JP2016170351A - 表示制御装置、表示制御システム、及び表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御システム、及び表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示されるコンテンツを同期して制御する。
【解決手段】コンテンツを表示する表示手段と、前記表示手段により表示されるコンテンツに対する要求を受け付ける要求受付手段と、前記要求受付手段により受け付けた前記要求に応じて、前記コンテンツの表示内容を同期して制御する複数の表示要求を生成する表示要求生成手段と、前記表示要求生成手段により生成された表示要求のうち第1の表示要求を、接続されている他の表示制御装置に送信する通信手段と、前記表示要求のうち第2の表示要求に応じて、前記表示手段に表示するコンテンツの表示内容を制御する表示制御手段とを有することで上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本願は、表示制御装置、表示制御システム、及び表示制御プログラムに関する。
例えば複数のプロジェクタを用いて、PC(Personal Computer)から有線放送ケーブルやLAN(Local Area Network)ケーブル等を介して送られたコンテンツを大画面で投影するマルチプロジェクションシステムが存在する。また、PCを常設せずにプロジェクタに蓄積されたコンテンツを用いて、デジタルサイネージのように所定の周期で繰り返し投影する場合もある。
また、複数のプロジェクタのうち1台が、他のプロジェクタのコンテンツ分担情報やコンテンツ表示順序を管理し、各プロジェクタにコンテンツを送信して、そのコンテンツを表示させる方法も知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した特許文献1の手法では、例えばユーザが複数のプロジェクタに対して、コンテンツに対する一時停止や再開、早送り、巻き戻し等の表示制御を行いたい場合に、それぞれのコンテンツを同期して制御することができなかった。
一つの側面では、本発明は、表示されるコンテンツを同期して制御することを目的とする。
一態様の表示制御装置によれば、コンテンツを表示する表示手段と、前記表示手段により表示されるコンテンツに対する要求を受け付ける要求受付手段と、前記要求受付手段により受け付けた前記要求に応じて、前記コンテンツの表示内容を同期して制御する複数の表示要求を生成する表示要求生成手段と、前記表示要求生成手段により生成された表示要求のうち第1の表示要求を、接続されている他の表示制御装置に送信する通信手段と、前記表示要求のうち第2の表示要求に応じて、前記表示手段に表示するコンテンツの表示内容を制御する表示制御手段とを有する。
表示されるコンテンツを同期して制御することが可能となる。
第1実施形態に係る表示制御システムの概略構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るプロジェクタの機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る一時停止処理の一例を示すシーケンスである。 第1実施形態に係る一時停止処理のイメージ図である。 第2実施形態に係るプロジェクタの機能構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る通信時間取得処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る再生処理の一例を示すシーケンスである。 第2実施形態に係る再生処理のイメージ図である。 第2実施形態に係る一時停止処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る一時停止処理のイメージ図である。 再生位置が指定された場合の再生処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る早送り再生処理のイメージ図である。 第2実施形態に係るプレイリストを用いた一時停止処理のイメージ図である。 第2実施形態に係る停止処理のイメージ図である。 再生位置情報リストの一例を示す図である。
以下、実施の形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
<表示制御システム:概略構成>
図1は、第1実施形態に係る表示制御システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す表示制御システム1は、表示制御装置の一例であるプロジェクタ10A〜10C(以下、適宜「プロジェクタ10」と称する)を有する。プロジェクタ10A〜10Cは、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークNにより接続され、相互にデータの送受信が可能である。なお、図1に示すプロジェクタの数はこれに限定されるものではない。
プロジェクタ10A〜10Cは、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶装置に接続され、記憶装置に保持されているコンテンツをそれぞれ所定のスクリーン等の画面に投影する。コンテンツとしては、例えば映像(所定時間の間隔で切り替わる画像フレーム)等であるが、これに限定されるものではない。なお、コンテンツを保持する記憶装置は、USBメモリには限定されず、例えばプロジェクタ10A〜10Cのそれぞれに内蔵されたメモリでも良く、外部のサーバ等でも良い。
コンテンツは、例えばプロジェクタ10A〜10Cがそれぞれを投影すると1つのコンテンツとなるように分割されている。図1の例では、プロジェクタ10Aは、コンテンツ11Aを保持し、プロジェクタ10Bは、コンテンツ11Bを保持し、プロジェクタ10Cは、コンテンツ11Cを保持している。なお、それぞれのコンテンツ11A〜11Cには、例えばタイムスタンプ等の時間情報が設定されており、プロジェクタ10A〜10Cは、各フレーム画像の時間に対応した映像を出力(投影)することが可能である。
<プロジェクタ10:機能構成>
図2は、第1実施形態に係るプロジェクタの機能構成の一例を示す図である。なお、上述したプロジェクタ10A〜10Cは、同じ構成を用いることが可能である。図2に示すように、プロジェクタ10は、要求受付部20と、表示要求生成部21と、表示制御部22と、通信部23と、表示部24と、記憶部25とを有する。
要求受付部20は、ユーザからの要求を受け付ける。ユーザからの要求は、例えば表示されるコンテンツに対する一時停止、再生(一時停止又は停止したコンテンツの表示位置(表示時間)からの再開を含む)、早送り、巻き戻し等を実行する要求である。なお、「早送り」には、早送り実行中もスクリーン等にコンテンツが表示されている「早送り再生」を含み、「巻き戻し」には、巻き戻し実行中もスクリーン等にコンテンツが表示されている「巻き戻し再生」を含んでも良い。
表示要求生成部21は、要求受付部20により受け付けた要求に応じて、マルチプロジェクション等の大画面を構成するプロジェクタ10A〜10Cにそれぞれ表示するコンテンツの表示内容(再生状態)を同期して制御する複数の表示要求を生成する。複数の表示要求とは、例えば、他のプロジェクタ10に対するコンテンツの表示内容を制御する第1の表示要求と、自己のプロジェクタ10に対するコンテンツの表示内容を制御する第2の表示要求等であるが、これに限定されるものではない。
表示要求生成部21は、例えばコンテンツの現在の表示位置からプロジェクタ10A〜10Cが同期してコンテンツを表示するためのコンテンツの表示位置(一時停止位置等)を決定し、上述した表示要求にそれぞれ含めても良い。なお、表示要求生成部21は、予めマルチプロジェクション開始時に大画面を構成する複数のプロジェクタ10のグループ情報等を保持しておくことで、対象のプロジェクタ10の種類や台数等を把握することが可能となる。
表示制御部22は、表示要求生成部21により生成された表示要求に応じてコンテンツを表示させるように表示部24を制御する。表示制御部22は、例えば表示要求に含まれるコンテンツの表示位置や、コンテンツの一時停止、再生、早送り、巻き戻し等の要求に応じて、コンテンツを表示させるように表示部24を制御する。
通信部23は、予めマルチプロジェクション開始時にグループ情報として他のプロジェクタ10のIPアドレス情報等を保持し、他のプロジェクタ10と相互にデータの送受信を行う。通信部23は、例えば表示要求生成部21から表示要求を取得すると、他のプロジェクタ10にそれぞれ送信する。
表示部24は、表示制御部22の要求に応じて、記憶部25からコンテンツを取得し、コンテンツの表示を行う。なお、表示部24は、所定のスクリーンや壁等の所定の位置にコンテンツを表示しても良く、ディスプレイ上に表示しても良い。
記憶部25は、例えばUSBメモリ等である。記憶部25は、表示部24に表示するコンテンツを記憶する。なお、記憶部25は、内蔵しても良い。
<プロジェクタ10:ハードウェア構成>
図3は、第1実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、プロジェクタ10は、CPU(Central Processing Unit)31と、NWインターフェース32と、DSP(Digital Signal Processor)33と、作像エンジン34と、光源35と、レンズ36と、HDMI37と、VIDEO−IN38と、USBモジュール39と、フラッシュメモリ40とを有する。
CPU31は、プロジェクタ10全体の動作を制御する。CPU31は、例えば表示要求生成部21による表示要求の生成や、表示制御部22による表示制御、通信部23における通信制御、表示部24による表示等の各処理の実行を制御する。なお、CPU31による制御は、これに限定されるものではなく、本実施形態における表示制御プログラムによる処理の開始や終了、エラー発生時の処理等を制御する。また、CPU31は、プロジェクタ10に設けられている内部タイム(システムクロック)等を設けて、時間等の制御を行うことも可能である。
NWインターフェース32は、他のプロジェクタ10とネットワーク通信を行う通信部等の例えば無線モジュールであるが、これに限定されるものではなく、有線モジュールでも良く、両方に対応したモジュールを有していても良い。NWインターフェース32により、ネットワークNを介して他の装置(プロジェクタ等)とのデータの送受信を行うことが可能となる。
DSP33は、CPU31から得られるデータに対する処理を行う。DSP33は、例えば映像に対する画像処理を高速に行うことが可能である。CPU31及びDSP33により得られるコンテンツは、作像エンジン34により投影可能な映像に作像され、光源35、レンズ36により所定の位置(例えば、スクリーンや壁等)に、所定の大きさで投影される。
HDMI(登録商標)37及びVIDEO−IN38は、ケーブル等を介して外部から映像を入力する入力部である。なお、映像を入力する入力部の種類については、これに限定されるものではない。
USBモジュール39は、USBメモリ等と着脱可能に接続することが可能であり、USBメモリ等との通信により、データを読み出したり、データを書き込んだりすることが可能である。フラッシュメモリ40は、各種のデータやプログラムを格納する記憶手段である。
<一時停止処理のシーケンス>
図4は、第1実施形態に係る一時停止処理の一例を示すシーケンスである。図4の例では、マルチプロジェクションを構成するプロジェクタ10のうちの1台(プロジェクタ10A)が、ユーザからの再生(投影)している動画(映像)に対する一時停止要求を受け付けた場合に、現在の表示位置から所定のタイミング経過後の表示位置に一時停止するように制御する。また、その1台は、他のプロジェクタ(プロジェクタ10B〜10C)に対してそれぞれのコンテンツの表示を同期させて一時停止するように制御する。
図4に示すシーケンスは、プロジェクタ10A〜プロジェクタ10Cにより実行される。なお、説明の便宜上、図4の例では、プロジェクタ10Aには、要求受付部20A、表示要求生成部21A、表示制御部22A、表示部24A、通信部23Aを示している。また、プロジェクタ10B〜10Cには、それぞれ表示制御部22B〜22C、通信部23B〜23C、表示部24B〜24Cを示している。
図4に示すように、プロジェクタ10Aは、要求受付部20Aによりユーザから再生している動画の一時停止要求を受け付けると(S10)、表示要求生成部21Aに対して一時停止要求を行う(S11)。プロジェクタ10Aは、表示要求生成部21Aにより表示制御部22Aに再生している動画の現在の表示位置の取得要求を行い(S12)、現在の表示位置から予め設定された所定のタイミング経過後(例えば、3秒後)の一時停止位置を計算する(S13)。
プロジェクタ10Aは、表示要求生成部21Aにより表示制御部22Aに対して、S13の処理で得られた一時停止位置を含む一時停止要求(第2の表示要求)を行う(S14)。また、プロジェクタ10Aは、表示要求生成部21Aにより通信部23Aを介してプロジェクタ10Bに対して、S13の処理で得られた一時停止位置を含む一時停止要求(第1の表示要求)を行う(S15)。
プロジェクタ10Bは、通信部23Bを介してプロジェクタ10Aからの一時停止要求を受け付けると(S16)、表示制御部22Bに一時停止要求を行う(S17)。同様に、プロジェクタ10Aは、表示要求生成部21Aにより通信部23Aを介してプロジェクタ10Cに対して、S13の処理で得られた一時停止位置を含む一時停止要求(第1の表示要求)を行う(S18)。プロジェクタ10Cは、通信部23Cによりプロジェクタ10Aからの一時停止要求を受け付けると(S19)、表示制御部22Cに一時停止要求を行う(S20)。
プロジェクタ10Aは、表示制御部22Aにより表示部24Aに一時停止要求を行うと(S21)、表示部24Aにより一時停止を行う(S22)。プロジェクタ10Bは、表示制御部22Bにより表示部24Bに一時停止要求を行うと(S23)、表示部24Bにより一時停止を行う(S24)。プロジェクタ10Cは、表示制御部22Cにより表示部24Cに一時停止要求を行うと(S25)、表示部24Cにより一時停止を行う(S26)。
上述した図4の例において、S22、S24、及びS26による一時停止処理は、それぞれの一時停止要求に含まれる一時停止位置に基づき同時に実行される。したがって、一時停止されるコンテンツの表示位置は、各プロジェクタ10A〜10Cで同期されることになる。このときの時間は、それぞれのコンテンツに付加されたタイムスタンプの時間情報を用いているため、同期した映像で一時停止される。
<一時停止処理のイメージ>
図5は、第1実施形態に係る一時停止処理のイメージ図である。図5の例では、例えば再生されている動画(コンテンツ)の現在の表示位置が「10秒」の時に、プロジェクタ10Aがユーザから一時停止要求を受け付けた場合について説明する。
図5に示すように、プロジェクタ10Aは、ユーザから一時停止要求を受け付けた動画の現在の表示位置が10秒であると判断すると、予め設定された所定のタイミング経過後(例えば、3秒後)の表示位置(一時停止位置)が13秒後であると決定する。
次に、プロジェクタ10Aは、自己の表示制御部22Aに対して指定した一時停止位置(最初から13秒の表示位置)に一時停止するように要求する。また、プロジェクタ10Aは、グループ情報に含まれる他のプロジェクタ10B〜10Cに対して、指定した一時停止位置(最初から13秒の表示位置)に一時停止するように要求する。
このように、マルチプロジェクションの大画面を構成するプロジェクタ10の間で連携を取ることで、ユーザからの一時停止要求に応じて一時停止位置(最初から13秒後の表示位置)で同期して一時停止することが可能となる。なお、上述した所定のタイミング(3秒後)の値は、事前に設定されていても良いが、これに限定されるものではなく、例えばユーザが一時停止を指示する場合に同時に指定しても良く、指示したときの映像の再生スピード、同期させるプロジェクタの数や種類等に応じて変更しても良い。
<第2実施形態>
<プロジェクタ10':機能構成>
図6は、第2実施形態に係るプロジェクタの機能構成の一例を示す図である。第2実施形態では、プロジェクタ10の間でそれぞれの通信時間を取得し、通信時間に応じてそれぞれの表示を同期させるように制御する。
図6に示すように、プロジェクタ10'は、要求受付部20と、表示要求生成部21と、表示制御部22と、通信部23と、表示部24と、記憶部25と、通信時間計算部26とを有する。
なお、図6に示すプロジェクタ10'は、図2に示すプロジェクタ10と比較すると、通信時間計算部26を有する点で異なる。同一の構成については同一の符号を付してここでの具体的な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
通信時間計算部26は、例えばマルチプロジェクション開始時や所定のタイミングごと(定期的)に通信時間を計算する。通信時間計算部26は、マルチプロジェクションを構成するグループ情報に含まれる他のプロジェクタ10'に対して、例えばPingコマンド等の所定のコマンドを含むIPパケットを発行し、IPパケットの送受信時間を取得する。これにより、他のプロジェクタ10'との通信時間を取得する。
第2実施形態では、上述のように取得した通信時間に応じて、各プロジェクタ10'に表示要求を行う。これにより、ネットワークNにおける通信の遅延等を考慮した上で、同じタイミングで(同期して)表示制御を実行することが可能となる。
<通信時間取得処理>
図7は、第2実施形態に係る通信時間取得処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、プロジェクタ10'は、他のプロジェクタ10'との通信時間を取得するため、通信時間計算部26により通信時間を取得していないプロジェクタ10'にPingコマンド等のIPパケットを送信する(S30)。S30の処理は、例えばマルチプロジェクション開始時や所定のタイミングごと(定期的)に行うと良い。
次に、通信時間計算部26は、IPパケットを送信してから受信するまでにかかる時間を取得すると(S31)、通信時間を計算する(S32)。次に、通信時間計算部26は、通信時間を取得したプロジェクタ10'については、通信時間取得済みとして(S33)、他の全てのプロジェクタ10'との通信時間を取得したか判断する(S34)。
通信時間計算部26は、他の全てのプロジェクタ10'との通信時間を取得したと判断すると(S34において、YES)、処理を終了する。なお、通信時間計算部26は、他の全てのプロジェクタ10'との通信時間を取得していないと判断すると(S34において、NO)、S30の処理に戻る。
<再生処理のシーケンス>
図8は、第2実施形態に係る再生処理の一例を示すシーケンスである。図8の例では、予めマルチプロジェクションを構成するプロジェクタ10'のうちの1台が、他のプロジェクタ10'との通信時間を取得し、ユーザから動画の再生要求を受け付けた場合に、同じタイミングで再生を実行するように制御する。
図8に示すシーケンスは、プロジェクタ10'A〜プロジェクタ10'Cにより実行される。なお、説明の便宜上、図8の例では、プロジェクタ10'Aには、要求受付部20A、表示要求生成部21A、表示制御部22A、通信部23A、表示部24A、通信時間計算部26Aを示している。また、プロジェクタ10'B〜10'Cには、それぞれ表示制御部22B〜22C、通信部23B〜23C、表示部24B〜24Cを示している。
図8に示すように、プロジェクタ10'Aは、通信時間計算部26Aにより通信部23Aを介してプロジェクタ10'Bに対して通信時間確認要求を行う(S40)。プロジェクタ10'Bは、通信部23Bを介してプロジェクタ10'Aより通信時間確認要求を受け付けると(S41)、プロジェクタ10'Aに通信時間確認の応答を行う。
同様に、プロジェクタ10'Aは、通信時間計算部26Aにより通信部23Aを介してプロジェクタ10'Cに対して通信時間確認要求を行う(S42)。プロジェクタ10'Cは、通信部23Cを介してプロジェクタ10'Aより通信時間確認要求を受け付けると(S43)、プロジェクタ10'Aに通信時間確認の応答を行う。
なお、プロジェクタ10'Aは、S40及びS42の処理を定期的に行い、通信時間の情報を更新すると良い。これにより、時間によって通信時間が異なる場合でも、随時更新されている通信時間に基づいて適切なタイミングの表示制御を行うことが可能となる。
ここで、プロジェクタ10'Aは、要求受付部20Aによりユーザから動画の再生要求を受け付けると(S44)、表示要求生成部21Aに再生要求を行う(S45)。プロジェクタ10'Aは、表示要求生成部21Aにより通信時間計算部26Aに対して通信時間取得要求を行い(S46)、他のプロジェクタ10'の通信時間を取得する。
次に、プロジェクタ10'Aは、表示要求生成部21Aにより現在の表示位置を計算し(S47)、各プロジェクタ10'に対して再生要求を出力する時間(要求送付時間)を計算する(S48)。S48の処理では、表示要求生成部21Aは、例えば各プロジェクタ10'のうち最も通信時間がかかるプロジェクタ10'との通信時間に基づいて、各プロジェクタ10'それぞれに対する要求送付時間を計算する。
次に、プロジェクタ10'Aは、表示要求生成部21AによりS48の処理で得られた要求送付時間に合わせて通信部23Aを介してプロジェクタ10'Bに対して再生要求を行う(S49)。プロジェクタ10'Bは、通信部23Bによりプロジェクタ10'Aからの再生要求を受け付けると(S50)、表示制御部22Bに再生要求を行い、表示制御部22Bにより表示部24Bに再生要求を行う。
また、プロジェクタ10'Aは、表示要求生成部21AによりS48の処理で得られた要求送付時間に合わせて通信部23Aを介してプロジェクタ10'Cに対して再生要求を行う(S51)。プロジェクタ10'Cは、通信部23Cによりプロジェクタ10'Aからの再生要求を受け付けると(S52)、表示制御部22Cに再生要求を行い、表示制御部22Cにより表示部24Cに再生要求を行う。
また、プロジェクタ10'Aは、表示要求生成部21AによりS48の処理で得られた要求送付時間に合わせて表示制御部22Aに再生要求を行うと(S53)、表示制御部22Aにより表示部24Aに再生要求を行う。
これにより、各プロジェクタ10'は、それぞれの時間に同時に再生を行う。すなわち、プロジェクタ10'Aは、表示部24Aにより再生を行う(S54)。プロジェクタ10'Bは、表示部24Bにより再生を行う(S55)。プロジェクタ10'Cは、表示部24Cにより再生を行う(S56)。
なお、図8の例では、プロジェクタ10'Aが、他のプロジェクタ10'B〜10'Cから通信時間を取得する例を示しているが、通信時間の取得はマルチプロジェクションを構成するプロジェクタ10'がそれぞれ行うと良い。これにより、ユーザがプロジェクタ10'A〜10'Cのどこから指示を行ったとしても、それぞれが他のプロジェクタ10'に対して適切なタイミングで再生要求を行うことが可能となる。
<再生処理のイメージ>
図9は、第2実施形態に係る再生処理のイメージ図である。図9の例では、予めマルチプロジェクションを構成するプロジェクタ10'のうちプロジェクタ10'Aが、他のプロジェクタ10'B〜10'Cとの通信時間を取得し、ユーザから動画の再生要求を受け付けた場合に、同じタイミングで再生を実行するように制御する。
図9に示すように、プロジェクタ10'Aは、プロジェクタ10'Bとの通信時間を「1秒」と計算し、プロジェクタ10'Cとの通信時間を「3秒」と計算する。このように、プロジェクタ10'Aは、他のプロジェクタ10'B〜10'Cとの通信時間を予め又は定期的に計測しておくと良い。
プロジェクタ10'Aは、ユーザから動画の再生要求を受け付けると、表示要求生成部21Aにより再生要求を受け付けた時点の動画の表示位置(現在の表示位置:1分10秒)を確認する。また、プロジェクタ10'Aは、事前に計測した通信時間に基づき、表示要求生成部21Aにより各プロジェクタ10'B〜10'Cが再生要求を受け取るタイミングが同じタイミングになるように再生要求を行う。
図9の例では、プロジェクタ10'Aは、最も通信時間がかかるプロジェクタ10'Cとの通信時間「3秒」と現在の表示位置(1分10秒)とから、各プロジェクタ10'が再生要求を受け取るタイミングが同じ時点(1分13秒)となるように再生要求を出力する。
つまり、図9の例では、プロジェクタ10'Aは、プロジェクタ10'Cとの通信時間が「3秒」かかるため、例えば1分10秒の時点でプロジェクタ10'Cに対して再生要求を行う。また、プロジェクタ10'Aは、プロジェクタ10'Bとの通信時間が「1秒」かかるため、例えば1分12秒の時点でプロジェクタ10'Bに対して再生要求を行う。また、プロジェクタ10'Aは、1分13秒の時点で自身の再生を行う。
これにより、各プロジェクタ10'A〜10'Cは、動画を同時に再生することが可能となる。なお、上述した例では、プロジェクタ10A'により制御する例を示したが、他のプロジェクタ(プロジェクタ10'B〜10'C)でも同様に可能である。
<一時停止処理のフローチャート>
図10は、第2実施形態に係る一時停止処理の一例を示すフローチャートである。図10の例では、予め他のプロジェクタ10'との通信時間を取得したプロジェクタ10'が、ユーザから再生している動画の一時停止要求を受け付けた場合に、同じタイミングで一時停止するように制御する。
図10に示すように、プロジェクタ10'は、ユーザから動画の一時停止要求を受け付けると、表示要求生成部21により予め取得した他のプロジェクタ10'のうち最も大きい通信時間の遅延時間を現在の再生位置(表示位置)に加えて、一時停止位置を決定する(S60)。
プロジェクタ10'は、S60の処理で決定した一時停止位置を含めた一時停止要求を、まだ送信していない他のプロジェクタ10'に通信部23を介して送信する(S61)。プロジェクタ10'は、他のプロジェクタ10'の全てに送信したか判断する(S62)。
プロジェクタ10'は、他のプロジェクタ10'全てに送信していないと判断すると(S62において、YES)、S61の処理を続ける。プロジェクタ10'は、他のプロジェクタ10'全てに送信したと判断すると(S62において、NO)、処理を終了する。
<一時停止処理のイメージ図>
図11は、第2実施形態に係る一時停止処理のイメージ図である。図11の例では、予めマルチプロジェクションを構成するプロジェクタ10'のうちプロジェクタ10'Aが、他のプロジェクタ10'B〜10'Cとの通信時間を取得し、ユーザから動画の一時停止要求を受け付けた場合に、同じタイミングで一時停止を実行するように制御する。
図11に示すように、プロジェクタ10'Aは、事前にプロジェクタ10'Bとの通信時間を「1秒」と計算し、プロジェクタ10'Cとの通信時間を「3秒」と計算しておく。プロジェクタ10'Aは、ユーザから動画の一時停止要求を受け付けると、一時停止要求を受け付けた時点の動画の表示位置(現在の表示位置:1分10秒)を確認する。
プロジェクタ10'Aは、この時間(1分10秒)に一時停止要求を行う場合、プロジェクタ10'Cとは通信時間が最大3秒発生する。したがって、プロジェクタ10'Aは、この遅延時間(最大の通信時間)に合わせて一時停止位置(1分13秒)を決定し、それぞれのプロジェクタ10'B〜10'Cに一時停止位置を指定して一時停止要求を行う。
<再生位置が指定された場合の再生処理のフローチャート>
図12は、再生位置が指定された場合の再生処理の一例を示すフローチャートである。図12の例では、他のプロジェクタ10'から受け付けた動画の再生要求において、動画を再生するときの再生位置(コンテンツの表示位置)が指定されている場合に、その再生位置で動画を同期させながら再生するように制御する。
図12に示すように、プロジェクタ10'は、他のプロジェクタ10'から再生位置が指定された再生要求を受け付けると(S70)、表示制御部22によりその要求において指定された再生位置が、自己のプロジェクタ10'の現在の表示位置よりも前か判断する(S71)。
プロジェクタ10'は、指定された再生位置が自己のプロジェクタ10'の現在の表示位置よりも前であると判断すると(S71において、YES)再生要求を行った他のプロジェクタ10'の現在の再生位置(現在の表示位置)を計算する(S72)。次に、プロジェクタ10'は、S72の処理で計算した他のプロジェクタ10'の現在の再生位置まで移動するよう表示部24に指示する(S73)。
また、プロジェクタ10'は、指定された再生位置が自己のプロジェクタ10'の現在の表示位置よりも前ではない(自己のプロジェクタ10'の現在の表示位置よりも後である)と判断すると(S71において、NO)、指定された再生位置まで移動し(S74)、指定された再生時間まで待つように表示部24に指示する(S75)。
次に、プロジェクタ10'は、S73又はS74の処理の後、表示部24により再生を行う(S76)。
このように再生位置が指定された場合の再生処理では、指定された再生位置が現在の表示位置よりも前か後かを判断することにより、他のプロジェクタ10'と同期しながら再生処理を実行することが可能となる。
<早送り再生処理のイメージ>
図13は、第2実施形態に係る早送り再生処理のイメージ図である。図13の例では、動画の再生中に、プロジェクタ10'Aからプロジェクタ10'B及びプロジェクタ10'Cに対して再生位置を指定した早送り再生要求を行った場合に、プロジェクタ10'B及びプロジェクタ10'Cが指定された再生位置とそれぞれの現在の表示位置とを比較して表示を制御する。
図13に示すように、プロジェクタ10'Aは、ユーザから動画の再生中に「1:00の位置から2倍速」の要求を受け付けると、表示要求生成部21Aによりプロジェクタ10'B及びプロジェクタ10'Cにそれぞれ再生位置を指定した早送り再生要求(1:00の位置から2倍速)を行う。また、プロジェクタ10'Aは、1:00の位置から2倍速を開始する。
プロジェクタ10'Bは、プロジェクタ10'Aから早送り再生要求を受け付けると、表示制御部22Bより要求を受け付けたときのプロジェクタ10'Bの現在の表示位置(1:01)を確認する。つまり、プロジェクタ10'Bとプロジェクタ10'Aとの通信時間(遅延時間)は、「1秒」である。
プロジェクタ10'Bは、表示要求が2倍速再生であり、現在の再生位置(プロジェクタ10'Bが「1:01」であるため、現時点でのプロジェクタ10'Aの再生位置は「1:02」)を計算する。したがって、プロジェクタ10B'は、「1.02の位置から2倍速」を実行させる。
同様に、プロジェクタ10'Cは、プロジェクタ10'Aから早送り再生要求を受け付けると、表示制御部22Cより要求を受け付けたときのプロジェクタ10C'の現在の表示位置(1:03)を確認する。つまり、プロジェクタ10'Cとプロジェクタ10'Aとの通信時間(遅延時間)は、「3秒」である。
プロジェクタ10'Cは、表示要求が2倍速再生であり、現在の再生位置(プロジェクタ10'Cが「1:03」であるため、現時点でのプロジェクタ10'Aの再生位置は「1:06」)を計算する。したがって、プロジェクタ10C'は、「1.06の位置から2倍速」を実行させる。
上述したように、再生位置が指定された再生要求を受け付けた場合に、指定された再生位置から再生状態を変化させると再生要求を行ったプロジェクタ10'が現在どの位置で再生しているかを計算し、その再生位置で同期させながら再生するよう制御する。
<プレイリストを用いた一時停止処理のイメージ図>
図14は、第2実施形態に係るプレイリストを用いた一時停止処理のイメージ図である。図14の例では、予めプロジェクタ10'が複数のコンテンツのコンテンツ名とその表示時間をプレイリストとして用意し、プレイリストにしたがって複数のコンテンツ(静止画)を表示させる例において、一時停止した後にコンテンツを切り替える。
図14に示すように、プロジェクタ10'Aは、ユーザから一時停止要求を受け付けると、表示要求生成部21Aにより一時停止要求を受け付けた時点の動画の表示位置(現在の表示位置「1:00(静止画1)」)を確認する。また、プロジェクタ10'Aは、プロジェクタ10'B及びプロジェクタ10'Cにそれぞれ一時停止位置「1:00(静止画1)」を含めた一時停止要求を行う。
プロジェクタ10B'は、プロジェクタ10'Aから一時停止要求を受け付けると、プロジェクタ10'Aとの遅延時間が「2秒」であり、プロジェクタ10'Bでは「1:02(静止画2)」が現在表示されていることを確認する。そこで、プロジェクタ10'Bは、一時停止要求に含まれた一時停止位置「1:00(静止画1)」まで戻って一時停止する。
同様に、プロジェクタ10'Cは、プロジェクタ10'Aから一時停止要求を受け付けると、プロジェクタ10'Aとの遅延時間が「4秒」であり、プロジェクタ10'Cでは「1:04(静止画3)」が現在表示されていることを確認する。そこで、プロジェクタ10'Bは、一時停止要求に含まれた一時停止位置「1:00(静止画1)」まで戻って一時停止する。なお、上述したプレイリストを用いた表示制御における時刻は、プロジェクタ10'の内部タイマ等を用いて時間が制御される。
また、上述した一時停止処理では、プレイリストに基づき一時停止位置まで戻るように表示を制御したがこれに限定されるものではない。例えば、再生している動画に対する一時停止要求を受け付けた場合に、プロジェクタ10'Bやプロジェクタ10'Cがそれぞれ現在の表示位置からプロジェクタ10'Aから指定された一時停止位置まで巻き戻してから、一時停止を実行させても良い。これにより、ユーザが一時停止を指示した時間で一時停止することが可能となる。
<停止処理のイメージ>
図15は、第2実施形態に係る停止処理のイメージ図である。図15の例では、プロジェクタ10'Aがユーザから動画の停止要求を受け付けた場合に、プロジェクタ10'Aからプロジェクタ10'B及びプロジェクタ10'Cに対して停止要求を行う例を示している。
図15に示すように、プロジェクタ10'Aは、ユーザから「1:00の位置」で停止要求を受け付けると、表示要求生成部21Aによりプロジェクタ10'B及びプロジェクタ10'Cにそれぞれ停止要求を行う。通常、動画の停止の場合には、動画の先頭から再生(再開)されることとなる。つまり、動画の停止には、動画の再生位置の情報は必要ないため、動画の再生位置の情報を含めないで停止要求を行うことが可能である。
<位置情報リスト>
図16は、位置情報リストの一例を示す図である。図16に示す位置情報リストは、例えば「操作」、「位置情報の要不要」等のデータ項目により構成される。「操作」には、例えば「再生」、「一時停止」、「早送り」、「巻き戻し」、「停止」等が含まれる。また、それぞれの操作に対して、位置情報の「要」、「不要」が設定されている。
プロジェクタ10'の表示要求生成部21は、上述した位置情報リストを参照して、それぞれの表示要求において位置情報(一時停止位置、再生位置等のコンテンツを表示させる表示位置)を含めるか否か判断する。
上述したように、ユーザから動画を「停止」させる操作を受け付けた場合には、動画を停止させるだけであり、停止された動画を再生する場合には先頭から再生されるため位置情報(再生位置)を含めずに、各プロジェクタ10'に対して停止要求を行う。
上述した実施形態によれば、表示されるコンテンツを同期して制御することが可能となる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10 プロジェクタ
11 コンテンツ
20 要求受付部(要求受付手段の一例)
21 表示要求生成部(表示要求生成手段の一例)
22 表示制御部(表示制御手段の一例)
23 通信部(通信手段の一例)
24 表示部(表示手段の一例)
25 記憶部
26 通信時間計算部
31 CPU
32 NWインターフェース
33 DSP
34 作像エンジン
35 光源
36 レンズ
37 HDMI
38 VIDEO−IN
39 USBモジュール
40 フラッシュメモリ
特開2011−099881号公報

Claims (9)

  1. コンテンツを表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示されるコンテンツに対する要求を受け付ける要求受付手段と、
    前記要求受付手段により受け付けた前記要求に応じて、前記コンテンツの表示内容を同期して制御する複数の表示要求を生成する表示要求生成手段と、
    前記表示要求生成手段により生成された表示要求のうち第1の表示要求を、接続されている他の表示制御装置に送信する通信手段と、
    前記表示要求のうち第2の表示要求に応じて、前記表示手段に表示するコンテンツの表示内容を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示要求生成手段は、
    前記第1の表示要求及び前記第2の表示要求に前記コンテンツを表示させるコンテンツの表示位置を含めることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示要求生成手段は、
    前記他の表示制御装置との通信時間に応じて、前記1の表示要求及び前記第2の表示要求を出力するタイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示要求生成手段は、
    通信時間の最も遅い前記他の表示制御装置に合わせて、前記コンテンツの表示位置を計算又は前記第1の表示要求及び前記第2の表示要求を出力するタイミングを制御することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記コンテンツの表示位置に応じて、前記表示手段に表示するコンテンツの表示内容を制御することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    予め設定されたプレイリストに基づいて前記コンテンツの表示内容を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示要求生成手段は、
    前記コンテンツの表示位置に関する情報を含めない前記第1の表示要求及び前記第2の表示要求を生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  8. 表示制御装置と、該表示制御装置とネットワークを介して接続された他の表示制御装置とを有する表示制御システムであって、
    前記表示制御装置は、
    コンテンツを表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示されるコンテンツに対する要求を受け付ける要求受付手段と、
    前記要求受付手段により受け付けた前記要求に応じて、前記コンテンツの表示内容を同期して制御する複数の表示要求を生成する表示要求生成手段と、
    前記表示要求生成手段により生成された表示要求のうち第1の表示要求を、前記他の表示制御装置に送信する通信手段と、
    前記表示要求のうち第2の表示要求に応じて、前記表示手段に表示するコンテンツの表示内容を制御する表示制御手段とを有し、
    前記他の表示制御装置は、
    コンテンツを表示する表示手段と、
    前記表示制御装置から前記第1の表示要求を受信する通信手段と、
    前記第1の表示要求に応じて、前記表示手段に表示するコンテンツの表示内容を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする表示制御システム。
  9. コンピュータを、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示制御装置が有する各手段として機能させるための表示制御プログラム。
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