JP2016167706A - アンテナ - Google Patents

アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2016167706A
JP2016167706A JP2015046361A JP2015046361A JP2016167706A JP 2016167706 A JP2016167706 A JP 2016167706A JP 2015046361 A JP2015046361 A JP 2015046361A JP 2015046361 A JP2015046361 A JP 2015046361A JP 2016167706 A JP2016167706 A JP 2016167706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna device
counterpart
coil
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015046361A
Other languages
English (en)
Inventor
克彰 玉城
Katsuaki Tamaki
克彰 玉城
則光 星
Norimitsu Hoshi
則光 星
池田 昌
Akira Ikeda
昌 池田
利昭 岡
Toshiaki Oka
利昭 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
NEC Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Tokin Corp filed Critical NEC Tokin Corp
Priority to JP2015046361A priority Critical patent/JP2016167706A/ja
Publication of JP2016167706A publication Critical patent/JP2016167706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、モバイル機器同士の通信(P2P機能)とモバイル機器とカード・タグ(媒体)間の通信(RW機能)とを、異なる通信方向において両立することのできるアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】アンテナ装置は、コイル巻回体を備えている。コイル巻回体は、コイルと平面状の磁性体を備えている。コイルは、磁性体の所定方向を軸として磁性体に対して巻回されている。アンテナ装置は、所定方向と直交する直交方向に位置する第1相手側アンテナ装置と通信可能である。アンテナ装置は、所定方向に位置する第2相手側アンテナ装置と通信可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として、モバイル機器に搭載されるアンテナ装置に関する。
モバイル機器同士の通信(P2P機能)と、モバイル機器とカード・タグ(媒体)間の通信(RW機能)との二つの機能を、それぞれ異なる通信方向において、両立させるアンテナ装置を実現したいという要望がある。
携帯電話、スマートフォンなどのモバイル通信機器や、カード・タグには、外部との近距離無線通信のためにNFCアンテナが組み込まれている。このNFCアンテナは、磁性シートにコイルパターンが印刷されたFPC(Flexible Printed Circuit)などを貼りあわせた平面アンテナが主流となっている。このような平面アンテナを搭載したモバイル通信機器同士で通信を行う場合、受信側のモバイル機器の平面アンテナの開口面に対して送信側のモバイル機器の平面アンテナから発生する磁束が通過するように、受信側のモバイル機器の平面アンテナを向ける必要がある。
このため、平面アンテナを搭載したモバイル機器同士の通信(P2P機能)や、平面アンテナを搭載したモバイル機器と平面アンテナを搭載したカード・タグ間の通信(RW機能)においては、モバイル機器の平面アンテナ同士が向き合う1軸方向でしか通信をすることができなかった。
例えば、特許文献1には、相手側平面アンテナに対して0°〜90°の範囲で傾いていても読み取り可能なアンテナが開示されている。しかし、特許文献1に開示されているアンテナは、幅広い角度で良好な指向性を有するものの、モバイル機器同士の通信(P2P機能)とモバイル機器とカード・タグ(媒体)間の通信(RW機能)を異なる通信方向において両立するものではない。
特開2012−60626号公報
本発明は、モバイル機器同士の通信(P2P機能)とモバイル機器とカード・タグ(媒体)間の通信(RW機能)とを、異なる通信方向において両立することのできるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1のアンテナ装置として、
コイル巻回体を備えるアンテナ装置であって、
前記コイル巻回体は、磁性体と、コイルとを備えており、
前記コイルは、前記磁性体の所定方向を軸として前記磁性体に対して巻回されており、
前記アンテナ装置は、前記所定方向と直交する直交方向に位置する第1相手側アンテナ装置と通信可能であり、
前記アンテナ装置は、前記所定方向に位置する第2相手側アンテナ装置と通信可能である
アンテナ装置を提供する。
また、本発明は、第2のアンテナ装置として、第1のアンテナ装置であって、
前記アンテナ装置は、絶縁体からなる支持部材と、金属板とを更に備えており、
前記支持部材は、前記コイル巻回体を支持しており、
前記支持部材は、前記金属板に固定されており、
前記所定方向と直交する直交方向において、前記支持部材は前記コイル巻回体と前記金属板との間に介在している
アンテナ装置を提供する。
また、本発明は、第3のアンテナ装置として、第1又は第2のアンテナ装置であって、
前記アンテナ装置は、複数の前記コイル巻回体を備えており、
前記支持部材は、前記複数の前記コイル巻回体を支持している
アンテナ装置を提供する。
また、本発明は、第1の第1アンテナシステムとして、
第1乃至第3のいずれかのアンテナ装置と、前記第1相手側アンテナ装置とを備えた第1アンテナシステムであって、
前記第1相手側アンテナ装置は、前記アンテナ装置に対して、前記直交方向に位置するよう配置されている
第1アンテナシステムを提供する。
また、本発明は、第1の第2アンテナシステムとして、
第1乃至第3のいずれかのアンテナ装置と、前記第2相手側アンテナ装置とを備えた第2アンテナシステムであって、
前記第2相手側アンテナ装置は、前記アンテナ装置に対して、前記所定方向に位置するよう配置されている
第2アンテナシステムを提供する。
また、本発明は、第2の第1アンテナシステムとして、
第1の第1アンテナシステムであって、
前記第1アンテナシステムは、前記アンテナ装置を2つ備えており、
前記アンテナ装置は、前記直交方向において互いに対向するように配置されており、
前記アンテナ装置のうちの一つは、前記第1相手側アンテナ装置として機能する
第1アンテナシステムを提供する。
また、本発明は、第2の第2アンテナシステムとして、
第1の第2アンテナシステムであって、
前記第2相手側アンテナ装置は、平面コイルアンテナであり、
前記第2相手側アンテナ装置は、FPCを備えており、
前記FPCには、コイルパターンが形成されている
第2アンテナシステムを提供する。
本発明のアンテナ装置は、磁性体にコイルを巻回したコイル巻回体を備えている。これにより、アンテナ装置を搭載したモバイル機器同士の通信(P2P)の場合には、搭載されたアンテナ装置同士を巻回軸と直交する直交方向に対向するように配置することにより、通信が可能となる。また、アンテナ装置を搭載したモバイル機器と相手側アンテナ装置を搭載したカード・タグ間での通信(RW機能)の場合には、搭載されたアンテナ装置の巻回軸方向にカード・タグの相手側アンテナ装置を配置することにより、通信が可能となる。従って、本発明により、P2P機能とRW機能の夫々の機能に応じて異なる通信方向が必要となるアプリケーションに対して有効なアンテナが実現される。
本発明の第1の実施の形態によるアンテナ装置を示す斜視図である。 図1のアンテナ装置から発生する磁束を示す正面図である。 図1のアンテナ装置を2つ備える第1アンテナシステムを示す図である。図3(A)は、2つの図1のアンテナ装置の位置関係を示す斜視図である。図3(B)は、2つの図1のアンテナ装置間での通信状態を示す正面図である。 図1のアンテナ装置と第2相手側アンテナ装置を備える第2アンテナシステムを示す図である。図4(A)は、図1のアンテナ装置と第2相手側アンテナ装置の位置関係を示す斜視図である。図4(B)は、図1のアンテナ装置と第2相手側アンテナ装置の間での通信状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態によるアンテナ装置を示す斜視図である。 図5のアンテナ装置から発生する磁束を示す正面図である。 図5のアンテナ装置を2つ備える第1アンテナシステムを示す図である。図7(A)は、2つの図5のアンテナ装置の位置関係を示す斜視図である。図7(B)は、2つの図5のアンテナ装置の間での通信状態を示す正面図である。 図5のアンテナ装置と第2相手側アンテナ装置を備える第2アンテナシステムにおけるアンテナ装置間の通信を示す図である。図8(A)は、図5のアンテナ装置と第2相手側アンテナ装置の位置関係を示す斜視図である。図8(B)は、図5のアンテナ装置と第2相手側アンテナ装置の間での通信状態を示す正面図である。 図9(A)一般的な平面アンテナを示す斜視図である。図9(B)は、2つの図9(A)の一般的な平面アンテナをX軸方向に配置した状態を示した斜視図である。図9(C)は、一般的な平面アンテナに対して、第2相手側アンテナ装置をZ軸方向に配置した状態を示した斜視図である。
(第1の実施の形態)
図1に示されるように、本発明の第1の実施の形態によるアンテナ装置100は、コイル巻回体101と、絶縁体からなる支持部材110と、筐体の表面である金属板111を備えている。コイル巻回体101は、コイル102と平面状の磁性体103を備えている。ここで、磁性体103はフェライト焼結体であり、比透磁率が140相当、寸法はLa=40mm、Wa=10mm、Ta=0.2mmである。コイル101は、UEW線(φ0.14mm)である。磁性体103の比透磁率は、好ましくは40〜160である。コイル巻回体101は、磁性体103の所定方向(Z方向)を軸として、コイル間隔0.5mmで9ターン巻回されている。コイル101の巻回方向は、+Z側から見た場合、反時計回りとなっている。コイル巻回体101は、厚さ1mmの絶縁体からなる支持部材110に対して平行に張り付けられることにより、支持部材110に支持されている。支持部材110は、筐体の表面である金属板111に張り付けられている。即ち、支持部材101は、コイル巻回体101と金属板111の間に挟まれている。ここで磁性体103の軸方向(Z方向)は、金属板111と平行となっている。
図2は、図1のアンテナ装置100から発生する磁束104を表した図である。ここで図2には、アンテナ装置100のうち、支持部材110と金属板111は省略されており、コイル巻回体101のみが記載されている。アンテナ装置100からは、アンテナ装置100の開口面105から磁束104がZ軸方向に強い指向性を持って発生し、開口面106に収束する。
図3は、図1のアンテナ装置を2つ備える第1アンテナシステム200を示す図である。ここで、アンテナ装置100のうち、支持部材110と金属板111は省略されており、コイル巻回体101のみが記載されている。図3(A)に示されるように、第1アンテナシステム200は、第1の実施の形態によるアンテナ装置100を2つ備えている。2つのアンテナ装置100は、所定方向(Z方向)と直交する直交方向(X方向)に互いに位置している。即ち、アンテナ装置100は、直交方向(X方向)において互いに対向するように配置されている。図3(B)示されるように、−X側に位置するアンテナ装置100から生じる磁束104は、第1相手側アンテナ装置として機能する+X側に位置するアンテナ装置100の開口面105,106を貫くため、アンテナ装置100間での通信が可能となる。なお、本実施の形態においては、第1相手側アンテナ装置はアンテナ装置100であったが、本発明はこれに限定されない。第1相手側アンテナ装置は、コイルにより電磁誘導通信するアンテナ等の一般的なアンテナ装置であっても良い。
図4は、図1のアンテナ装置100と第2相手側アンテナ装置300を備える第2アンテナシステム400を示す図である。ここで、アンテナ装置100のうち、支持部材110と金属板111は省略されており、コイル巻回体101のみが記載されている。また、第2相手側アンテナ装置300は、平面コイルアンテナであって、磁気シートとFPCとを備えており、FPCには、コイルパターン301が形成されており、FPCは、磁気シートに貼り合わせられている。図4(A)に示されるように、第2アンテナシステム400は、第1の実施の形態によるアンテナ装置100と第2相手側アンテナ装置300とを備えている。第2相手側アンテナ装置300は、アンテナ装置100に対して、所定方向(Z方向)に位置している。図4(B)に示されるように、アンテナ装置100の開口面105から生じる磁束104は、Z軸方向に強い指向性を持つため、第2相手側アンテナ装置300の開口面302を磁束104が貫くことになる。これにより、アンテナ装置100と第2相手側アンテナ装置300との通信が可能となる。なお、本発明はこれに限定されない。第2相手側アンテナ装置は、コイルにより電磁誘導通信するアンテナ等の一般的なアンテナ装置であっても良い。
なお、本実施形態において、アンテナ装置100が信号を送受信する電磁波の周波数は、13.56MHzHF帯である。
(第2の実施の形態)
図5に示されるように、本発明の第2の実施の形態によるアンテナ装置800は、10個のコイル巻回体802と、支持部材810と、筐体の表面である金属板811とを備えている。また、各コイル巻回体802は直列に接続され、1つのコイル巻回集合体801を形成している。各コイル巻回体802は、コイル803と平面状の磁性体804とを備えている。各コイル巻回体802には、UEW線(φ0.14mm)のコイル803が、磁性体804の所定方向(Z方向)を軸として、コイル間隔0.5mmで5ターン巻回されている。コイル803の巻回方向は、+Z側から見た場合、反時計回りとなっている。磁性体804はフェライト焼結体であり、比透磁率が140相当、寸法はLs=3mm、Wa=10mm、Ta=0.2mmである。磁性体804の比透磁率は、好ましくは40〜160である。コイル巻回集合体801のサイズは、La=40mmとなっており、第1の実施の形態のアンテナ装置100のコイル巻回体101と同じサイズである。支持部材810は、厚さ1mmの絶縁体からなる。また各コイル巻回体802は、磁性体804の短辺方向(Ls方向:Y方向)に1mm間隔で整列され、支持部材810に対して平行に張り付けられることにより、支持部材810に支持されている。また、支持部材810は、筐体の表面である金属板811に張り付けられている。即ち、支持部材810は、各コイル巻回体802と金属板811の間に挟まれている。ここで磁性体804の軸方向(Z方向)は、金属板811と平行となっている。なお、本実施の形態では、各コイル巻回体802は直列に接続されているが、並列に接続されていてもよい。
本実施形態におけるアンテナ装置800は、第1の実施の形態のアンテナ装置100と比較して、コイル803を巻回している磁性体804の短手方向(Ls方向:Y方向)の距離が短いため、磁性体804の内部の反磁界が小さくなる。その結果、コイル巻回体802を直列に10個接続したコイル巻回集合体801は、第1の実施の形態のアンテナ装置100と比較して、同サイズでありながら、発生磁界はより大きくなる。
図6は、第2の実施の形態のアンテナ装置800から発生する磁束807を表した図である。ここで、アンテナ装置800のうち、支持部材810と金属板811は省略されており、コイル巻回集合体801のみが記載されている。アンテナ装置800からは、コイル巻回集合体801の開口面805から磁束807がZ軸方向に強い指向性を持って発生し、開口面806に収束する。
図7は、図6のアンテナ装置800を2つ備える第1アンテナシステム900を示す図である。ここで、アンテナ装置900のうち、支持部材810と金属板811は省略されており、コイル巻回集合体801のみが記載されている。図7(A)に示されるように第1アンテナシステム900は、第2の実施の形態によるアンテナ装置800を2つ備えている。2つのアンテナ装置800は、所定方向(Z方向)と直交する直交方向(X方向)に互いに位置している。即ち、アンテナ装置800は、直交方向(X方向)において互いに対向するように配置されている。図7(B)に示されるように、−X側に位置するアンテナ装置800から生じる磁束807は、第1相手側アンテナ装置として機能する+X側に位置するアンテナ装置800の開口面805,806を貫くため、アンテナ装置間での通信が可能となる。なお、本実施の形態においては、第1相手側アンテナ装置はアンテナ装置800であったが、本発明はこれに限定されない。第1相手側アンテナ装置は、コイルにより電磁誘導通信するアンテナ等の一般的なアンテナ装置であっても良い。
図8は、図5のアンテナ装置800と第2相手側アンテナ装置300を備える第2アンテナシステム1000を示す図である。ここで、アンテナ装置800のうち、支持部材810と金属板811は省略されており、コイル巻回集合体801のみが記載されている。また、第2相手側アンテナ装置300は、第1の実施の形態における第2アンテナシステム400に含まれる相手側コイル装置300と同じものである。図8(A)に示されるように、第2相手側アンテナ装置300は、アンテナ装置800に対して、所定方向(Z方向)に位置している。図8(B)に示されるように、アンテナ装置800の開口面805から生じる磁束807は、Z軸方向に強い指向性を持つため、第2相手側アンテナ装置300の開口面302を磁束807が貫くことになる。これにより、アンテナ装置800と第2相手側アンテナ装置300との通信が可能となる。なお、本発明はこれに限定されない。第2相手側アンテナ装置は、コイルにより電磁誘導通信するアンテナ等の一般的なアンテナ装置であっても良い。
なお、本実施形態において、アンテナ装置800が信号を送受信する電磁波の周波数は、第1の実施の形態と同じく、13.56MHzHF帯である。
(通信距離の測定方法)
本発明の第1の実施の形態のアンテナ装置100及び第2の実施の形態のアンテナ装置800における通信方向及び通信距離を確認するため、アンテナ装置100,800を用いた第1アンテナシステム200,900及び第2アンテナシステム400,1000における、各アンテナ装置100,800間、又はアンテナ装置100,800と第2相手側アンテナ装置300との間での通信距離の測定を行った。また比較例1及び比較例2として、アンテナ装置100,900の代わりに、一般的な平面アンテナ2000(図9(A)参照)を用いて通信距離の測定を行った。図9(A)に示すように、一般的な平面アンテナ2000は、コイル2001と磁性体2002を備えている。コイル2001は、磁性体2002のYZ平面上に平面コイルとして形成されている。また、磁性体2002は、アンテナ装置100,800で用いた磁性体103,804と同じ材質のものである。この平面アンテナ2000のサイズ(La×Wa×Ta)は、第1の実施の形態のアンテナ装置100のコイル巻回体101及び第2の実施の形態のアンテナ装置800コイル巻回集合体801のサイズと同じである。比較例1及び比較例2の具体的な内容としては、第1アンテナシステム200,900のように、2つの一般的な平面アンテナ2000をX軸方向においてコイル2001が対向するように配置し、通信距離の測定を行った(図9(B)参照)。また、比較例2の具体的な内容としては、第2アンテナシステム400,1000のように、一般的な平面アンテナ2000と第2相手側アンテナ装置300を用い、第2相手側アンテナ装置300を、一般的な平面アンテナ2000に対してZ軸方向に配置し、通信距離の測定を行った(図9(C)参照)。通信距離の測定結果を表1に示す。
(通信距離の測定結果)
表1には、アンテナ装置100,800を用いた第1アンテナシステム200,400の測定結果をX軸方向の通信距離として、またアンテナ装置100,800を用いた第2アンテナシステム900,1000での測定結果をZ軸方向の通信距離として、夫々表示している。これにより、一般的な平面アンテナ2000においては、X軸方向において通信可能となっているものの、Z軸方向においては第2相手側アンテナ装置300と通信できないことが分かる。一方、第1の実施の形態のアンテナ装置100及び第2の実施の形態によるアンテナ装置800については、X軸方向でのアンテナ装置100,800間での通信が確保されており、また、Z軸方向に配置された第2相手側アンテナ装置300との通信も可能となっていることが分かる。
Figure 2016167706
以上、図面を用いて本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、部材や構成の変更があっても本発明に含まれる。例えば、アンテナ装置の構成は図1及び図5に示したものに限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素を追加したり、接続関係を変更するなどの種々の変形実施が可能である。すなわち、当業者であれば当然なしえるであろう各種変形や修正もまた、本発明に含まれるものである。
本発明のアンテナ装置は、例えば、NFC(Near field communication)等のHF帯RFID(Radio Frequency IDentification)システムで利用される。
100 アンテナ装置
101 コイル巻回体
102 コイル
103 磁性体
104 磁束
105 開口面
106 開口面
110 支持部材
111 金属板
200 第1アンテナシステム
300 第2相手側アンテナ装置
301 コイルパターン
302 開口面
400 第2アンテナシステム
800 アンテナ装置
801 コイル巻回集合体
802 コイル巻回体
803 コイル
804 磁性体
805 開口面
806 開口面
807 磁束
810 支持部材
811 金属板
900 第1アンテナシステム
1000 第2アンテナシステム
2000 平面アンテナ
2001 コイル
2002 磁性体

Claims (7)

  1. コイル巻回体を備えるアンテナ装置であって、
    前記コイル巻回体は、磁性体と、コイルとを備えており、
    前記コイルは、前記磁性体の所定方向を軸として前記磁性体に対して巻回されており、
    前記アンテナ装置は、前記所定方向と直交する直交方向に位置する第1相手側アンテナ装置と通信可能であり、
    前記アンテナ装置は、前記所定方向に位置する第2相手側アンテナ装置と通信可能である
    アンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ装置は、絶縁体からなる支持部材と、金属板とを更に備えており、
    前記支持部材は、前記コイル巻回体を支持しており、
    前記支持部材は、前記金属板に固定されており、
    前記所定方向と直交する直交方向において、前記支持部材は前記コイル巻回体と前記金属板との間に介在している
    アンテナ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ装置は、複数の前記コイル巻回体を備えており、
    前記支持部材は、前記複数の前記コイル巻回体を支持している
    アンテナ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置と、前記第1相手側アンテナ装置とを備えた第1アンテナシステムであって、
    前記第1相手側アンテナ装置は、前記アンテナ装置に対して、前記直交方向に位置するよう配置されている
    第1アンテナシステム。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置と、前記第2相手側アンテナ装置とを備えた第2アンテナシステムであって、
    前記第2相手側アンテナ装置は、前記アンテナ装置に対して、前記所定方向に位置するよう配置されている
    第2アンテナシステム。
  6. 請求項4記載の第1アンテナシステムであって、
    前記第1アンテナシステムは、前記アンテナ装置を2つ備えており、
    前記アンテナ装置は、前記直交方向において互いに対向するように配置されており、
    前記アンテナ装置のうちの一つは、前記第1相手側アンテナ装置として機能する
    第1アンテナシステム。
  7. 請求項5記載の第2アンテナシステムであって、
    前記第2相手側アンテナ装置は、平面コイルアンテナであり、
    前記第2相手側アンテナ装置は、FPCを備えており、
    前記FPCには、コイルパターンが形成されている
    第2アンテナシステム。
JP2015046361A 2015-03-09 2015-03-09 アンテナ Pending JP2016167706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015046361A JP2016167706A (ja) 2015-03-09 2015-03-09 アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015046361A JP2016167706A (ja) 2015-03-09 2015-03-09 アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016167706A true JP2016167706A (ja) 2016-09-15

Family

ID=56898659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015046361A Pending JP2016167706A (ja) 2015-03-09 2015-03-09 アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016167706A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122753A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Smart:Kk 金属対応センサ及び管理システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122753A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Smart:Kk 金属対応センサ及び管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4894960B2 (ja) 電子機器
JP5924006B2 (ja) アンテナ装置
JP4993045B2 (ja) アンテナ装置及び電子機器
JP5282898B2 (ja) アンテナ装置
JP2010245776A (ja) アンテナ
JPWO2011129151A1 (ja) アンテナ装置及び通信端末装置
WO2012014939A1 (ja) アンテナ装置および通信端末機器
JPWO2011036963A1 (ja) アンテナ装置及び通信端末装置
JP4894945B2 (ja) アンテナ
WO2014167812A1 (ja) アンテナ、アンテナ装置および通信装置
JP6223067B2 (ja) 電子機器
WO2012020581A1 (ja) アンテナ装置及び通信端末装置
JP5800117B1 (ja) アンテナ装置および電子機器
EP2933878B1 (en) Antenna device
JP2012222961A (ja) アンテナモジュールおよび非接触電力伝送システム
JP2015130566A (ja) アンテナ装置及び機器
JP2015032840A (ja) アンテナ装置、およびアンテナ装置を備える通信端末装置
US20170352951A1 (en) Coil-type loop antenna for mobile device
KR20140011076A (ko) 복합 스파이럴 공진코일과 이의 제조방법, 이를 이용한 무선 전력 전송 또는수신장치
JP2016167706A (ja) アンテナ
WO2016194689A1 (ja) アンテナおよび電子機器
JP7001232B2 (ja) アンテナ及び無線通信装置
JP6598300B2 (ja) 誘導式読み書き装置の複合アンテナ、及びウェアラブル端末
JP2016208468A (ja) アンテナ装置
JP2019024213A (ja) アンテナ装置、振動型アンテナ装置および通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200205