JP2016170284A - ステージ装置、ラマンナノポアdnaシーケンサ、および光学顕微鏡装置 - Google Patents

ステージ装置、ラマンナノポアdnaシーケンサ、および光学顕微鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】移動の高速化および高応答化と、ステージ位置検出精度の高精度化の両立を目的とするステージ装置を提供する。
【解決手段】可動テーブル11と、可動テーブル11の下方に設けられたベース10と、第1の方向に延びて可動テーブル11に配置された第1のスケール30aと、第1の方向とは異なる第2の方向に延びて可動テーブル11に配置された第2のスケール30bと、第1の方向へ可動テーブル11を移動させるための第1の駆動機構40aと、第2の方向へ可動テーブル11を移動させるための第2の駆動機構40bと、可動テーブル11が第2の方向へ移動するとき、可動テーブル11と共に移動する第1の検出器31aと、可動テーブル11が第1の方向へ移動するとき、可動テーブルと共に移動する第2の検出器31bと、を備え、第1の検出器31aは第1のスケール30aを検出し、第2の検出器31bは第2のスケール30bを検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステージ装置、ラマンナノポアDNAシーケンサ、および光学顕微鏡装置に関する。
本技術分野の背景技術として、ラマンナノポアDNAシーケンスに関する国際公開WO2012−043028A1号公報(特許文献1)がある。この公報には、「ナノポアの内径は約10nmであった。」と記載されており、励起光の照射スポット径にもよるが観察対象である箇所を数十から数百ナノメータの精度で定位置に保持し続ける必要がある。そのため、ラマンナノポアDNAシーケンサのステージ装置には高精度化が要求されている。
ラマンナノポアDNAシーケンサは、内径約10nmのナノポアに生体ポリマーを進入させ、ナノポア近傍にある金などの金属デバイスにレーザを照射し、プラズモン共鳴を意図的に発生させた励起光によって、ナノポアを通過する生体ポリマーの増幅されたラマン散乱光を検出する装置である。
ラマンナノポアDNAシーケンサには、ナノポアを観察、検出するために、ウェハ上の所望の場所をレーザの照射位置に位置付けることが可能なXYステージが設けられている。このXYステージは、例えば回転モータとボールねじによって駆動される方法やリニアモータを用いて駆動する方法がある。また、XY平面のみでなく、Z軸やXYZ軸まわりの回転運動などを行うステージが用いられる場合もある。
このXYステージの位置を計測する手段としては、様々な種類が考えられる。例えば、2つのレーザ干渉計とバーミラーを用いる方法や、平面スケールを用いる方法がある。また、その他の方法として、2つのリニアスケールとこのスケールとの相対位置を検出する2つの検出器を用いる方法がある。
特許文献2には、2つのリニアスケールと2つの検出器との相対位置を計測する方法が開示されている。また、特許文献3には、複数のエンコーダヘッドをウェハステージの上面に搭載し、ステージ上方に配置した平面スケールとの相対位置を計測する方法が開示されている。
国際公開WO2012−043028A1号公報 特開平7−115054号公報 特開2011−49557号公報
ここでXYステージはこの2本のスケールおよび2つの検出器によって計測されるXY方向の位置情報をもとに位置決めを行うが、ラマンナノポアDNAシーケンサにおいては対物レンズからレーザを照射しラマン散光を取得するため、デバイス上の所望の位置(以下、測定点と称する)をレーザの照射位置である対物レンズの中心直下に位置決めする必要がある。すなわち、ステージの位置を計測する手段は、対物レンズの中心直下に位置決めされるべき測定点の位置情報をより正確に検出することが求められる。
しかしながら、特許文献2に開示された技術によれば、2軸ステージの下軸(Y軸)のスケール位置がステージベース上に備えられており、対物レンズの中心直下に位置決めされるべき測定点と、スケール位置(目盛位置)が異なり、ステージ姿勢(ピッチング)より、アッベ誤差が発生し、ステージの位置精度を低下させる要因となる。これは、測定点の位置検出精度劣化に直結する。
また、特許文献3に開示された技術によれば、測定点の位置を高精度に計測するためにはウェハステージに複数の検出器を搭載する必要である。また、ステージの移動範囲をカバーするために、平面スケール自体も可動ストロークに対して非常に大きくなり、装置が複雑化し、コストも増加する。
以下、ステージ位置検出精度の高精度化を目的とするステージ装置を説明する。
上記目的を達成するための一態様として、
可動テーブルと、
前記可動テーブルの下方に設けられたベースと、
第1の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第1のスケールと、
第1の方向とは異なる第2の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第2のスケールと、
第1の方向へ前記可動テーブルを移動させるための第1の駆動機構と、
第2の方向へ前記可動テーブルを移動させるための第2の駆動機構と、
前記可動テーブルが第2の方向へ移動するとき、前記可動テーブルと共に移動する第1の検出器と、
前記可動テーブルが第1の方向へ移動するとき、可動テーブルと共に移動する第2の検出器と、を備え、
前記第1の検出器は前記第1のスケールを検出し、前記第2の検出器は前記第2のスケールを検出するステージ装置を提案する。
上記構成によれば、移動の高速化および高応答化と、ステージ位置検出精度の高精度化を実現することが可能となる。
本発明の移動装置の実施態様の一例を示し、移動体が移動していない初期状態を示し、図1の図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。(実施例1) 図1の状態から移動体を右方向(図1の図(a)を正面から見て右方向)に移動させた状態を示し、図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。(実施例1) 図1の状態から移動体を前進方向(図2の図(a)を正面から見て上方向)に移動させた状態を示し、図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。(実施例1) 本発明の移動装置の実施態様の一例を示し、移動体が移動していない初期状態を示し、図1の図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。(実施例2) 本発明の透過穴付移動装置の実施態様の一例を示し、移動体が移動していない初期状態を示し、図1の図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。(実施例3)
以下に説明する実施例は、ラマンナノポアDNAシーケンサのような光学顕微鏡装置およびそれに適用可能な高精度ステージ装置に関するものである。
図1、図2、図3には、本発明の移動装置の実施態様の一例を示す。図1の図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。図2には、図1の状態から移動体を右方向(図1の図(a)を正面から見て右方向)に移動させた状態を示す。図2の図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。図3には、図1の状態から移動体を前進方向(図2の図(a)を正面から見て上方向)に移動させた状態を示す。図3の図(a)は、本発明の移動装置を上から見るとともに移動体を透かして見た正面図であって、図(b)は、図(a)の平面図であり、図(c)は、図(a)の側面図である。
図1、図2、図3に示す本発明の移動装置1は、ベース10に対向するように移動体(可動テーブル)11が配置されている。移動体(可動テーブル)11は、物品を載置して移動する板状の物体であって、一般的にテーブルやステージ等と称される。移動体(可動テーブル)11は、ベース10の上で、第1軸12aの軸方向と第2軸12bの軸方向に移動することで、第1軸12aと、その第1軸12aと交わる第2軸12bとで構成される2次元平面12に対して水平に移動する。また、その移動体11には、その移動を、さらなる高速化、さらなる高応答化、または、位置決めのさらなる高精度化を実現させるために、軽量で高剛性の材質、例えば、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの各種の用途に合わせた材料を選定または組合せることもできる。
ベース10と移動体11の間には、移動体11を第1軸12aの方向と第2軸12bの方向にそれぞれ案内するとともにベース10の上に支持するための移動体支持機構20と、ベース10に対して移動体11を第1軸12aの方向に移動させるための回転モータ40aとボールねじ41aと、ベース10に対して移動体11を第2軸12bの方向に移動させるための回転モータ40bとボールねじ41bと第1軸12aの方向に作用する力によりボールねじ軸を破壊しないための1軸案内23と、を備えている。
そうしたベース10に対して移動体11を第1軸12aの方向と第2軸12bの方向に移動させるためのリニア駆動機構は、回転モータとボールねじに限定されずに、リニアシリンダ機構、リニアピエゾモータ、リニアモータなど、その他、所定の軸方向に対象物を駆動できる機構であれば良い。また、図1、図2、図3の中の各回転モータ40a、40bと各ボールねじ41a、41bは、簡略的に図示されていて、これに限定されるものではない。
ここで、第1軸12aをX軸、そして、第2軸12bをY軸と称しても良い。そして、その場合の2次元平面12をXY平面と称しても良い。なお、図1、図2、図3の移動装置では、2次元平面12を構成する第1軸12aと第2軸12bとが直交していることが好ましいが、それら軸が直交することに限定されない。第1軸12aと第2軸12bは、それら2軸が同軸あるいは平行な軸でなければ、例えば、第1軸12aと第2軸12bとが成す角度が45度などであることを排除しない。
まず、移動体支持機構20は、ベース10の上部10aと移動体11となるテーブル(以下、移動体を代表して可動テーブル11と称する)の下部11bのうちのいずれか一方に、第1軸12aに平行に複数の第1案内軸21aとなる第1ガイドレールが敷設され、他方に、第2軸12bに平行に複数の第2案内軸21bとなる第2ガイドレールが敷設されている。図1、図2、図3の移動装置1では、第1軸12aに沿って第1ガイドレール21aがベース10の上面10aに敷設されて、第2軸12bに沿って第2ガイドレール21bが可動テーブル11の下面11bに敷設されて、移動装置1を上から下に向かって見て、第1ガイドレール21aと第2ガイドレールが21b十字状に敷設されている。ここで、図1の図(c)に示すように、第2ガイドレール21bは、可動テーブル11の重心位置に対して対称な位置に敷設されても良い。また、図1の図(c)に示すように第1ガイドレール21aは、可動テーブル11が移動していない初期状態(例えば、図1の状態)において、可動テーブル11の重心位置に対して対称な位置に敷設されても良い。また、第1ガイドレール21aと第2ガイドレール21bは、図1、図2図3の移動装置1において、可動テーブル11が移動する左右方向に第1ガイドレール21a、可動テーブル11が移動する前後方向に第2ガイドレール21bを配置しているが、もちろん逆の配置であっても良い。
さらに、移動体支持機構20は、第1ガイドレール21aと第2ガイドレール21bの間に、一方で第1ガイドレール21aを受ける第1軸受22aと、他方に第2ガイドレール21bを受ける第2軸受22bとを有する複数の軸受ブロックからなるガイドブロック22を備えることで、ベース10に対して可動テーブル11を第1軸12aの軸方向と第2軸12bの軸方向に移動自在に支持している。また、移動体支持機構20は、ベース10に対して、可動テーブル11が回転することを防止するとともに、可動テーブル11が移動する水平方向(2次元平面12)に対して垂直な方向(後述する第3軸12cの軸方向)の振動も防止する。そうした構成の移動体支持機構20では、ベース10の材質と可動テーブル11の材質とが異なる場合でも、各材質の熱膨張率が異なることによって発生すると考えられる僅かな熱変位をも、同じガイドレール21を軸受けしているガイドブロック22同士が自然に接近移動または離間移動することによって相殺されて、可動テーブル11やその可動テーブル11に載置される物品の位置決め精度を高精度に維持することができる。また、ガイドブロック22は、第1軸受22aを有する部材と第2軸受22bを有する部材を別々に用意して、それら部材同士を組み合わせたものでも良いし、1つの部材に第1軸受22aと第2軸受22bを形成したものでも良い。また、ガイドブロック22の軸受方式は、玉軸受や静圧軸受など、各種軸受を適宜用いれば良い。
そうした第1案内軸21aおよび第1軸受22a、並びに、第2案内軸21bおよび第2軸受22bは、ガイドレールとガイドブロックに限定されずに、丸軸とガイドブッシュ、ボールスプライン機構、その他、凹溝の軸とガイドローラなど、所定の軸方向に対象物を案内できる機構であれば良い。また、図1ないし図3の中の各ガイドレール21a、21bと各ガイドブロック22a、22bは、簡略的に図示されていて、これに限定されるものではない。
そのような本発明の移動装置1は、ベース10の上部10aに移動体支持機構20を介して備えられる可動テーブル11に対して、第1リニア駆動部40aと41aと第2リニア駆動部40bと41bによって、可動テーブル11に第1軸12aの軸方向と第2軸12bの軸方向の駆動力を付与するとともに、移動体支持機構20の第1案内軸21aと第2案内軸21bと、その両方を軸受けするガイドブロック22によって、第1軸12aと第2軸12bの軸方向に案内することで、第1軸12aと第2軸12bから構成される2次元平面12に対して、水平方向に可動テーブル11を移動させる。
例えば、まず、図1に示す移動装置1は、可動テーブル11を移動する前の初期状態である。それで、図2に示す移動装置1では、第1リニア駆動部40aと41aを駆動させて、駆動伝達部材45を介して、移動体支持機構20のガイドブロック22を、図(a)や図(b)の図面を正面に見て右方向に駆動させることで、可動テーブル11を右方向に移動させている。このとき、第2リニア駆動部40bと41bは、第1リニア駆動部40aと41aの駆動力を逃がすために、1軸ガイド23のガイドレール24が可動テーブル11と一緒に右方向に移動するように構成されている。
つぎに、図3に示す移動装置1では、第2リニア駆動部40bと41bを駆動させて、駆動伝達部材44を介して、1軸ガイド23を、図(a)や図(c)の図面を正面に見て上方向、すなわち、前進方向に駆動させることで、可動テーブル11を前に移動させている。このとき、第1リニア駆動部40aと41aは、駆動伝達部材45を介して、移動体支持機構20のガイドブロック22に連結されており、可動テーブル11を前に移動させているガイドレール21bの動作を邪魔することはない。
したがって、本発明の移動装置1では、例えば、移動体支持機構20のガイドブロック22によって、第1軸12aの軸方向の推力を移動体11となる可動テーブルに直接伝達することを可能にし、1軸ガイド23によって、第2軸12bの軸方向の推力を移動体11となる可動テーブルに直接伝達することを可能にして、第1軸12aと第2軸12bとで構成される2次元平面12に対して、水平方向に可動テーブル11を移動させることを可能にする。それで、本発明の移動装置1は、従来の移動装置に含まれていたサドル(中間ベース)を省くことができて、従来の移動装置に比べて、本発明の移動装置1の移動体11を軽量にし、移動体11の重心位置を低くすることを可能にする。また、本発明の移動装置1は、ベース10にリニア駆動機構を取り付けるため、移動体11の重量が軽くなることで駆動源を軽量化できる。また、本発明の移動装置1は、移動体11が軽量化(質量mが最小化)されたことにより、数式1より、移動体11の固有振動数を高く出来る。総じて本発明の移動装置1では、物品を載置して移動させる移動体11の移動を高速化し、その移動を高応答化することができるとともに、移動体11を移動させる際に発生する振動を抑制して、移動体11およびその移動体11に載置する物品の位置決め精度を高精度化することができる。
また、本発明の移動装置1は、ベース10に対して第1軸12aの軸方向と第2軸12bの軸方向に移動する可動テーブル11の位置を検出する位置検出手段30a、31a、30b、31bを備えて、位置検出手段30a、31a、30b、31bで検出される位置情報をもとに図示省略される制御装置によって、第1リニア駆動部、第2リニア駆動部をフィードバック制御することで高精度化することができる。その制御装置は、数値制御装置であっても良い。その際に、本発明の移動装置1は、移動体11となる可動テーブル11の第1軸12aと平行に伸びる第1軸のスケール30aと、第2軸12bと平行に伸びる第2軸のスケール30bと、が可動テーブルの下部11bに配置され、第1軸12aの軸方向に移動する位置を検出するための位置検出器31aと第2軸12bの軸方向に移動する位置を検出するための位置検出手段31bを備える。
例えば、図1に示す移動装置1は、可動テーブル11を移動する前の初期状態である。それで、図2に示す移動装置1では、第1リニア駆動部40aと41aを駆動させて、駆動伝達部材45を介して、移動体支持機構20のガイドブロック22を、図(a)や図(b)の図面を正面に見て右方向に駆動させる際、位置検出器31bは、駆動伝達部材45に連結され、位置検出器31bと第2軸のスケール30bは左右方向の位置関係を保ったまま、右に移動する。その際、駆動伝達部材44に連結されている位置検出器31aは第1軸12a方向には動かず、可動テーブルの下部11bに配置された第2軸のスケール30aは、可動テーブル11とともに動き、その位置を位置検出器31aは検出できる。
つぎに、図3に示す移動装置1では、第2リニア駆動部40bと41bを駆動させて、駆動伝達部材44を介して、1軸ガイド23を、図(a)や図(c)の図面を正面に見て上方向、すなわち、前進方向に駆動させる際、位置検出器31aは、駆動伝達部材44に連結され、位置検出器31aと第1軸のスケール30aは上下方向の位置関係を保ったまま、前進方向に移動する。その際、駆動伝達部材45に連結されている位置検出器31bは第2軸12b方向には動かず、可動テーブルの下部11bに配置された第2軸のスケール30bは、可動テーブル11とともに動き、その位置を位置検出器31bは検出できる。
したがって、本発明の移動装置1は、第1軸のスケール30aと第2軸のスケール30bを可動テーブルの下部11bに配置することで、移動装置1の可動テーブル11の位置のオフセットが可動テーブル11の厚みのみになり、ピッチング姿勢によるアッべ誤差を除去できるので、位置決め精度の高い移動装置を実現できる。
図4は、本実施例におけるステージ装置の三面図である。図4において、図1と同じ番号で示される部材については、同様の構成・機能を有するため説明を省略する。
図4に示す本発明の移動装置1は、ベース10に対向するように移動体(可動テーブル)11が配置されている。移動体(可動テーブル)11は、物品を載置して移動する板状の物体であって、一般的にテーブルやステージ等と称される。移動体(可動テーブル)11は、ベース10の上で、第1軸12aの軸方向と第2軸12bの軸方向に移動することで、第1軸12aと、その第1軸12aと交わる第2軸12bとで構成される2次元平面12に対して水平に移動する。そのような移動体(可動テーブル)11は、第1軸12aの軸方向に向かって左右対称の形状、または、第2軸12bの軸方向に向かって左右対称の形状のいずれか一方または両方に形成されると良い。
複数のガイドブロック22は、可動テーブル11やその可動テーブル11に載置する物品の荷重を分散するとともに、バランスを保持するために、水平面上に均等に配されると良い。
また、本発明の移動装置1は、ベース10に対して第1軸12aの軸方向と第2軸12bの軸方向に移動する可動テーブル11の位置を検出する位置検出手段30a、31a、30b、31bを備えて、位置検出手段30a、31a、30b、31bで検出される位置情報をもとに図示省略される制御装置によって、第1リニア駆動部、第2リニア駆動部をフィードバック制御することで高精度化することができる。その制御装置は、数値制御装置であっても良い。その際に、本発明の移動装置1は、移動体11となる可動テーブル11の重心位置を通る軸で、かつ第1軸12aと平行に伸びる第1軸のスケール30aと、第2軸12bと平行に伸びる第2軸のスケール30bと、が可動テーブルの下部11bに配置され、第1軸12aの軸方向に移動する位置を検出するための位置検出器31aと第2軸12bの軸方向に移動する位置を検出するための位置検出手段31bを備える。
例えば、図4に示す移動装置1は、可動テーブル11を移動する前の初期状態である。それで、第1リニア駆動部40aと41aを駆動させて、駆動伝達部材45を介して、移動体支持機構20のガイドブロック22を、図(a)や図(b)の図面を正面に見て右方向に駆動させる際、位置検出器31bは、駆動伝達部材45に連結され、位置検出器31bと第2軸のスケール30bは左右方向の位置関係を保ったまま、右に移動する。その際、駆動伝達部材44に連結されている位置検出器31aは第1軸12a方向には動かず、可動テーブルの下部11bに配置された第2軸のスケール30aは、可動テーブル11とともに動き、その位置を位置検出器31aは検出できる。
つぎに、第2リニア駆動部40bと41bを駆動させて、駆動伝達部材44を介して、1軸ガイド23を、図(a)や図(c)の図面を正面に見て上方向、すなわち、前進方向に駆動させる際、位置検出器31aは、駆動伝達部材44に連結され、位置検出器31aと第1軸のスケール30aは上下方向の位置関係を保ったまま、前進方向に移動する。その際、駆動伝達部材45に連結されている位置検出器31bは第2軸12b方向には動かず、可動テーブルの下部11bに配置された第2軸のスケール30bは、可動テーブル11とともに動き、その位置を位置検出器31bは検出できる。
したがって、本発明の移動装置1は、第1軸のスケール30aと第2軸のスケール30bを可動テーブルの下部11bに配置することで、移動装置1の可動テーブル11の位置のオフセットが可動テーブル11の厚みのみになり、ピッチング姿勢によるアッべ誤差を除去でき、また移動体11となる可動テーブル11の重心位置を通る軸で、かつ第1軸12aと平行に伸びる第1軸のスケール30aと、第2軸12bと平行に伸びる第2軸のスケール30bと、を配置することで、ヨーイング姿勢によるアッベ誤差も除去できるので、さらに移動体支持機構に無用なモーメント力が作用することがなく、移動体の振動を抑制して、移動の高速化および高応答化と、移動体やその移動体に載置する物品の位置決めの高精度化とを両立させることが可能になる。
図5は、本実施例における透過穴付ステージ装置の三面図である。図5において、図1と同じ番号で示される部材については、同様の構成・機能を有するため説明を省略する。図1から追加されたものは、透過穴50である。透過穴付ステージは、倒立型光学顕微鏡などで使用されている。一般に、透過穴付ステージは、移動体に載置する物品の直下に、位置を検出する位置検出手段を配置することができないため、高精度化難しい。
本発明の透過穴付移動装置1は、図4の実施例と同様に、第1軸のスケール30aと第2軸のスケール30bを可動テーブルの下部11bに配置することで、移動装置1の可動テーブル11の位置のオフセットが可動テーブル11の厚みのみになり、ピッチング姿勢によるアッべ誤差を除去でき、また移動体11となる可動テーブル11の重心位置を通る軸で、載置する物品から少しオフセットするが、第1軸12aと平行に伸びる第1軸のスケール30aと、第2軸12bと平行に伸びる第2軸のスケール30bと、を配置することで、ヨーイング姿勢によるアッベ誤差も最小限に除去できるので、移動体支持機構に無用なモーメント力が作用することがなく、移動体の振動を抑制して、移動の高速化および高応答化と、移動体やその移動体に載置する物品の位置決めの高精度化とを両立させることが可能になる。
なお、本発明のステージ装置は、光学顕微鏡だけではなく、SEMなどの電子顕微鏡にも適用することができる。
1 移動装置
10 ベース
10a ベースの上部
11 移動体(可動テーブル)
11a 移動体の上部
11b 移動体の下部
12 第1軸と第2軸からなる2次元平面
12a 第1軸
12b 第2軸
12c 第3軸
20 移動体支持機構
21 案内軸(ガイドレール)
21a 第1案内軸(第1ガイドレール)
21b 第2案内軸(第2ガイドレール)
22 ガイドブロック
22a ガイドブロックに形成される第1軸受
22b ガイドブロックに形成される第2軸受
23 1軸案内
24 1軸案内軸(ガイドレール)
25 1軸ガイドブロック
30a 第1位置検出ヘッド
30b 第2位置検出ヘッド
31a 第1スケール
31b 第2スケール
40a 第1回転モータ
40b 第2回転モータ
41a 第1ボールねじユニット
41b 第2ボールねじユニット
42a 第1ナット
42b 第2ナット
43a 第1ねじ軸
43b 第2ねじ軸
50 透過穴
51 透過穴(ベース側)
52 透過穴(可動テーブル側)

Claims (16)

  1. 可動テーブルと、
    前記可動テーブルの下方に設けられたベースと、
    第1の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第1のスケールと、
    第1の方向とは異なる第2の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第2のスケールと、
    第1の方向へ前記可動テーブルを移動させるための第1の駆動機構と、
    第2の方向へ前記可動テーブルを移動させるための第2の駆動機構と、
    前記可動テーブルが第2の方向へ移動するとき、前記可動テーブルと共に移動する第1の検出器と、
    前記可動テーブルが第1の方向へ移動するとき、可動テーブルと共に移動する第2の検出器と、を備え、
    前記第1の検出器は前記第1のスケールを検出し、前記第2の検出器は前記第2のスケールを検出することを特徴とするステージ装置。
  2. 請求項1において、
    前記ベースに固定された第1方向に延びる第1のガイドレールと、
    前記可動テーブルに固定された第1方向に延びる第2のガイドレールと、
    前記可動テーブルに固定された第2方向に延びる第3のガイドレールと、を備えたことを特徴とするステージ装置。
  3. 請求項2において、
    第1のガイドレールおよび第3のガイドレールに挟まれて位置し、両者にかみ合う第1のブロックを備えており、
    当該第1のブロックは、前記可動テーブルが第1の方向へ移動するとき、前記可動テーブルと一緒に移動することを特徴とするステージ装置。
  4. 請求項2において、
    前記第2のガイドレールとかみ合う第2のブロックを備えており、
    当該第2のブロックは、前記可動テーブルが第2の方向へ移動するとき、前記第2のガイドレールと共に第2の方向へ移動することを特徴とするステージ装置。
  5. 請求項3において、
    前記可動テーブルが第1の方向へ移動するとき、前記第1のブロックは前記第1のガイドレールに沿って移動することを特徴とするステージ装置。
  6. 請求項2において、
    前記第1のガイドレールは前記ベースの4隅に一つずつ設けられていることを特徴とするステージ装置。
  7. 請求項2において、
    前記第2のガイドレールは前記可動テーブルの4隅に一つずつ設けられていることを特徴とするステージ装置。
  8. 請求項1において、
    前記第1の駆動機構は、回転モータとボールねじを備えていることを特徴とする、ステージ装置。
  9. 請求項1において、
    前記第2の駆動機構は、回転モータとボールねじを備えていることを特徴とする、ステージ装置。
  10. 請求項1において、
    前記第1のスケールおよび前記第2のスケールは前記可動テーブルの重心上を通る軸に配置されていることを特徴とする、ステージ装置。
  11. 請求項1において、
    前記第1のスケールおよび前記第2のスケールは直交して配置されていることを特徴とする、ステージ装置。
  12. 請求項1において、
    前記ベースおよび前記可動テーブルは透過穴を備えることを特徴とするステージ装置。
  13. 請求項1において、
    前記第1の駆動機構はリニアモータを備えることを特徴とするステージ装置。
  14. 請求項1において、
    前記第2の駆動機構はリニアモータを備えることを特徴とするステージ装置。
  15. 前記可動テーブルを有するステージ機構と、前記可動テーブル上に固定されたデバイスと、前記デバイス上の観察サンプルのラマン散光を画像として撮像するための撮像手段と、前記画像を解析して塩基配列情報を検出する解析手段とを備えた、ラマンナノポアDNAシーケンサであって、
    前記ステージ機構は、
    前記可動テーブルの下方に設けられたベースと、
    第1の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第1のスケールと、
    第1の方向とは異なる第2の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第2のスケールと、
    第1の方向へ可動テーブルを移動させるための第1の駆動機構と、
    第2の方向へ可動テーブルを移動させるための第2の駆動機構と、
    前記可動テーブルが第2の方向へ移動するとき、前記可動テーブルと共に移動する第1の検出器と、
    前記可動テーブルが第1の方向へ移動するとき、前記可動テーブルと共に移動する第2の検出器と、を備え、
    前記第1の検出器は前記第1のスケールを検出し、前記第2の検出器は前記第2のスケールを検出することを特徴とするラマンナノポアDNAシーケンサ。
  16. 可動テーブルを有するステージ機構と、前記可動テーブル上に固定されたデバイスと、前記デバイス上の観察サンプルを画像として撮像するための倒立顕微鏡システムと、を備えた、光学顕微鏡装置であって、
    前記ステージ機構は、
    前記可動テーブルの下方に設けられたベースと、
    第1の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第1のスケールと、
    第1の方向とは異なる第2の方向に延びて前記可動テーブルに配置された第2のスケールと、
    第1の方向へ前記可動テーブルを移動させるための第1の駆動機構と、
    第2の方向へ前記可動テーブルを移動させるための第2の駆動機構と、
    可動テーブルが第2の方向へ移動するとき、可動テーブルと共に移動する第1の検出器と、
    可動テーブルが第1の方向へ移動するとき、可動テーブルと共に移動する第2の検出器と、を備え、
    第1の検出器は第1のスケールを検出し、第2の検出器は第2のスケールを検出することを特徴とすることを特徴とする光学顕微鏡装置。
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