JP2016170552A - 図形表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイ上に表示された多角形の角について設定可能な角度の値を的確に表示してユーザの使い勝手を向上させることが可能な図形表示制御装置を提供する。
【解決手段】図形表示制御装置1は、ディスプレイ2上に多角形の図形を表示させる制御を行う図形表示制御手段11と、表示された図形の一または複数の角または辺に特性を示す値を設定する図形値設定手段11と、図形値設定手段11により設定された特性を示す値に対応して、表示された図形のいずれかの角について、特性を示す値としての設定可能な角度の値の範囲を検出する角度範囲検出手段11と、当該角について、検出された設定可能な角度の値の範囲を表示する制御を行う角度範囲表示制御手段11と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、図形表示制御装置及びプログラムに係り、ディスプレイ上に図形を表示させることが可能な図形表示制御装置及びプログラムに関する。
従来から、ディスプレイ上に任意に表示させた図形の部分を指定して選択し、選択された図形部分である辺の長さや角の角度等を測定してその値を表示させたり、或いはユーザが辺の長さや角の角度等を設定することができるように構成された図形表示制御装置が知られている(例えば特許文献1等参照)。
特開2012−014440号公報
しかしながら、このような図形表示制御装置では、例えば、ディスプレイ上に表示した多角形のある角について角度を設定する際に、ユーザがどのような値を設定することができるかが分からず、設定できる角度の値よりも大きな値や小さな値を設定してしまい、エラーが生じてしまう場合があった。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ディスプレイ上に表示された多角形の角について設定可能な角度の値を的確に表示してユーザの使い勝手を向上させることが可能な図形表示制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の図形表示制御装置は、
ディスプレイ上に多角形の図形を表示させる制御を行う図形表示制御手段と、
前記表示された図形の一または複数の角または辺に特性を示す値を設定する図形値設定手段と、
前記図形値設定手段により設定された特性を示す値に対応して、前記表示された図形のいずれかの角について、前記特性を示す値としての設定可能な角度の値の範囲を検出する角度範囲検出手段と、
当該角について、検出された設定可能な角度の値の範囲を表示する制御を行う角度範囲表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイ上に表示された多角形の角について設定可能な角度の値を的確に表示することが可能となり、ユーザの使い勝手を的確に向上させることが可能となる。
図形表示制御装置の概観を示す平面図である。 図形表示制御装置の内部構成を示すブロック図である。 図形表示制御装置における図形表示制御処理の流れを表すフローチャートである。 図形表示制御装置における変更可能角度範囲検出処理の流れを表すフローチャートである。 図形表示制御装置における変更可能角度範囲検出処理の流れを表すフローチャートである。 ディスプレイ上の表示内容等を示す図である。 ディスプレイ上の表示内容等を示す図である。 ディスプレイ上の表示内容等を示す図である。 ディスプレイ上の表示内容等を示す図である。 ディスプレイ上の表示内容等を示す図である。 ディスプレイ上の表示内容等を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る図形表示制御装置を図形表示制御装置に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[外観構成]
図1は、本実施形態に係る図形表示制御装置1の平面図である。図1に示すように、図形表示制御装置1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3とを備えている。
入力キー群2は、ユーザから数値や計算記号等の数式構成要素の入力操作を受けたり、各種処理の指示操作を受けたりするためのキー群であり、それぞれ固有の機能を割り当てられた複数のキーを備えている。そして、入力キー群2には、“0”〜“9”のテンキーやEXEキー(実行キー)等が含まれている。
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により構成されており、図形や文字等の各種データをカラー表示するようになっている。また、ディスプレイ3上には、透明のタッチパネル3tが表示画面全面に亘って一体的に設けられており、ユーザがタッチペンP(後述する図6(B)参照)でタッチパネル3tをタッチすることでディスプレイ3上に表示されている対象を指定したり選択したりすることができるようになっている。
[内部構成]
続いて、図形表示制御装置1の内部構造について説明する。図2は、図形表示制御装置1の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、図形表示制御装置1は、キー入力部12と、表示部13と、記憶部14と、RAM(Random Access Memory)15と、記録媒体読取部16と、通信制御部17と、CPU(Central Processing Unit)11とを備えて構成されている。
キー入力部12は、前述した入力キー群2を備えており、ユーザ操作により入力されたキーに対応するキー入力信号をCPU11に出力する。CPU11は、ユーザ操作により入力されたキーに対応するキー入力信号を受け付けて対応する数値を表示部に表示したり、計算実行する。
表示部13は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って各種情報をディスプレイ3に表示する。また、表示部13は、ユーザがタッチペンPでタッチパネル3tをタッチすると、ユーザがタッチした対象の情報等をCPU11に送信する。
記憶部14には、図形表示制御装置1の各種機能を実現するための制御プログラムやデータ等を記憶されており、制御プログラムを記憶する記憶領域141等を備えている。また、本発明に係る図形表示制御装置1(コンピュータ)に図形表示制御処理を行わせるためのプログラムも記憶領域141に記憶されている。
RAM15は、CPU11の作業領域として機能するメモリであり、上記の制御プログラムや本発明に係る図形表示制御処理用のプログラムがRAM15上の作業領域に展開されて実行されるとともに、処理中のデータ等を一時的に記憶するメモリとしても機能する。
記録媒体読取部16は、着脱自在に装着されるUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の外部情報記録媒体16aから情報を読み取るものである。通信制御部17は、図示しないネットワークに接続可能とされており、これにより、ネットワークに接続される外部機器(例えばサーバやコンピュータ等)との通信が可能となっている。
CPU11は、図形表示制御装置1の各部を中央制御する。具体的には、CPU11は、記憶部14の各記憶領域に記憶されている制御プログラムや各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM15の作業領域に展開し、RAM15に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行するようになっている。また、CPU11は表示部13を制御して、ディスプレイ3上に必要な表示を行わせる等の種々の処理を行うようになっている。
[動作]
次に、本実施形態に係る図形表示制御装置1における動作について、図3〜図5に示すフローチャート等に基づいて説明する。また、本実施形態に係る図形表示制御装置1の作用についてもあわせて説明する。なお、以下で説明する図形表示制御装置1の動作は、前述した本発明に係るプログラムに従って行われるため、以下の説明は、本発明に係るプログラムについての説明にもなっている。
CPU11は、ディスプレイ2上にメインメニューが表示された状態で、ユーザによりその中から図形機能(Geometry)が選択され(ステップS1;Yes)、描画(Draw)機能が選択されて(ステップS2;Yes)、基本図形機能が選択されると(ステップS3;Yes)、ユーザの操作により多角形の中から指定された図形の種類(例えば三角形等)を選択する(ステップS4)。そして、タッチペンPでディスプレイ2上のタッチパネル3tをタッチするユーザの操作により描画位置の各点(例えば三角形の場合は3つの点)が入力されると(ステップS5)、入力された各点に基づいてディスプレイ2上に多角形(例えば三角形) を描画させる(ステップS6)。
CPU11は、このようにしてディスプレイ2上に多角形の図形を表示させる。なお、以下では、ディスプレイ2上に三角形を表示させた場合について説明するが、四角形等の他の多角形を表示させることが可能であることは言うまでもない。
続いて、CPU11は、ユーザにより描画された三角形のいずれかの辺が指定されると(ステップS7;Yes)、指定された辺の現在の値と固定/可動のマークを表示する(ステップS8)。具体的には、描画された三角形のうち、ユーザにより例えば図8(A)に示すように辺BCがタッチペンPでタッチされて指定されると(ステップS7;Yes)、指定された辺BCを他の辺より太く表示するとともに、辺BCの2箇所に■印を表示する。
そして、CPU11は、指定された辺BCの現在の値を算出して、ディスプレイ2の上側にその値(図8(A)の場合は1.40922)を表示するとともに、この場合は、まだユーザにより辺BCの値が固定されておらず可動の状態(すなわち変更可能な状態)であるから、ディスプレイ2の上側に表示した辺BCの現在の値の右側に、可動マークとして解錠された状態の錠前のマークを表示する。
そして、この状態で指定された辺BCの特性である辺の長さの値を設定するために、ユーザにより数値が入力されると(ステップS9)、図示を省略するが、CPU11は、指定された辺BCの特性である辺の長さの値をユーザにより設定された値に変更し、辺BCの値が設定された値になるように図形(すなわち三角形)を変形させて表示させる(ステップS10)。具体的には、ユーザが辺BCの値として例えば2を入力すると(ステップS9)、CPU11は、図8(A)の状態から辺BCの値が2になるように伸ばしたり縮めたりして三角形を変形させて表示する(ステップS10)。
そして、この状態で、ユーザによりEXEキーが押下されると、CPU11は、辺BCの値を2に固定して辺BCの部分に値2を設定し、ディスプレイ2の上側の可動マーク(解錠された状態の錠前のマーク)を固定マーク(施錠された状態の錠前のマーク)に変えるとともに、辺BCの近傍に固定マークとともに2を表示させる。なお、図8(A)の辺ABの近傍に表示されている固定マークおよび2は、上記のようにして辺ABの値が2に固定されていることが表されている。
また、CPU11は、ユーザにより描画された三角形のいずれかの角が指定されると(ステップS11;Yes)、指定された角の現在の値と固定/可動のマークを表示する(ステップS12)。本実施形態では、角は、図6(A)に示す角Bの場合のように、描画された三角形のうち、ユーザが当該角Bをなす2辺AB、BCをそれぞれタッチペンPでタッチすることにより指定することができる(ステップS11;Yes)。そして、CPU11は、指定された角Bの現在の値を算出して、ディスプレイ2の上側にその値を表示するとともに、角Bがまだ固定されていない場合は、その右側に可動マークを表示する(ステップS12)。
そして、指定された角Bの特性である角の角度の値を設定するために、この状態で、例えば図6(A)に示すように、ユーザにより数値(この場合は75)が入力されると(ステップS13;Yes)、CPU11は、指定された角Bの特性である角の角度の値をユーザにより設定された値に変更し、角Bの値が設定された値になるように図形を変形させて表示させる(ステップS14)。具体的には、ユーザが角Bの値として例えば75を入力すると(ステップS13)、CPU11は、図6(A)に示すように角Bの値が75°になるように角Bを拡げたり狭めたりして三角形を変形させて表示する(ステップS14)。
そして、この状態で、ユーザによりEXEキーが押下されると、CPU11は、角Bの値を75°に固定し、ディスプレイ2の上側の可動マークを固定マークに変えるとともに、角Bの近傍に固定マークとともに75を表示させる(図6(A)参照)。
一方、例えば図6(A)に示したように角Bが75°に固定された状態で、ユーザにより辺ABと辺ACとがタッチペンPでタッチされて角Aが指定されたが(ステップS11;Yes)、数値が入力されず(ステップS13;No)、図6(B)に示すようにタッチペンPでタッチされてスライダ(Slider)設定がなされると(ステップS15;Yes)、CPU11は変更可能角度範囲検出処理(ステップS16)を行う。図4、図5は変更可能角度範囲検出処理を説明するフローチャートである。
変更可能角度範囲検出処理では、CPU11は、この場合、n角形(n≧3)の角(図6(B)の「Angle」参照)へのスライダ設定操作が行われ(図4のステップS31;Yes)、他の角Aの角度が75°に固定されており(ステップS32;Yes)、角度が固定された箇所は角Aの1箇所であり、すなわちこの場合は三角形(n=3)であり固定箇所はn−1=3−1=2箇所ではないから(ステップS33;No)、ステップS34の判断処理に移行する。
そして、他の角度について後述するスライダ範囲設定は行われていないため(ステップS34;No)、CPU11は、n角形の内角の和180°×(n−2)に基づいて、設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=0°
最大値=180°×(n−2)−Σ(固定角度) …(1)
として設定して(ステップS35)、ユーザが角Aを変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出する。この場合、図形は三角形であるからn=3であり、固定角度としては角Aが75°に固定されているため、最大値は105°と算出される。
そして、CPU11は、設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を設定すると(ステップS35)、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了し、指定された角Aに対して、検出された変更可能角度範囲でスライダSを設定する(ステップS17)。そして、この場合、変更可能角度範囲は0°〜105°であり固定値(すなわち1つの値)ではなく広がりを持つ範囲であるから(ステップS18;No)、CPU11は、図6(C)に示すようにディスプレイ2上にスライダSを表示させる。
スライダSには、左端部に変更可能角度範囲の最小値(この場合は0°)、右端部に最大値(この場合は105°)がそれぞれ表示されるようになっている。そして、その下側につまみSaが表示され、ユーザがタッチペンPでディスプレイ2上に表示されたつまみSaにタッチした状態でタッチペンPを左右にスライドさせることでつまみSaを左右にスライドさせることができるようになっており、このようにしてスライダ操作を行うことで角(この場合は角A)の角度を上記の範囲内で変更して設定することができるようになっている。
なお、つまみSaの左右に表示されている左ボタン(左向きの三角形)や右ボタン(右向きの三角形)をタッチペンPでタッチすると角Aの角度を例えば5°ずつ変更することができる。また、スライダSのつまみSaの上側(例えば変更可能角度範囲の最小値と最大値の中間の位置)には、角Aの現在の値(図6(C)の場合は35°)が表示されており、ユーザがつまみSaを左右に動かすとそれに応じた角度が表示されるようになっている。
また、CPU11は、スライダSを表示するとともに、図6(C)に示すように、角Aの部分に、角Aの角度を変更可能角度範囲の最小値(この場合は0°)とした場合の辺ACの位置と、角Aの角度を変更可能角度範囲の最大値(この場合は105°)とした場合の辺ACの位置を、それぞれ例えば赤色の破線r1、r2で表示して、角Aが取り得る角度をユーザに分かり易く表示するようになっている。
そして、CPU11は、図6(C)の状態でユーザによりスライダ操作が行われて(図3のステップS19;Yes)、図7(A)に示すように角Aの値が例えば50°に設定されると、ユーザの操作に応じてスライダSで設定された角度(この場合は50°)をディスプレイ2の上側に表示する(ステップS20)。なお、この場合、角Aはまだ固定されていないため、その右側には可動マーク(解錠された状態の錠前のマーク)が表示される。
そして、CPU11は、図7(A)に示すように、角Aの角度を、ユーザによるスライド操作に対応する角度50°に変更し、角Aを拡げ、三角形を変形させて表示する(ステップS21)。
また、本実施形態では、図7(B)に示すように、ユーザが、スライダSの左端部や右端部に表示されている変更可能角度範囲の最小値や最大値をそれぞれタッチペンPでタッチし、テンキーを操作して数値を入力してEXEキーを押下することで、角(図7(B)の場合は角A)の変更可能角度範囲の最小値や最大値を変更することができるようになっている。図7(B)では、スライダS上の変更可能角度範囲の最小値および最大値が0、105から30、60に(すなわち変更可能角度範囲が0°〜105°から30°〜60°に)変更された状態が示されている。
一方、図7(B)に示したように、角Bが75°で固定され、角AについてスライダSで変更可能角度範囲が30°〜60°の範囲に設定された状態で、一旦、角Aに関するスライダSがディスプレイ2上から消去された後、今度は、図7(C)に示すように、ユーザにより角Cについてスライダ設定がなされたとする(図3のステップS15;Yes)。なお、ディスプレイ2上にスライダSが表示された状態で、ユーザが、ディスプレイ2上の、スライダSや図形が表示された部分以外の部分をタッチペンPでタッチすると、ディスプレイ2上からスライダSを消去できるようになっている。
上記の場合、図4の変更可能角度範囲検出処理では、角Bが75°に固定され(ステップS32;Yes)、固定箇所は1箇所であり(ステップS33;No)、角AについてスライダSによる変更可能角度範囲の設定(すなわちスライダ範囲設定)がある状態であるから(ステップS34;Yes)、CPU11は、n角形の内角の和180°×(n−2)に基づいて、角Cについて設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=180°×(n−2)−Σ(固定角度)
−Σ(範囲設定されている最大値)
最大値=180°×(n−2)−Σ(固定角度)
−Σ(範囲設定されている最小値) …(2)
として設定する(ステップS36)。
具体的には、図7(B)の状態で、三角形の角Bが75°で固定され、角Aの変更可能角度範囲が30°〜60°の範囲に設定されているため、角Cの角度は、45°〜75°の範囲でしか設定することができない。そして、上記(2)式を計算すると、
最小値=180°×(3−2)−75°−60°
=45°
最大値=180°×(3−2)−75°−30°
=75°
と算出されるため、ステップS36の演算処理によっても、角Cが取り得る角度の範囲は45°〜75°であると検出される。
そして、CPU11は、上記のようにして角Cの変更可能角度範囲の最小値を45°、最大値を75°と設定すると(ステップS36)、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了し、指定された角Cに対して、検出された変更可能角度範囲でスライダSを設定する(ステップS17)。この場合、変更可能角度範囲は45°〜75°であり固定値ではなく広がりを持つ範囲であるから(ステップS18;No)、CPU11は、図7(C)に示すように、ディスプレイ2上に、最小値が45、最大値が75とされたスライダSを表示させる。なお、図7(C)では、角Cの現在の値(角度)が55°である場合が示されている。
なお、変更可能角度範囲検出処理において、ユーザによりn角形(n≧3)の角へのスライダ設定操作がなされ(ステップS31;Yes)、指定された角以外の他の角の角度が固定されており(ステップS32;Yes)、固定箇所がn−1箇所である場合には(ステップS33;Yes)、指定された角の角度θは、
θ=180°×(n−2)−Σ(固定角度) …(3)
で算出されるが(ステップS37)、この角度θは固定値すなわち1つの値であり(図3のステップS18;Yes)、広がりを持つ範囲ではないため、CPU11は、ディスプレイ2上にエラーメッセージMeを表示させて(ステップS22)、指定された角の角度は固定値であることをユーザに知らせる。
すなわち、CPU11は、指定された角の角度θが固定値である場合、例えば後述する図9(C)に示すように、ディスプレイ2上に、算出した当該角の角度θ(図9(C)の場合は角A(AngleA)の角度θ=45°)を表示するとともに、「No slider Set」と表示して、当該角の角度θが固定値であるから、スライダを表示しない旨のエラーメッセージMeを表示させるようになっている。
また、変更可能角度範囲検出処理において、ユーザによりn角形(n≧3)の角へのスライダ設定操作がなされ(ステップS31;Yes)、指定された角以外の他の角の角度が固定されていない状態で(ステップS32;No)、他の角の角度についてスライダ範囲設定がなされている場合は(ステップS38;Yes)、CPU11は、n角形の内角の和180°×(n−2)に基づいて、設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=0°
最大値=180°×(n−2)−Σ(範囲設定されている最小値) …(4)
として設定して(ステップS39)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。
また、変更可能角度範囲検出処理において、ユーザによりn角形(n≧3)の角へのスライダ設定操作がなされたが(ステップS31;Yes)、指定された角以外の他の角の角度が固定されておらず(ステップS32;No)、他の角の角度についてスライダ範囲設定がなされておらず(ステップS38;No)、いずれの辺の長さも固定されていない場合には(ステップS40;No)、CPU11は、n角形の内角の和180°×(n−2)に基づいて、設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=0°
最大値=180°×(n−2) …(5)
として設定して(ステップS41)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。
[図形が三角形である場合の処理]
一方、変更可能角度範囲検出処理において、ユーザによりn角形(n≧3)の角へのスライダ設定操作がなされ(ステップS31;Yes)、指定された角以外の他の角の角度が固定されておらず(ステップS32;No)、他の角の角度についてスライダ範囲設定がなされていないが(ステップS38;No)、いずれかの辺の長さが固定されており(ステップS40;Yes)、多角形が三角形である場合には(図5のステップS51;Yes)、CPU11は、変更可能角度範囲検出処理において三角形の性質に応じた処理を行うようになっている。
なお、多角形が三角形でない場合は(ステップS51;No)、CPU11は、上記のステップS41と同様に、設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を上記(5)に従って算出して設定して(ステップS52)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出する。そして、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。
CPU11は、多角形が三角形であり(ステップS51;Yes)、三角形の3辺の値(長さ)が固定されている場合には(ステップS53;Yes)、三角形のいずれの角も固定された角度すなわち固定値になるから、ユーザの操作に基づいてスライダ設定する角については、固定された3辺から算出される現在の角度を固定値として設定する(ステップS54)。
そして、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了するが、この場合は、ユーザにより指定されスライダ設定されようとしている角の変更可能角度範囲が固定値であるから(ステップS18;Yes)、CPU11は、後述する図9(C)と同様にして、ディスプレイ2上にエラーメッセージMeを表示させる(ステップS22)。
また、CPU11は、三角形の3辺が固定されておらず(図5のステップS53;No)、三角形の2辺が同じ値で固定されており(ステップS55;Yes)すなわち三角形が二等辺三角形であり、いずれかの等角(底角ともいう。)にスライダ設定がなされている場合には(ステップS56;Yes)、当該等角について設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=0°
最大値=90° …(6)
として設定して(ステップS57)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。
そして、CPU11は、図8(B)に示すようにユーザ操作により二等辺三角形の等角Aが指定されている場合には、指定された等角Aについて、検出された変更可能角度範囲0°〜90°でスライダSを設定し(ステップS17)、図8(C)に示すようにディスプレイ2上にスライダSを表示させる。
そして、CPU11は、この状態でユーザによりスライダ操作が行われて(図3のステップS19;Yes)、図9(A)に示すように、等角Aの値が例えば30°に変更された場合には、ユーザの操作に応じてスライダSで設定された角度(この場合は30°)をディスプレイ2の上側に表示する(ステップS20)。そして、それとともに、図9(A)に示すように、角Aの角度を、ユーザによるスライド操作に対応する角度30°に変更して角Aを狭め、三角形を変形させて表示するが(ステップS21)、その際、二等辺三角形の性質から、もう1つの等角Cも等角Aと同じ30°に変更される。そのため、等角A、Cの角度がいずれも30°になるように三角形を変形させて表示するようになっている(ステップS21)。
なお、図9(B)に示すように、三角形の2辺AB、BCが同じ値で固定されており(図5のステップS55;Yes)、頂角Bが例えば90°で固定されている状態で上記と同様にユーザにより等角Bについてスライダ設定された場合、この場合は等角Bは45°の固定値であるから(図3のステップS18;Yes)、CPU11は、図9(C)に示すように、ディスプレイ2上にエラーメッセージMeを表示させる(ステップS22)。
また、図示を省略するが、CPU11は、三角形の2辺が同じ値で固定されており(ステップS55;Yes)すなわち三角形が二等辺三角形であり、いずれかの等角にスライダ設定がなされていない場合(ステップS56;No)すなわち頂角にスライダ設定がなされている場合には、頂角については0°〜180°までの角度を設定することができるから、当該頂角について設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=0°
最大値=180° …(7)
として設定して(ステップS58)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。そして、CPU11は、指定された頂角について、検出された変更可能角度範囲0°〜180°でスライダSを設定して(ステップS17)、ディスプレイ2上にスライダSを表示させる。
また、図示を省略するが、三角形の2辺が同じ値で固定されてはいないが(図5のステップS55;No)、スライダ設定する角をなす2辺が固定されている場合(ステップS59;Yes)、すなわち値が固定された2辺の間の角であり0°〜180°までの角度を設定することができるから、CPU11は、当該角について設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、上記(7)式と同じく
最小値=0°
最大値=180°
として設定して(ステップS58)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。そして、CPU11は、指定された角について、検出された変更可能角度範囲0°〜180°でスライダSを設定して(ステップS17)、ディスプレイ2上にスライダSを表示させる。
一方、CPU11は、多角形が三角形であるが(図5のステップS51;Yes)、ステップS53、S55、S59のいずれも成立しない場合(すなわちNoの場合)、ユーザがスライダ設定する角をなす2辺のうちの1辺の値(長さ)をp、スライダ設定する角と対向する辺すなわち対辺の値(長さ)をqと設定して(ステップS60)、
p<q …(8)
が成立するか否かを判断する(ステップS61)。
具合的には、例えば図10(A)に示すように、辺ABの値が1、辺ACの値が2である場合に、ユーザにより角Cについてスライダ設定される場合には、p=2、q=1であるから、CPU11は、p<qではないこと(ステップS61;No)すなわちp(1辺の値)がq(対辺の値)以上であることを検出する。そして、この場合(ステップS61;No)、CPU11は、上記1辺の値pと対辺の値qとの関係に基づいて、角Cについて設定可能な角度の値の範囲の最大値を検出するようになっている。
すなわち、三角形においては正弦定理が成り立ち、角A、B、Cの角度をそれぞれA、B、Cとし、角A、B、Cの対辺の長さをそれぞれa、b、cとすると、
a/sinA=b/sinB=c/sinC …(9)
の関係がある。そして、式(9)を変形すると、
sinC=sinB×c/b
C=sin−1(sinB×c/b) …(10)
が成り立つ。
そして、上記の場合、pがbに、qがcにそれぞれ対応するから、上記(10)は、
C=sin−1(sinB×q/p) …(11)
と表すことができ、sinBは最大値としてB=90°の場合の1をとることができるため、角Cの値(角度)として設定し得る最大値(すなわち角Cについて設定可能な角度の値の範囲の最大値)はsinB=1の場合の、C=sin−1(q/p)となる。
そこで、CPU11は、上記のように、p<qではないこと(ステップS61;No)すなわちp(1辺の値)がq(対辺の値)以上であることを検出すると、角Cについて設定可能な角度の値の範囲の最大値をsin−1(q/p)と検出する。そして、CPU11は、当該角Cについて設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、
最小値=0°
最大値=sin−1(q/p) …(12)
として設定して(ステップS62)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。
そして、図10(A)に示した場合には、p=2、q=1であり、sin−1(q/p)=30°であるから、CPU11は、図10(B)に示すように、指定された角Cについて、検出された変更可能角度範囲0°〜30°でスライダSを設定して(図3のステップS17)、ディスプレイ2上にスライダSを表示させる。
また、例えば、ユーザにより、図10(B)に示した状態からスライダSが消去され、図10(C)に示すように三角形の辺ABの値が例えば1から2.5に変更されて角Cについてスライダ設定されると、今度は上記のpが2でありqが2.5になって、p<qが成立する(図5のステップS61;Yes)。そして、この場合は、角Cは0°〜180°の範囲の値をとれるようになる。
そのため、CPU11は、この場合は、当該角Cについて設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、上記(7)式と同じく
最小値=0°
最大値=180°
として設定して(ステップS58)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。そして、CPU11は、指定された角Cについて、検出された変更可能角度範囲0°〜180°でスライダSを設定して(ステップS17)、図11(A)に示すようにディスプレイ2上にスライダSを表示させる。
なお、ユーザにより、図10(B)に示した状態や図11(A)に示した状態からスライダSが消去され、例えば図11(B)に示すように三角形の辺ABの値が例えば2に変更されると、今度は、三角形が二等辺三角形になる。そのため、図11(C)に示すように角Cについてスライダ設定された場合、CPU11は、図5のフローチャートのステップ55、S56の判断がいずれも成立するため、当該角Cについて設定するスライダSの範囲の最小値および最大値を、上記(6)式と同じく
最小値=0°
最大値=90°
として設定して(ステップS57)、ユーザが当該角を変更して設定することができる角度の範囲としての変更可能角度範囲を検出して、変更可能角度範囲検出処理(図3のステップS16)を終了する。
そして、CPU11は、指定された角Cについて、検出された変更可能角度範囲0°〜90°でスライダSを設定して(ステップS17)、図11(C)に示すようにディスプレイ2上にスライダSを表示させることになる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る図形表示制御装置1およびプログラムによれば、ディスプレイ2上に表示された多角形の角について設定可能な角度の値をディスプレイ2上に的確に表示することが可能となり、ユーザの使い勝手を的確に向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態やいくつかの変形例を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態等に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ディスプレイ上に多角形の図形を表示させる制御を行う図形表示制御手段と、
前記表示された図形の一または複数の角または辺に特性を示す値を設定する図形値設定手段と、
前記図形値設定手段により設定された特性を示す値に対応して、前記表示された図形のいずれかの角について、前記特性を示す値としての設定可能な角度の値の範囲を検出する角度範囲検出手段と、
当該角について、検出された設定可能な角度の値の範囲を表示する制御を行う角度範囲表示制御手段と、
を備えることを特徴とする図形表示制御装置。
<請求項2>
前記角度範囲表示制御手段は、前記角について、検出された設定可能な角度の値の範囲の最小値および最大値を表示するとともに、ユーザが前記ディスプレイ上でつまみをスライドさせることで前記設定可能な角度の値を前記範囲内で設定するためのスライダを前記ディスプレイ上に表示させることを特徴とする請求項1に記載の図形表示制御装置。
<請求項3>
前記角度範囲検出手段は、前記多角形のうち、前記図形値設定手段により値が設定された角を検出し、多角形の内角の和に基づいて前記角について前記設定可能な角度の値の範囲を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の図形表示制御装置。
<請求項4>
前記多角形は三角形であり、
前記角度範囲検出手段は、前記三角形の2辺が等しいことを検出した場合には、前記2辺が等しいことに基づいて前記角について前記設定可能な角度の値の範囲を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の図形表示制御装置。
<請求項5>
前記多角形は三角形であり、
前記角度範囲検出手段は、前記角の対辺と、前記角をなす2辺のうちの1辺とにそれぞれ値が設定されており、前記1辺の値が前記対辺の値以上であることを検出した場合には、前記1辺の値と前記対辺の値との関係に基づいて前記角について前記設定可能な角度の値の範囲の最大値を検出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の図形表示制御装置。
<請求項6>
コンピュータを、
ディスプレイ上に多角形の図形を表示させる制御を行う図形表示制御手段と、
前記表示された図形の一または複数の角または辺の図形部分に特性を示す値を設定する図形値設定手段と、
前記図形値設定手段により設定された特性を示す値に対応して、前記表示された図形のいずれかの角について、前記特性を示す値としての設定可能な角度の値の範囲を検出する角度範囲検出手段と、
当該角について、検出された設定可能な角度の値の範囲を表示する制御を行う角度範囲表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 図形表示制御装置
2 ディスプレイ
11 CPU(図形表示制御手段、図形値設定手段、角度範囲検出手段、角度範囲表示制御手段)
p 角をなす2辺のうちの1辺の値
q 対辺の値
S スライダ
Sa つまみ

Claims (6)

  1. ディスプレイ上に多角形の図形を表示させる制御を行う図形表示制御手段と、
    前記表示された図形の一または複数の角または辺に特性を示す値を設定する図形値設定手段と、
    前記図形値設定手段により設定された特性を示す値に対応して、前記表示された図形のいずれかの角について、前記特性を示す値としての設定可能な角度の値の範囲を検出する角度範囲検出手段と、
    当該角について、検出された設定可能な角度の値の範囲を表示する制御を行う角度範囲表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする図形表示制御装置。
  2. 前記角度範囲表示制御手段は、前記角について、検出された設定可能な角度の値の範囲の最小値および最大値を表示するとともに、ユーザが前記ディスプレイ上でつまみをスライドさせることで前記設定可能な角度の値を前記範囲内で設定するためのスライダを前記ディスプレイ上に表示させることを特徴とする請求項1に記載の図形表示制御装置。
  3. 前記角度範囲検出手段は、前記多角形のうち、前記図形値設定手段により値が設定された角を検出し、多角形の内角の和に基づいて前記角について前記設定可能な角度の値の範囲を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の図形表示制御装置。
  4. 前記多角形は三角形であり、
    前記角度範囲検出手段は、前記三角形の2辺が等しいことを検出した場合には、前記2辺が等しいことに基づいて前記角について前記設定可能な角度の値の範囲を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の図形表示制御装置。
  5. 前記多角形は三角形であり、
    前記角度範囲検出手段は、前記角の対辺と、前記角をなす2辺のうちの1辺とにそれぞれ値が設定されており、前記1辺の値が前記対辺の値以上であることを検出した場合には、前記1辺の値と前記対辺の値との関係に基づいて前記角について前記設定可能な角度の値の範囲の最大値を検出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の図形表示制御装置。
  6. コンピュータを、
    ディスプレイ上に多角形の図形を表示させる制御を行う図形表示制御手段と、
    前記表示された図形の一または複数の角または辺の図形部分に特性を示す値を設定する図形値設定手段と、
    前記図形値設定手段により設定された特性を示す値に対応して、前記表示された図形のいずれかの角について、前記特性を示す値としての設定可能な角度の値の範囲を検出する角度範囲検出手段と、
    当該角について、検出された設定可能な角度の値の範囲を表示する制御を行う角度範囲表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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