JP2016168935A - バスのヒータ装置 - Google Patents

バスのヒータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016168935A
JP2016168935A JP2015050114A JP2015050114A JP2016168935A JP 2016168935 A JP2016168935 A JP 2016168935A JP 2015050114 A JP2015050114 A JP 2015050114A JP 2015050114 A JP2015050114 A JP 2015050114A JP 2016168935 A JP2016168935 A JP 2016168935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater unit
diffusion plate
heater
outlets
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015050114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6548069B2 (ja
Inventor
芳男 小野口
Yoshio Onoguchi
芳男 小野口
和彦 松永
Kazuhiko Matsunaga
和彦 松永
信之 阿部
Nobuyuki Abe
信之 阿部
隆行 浅岡
Takayuki Asaoka
隆行 浅岡
雄二 花岡
Yuji Hanaoka
雄二 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2015050114A priority Critical patent/JP6548069B2/ja
Publication of JP2016168935A publication Critical patent/JP2016168935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6548069B2 publication Critical patent/JP6548069B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】床面の広い範囲に温風を供給しつつ、車室内の空間を有効に活用することができ、且つ構造の複雑化や装置の大型化を抑制することが可能なバスのヒータ装置の提供を目的とする。
【解決手段】ヒータ装置1は、ヒータユニット2と拡散板3とを備える。ヒータユニット2は、所定方向20〜22へ開口して温風が吹出す吹出口6〜8を有し、車室内の床面12に固定される。拡散板3には、多数の通風孔10が形成され、拡散板3は、吹出口6〜8の全域に対向配置されて床面12に対して固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、バスのヒータ装置に関する。
特許文献1には、右側フロントフェンダの車室内後傾頂部に配設されるヒータユニットと、ヒータユニットに接続されて前側平面床部まで延在する第1ダクトと、第1ダクトに接続されて車両後方へ延在する第2ダクトとを備える路線バスのヒータ装置が記載されている。ヒータユニットからの温風は、第2ダクトの第1吹出口及び第2吹出口から吹出される。
特開2012−001014号公報
特許文献1のヒータ装置では、フロントフェンダの上方にヒータユニットを配設するので、フロントフェンダの上方空間を物置等に有効に活用することができない。また、複数のダクトを配設する必要があり、構造の複雑化及び装置の大型化を招く。
そこで、本発明は、床面の広い範囲に温風を供給しつつ、車室内の空間を有効に活用することができ、且つ構造の複雑化や装置の大型化を抑制することが可能なバスのヒータ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の第1態様のバスのヒータ装置は、ヒータユニットと拡散板とを備える。ヒータユニットは、所定方向へ開口して温風が吹出す吹出口を有し、車室内の床面に固定される。拡散板は、多数の通風孔が形成され、吹出口の全域に対向配置されて床面に対して固定される。
上記構成では、拡散板によって、床面の広い範囲に温風を供給することができる。
また、デッドスペースとなる座席下方にヒータユニットを配置することができ、車室内の空間を有効に活用することができる。
また、ヒータユニットの吹出口から温風が吹出すので、構造の複雑化及び装置の大型化を招くことがない。
また、拡散板によって、ヒータユニットを保護することができる。
本発明の第2態様は、上記第1態様のバスのヒータ装置であって、ヒータユニットは、吹出し方向が相違する複数の吹出口を有する。拡散板は、複数の吹出口に対応して曲折する。
上記構成では、吹出し方向が相違する複数の吹出口から温風が吹出されて拡散板によって拡散するので、さらに広い範囲に温風を供給することができる。
本発明によれば、床面の広い範囲に温風を供給しつつ、車室内の空間を有効に活用することができ、且つ構造の複雑化や装置の大型化を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るヒータ装置の上面図である。 図1のヒータ装置の外観斜視図である。 ヒータユニットの正面図である。 拡散板の正面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中の矢印FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。
本実施形態のヒータ装置1は、路線バス等の車室内に配置される暖房器具であり、図1及び図2に示すように、ヒータユニット2と拡散板3とを備え、乗客用の座席9の下に配置される。
図1〜図3に示すように、ヒータユニット2は、筐体4とファン5と熱源(図示省略)とを備える。筐体4は、後面4aと1対の側面4b、4cと前面4dと上面4eとを有する箱型形状である。後面4aと側面4b,4cと上面4eとは略平面状であり、前面4dは前方へ膨出する湾曲面状である。ヒータユニット2の正面となる前面4dには、複数の吹出口6〜8が設けられている。ファン5は、その回転軸11が筐体4の前後方向と一致するように筐体4内に回転自在に設けられ、複数(本実施形態では3方向)の吹出口6〜8に対面する。熱源により加熱された空気(温風)は、ファン5によって吹出口6〜8から吹出される。3方向の吹出口6〜8は、互いに相違する所定の吹出し方向20〜22へそれぞれ開口する。
座席9は、床面12の車幅方向中央の通路17の左側で、且つ着座した乗員が車両前方を向くように配置され、車幅方向内側(通路17側)で前後に離間する脚13,14と、車幅方向外側で前後に離間する脚15,16とに固定される。4本の脚13〜16は、略正方形状に配置され、車幅方向内側(通路17側)の前後の脚13,14は、車両の前後方向に沿って離間する。
ヒータユニット2は、4本の脚13〜16の内側に配置され、後面4a及び側面4b,4cが車幅方向及び車両前後方向の双方と交叉し(ファン5の回転軸11が車幅方向及び車両前後方向の双方に対して傾斜し)、前面4d(吹出口7の吹出し方向21)が車幅方向内側(通路17側)から車両前方に傾いた姿勢で車室の床面12に固定される。
ヒータユニット2を床面12に固定した状態で、後面4aから視て右側(通路17側から視て左側)の吹出口6の吹出し方向20は、右斜め前方(ファン5の回転軸11に対して右に傾斜させた前方)となる。中央の吹出口7の吹出し方向21は、正面前方(ファン5の回転軸11に沿った前方)となる。後面4aから視て左側(通路17側から視て右側)の吹出口8の吹出し方向22は、左斜め前方(ファン5の回転軸11に対して左に傾斜させた前方)となる。各吹出口6〜8の吹出し方向20〜22は、何れも車両前後方向に対して車幅方向内側(通路17側)を向き、吹出口6〜8からの温風は、座席9に座る乗客の足元及び通路17に向けて吹出される。
図1、図2及び図4に示すように、拡散板3は、第1板部(側板部)19の一端縁(前端縁)から第2板部(前板部)18が略直角に曲折するL状板であり、前板部18及び側板部19は、何れも矩形状である。拡散板3は、長丸形状の多数の通風孔10が形成された所謂パンチングパネルであり、通風孔10は、拡散板3の略全域に千鳥状に略均等に配置される。
拡散板3は、前板部18と側板部19との間の角部を脚13の外周に固定し、側板部19の後端部を脚14の外面に固定することによって、床面12に対して固定される。係る状態で、2方向の吹出口6,7には主に側板部19が対向し、他の1方向の吹出口8には主に前板部18が対向する。すなわち、拡散板3は、3方向の吹出口6〜8に対応してL状に曲折して、吹出口6〜8の全域と対向する。前板部18は、座席9に座る乗客の足元側に位置してヒータユニット2の前面4dを車両前方から覆い、側板部19は、通路17側に位置してヒータユニット2の前面4dを車両側方から覆う。また、各吹出口6〜8からの吹出し方向20〜22は、前板部18及び側板部19の何れに対しても直交せずに前後方向に傾斜する。
次に、ヒータ装置1から吹出される温風の流れについて、図1を参照して説明する。
吹出口6から吹出した温風は、車幅方向から斜め後方に傾斜した吹出し方向20へ主に流れ、拡散板3の通風孔10を介して拡散する。吹出口7から吹出した温風は、車幅方向から斜め前方に傾斜した吹出し方向21へ主に流れ、拡散板3の通風孔10を介して拡散する。吹出口8から吹出した温風は、車両前方から通路17側に傾斜した吹出し方向22へ主に流れ、拡散板3の通風孔10を介して拡散する。
以上説明したように、本実施形態では、拡散板3によって、床面12の広い範囲に温風を供給することができる。
また、ヒータユニット2の吹出口6〜8から車室内に温風が吹出すので、構造の複雑化及び装置の大型化を招くことがない。
また、拡散板3によって、ヒータユニット2を保護することができる。
また、吹出し方向20〜22が相違する複数の吹出口6〜8から温風が吹出されて拡散板3によって拡散するので、さらに広い範囲に温風を供給することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明のヒータ装置は、路線バス等に広く利用することができる。
1 ヒータ装置
2 ヒータユニット
3 拡散板
5 ファン
6〜8 吹出口
10 通風孔
11 ファンの回転軸
12 床面
17 通路
20〜22 吹出し方向

Claims (2)

  1. 所定方向へ開口して温風が吹出す吹出口を有し、車室内の床面に固定されるヒータユニットと、
    多数の通風孔が形成され、前記吹出口の全域に対向配置されて前記床面に対して固定される拡散板と、を備える
    ことを特徴とするバスのヒータ装置。
  2. 請求項1に記載のヒータ装置であって、
    前記ヒータユニットは、吹出し方向が相違する複数の前記吹出口を有し、
    前記拡散板は、前記複数の吹出口に対応して曲折する
    ことを特徴とするバスのヒータ装置。
JP2015050114A 2015-03-13 2015-03-13 バスのヒータ装置 Active JP6548069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015050114A JP6548069B2 (ja) 2015-03-13 2015-03-13 バスのヒータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015050114A JP6548069B2 (ja) 2015-03-13 2015-03-13 バスのヒータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016168935A true JP2016168935A (ja) 2016-09-23
JP6548069B2 JP6548069B2 (ja) 2019-07-24

Family

ID=56981995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015050114A Active JP6548069B2 (ja) 2015-03-13 2015-03-13 バスのヒータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6548069B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357303U (ja) * 1989-10-05 1991-06-03
US20070079952A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 Ji-Hyun Mun Bus heater system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357303U (ja) * 1989-10-05 1991-06-03
US20070079952A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 Ji-Hyun Mun Bus heater system

Also Published As

Publication number Publication date
JP6548069B2 (ja) 2019-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7885068B2 (en) Coolor for notebook computer
JP6417188B2 (ja) 車両のデフロスタ構造
KR101673807B1 (ko) 워머가 구비된 시트
JP2019001378A (ja) 乗物用空調構造
JPWO2014087623A1 (ja) 乗物用暖房装置および暖房付き乗物用シート
JP6701964B2 (ja) 乗物用内装トリム
JP2016088196A (ja) 車両のデフロスタ構造
JP2013014324A (ja) フットベントを備えた空調装置
JP2009012527A (ja) 鉄道車両
JP6548069B2 (ja) バスのヒータ装置
JP6128373B2 (ja) 車両用暖房装置及び暖房付きインストルメントパネルモジュール
KR101501077B1 (ko) 차량의 시트 하부 통풍 장치
WO2012120980A1 (ja) 空気吹出装置
JP2011063117A (ja) 車両用シート空調装置
JP6898821B2 (ja) シート空調装置
JP5812698B2 (ja) 空調椅子及び空調システム
JP2018002075A (ja) 車両用デフロスタ装置
TWI660647B (zh) Heating conditioner
JP2011213127A (ja) 車両用空調装置
JP4913672B2 (ja) 鉄道車両の天井構造
JP2020040598A (ja) 車両用空調装置
JP6429070B2 (ja) 浴室乾燥機
JP6019783B2 (ja) 車両の空調ダクト
JP2019105401A (ja) 気流制御装置
JP4904932B2 (ja) 床置形空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6548069

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150