JP4975509B2 - コンデンサーマイクロホン - Google Patents

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Description

本発明は、発振検波方式のコンデンサーマイクロホンに関するもので、特に、発振コイルと共振コイルの結合にコンデンサーを用いたこと、さらにはこのコンデンサーをコンデンサーマイクロホンユニット独特の構造を利用して構成したことを特徴とするものである。
コンデンサーマイクロホンに用いられているマイクロホンユニットは出力インピーダンスが高いため、一般にはインピーダンス変換器が接続され、インピーダンスを低くして出力される。インピーダンス変換器を用いることなく低インピーダンス出力が可能な別の方式として発振検波方式のコンデンサーマイクロホンがある。発振検波方式コンデンサーマイクロホンは、回路構成が複雑で調整が難しいといった問題点があるが、固有雑音が小さいという利点があるため、現在でも商品化されている。
発振検波方式のコンデンサーマイクロホンには、位相変調型と振幅変調型がある。位相変調型は発振器に水晶振動子を用いることができ、回路構成が比較的簡単であることから古くから用いられている。振幅変調型は高周波ブリッジを用いており、発振周波数が若干移動しても動作するが、位相変調型と比較すると回路構成が複雑であり、マイクロホンユニットはプッシュプル型の方が好ましい、といった問題点がある。
本発明に係るコンデンサーマイクロホンは、位相変調型発振検波方式であるから、以下に、従来の位相変調型発振検波方式コンデンサーマイクロホンの例についてより詳細に説明する。図5において、符号1は発振回路、4は発振コイル、10はレシオ検波回路、6は共振コイルをそれぞれ示している。発振コイル4は、互いに磁気結合された三つのコイルL1、L2、L3を有してなる。
発振回路1は、トランジスタ2、水晶振動子3、上記コイルL1(タンクコイル)を含む。コイルL1にはコンデンサーC1が並列に接続され、コイルL1の一端には電源PSが接続され、コイルL1の他端はトランジスタ2のコレクタに接続されている。トランジスタ2のコレクタとベースの間には抵抗R1が接続され、ベースとアースの間には水晶振動子3が接続され、水晶振動子3と並列に抵抗R2が接続されている。トランジスタ2のコレクタとベースの間にはまた、コンデンサーC7とC8が直列に接続され、このコンデンサーC7とC8の接続点はトランジスタ2のエミッタに接続され、エミッタは抵抗R3を介してアースに接続されている。コイルL2とL3は直列に接続され、この接続点はアースに接続されている。発振回路1は水晶振動子3を備えた発振回路を構成することによって発振周波数を安定化させている。
上記共振コイル6は互いに磁気結合された三つのコイルL4、L5、L6を有してなる。上記レシオ検波回路10は、位相変調された信号の復調方式の一つで、コイルL5、L6とコンデンサーの結合によって位相差を作り、ベクトル的に復調する回路方式である。上記コンデンサーは、コンデンサーマイクロホンユニット5、より具体的にいえば、コンデンサーマイクロホンユニットを構成している振動板と、この振動板と間隙をおいて対向している固定電極との間で形成されているコンデンサーである。コイルL5とL6は直列に接続され、コイルL5の他端はダイオード7を介してマイクロホン出力端子OUTに、コイルL6の他端はダイオード8を介して上記マイクロホン出力端子OUTに接続されている。ダイオード7と8は互いに逆向きになっている。
発振回路1は、例えば8MHz−12MHz程度の高周波を発振し、発振した高周波を発振コイル4から共振コイル6に供給するために、コイルL2の一端とコイルL4の一端が接続され、コイルL3の一端が、コイルL5とL6の接続点に接続されている。発振回路1で発振された高周波は、コイルL2、L3から共振コイル6に供給される。共振コイル6を構成するコイルL4にはマイクロホンユニット5の静電容量が直列に接続されている。コンデンサーマイクロホンユニット5は、振動板が受けた音波にしたがって振動することにより上記静電容量が変化する。マイクロホンユニット5の静電容量と共振コイル6のインダクタンスによって共振回路を構成し、これに発振回路1で生成される高周波信号をバイアスとして加える。上記高周波はマイクロホンユニット5で電気音響変換された音声信号で位相変調される。この変調信号は、上記レシオ検波回路10で復調され、マイクロホン出力端子OUTから出力される。共振コイル6を構成するコイルL4はマイクロホンユニット5の静電容量と直列共振することから、共振周波数でのインピーダンスが極めて低くなる。このように共振周波数でのインピーダンスを低くしなければ、感度が低下する。
上記従来の位相変調型発振検波方式コンデンサーマイクロホンの例では、発振コイル4を構成するコイルL2から共振コイル6へ高周波を供給している。そのため、コイルL2と共振コイル6の結合が密になりすぎると、直列共振で低下したインピーダンスが発振回路1の負荷になるため、発振が不安定になりやすく、過負荷になると発振が停止することがあった。また、コイルL2と共振コイル6の結合が浅い場合は、発振回路1の負荷は小さくなるが、信号出力が微弱になって音が出ないことがある。したがって、発振コイル4を構成するコイルL2は、他の発振コイルに対する巻き回数、巻きつけ位置を微妙に調整する必要があり、調整が面倒であった。さらに、上記コイルL2は、共振コイルL4にとって共振回路の直流抵抗の一部となり、共振回路の共振鋭度を低下させ、感度低下の要因となっていた。
ところで、本願発明の技術思想と類似の先行技術を見つけることはできなかったが、本願発明に比較的近いと思われるものに、特許文献1記載の発明がある。特許文献1記載の発明はデジタルマイクロホンに関するもので、音波を受けて振動する振動板の振動を発振周波数の変化すなわちFM波に変換する発振器と、この発振器の出力であるFM信号をデジタル音声信号の標本化周波数のクロック周期でゲートするゲート回路と、ゲートされたFM信号の数をカウントするパルスカウント部と、FMの無変調時と同じ周波数の基準値と上記カウントされた値の差分を算出する演算部とを備え、標本化周波数の周期にしたがってデジタルデータを出力することを特徴とする。
特開平7−23492号公報
特許文献1記載の発明は、振動板の振動をFM波に変換する発振器を備えている点に限れば、後述の本願発明の構成と共通点があるが、FM波に変換した後の回路構成ないしは信号処理がまったく異なっているとともに、本願発明はデジタル信号として出力するための回路構成を備えるものでもない。
本発明は、図5について説明したような従来の位相変調型発振検波方式コンデンサーマイクロホンにみられる問題点を解消することを目的とする。すなわち、発振コイルと共振コイルの結合関係を厳密かつ微妙に調整しなくても、発振および共振が安定して行われ、発振および共振の停止や音が出ないといった問題点を解消することができるコンデンサーマイクロホンを提供することを目的とする。
本発明はまた、共振回路の直流抵抗の増大要因をなくすことにより、共振回路の共振鋭度を高めて、感度を高めることができるコンデンサーマイクロホンを提供することを目的とする。
本発明は、発振コイルおよび水晶振動子を備えた発振回路と、上記発振回路と結合手段を介して結合され上記発振回路で生成される高周波でバイアスされるとともにコンデンサーマイクロホンユニットの静電容量と共振コイルによって構成された共振回路と、上記共振回路の出力信号からコンデンサーマイクロホンユニットの静電容量変化に対応する音声信号に復調する復調回路と、を備えているコンデンサーマイクロホンであって、上記コンデンサーマイクロホンユニットは、固定電極保持体の一面側に形成された固定電極と、この固定電極に対向させて配置され音波を受けて振動する振動板を有してなり、上記固定電極と上記振動板の間の静電容量の変化を音声信号として出力するように構成され、上記結合手段は、誘電体からなる上記固定電極保持体の上記固定電極とこの固定電極形成面とは反対側でありかつ上記振動板とは反対側の面に設けられた電極との間で構成されていることを最も主要な特徴とする。
発振回路と共振回路との結合手段はコンデンサーであることによって、従来のように発振回路と共振回路のコイル同士の結合と異なり、結合度合いが安定し、発振および共振が安定して行われ、発振および共振の停止や音が出ないといった問題点を解消することができる。また、発振回路と共振回路のコイル同士の結合と異なって、共振回路の直流抵抗の増大要因をなくすことができ、もって、共振回路の共振鋭度を高めて、感度を高めることができる。
本発明はまた、コンデンサーマイクロホンユニットの構成上の特長を活かして、誘電体からなる固定電極保持体の表裏両面に設けられた電極間でコンデンサーを構成し、このコンデンサーを結合手段としているので、結合手段としてのコンデンサーを別途に設ける必要がなく、コンデンサーマイクロホンの小型化を図ることができる。
以下、本発明にかかるコンデンサーマイクロホンの実施例を、図1ないし図4を参照しながら説明する。なお、図5に示す従来例の構成と同じ構成部分には同じ符号を付してある。
図1において、符号1は発振回路、12は発振コイル、10は復調回路であるレシオ検波回路、6は共振コイルをそれぞれ示している。発振コイル12は、互いに磁気結合された二つのコイルL1、L3を有してなり、図5に示す従来例における発振コイル4と異なり、コイルL2は備えていない。
発振回路1は、トランジスタ2、水晶振動子3、上記コイルL1(タンクコイル)を含む。コイルL1にはコンデンサーC1が並列に接続され、コイルL1の一端には電源PSが接続され、コイルL1の他端はトランジスタ2のコレクタに接続されている。トランジスタ2のコレクタとベースの間には抵抗R1が接続され、ベースとアースの間には水晶振動子3が接続され、水晶振動子3と並列に抵抗R2が接続されている。トランジスタ2のコレクタとベースの間にはまた、コンデンサーC7とC8が直列に接続され、このコンデンサーC7とC8の接続点はトランジスタ2のエミッタに接続され、エミッタは抵抗R3を介してアースに接続されている。コイルL2とL3は直列に接続され、この接続点はアースに接続されている。発振回路1は水晶振動子3を備えた発振回路を構成することによって発振周波数を安定化させている。
上記共振コイル6は互いに磁気結合された三つのコイルL4、L5、L6を有してなる。上記レシオ検波回路10は、位相変調された信号の復調方式の一つで、コイルL5、L6とコンデンサーの結合によって位相差を作り、ベクトル的に復調する回路方式である。上記コンデンサーは、コンデンサーマイクロホンユニット5、より具体的にいえば、コンデンサーマイクロホンユニットを構成している振動板と、この振動板と間隙をおいて対向している固定電極との間で形成されているコンデンサーである。コイルL5とL6は直列に接続され、コイルL5の他端はダイオード7を介してマイクロホン出力端子OUTに、コイルL6の他端はダイオード8を介して上記マイクロホン出力端子OUTに接続されている。ダイオード7と8は互いに逆向きになっている。
発振回路1は、例えば8MHz−12MHz程度の高周波を発振し、発振した高周波を発振コイル4から共振コイル6に供給するために、タンクコイルL1の一端がコンデンサー14を介して共振コイル6のひとつのコイルL4とマイクロホンユニット5との接続点に接続されている。また、コイルL3の一端が、コイルL5とL6の接続点に接続され、コイルL3の他端はアースに接続されている。発振回路1で発振された高周波は、コンデンサー14を経て共振コイル6に供給される。共振コイル6を構成するコイルL4にはマイクロホンユニット5の静電容量が直列に接続されている。コンデンサーマイクロホンユニット5は、振動板が受けた音波にしたがって振動することにより上記静電容量が変化し、電気信号に変換される。マイクロホンユニット5の静電容量と共振コイル6のインダクタンスによって共振回路を構成し、これに発振回路1で生成される高周波信号をバイアスとして加える。上記高周波はマイクロホンユニット5で電気音響変換された音声信号で位相変調される。この変調信号は、上記レシオ検波回路10で復調され、マイクロホン出力端子OUTから出力される。
図1に示す実施例は、発振コイル12と共振コイル6との結合手段がコンデンサー14で構成されている点が特徴となっているが、このコンデンサー14は、コンデンサーマイクロホンユニット5の構造の特徴を活かして構成されている点がさらに別の特徴となっている。以下、図2ないし図4を参照しながらコンデンサー14の構成について説明する。
コンデンサーマイクロホンユニットは、周知のように、振動板と、この振動板に間隙をおいて対向配置した固定電極とを備えている。振動板が音波を受けて振動すると、振動板と固定電極との間の静電容量が変化し、電気信号として出力される。本発明は、振動板と固定電極との間で形成されるコンデンサーとは別に、固定電極を誘電体としてその表裏両面に電極を形成することによってコンデンサーを形成し、このコンデンサーを上記結合手段としてのコンデンサー14としている。
図3、図4において、符号51は振動板を、53は固定電極保持体を、54は固定電極をそれぞれ示している。振動板51は、例えば、厚さ2μm程度のポリフェニレン・サルファイト(PPS)からなる合成樹脂フィルムをベースとして、これに金などの導電金属膜を蒸着したものが用いられる。振動板51は円形に形成されていて、その周縁部がリング状の振動板保持体52に固着されることによって保持されている。振動板51は振動板保持体52で保持された状態で、リング状のスペーサを介在させて固定電極保持体53に対向させて配置されている。固定電極保持体53は誘電体からなり、円板状に形成されていて、振動板との対向面側には略全面にわたって固定電極54が形成されている。この固定電極54と振動板51の間に、上記スペーサの厚さに相当する間隙が生じている。振動板51は音波を受けて上記間隙内で振動することができ、振動に伴う固定電極54と振動板51との間の静電容量の変化を音声信号として出力することができる。この音声信号は、固定電極54に接続されている端子55と、振動板保持体52に接続されている端子58から出力される。図1に示すコンデンサーマイクロホンユニット5の出力端子は上記端子55,58である。
図2、図3に示すように、固定電極保持体53の振動板51との対向面とは反対側の面には、上記固定電極54との間で、コンデンサーマイクロホンユニットのコンデンサーとして機能するコンデンサーとは別のコンデンサーを構成する電極が形成されている。以下、この別のコンデンサーを「第2コンデンサー」といい、上記固定電極54形成面とは反対側に形成されて固定電極54とともに第2コンデンサーを構成している電極を第2電極という。第2電極は、固定電極54と同様に固定電極保持体5の略全面に形成して1個の第2コンデンサーを構成してもよいが、図示の実施例では第2電極が4分割されて形成されている。符号61,62,63,64はそれぞれ第2電極を示しており、これらの第2電極が一つの固定電極54と対向することにより、4個の第2コンデンサーを構成している。図示の例では、固定電極保持体5の片面において互いに直交する十字状の線に沿って4分割された形になっていて、固定電極保持体5の外周から半径方向外側に対称形をなすように形成された突出部に、上記各第2電極61,62,63,64に電気的につながる端子71,72,73,74が形成されている。図示の例では、第2電極が4個に等分された形になっているが、第2電極の数すなわち第2コンデンサーの数は任意であり、また、複数の第2コンデンサーを形成する場合、複数の第2電極の面積をそれぞれ異ならせて複数の第2コンデンサーの静電容量を異ならせてもよい。
上記第2コンデンサーが、図1に示す回路例における結合コンデンサー14に該当する。コンデンサー14の静電容量は、回路の設計によって、あるいは個々の回路定数のばらつきなどによって最適値が異なることがあるので、第2電極につながる端子71,72,73,74を適宜選択して静電容量の値を設定することができる。図示の実施例では第2電極61,62,63,64の面積が互いに等しく、静電容量も等しいので、上記端子71,72,73,74の中から一つまたは複数を選択して静電容量を適宜設定することになる。
エレクトレットタイプのコンデンサーマイクロホンユニットの場合、固定電極54の振動板51との対向面側にエレクトレット層を形成する。
以上説明した実施例によれば、コンデンサーマイクロホンユニットの構成上の特長を活かし、誘電体からなる固定電極保持体53の表裏両面に設けられた電極間で第2コンデンサーを構成し、この第2コンデンサーを、図1に示す回路例における結合手段としてのコンデンサー14としているので、結合手段としてのコンデンサーを別途に設ける必要がなく、コンデンサーマイクロホンの小型化を図ることができる。
本発明に係るコンデンサーマイクロホンの実施例を示す回路図である。 上記実施例中のコンデンサーマイクロホンユニットを構成する固定電極保持体の片面側における電極パターンの例を示す正面図である。 上記固定電極保持体の他面側における電極パターンの例を示す正面図である。 上記固定電極保持体および振動板の部分を分解した状態で示す側面断面図である。 従来のコンデンサーマイクロホンの例を示す回路図である。
符号の説明
1 発振回路
2 トランジスタ
3 水晶振動子
5 コンデンサーマイクロホンユニット
6 共振コイル
10 復調回路
12 発振コイル
14 結合手段としてのコンデンサー
51 振動板
53 固定電極保持体
54 固定電極
61、62、63、64 第2電極

Claims (5)

  1. 発振コイルおよび水晶振動子を備えた発振回路と、
    上記発振回路と結合手段を介して結合され上記発振回路で生成される高周波でバイアスされるとともにコンデンサーマイクロホンユニットの静電容量と共振コイルによって構成された共振回路と、
    上記共振回路の出力信号からコンデンサーマイクロホンユニットの静電容量変化に対応する音声信号に復調する復調回路と、を備えているコンデンサーマイクロホンであって、
    上記コンデンサーマイクロホンユニットは、固定電極保持体の一面側に形成された固定電極と、この固定電極に対向させて配置され音波を受けて振動する振動板を有してなり、上記固定電極と上記振動板の間の静電容量の変化を音声信号として出力するように構成され、
    上記結合手段は、誘電体からなる上記固定電極保持体の上記固定電極とこの固定電極形成面とは反対側でありかつ上記振動板とは反対側の面に設けられた電極との間で構成されているコンデンサーであることを特徴とするコンデンサーマイクロホン。
  2. 固定電極保持体の表裏両面の電極のうち少なくとも片面側の電極は複数に分割され、分割された電極を選択することによって、結合手段であるコンデンサーの静電容量を変更することを可能にした請求項1記載のコンデンサーマイクロホン。
  3. 分割されている複数の電極の面積は等しい請求項2記載のコンデンサーマイクロホン。
  4. 分割されている複数の電極は、固定電極保持体の振動板との対向面とは反対側の面に形成されている請求項2記載のコンデンサーマイクロホン。
  5. 復調回路はレシオ検波回路である請求項1記載のコンデンサーマイクロホン。
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