JP2016168195A - ゴルフクラブのフィッティング支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムにおいて、歪みセンサのキャリブレーションをより正確に行う。
【解決手段】
ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムは、歪みセンサが搭載されたゴルフクラブと、歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部を有している。このキャリブレーション実行部は、ゴルフクラブの静止状態に応じて、キャリブレーションを行う。
【選択図】図2

Description

この発明は、ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムに関する。
ゴルファーにとって、打球の飛距離を伸ばすとともに打球のコントロールを改善していくうえで、自身の体格やスイングのスタイル等に適したゴルフクラブを選定することは重要である。しかしながら、ゴルフクラブを構成するシャフトやヘッドには、特性の異なる種々の製品があるため、シャフトとヘッドとの組合せは極めて多数に上り、ゴルファー自身に適したゴルフクラブを選択すること(フィッティング)は必ずしも容易ではない。
そこで、ゴルフクラブのフィッティングを行うために、様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ゴルファーにとってヘッドスピードが最適なシャフトを選定するため、シャフトの歪みの計測データを用いて、シャフトの変形挙動を解析することが提案されている。この特許文献1では、シャフトの歪みを計測するため、シャフトに歪みゲージを4箇所以上取り付け、歪みゲージで検出された電圧信号をコンピュータに取り込み、スイング測定終了後にキャリブレーションを行って、電圧を歪みに変換している。
特開2004−129687号公報
しかしながら、歪みゲージで検出された電圧信号を歪みに変換するキャリブレーションの際に、基準となる電圧が正確に与えられないと、変換された歪みに誤差が生じる可能性がある。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムにおいて、歪みセンサのキャリブレーションをより正確に行う技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を達成するために、本発明のフィッティング支援システムは、ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムであって、歪みセンサが搭載されたゴルフクラブと、前記ゴルフクラブの静止状態に応じて、前記歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ゴルフクラブのシャフトの撓みが十分に小さい静止状態において歪みセンサのキャリブレーションを行うことができるので、歪みセンサのキャリブレーションをより正確に行うことが可能となる。
前記フィッティング支援システムは、さらに、前記ゴルフクラブの静止状態を検出する静止状態検出部を備えるものとしても良い。
この構成によれば、よりシャフトの撓みが小さいゴルフクラブの静止状態を検出して、当該静止状態において歪みセンサのキャリブレーションを行うことができるので、さらに正確に歪みセンサのキャリブレーションを行うことができる。
前記静止状態検出部は、前記ゴルフクラブに搭載された加速度センサにより前記静止状態を検出するものとしても良い。
ゴルフクラブの静止状態の検出に加速度センサを用いることにより、より的確に静止状態を検出することが可能となる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、フィッティング支援システム、フィッティング支援方法、それらのシステムおよび方法を用いたフィッティング方法、フィッティング支援システムやフィッティング支援方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号等、種々の態様で実現するものとしてもよい。
フィッティング支援システムの使用状況を示す説明図。 フィッティング支援システムの機能的構成を示すブロック図。 キャリブレーション処理の流れを示すフローチャート。 第2実施形態におけるフィッティング支援システムの機能的な構成を示すブロック図。 第2実施形態におけるキャリブレーション処理の流れを示すフローチャート。
A.第1実施形態:
A1.フィッティング支援システム:
図1は、個々のゴルファーに適したゴルフクラブの選定(フィッティング)を支援するためのフィッティング支援システム1の使用状況を示す説明図である。フィッティング支援システム1は、ゴルフクラブ100と、制御端末200と、センサマット300とを有している。
ゴルフクラブ100は、ヘッド101と、グリップ103と、ヘッド101およびグリップ103が両端に取り付けられたシャフト102とを有している。シャフト102の表面には、複数の歪みセンサ110が取り付けられている。ゴルフクラブ100は、ゴルファーGFがゴルフクラブ100によりボールBL打撃した際の、歪みセンサ110により計測されたデータ(歪み計測データ)を無線により制御端末200に送信するように構成されている。
センサマット300は、右側感圧センサ310と左側感圧センサ320とを有しており、図1に示すように、ゴルファーGFが、右側感圧センサ310に右足を載せ、左側感圧センサ320に左足を載せた状態で使用される。これらの感圧センサ310,320は、それぞれ、荷重計測回路(図示しない)およびケーブルCVを介して、制御端末200に接続されている。
制御端末200は、フィッティング支援システム1を実現するためのハードウェアとソフトウェア(以下、「フィッティングソフト」とも呼ぶ)とを有するコンピュータシステムである。そして、フィッティングソフトを実行することにより、コンピュータシステムは、ゴルフクラブ100を制御するとともに、ゴルフクラブ100が送信した歪み計測データを受信し、受信した歪み計測データを表示する。フィッティング支援システム1のオペレータは、フィッティングソフトにより表示された歪み計測データに基づいて、ゴルファーGFのスイングの特性を把握し、フィッティングを支援することができる。
図2は、フィッティング支援システム1の構成を示すブロック図である。図1に示したように、フィッティング支援システム1は、ゴルフクラブ100と、制御端末200と、センサマット300とを有している。ゴルフクラブ100は、歪みセンサ110と、歪み計測回路120と、制御部130と、無線通信部140と、データ蓄積部150と、これら各部に電力を供給する電池190とを有している。なお、図1に示すように、ゴルフクラブ100は、複数の歪みセンサ110を有しているが、図2では、図示の便宜上、複数の歪みセンサ110を1つにまとめて描いている。制御端末200は、制御部210と、表示部220と、操作部230と、データ記憶部240と、無線通信部250とを有している。センサマット300は、2つの感圧センサ310,320と、2つの荷重計測回路311,321と、を有している。
ゴルフクラブ100の無線通信部140と、制御端末200の無線通信部250との間では、無線によるデータリンク(無線データリンク)が形成されている。この無線データリンクと、ゴルフクラブ100および制御端末200のそれぞれの無線通信部140,250とを介して、ゴルフクラブ100の制御部130と、制御端末200の制御部210との間では、相互にデータが送受信される。このように送受信されるデータとして、制御端末200の制御部210は、ゴルフクラブ100の制御部130に指示あるいは要求を送信する。ここで、指示とは、ゴルフクラブ100の制御部130に特定の動作をさせるためのデータであり、要求とは、ゴルフクラブ100の制御部130に特定のデータの送信をさせるためのデータである。また、指示を送信することを「指示する」ともいい、要求を送信することを「要求する」ともいう。
ゴルフクラブ100の制御部130は、図示しないCPU、ROM、RAM、A/D変換器、マルチプレクサおよび外部インタフェースを備えるコンピュータであり、歪み計測回路120および無線通信部140の動作を制御する。制御部130は、また、データ蓄積部150へのデータの書き込み、および、データ蓄積部150からのデータの読み込みを行う。なお、データ蓄積部150は、SRAM等を用いたリングバッファとして構成されており、書き込まれたデータ量がデータ蓄積部150の容量を超えた場合には、先に書き込まれたデータから順に上書きされ、新しく書き込まれたデータが蓄積される。
歪みセンサ110は、歪みセンサ110が有する抵抗体の伸縮によって抵抗値が変化する歪みゲージ(ストレインゲージ)であり、シャフト102の表面に接着されている。歪みセンサ110をシャフト102の表面に接着することにより、シャフト102が撓むのに伴って歪みセンサ110の抵抗体が伸縮し、歪みセンサ110の抵抗値が変化する。そのため、歪みセンサ110の抵抗値の変化を計測することにより、歪みセンサ110が接着された位置におけるシャフト102の撓みを評価することが可能となる。
歪み計測回路120は、ゴルフクラブ100が有する複数の歪みセンサ110に対応して、複数のブリッジ部分回路および増幅器(いずれも図示しない)を有している。なお、以下では、特に必要がない限り、歪みセンサ110、ブリッジ部分回路および増幅器のように複数組ある要素については、その1つの要素についてのみ説明する。ここでブリッジ部分回路とは、ブリッジ回路を構成する4つの抵抗器のうちの1つの抵抗器として接続される歪みセンサ110を除いた、3つの抵抗器からなる回路であり、歪みセンサ110を接続することによりブリッジ回路が構成される。歪み計測回路120は、また、複数のブリッジ回路に一定の電圧を印加する電圧印加回路(図示しない)を有している。電圧印加回路は、制御部130からの指示に応じて、ブリッジ回路への電圧の印加(通電)を開始し、あるいは、停止することができるように構成されている。電圧印加回路が、歪みセンサ110を接続することにより構成されるブリッジ回路に電圧を印加すると、歪みセンサ110の抵抗値の変化に応じた電圧がブリッジ回路から出力される。ブリッジ回路の出力電圧は、増幅器において増幅され、歪みセンサ110の歪み量を表す電圧信号として歪み計測回路120から出力される。
なお、歪み計測回路120の出力電圧は、シャフト102が撓んでいない状態において、0Vであるのが望ましい。しかしながら、歪みセンサ110の抵抗体に使用される材料と、シャフト102の材料との線膨張係数が異なると、シャフト102等の温度が変化するに伴って、シャフト102が撓んでいない場合においても、歪みセンサ110の抵抗体が伸縮し、歪みセンサ110の抵抗値が変化する。このように、シャフト102等の温度が変化に伴って歪みセンサ110の抵抗値が変化すると、シャフト102が撓んでいないにもかかわらず、歪み計測回路120の出力電圧が0Vからずれた電圧(オフセット電圧)となる可能性がある。この場合、歪み計測回路120の出力電圧は、歪みセンサ110の歪み量を表す電圧にオフセット電圧を加えた電圧となる。
上述のように、ゴルフクラブ100は、複数の歪みセンサ110を有しており、歪み計測回路120は、複数の歪みセンサ110がそれぞれ接続される複数のブリッジ部分回路と、複数の増幅器を有している。そのため、歪み計測回路120からは、複数の電圧信号が出力される。歪み計測回路120から出力される複数の電圧信号は、制御部130に入力される。制御部130のマルチプレクサは、入力された複数の電圧信号から順次1つの電圧信号を選択する。マルチプレクサにより選択された電圧信号は、A/D変換器によりデジタルデータ(歪み計測データ)にA/D変換される。このようにA/D変換して得られた歪み計測データを制御部130が逐次データ蓄積部150に書き込むことにより、歪みセンサ110の歪み量を表す歪み計測データがデータ蓄積部150に蓄積される。
制御部130は、また、歪み計測データに基づいて、ボールBL(図1)の打撃を検出する。制御部130は、例えば、歪み計測データの値(歪み計測値)が所定の打撃検出閾値以上となった場合、打撃を検出したものと判断する。制御部130は、打撃を検出したと判断した場合、打撃を検出した時点から所定の遡及時間だけ遡った時点以降の歪み計測データをデータ蓄積部150から読み出す。データ蓄積部150から読み出された歪み計測データは、制御端末200の制御部210に送信される。
制御端末200の制御部210は、図示しないCPU、ROM、RAM、二次記憶装置、A/D変換器および外部インタフェースを備え、フィッティングソフトを実行しているコンピュータである。制御部210は、表示部220および無線通信部250を制御し、操作部230から入力されるオペレータの指示を受け付ける。データ記憶部240は、制御部210が備える二次記憶装置もしくはRAMの一領域であり、ゴルフクラブ100の制御部130から送信された歪み測定データを記憶する。制御部210は、操作部230から入力されたオペレータの指示に応じて、データ記憶部240に格納された歪み測定データを、グラフ等の種々の形式の情報として表示部220に表示する。オペレータは、このように表示部220に表示された情報に基づいて、ゴルファーGF(図1)に適したゴルフクラブを選択することができる。
なお、上述のように、ゴルフクラブ100では、歪み計測回路120が出力する電圧信号をA/D変換して得られた歪み計測データをデータ蓄積部150に蓄積し、データ蓄積部150に蓄積された歪み計測データをゴルフクラブ100から制御端末200に送信している。そして、制御端末200では、受信した歪み計測データをデータ記憶部240に格納し、データ記憶部240に格納された歪み測定データが表示部220に表示される。このように、制御端末200の表示部には、歪み計測回路120の出力電圧を表す歪み計測データがそのまま表示されるので、歪み計測回路120の出力する電圧にオフセット電圧が加わっていると、オフセット電圧を誤差として含む情報が表示部220に表示される。そこで、第1実施形態のフィッティング支援システム1では、オフセット電圧を補償するため、制御端末200の制御部210が実行するフィッティングソフトにおいて、歪みセンサ110ごとの歪み補正値を設定可能にし、歪み計測データから、設定された歪み補正値を減じた情報を表示部220に表示するようにしている。但し、予め、歪み計測データから歪み補正時を減じた歪み補正データを生成し、歪み補正データを表示部220に表示することも可能である。
センサマット300の感圧センサ310,320は、感圧導電性ゴムセンサで、荷重が加わって厚さが変化することにより、感圧センサ310,320の抵抗値が変化する。荷重計測回路311,321は、ブリッジ部分回路と、ブリッジ回路に一定の電圧を印加する電圧印加回路と、ブリッジ回路の出力電圧を増幅する増幅器と(いずれも図示しない)を備えている。感圧センサ310,320は、ブリッジ回路を構成する4つの抵抗器のうちの1つとして、荷重計測回路311,321のブリッジ部分回路に接続されており、感圧センサ310,320の抵抗値の変化に応じた電圧がブリッジ回路から出力される。ブリッジ回路の出力電圧は増幅器により増幅され、増幅された電圧信号は、ケーブルCVを介して、荷重計測回路311,321から制御端末200の制御部210に入力される。制御端末200の制御部210に入力された電圧信号は、随時、A/D変換器によりデジタルデータ(荷重データ)に変換される。
A2.キャリブレーション処理:
図3は、歪み計測回路120のオフセット電圧を補償するキャリブレーション処理の流れを示すフローチャートである。このキャリブレーション処理は、ゴルフクラブ100の無線通信部140と、制御端末200の無線通信部250との間に無線データリンクが形成された際に、制御端末200の制御部210により実行される。
ステップS12において、制御部210は、センサマット300の感圧センサ310,320に加わる荷重を取得する。具体的には、制御部210は、制御部210自身が有するA/D変換器により、センサマット300の荷重計測回路311,321から入力された電圧信号をA/D変換し、荷重データを取得する。
ステップS14において、制御部210は、ゴルファーGFがアドレスを行っている状態(アドレス状態)か否かを判断する。ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であるか否かは、例えば、荷重データから算出される右側感圧センサ310と左側感圧センサ320とにそれぞれ加わる荷重の差(左右荷重差)が所定の荷重差閾値以下であるか否かにより判断することができる。左右荷重差が所定の荷重差閾値以下である場合、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であると判断され、制御はステップS16に移される。一方、左右荷重差が所定の荷重差閾値よりも大きい場合、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態でない(非アドレス状態)と判断され、制御はステップS12に戻される。そして、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態と判断されるまで、ステップS12,S14が繰り返し実行される。なお、第1実施形態では、左右荷重差と荷重差閾値との大小関係に基づいてゴルファーGFの動作状態がアドレス状態か否かを判断しているが、感圧センサ310,320に加わる荷重の変動に基づいてゴルファーGFの動作状態がアドレス状態か否かを判断することも可能である。この場合、荷重の時間変化が所定の荷重変化閾値以下である場合に、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であると判断される。
ステップS16において、制御部210は、歪み計測回路120が有するブリッジ回路への通電を開始する。具体的には、制御部210は、ゴルフクラブ100の制御部130にブリッジ回路への通電を指示する。ゴルフクラブ100の制御部130は、通電の指示に応じて、歪み計測回路120の電圧印加回路がブリッジ回路に電圧を印加するように、歪み計測回路120を制御する。
ステップS22において、制御部210は、歪み計測回路120のオフセット電圧を取得する。具体的には、制御部210は、ゴルフクラブ100の制御部130に歪み計測データの送信を要求する。ゴルフクラブ100の制御部130は、歪み計測データの送信の要求に応じて、制御部130のマルチプレクサにより、複数の歪み計測回路120から入力される複数の電圧信号を順に選択して、A/D変換することにより歪みセンサ110ごとの歪み計測データ(全センサ計測データ)を取得する。制御部130は、取得した全センサ計測データを制御端末200の制御部210に送信し、制御部210は、ゴルフクラブ100の制御部130から送信された全センサ計測データを受信する。
次いで、ステップS24において、制御部210は、オフセット電圧の補償を行う。具体的には、フィッティングソフトに設定可能な歪みセンサ110ごとの歪み補正値に、ステップS22において取得した全センサ計測データの値を設定する。このように歪み補正値を設定することにより、歪みセンサ110の歪み量を表すオフセット電圧が補償された歪み計測データがフィッティングソフトにより表示されるようになる。そのため、ステップS22において全センサ計測データを取得し、ステップS24において全センサ計測データの値をフィッティングソフトの歪み補正値に設定することは、歪みセンサ110のキャリブレーションを実行していると謂うこともできる。
ステップS26において、制御部210は、キャリブレーションが成功したか否かを判断する。具体的には、制御部210は、ステップS22と同様に、ゴルフクラブ100の制御部130に歪み計測データの送信を要求し、ゴルフクラブ100の制御部130から送信された全センサ計測データを受信する。そして、全センサ計測データから、フィッティングソフトに設定された歪みセンサ110ごとの歪み補正値を減じることにより、得られるデータ(全センサ補正データ)の絶対値の最大値(以下、最大絶対値とも呼ぶ)が所定の残差閾値以下である場合、キャリブレーションが成功したと判断され、キャリブレーション処理は終了する。一方、全センサ補正データの最大絶対値が残差閾値を超える場合、キャリブレーションが失敗したと判断され、制御はステップS32に移される。そして、ステップS26において、キャリブレーションが成功したと判断されるまで、ステップS32,S34,S22〜S26が繰り返し実行される。なお、ステップS32,34は、ステップS12,S14と同じであるので、ここではその説明を省略する。
このように、第1実施形態のキャリブレーション処理では、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であることを確認し(ステップS14,S34)、その後にキャリブレーションを実行している(ステップS22,S24)。一般に、アドレスの際、ゴルファーGFは、ゴルフクラブ100をほとんど動かさないので、ゴルファーGFがアドレスを行っている状態では、ゴルフクラブ100はほぼ静止した状態となり、シャフト102の撓みは十分に小さくなる。すなわち、アドレス状態は、ゴルフクラブ100の静止状態と捉えられる。そのため、第1実施形態によれば、シャフト102の撓みが十分に小さい状態でオフセット電圧を取得できるので、より正確なオフセット電圧を取得することができる。そして、正確なオフセット電圧を用いて補償を行う(ステップS24)ことにより、表示部220には、オフセット電圧が正確に補償された歪み計測データが表示される。そのため、フィッティング支援システム1のオペレータは、ゴルファーGFがスイングを行った際のシャフト102(図1)の撓みをより正確に評価できるので、よりゴルファーGFに適したゴルフクラブを選定することが可能となる。
また、ゴルファーがアドレスを行っている時間は、通常、3秒以上である。そのため、最初にオフセット電圧を取得して(S22)から、キャリブレーションが成功したことが確認され、キャリブレーション処理が終了するまでの時間(約2〜3秒)、ゴルフクラブ100は、ほぼ静止状態に維持される。そのため、より確実にキャリブレーション処理を完了することができる。
なお、図3に示すように、制御部210は、ゴルフクラブ100がほぼ静止した状態となるゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であることを確認し(ステップS14,S34)、次いで、キャリブレーションを実行し(ステップS22,S24)、その後、キャリブレーションが成功したか否かを判断している(ステップS26)。そのため、制御部210は、ゴルフクラブ100の静止状態(アドレス状態)を検出する静止状態検出部と、歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部と、キャリブレーションが成功したか否かを判断するキャリブレーション成否判断部とを有していると謂うことができる。
第1実施形態においては、センサマット300が有する感圧センサ310,320に加わる荷重に基づいてゴルファーGFの動作状態を取得しているが、ゴルファーGFの動作状態は、他の方法によっても取得することができる。例えば、ビデオカメラによりゴルファーGFの動画像を取得し、取得した動画像を解析することにより、ゴルファーGFがアドレス状態に入ったか否かを判断することができる。また、アドレス時にゴルファーGFがゴルフクラブ100のヘッド101を置く部分の床に、接触式もしくは非接触式のスイッチや、非接触型ICカード等で使用される近接通信技術を用いた近接センサ等を配置し、スイッチや近接センサの出力に基づいてゴルファーGFがアドレス状態に入ったか否かを検出するものとしても良い。また、音声を取得する音声取得部を設け、音声取得部が取得したゴルファーGFの音声に基づいてアドレス状態に入ったか否かを検出するものとしても良く、ゴルフクラブのグリップなどにスイッチを設け、ゴルファーGFによる当該スイッチの操作に基づいてアドレス状態に入ったか否かを検出するものとしても良い。また、アドレス状態に入ったことを通知するスイッチを設け、当該スイッチの近くにいるゴルファーGF以外の人によるスイッチの操作に基づいて、アドレス状態に入ったか否かを検出することも可能である。
B.第2実施形態
図4は、第2実施形態におけるフィッティング支援システム1aの構成を示すブロック図である。第2実施形態のフィッティング支援システム1aは、ゴルフクラブ100aに加速度センサ160aおよび加速度計測回路170aが付加されている点と、センサマット300(図3)が省略されており、制御部210aがセンサマット300に関連する機能を有していない点とで、第1実施形態のフィッティング支援システム1と異なっている。他の点は、第1実施形態のフィッティング支援システム1と同様である。
加速度センサ160aは、ゴルフクラブ100aに加わる加速度を検出することで、ゴルフクラブ100aが静止しているか否かを検出できれば良く、錘の位置変化を検出する機械式加速度センサや、ガスの熱対流による温度分布の変化を検出する熱対流式加速度センサ等の種々の加速度センサを用いることができる。また、加速度センサ160aの検出軸数も任意である。なお、加速度センサ160aは、ヘッド101(図1)やシャフト102のいずれに取り付けても良い。
加速度計測回路170aは、図示しない増幅器等を備える回路であり、必要に応じて加速度センサ160aの出力信号に処理を施すとともに信号を増幅することにより加速度センサ160aに加わる加速度を表す電圧信号を生成し、生成した電圧信号を制御部130aに供給する。制御部130aは、加速度計測回路170aから供給された電圧信号を、制御部130aが有するA/D変換器によりデジタルデータ(加速度計測データ)に変換する。
図5は、第2実施形態におけるキャリブレーション処理の流れを示すフローチャートである。第2実施形態におけるキャリブレーション処理は、ゴルファーGFの動作状態を取得するステップS12,S32が省略されている点と、アドレス状態であることを確認するステップS14をゴルフクラブ100aが静止状態であることを確認するステップS14aに置き換えている点と、ブリッジ回路への通電の開始(ステップS16)の後に、ステップS17aにおいてアドレス状態となるまで待機している点とで、図3に示す第1実施形態におけるキャリブレーション処理と異なっている。他の点は、第1実施形態におけるキャリブレーション処理と同じである。
ステップS14aにおいて、制御部210aは、ゴルフクラブ100aが静止状態になっているか否かを判断する。具体的には、制御部210aは、所定の検出時間間隔で複数回、ゴルフクラブ100aの制御部130aに加速度計測データの送信を要求する。ゴルフクラブ100aの制御部130aは、個々の加速度計測データの送信の要求に応じて、加速度計測回路170aから入力される電圧信号をA/D変換して加速度計測データを取得し、取得した加速度計測データを制御端末200aの制御部210に送信する。制御部210は、ゴルフクラブ100aの制御部130aから複数回送信された、加速度計測データを受信する。このように、異なる時点で計測された複数の加速度計測データの変動幅が所定の静止確認閾値以下である場合には、ゴルフクラブ100aが静止状態になっていると判断され、制御はステップS16に移されて、ブリッジ回路への通電が開始される。一方、複数の加速度計測データの変動幅が静止確認閾値を超える場合には、ゴルフクラブ100aが静止状態になっていないと判断され、ゴルフクラブ100aが静止状態になっていると判断されるまで、繰り返しステップS14aが実行される。なお、加速度センサ160aとして3軸の加速度センサを用いる場合、静止状態になっているか否かは、3軸の加速度センサがそれぞれ検出した加速度を3次元ベクトルの各成分とした際の当該3次元ベクトルの長さに基づいて、判断することができる。この場合、3次元ベクトルの長さと、重力加速度(約9.8m/s2)との差が所定の閾値以下の場合に、ゴルフクラブ100aが静止状態になっていると判断される。
ステップS17aにおいて、制御部210aは、ゴルファーGFがアドレス状態となっているか否かを判断する。第2実施形態においては、ゴルファーGFがアドレス状態となっているか否かは、ゴルフクラブ100aに加わる加速度に基づいて判断される。具体的には、所定のアドレス状態確認時間(例えば、1秒)に亘って、ステップS14aと同様の方法でゴルフクラブ100aが静止状態と判断される状態が継続した場合、ゴルファーGFがアドレス状態になっていると判断される。ゴルファーGFがアドレス状態であると判断された場合には、制御はステップS22に移される。一方、ゴルファーGFがアドレス状態でない(非アドレス状態)と判断された場合には、ゴルファーGFがアドレス状態であると判断されるまで、ステップS17aが繰り返し実行される。
次いで、制御部210aは、第1実施形態と同様に、ステップS22,S24において、キャリブレーションを実行し、ステップS26において、キャリブレーションが成功したか否かを判断する。ステップS26において、キャリブレーションが失敗したと判断された場合には、制御はステップS17aに戻され、キャリブレーションが成功したと判断されるまで、ステップS17a,S22〜S26が繰り返し実行される。一方、キャリブレーションが成功したと判断された場合には、キャリブレーション処理は終了する。
このように、第2実施形態においても、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であることを検出し(ステップS17a)、その後にオフセット電圧を取得している(ステップS22)。そのため、第1実施形態と同様に、シャフト102の撓みが十分に小さい状態でより正確なオフセット電圧を取得できるので、正確なオフセット電圧を用いて補償が行われる(ステップS24)。そのため、表示部220には、オフセット電圧が正確に補償された歪み計測データが表示されるので、フィッティング支援システム1aのオペレータは、よりゴルファーGFに適したゴルフクラブを選定することができる。
なお、図5に示すように、第2実施形態の制御部210aも、ゴルフクラブ100が静止状態となるゴルファーGFのアドレス状態を検出し(ステップS17a)、次いで、キャリブレーションを実行し(ステップS22,S24)、その後、キャリブレーションが成功したか否かを判断している(ステップS26)。そのため、制御部210aは、ゴルフクラブ100aの静止状態を検出する静止状態検出部と、歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部と、キャリブレーションが成功したか否かを判断するキャリブレーション成否判断部とを有していると謂うことができる。
第2実施形態においては、アドレス状態確認時間に亘って、ゴルフクラブ100aが静止状態と判断される状態が継続した場合にゴルファーGFの動作状態がアドレス状態になったものと判断し(ステップS17a)、その後オフセット電圧を取得している(ステップS22)。しかしながら、ゴルフクラブ100aが静止状態となる他の条件を満たした場合に、オフセット電圧を取得することも可能である。例えば、ゴルフクラブ100aがラックに掛けられている状態等を想定し、シャフト102(図1)の中心軸が鉛直方向に向いた状態でゴルフクラブが静止していることを確認し、その後オフセット電圧を取得することも可能である。なお、シャフト102の中心軸が鉛直方向に向いた状態では、重力によりシャフト102が撓むことが抑制されるので、ゴルファーGFの動作状態に基づいてオフセット電圧を取得する場合よりも、より正確なオフセット電圧を取得することができる。
C.変形例:
本発明は上記各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
上記各実施形態では、ステップS26においてキャリブレーションが成功したか否かを判断し、キャリブレーションが失敗したと判断した場合に制御をステップS32,S17aに戻している。これにより、ステップS26においてキャリブレーションが成功したと判断されるまで、アドレス状態の確認(ステップS14,S34,S17a)と、キャリブレーションの実行(ステップS22,S24)とが行われる。しかしながら、キャリブレーションの実行(ステップS22,S24)の後、キャリブレーションが成功したか否かを判断することなく、キャリブレーション処理を終了することも可能である。この場合、ゴルファーGFは、1回目のキャリブレーションが失敗したと判断された場合に、アドレス状態の確認からキャリブレーションの成功を確認する処理が繰り返されることに要する時間(2〜3秒)を待つことなくスイングを開始することができるので、フィッティング支援システムの利便性が向上する。但し、オフセット電圧の補償がより確実に行える点で、キャリブレーションが成功したと判断されるまで、アドレス状態の確認と、キャリブレーションの実行とを繰り返すのが好ましい。
C2.変形例2:
上記各実施形態では、オフセット電圧の取得(ステップS22)の後、直ちにオフセット電圧の補償を行っている(ステップS24)が、オフセット電圧の補償は、オフセット電圧の取得後であれば、任意の時点で行うことができる。オフセット電圧の補償は、例えば、打撃が検出されて歪み計測データがゴルフクラブ100,100aから制御端末200に送信される前に実行しても良い。また、打撃が検出されて歪み計測データがゴルフクラブ100,100aから制御端末200に送信された後にオフセット電圧の補償を行っても良い。さらに、打撃が検出されて歪み計測データがゴルフクラブ100,100aから制御端末200に送信されている際に、オフセット電圧の補償を行うことも可能である。但し、これらの場合、キャリブレーションが成功したか否かの判断は省略される。
C3.変形例3:
上記各実施形態では、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であることを検出(ステップS14,S34,S17a)してオフセット電圧を取得している(ステップS22)ため、打撃の前にオフセット電圧が取得されている。しかしながら、打撃の後にゴルフクラブ100,100aの静止状態を検出してオフセット電圧を取得すれば、取得したオフセット電圧を用いて補償を行うことができる。但し、この場合、打撃の際の衝撃による歪みセンサ110の位置ずれや変形等により、打撃前後でオフセット電圧が変動する可能性がある。そのため、フィッティングにおいてより重要な打撃前における歪みセンサ110の歪み量を正確に補正することができない可能性があるため、オフセット電圧は、打撃の前に取得することが好ましい。なお、ゴルファーGFが、アドレス状態が検出される前にスイングを開始する可能性を考慮して、アドレス状態であることを検出してオフセット電圧を取得するとともに、打撃前にオフセット電圧の取得ができなかった場合に、打撃後にオフセット電圧を取得するのがより好ましい。
C4.変形例4:
上記各実施形態では、キャリブレーション処理を行っていることをゴルファーGFに通知していないが、フィッティング支援システムの利便性を高めるため、キャリブレーション処理を行っていることをユーザに通知するのがより好ましい。この場合、制御端末に接続された発音装置やパイロットランプ等のキャリブレーション通知装置をゴルファーGFの近くに配置し、あるいは、ゴルフクラブにキャリブレーション通知装置を設け、制御端末の制御部により通知装置を制御することにより、キャリブレーション処理を行っていることをゴルファーGFに通知することができる。キャリブレーション処理を行っていることの通知に発音装置を使用する場合には、キャリブレーション処理の開始時点と、キャリブレーション処理の終了時点との少なくとも一方で、1秒程度の短い音声を発生させるのが好ましい。また、キャリブレーションが失敗したと判断された時点において短い音声を発生させることも可能である。これらの場合、音声を発生させる時点の違いに応じて、発生させる音声を変えるものとしても良い。また、パイロットランプを使用する場合には、キャリブレーション処理を行っている間、パイロットランプを点灯させるのが好ましい。
C5.変形例5:
上記各実施形態では、歪みセンサ110の特性値として、歪みセンサ110を含むブリッジ回路の出力電圧を計測し、ゴルフクラブ100,100aの静止状態における歪みセンサ110の特性値(静特性)としてオフセット電圧を取得している。しかしながら、計測される特性値は、歪みセンサ110の抵抗値等、歪みセンサ110を含むブリッジ回路の出力電圧に限定されない。この場合、上記各実施形態におけるオフセット電圧取得部に対応する構成は、静特性取得部と謂うことができる。但し、歪みの計測精度をより高くすることができる点で、歪みセンサ110を含むブリッジ回路の出力電圧を計測するのが好ましい。
C6.変形例6:
上記各実施形態では、フィッティングソフトにおける歪み補正値にオフセット電圧を設定することによりオフセット電圧の補償を行っているが、他の方法によってオフセット電圧の補償を行うことも可能である。例えば、ゴルフクラブの制御部にD/A変換器を設けてオフセット電圧と同電圧の電圧信号を出力し、ゴルフクラブの歪み計測回路の増幅器において、当該電圧信号を減ずることによってもオフセット電圧の補償を行うことができる。但し、フィッティング支援システムの構成をより簡略化することができる点で、フィッティングソフトにおける歪み補正値にオフセット電圧を設定するのが好ましい。
C7.変形例7:
上記各実施形態では、静止状態検出部がアドレス状態等のゴルフクラブがほぼ静止している状態(静止状態)を検出し、静止状態検出部による静止状態の検出に応じて歪みセンサのキャリブレーションを行っているが、静止状態検出部による静止状態の検出を行わず、静止状態に応じて歪みセンサのキャリブレーションを行うことも可能である。例えば、歪みセンサの特性値を時系列的に取得し、取得された特性値の時間的な変動が所定の閾値以下となった場合に、当該特性値を用いて歪みセンサの特性値を補償することも可能である。また、補償に使用される特性値としては、一般的に、アドレス状態等のゴルフクラブがほぼ静止している静止状態における特性値(静特性)に限らず、ゴルファーGFがゴルフクラブを持ち歩いている際等のシャフトの撓みが十分に小さい状態における、特性値(基準特性)を用いることができる。この場合、上記各実施形態における静特性取得部に対応する構成は、基準特性取得部と謂うことができる。
1,1a…フィッティング支援システム、100,100a…ゴルフクラブ、101…ヘッド、102…シャフト、103…グリップ、110…歪みセンサ、120…歪み計測回路、130,130a…制御部、140…無線通信部、150…データ蓄積部、160a…加速度センサ、170a…加速度計測回路、190…電池、200,200a…制御端末、210,210a…制御部、220…表示部、230…操作部、240…データ記憶部、250…無線通信部、300…センサマット、310…右側感圧センサ、320…左側感圧センサ、311,321…荷重計測回路、BL…ボール、CV…ケーブル、GF…ゴルファー

Claims (3)

  1. ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムであって、
    歪みセンサが搭載されたゴルフクラブと、
    前記ゴルフクラブの静止状態に応じて、前記歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部と、
    を備える、
    フィッティング支援システム。
  2. 請求項1記載のフィッティング支援システムであって、さらに、
    前記ゴルフクラブの静止状態を検出する静止状態検出部を備える、
    フィッティング支援システム。
  3. 前記静止状態検出部は、前記ゴルフクラブに搭載された加速度センサにより前記静止状態を検出する、請求項2記載のフィッティング支援システム。
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