JP2016168195A - ゴルフクラブのフィッティング支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムは、歪みセンサが搭載されたゴルフクラブと、歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部を有している。このキャリブレーション実行部は、ゴルフクラブの静止状態に応じて、キャリブレーションを行う。
【選択図】図2
Description
A1.フィッティング支援システム:
図1は、個々のゴルファーに適したゴルフクラブの選定(フィッティング)を支援するためのフィッティング支援システム1の使用状況を示す説明図である。フィッティング支援システム1は、ゴルフクラブ100と、制御端末200と、センサマット300とを有している。
図3は、歪み計測回路120のオフセット電圧を補償するキャリブレーション処理の流れを示すフローチャートである。このキャリブレーション処理は、ゴルフクラブ100の無線通信部140と、制御端末200の無線通信部250との間に無線データリンクが形成された際に、制御端末200の制御部210により実行される。
図4は、第2実施形態におけるフィッティング支援システム1aの構成を示すブロック図である。第2実施形態のフィッティング支援システム1aは、ゴルフクラブ100aに加速度センサ160aおよび加速度計測回路170aが付加されている点と、センサマット300(図3)が省略されており、制御部210aがセンサマット300に関連する機能を有していない点とで、第1実施形態のフィッティング支援システム1と異なっている。他の点は、第1実施形態のフィッティング支援システム1と同様である。
本発明は上記各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
上記各実施形態では、ステップS26においてキャリブレーションが成功したか否かを判断し、キャリブレーションが失敗したと判断した場合に制御をステップS32,S17aに戻している。これにより、ステップS26においてキャリブレーションが成功したと判断されるまで、アドレス状態の確認(ステップS14,S34,S17a)と、キャリブレーションの実行(ステップS22,S24)とが行われる。しかしながら、キャリブレーションの実行(ステップS22,S24)の後、キャリブレーションが成功したか否かを判断することなく、キャリブレーション処理を終了することも可能である。この場合、ゴルファーGFは、1回目のキャリブレーションが失敗したと判断された場合に、アドレス状態の確認からキャリブレーションの成功を確認する処理が繰り返されることに要する時間(2〜3秒)を待つことなくスイングを開始することができるので、フィッティング支援システムの利便性が向上する。但し、オフセット電圧の補償がより確実に行える点で、キャリブレーションが成功したと判断されるまで、アドレス状態の確認と、キャリブレーションの実行とを繰り返すのが好ましい。
上記各実施形態では、オフセット電圧の取得(ステップS22)の後、直ちにオフセット電圧の補償を行っている(ステップS24)が、オフセット電圧の補償は、オフセット電圧の取得後であれば、任意の時点で行うことができる。オフセット電圧の補償は、例えば、打撃が検出されて歪み計測データがゴルフクラブ100,100aから制御端末200に送信される前に実行しても良い。また、打撃が検出されて歪み計測データがゴルフクラブ100,100aから制御端末200に送信された後にオフセット電圧の補償を行っても良い。さらに、打撃が検出されて歪み計測データがゴルフクラブ100,100aから制御端末200に送信されている際に、オフセット電圧の補償を行うことも可能である。但し、これらの場合、キャリブレーションが成功したか否かの判断は省略される。
上記各実施形態では、ゴルファーGFの動作状態がアドレス状態であることを検出(ステップS14,S34,S17a)してオフセット電圧を取得している(ステップS22)ため、打撃の前にオフセット電圧が取得されている。しかしながら、打撃の後にゴルフクラブ100,100aの静止状態を検出してオフセット電圧を取得すれば、取得したオフセット電圧を用いて補償を行うことができる。但し、この場合、打撃の際の衝撃による歪みセンサ110の位置ずれや変形等により、打撃前後でオフセット電圧が変動する可能性がある。そのため、フィッティングにおいてより重要な打撃前における歪みセンサ110の歪み量を正確に補正することができない可能性があるため、オフセット電圧は、打撃の前に取得することが好ましい。なお、ゴルファーGFが、アドレス状態が検出される前にスイングを開始する可能性を考慮して、アドレス状態であることを検出してオフセット電圧を取得するとともに、打撃前にオフセット電圧の取得ができなかった場合に、打撃後にオフセット電圧を取得するのがより好ましい。
上記各実施形態では、キャリブレーション処理を行っていることをゴルファーGFに通知していないが、フィッティング支援システムの利便性を高めるため、キャリブレーション処理を行っていることをユーザに通知するのがより好ましい。この場合、制御端末に接続された発音装置やパイロットランプ等のキャリブレーション通知装置をゴルファーGFの近くに配置し、あるいは、ゴルフクラブにキャリブレーション通知装置を設け、制御端末の制御部により通知装置を制御することにより、キャリブレーション処理を行っていることをゴルファーGFに通知することができる。キャリブレーション処理を行っていることの通知に発音装置を使用する場合には、キャリブレーション処理の開始時点と、キャリブレーション処理の終了時点との少なくとも一方で、1秒程度の短い音声を発生させるのが好ましい。また、キャリブレーションが失敗したと判断された時点において短い音声を発生させることも可能である。これらの場合、音声を発生させる時点の違いに応じて、発生させる音声を変えるものとしても良い。また、パイロットランプを使用する場合には、キャリブレーション処理を行っている間、パイロットランプを点灯させるのが好ましい。
上記各実施形態では、歪みセンサ110の特性値として、歪みセンサ110を含むブリッジ回路の出力電圧を計測し、ゴルフクラブ100,100aの静止状態における歪みセンサ110の特性値(静特性)としてオフセット電圧を取得している。しかしながら、計測される特性値は、歪みセンサ110の抵抗値等、歪みセンサ110を含むブリッジ回路の出力電圧に限定されない。この場合、上記各実施形態におけるオフセット電圧取得部に対応する構成は、静特性取得部と謂うことができる。但し、歪みの計測精度をより高くすることができる点で、歪みセンサ110を含むブリッジ回路の出力電圧を計測するのが好ましい。
上記各実施形態では、フィッティングソフトにおける歪み補正値にオフセット電圧を設定することによりオフセット電圧の補償を行っているが、他の方法によってオフセット電圧の補償を行うことも可能である。例えば、ゴルフクラブの制御部にD/A変換器を設けてオフセット電圧と同電圧の電圧信号を出力し、ゴルフクラブの歪み計測回路の増幅器において、当該電圧信号を減ずることによってもオフセット電圧の補償を行うことができる。但し、フィッティング支援システムの構成をより簡略化することができる点で、フィッティングソフトにおける歪み補正値にオフセット電圧を設定するのが好ましい。
上記各実施形態では、静止状態検出部がアドレス状態等のゴルフクラブがほぼ静止している状態(静止状態)を検出し、静止状態検出部による静止状態の検出に応じて歪みセンサのキャリブレーションを行っているが、静止状態検出部による静止状態の検出を行わず、静止状態に応じて歪みセンサのキャリブレーションを行うことも可能である。例えば、歪みセンサの特性値を時系列的に取得し、取得された特性値の時間的な変動が所定の閾値以下となった場合に、当該特性値を用いて歪みセンサの特性値を補償することも可能である。また、補償に使用される特性値としては、一般的に、アドレス状態等のゴルフクラブがほぼ静止している静止状態における特性値(静特性)に限らず、ゴルファーGFがゴルフクラブを持ち歩いている際等のシャフトの撓みが十分に小さい状態における、特性値(基準特性)を用いることができる。この場合、上記各実施形態における静特性取得部に対応する構成は、基準特性取得部と謂うことができる。
Claims (3)
- ゴルフクラブのフィッティングを支援するフィッティング支援システムであって、
歪みセンサが搭載されたゴルフクラブと、
前記ゴルフクラブの静止状態に応じて、前記歪みセンサのキャリブレーションを行うキャリブレーション実行部と、
を備える、
フィッティング支援システム。 - 請求項1記載のフィッティング支援システムであって、さらに、
前記ゴルフクラブの静止状態を検出する静止状態検出部を備える、
フィッティング支援システム。 - 前記静止状態検出部は、前記ゴルフクラブに搭載された加速度センサにより前記静止状態を検出する、請求項2記載のフィッティング支援システム。
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2015
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