JP2016171372A - 可変指向性コンデンサマイクロホン - Google Patents

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【課題】位相変調型発振検波方式を利用して可変指向性コンデンサマイクロホンを実現させること。【解決手段】互いに背中合わせに配置された第1と第2のコンデンサマイクロホンユニットUf,Ubと、前記第1および第2コンデンサマイクロホンユニットの各静電容量Cf,Cbを含む第1および第2共振回路と、前記各共振回路に対して、高周波のバイアス信号を与える発振回路11と、前記第1および第2のコンデンサマイクロホンユニットのそれぞれの静電容量変化に対応した音声信号を復調する第1および第2復調回路12,13とが備えられる。第1復調回路からの信号が第2端子ピンPIN2に、ホット側出力としてもたらされ、第2復調回路からの信号と少なくともその逆位相の信号とが選択手段によって選択されて、第3端子ピンPIN3に、コールド側出力としてもたらされる。【選択図】図1

Description

この発明は、2つのマイクロホンユニットを背中合わせに備えることで、可変指向性の機能を備えたコンデンサマイクロホンに関し、特にマイクロホンユニットのインピーダンス変換器に代えて、高周波バイアス方式と呼ばれる発振検波方式を用いた可変指向性コンデンサマイクロホンに関する。
指向性を可変できるマイクロホンとして、それぞれにカージオイド特性を有するマイクロホンユニットを、前後に背中合わせに配置したものが提案されている。
一般的にコンデンサマイクロホンは、ダイナミックマイクロホンに比較して広帯域の集音に適しており、かつ指向周波数応答に優れている。
このようなコンデンサマイクロホンは出力インピーダンスが高いために、例えばFETなどによるインピーダンス変換器が用いられている。
前記したインピーダンス変換器を用いることなく、低インピーダンス出力が可能な別の方式として、発振検波方式を用いたコンデンサマイクロホンが存在する。この発振検波方式を用いたコンデンサマイクロホンは、回路構成が複雑で調整がし難いといった問題点があるが、固有雑音が小さいという利点があるため、現在においても商品化されている。
発振検波方式のコンデンサマイクロホンには、位相変調型と振幅変調型が存在する。前者の位相変調型は、発振器に水晶振動子を用いることができ、回路構成が比較的簡単であることから古くから用いられている。後者の振幅変調型は、高周波ブリッジを用いており、発振周波数が若干移動しても動作をするが、位相変調型と比較すると回路構成が複雑になる難点がある。なお位相変調型の発振検波方式を利用したコンデンサマイクロホンが、次に示す特許文献に開示されている。
米国特許第3422225号公報
この発明は、前記した位相変調型発振検波方式を利用して可変指向性コンデンサマイクロホンを実現させることを課題とするものであり、2つのマイクロホンユニットに対応して独立した位相変調回路が用いられる。
そして、位相変調型発振検波方式による固有雑音の低い特質をさらに生かすために、音声信号を平衡(バランス)出力させる合理的な回路構成を採用し、楽音をより忠実に、高いS/Nをもって平衡出力信号の指向性を可変できるようにした可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することを目的とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る可変指向性コンデンサマイクロホンは、第1と第2の固定極が互いに非導通状態で背中合わせに配置され、前記第1と第2の固定極に一定の間隔をおいて第1と第2の振動板がそれぞれ配置されることにより形成された電気的に独立した第1と第2のコンデンサマイクロホンユニットと、前記第1コンデンサマイクロホンユニットの静電容量と、第1共振コイルによって構成された第1共振回路と、前記第2コンデンサマイクロホンユニットの静電容量と、第2共振コイルによって構成された第2共振回路と、前記第1共振回路および第2共振回路に対して、高周波のバイアス信号を与える発振回路と、前記第1共振回路および第2共振回路の共振周波数信号をそれぞれ受けて、前記第1および第2のコンデンサマイクロホンユニットのそれぞれの静電容量変化に対応した音声信号を復調する第1復調回路および第2復調回路と、前記第1復調回路による第1復調信号がもたらされる第1の平衡出力端子と、前記第2復調回路による第2復調信号と少なくともその逆位相の信号とが選択手段によって選択されてもたらされる第2の平衡出力端子とが備えられ、前記第1と第2の平衡出力端子における平衡出力信号の指向性が、前記選択手段によって可変されることを特徴とする。
この場合、好ましくは前記選択手段に可変抵抗器が用いられ、前記可変抵抗器における抵抗体の一方の端子および他方の端子に、前記第2復調信号とその逆位相の信号がそれぞれ供給されると共に、前記可変抵抗器の摺動端子が前記第2の平衡出力端子に接続された構成を好適に採用することができる。
そして、前記第1復調回路および第2復調回路として、それぞれレシオ検波回路が用いられる。
加えて、前記第2復調回路を構成するレシオ検波回路には、一対のダイオードと、前記一対のダイオードに対してアノードとカゾートが逆向きに接続された他の一対のダイオードとが備えられ、前記一対のダイオードによって前記第2復調信号を得ると共に、他の一対のダイオードによって前記2復調信号の逆位相信号をそれぞれ得るように構成される。
この発明に係る前記した可変指向性コンデンサマイクロホンによると、それぞれのコンデンサマイクロホンユニットの静電容量変化に対応して位相変調を受けた高周波信号は、第1復調回路により復調されて第1の平衡出力端子に供給される。また第2復調回路により復調された音声信号とその逆位相の信号は、選択手段によって選択されて、第2の平衡出力端子に供給される。これにより、前記選択手段によって指向性が可変された平衡出力信号を、第1と第2の平衡出力端子にもたらすことができる。
したがって、この発明に係る可変指向性コンデンサマイクロホンによると、位相変調型発振検波方式を利用した固有雑音の低い特質を生かすことができると共に、選択手段によって指向性が可変された平衡出力信号を得ることができる可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。
この発明に係る可変指向性コンデンサマイクロホンの回路構成図である。 図1に示す第1および第2復調回路によって得られる信号の指向特性および位相の関係を示したポーラパターンである。 選択手段によって指向特性が選択される様子を示したポーラパターンの演算模式図である。
この発明に係る可変指向性コンデンサマイクロホンについて、図1に示す実施の形態に基づいて説明する。
符号M1で示すコンデンサマイクロホンは、電気的に独立した二つのコンデンサマイクロホンユニットを前後に備えている。この二つのコンデンサマイクロホンユニットは、それぞれにカージオイド特性を有し、矢印0deg(0度)に指向軸を有するユニットを前側ユニット(第1のコンデンサマイクロホンユニット)Ufと称呼し、反対側の180度方向に指向軸を有するユニットを後側ユニット(第2のコンデンサマイクロホンユニット)Ubと称呼する。
この前側ユニットUfと後側ユニットUbを構成する第1と第2の固定極1f,1bは互いに非導通状態で背中合わせに配置され、前記第1と第2の固定極1f,1bにそれぞれ一定の間隔をおいて第1と第2の振動板2f,2bが対向して配置されている。
なお、この実施の形態においては、前記第1と第2の固定極1f,1bにおける各振動板2f,2bに対向する面には、それぞれエレクトレット誘電体膜(図示せず)が備えられて、それぞれバックエレクトレット方式によるエレクトレットコンデンサマイクロホンユニットを構成している。
また、前記各振動板2f,2bには、例えば金属蒸着膜(図示せず)を有する合成樹脂フィルムが用いられていて、それぞれの金属蒸着膜はアース接続されている。
符号11は、例えば8MHz−12MHz程度の高周波信号を発振する発振回路を示す。この発振回路11は、水晶振動子X1、二つの電界効果型トランジスタQ1,Q2、発振コイルLOを有している。水晶振動子X1の両端子はトランジスタQ1,Q2のゲート端子に接続され、トランジスタQ1,Q2のソース端子は発振コイルLOの二つのコイルLO1,LO2に接続され、これら二つのコイルLO1,LO2の接続中点は、後述するファントム電源から給電を受ける定電圧回路に接続されている。
そして、トランジスタQ1のドレイン端子は、抵抗R1を介してアースに接続されており、ゲート端子は抵抗R2を介して、アースに接続されている。またトランジスタQ2のドレイン端子は、抵抗R3を介してアースに接続されており、ゲート端子は抵抗R4を介して、アースに接続されている。
発振コイルLOには、前記コイルLO1,LO2と磁気結合した別のコイルLO3,LO4が備えられている。これらのコイルLO3,LO4は、前記発振回路11で生成される高周波信号を、後述する共振回路に対してバイアス信号(励振信号)として与えるために、共振回路に対する結合手段として機能する。
前記コイルLO3,LO4はセンタータップを有し、これらのセンタータップはアース接続されている。またコイルLO3の一端は第1共振コイルLfを構成するコイルLf1を介して前記第1固定極1fに接続されている。コイルLO3の他端は第2共振コイルLbを構成するコイルLb1を介して前記第2固定極1bに接続されている。
前記コイルLO4の一端は前記コイルLf1と磁気結合しているコイルLf2のセンタータップに接続されており、前記コイルLO4の他端は前記コイルLb1と磁気結合しているコイルLb2のセンタータップに接続されている。
第1共振コイルLfを構成する前記コイルLf2の両端は、第1レシオ検波回路(第1復調回路)12を構成するダイオードD1,D2をそれぞれ介して第1復調信号の出力端子aを構成し、この出力端子aとアース間にはコンデンサC1が挿入されている。そして、出力端子aに得られる第1復調信号は、コンデンサC4を介して後述する第1のエミッタフォロア回路14に供給される。
他方の第2共振コイルLbを構成する前記コイルLb2の両端は、第2レシオ検波回路(第2復調回路)13を構成するダイオードD3,D4をそれぞれ介して第2復調信号の出力端子bを構成し、この出力端子bとアース間にはコンデンサC2が挿入されている。さらに前記した第2レシオ検波回路(第2復調回路)13を構成する前記コイルLb2の両端には、前記一対のダイオードD3,D4に対して、アノードとカソートが逆向きに接続された他の一対のダイオードD5,D6が備えられている。そして、ダイオードD5,D6をそれぞれ介して前記第2復調信号に対して逆位相の復調信号を出力する端子cが構成され、この出力端子cとアース間にはコンデンサC3が挿入されている。
前記第2復調信号の出力端子bと、第2復調信号に対して逆位相の復調信号の出力端子cとの間には、選択手段として機能する可変抵抗器VR1における抵抗体の一方の端子および他方の端子がそれぞれ接続されている。そして、可変抵抗器VR1の摺動端子に得られる復調信号は、コンデンサC5を介して後述する第2のエミッタフォロア回路15に供給される。
前記第1レシオ検波回路12の出力端子aは、前記したとおりコンデンサC4を介してPNPトランジスタQ3による第1のエミッタフォロア回路14に接続されている。この第1のエミッタフォロア回路14は、バイアス設定抵抗R5,R6を備え、このエミッタフォロア出力は、出力コネクタの第2端子ピンPIN2に、ホット側出力として供給される。
また前記可変抵抗器VR1の摺動端子は、前記したとおりコンデンサC5を介してPNPトランジスタQ4による第2のエミッタフォロア回路15に接続されている。この第2のエミッタフォロア回路15は、バイアス設定抵抗R7,R8を備え、このエミッタフォロア出力は、出力コネクタの第3端子ピンPIN3に、コールド側として供給される。
そして、第1のエミッタフォロア回路14と、第2のエミッタフォロア回路15による信号出力は、第1端子ピンPIN1をアースラインとした図示せぬ平衡シールドケーブルを介して、マイクアンプユニットとしての例えばミキサー(図示せず)に対して平衡出力される。
一方、前記端子ピンPIN2およびPIN3には、端子ピンPIN1をアースラインとして、前記ミキサー側からファントム電源が供給される。
そして、トランジスタQ3,Q4のコレクタが共通接続されてアースラインとの間に定電圧素子Z1と電解コンデンサC6が接続されている。この電圧素子Z1と電解コンデンサC6は、前記ミキサー側のファントム電源の給電を受けて直流の定電圧回路を構成している。そしてこの定電圧回路より、前記した発振コイルLOの二つのコイルLO1,LO2の接続中点に動作電圧が供給され、これにより前記した発振回路11は、水晶振動子X1を利用した発振動作がなされる。
図1に示した構成によると、前側ユニットUfの第1固定極1fと第1振動板2fで形成される静電容量Cfに対してコイルLf1が接続されている。これにより第1の直列共振回路を構成している。また後側ユニットUbの第2固定極1bと第2振動板2bで形成される静電容量Cbに対してコイルLb1が接続されている。これにより第2の直列共振回路を構成している。
そして、前記第1および第2の直列共振回路には、発振コイルLOに含まれるコイルLO3から出力される発振回路11からの高周波信号が供給され、第1および第2の直列共振回路は、発振回路11からの高周波信号によってバイアス(励振)される。
一方、第1固定極1fと第1振動板2fで形成される静電容量Cfは、音波を受けてその静電容量が変化し、静電容量CfとコイルLf1による共振回路の共振周波数は、静電容量Cfの変化に基づいて位相変調を受ける。この位相変調を受けた高周波信号は、第1のレシオ検波回路12によって復調されて出力端子aにもたらされる。この出力端子aにもたらされる第1復調信号は、図2(a)に示したカージオイドの指向特性を有する信号となる。
また、第2固定極1bと第1振動板2bで形成される静電容量Cbは、音波を受けてその静電容量が変化し、静電容量CbとコイルLb1による共振回路の共振周波数は、静電容量Cbの変化に基づいて位相変調を受ける。この位相変調を受けた高周波信号は、第2のレシオ検波回路13によって復調されて出力端子bにもたらされる。この出力端子bにもたらされる第2復調信号は、図2(b)に示したカージオイドの指向特性を有する信号となる。
さらに、この実施の形態においては、前記第2レシオ検波回路13には、前記した第2復調信号に対して逆位相の復調信号を出力する出力端子cが形成されており、この出力端子cにもたらされる復調信号は、図2(c)に示したカージオイドの指向特性を有し、かつ図2(b)に示した信号に対して逆位相(ポーラパターン内にマイナス符号を付して示している。)の信号となる。
ここで、第2レシオ検波回路13に備えられた出力端子bと出力端子cの間には、選択手段として機能する可変抵抗器VR1の両端子が接続され、可変抵抗器VR1の摺動端子に得られる信号が第2エミッタフォロア回路15に供給され、端子ピンPIN3にコールド側信号として出力される。
また、第1レシオ検波回路12の出力端子aにもたらされる第1復調信号は、前記とおり第1エミッタフォロア回路14に供給され、端子ピンPIN2にホット側信号として出力される。
図3は、前記可変抵抗器VR1の摺動端子の位置を選択した場合における前記したミキサー側に備えられた減算回路を含めた指向特性の変化、すなわちポーラパターンの加減算の様子を示している。
前記可変抵抗器VR1の摺動子を“B”(Bidirectional)に設定した場合には、第2端子ピンPIN2と第3端子ピンPIN3には、図3(A)に示したポーラパターンの信号がそれぞれ供給され、これらは前記ミキサーの減算回路において減算されるため、結果として双指向性を有する音声信号を得ることができる。
前記可変抵抗器VR1の摺動子を“C”(Cardioid)に設定した場合には、可変抵抗器VR1の摺動子に出力される信号レベルはゼロとなり、第3端子ピンPIN3は無信号となる。これに対して第2端子ピンPIN2には、カージオイドの指向性を有する信号が供給されるため、結果として前記ミキサーの減算回路の出力として、単一指向性を有する音声信号を得ることができる。
前記可変抵抗器VR1の摺動子を“O”(Omnidirectional)に設定した場合には、第2端子ピンPIN2と第3端子ピンPIN3には、図3(C)に示したポーラパターンの信号がそれぞれ供給される。この場合、第3端子ピンPIN3に供給される信号は図2(c)に示したとおり逆位相の信号であり、前記ミキサーの減算回路において減算処理をした場合、結果として二つのポーラパターンは加算されることになる。これにより無指向性を有する音声信号を得ることができる。
なお、前記した実施の形態においては、指向性の選択手段として可変抵抗器VR1を備えて、指向性を連続的に選択するようにしているが、前記可変抵抗器VR1に代えて、切り替えスイッチを指向性の選択手段として利用することができる。
この場合においては、前記した第2レシオ検波回路13の出力端子bとアースラインおよび出力端子cを選択する3接点切替えスイッチを利用し、このスイッチ出力を第2エミッタフォロア回路15に供給することで、図3に示した3パターンの指向性を択一的に選択可能な可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。
1f 第1固定極
1b 第2固定極
2f 第1振動板
2b 第2振動板
11 発振回路
12 第1復調回路(第1レシオ検波回路)
13 第2復調回路(第2レシオ検波回路)
14 第1エミッタフォロア回路
15 第2エミッタフォロア回路
M1 可変指向性コンデンサマイクロホン
Uf 前側ユニット(第1コンデンサマイクロホンユニット)
Ub 後側ユニット(第2コンデンサマイクロホンユニット)
Lf 第1共振コイル
Lb 第2共振コイル
LO 発振コイル
X1 水晶振動子
VR1 可変抵抗器(選択手段)
PIN1 第1端子ピン(アースライン)
PIN2 第2端子ピン(ホット側端子)
PIN3 第3端子ピン(コールド側端子)
Q1,Q2 電界効果型トランジスタ
Q3,Q4 バイポーラトランジスタ
D1〜D6 ダイオード
R1〜R7 抵抗素子

Claims (4)

  1. 第1と第2の固定極が互いに非導通状態で背中合わせに配置され、前記第1と第2の固定極に一定の間隔をおいて第1と第2の振動板がそれぞれ配置されることにより形成された電気的に独立した第1と第2のコンデンサマイクロホンユニットと、
    前記第1コンデンサマイクロホンユニットの静電容量と、第1共振コイルによって構成された第1共振回路と、
    前記第2コンデンサマイクロホンユニットの静電容量と、第2共振コイルによって構成された第2共振回路と、
    前記第1共振回路および第2共振回路に対して、高周波のバイアス信号を与える発振回路と、
    前記第1共振回路および第2共振回路の共振周波数信号をそれぞれ受けて、前記第1および第2のコンデンサマイクロホンユニットのそれぞれの静電容量変化に対応した音声信号を復調する第1復調回路および第2復調回路と、
    前記第1復調回路による第1復調信号がもたらされる第1の平衡出力端子と、
    前記第2復調回路による第2復調信号と少なくともその逆位相の信号とが選択手段によって選択されてもたらされる第2の平衡出力端子と、
    が備えられ、前記第1と第2の平衡出力端子における平衡出力信号の指向性が、前記選択手段によって可変されることを特徴とする可変指向性コンデンサマイクロホン。
  2. 前記選択手段に可変抵抗器が用いられ、前記可変抵抗器における抵抗体の一方の端子および他方の端子に、前記第2復調信号とその逆位相の信号がそれぞれ供給されると共に、前記可変抵抗器の摺動端子が前記第2の平衡出力端子に接続されていることを特徴とする請求項1に記載された可変指向性コンデンサマイクロホン。
  3. 前記第1復調回路および第2復調回路として、それぞれレシオ検波回路が用いられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された可変指向性コンデンサマイクロホン。
  4. 前記第2復調回路を構成するレシオ検波回路には、一対のダイオードと、前記一対のダイオードに対してアノードとカゾートが逆向きに接続された他の一対のダイオードとが備えられ、前記一対のダイオードによって前記第2復調信号を得ると共に、他の一対のダイオードによって前記2復調信号の逆位相信号をそれぞれ得ることを特徴とする請求項3に記載された可変指向性コンデンサマイクロホン。
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