JP2016168367A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 測定対象である被検査物の位置が変化した際に、適正な収差の補正量となるまでに必要とされるフィードバック制御による時間を低減させることである。【解決手段】 撮像装置が、波面センサからの検出信号に基づく被検眼の波面収差の検出と該検出の結果に基づく波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行い、波面センサからの検出信号に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させる。【選択図】 図5

Description

本発明は、被検眼等の測定対象を撮像する撮像装置及びその制御方法に関する。
近年、眼科用の撮像装置として、眼底に2次元的にレーザ光を照射してその反射光を受光する、SLO(Scanning Laser Opthalmoscope:走査レーザー検眼鏡)や、低コヒーレンス光の干渉を利用したイメージング装置が開発されている。
この低コヒーレンス光の干渉を利用したイメージング装置は、OCT(OpticalCoherence Tomography:光干渉断層装置あるいは光干渉断層法)と呼ばれ、特に、眼底あるいはその近傍の断層像を得る目的で用いられている。
OCTの種類としては、TD−OCT(Time Domain OCT:タイムドメイン法)や、SD−OCT(Spectral Domain OCT:スペクトラルドメイン法)等を含め、種々のものが開発されてきている。
特に、このような眼科用の撮像装置は、近年において、照射レーザの高NA化等によってさらなる高解像度化が進められている。
しかしながら、眼底を撮像する場合には、角膜や水晶体等の眼の光学組織を通して撮像をしなければならない。
高解像度化が進むに連れて、これら角膜や水晶体の収差の影響が撮像画像の画質に大きく影響するようになってきた。
そこで、眼の収差を測定し、その収差を補正する補償光学系であるAO(Adaptive Optics)を光学系に組み込んだ、AO−SLOやAO−OCTの研究が進められている。
例えば、非特許文献1に、AO−OCTの例が示されている。これらAO−SLOやAO−OCTは、一般的にはシャックハルトマン波面センサー方式によって眼の波面を測定する。
シャックハルトマン波面センサー方式とは、眼に測定光を入射し、その反射光をマイクロレンズアレイを通してCCDカメラに受光することによって波面を測定するものである。
測定した波面を補正するように可変形状ミラーや、空間位相変調器を駆動し、それらを通して眼底の撮像を行うことにより、AO−SLOやAO−OCTは高分解能な撮像が可能となる。
Y.Zhang et al,Optics Express,Vol.14,No.10,15May2006
上記した従来例の補償光学系を備えた画像取得装置においては、収差を補正するために眼の収差を測定し、その情報を元に収差を補正するという処理を繰り返し行い、フィードバック制御が行われる。
フィードバック制御を行うのは、補正デバイスに対する指示値と実際の補正量との間に誤差が生じることや、眼は涙液や屈折調節の状態によって収差が変動することに対応するためである。
収差の補正の制御を行う場合も一般的なフィードバック制御と同じであり、処理開始から適正な収差の補正状態に達するまでには一定の時間が必要となる。
特に、収差補正をするために用いられる波面センサーや波面補正デバイスの応答速度が遅いために、適切な補正状態になるまでに数秒〜数十秒かかってしまうこととなる。
また、OCTのような眼底を撮像する光断層画像撮像装置においては、眼の撮像を開始してから完了するまでに比較的長い時間かかってしまうため、撮像中に眼が一時的に横方向や縦方向に動くことが多い。
眼が動いた場合には所望の撮像位置ではないために、撮像しても無意味であることから、眼が元の位置に戻ってから撮像を再開することとなる。
一方で、眼が動くことによって測定光が通過する光路が変わってしまい、測定する収差も大きく変化する。
上記フィードバック制御による収差の補正は、変化した収差を補正するように制御を行うために、本来の補正状態から大きく異なる状態に変化してしまう。
そのため、従来のものにおいては、次に眼が所望の位置に戻った場合に、適正な補正状態に達するまでにさらに時間がかかってしまい、直ちに眼底画像の取得ができないという課題を有していた。
本発明の目的の一つは、上記課題に鑑み、測定対象である被検査物の位置が変化した際に、適正な収差の補正量となるまでに必要とされるフィードバック制御による時間を低減させることである。
本発明に係る撮像装置の一つは、
被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系と、
前記眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、
前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、
前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行い、前記波面センサからの検出信号に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させる制御手段と、を有する。
また、本発明に係る撮像装置の一つは、
測定光を照射した測定対象からの戻り光の収差を測定する収差測定手段と、
前記測定光と前記戻り光とのうち少なくとも1つの収差を補正する収差補正手段と、
前記収差測定手段の測定結果に基づいて前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記測定対象の撮像を開始する制御手段と、を有する。
また、本発明に係る撮像装置の制御方法の一つは、
被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、を有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置が、前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行う工程と、
前記撮像装置が、前記波面センサからの検出信号に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させる工程と、を有する。
また、本発明に係る撮像装置の制御方法の一つは、
測定光を照射した測定対象からの戻り光の収差を測定する収差測定手段と、前記測定光と前記戻り光とのうち少なくとも1つの収差を補正する収差補正手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置が、前記収差測定手段の測定結果に基づいて前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記測定対象の撮像を開始する工程を有する。
本発明によれば、測定対象である被検査物の位置が変化した際に、適正な収差の補正量となるまでに必要とされるフィードバック制御による時間を低減させることができる。
本発明の実施例1における補償光学系を備えたSLOによる光画像撮像装置の構成例を説明するための模式図。 本発明の実施例2における補償光学系を備えたOCTによる光画像撮像装置の構成例を説明するための模式図。 本発明の実施例1における波面補正デバイスおよび波面センサーについて説明するための模式図。(a)は可変形状ミラーを説明するための模式図。(b)は反射型液晶光変調器の模式図を示す。(c−1)、(c−2)はシャックハルトマンセンサーの構成を示す模式図。(d)は波面を測定する光線がCCDセンサー上に集光された状態を示す模式図。(e−1)、(e−2)は球面収差を持つ波面を測定した際の模式図。 本発明の実施例1における補償光学系による収差の補正機能について説明する図。 本発明の実施例1における制御ステップの一例を示すフローチャート。 本発明の実施例1における制御ステップの一例を示すフローチャート。 本発明の実施例3における補償光学系を備えたSLOによる光画像撮像装置の構成例を説明するための模式図。
本発明を実施するための形態を、以下の実施例により説明する。但し、本発明は以下の実施例の構成によって何ら限定されるものではない。
[実施例1]
実施例1として、図1を用いて本発明を適用した補償光学系を備えたSLOによる被検査物の光画像を撮像する光画像撮像装置および光画像の撮像方法の構成例について説明する。
本実施例は、補償光学系を備えたSLOによる光画像撮像装置(眼底撮像光学系)によって、測定対象である被検査物を被検眼とし、眼底を撮像するようにした一例について説明するが、接眼部分の構成はOCT(光干渉断層装置)においても同様である。
図1において、101は光源であり、本実施例では波長840nmのSLD光源を用いた。
光源101の波長は特に制限されるものではないが、特に眼底撮像用としては被験者の眩しさの軽減と分解能維持のために、800〜1500nm程度が好適に用いられる。
ここではSLD光源を用いたが、これ以外にレーザ等を用いるようにしてもよい。
但し、レーザを用いた場合にはスペックルノイズ軽減のために、長距離の光ファイバーを通過させる等の干渉性を低下させる構成を追加することが多い。
本実施例では眼底撮像と波面測定のための光源を共用しているが、それぞれを別光源とし、途中で合波する構成も可能である。
光源101から照射された光は、単一モード光ファイバー102を通って、コリメータ103により、平行光線として照射される。
照射された測定光105は光分割手段であるビームスプリッタ104を透過し、補償光学系に導光される。
この補償光学系は、光分割手段であるビームスプリッタ106、収差測定手段の一例である波面センサー(波面収差検出光学系とも言う)115、収差補正手段の一例である波面補正デバイス(波面収差を補償する波面補償デバイスとも言う)108および、それらに導光するための反射ミラー107−1〜4から構成される。
ここで、反射ミラー107は、少なくとも眼の瞳(前眼部)と波面センサー115、波面補正デバイス108とが光学的に共役関係になるように設置されている。
本実施例では、波面補正デバイス108として可変形状ミラーを用いた。
可変形状ミラーとは、局所的に光の反射方向を変えることができるものであり、様々な方式のものが実用化されている。
例えば、波面補正デバイス108として、図3(a)に示すようなデバイスを用いることができる。
図3(a)に示されるように、入射光を反射する変形可能な膜状のミラー面127と、ベース部126と、これらに挟まれて配置されたアクチュエータ128から構成されている。
アクチュエータ128の動作原理としては、静電力や磁気力、圧電効果を利用したものがあり、動作原理によってアクチュエータ128の構成は異なる。
アクチュエータ128はベース部126上に二次元的に複数配列されていて、それらを選択的に駆動することにより、ミラー面127を自在に変形できるようになっている。
波面補正デバイス108の他の構成例としては、図3(b)に示すような液晶素子を用いた空間位相変調器(反射型液晶光変調器)がある。
この空間位相変調器は、ベース部129とカバー130に挟まれた空間に液晶分子132が封入されている構造となっている。
ベース部129には複数の画素電極131を有し、カバー130には不図示の透明な対向電極を有している。
電極間に電圧を印加していない場合には、液晶分子は132−1のような配向をしており、電圧を印加すると132−2のような配向状態に遷移し、入射光に対する屈折率が変化する。
各画素電極の電圧を制御して各画素の屈折率を変化させることにより、空間的な位相変調が可能となる。
例えば、入射光133が素子に入射した場合、液晶分子132−2を通過する光は液晶分子132−1を通過する光よりも位相が遅れ、結果として図中134で示すよう波面を形成する。
但し、液晶素子は偏光特性を有するため、入射光の偏光を調整するための偏光板等を具備することが多い。
補償光学系を通過した光は、走査光学系109によって、1次元もしくは2次元に走査される。
本実施例では走査光学系109に主走査用(眼底水平方向)と副走査用(眼底垂直方向)として2つのガルバノスキャナーを用いた。より高速な撮像のために、走査光学系109の主走査側に共振スキャナーを用いることもある。
構成によっては、走査光学系109内の各スキャナーを光学的な共役状態にするために、各スキャナーの間にミラーやレンズといった光学系を用いる場合もある。
走査光学系109で走査された測定光は、接眼レンズ110−1および110−2を通して眼111に照射される。
眼111に照射された測定光は眼底で反射もしくは散乱される。
接眼レンズ110−1および110−2の位置を調整することによって、眼111の視度にあわせて最適な照射(投光)を行うことが可能となる。
ここでは、接眼部にレンズを用いたが、球面ミラー等で構成しても良い。
眼111の網膜から反射散乱された光(反射光)は、入射した時と同様の経路を逆向きに進行し、ビームスプリッタ106によって一部は波面センサー115に反射され、光線の波面を測定するために用いられる。
本実施例では波面センサー115として、図3(c−1)、(c−2)に示すようなシャックハルトマンセンサーを用いた。
図3(c−1)において、135が波面を測定する光線であり、マイクロレンズアレイ136を通して、CCDセンサー137上の焦点面138に集光される。図3(c−2)は、図3(c−1)のA−A’で示す位置の断面を示す図であり、マイクロレンズアレイ136が、複数のマイクロレンズ139から構成されている様子を示したものである。
光線135は各マイクロレンズアレイ136を通してCCDセンサー137上に集光されるため、光線135はマイクロレンズ139の個数分のスポットに分割されて集光される。
図3(d)に、波面を測定する光線がCCDセンサー137上に集光された状態を示す。
各マイクロレンズを通過した光線はスポット140に集光される。
そして、この各スポット140の位置から、入射した光線の波面を計算する。例えば、図3(e−1)、(e−2)に球面収差を持つ波面を測定した際の模式図を示す。
光線135は141で示すような波面で形成されている。光線135はマイクロレンズアレイ136によって、波面の局所的な垂線方向の位置に集光される。
この場合のCCDセンサー137の集光状態を図3(e−2)に示す。
光線135が球面収差を持つため、スポット140は中央部に偏った状態で集光される。
この位置を計算することによって、光線135の波面が分かる。
ビームスプリッタ106を透過した反射散乱光はビームスプリッタ104によって一部が反射され、コリメータ112、光ファイバー113を通して光強度センサー114に導光される。光強度センサー114で光は電気信号に変換され、画像処理手段125によって眼底画像として画像に構成される。
また、実施例1は、取得した画像の時間変化を検出することによって、被検査物の位置の変化を検知する位置変化検知手段として、眼の動きを検知する眼球運動検知部148を具備する。
なお、眼球運動検知部148はこのような構成に限られるものではなく、例えば眼の位置の変化を直接検知するように構成してもよい。
眼球運動検知部148は、眼で発生する収差を補正するため波面補正デバイス108をフィードバック制御する制御手段である補償光学制御機116に接続されている。
そして、補償光学制御機116は眼球運動検知部148の検知結果(測定結果)である眼球運動の情報に基づいて、波面補正デバイス108のフィードバック制御の中断を決定する。
眼の動きを検知する別の構成としては、角膜に光を当てて視線を検知する方法や、干渉計を用いて眼の特定位置を測定することにより動きを検知する方法等を利用した眼球運動検知装置を用いることも可能である。
このような構成においては、接眼部の光学系が複雑になるが、位置検出のための画像処理が必要ないために高速化が可能で、位置検出の精度も向上する。
波面センサー115は補償光学制御機116に接続され、受光した光線の波面を補償光学制御機116に伝える。
波面補正デバイス(可変形状ミラー)108も補償光学制御機116に接続されており、補償光学制御機116から指示された形状に変形する。
補償光学制御機116は、波面センサー115から取得した波面を基に、収差のない波面へと補正するような形状を計算し、可変形状ミラー108にその形状に変形するように指令する。
このような波面センサー115による波面の測定と、その波面の補償光学制御機116への伝達と、補償光学制御機116による収差の補正の可変形状ミラーへの指示は、繰り返し処理されて常に最適な波面となるようにフィードバック制御が行われる。
その際、本実施例では、撮像中に眼が一時的に動いたときに、すなわち、眼が所定の範囲外に移動した場合、上記フィードバック制御を一旦中止(一時的に停止)する。このとき、収差補正手段における補正特性は維持される。また、眼が元の位置に戻ったときに、すなわち、眼が所定の範囲内に戻った場合に、上記フィードバック制御を再開させるように、つぎのように構成してタイムロスのない眼底撮像が可能とされている。
すなわち、撮像中に眼球が一時的に動いたとき、眼球運動検知部148は眼球位置の変化を検知し、それを補償光学制御機116に伝達する。
そして、この伝達を受けた補償光学制御機116は、眼が動いた時点における収差の補正状態を維持してフィードバック制御を一旦中止し、眼が元の位置に戻ったときに上記維持された補正状態(眼が動いた時点における収差の補正状態が反映された状態)から、フィードバック制御を再開させるように構成されている。
つぎに、図4を用いて本実施例における補償光学系による収差の補正について説明する。
図4(a)が通常の収差補正機能による補正効果を示しており、縦軸が測定される収差量であり、横軸がフィードバック制御により収差が補正されるまでに要する時間である。
補正開始時点では142に示すように3μm程度の収差が存在する。
測定した収差を元に補正デバイスをフィードバック制御することによって、収差は徐々に補正されて行き、143で示すあたりで概ね無収差に近い状態、すなわち、収差量が閾値以下の状態へと達する。
この時点で眼底撮像を行えば、高分解能な画像の取得が可能である。このようにフィードバック制御によって収差を補正しているため、高分解能な撮像が可能な収差量まで低減するためには数秒かかる。
なお、フィードバック制御によって収差が補正される途中においては、まだ収差量が大きいために高分解能な撮像は困難である。
次に、図4(b)で、被検査対象である眼が動いてしまった場合の、従来技術における収差の変動を説明する。
眼が動いた場合には、測定収差が大きくかわってしまい、収差補正全体もその変わった収差に対して制御を行ってしまうこととなる。
上記と同じように142で示すような当初の収差を補正し、143に達する。その後144で示すあたりで目が動いた場合には、眼を通る光路が変わるために収差量も大きく変化して大きくなる。
収差の補正においては、この収差を補正するためにフィードバック制御を行うことにより、収差量は減っていく。
しかしながら、本来の撮像位置ではないことから、この時点での眼底の撮像は無意味であり、ここでは撮像は行われない。
次に、145で示す時間で眼が元の位置に戻ると、眼への光路が元に戻るために収差量は再び大きくなる。
この収差に対してフィードバック制御を行って無収差状態になるまで、さらに146で示すような時間まで経過してしまう。
本来は145の時点で眼は所望の位置に戻っているので撮像を再開したいが、収差が残っているために高分解能な撮像が一定時間できないことになる。
ここで、本発明における収差補正フローに関して図5を用いて説明する。
まず、ステップS101で収差補正を開始し、ステップS102で眼の基準位置を設定する。ここで基準位置は、例えば、眼底画像に含まれる血管の分岐位置や、視神経乳頭などの特徴的な位置が設定される。
その後、ステップS103で波面センサー115によって収差を測定する。ステップS104で眼球運動検知部148は、眼球位置情報を取得する。
次に、S105において、眼球運動検知部148は、眼の基準位置が動いたか、あるいは、動きが少ないかを判断し、判断結果を、補償光学制御機116に出力する。眼が動いていない、あるいは、動きが少ない場合には、前記収差情報を元にステップS106で、補償光学制御機は補正デバイスを駆動する。
眼が動いて所望の位置でない場合には、ステップS105からS106を経ずにS107へと進むため、補正デバイスは以前の状態を維持する。
ステップS107で収差補正処理の終了要求を確認し、終了要求がない場合にはS103に戻り、終了要求がある場合にはS108で終了する。
さらに、本実施例の他の収差補正フローに関して、図6を用いて説明する。
上記と同様にステップS101で収差補正を開始する。
ステップS102で眼の基準位置を設定する。その後、ステップS103で波面センサー115によって収差を測定し、ステップS104で眼球運動検知部148が眼球位置情報を取得する。
次に、S105において、眼が動いたかどうかを基準位置により判断し、眼が動いていない場合には、前記収差情報に基づいてステップS106で補正デバイスを駆動する。
眼が動いている場合には、ステップS109に進み、眼が動いてからの経過時間を確認する。
経過時間が任意の時間以上経っていた場合(所定時間以上継続していた場合)には、その位置での撮像が必要だと判断し、ステップS110で現在の位置に基づき、眼の基準位置を設定する。
新たな位置が基準位置として設定されることにより、次回以降の補正処理においては測定した収差にあわせて補正が行われる。
次に、ステップ107に進み、終了要求を確認し、終了要求がない場合にはS103に戻り、終了要求がある場合にはS108で終了する。
上記のフローによる本実施例での補正状態の変動を、図4(c)に示す。
上記と同様に、142で示すような当初の収差を補正して143で示す収差量に達する。
その後144で示すあたりで眼が動いた場合、眼を通る光路が変わるために収差量も大きく変化する。
このとき、眼球運動検知部148によって眼球位置が変化していることを検知し、補償光学制御機116は補正デバイスの状態を維持する。補正デバイスの状態が変わらないために収差量は144で示すような状態のままであるが、この状態で撮像は行わないために問題とならない。
次に、145で示すあたりで眼が元の位置に戻ったら、眼球運動検知部148はそのことを検知し、補償光学制御機116は補正デバイスの制御を開始する。この時点で補正デバイスは、本来の収差を補正する状態にほぼ合致しているために、非常に短時間で無収差に近い状態へと達することができ、タイムロスなく高分解能な眼底撮像を行うことが可能となる。
[実施例2]
実施例2として、図2を用いて本発明を適用した補償光学系を備えたOCTによる光画像撮像装置およびその撮像方法について説明する。
図2において、101は光源であり、本実施例では波長840nmのSLD光源を用いた。
光源101は低干渉性のものであれば良く、波長幅30nm以上のSLDが好適に用いられる。
また、チタンサファイアレーザなどの超短パルスレーザなどを光源に用いることもできる。
光源101から照射された光は、単一モード光ファイバー102を通って、ファイバーカプラー117まで導光される。ファイバーカプラー117によって、信号光経路118と参照光経路119に分岐される。
ファイバーカプラーは10:90の分岐比のものを使用し、投入光量の10%が信号光経路118に行くように構成する。
信号光経路118を通った光は、コリメータ103により、平行光線として照射される。
コリメータ103以降は実施例1と同様であり、補償光学系や走査光学系を通して眼111に照射し、眼111からの反射散乱光は再度同様の経路をたどって信号光経路(光ファイバー)118に導光されてファイバーカプラー117に到達する。
一方、参照光経路119を通った参照光(測定光に対応する参照光)はコリメータ120で出射され、ステージとその上のミラーで構成された光路長可変部121で反射して再度ファイバーカプラー117に戻る。
ファイバーカプラー117に到達した信号光と参照光は合波され、光ファイバー123を通して分光器124に導光される。分光器124によって分光された干渉光情報をもとに、OCT画像処理部125aによって眼底の断層像が構成される。
OCT画像処理部125aは光路長可変部121を制御し、所望の深さ位置の画像を取得できる。
OCT画像処理部125aは眼球運動検知部148と接続されており、取得した画像の時間変化を検出することによって、眼の動きを検知することができる。
眼球運動検知部148は補償光学制御機116に接続され、補償光学制御機116は検知した眼球運動の情報も用いて、収差補正の制御を行う。
本実施例はOCTであり、OCT画像処理部125aが取得している画像は3次元を有するデータであるため、検知する眼球運動も、3次元的な動きの検知が可能である。
補償光学制御機116は、実施例1と同様の制御を行うことにより、眼が動いた場合でもタイムロスなく高分解能な眼底断層画像が取得可能である。
[実施例3]
実施例3として、図7を用いて本発明を適用した補償光学系を備えたSLOによる光画像撮像装置および光画像の撮像方法の構成例について、実施例1とは異なる形態について説明する。
本実施例において、基本的な構成は実施例1とほぼ同様であるが、眼球運動検知部148は補償光学制御機116と接続されており、画像処理部125とは接続されていない点が実施例1と異なっている。
図7において、光源101から照射された光は、コリメータ103により平行光線として出射し、実施例1と同様に補償光学系や接眼光学系を通して眼111へと照射される。
眼111からの反射散乱光は、入射した時と同様の経路を逆向きに進行し、ビームスプリッタ106によって一部は波面センサー115に反射されて光線の波面を測定するために用いられ、透過した反射散乱光はビームスプリッタ104によって一部が反射される。そして、コリメータ112、光ファイバー113を通して光強度センサー114に導光される。
光強度センサー114で光は電気信号に変換され、画像処理手段125によって眼底画像として画像に構成される。
波面センサー115は補償光学制御機116に接続され、受光した光線の波面を補償光学制御機116に伝える。
可変形状ミラー108も補償光学制御機116に接続されており、補償光学制御機116から指定された形状に変形する構成となっている。
補償光学制御機116は波面センサー115から取得した波面を基に、収差のない波面へと補正するような形状を計算し、可変形状ミラー108にその形状に変形するように指令する。
波面の測定と可変形状ミラーへの指示は繰り返し処理され、常に最適な波面となるようにフィードバック制御が行われる。
本実施例においては、眼球運動検知部148が、収差測定手段である波面センサー115の情報(検出信号)によって眼球運動を検知することが特徴である。
上記したように、眼が大きく動いた場合には、波面センサー115で測定される波面は大きく変化するので、この変化をモニタリングすることによって眼球運動を検知することができる。
実施例1と同様に眼球運動を検知した場合には、補正デバイスを駆動せずに、形状を維持する。
眼の位置が略元の位置に戻った場合には、波面センサー115が測定する波面も以前の値に近い状態まで戻るので、眼球位置の復帰が検知できる。眼球位置が元に戻った場合には、補償光学制御機116は補正デバイスの制御を開始する。この時点で、補正デバイスは本来の収差を補正する状態にほぼ合致しているため、非常に短時間で無収差に近い状態へと達することができ、タイムロスなく高分解能な眼底撮像を行うことが可能となる。
以上に説明したように、本発明によれば、SLOやOCTを含む光画像撮像装置によって各種眼底撮像装置を構成することにより、収差がある眼であっても、短時間で高画質な撮像を行うことが可能となる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明に係る撮像装置の一つは、
被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系と、
前記眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、
前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、
前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を介して取得された波面収差の補償に関する情報にて前記波面補償デバイスを制御した後、前記フィードバック制御を再開させる制御手段と、を有する。
また、本発明に係る撮像装置の一つは、
被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系と、
前記眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、
前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、
所定の範囲に対する被検眼のずれ情報を検知する検知手段と、
前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行い、前記検知手段により検知されるずれ情報が所定の範囲内に復帰した場合に前記フィードバック制御を再開させる制御手段と、を有する。
また、本発明に係る撮像装置の制御方法の一つは、
被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、を有する撮像装置の制御方法であって、
前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を介して取得された波面収差の補償に関する情報にて前記波面補償デバイスを制御した後、前記フィードバック制御を再開させる工程を有する。
また、本発明に係る撮像装置の制御方法の一つは、
被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、を有する撮像装置の制御方法であって、
所定の範囲に対する被検眼のずれ情報を検知する工程と、
前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行い、前記検知されるずれ情報が所定の範囲内に復帰した場合に前記フィードバック制御を再開させる工程と、を有する。

Claims (24)

  1. 被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系と、
    前記眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、
    前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、
    前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行い、前記波面センサからの検出信号に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させる制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記波面センサにより検出された反射光の波面に関する情報に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させることを特徴とする請求項1に記載に撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記波面センサにより検出された反射光の波面の変化に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記波面センサからの検出信号に基づいて前記被検眼の動き情報を検出する検出手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出される動き情報が所定の範囲を外れた場合にフィードバック制御を一時的に停止させ、前記動き情報が所定の範囲に復帰した場合にフィードバック制御を再開させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記動き情報が所定の範囲に復帰した場合、前記動き情報が所定の範囲に収まっている場合の前記波面補償デバイスの制御に関する情報を前記波面補償デバイスへ反映させることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 測定光を照射した測定対象からの戻り光の収差を測定する収差測定手段と、
    前記測定光と前記戻り光とのうち少なくとも1つの収差を補正する収差補正手段と、
    前記収差測定手段の測定結果に基づいて前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記測定対象の撮像を開始する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  7. 前記制御手段が、前記収差測定手段により測定した収差量が閾値以下になると前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記測定対象の画像の構成を開始することにより、前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記測定対象の画像の取得を開始することにより、前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  10. 測定光を照射した前記測定対象からの戻り光と前記測定光に対応する参照光とが干渉した干渉光に基づいて、前記測定対象の断層画像を取得する取得手段を更に有し、
    前記制御手段が、前記収差測定手段の測定結果に基づいて前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記取得手段を制御して前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記測定対象が、被検眼であり、
    前記収差補正手段が、前記被検眼の前眼部に対して光学的に共役な位置に配置されることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段が、前記被検眼が所定の範囲外に移動した場合に、前記収差補正手段における補正特性を維持することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段が、前記被検眼が前記所定の範囲内に戻った場合に、前記被検眼が前記所定の範囲外に移動する前の収差量に基づいて、前記被検眼により生じる収差を補正することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記収差測定手段が、シャックハルトマンセンサであり、
    前記収差補正手段が、可変形状ミラー又は空間位相変調器であることを特徴とする請求項6乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 被検眼からの反射光を受光して前記被検眼の眼底を撮像する眼底撮像光学系の光路に配置され、入射光の波面を制御して前記被検眼の波面収差を補償する波面補償デバイスと、前記被検眼に向けて測定光を投光し、前記眼底からの反射光を波面センサにより検出する波面収差検出光学系と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置が、前記波面センサからの検出信号に基づく前記被検眼の波面収差の検出と前記検出の結果に基づく前記波面補償デバイスの制御とを繰り返すフィードバック制御を行う工程と、
    前記撮像装置が、前記波面センサからの検出信号に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させる工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 前記停止及び前記再開させる工程において、前記撮像装置が、前記波面センサにより検出された反射光の波面に関する情報に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させることを特徴とする請求項15に記載に撮像装置の制御方法。
  17. 前記停止及び前記再開させる工程において、前記撮像装置が、前記波面センサにより検出された反射光の波面の変化に基づいてフィードバック制御を一時的に停止させ且つフィードバック制御を再開させることを特徴とする請求項15または16に記載の撮像装置の制御方法。
  18. 前記撮像装置が、前記波面センサからの検出信号に基づいて前記被検眼の動き情報を検出する工程を更に有し、
    前記停止及び前記再開させる工程において、前記撮像装置が、前記検出される動き情報が所定の範囲を外れた場合にフィードバック制御を一時的に停止させ、前記動き情報が所定の範囲に復帰した場合にフィードバック制御を再開させることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  19. 前記制御する工程において、前記撮像装置が、前記動き情報が所定の範囲に復帰した場合、前記動き情報が所定の範囲に収まっている場合の前記波面補償デバイスの制御に関する情報を前記波面補償デバイスへ反映させることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置の制御方法。
  20. 測定光を照射した測定対象からの戻り光の収差を測定する収差測定手段と、前記測定光と前記戻り光とのうち少なくとも1つの収差を補正する収差補正手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置が、前記収差測定手段の測定結果に基づいて前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記測定対象の撮像を開始する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  21. 前記撮像を開始する工程において、前記撮像装置が、前記収差測定手段により測定した収差量が閾値以下になると前記収差補正手段をフィードバック制御しながら前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項20に記載の撮像装置の制御方法。
  22. 前記撮像を開始する工程において、前記撮像装置が、前記測定対象の画像の構成を開始することにより、前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項20または21に記載の撮像装置の制御方法。
  23. 前記撮像を開始する工程において、前記撮像装置が、前記測定対象の画像の取得を開始することにより、前記測定対象の撮像を開始することを特徴とする請求項20または21に記載の撮像装置の制御方法。
  24. 請求項15乃至23のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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