まることで、硬度が高くなり、耐摩耗性が向上すると考えられる。
<ビスフェノール成分>
本発明の感光層に用いられる結着樹脂は、結着樹脂を構成する一般式(2)で表されるビスフェノール成分が、全ビスフェノール成分中25モル%以上であることを特徴とする。式(2)で表されるビスフェノール成分の割合は好ましくは30モル%以上、より好ま
しくは35モル%以上である。25モル%以上含有した場合は、耐摩耗性の点で好ましい
。また、式(2)で表されるビスフェノール成分の割合が多すぎると、感光層塗布液の溶解性が悪くなることから、通常、全ビスフェノール成分中75モル%以下、好ましくは7
0モル%以下、より好ましくは65モル%以下含有する。
以下に、本発明の電子写真感光体の構成について説明する。本発明の電子写真感光体は、導電性支持体上に(下引き層を設ける場合は下引き層上に)感光層を有するが、感光層中に全ビスフェノール成分中、前記式(2)で表される成分を全ビスフェノール成分中25モル%以上有する結着樹脂、及び前記一般式(1)で表される分子量350以下の化合物を含有していれば、その構成は特に限定されない。その中でも電子写真感光体の感光層が後に説明する積層型の場合には、電荷輸送層中に電荷輸送物質と、前記式(2)で表されるビスフェノール成分を含有する結着樹脂、及び前記一般式(1)で表される分子量350以下の化合物を含むことが好ましい。また、電子写真感光体の感光層が単層型の場合には、前述の積層型感光体の電荷輸送層に用いられる成分に加えて電荷発生物質、電子輸送物質を用いるのが一般的である。
導電性支持体については特に制限はないが、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼、銅、ニッケル等の金属材料や、金属、カーボン、酸化錫等の導電性粉体を添加して導電性を付与した樹脂材料や、アルミニウム、ニッケル、ITO(酸化インジウム錫)等の導電性材料をその表面に蒸着又は塗布した樹脂、ガラス、紙等が主として使用される。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び任意の比率で併用しても良い。導電性支持体の形態としては、ドラム状、シート状、ベルト状等のものが用いられる。更には、金属材料の導電性支持体の上に、導電性・表面性等の制御や欠陥被覆のために、適当な抵抗値を有する導電性材料を塗布したものを用いても良い。
導電性支持体表面は、平滑であっても良いし、特別な切削方法を用いたり、研磨処理を施したりすることにより、粗面化されていても良い。また、導電性支持体を構成する材料に適当な粒径の粒子を混合することによって、粗面化されたものであっても良い。また、安価化のためには、切削処理を施さず、引き抜き管をそのまま使用することも可能である。
導電性支持体と後述する感光層との間には、接着性・ブロッキング性等の改善のため、下引き層を設けても良い。下引き層としては、樹脂、又は樹脂に金属酸化物等の粒子を分散したもの等が用いられる。また、下引き層は、単一層からなるものであっても、複数層からなるものでもよい。
下引き層は、金属酸化物粒子を結着樹脂に分散した形で形成するのが望ましい。下引き層に用いられる結着樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニルピリジン樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、ニトロセルロース等のセルロースエステル樹脂、セルロースエーテル樹脂、カゼイン、ゼラチン、ポリグルタミン酸、澱粉、スターチアセテート、アミノ澱粉、ジルコニウムキレート化合物、ジルコニウムアルコキシド化合物等の有機ジルコニウム化合物、チタニルキレート化合物、チタンアルコキシド化合物等の有機チタニル化合物、シランカップリング剤等の公知の結着樹脂が挙げられる。これらは単独で用いても良く、或いは2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用しても良い。また、硬化剤とともに硬化した形で使用してもよい。中でも、アルコール可溶性の共重合ポリアミド、変性ポリアミド等は、良好な分散性、塗布性を示すことから好ましい。
下引き層の膜厚は、本発明の効果を著しく損なわない限り任意であるが、電子写真感光体の電気特性、強露光特性、画像特性、繰り返し特性、及び製造時の塗布性を向上させる観点から、通常は0.01μm以上、好ましくは0.1μm以上、また、通常30μm以下、好ましくは20μm以下である。下引き層には、公知の酸化防止剤等を混合しても良い。画像欠陥防止等を目的として、顔料粒子、樹脂粒子等を含有させて用いても良い。
感光層の形式としては、電荷発生材料と電荷輸送材料とが同一層に存在し、バインダー樹脂中に分散された単層型と、電荷発生材料がバインダー樹脂中に分散された電荷発生層及び電荷輸送材料がバインダー樹脂中に分散された電荷輸送層の二層からなる機能分離型(積層型)とが挙げられるが、本発明に用いられる電子写真感光体の感光層は、いずれの形式であってもよい。
感光層のユニバーサル硬度は、耐摩耗性の観点から、145 N/mm2以上、好まし
くは150 N/mm2以上、より好ましくは160 N/mm2以上であることが好ましい。また、使用時の削れの観点から、通常250N/mm2以下、好ましくは220mm2以下であることが好ましい。感光層の弾性変形率は、フィルミングの観点から、通常38%以上、好ましくは40%以上であることが好ましい。クリーニングの観点から、通常60%以下、好ましくは55%以下であることが好ましい。
0C)を用いて、温度25℃、相対湿度50%の環境下で測定した値である。測定には対面角136°のビッカース四角錘ダイヤモンド圧子を用いる。測定条件は以下の通りに設定して行い、圧子にかかる荷重とその荷重下における押し込み深さを連続的に読み取り、プロファイルを取得する。
最大押し込み荷重 5mN
負荷所要時間 10秒
除荷所要時間 10秒
ユニバーサル硬度は、押し込み荷重5mNまで押し込んだときの値であり、その押し込み深さから以下の式により定義される値である。
ユニバーサル硬度(N/mm2)= 試験荷重(N)/ 試験荷重下でのビッカース圧子の表面積(mm2)
本発明における弾性変形率は、下記式により定義される値であり、押し込みに要した全仕事量(Wt)に対して、除荷の際に膜が弾性によって行う仕事(We)の割合である。
弾性変形率が大きいほど、負荷に対する変形が残留しにくく、100の時には変形が残らないことを意味する。
電荷発生層は、電荷発生物質を含有すると共に、通常は結着樹脂と、必要に応じて使用されるその他の成分とを含有する。このような電荷発生層は、例えば、電荷発生物質及び結着樹脂を溶媒又は分散媒に溶解又は分散して塗布液を作製し、これを導電性支持体上に(下引き層を設ける場合は下引き層上に)塗布、乾燥して得られる。
シアニン、II型クロロガリウムフタロシアニン、V型のヒドロキシガリウムフタロシアニン、28.1゜にもっとも強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン、又は26.2゜にピークを持たず28.1゜に明瞭なピークを有し、かつ25.9゜の半値幅Wが0.1゜≦W≦0.4゜であることを特徴とするヒドロキシガリウムフタロシアニン、G型μ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体等がより好ましく、ガリウム系フタロシアニンの、II型クロロガリウムフタロシアニン、V型のヒドロキシガリウムフタロシアニン、28.1゜にもっとも強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン、又は26.2゜にピークを持たず28.1゜に明瞭なピークを有し、かつ25.9゜の半値幅Wが0.1゜≦W≦0.4゜であることを特徴とするヒドロキシガリウムフタロシアニン、G型μ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体等が特に好ましい。
電荷発生物質として、上記例示の有機顔料を用いる場合には、1種を単独で用いてもよいが、2種類以上の顔料を混合して用いてもよい。この場合、可視域と近赤域の異なるスペクトル領域で分光感度特性を有する2種類以上の電荷発生物質を組み合わせて用いることが好ましく、中でもジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料とフタロシアニン顔料とを組み合わせて用いることがより好ましい。
電性ポリマー等が挙げられる。これらの結着樹脂は、何れか1種を単独で用いても良く、2種類以上を任意の組み合わせで混合して用いても良い。
電荷発生層において、結着樹脂と電荷発生物質との配合比(質量比)は、結着樹脂100質量部に対して電荷発生物質が、感度の観点から、通常10質量部以上、好ましくは30質量部以上、また、塗布液安定性の観点から、通常1000質量部以下、好ましくは500質量部以下の範囲である。電荷発生層の膜厚は、通常0.1μm以上、好ましくは0.15μm以上、また、通常10μm以下、好ましくは0.6μm以下の範囲である。
電荷輸送層は、電荷輸送物質と結着樹脂を含有するが、該結着樹脂を構成する前記一般式(2)で表されるビスフェノール成分が、全ビスフェノール成分中25モル%以上であり、さらに前記式(1)で表される分子量350以下の化合物と、必要に応じて使用されるその他の成分とを含有する。このような電荷輸送層は、具体的には、前記3成分と、その他の成分を溶剤に溶解又は分散して塗布液を作製し、これを電荷発生層上に塗布、乾燥して得られる。
電荷輸送物質としては特に限定されず、公知のものが使用可能である。例えば、2,4,7−トリニトロフルオレノン等の芳香族ニトロ化合物、テトラシアノキノジメタン等のシアノ化合物、ジフェノキノン等のキノン化合物等の電子輸送物質、カルバゾール誘導体、インドール誘導体、イミダゾール誘導体、オキサゾール誘導体、ピラゾール誘導体、チアジアゾール誘導体、ベンゾフラン誘導体等の複素環化合物、アニリン誘導体、ヒドラゾン誘導体、トリアリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、ブタジエン誘導体、エナミン誘導体及びこれらの化合物の複数種が結合したもの、あるいはこれらの化合物からなる基を主鎖又は側鎖に有する重合体等の正孔輸送物質等が挙げられる。これらの中でも、電気特性の観点から、トリアリールアミン誘導体、エナミン誘導体、及びこれらの化合物の複数種が結合したものが好ましい。
前記電荷輸送物質の好適な構造の具体例を以下に示す。これら具体例は例示のために示したものであり、本発明の趣旨に反しない限りはいかなる公知の電荷輸送物質を用いてもよい。これらの電荷輸送物質は、何れか1種を単独で用いても良く、2種以上を任意の組み合わせで併用しても良い。
の観点から、通常5μm以上、好ましくは10μm以上、また、通常50μm以下、好ましくは45μm以下、更には30μm以下の範囲とする。
[結着樹脂]
結着樹脂は膜強度確保のために使用される。電荷輸送層のバインダー樹脂としては、前述の式(2)で表されるビスフェノール成分が全ビスフェノール成分の25モル%以上有し、具体的にはポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、またはポリエステルポリカーボネート樹脂が使用される。これらの中でも、感光体としての光減衰特性、機械強度の面から、ポリカーボネート樹脂、またはポリアリレート樹脂が好ましい。
結着樹脂は1種を単独で用いても良く、2種以上を任意の組み合わせで用いても良い。上記以外の樹脂としては、例えばブタジエン樹脂、スチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸エステル樹脂、ビニルアルコール樹脂、エチルビニルエーテル等のビニル化合物の重合体及び共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、部分変性ポリビニルアセタール、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、セルロースエステル樹脂、フェノキシ樹脂、シリコン樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール樹脂等が挙げられる。これらの結着樹脂は、適当な硬化剤を用いて熱、光等により架橋させて用いることもできる。
式(3)中のR22及びR23としては、例えば、水素原子、炭素数1〜炭素数6のアルキル基;フェニル基、ナフチル基等のアリール基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン基;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基等が挙げられる。式(3)で示される二価カルボン酸残基を誘導する二価カルボン酸化合物の製造上の簡便性を考慮すれば、R22及びR23は、水素原子、炭素数1のアルキル基(メチル基)が特に好ましい。
式(3)で示される二価カルボン酸残基を誘導する二価カルボン酸化合物の具体例としては、例えば、ジフェニルエーテル−2,2’−ジカルボン酸、ジフェニルエーテル−2,4’−ジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸等が挙げられる。これらの中でも、製造上の簡便性を考慮すれば、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸が特に好ましい。
これらのジカルボン酸成分は、同一でも良く、また、必要に応じて複数の化合物を組み合わせて用いることも可能である。 前記式(2)で表されるビスフェノール成分以外に共重合する場合の、好ましい繰り返し構造を以下に示す。
2種以上混合して使用することが好ましい。
前記式(2)で表されるビスフェノール成分以外に共重合する場合の、好ましい繰り返し構造を以下に示す。
感光層又を構成する各層には、成膜性、可撓性、塗布性、耐汚染性、耐ガス性、耐光性等を向上させる目的で、周知の酸化防止剤、可塑剤、紫外線吸収剤、電子吸引性化合物、レベリング剤、可視光遮光剤等の添加物を含有させても良い。また、感光体表面の摩擦抵抗や、摩耗を低減、トナーの感光体から転写ベルト、紙への転写効率を高める等の目的で、電荷輸送層にフッ素系樹脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂等からなる粒子や、無機化合物の粒子を含有させても良い。
上記した感光体を構成する各層は、含有させる物質を溶剤に溶解又は分散させて得られた塗布液を、導電性支持体上に浸漬塗布、スプレー塗布、ノズル塗布、バーコート、ロールコート、ブレード塗布等の公知の方法により、各層ごとに順次塗布・乾燥工程を繰り返すことにより形成される。
塗布液の乾燥は、室温における指触乾燥後、通常30℃以上、200℃以下の温度範囲で、1分から2時間の間、静止又は送風下で加熱乾燥させることが好ましい。また、加熱温度は一定であってもよく、乾燥時に温度を変更させながら加熱を行っても良い。
また、積層型感光体、単層型感光体ともに、上記手順により形成された感光層を最上層、即ち表面層としてもよいが、その上に更に別の層を設け、これを表面層としてもよい。例えば、感光層の損耗を防止したり、帯電器等から発生する放電生成物等による感光層の劣化を防止・軽減する目的で、保護層を設けても良い。保護層は、光硬化型、熱硬化型、電子線硬化型等の硬化型保護層、無機フィラーを分散させた保護層等、公知のものを使用することができる。
次に、本発明の電子写真感光体を用いた画像形成装置(本発明の画像形成装置)の実施の形態について、装置の要部構成を示す図1を用いて説明する。但し、実施の形態は以下の説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意に変形して実施することができる。
電子写真感光体1は、上述した本発明の電子写真感光体であれば特に制限はないが、図1ではその一例として、円筒状の導電性支持体の表面に上述した感光層を形成したドラム状の感光体を示している。この電子写真感光体1の外周面に沿って、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5及びクリーニング装置6がそれぞれ配置されている。
程度の小粒径のものが好ましく、また、トナーの粒子の形状も球形に近いものからポテト上の球形から外れたものまで様々に使用することができる。重合トナーは、帯電均一性、転写性に優れ、高画質化に好適に用いられる。
続いて、帯電された感光体1の感光面を、記録すべき画像に応じて露光装置3により露光し、感光面に静電潜像を形成する。そして、その感光体1の感光面に形成された静電潜像の現像を、現像装置4で行う。
現像ローラ44に担持された帯電トナーTが感光体1の表面に接触すると、静電潜像に対応するトナー像が感光体1の感光面に形成される。そしてこのトナー像は、転写装置5によって記録紙Pに転写される。この後、転写されずに感光体1の感光面に残留しているトナーが、クリーニング装置6で除去される。
なお、画像形成装置は、上述した構成に加え、例えば除電工程を行うことができる構成としても良い。除電工程は、電子写真感光体に露光を行うことで電子写真感光体の除電を行う工程であり、除電装置としては、蛍光灯、LED等が使用される。また除電工程で用いる光は、強度としては露光光の3倍以上の露光エネルギーを有する光である場合が多い。
なお、電子写真感光体1を、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5、クリーニング装置6、及び定着装置7のうち1つ又は2つ以上と組み合わせて、一体型のカートリッジ(以下適宜「電子写真感光体カートリッジ」という)として構成し、この電子写真 感光体カートリッジを複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真装置本体に対し
て着脱可能な構成にしてもよい。
<下引き層形成用塗布液の製造>
平均一次粒子径40nmのルチル型酸化チタン(石原産業株式会社製「TTO55N」)と、該酸化チタンに対して3質量%のメチルジメトキシシラン(東芝シリコーン社製「TSL8117」)とを、ヘンシェルミキサーにて混合して得られた表面処理酸化チタン50部と、メタノール120部を混合してなる原料スラリー1kgを、直径約100μmのジルコニアビーズ(株式会社ニッカトー製 YTZ)を分散メディアとして、ミル容積約0.15Lの寿工業株式会社製ウルトラアペックスミル(UAM−015型)を用い、ロータ周速10m/秒、液流量10kg/時間の液循環状態で1時間分散処理し、酸化チタン分散液を作製した。
電荷発生物質として、図2のCuKα特性X線によるX線回折スペクトルを示すオキシチタニウムフタロシアニン20部と1,2−ジメトキシエタン280部とを混合し、サンドグラインドミルで1時間粉砕して微粒化分散処理を行なった。続いてこの微細化処理液に、ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、商品名「デンカブチラール」#60
00C)10部を、1,2−ジメトキシエタンの255部と4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノンの85部との混合液に溶解させて得られた結着液、及び230部の1,2−ジメトキシエタンを混合して電荷発生層形成用塗布液Aを調製した。
電荷発生層形成用塗布液Aと電荷発生層形成用塗布液Bを55:45の質量比で混合し、本実施例で用いる電荷発生層形成用塗布液を作製した。
[塗布液C1]
下記式(X)の繰り返し構造で表されるポリアリレート樹脂97.2部(粘度平均分子量65,000)、下記式(Y)の繰り返し構造、及び末端構造を有するポリアリレート樹脂2.8部(粘度平均分子量49,600、ポリマー中のポリシロキサン構造の含有量5.7質量%)、特開2002−80432号公報の実施例1に基づいて合成された下記式(A1)で表される電荷輸送物質を70部、下記式で表される式(1)に相当する化合物(AD1)を10部、下記式で表される添加剤(AD2)を2部、ジメチルポリシロキサン(信越化学社製KF96−10CS)0.03部をテトラヒドロフラン/トルエン(8/2(質量比))混合溶媒650部に溶解させて電荷輸送層形成用塗布液C1を調製した。
上記式(A1)で表される電荷輸送物質を下記式(B1)に変更した以外は塗布液C1と同様にして塗布液C2を作成した。
上記式(A1)で表される電荷輸送物質を下記式(C1)に変更し、上記式(X)、(Y)の繰り返し構造で表されるポリアリレート樹脂を、下記式(Z)の繰り返し構造で表されるポリカーボネート樹脂に変更した以外は、塗布液C1と同様にして塗布液C3を作成した。
塗布液C1において、上記式(AD1)で表される化合物を用いない以外は塗布液C1と同様にして塗布液C4を作製した。
[塗布液C5]
塗布液C2において、上記式(AD1)で表される化合物を用いない以外は塗布液C2と同様にして塗布液C5を作製した。
塗布液C3において、上記式(AD1)で表される化合物を用いない以外は塗布液C3と同様にして塗布液C6を作製した。
[塗布液C7]
塗布液C1において、上記式(AD1)で表される化合物を下記式(AD3)で表される化合物に変更した以外は塗布液C1と同様にして塗布液C7を作成した。
塗布液C2において、上記式(AD1)で表される化合物を下記式(AD3)で表される化合物に変更した以外は塗布液C2と同様にして塗布液C8を作成した。
[塗布液C9]
塗布液C3において、上記式(AD1)で表される化合物を下記式(AD3)で表される化合物に変更した以外は塗布液C3と同様にして塗布液C9を作成した。
[実施例1〜3、比較例1〜6]
表面が粗切削された外径30mm、長さ248mm、肉厚0.75mmのアルミニウム合金よりなるシリンダーを、陽極酸化処理を行い、その後酢酸ニッケルを主成分とする封孔剤によって封孔処理を行うことにより、約6μmの陽極酸化被膜(アルマイト被膜)を形成した。得られたシリンダーに、前記の塗布液の製造例で作製した下引き層形成用塗布液、電荷発生層形成用塗布液、電荷輸送層形成用塗布液C1〜9を浸漬塗布法により順次塗布、乾燥し、乾燥後の膜厚がそれぞれ、1.5μm、0.4μm、36μmとなるように、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を形成し、感光体ドラムを製造した。なお、電荷輸送層の乾燥は、125℃で24分間行なった。
得られた感光体を、Samsung社製モノクロプリンタ ML6510(接触帯電、LD露光、磁性2成分非接触現像)の感光体カートリッジに搭載して、気温25℃、相対湿度50%下において、印字率5%で、60,000枚の連続印刷を行った。印刷後の電荷輸送層の膜厚を測定し、印刷前後の電荷輸送層の膜厚比較することにより膜減り量を確認し、耐刷性を評価した。
得られた電子写真感光体を、電子写真学会標準に従って作製された電子写真特性評価装置(「続電子写真技術の基礎と応用」、電子写真学会編、コロナ社、404〜405頁記載)に装着し、以下の手順に従って帯電、露光、電位測定、除電のサイクルを実施することにより、電気特性の評価を行なった。
耐刷性、電気特性の評価結果、並びに前述の方法で測定した感光層の弾性変形率、及びユニバーサル硬度の値を表−1に示す。
、かつ、耐刷時の膜減りが少ない耐久性の優れた高機能な感光体を得ることが出来る。
Claims (7)
- 導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、前記感光層が、一般式(1)で表される分子量350以下の化合物、及び結着樹脂を含有し、該結着樹脂を構成する一般式(2)で表されるビスフェノール成分が、全ビスフェノール成分中25モル%以上であることを特徴とする、電子写真感光体。
- 前記感光層が、電荷輸送物質としてトリアリールアミン化合物、又はエナミン化合物を含有することを特徴とする、請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で表される化合物を前記結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上30質量部以下含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子写真感光体。
- 前記結着樹脂がポリカーボネート樹脂、またはポリエステル樹脂であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記感光層のユニバーサル硬度が145N/mm2以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体、並びに、該電子写真感光体を帯電させる帯電装置、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露光装置、及び、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置からなる群から選ばれる少なくとも1つ、を備えたことを特徴とする、電子写真感光体カートリッジ。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体、並びに、該電子写真感光体を帯電させる帯電装置と、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露光装置、及び、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置を備えたことを
特徴とするフルカラー画像形成装置。
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