JP2016168785A - 化粧シート及びその製造方法、並びに化粧材 - Google Patents

化粧シート及びその製造方法、並びに化粧材 Download PDF

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Abstract

【課題】遮熱性を有し、赤外光による反りを防ぐことができる化粧シート及びその製造方法、並びに化粧材及びその製造方法を提供する。【解決手段】化粧シート10は、着色基材層11の一方の面に、印刷層13とオーバーレイフィルム層19とがこの順に積層され、印刷層13とオーバーレイフィルム層19との間に、接着剤層15とアンカー層17とをこの順に設け、オーバーレイフィルム層19がトリアジン系紫外線吸収剤のみからなる紫外線吸収剤を含有し、印刷層13が、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、建材として使用される化粧シート及び化粧材、並びに化粧シートの製造方法に関する。なお、本発明の化粧シート及びその製造方法、並びに化粧材は、屋外で使用される外装用として好適である。
化粧シートは、安価で加工性に優れた建材として、建築物の屋内、屋外及び家具や什器といった様々な用途に使用されている。このような化粧シートのうち、屋外に使用される外装用の化粧シートは、玄関等の外装用化粧鋼板の表面に貼り付けられて使用される。外装用化粧シートには、内装用の化粧シート以上の耐候性が要求される。
高い耐候性を有する化粧シートとして、現在、オレフィン系の材料を用いた化粧シートが実用化されている。耐候性の評価は、実際の屋外暴露や促進耐候性試験によって行われている。オレフィン系材料を用いた化粧シートの耐候性は、実用の条件を満たすものである。なお、このような化粧シートは、例えば、特許文献1〜3に記載されている。
特開2013−86451号公報 特開2013−23748号公報 特開2014−172197号公報
しかしながら、既存の外装用化粧シートは、太陽光の紫外光に対する耐候性については評価し、処方が施されているものの、赤外光に対する耐候性については考慮されていなかった。外装用の化粧シートにあっては、赤外光を吸収することによって蓄熱し、蓄えらえた熱が化粧シートの基材に伝わることによって膨張が発生する。化粧シートの基材が膨張すると、化粧シートが貼り合わされた化粧材に反りが発生し、建材としての美観や建築物を保護する機能が低下することになる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、遮熱性を有し、赤外光による反りを防ぐことができる化粧シート及び化粧材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様としての化粧シートは、熱可塑性樹脂からなる着色基材層の一方の面に、印刷層、接着剤層、アンカー層、及びオーバーレイフィルム層がこの順に積層され、
上記接着剤層がポリエステル系樹脂を主鎖とするウレタン系接着剤からなり、
上記アンカー層がアクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤からなり、
上記オーバーレイフィルム層が紫外線吸収剤を含有し、かつ該紫外線吸収剤がトリアジン系紫外線吸収剤のみからなり、
上記印刷層が、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を含む。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様としての化粧材は、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を上記印刷層に含む上記化粧シートを基材に貼り合わせてなる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様としての化粧シートの製造方法は、熱可塑性樹脂からなる着色基材層の一方の面に、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を含む印刷層を形成し、
上記印刷層の一方の面に、ポリエステル系樹脂を主鎖とするウレタン系接着剤を塗布して接着剤層を形成し、
トリアジン系紫外線吸収剤を含有するオーバーレイフィルム層の他方の面にアクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤を塗布してアンカー層を形成し、
上記接着剤層と上記アンカー層とを対向させてドライラミネート法にて上記着色基材層と上記オーバーレイフィルム層とを貼りあわせる工程を含む。
本発明の一態様によれば、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料が着色基材層に含まれているため、遮熱性を有し、赤外光による反りを防ぐことができる化粧シート及びその製造方法、並びに化粧材を提供することができる。
化粧材の一実施形態における構造を示す断面図である。
以下、化粧シート及びその製造方法、並びに化粧材の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、化粧材の一実施形態における構造を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の化粧材1は、化粧シート10に、プライマー層21を介して基材20が貼り合わされてなる。
(化粧シート)
図1に示すように、本実施形態の化粧シート10は、熱可塑性樹脂からなる着色基材層11の一方の面に、印刷層13、接着剤層15、アンカー層17、オーバーレイ層19がこの順に設けられてなる。一方、着色基材層11の他方の面には、プライマー層21が適宜形成される。ここで、本実施形態の説明においては、化粧材1や化粧シート10を構成する各層について、着色基材層11を基準として印刷層13が形成される側を一方の面(上面、上側の面)とし、プライマー層21や後述する基材20が設けられる側を他方の面(下面、下側の面)として説明する。
(化粧シートの製造方法)
また、本実施形態の化粧シート10の製造方法は、印刷層を形成する工程と、接着剤層を形成する工程と、アンカー層を形成する工程と、上記接着剤層と上記アンカー層とを対向させてドライラミネート法にて上記着色基材層と上記オーバーレイフィルム層とを貼りあわせる工程とを含む。
上記印刷層形成工程は、熱可塑性樹脂からなる着色基材層の一方の面に、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を含む印刷層を形成する工程である。
また、上記接着剤層形成工程は、上記印刷層の一方の面に、ポリエステル系樹脂を主鎖とするウレタン系接着剤を塗布して接着剤層を形成する工程である。
また、上記アンカー層形成工程は、トリアジン系紫外線吸収剤を含有するオーバーレイフィルム層の他方の面にアクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤を塗布してアンカー層を形成する工程である。
<着色基材層>
着色基材層11を構成する熱可塑性樹脂の種類は特に限定されず、例えば、従来より表面樹脂層の素材として使用されている公知の任意の熱可塑性樹脂を使用することができる。上記熱可塑性樹脂として、具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、酢酸ビニル共重合体又はその鹸化物、エチレン−(メタ)アクリル酸(エステル)共重合体等のポリオレフィン系共重合体が挙げられる。
[ポリオレフィン系樹脂]
上記ポリオレフィン系樹脂としては、上掲したものを始め、種々の単独重合体や共重合体が知られているが、これらの中でも着色基材層11の素材として特に好適なのは、ポリプロピレン系樹脂、すなわちポリプロピレンを主成分とする単独又は共重合体である。このようなポリオレフィン系樹脂としては、具体的には、例えば、ホモポリプロピレン樹脂、ランダムポリプロピレン樹脂、ブロックポリプロピレン樹脂、及びポリプロピレン結晶部を有し、且つプロピレン以外の炭素数2〜20のα−オレフィンが好ましく、エチレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1又はオクテン−1、のコモノマーを15モル%以上含有するプロピレン−α−オレフィン共重合体などがより好ましい。
また、上記ポリオレフィン系樹脂には、ポリプロピレン系樹脂の柔軟化に通常用いられるエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム等の改質剤を添加することもできる。
ここで、本実施形態の化粧シートには一般に、被貼着基材の表面の色彩や欠陥に対する隠蔽性が必要とされる場合が多い。そこで、目的の化粧シートに十分な隠蔽性を持たせるために、着色基材層11を構成する熱可塑性樹脂に隠蔽性顔料を添加することもできる。また、上記隠蔽性顔料を添加する代わりに、着色基材層11の一方の面に、隠蔽性顔料を含有する印刷インキ組成物による隠蔽ベタ印刷層(図示せず)を設けても良いし、両者を併用することも勿論可能である。
上記隠蔽性顔料としては、高屈折率で隠蔽性に優れた無機顔料を使用することが望ましい。具体的には、例えば黄鉛、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー、チタンイエロー、バリウムイエロー、キナクリドン、オーレオリン、モリブデートオレンジ、カドミウムレッド、弁柄、鉛丹、辰砂、マルスバイオレット、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、コバルトブルー、セルリアンブルー、群青、紺青、エメラルドグリーン、クロムバーミリオン、酸化クロム、ビリジアン、鉄黒、カーボンブラック等の有色顔料や、例えば酸化チタン(チタン白、チタニウムホワイト)、酸化亜鉛(亜鉛華)、塩基性炭酸鉛(鉛白)、塩基性硫酸鉛、硫化亜鉛、リトポン、チタノックス等の白色顔料等を使用することができる。
上記隠蔽性顔料の中でも、隠蔽性や耐光性に優れ、意匠面でも色調的に化粧シート用に好適な顔料として、有色顔料としては弁柄、黄色酸化鉄、鉄黒等の酸化鉄系顔料、白色顔料としては酸化チタン系顔料を使用することが特に望ましい。勿論、色調の調整等の目的で他の隠蔽性又は非隠蔽性の無機顔料又は有機顔料を併用することも可能である。その場合には、無機顔料であれば例えば、コバルトブルー、カーボンブラック等、有機顔料であればフタロシアニンブルー等のフタロシアニン系顔料等、耐候性に優れた顔料を使用することが好ましい。その他、必要に応じて例えば、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の体質顔料を併用することもできる。
その他、着色基材層11を構成する熱可塑性樹脂には、目的とする化粧シートの用途により必要に応じて、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤等の従来公知の各種の添加剤の1種以上が添加されていてもよい。
[酸化防止剤]
着色基材層11に添加される酸化防止剤としては、例えばフェノール系、硫黄系、リン系等、紫外線吸収剤としては例えばベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、サリシレート系、シアノアクリレート系、ホルムアミジン系、オキザニリド系等、光安定剤としては例えばヒンダードアミン系、ニッケル錯体系等、熱安定剤としては例えばヒンダードフェノール系、硫黄系、ヒドラジン系等、可塑剤としては樹脂の種類にもよるが例えばフタル酸エステル系、リン酸エステル系、脂肪酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、オキシ安息香酸エステル系、エポキシ系、ポリエステル系等、滑剤としては例えば脂肪酸エステル系、脂肪酸系、金属石鹸系、脂肪酸アミド系、高級アルコール系、パラフィン系等、帯電防止剤としては例えばカチオン系、アニオン系、ノニオン系、両イオン系等、難燃剤としては例えば臭素系、リン系、塩素系、窒素系、アルミニウム系、アンチモン系、マグネシウム系、硼素系、ジルコニウム系等、充填剤としては例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、滑石、蝋石、カオリン等から選ばれる1種又は2種以上の混合系で使用される。
また、本実施形態では、着色基材層11における赤外光の反射率を高めるための顔料を着色基材層11に含有させてもよい。
着色基材層11に含有させる顔料としては、イソインドリノン、ジスアゾ、ポリアゾ、ジケトピロロピロール、キイナクリドン、フタロシアニン、酸化チタンの少なくとも一つ以上が用いられる。
ここで、本実施形態では、着色基材層11に例えば、酸化チタンを23質量部以上含有させることにより、遮熱性が向上させることができる。上記隠蔽層として酸化チタンを用いる場合、隠蔽層としての酸化チタンの含有量と添加された酸化チタンとの合計が23質量部以上であればよい。また、着色基材層11が隠蔽層として酸化チタンを23質量部以上含む場合、これ以上酸化チタンを添加しなくともよい。
ただし、着色基材層11に添加される酸化チタンが多くなると、着色基材層11の膜質に酸化チタンが影響を及ぼす。このため、着色基材層11の酸化チタンの好適な含有量は、23質量部以上50質量部以下である。
[酸化チタン層]
また、本実施形態は、図1に示したように、着色基材層11の印刷層13の側の面に酸化チタンを塗布して酸化チタン層111を設けてもよい。なお、酸化チタン層111を設ける場合であっても、酸化チタン層111によって着色基材層11が酸化チタンを23質量部以上含有すれば着色基材層11による基材20への遮熱性が向上する。このような条件により、酸化チタン層111の厚さとしては、5μm〜10μmが好ましい。なお、酸化チタン層111に代わりに、上記顔料(イソインドリノン、ジスアゾ、ポリアゾ、ジケトピロロピロール、キイナクリドン、フタロシアニン)からなる層を設けてもよい。
着色基材層11の厚さとしては、具体的には、化粧シートの用途や樹脂の種類にもよるが、20μm〜300μm程度が好ましく、50μm〜200μm程度がより好ましい。
着色基材層11の成形方法としては、例えば押出成形法、インフレーション成形法、カレンダー成形法、キャスト成形法等が使用可能である。
<印刷層>
印刷層13は、目的とする化粧シートに任意の所望の絵柄の意匠性を付与する目的で設けられる層である。本実施形態においては着色基材層11の一方の面に、印刷法の手段により適宜の絵柄模様を有する印刷層13が設けられる。
印刷層13は、着色基材層11に好適な着色剤(インキ)を用いて設けられる。具体的には着色基材層11がポリプロピレン樹脂であれば、ウレタン樹脂と塩化ビニル=酢酸ビニル共重合樹脂の混合物が好適に用いられる。
上記着色剤としては、特に黒色顔料として、アゾメチンアゾ系顔料を用いる。これにより印刷層13への赤外線の吸収を少なく、蓄熱機能を抑え、化粧シートとしての赤外線反射率を高くすることが可能となる。
上記アゾメチンアゾ系顔料としては、テトラクロロフタルイミドとアミノアニリンの反応化合物であるジアゾニウム基を有するものであり、特には粒子径が0.1〜0.3μmのものが好適である。これらを用いることで、可視部で吸収、赤外部で反射といった特性を顕著に現すものとなる。
本発明の発明者らは、以上の着色剤を使って木目柄を印刷し、印刷層13の総合的な赤外光透過率を測定した。この測定によれば、波長が0.781μm〜2.5μmの光の透過率は、80%以上であった。なお、各顔料の透過率のより詳細なデータを後に示す。
その他、印刷層13には、必要に応じて例えば体質顔料や可塑剤、分散剤、界面活性剤、粘着付与剤、接着助剤、乾燥剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、硬化剤、硬化促進剤又は硬化遅延剤等の各種の添加剤を適宜添加することもできる。
印刷層13の形成方法には特に制限はなく、例えばグラビア印刷法やオフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、静電印刷法、インキジェット印刷法等の従来公知の各種の印刷方法を使用することができる。また、例えば全面ベタ状の場合には前記した各種の印刷方法の他、例えばロールコート法やナイフコート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、キスコート法、フローコート法、ディップコート法等の各種のコーティング方法によることもできる。その他、例えば手描き法、墨流し法、写真法、レーザービーム又は電子ビーム描画法、金属等の部分蒸着法やエッチング法等、又はこれらの方法を複数組み合わせて行うことも勿論可能である。
また、印刷層13の形成に先立ち、必要に応じて、着色基材層11の一方の面に例えばコロナ処理、オゾン処理、プラズマ処理、電離放射線処理、重クロム酸処理、アンカー又はプライマー処理等の表面処理を施すことによって、着色基材層11と印刷層13との間の密着性を向上することもできる。
印刷層13が構成する絵柄の種類には特に制限はなく、従来より化粧シートの分野において広く採用されている木目柄や、石目柄、布目柄、抽象柄、幾何学模様等、或いは単なる着色や色彩調整を目的とする場合には単色無地であっても良く、要するに、目的の化粧シートの用途に応じ任意の所望の絵柄を採用することができる。
<接着剤層>
接着剤層15は、着色基材層11とオーバーレイフィルム層19との間でのドライラミネート法による接着を可能とし、両層間での接着強度を発現させる目的で設けられるものであり、本実施形態では、特にポリエステル系樹脂を主鎖とするウレタン系樹脂からなる接着剤を採用する。ウレタン系樹脂からなる接着剤としては、ポリエステルポリオール系等と、硬化剤として、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート及びこれらの混合物の2液ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の厚み2μm〜10μm塗工したもの等を使うことができる。
接着剤層15には、目的とする化粧シートの用途により必要に応じて、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤等の従来公知の各種の添加剤の1種以上が添加されていてもよい。
<アンカー層>
アンカー層17は、接着剤層15と、後述するオーバーレイフィルム層19との間での、接着強度を発現させる目的で設けられる層である。本実施形態では、オーバーレイフィルム層19として、特にアクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤を採用する。
アクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤としては、例えば、アクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネートとからなる2液硬化型ウレタン樹脂からなるものが挙げられる。この構成は、ラミネート後に架橋効果させることにより、準外装用途等における高温の使用条件下でも接着強度を失わず、十分な耐剥離性を維持する特性を有するものである。
2液硬化型ウレタン樹脂としては、アクリルポリオール系樹脂を主成分とする主剤100質量部に対して、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアネート化合物を3質量部〜10質量部添加したものが好適である。このように、アクリル系樹脂を主成分として使用することにより、オーバーレイフィルム層19との密着性を向上させるだけでなく、耐候性向上にも寄与する。ウレタン架橋をすることにより、接着剤層15との密着性を向上させ、また耐熱性を向上させる。
アクリルポリオール系樹脂は、ガラス転移温度が95℃〜105℃のものが、密着性及び耐熱性の観点から好ましい。ガラス転移温度が低すぎる場合には耐熱性が劣り、温水に浸漬されることにより接着性樹脂層内にて接着性樹脂に空隙が発生し、密着力が低下する。
アンカー層17には、目的とする化粧シートの用途により必要に応じて、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤等の従来公知の各種の添加剤の1種以上が添加されていてもよい。
<オーバーレイフィルム層>
オーバーレイフィルム層19としては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル等のアクリル酸誘導体を主成分として単独又は共重合して得られる熱可塑性樹脂が使用できる。これらのうち、メチルメタクリレート等のメタクリル酸エステルを主成分とする樹脂であって、例えばメタクリル酸ブチル等のメタクリル酸の長鎖アルキルエステルや、アクリル酸メチル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸又はアクリル酸等から選ばれる単量体を共重合成分として添加する、あるいはスチレン−ブタジエンゴム、又はメタクリル酸メチル−ブタジエンゴム等のゴム成分をグラフト共重合、ブロック共重合若しくはブレンドして、柔軟性や熱成形性を改善した樹脂等を使用することができる。
オーバーレイフィルム層19には紫外線吸収剤が添加されることが好ましく、添加される紫外線吸収剤としては、トリアジン系紫外線吸収剤のみを添加する。
その他、オーバーレイフィルム層19を構成する熱可塑性樹脂には、目的とする化粧シート10の用途により、例えば酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤等の従来公知の各種の添加剤の1種以上が添加されていてもよい。
[オーバーレイフィルム層の添加剤]
オーバーレイフィルム層19に添加される酸化防止剤としては、例えば、フェノール系、硫黄系、リン系等の酸化防止剤等が挙げられる。
また、上記光安定剤としては、例えばヒンダードアミン系、ニッケル錯体系等の光安定剤が挙げられる。
また、上記熱安定剤としては、例えばヒンダードフェノール系、硫黄系、ヒドラジン系等の熱安定剤が挙げられる。
また、上記可塑剤としては、樹脂の種類にもよるが、例えばフタル酸エステル系、リン酸エステル系、脂肪酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、オキシ安息香酸エステル系、エポキシ系、ポリエステル系等の可塑剤が挙げられる。
また、上記滑剤としては、例えば脂肪酸エステル系、脂肪酸系、金属石鹸系、脂肪酸アミド系、高級アルコール系、パラフィン系等の滑剤が挙げられる。
また、上記帯電防止剤としては、例えばカチオン系、アニオン系、ノニオン系、両イオン系等の帯電防止剤が挙げられる。
また、上記難燃剤としては、例えば臭素系、リン系、塩素系、窒素系、アルミニウム系、アンチモン系、マグネシウム系、硼素系、ジルコニウム系等の難燃剤が挙げられる。
また、上記充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、滑石、蝋石、カオリン等から選ばれる1種又は2種以上の混合系の充填剤が使用される。
オーバーレイフィルム層19は、少なくともその他方の面側の印刷層13を透視可能な程度の透明性を有している必要があり、無色透明であることが特に望ましいが、着色透明や半透明であってもよい。その限りにおいて、オーバーレイフィルム層19は着色剤や充填剤を含有していてもよい。
オーバーレイフィルム層19の表面(一方の面や他方の面)には、従来公知の如く、必要に応じて所望の模様のエンボスを適宜設けることもできる。エンボスの模様の種類にも特に制限はなく、例えば木目調(特に導管模様状)、石目調、布目調、和紙調、幾何学模様状等の各種模様状であってもよいし、或いは例えば単なる艶消状や砂目状、ヘアライン状、スウェード調等であってもよい。
また、これらのエンボスの模様を印刷層13の絵柄と同調させることによって更なる意匠性の向上を図ることもできるが、その必要がなければ非同調であっても良く、また印刷層13の絵柄と同調した模様と同調しない模様との両者を含む模様のエンボスを設けることもできる。
エンボスの形成方法にも特に制限はないが、金属製のエンボス版を使用した機械エンボス法が一般的である。またエンボスの形成時期にも特に制限はなく、オーバーレイフィルム層19の着色基材層1との積層前、積層と同時又は積層後の中から任意の時期を選択することができ、また各時期から選ばれる複数の時期に同一又は異なる模様のエンボスを複数回に亘って施すこともできる。
オーバーレイフィルム層19の厚さとしては、10μm〜200μm程度が好ましく、10μm〜100μm程度の範囲内がより好ましい。
オーバーレイフィルム層19の成形方法としては、例えば押出成形法、インフレーション成形法、カレンダー成形法、キャスト成形法等が使用可能である。
(化粧材)
化粧材1は、図1を参照して上述したように、化粧シート10の他方の面側に、プライマー層21を介して基材20が貼り合わされてなる。すなわち、化粧材1の製造方法としては、上述した化粧シート10の製造方法によって作製された化粧シート10に基材20が貼り合わされる工程を含む。
<基材>
基材20は、一方の面側に化粧シート10を貼着(ラミネート)して使用するものである。基材20には、金属系基材や木質系基材等の各種材料のものがある。金属系基材としては、アルポリック材が挙げられる。アルポリック材は、塗装や鏡面仕上げ等の表面加工処理が施された金属板で樹脂材を挟んだアルミ樹脂複合板である。金属板としては、アルミ、ガルバリウム鋼板、ステンレス及びチタン等が使用される。また、樹脂材としては、ポリエチレン単体、あるいはポリエチレンに無機材を加えたもの等が使用される。
また、木質系基材としては、例えば、MDF(medium density fiberboard)や合板、パーチクルボード等が使用される。
基材20へのシート3の貼り付けには、例えばウレタン系や酢酸ビニル系等の適宜の接着剤が使用される。
<プライマー層>
プライマー層21は、例えばウレタン系、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の各種のプライマー剤によって作製される。本実施形態では、これらの中から着色基材層11を構成する熱可塑性樹脂に合わせた材料を選んで使用する。なお、プライマー層21に例えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の粉末を添加しておくと、プライマー層21の一方の面が粗面化することによって化粧シート10の巻取保存時のブロッキングが防止できると共に、投錨効果によるラミネート用接着剤との接着性の向上を図ることもできる。
なお、プライマー層21は、基材20に化粧シート10を貼り付ける接着剤の種類によっては、化粧シート10の下側の層の着色基材層11を構成する熱可塑性樹脂との接着性が不十分であることを考慮したものである。プライマー層21は、このような場合に備えて、着色基材層11の他方の面に、ラミネート用接着剤との接着性に優れた樹脂によって設けられる。
以上説明した本実施形態によれば、黒色顔料としてアゾメチンアゾ系の黒色顔料を用いたため、印刷層における光の透過率が既存の化粧シートよりも高まる。印刷層13を透過した赤外光は着色基材層11で反射されるため、基材20に熱が伝わらず、基材20の蓄熱を防ぐことができる。そして、基材20の蓄熱を防ぐことにより、屋外で使用しても太陽光による反り等が発生し難い化粧材1を得ることができる。
また、本実施形態によれば、接着剤層15、アンカー層17に含まれるイソシアネート化合物からなる硬化剤が、接着剤層15及びアンカー層17の内部で架橋反応を起こすことにより、着色基材層11とオーバーレイフィルム層19との耐熱密着性の優れた化粧シートを得ることが可能となる。また、本実施形態によれば、オーバーレイフィルム層19の紫外線吸収剤がトリアジン系紫外線吸収剤のみであることにより、紫外線遮蔽能力が向上し、耐熱密着性に加え耐候密着性の優れた化粧シートを得ることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を上記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
また、実施形態中の図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は上記説明を参酌して判断すべきものである。
次に、本発明の実施例について図1を参照して説明する。
(実施例1)
<着色基材層の作製>
ポリプロピレン樹脂100質量部に、ヒンダードフェノール系酸化防止剤3質量部、紫外線吸収剤1質量部、ヒンダードアミン系光安定剤1質量部、トーヨーカラー株式会社製のフタロシアニンブルー、及び酸化チタン23質量部を添加し、厚み60μmに製膜して着色基材層11を得た。
<印刷層の形成>
次に、着色基材層11の一方の面に印刷層13として、ウレタン樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂を7:3の割合で混合したもの100質量部に、ヘキサメチレンジイソシアネートとイソホロンジイソシアネートを2:8の割合で混合した硬化剤を3質量部添加して、イソインドリノン、ポリアゾ、フタロシアニン及び黒色顔料として平均粒経0.2μmのアゾメチンアゾ系樹脂(大日精化工業(株)製「クロモファインブラックA−1103」)を3質量部添加してインキとし、導管模様をグラビア印刷して形成した。
<接着剤層の形成>
次に、印刷層13の一方の面上に、アクリル−ポリエステル−塩酢ビ系熱接着性樹脂(アクリル/ポリエステル/塩酢ビ=30/30/30)をグラビアコート法により乾燥後の塗布量1.5g/mとなるように塗工し接着剤層15を形成した。
<オーバーレイフィルム層の形成>
オーバーレイフィルム層19として、厚み5μm、透湿度5.0g/m・24h(JIS−K−7129−1992に準ずる)のポリフッ化ビニリデン樹脂を使用し、アンカー層17として厚み45μm,透湿度200g/m・24h(JIS−K−7129−1992に準ずる)のメチルメタアクリレート樹脂を使用し、この2層を溶融押出し成形により2層のシートとして成形と同時に接着剤層15上に押出し、積層して、実施例1の化粧シート10を得た。
(実施例2)
実施例1の化粧シート10における着色基材層11の材料のうち、ポリプロピレン樹脂100質量部をポリエチレン樹脂100質量部に代えた以外は実施例1と同様にして実施例2の化粧シート10を作製した。
(実施例3)
実施例1の化粧シート10における着色基材層11の顔料を、ジケトピロロピロール2質量部、キイナクリドン2質量部、フタロシアニン1質量部及び酸化チタン23質量部に代えた以外は実施例1と同様にして実施例3の化粧シート10を作製した。
(比較例1)
実施例1の化粧シート10における印刷層13の黒色顔料としてアゾメチンアゾ系樹脂を、カーボンブラックに代えた以外は実施例1と同様にして比較例1の化粧シート10を作製した。
<評価>
実施例1〜3及び比較例1で得られた化粧シートについて、それぞれ遮熱性能、蓄熱性能及び耐候性を評価した。
[遮熱性能]
遮熱性能として、JIS規格、K5602に規定された塗膜の日射反射率の測定方法を用いて測定した。測定は、株式会社島津製作所製分光光度計UV3600(製品名)によって行われた。そして、JIS規格、K5602の規定により、塗膜の日射反射率が40%以上であれば「〇」と評価し、40%以下であれば「×」と評価した。
[蓄熱性能]
蓄熱性能の評価として、縦21cm、横29.7cm、厚みが0.5mmの無塗装鋼板の片側の面に接着剤を用いて化粧シートを貼り合わせ、試験片を作製した。そして、試験片表面の真上であって、表面から15cm離れた位置にハロゲン球を設置し、120分間ハロゲン光を照射しながら試験片の一方の面及び他方の面の温度を1分毎に測定し、その最高温度を記録した。
[耐候性]
メタルハライドランプ方式の超促進耐候性試験機(ダイプラ・ウィンテス株式会社製)を用いて化粧シートの促進耐候性を評価した。試験は、メタルハライドランプの放射照度650W/m、ブラックパネル温度(試験片温度)53℃の条件で行われた。そして、照射後、試験片に著しい変化の無い場合を「○」と評価し、表面樹脂層(オーバーレイフィルム層)のクラック、剥離が発生した場合を「×」と評価した。
なお、このような促進耐候性の試験方法は、JIS規格、K5602に規定されたものである。
Figure 2016168785
表1は、上記遮熱性能、蓄熱性能及び耐候性の評価をまとめて示している。表1によれば、黒色顔料としてアゾメチンアゾ系樹脂を用いた実施例1〜3の化粧シートは、いずれも耐候性及び遮熱性能について「〇」の評価を得た。一方、比較例1の化粧シートは、耐候性能について「〇」の評価を得たものの、遮熱性能については「×」と評価された。
また、蓄熱性能については、実施例1〜3の試験片が61℃あるいは62℃になったのに対し、比較例1の試験片は71℃にまで温度が上昇した。このような差異は、実施例1〜3が黒色顔料としてアゾメチンアゾ系樹脂を使用しているのに対し、比較例1は黒色顔料としてカーボンブラックを使用しているために生じたと考えられる。
さらに、印刷層に用いられる各インキの透過率を測定した。印刷インキは、赤外光の透過率が40%以上となっている。それゆえ、絵柄印刷層2が赤外光を透過し、透過した赤外光を着色熱可塑性樹脂層1が反射するため、赤外光の熱による蓄熱作用が低減される。
ここで、上記インキ(印刷インキ)の透過率の測定方法としては、例えば、厚み25μmの2軸延伸PETフィルム(東レ株式会社製ルミラーS50)に対し、重量1g/m2となるよう顔料を分散したインキで印刷し、株式会社島津製作所製分光光度計UV3600によって波長782nm以上2500nm以下の領域を2nm毎に測定点数860点の透過率を測定し、各波長の透過率(%T)の合計値を測定点数で除算した除算結果を、赤外光の透過率とする方法がある。即ち、式「赤外光の透過率=赤外線各波長(782nm以上2500nm以下)の測定透過率(%T)合計値÷測定点数(860)」で算出する。
上記結果から、実施例1〜3で使用されたインキは、赤外光に対して高い透過率を有していることが分かる。
以上説明した本発明の化粧基材及び化粧シートは、太陽光下に曝しても反りが発生し難いので、屋外の使用に好適である。
1 化粧材
10 化粧シート
11 着色基材層
13 印刷層
15 接着剤層
17 アンカー層
19 オーバーレイフィルム層
20 基材
21 プライマー層
111 酸化チタン層

Claims (5)

  1. 熱可塑性樹脂からなる着色基材層の一方の面に、印刷層、接着剤層、アンカー層、及びオーバーレイフィルム層がこの順に積層され、
    前記接着剤層がポリエステル系樹脂を主鎖とするウレタン系接着剤からなり、
    前記アンカー層がアクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤からなり、
    前記オーバーレイフィルム層が紫外線吸収剤を含有し、かつ該紫外線吸収剤がトリアジン系紫外線吸収剤のみからなり、
    前記印刷層が、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を含むことを特徴とする化粧シート。
  2. 前記着色基材層は、前記一方の面に、イソインドリノン、ジスアゾ、ポリアゾ、ジケトピロロピロール、キイナクリドン、フタロシアニン、酸化チタンの少なくとも一つ以上の顔料を含む膜を有する請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記着色基材層は、前記一方の面側にイソインドリノン、ジスアゾ、ポリアゾ、ジケトピロロピロール、キイナクリドン、フタロシアニン、酸化チタンの少なくとも一つ以上の顔料を含有する請求項1に記載の化粧シート。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧シートを基材に貼り合わせてなることを特徴とする化粧材。
  5. 熱可塑性樹脂からなる着色基材層の一方の面に、黒色顔料としてアゾメチンアゾ顔料を含む印刷層を形成し、
    前記印刷層の一方の面に、ポリエステル系樹脂を主鎖とするウレタン系接着剤を塗布して接着剤層を形成し、
    トリアジン系紫外線吸収剤を含有するオーバーレイフィルム層の他方の面にアクリル系樹脂を主鎖とするウレタン系アンカー剤を塗布してアンカー層を形成し、
    前記接着剤層と前記アンカー層とを対向させてドライラミネート法にて前記着色基材層と前記オーバーレイフィルム層とを貼りあわせる工程を含むことを特徴とする化粧シートの製造方法。
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