JP2016169025A - 紙容器 - Google Patents

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芳貴 米田
Yoshitaka Yoneda
芳貴 米田
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】 胴膨れを防止できるとともに、滑り落ちを防止し持ち易くすることができ、さらには保管や搬送等に支障を来たすおそれのない紙容器を得る。
【解決手段】 4つの胴部パネル4,5,6,7を備え、縦方向シールパネル9のシールによって四角の筒状に形成された胴部33を有する切妻屋根型の紙容器において、4つの胴部パネル4,5,6,7及び縦方向シールパネル9に跨がって2本の平行な横折線30,31を直線状に形成し、上側の横折線30を外側に向かって山折りし、下側の横折線31を谷折りした状態で縦方向シールパネル9をシールして胴部33を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、牛乳やジュース等の液体飲料を収容する切妻屋根型頂部を有する紙容器、及びフラットトップ型頂部を有する紙容器(レンガ型の紙容器を含む。)に関する。
従来、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルのシールによって四角の筒状に形成された胴部の上に、一対の切妻屋根形成パネルと、その内側に折り込まれる一対の妻壁形成パネルにより構成される頂部を有し、胴部の下に一対の外側底壁パネルと、その内側に折り込まれる一対の内側底壁パネルにより構成される底部を有する切妻屋根型(ゲーブルトップ型)の紙容器や、一対の頂面パネルと、その内側に折り込まれる一対の側面パネルにより構成される頂部を有し、前記胴部の下に一対の外側底壁パネルと、その内側に折り込まれる一対の内側底壁パネルにより構成される底部を有するフラットトップ型の紙容器が広く使用されている。
この種の紙容器は、一般に容量の大きい紙容器に使用される場合が多いが、内容物の重量によっては胴部が膨れる、いわゆる胴膨れを起こすおそれがある。
また、この種の紙容器は胴部を握るようにして扱われるため,胴膨れを起こすと持ち難くなる。特に、冷蔵庫から出した直後で表面が結露しているような場合、滑って手から落としてしまうおそれがあった。
これを回避するためには、坪量が大きく剛性の強い板紙素材を使用することが一般的である。
このような事態に対応できるような紙容器として、胴部の各胴部パネルに、底部と平行に突条が形成され、隣接する各胴部パネルが交わる角部、即ち稜線部とその近傍において突条と連続する領域が窪みに形成された紙容器が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されている紙容器は、胴部の各胴部パネルに形成された突条によって各胴部パネルの剛性が高まり、胴膨れを防止することができ、さらに、突条によって掴み易く、滑らずに保持できるとされている。
特開2007−55637号公報
特許文献1に記載されている紙容器では、胴部の各胴部パネルに形成された突条によって各胴部パネルの剛性を高め、胴膨れを防止し、さらに、突条によって掴みやすくし、滑らずに保持できるようにしているが、胴膨れの防止や滑り防止は突条の突出高さに左右され、突条の高さが低いと、その分各胴部パネルの剛性が弱くなり、胴膨れ防止効果が低くなり、また、掴んだときに滑り易くなる。このため、胴膨れの防止や滑り防止を高めるためには、勢い突条の高さを高くする必要がある。しかし、突条の高さを高くすると、例えば、紙容器を並べたとき紙容器間に大きな隙間ができてしまい、紙容器の保管や搬送等に支障を来すといった問題がある。
本発明の目的は、胴膨れを防止できるとともに、滑り落ちを防止し持ち易くすることができ、さらには保管や搬送等に支障を来たすおそれのない紙容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルのシールによって四角の筒状に形成された胴部を有する紙容器において、前記4つの胴部パネル及び縦方向シールパネルに跨がって2本の平行な横折線が直線状に形成され、上側の横折線が外側に向かって山折りされ、下側の横折線が谷折りされた状態で縦方向シールパネルがシールされて前記胴部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記四角の筒状に形成された胴部の上に、一対の切妻屋根形成パネルと、その内側に折り込まれる一対の妻壁形成パネルにより構成される頂部を有し、前記胴部の下に一対の外側底壁パネルと、その内側に折り込まれる一対の内側底壁パネルにより構成される底部を有する切妻屋根型であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の、前記四角の筒状に形成された胴部の上に、一対の頂面パネルと、その内側に折り込まれる一対の側面パネルにより構成される頂部を有し、前記胴部の下に一対の外側底壁パネルと、その内側に折り込まれる一対の内側底壁パネルにより構成される底部を有するフラットトップ型であることを特徴とする。
本発明に係る紙容器によれば、前記4つの胴部パネル及び縦方向シールパネルに跨がって2本の平行な横折線が直線状に形成され、上側の横折線が外側に向かって山折りされ、下側の横折線が谷折りされた状態で縦方向シールパネルがシールされて前記胴部が形成されているので、前記胴部パネルには2本の平行な横折線の山折りと谷折りによる折り返し部が形成され、この折り返し部によって各胴部パネルの剛性が高まり、胴膨れを防止することができる。
そして、前記胴部パネルに形成された折り返し部は、その折り返し頂部が底部側に向いているので、前記胴部を持つ際に、前記折り返し部の下側の前記胴部パネルを掴むことにより、折り返し頂部が指に係止し、紙容器の滑り落ちが確実に防止されることになり、紙容器を容易に保持することができ、特に、前記折り返し部の下側の前記胴部パネルを掴み、前記折り返し部の下側の前記胴部パネルを凹ませることにより、折り返し部と下側の前記胴部パネルとの間隔が開き、折り返し頂部がしっかりと指に係止することになり、紙容器の滑り落ちが一層確実に防止されることになり、紙容器を一層容易に保持することができる。
さらに、前記胴部パネルに形成された前記折り返し部は、前記胴部パネルから突出しないので、紙容器の保管や搬送等に支障を来すおそれはない。
本発明を切妻屋根型の紙容器に実施した形態の一例を示す斜視図である。 図1に示す紙容器の一部拡大縦断面図である。 図1に示す紙容器の、組み立て加工前のカートンブランクスを示す展開図である。 本発明をフラットトップ型の紙容器に実施した形態の一例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る紙容器の実施の形態の一例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明を切妻屋根型の紙容器に実施した一例を示し、図1は本例の紙容器を示す斜視図、図2は図1に示す紙容器の一部拡大縦断面図、図3は図1に示す紙容器の、組み立て加工前のカートンブランクスを示す展開図である。
本例の切妻屋根型の紙容器は、図3に示される展開構造を有するカートンブランクスによって組み立てられる。
本例の紙容器を組み立てるカートンブランクスは、表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、胴部縦折線1,2,3を介して4つの胴部パネル4,5,6,7を備え、胴部パネル4にシール縦折線8を介して縦方向シールパネル9が連設されている。
胴部パネル4,6の上端には、頂部横折線10,11を介して上部に外側トップシールパネル12,13を有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネル14,15が連設されている。また、他の対向する胴部パネル5,7の上端には、頂部横折線16,17を介して上部に内側トップシールパネル18,19を有し互いに対向する一対の妻壁形成パネル20,21が連設されている。
また、胴部パネル4,6の下端には、底部横折線22,23を介して互いに対向する一対の外側底部パネル24,25が連設され、胴部パネル5,7の下端には、底部横折線26,27を介して互いに対向する一対の内側底部パネル28,29とが連設されている。
胴部パネル4,5,6,7及び縦方向シールパネル9には、それぞれに跨がって2本の平行な横折線30,31が直線状に形成されている。この横折線30,31を形成する位置は、胴部パネル4,5,6,7の上側が好ましく、本例では、胴部パネル4,5,6,7の下端から概ね2/3の位置に形成されている。
このような展開構造を有するカートンブランクスによる本例の紙容器の組み立ては、先ず、胴部パネル4,5,6,7及び縦方向シールパネル9に形成されている2本の平行な横折線30,31のうち、上側の横折線30を外側に向かって山折りし、下側の横折線31を谷折して、折り返し部32を形成する。
この状態で縦方向シールパネル9を胴部パネル7の縦縁にシールすることにより、折り返し頂部32aが下端側に向いた折り返し部32を有する四角の筒状の胴部33が形成される。
また、別の組み立て例としては、縦方向シールパネル9を胴部パネル7の縦縁にシールすることにより、折り返し頂部32aが下端側に向いた折り返し部32を有する四角の筒状の胴部33を形成した後に、胴部パネル4,5,6,7及び縦方向シールパネル9に形成されている2本の平行な横折線30,31のうち、上側の横折線30を外側に向かって山折りし、下側の横折線31を谷折りして、折り返し部32を形成する。
このようにして形成された胴部33における胴部パネル5,7の下端に連設されている一対の内側底部パネル28,29の外側に、胴部パネル4,6の下端に連設されている一対の外側底部パネル24,25が折り畳まれてシールされて密封されることによって底部34が形成される。
そして、内容物充填後、胴部パネル4,6の上端に連設されている一対の切妻屋根形成パネル14,15の間に、胴部パネル5,7の上端に連設されている一対の妻壁形成パネル20,22が折り込まれて、外側トップシールパネル12,13同士及び内側トップシールパネル18,19同士が所定の位置でシールされて密封されることによって頂部35が形成される。
このように構成された紙容器によれば、胴部パネル4,5,6,7及び縦方向シールパネル9に跨がって2本の平行な横折線30,31が直線状に形成され、上側の横折線30が外側に向かって山折りされ、下側の横折線31が谷折りされた状態で縦方向シールパネル9が胴部パネル7の縦縁にシールされて胴部33が形成されているので、胴部パネル4,5,6,7には2本の平行な横折線30,31の山折りと谷折りによる折り返し部32が形成されることから、この折り返し部32によって胴部パネル4,5,6,7の剛性が高まり、紙容器の胴膨れが防止される。
そして、胴部パネル4,5,6,7に形成された折り返し部32は、その折り返し頂部32aが底部側に向いているので、胴部33を持つ際に、折り返し部32の下側を掴むことにより、折り返し頂部32aが指に係止し、紙容器の滑り落ちを確実に防止する。
また、本例では、胴部パネル4,5,6,7及び縦方向シールパネル9に形成されている2本の平行な横折線30,31が、胴部パネル4,5,6,7の下端から概ね2/3の位置に形成されているので、胴部33を持つ際に、非常にバランス良く安定した状態で持つことができる。
さらに、胴部パネル4,5,6,7に形成された折り返し部32は、胴部パネル4,5,6,7から突出しないので、紙容器の保管や搬送等に支障を来すおそれはない。
図4は本発明をフラットトップ型の紙容器に実施した形態の一例を示す斜視図である。
本例にあっても、切妻屋根型の紙容器と同様の組み立てにより、胴部33に折り返し部32を形成している。このようにして形成された胴部33における胴部パネルの下端に連設されている一対の内側底部パネルの外側に、胴部パネルの下端に連設されている一対の外側底部パネルが折り畳まれてシールされて密封されることによって底部34が形成され、そして、内容物充填後、胴部パネルの上端に連設されている一対の側面パネルの外側に、胴部パネルの上に連設されている、一対の頂面パネルが折り込まれることによって頂部35が形成される。
1,2,3 胴部縦折線
4,5,6,7 胴部パネル
8 シール縦折線
9 縦方向シールパネル
10,11 頂部横折線
12,13 外側トップシールパネル
14,15 切妻屋根形成パネル
16,17 頂部横折線
18,19 内側トップシールパネル
20,21 妻壁形成パネル
22,23 底部横折線
24,25 外側底部パネル
26,27 底部横折線
28,29 内側底部パネル
30,31 横折線
32 折り返し部
32a 折り返し頂部
33 胴部
34 底部
35 頂部

Claims (3)

  1. 4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルのシールによって四角の筒状に形成された胴部を有する紙容器において、
    前記4つの胴部パネル及び縦方向シールパネルに跨がって2本の平行な横折線が直線状に形成され、上側の横折線が外側に向かって山折りされ、下側の横折線が谷折りされた状態で縦方向シールパネルがシールされて前記胴部が形成されていることを特徴とする紙容器。
  2. 前記四角の筒状に形成された胴部の上に、一対の切妻屋根形成パネルと、その内側に折り込まれる一対の妻壁形成パネルにより構成される頂部を有し、前記胴部の下に一対の外側底壁パネルと、その内側に折り込まれる一対の内側底壁パネルにより構成される底部を有する切妻屋根型であることを特徴とする請求項1に記載の紙容器
  3. 前記四角の筒状に形成された胴部の上に、一対の頂面パネルと、その内側に折り込まれる一対の側面パネルにより構成される頂部を有し、前記胴部の下に一対の外側底壁パネルと、その内側に折り込まれる一対の内側底壁パネルにより構成される底部を有するフラットトップ型であることを特徴とする請求項1に記載の紙容器
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