JP2016169675A - 過給機付き内燃機関のオイル戻し構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、排気装置にオイルが侵入した場合には、排気触媒の汚損、排ガス性能悪化等の不具合が生じる。また、オイル消費が増加することになり、使用者の負担となることも懸念される。
これにより、排気ターボ過給機の軸受部から排気管内の排気ガスへの潤滑油の混入を確実に防止することができる。
また、副室、連通管路を新たに設置しなければならず、内燃機関の重量増加、コスト増加およびレイアウトの困難性等が懸念される。
これに加えて、クランク室の圧力の影響を受け難いオイル戻し構造を簡素化でき、内燃機関を軽量かつ小型に構成できる。
図1〜図5は、本発明に係る一実施の形態の過給機付き内燃機関のオイル戻し構造を示す図である。
図1、図2において、自動車等の車両に搭載される内燃機関としてのエンジン1は、シリンダブロック2と、シリンダブロック2の上部に設けられたシリンダヘッド3と、シリンダヘッド3の上部に設けられたシリンダヘッドカバー4と、シリンダブロック2の下部に設けられたオイルパン5とを備えている。
ここで、図1〜図5において、上下左右方向は、車両に搭乗する運転者から見た方向を示している。
一方、過給機8内においては、軸受ハウジング8Cと連結している。
一方、オイル供給管から供給されたオイルは、軸受部の潤滑および冷却を行い、その後、オイルドレイン管12に排出される。
これらクランクギヤ6Aおよびバランサギヤ14Aは、シリンダブロック2の外壁2Aよりも外方に位置しており、隣り合う部分が互いに噛み合っている。
したがって、本実施の形態のオイル排出室15は、クランクケース7の内部であるクランク室7A(図5参照)と離隔している。
図3において、クランクケース7には開口部7aが形成されており、開口部7aは、クランク室7Aとオイル排出室15とを連通する。このため、オイル排出室15に導入されるオイルは、開口部7aからクランク室7Aを通してオイルパン5に戻される。
過給機8の軸受部を潤滑したオイルは、オイルドレイン管12に排出され、オイルドレイン管12からパイプ13Aを通してオイル排出室15に排出される。オイル排出室15に排出されたオイルは、壁部13aに衝突して落下した後、開口部7aからクランク室7Aを通してオイルパン5に戻される。
これにより、高速で回転するクランクギヤ6Aにオイルが掛かり、飛散して、オイルミストとなることを防止でき、オイル排出室15内の空気中にオイル成分が浮遊することを防止することができる。
これにより、クランク室7A内の空気がブローバイガスとして吸気装置に還流して処理される際に、ブローバイガス中のオイル成分が増加していないため、吸気装置の汚損を低減できる。
Claims (3)
- クランクギヤが設けられたクランクシャフトを収容するクランクケースを有するとともに過給機が取付けられたシリンダブロックと、
前記クランクギヤを覆うように前記シリンダブロックに取付けられたギヤカバーとを備え、
前記過給機に供給されるオイルを、オイルドレイン管を通して前記シリンダブロックに戻すようにした過給機付き内燃機関のオイル戻し構造であって、
前記ギヤカバーと前記シリンダブロックとによって、前記クランクケースの内部と離隔するオイル排出室を形成し、
前記オイルドレイン管の下流端を前記オイル排出室に連通することを特徴とする過給機付き内燃機関のオイル戻し構造。 - 前記ギヤカバーは、前記シリンダブロックに対向する内周面に壁部を有し、前記オイル排出室に、前記壁部によって前記クランクギヤが収容されるギヤ空間と区画された空間部が形成され、
前記空間部に前記オイルドレイン管の下流端が連通されることを特徴とする請求項1に記載の過給機付き内燃機関のオイル戻し構造。 - 前記オイルドレイン管の下流端は、前記クランクギヤの回転軸方向において、前記クランクギヤの歯幅の範囲と重ならない位置に開口することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の過給機付き内燃機関のオイル戻し構造。
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Citations (4)
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