JP2016167962A - ブラシ装置 - Google Patents

ブラシ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016167962A
JP2016167962A JP2015130294A JP2015130294A JP2016167962A JP 2016167962 A JP2016167962 A JP 2016167962A JP 2015130294 A JP2015130294 A JP 2015130294A JP 2015130294 A JP2015130294 A JP 2015130294A JP 2016167962 A JP2016167962 A JP 2016167962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
commutator
brush body
biasing member
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015130294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6471628B2 (ja
Inventor
英和 中塚
Hidekazu Nakatsuka
英和 中塚
鈴木 博之
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Publication of JP2016167962A publication Critical patent/JP2016167962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6471628B2 publication Critical patent/JP6471628B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、ブラシ本体と給電ターミナルとの接続方法を改良することにより、過酷な環境においても断線不良を起こすことのないブラシ装置を提供することにある。【解決手段】ブラシ本体11と、ブラシホルダ12と、給電ターミナル13とを有するブラシ装置1に関する。ブラシ本体11は、底面と、2個の側面と、上面と、摺接面と、斜面11Aとを有して構成されている。この斜面11Aは、上面の摺接面と離隔する側の端辺から、整流子2と離隔する方向側であってブラシ配設面H1へと近接する方向に下る斜面である。給電ターミナル13は、ブラシ配設面H1のうちブラシ本体11が配設される位置においてその一部が露出した露出部を有した状態で基端部12Aに埋設されて、露出部とブラシ本体11の底面とが接触するよう構成されている。付勢部材12Cは、斜面11Aを、整流子2方向であってブラシ配設面H1に近接する方向に向けて付勢する。【選択図】図1

Description

本発明はブラシ装置に係り、特に、整流子に摺接し、この整流子を介して外部電源からの電流を電機子供給するブラシ本体を格納したブラシ装置に関するものである。
一般に直流モータなどでは、ブラシ装置を用いて整流子への整流を行っている。
このブラシ装置には、バネ等の付勢部材から付勢されることにより整流子と当接するブラシ本体が備わっており、かかるブラシ本体が整流子と摺接することによって整流が行われる。
このようなブラシ本体には、導線であるピグテールが配設されている。
このピグテールは、一端部がブラシ本体と接続されるとともに、他端部は給電用ターミナルに接続されている。
この給電用ターミナルはコネクタ部に電気的に接続されており、このような構成を採ることにより、外部電源からブラシ本体へと給電することが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたモータには、ブラシ本体を支持した状態のブラシホルダが開示されている(特に、図2、図3等参照)。
このブラシホルダには、筺体状のブラシ収容部が形成されており、当該ブラシ収容部に給電ブラシが格納されている。この給電ブラシは、径方向中心側(つまり、整流子配設側)に付勢されており、よって、給電ブラシの径方向中心側端面は整流子に圧接する構成をとる。
そして、この給電ブラシからは長尺状のピグテールが突出しており、このピグテールの他端部はチョークコイルを介して給電用ターミナルへと電気的に接続されている。
特開2013−066294号公報
このように、特許文献1に記載されたような技術によると、ブラシ本体に給電するためにピグテールが使用されるが、このようなブラシ装置が搭載されるモータをエンジンルーム内等の厳しい振動環境下において使用すると、ピグテールが断線する等の不具合が生じる恐れがあった。
つまり、ピグテール自体の強度不足や、給電用ターミナルとの溶接部の強度不足により、断線不要が生じる恐れがあった。このように、ピグテールが断線すると、モータが不作動となる。
よって、過酷な作動環境下にあっても、断線等を起こさず、信頼性がより向上するブラシ装置の開発が望まれていた。
本発明の目的は、上記各問題点を解決することにあり、ブラシ本体と給電ターミナルとの接続方法を改良することにより、過酷な環境においても断線不良を起こすことのないブラシ装置を提供することにある。
上記課題は、本発明に係るブラシ装置によれば、整流子に圧接して整流を行うためのブラシ本体と、該ブラシ本体を支持するブラシホルダと、前記ブラシ本体に給電するための給電ターミナルと、を有するブラシ装置であって、前記ブラシホルダは、前記ブラシ本体を載置支持するブラシ配設面を有する基端部と、前記ブラシ本体を内部に格納するブラシボックスと、前記ブラシ本体を付勢する付勢部材と、を有して構成されており、前記ブラシ本体は、前記ブラシ配設面に載置される底面と、該底面から起立する2個の側面と、2個の該側面の上方に亘る上面と、前記底面・前記側面・前記上面の前記整流子側端部を規定し前記整流子に摺接する摺接面と、該摺接面と径方向に離隔する側の端部に配設される斜面と、を有して構成されており、前記斜面は、前記上面のうち前記摺接面と離隔する側の端辺から、前記整流子と離隔する方向側であって前記ブラシ配設面へと近接する方向に下る傾斜面であり、前記給電ターミナルは、前記ブラシ配設面のうち前記ブラシ本体が配設される位置においてその一部が露出した露出部を有した状態で前記基端部に埋設されて、前記露出部と前記ブラシ本体の前記底面とが接触するよう構成されており、前記付勢部材は、前記斜面を、前記整流子方向であって前記ブラシ配設面に近接する方向に向けて付勢することにより解決される。
このように本発明では、ブラシ本体に斜面を形成し、この斜面を付勢部材にて押圧することにより、ブラシ本体の摺接面を整流子に摺接させるとともに、ブラシ配設面に露出した給電ターミナルの露出面とブラシ本体の底面とを圧接させる構成とした。
つまり、斜面は、上面のうち摺接面と離隔する側の端辺から、整流子と離隔する方向側であってブラシ配設面へと近接する方向に下る傾斜面として構成されており、付勢部材は、この斜面を整流子方向であってブラシ配設面に近接する方向に向けて付勢するよう構成されるため、この付勢力の鉛直方向分力は、ブラシ配設面に向けてブラシ本体を押圧し、水平方向分力は、整流子方向に向けてブラシ本体を押圧することとなる。
よって、当該付勢によって、ブラシ本体は、その底面が給電ターミナルの露出面に押圧されるとともに、その摺接面は整流子に押圧されることとなる。
このように構成されているため、ピグテールを用いることなく、ブラシ本体に給電を行うことが可能となる。
また、このとき、具体的構成としては、請求項2に記載のように、前記ブラシボックスは、前記ブラシ配設面から、前記ブラシ本体を挿入可能な幅を有して2個起立するブラシボックス側壁と、該ブラシボックス側壁において前記ブラシ配設面と離隔する方向端部を架橋するように配設される付勢部材支持壁と、を少なくとも備える筒状部材であり、前記付勢部材は、前記上面と前記斜面との境界部の屈曲角度よりも小さい屈曲角度を成す付勢部材屈曲部を有する板バネであり、前記付勢部材は、一端側が前記付勢部材支持壁に固定されるとともに、前記付勢部材屈曲部の内隅に前記境界部を圧入するよう配置されて、他端側が前記斜面を押圧するよう構成されると好適である。
更に、このとき、他の具体的構成としては、請求項3に記載のように、前記ブラシボックスは、前記ブラシ配設面から、前記ブラシ本体を挿入可能な幅を有して2個起立するブラシボックス側壁と、該ブラシボックス側壁において前記ブラシ配設面と離隔する方向端部を架橋するとともに前記斜面を覆うように配設される付勢部材支持壁と、を少なくとも備える筒状部材であり、前記付勢部材は、コイルスプリングであり、前記付勢部材の一端側は、前記付勢部材支持壁の前記斜面と対面する面に固定されるとともに、他端側が前記斜面を押圧するよう前記斜面に配置されると好適である。
このように構成されていると、簡易に入手できる板バネやコイルスプリングを使用して、ブラシ本体の給電ターミナルへの押圧及び整流子への押圧を実現することができるため好適である。
また、これらにおいて、前記露出部は、前記ブラシ配設面において、少なくとも前記整流子に近接する側に形成されていると、ブラシ本体が使用により摩耗しても、ブラシ本体と給電ターミナルの露出部との接続を確実に維持することができるため好適である。
更に、上記課題は、整流子に圧接して整流を行うためのブラシ本体と、該ブラシ本体を支持するブラシホルダと、前記ブラシ本体に給電するための給電ターミナルと、を有するブラシ装置であって、前記ブラシホルダは、前記ブラシ本体を載置支持するブラシ配設面を有する基端部と、前記ブラシ本体を内部に格納するブラシボックスと、前記ブラシ本体を付勢する付勢部材と、を有して構成されており、前記付勢部材は、前記ブラシ本体を、前記整流子と離隔する側の端面である押圧端面から前記整流子方向へと付勢するものであり、前記ブラシボックスには、前記整流子の配設位置に向けて径方向に貫通するように穿たれたブラシ配設孔が形成されており、前記ブラシ配設孔は、前記付勢部材の付勢力に対して所定の角度を成して傾斜して穿たれるものであり、前記ブラシ配設孔において、前記基端部側を規定する底面壁は、前記整流子から離隔するに従い前記基端部に近接するように徐変する傾斜面であって、前記底面壁には、前記給電ターミナルの少なくとも一部が配置されており、前記ブラシ配設孔に挿入された前記ブラシ本体の少なくとも一部が接触可能となっていることにより解決される。
このように本発明では、ブラシボックスに、ブラシ本体を摺動可能に格納するブラシ配設孔を形成するが、このブラシ配設孔を、付勢部材の付勢力に対して所定の角度を成して傾斜するように穿った。
つまり、付勢力は、傾斜に沿う方向に整流子へと向かう分力(整流子押圧分力)と、この整流子押圧分力に直交する分力(直交分力)とに分解されるが、整流子押圧分力は、ブラシ本体を整流子の外側面(整流子片)に押圧するための分力となり、直交分力は、ブラシ本体を給電ターミナル(ブラシ配設孔の底面壁に配置された部分)に押圧するための分力となる。
換言すると、付勢部材の押圧力の一部を給電ターミナルへの押圧力へ変換することができるようになったものである。
このように構成されているため、ピグテールを用いることなく、ブラシ本体に給電を行うことが可能となる。
このとき、具体的な構成としては、前記付勢部材は、前記基端部にコイル部分が取付けられるとともに、一方の自由端側が前記ブラシ本体の前記押圧端面を押圧するものであり、前記押圧端面には、前記付勢部材の前記自由端側を係止するための係止部が形成されていると好適である。
このように構成されていると、ブラシ本体に確実に押圧力を付与することが可能となり、特に、本発明のように、傾斜面に配置されるブラシ本体をより効果的に押圧することが可能となる。
本発明によれば、ブラシ本体の径方向外側(整流子と離隔する側)に斜面を形成し、この斜面を整流子側であってブラシ配設面方向に向けて、付勢部材により押圧する構成とした。同時に、このとき、給電ターミナルの露出部がブラシ配設面から露出して、ブラシ本体の底面と直接接触するように構成した。
よって、付勢力の鉛直方向分力は、ブラシ配設面に向けてブラシ本体を押圧し、水平方向分力は、整流子方向に向けてブラシ本体を押圧することとなり、当該付勢によって、ブラシ本体は、その底面が給電ターミナルの露出面に押圧されるとともに、その摺接面は整流子に押圧されることとなる。
なお、このとき、給電ターミナルの露出面が整流子に近接する位置にて露出していると、使用によりブラシが摩耗しても、ブラシ本体と給電ターミナルとの接触を維持することができる。
また、本発明では、このブラシ配設孔を、付勢部材の付勢力に対して所定の角度を成して傾斜するように穿ち、付勢力を、傾斜に沿う方向に整流子へと向かう分力(整流子押圧分力)と、この整流子押圧分力に直交する分力(直交分力)とに分解するようにした。よって、ブラシ本体は整流子押圧分力により、整流子の外側面(整流子片)に押圧され、直交分力のより、給電ターミナル(ブラシ配設孔の底面壁に配置された部分)に押圧される。
なお、このとき、ブラシ本体の後端部に係止部を設けて、付勢部材の端部を係止することとしたため、斜面に配置されるブラシ本体に確実かつ安定的に付勢力を付与することができる。
このように構成されているため、本発明によれば、ピグテールを用いることなく、ブラシ本体に給電を行うことが可能となる。
以上のように、本発明では、ブラシ本体と給電ターミナルとの接続方法を改良することにより、過酷な環境においても断線不良を起こすことを有効に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るブラシ装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るブラシ本体の押圧状態を示す説明図である。 第一の改変例を示す説明図である。 第二の改変例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る第2ブラシ装置の部分斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る第2ブラシ本体の押圧状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、ブラシ本体と給電ターミナルとを電気的に接続するために使用されていたピグテールを廃止し、ブラシ本体と給電ターミナルとを直接的に接続する構成を採るブラシ装置に関するものである。
≪実施形態≫
図1乃至図3は、本発明の一実施形態を示すものであり、図1はブラシ装置の斜視図、図2はブラシ本体の押圧状態を示す説明図である。
なお、図3は第一の改変例を示す説明図、図4は第二の改変例を示す説明図である。
最初に、本実施形態に係るブラシ装置1が搭載される直流モータの構成の一例について簡単に説明する。
この直流モータは、本実施形態に係るブラシ装置1により給電されて回転する直流モータの構成が採用されるものである。
直流モータは、出力軸となるシャフトと、コイルが形成された電機子と、整流子2と、
ブラシ装置1と、磁石(図示せず)が内壁に貼付されるとともに電機子を被覆するヨークハウジングと、2個の軸受と、を有して例えば構成されている。
シャフトは、2個の軸受を介して回転自在にヨークハウジングに支持されている。
整流子2は、シャフトと一体的に一方向に回転する円筒状の部材であり、その回転方向に沿って一定間隔毎に配置された複数の整流子片21を備える。
この整流子2は、シャフトの回転に伴って回転することにより、ブラシ装置1に備えられるブラシ本体11と当接する整流子片21が切り替わるように構成されている。そして、この構成により、コイルを流れる電流の向きが切り替わり、所謂整流が実現される。
次いで、本実施形態の主要構成であるブラシ装置1について説明する。
ブラシ装置1は、ブラシ本体11と、ブラシホルダ12と、給電ターミナル13と、を主要構成として有して構成されている。
ブラシ本体11は、整流子2を通じてコイルに電流を流すものであり、一端面が整流子片21と当接している。
このブラシ本体11は、例えば、銅を含有した黒鉛から構成された立体形状の部材として構成される。
図1及び図2により、ブラシ本体11の構成について説明する。
まず、図2により、ブラシ本体11は直方体形状を基本とし、その外端部上方角部が切り欠かれた形状をとる。
つまり、径方向において、中心側(整流子2に近接する方向側)を内側、その反対側(整流子2から離隔する側)を外側、とすると、外側に配設される端部の上方側の角部が面取り形状に落とされた形状をとり、当該面が斜面11Aを構成している。
この斜面11Aは、ブラシホルダ12の基端部12A側を下方向とすると、上方面(この上方面が特許請求の範囲の「上面」に相当する)内側から下方外側へと下る斜面として構成されている。
なお、このブラシ本体11のうち、ブラシホルダ12の基端部12Aを構成するブラシ配設面H1(次述する)に接する面が特許請求の範囲の「底面」に相当し、この底面において対向する2辺よりブラシ配設面H1と軸方向に離隔する方向に各々起立する面が特許請求の範囲の「2個の側面」に相当する。そして、これら、上方面・底面・2個の側面の整流子2側端部を規定する面が「摺接面」となり、整流子2に摺接する。つまり、斜面11Aが形成されている側(つまり、外側)と反対側の端面は、整流子2を構成する整流子片21に圧接している。
また、本実施形態においては、従来使用されていたピグテールは使用されていない。
次いで、ブラシホルダ12について説明する。
ブラシホルダ12は、基端部12A、2個のブラシボックス12B、付勢部材12C、を少なくとも有して構成されている。
基端部12Aは、平板状に形成された樹脂部であり、その一方の面(「ブラシ配設面H1」と記す)には、2個のブラシボックス12Bが径方向に沿って突設されている。
また、基端部12Aの中央部には、整流子配設孔12aが形成されており、当該位置に整流子2が配設されており、上記2個のブラシボックス12Bは、この整流子配設孔12aの中心に対して点対称となる位置に各々配設されている。
ブラシボックス12Bは、基端部12Aの一方の面であるブラシ配設面H1から所定の間隔をもって起立する2個のブラシボックス側壁12b,12bと、これらの上端を架橋するように配設される付勢部材支持壁12cと、を有して構成されている。
なお、ブラシボックス側壁12b,12b間の所定の間隔とは、ブラシ本体11の幅よりも僅かに大きい間隔であり、ブラシ本体11が径方向へと摺動することを許可するとともに、周方向へのズレを規制するように構成されている。
また、ブラシボックス12Bを構成する付勢部材支持壁12cには、付勢部材12Cの一端部が固定されている。
本実施形態において、付勢部材12Cは、板バネとして構成されている。
この付勢部材12Cは、「へ」字形状に屈曲形成された部材であり、その屈曲内角θは、ブラシ本体11の斜面角度θ1(上面の周方向外側端部から下方に下る角度)よりも十分小さくなるように構成されている。これにより、ブラシ本体11上面の周方向外側端角部を、付勢部材12Cの内隅に沿わせるよう圧入した際に、付勢部材12Cの他端側(付勢部材支持壁12cに固定される側と反対側端部)がブラシ本体11の斜面11Aを押圧できるよう構成されている。
この屈曲している部分が、特許請求の範囲の「付勢部材屈曲部」に相当する。
なお、本実施形態には、付勢部材支持壁12cには、径方向外側から内側に亘って穿たれた付勢部材固定孔121が形成されており、この付勢部材固定孔121に付勢部材12Cの一端部が挿入固定されるよう構成されている。
給電ターミナル13は、略L字形状に屈曲形成された導電性のターミナル部材であり、一端側がブラシホルダ12を構成する基端部12Aに固定されるとともに、他端側は、ブラシ配設面H1と反対側の面(「ブラシホルダ裏面H2」と記す)から突出するよう構成されている。
そして、給電ターミナル13の基端部12Aに固定される位置は、ブラシボックス12Bが配置される位置、つまり、ブラシ本体11が配置される位置となるように構成されている。
なお、このとき、給電ターミナル13において、基端部12Aに固定される部分の少なくとも一部は、ブラシ配設面H1から表面が露出した状態で固定される。このブラシ配設面H1が露出している面部分を「ターミナル露出面13A」と記し、このターミナル露出面13Aが特許請求の範囲の「露出部」に相当する。
このように構成されているため、ブラシ本体11を配設した際に、給電ターミナル13のターミナル露出面13Aとブラシ本体11とを直接接触させることが可能となる。
また、このように、給電ターミナル13の一部は、ブラシ配設面H1から露出しているが、この露出位置は、ブラシ本体11の配設位置のうち、整流子2と近接する側であると更に望ましい。このように構成されていることにより、使用によりブラシ本体11が摩耗した場合であっても、確実にブラシ本体11と給電ターミナル13との接触を維持することができる。
このように構成されたブラシホルダ12にブラシ本体11を配置する方法について説明する。
ブラシ本体11は、ブラシボックス12B内部に挿入される。このとき、斜面11Aが周方向外側に配置されるよう挿入される。
そして、上記の通り、一端側が付勢部材支持壁12cに固定された付勢部材12Cは、その屈曲部内隅をブラシ本体11上面の周方向外側端角部に沿わせるよう、付勢部材12Cの付勢力に抗って配置される。そして、このとき、この付勢部材12Cの復元力により、付勢部材12Cの他端部は、ブラシ本体11の斜面11Aを押圧するよう配置される。
なお、このとき、付勢部材12Cの他端をブラシ本体11と離れる方向へ向けて若干屈曲させるよう構成すると、当該屈曲部によって、斜面11Aの押圧を効率的に行うことが可能となる。
図2により、付勢部材12Cからブラシ本体11が受ける付勢力について詳細に説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るブラシ本体11は、斜面11Aより、付勢力Fを受けることとなる。
この付勢力Fは、ブラシ本体11の上方(基端部12Aから離れる方向)から、径方向内側(整流子2側)下方(基端部12A配置側)へ向けて斜め方向に作用する力であるため、この付勢力Fを鉛直方向(軸方向)の鉛直力F1と水平方向(径方向)の水平力F2とに分解する。
そうすると、この水平力F2は、ブラシ本体11を整流子2方向へと押圧するための力となり、よって、ブラシ本体11の整流子2側端面を整流子片21に圧接させることができる。
また、もう一つの分力である鉛直力F1は、ブラシ本体11を基端部側12Aと押し付ける力となるが、前述した通り、当該箇所には、給電ターミナル13の表面が露出しているため、当該鉛直力により、ブラシ本体11は、給電ターミナル13へと押圧されることとなる。
よって、この付勢部材12Cの付勢力Fの分力である鉛直力F1により、ブラシ本体11は、給電ターミナル13と電気的に接続されることとなる。
このように構成されているため、本実施形態によれば、ブラシ本体11と給電ターミナル13とを電気的に接続するためのピグテールを用いる必要がなくなる。
<第一の改変例>
次いで、図3により、上記実施形態の改変例について説明する。
本例においては、付勢部材12Cとして、コイルスプリングを使用し、付勢部材支持壁12cの構成を変更した以外は、同様の構成であるため、当該同様の構成においては説明を省略する。
本例に係る第2付勢部材112Cは、コイルスプリングである。
また、第2付勢部材支持壁112cは、基端部12Aの一方の面であるブラシ配設面H1から所定の間隔をもって起立する2個のブラシボックス側壁12b,12bが立設する点は、上記と同様であるが、これらの上端を架橋するように配設される第2付勢部材支持壁12cの構成が若干異なっている。
この第2付勢部材支持壁112cは、2個のブラシボックス側壁12b,12bの上端を架橋するとともに、その径方向外側端部がブラシ本体11の斜面11Aに沿うように屈曲しており、ブラシ本体11をブラシボックス12に配設した際には、この斜面11Aを上方から被覆するように配設される。
そして、コイルスプリングである第2付勢部材112Cの一端部が、この第2付勢部材支持壁112cの径方向外側端部の下面(斜面11Aと対面する面)に固定されるとともに、他端部が斜面11Aに圧接するように構成される。
この構成により、コイルスプリングである第2付勢部材112Cからブラシ本体11は、付勢力Fを受け、上記同様に分力である水平力F2により、ブラシ本体11を整流子2方向へと押圧するための力を享受し、分力である鉛直力F1により、ブラシ本体11を給電ターミナル13と押圧するための力を享受することとなる。
<第二の改変例>
次いで、図4により、上記実施形態の改変例について説明する。
本例においては、ブラシ本体11の形状を変更した以外は、上記実施形態と同様であるため、当該同様の構成においては説明を省略する。
図4(a)は、上記実施形態において説明したブラシ本体11である。
上記のように、ブラシ本体11は、直方体形状を基本とし、その外端部上方角部が切り欠かれた形状をとり、外側に配設される端部の上方側の角部が面取りされて斜面11Aが形成された構成である。
つまり、ブラシ本体11の外側端部側は、斜面11Aと、この斜面11Aの下端辺から基端部12Aに配設方向に向かって延びる面である後端平面11Bと、を有して構成されることとなる(図1、図2等参照)。
しかし、本例に係る第2ブラシ本体211では、後端平面11Bは存在せず、外側端部側は、第2斜面211Aのみで構成されている。
つまり、第2斜面211Aは、第2ブラシ本体211の上面の外側端辺から、下方外側へと下る斜面として構成されている。
このように構成されている場合であっても、上記同様に分力である水平力F2により、第2ブラシ本体211を整流子2方向へと押圧するとともに、分力である鉛直力F1により、第2ブラシ本体211を給電ターミナル13と押圧することができる。
≪他の実施形態≫
次いで、図5及び図6により、他の実施形態について説明する。
本例においては、上記実施形態とはブラシボックス12B、ブラシ本体11の構成が異なっている。また、押圧源としては、板バネ状の付勢部材12Cとは異なり、コイルスプリングである第3付勢部材312Cが使用されている。
第3付勢部材312Cは、図5に示すように、コイルスプリングである。
ブラシホルダ12の基端部12Aからは、円柱形状のスプリング支持部12Dが突設されている。このスプリング支持部12Dは、第3付勢部材312Cのコイル部分が挿入可能となるサイズに構成されており、第3付勢部材312Cは、コイル部分をこのスプリング支持部12Dに挿入されることにより、ブラシホルダ12に対し装着される。
そして、この第3付勢部材312Cの下方(基端部12Aに近接する側)端部は、第3ブラシ本体311の外側端面を整流子2方向へと押圧するように構成されている。
第3ブラシボックス312Bは、矩形の筒体として構成されている。
詳しく説明すると、略四角柱形状の両底面を貫通するよう四角柱形状に抜かれた貫通孔が形成された構造をなしており、この貫通孔の端部のうちの一方は、整流子2側に開口し、他方は外側端に開口するように構成されている。そして、この貫通孔に第3ブラシ本体311が摺動可能に挿入されるよう構成されている。
この貫通孔を第3ブラシ配設孔312aと記す。
この第3ブラシ配設孔312aは、四角柱形状の両底面の中心部分を貫通するのではなく、一方(整流子2側)は中心部分よりも上方に開口するとともに、他方は中心部分よりも下方に開口するように構成されている。
つまり、第3ブラシ配設孔312aは、基端部12Aに対して傾斜するように穿たれた貫通孔である。
以下、詳しく説明する。
第3ブラシ配設孔312aは、第3底面壁312b、第3天面壁312c、2個の第3側面壁312d,312dと、で構成されている。
これら第3底面壁312b,第3天面壁312c、2個の第3側面壁312d,312dは、矩形の壁である。
第3底面壁312bは、第3ブラシ配設孔312aにおいて、基端部12A側(下方)の面を規定する壁であり、同様に第3天面壁312cは、基端部12Aと離隔する側(上方)の面を規定する壁である。そして、これら第3底面壁312bと第3天面壁312cとは、一定の空隙を介して対面している。
また、第3底面壁312bは、一方(整流子2側)の開口から、他方の開口へと下る(基端部12Aに近づく)斜面として構成されている。なお、第3天面壁312cは、この第3底面壁312bと平行に延びている。
このように、本例における第3ブラシ配設孔312aは、一方(整流子2)側から下方へと下る(基端部12Aに近づく)ように傾斜して穿たれた貫通孔である。
2個の第3側面壁312d,312dは、第3底面壁312bと第3天面壁312cの側辺を連結して、第3ブラシ配設孔312aの側方面を規定する壁である。
本実施形態に係る第3ブラシ本体311は、略四角柱状の棒状体である。
なお、その一方の底面(端面)は、整流子片21の外側面に当接するように切断されており、他方の底面(端面)もまた当該一方の底面(端面)と平行となるように切断されている。
本例においては、傾斜して穿たれた第3ブラシ配設孔312aに第3ブラシ本体311が内挿された際に、一方の底面(端面)が整流子片21に当接するように構成される。
具体的には、この第3ブラシ配設孔312aは、第3付勢部材312Cの付勢力Fが作用する方向(押圧点P1から整流子2へ向かう方向)に対して所定の角度θをもって傾斜するように穿たれており、第3ブラシ本体311は、傾斜して穿たれたこの第3ブラシ配設孔312aに挿入されることとなる。なお、本例においては、第3付勢部材312Cの付勢力Fが作用する方向は、基端部12Aと平行となるので、第3ブラシ配設孔312aは、基端部12Aに対して所定の角度θをもって傾斜して穿たれることとなる。
そして、第3ブラシ本体311の一方(整流子2側)の端面は、基端部12Aに対して垂直に立設する整流子片21aに当接することとなるため、第3ブラシ配設孔312aに挿入された状態において、同様に基端部12Aに対して垂直となるように切断されることとなる。なお、複数の整流子片21aは円周上に整列しているため、この第3ブラシ本体311の一方(整流子2側)の端面はこれに沿うよう緩やかに湾曲している。
また、第3ブラシ本体311の他方の端面には、係止溝Kが形成されている。
この係止溝Kは、第3ブラシ本体311が第3ブラシ配設孔312aに配設された際、他方(整流子2側と反対側)の端面に形成される溝であり、周方向に沿って形成される。
この係止溝Kは、第3付勢部材312Cの端部を係止する溝であり、これにより、第3ブラシ本体311の摺動や振動による微動等が発生しても、第3ブラシ本体311への付勢力を確実に確保することができる。
第3給電ターミナル313は、本例においては、略く字形状に屈曲形成された導電性のターミナル部材である。
この給電ターミナル313の屈曲部を境界として、一方を「ブラシ接触部313a」と記し、他方を「垂下部313b」と記す。
このブラシ接触部313aは、第3ブラシ配設孔312aを構成する第3底面壁312bに載置される。
そして、第3給電ターミナル313の屈曲部は、第3底面壁312bの他方側(整流子2と離隔する側)端部(端部の角部)に沿うように構成されており、垂下部313bは、この屈曲部から第3ブラシボックス312Bの他方側(整流子2と離隔する側)に沿って垂下するとともに、その自由端側は、ブラシ配設面H1と反対側の面であるブラシホルダ裏面H2から突出するよう構成されている。
以上のように構成されているため、第3給電ターミナル313を設置した後、第3ブラシ本体311を第3ブラシ配設孔312aへ挿入すると、第3給電ターミナル313を構成するブラシ接触部313aと第3ブラシ本体311(の一側面)とが接触することとなる。
そして、この状態にて、第3付勢部材312Cの端部を係止溝Kに係止させると、第3付勢部材312Cの付勢力が、第3ブラシ本体311に作用するようになる。
このとき、第3付勢部材312Cから第3ブラシ本体311が受ける付勢力について説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る第3ブラシ本体311は、付勢力Fを受けることとなる。
この付勢力Fは、第3ブラシ本体311の他方(整流子2と離隔する側:外側)の端面(正確には係止溝Kの位置)から、径方向内側(整流子2側)に向けて作用する力である。
このとき、第3ブラシ本体311が付勢力Fの付加方向に対して傾斜して配置される構成となるため、この付勢力Fを、この傾斜方向に向く整流子押圧分力F3と、この整流子押圧分力F3と直交するターミナル押圧分力F4とに分解すると、この整流子押圧分力F3は、第3ブラシ本体311を整流子片21へ押圧するための力となり、ターミナル押圧分力F4は、第3ブラシ本体311を第3給電ターミナル313へと押圧するための力となる。
よって、本構成によれば、第3ブラシ本体311を整流子片21へと圧接させることができるとともに、第3給電ターミナル313(ブラシ接触部313a)にもまた圧接させることができる。
このため、この第3付勢部材312Cの付勢力Fの分力であるターミナル押圧分力F4により、第3ブラシ本体311は、第3給電ターミナル313と電気的に接続されることとなる。
以上のように構成されているため、本例によれば、上記実施形態と同様に、第3ブラシ本体311と第3給電ターミナル313とを電気的に接続するためのピグテールを用いる必要がなくなる。
1・・ブラシ装置、
11・・ブラシ本体、11A・・斜面、11B・・後端平面、
12・・ブラシホルダ、
12A・・基端部、12a・・整流子配設孔、
H1・・ブラシ配設面、H2・・ブラシホルダ裏面、
12B・・ブラシボックス、
12b・・ブラシボックス側壁、12c・・付勢部材支持壁、121・・付勢部材固定孔、
12C・・付勢部材、12D・・スプリング支持部、
13・・給電ターミナル、13A・・ターミナル露出面(露出部)、
2・・整流子、21・・整流子片、
112C・・第2付勢部材、112c・・第2付勢部材支持壁、
211・・第2ブラシ本体、211A・・第2斜面、
311・・第3ブラシ本体、K・・係止溝、
312B・・第3ブラシボックス、
312a・・第3ブラシ配設孔、
312b・・第3底面壁、312c・・第3天面壁、312d・・第3側面壁、
312C・・第3付勢部材、
313・・第3給電ターミナル、313a・・ブラシ接触部、313b・・垂下部

Claims (6)

  1. 整流子に圧接して整流を行うためのブラシ本体と、該ブラシ本体を支持するブラシホルダと、前記ブラシ本体に給電するための給電ターミナルと、を有するブラシ装置であって、
    前記ブラシホルダは、前記ブラシ本体を載置支持するブラシ配設面を有する基端部と、前記ブラシ本体を内部に格納するブラシボックスと、前記ブラシ本体を付勢する付勢部材と、を有して構成されており、
    前記ブラシ本体は、前記ブラシ配設面に載置される底面と、該底面から起立する2個の側面と、2個の該側面の上方に亘る上面と、前記底面・前記側面・前記上面の前記整流子側端部を規定し前記整流子に摺接する摺接面と、該摺接面と径方向に離隔する側の端部に配設される斜面と、を有して構成されており、
    前記斜面は、前記上面のうち前記摺接面と離隔する側の端辺から、前記整流子と離隔する方向側であって前記ブラシ配設面へと近接する方向に下る傾斜面であり、
    前記給電ターミナルは、前記ブラシ配設面のうち前記ブラシ本体が配設される位置においてその一部が露出した露出部を有した状態で前記基端部に埋設されて、前記露出部と前記ブラシ本体の前記底面とが接触するよう構成されており、
    前記付勢部材は、前記斜面を、前記整流子方向であって前記ブラシ配設面に近接する方向に向けて付勢することを特徴とするブラシ装置。
  2. 前記ブラシボックスは、前記ブラシ配設面から、前記ブラシ本体を挿入可能な幅を有して2個起立するブラシボックス側壁と、該ブラシボックス側壁において前記ブラシ配設面と離隔する方向端部を架橋するように配設される付勢部材支持壁と、を少なくとも備える筒状部材であり、
    前記付勢部材は、前記上面と前記斜面との境界部の屈曲角度よりも小さい屈曲角度を成す付勢部材屈曲部を有する板バネであり、
    前記付勢部材は、一端側が前記付勢部材支持壁に固定されるとともに、前記付勢部材屈曲部の内隅に前記境界部を圧入するよう配置されて、他端側が前記斜面を押圧するよう構成されることを特徴とする請求項1に記載のブラシ装置。
  3. 前記ブラシボックスは、前記ブラシ配設面から、前記ブラシ本体を挿入可能な幅を有して2個起立するブラシボックス側壁と、該ブラシボックス側壁において前記ブラシ配設面と離隔する方向端部を架橋するとともに前記斜面を覆うように配設される付勢部材支持壁と、を少なくとも備える筒状部材であり、
    前記付勢部材は、コイルスプリングであり、
    前記付勢部材の一端側は、前記付勢部材支持壁の前記斜面と対面する面に固定されるとともに、他端側が前記斜面を押圧するよう前記斜面に配置されることを特徴とする請求項1に記載のブラシ装置。
  4. 前記露出部は、前記ブラシ配設面において、少なくとも前記整流子に近接する側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載のブラシ装置。
  5. 整流子に圧接して整流を行うためのブラシ本体と、該ブラシ本体を支持するブラシホルダと、前記ブラシ本体に給電するための給電ターミナルと、を有するブラシ装置であって、
    前記ブラシホルダは、前記ブラシ本体を載置支持するブラシ配設面を有する基端部と、前記ブラシ本体を内部に格納するブラシボックスと、前記ブラシ本体を付勢する付勢部材と、を有して構成されており、
    前記付勢部材は、前記ブラシ本体を、前記整流子と離隔する側の端面である押圧端面から前記整流子方向へと付勢するものであり、
    前記ブラシボックスには、前記整流子の配設位置に向けて径方向に貫通するように穿たれたブラシ配設孔が形成されており、
    前記ブラシ配設孔は、前記付勢部材の付勢力に対して所定の角度を成して傾斜して穿たれるものであり、
    前記ブラシ配設孔において、前記基端部側を規定する底面壁は、前記整流子から離隔するに従い前記基端部に近接するように徐変する傾斜面であって、前記底面壁には、前記給電ターミナルの少なくとも一部が配置されており、前記ブラシ配設孔に挿入された前記ブラシ本体の少なくとも一部が接触可能となっていることを特徴とするブラシ装置。
  6. 前記付勢部材は、前記基端部にコイル部分が取付けられるとともに、一方の自由端側が前記ブラシ本体の前記押圧端面を押圧するものであり、
    前記押圧端面には、前記付勢部材の前記自由端側を係止するための係止部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のブラシ装置。


JP2015130294A 2015-03-06 2015-06-29 ブラシ装置 Expired - Fee Related JP6471628B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015045169 2015-03-06
JP2015045169 2015-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016167962A true JP2016167962A (ja) 2016-09-15
JP6471628B2 JP6471628B2 (ja) 2019-02-20

Family

ID=56897864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015130294A Expired - Fee Related JP6471628B2 (ja) 2015-03-06 2015-06-29 ブラシ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6471628B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021118554A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 株式会社デンソー 直流モータ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262411U (ja) * 1975-11-05 1977-05-09
JPS5269502U (ja) * 1975-11-20 1977-05-24
JPS58179144A (ja) * 1982-04-09 1983-10-20 Hitachi Ltd 小形回転電機用ブラシホルダ
JPS6377457U (ja) * 1986-09-08 1988-05-23
JP2002369458A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Asmo Co Ltd ブラシ装置
JP2003061315A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Asmo Co Ltd ブラシ装置
JP2013009522A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Denso Corp モータ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262411U (ja) * 1975-11-05 1977-05-09
JPS5269502U (ja) * 1975-11-20 1977-05-24
JPS58179144A (ja) * 1982-04-09 1983-10-20 Hitachi Ltd 小形回転電機用ブラシホルダ
JPS6377457U (ja) * 1986-09-08 1988-05-23
JP2002369458A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Asmo Co Ltd ブラシ装置
JP2003061315A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Asmo Co Ltd ブラシ装置
JP2013009522A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Denso Corp モータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021118554A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 株式会社デンソー 直流モータ
JP7434922B2 (ja) 2020-01-22 2024-02-21 株式会社デンソー 直流モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6471628B2 (ja) 2019-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170025916A1 (en) Motor
JP2007288896A (ja) 振動モータ
JPS59127561A (ja) 電気的な機械用のブラシ保持装置
JP5898165B2 (ja) モータ
JP4025539B2 (ja) 小型モータ及び小型振動モータ並びに携帯用情報機器
JP6360867B2 (ja) バッテリエンクロージャを備えた携帯型電子装置
JP2010183821A (ja) モータの電力受給のためのモータ電源端子接続部品、ブラシホルダ、およびそれらを利用したモータ
JP6471628B2 (ja) ブラシ装置
JP2009268207A (ja) 回転電機
JP5138963B2 (ja) モータ
KR20080084183A (ko) 코인형 진동 모터
JP6856067B2 (ja) モータ及びモータの製造方法
JP2010207025A (ja) モータ
JP2006320152A (ja) ブラシホルダ及びモータ
KR101237027B1 (ko) 메탈베어링이 압입 조립된 편심분동을 갖춘 편평형 진동모터
JP2014050132A (ja) 電動モータ
JP2011250492A (ja) モータ
JP2002315270A (ja) モータ
JP2008252973A (ja) モータ
JP6660210B2 (ja) モータ
KR20080113641A (ko) 편평형 진동 모터
KR20090014521A (ko) 바형 진동 모터와 기판의 설치 구조
KR20090078070A (ko) 편평형 진동 모터
JP2007215375A (ja) モータ装置、及びモータ装置製造方法
KR20240069593A (ko) 카본 브러쉬의 고정구조 및 이를 적용한 카본 브러쉬의 고정 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180130

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6471628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees