JP2016163233A - 再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システム - Google Patents

再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの要求に応じてコンテンツを適切に再生することが出来る再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システムを提供する。
【解決手段】再生管理装置10は、ディスプレイ36およびスピーカ40などを備える。ユーザの保護者によって条件が入力されると、コンテンツが保管されるサーバ1002から条件に従って作成されたコンテンツリストが取得され、そのコンテンツリストから再生リストが作成される。この再生リストに従ってコンテンツが再生され、最後のコンテンツを再生する前に、追加のコンテンツとして最後のコンテンツを再生するかがユーザに確認される。このとき、ユーザが追加のコンテンツの再生を要求した場合、追加のコンテンツとして最後のコンテンツを再生する。
【選択図】図2

Description

この発明は、再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システムに関し、特にたとえばコンテンツを再生するときに利用される、再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システムに関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示されている。この特許文献における来客受付装置は、たとえば施設の受付に設けられており、来客を検知すると担当者に通知される。このとき、来客の推定待ち時間が算出され、推定待ち時間に応じた再生時間のコンテンツが来客に対して提示される。
特開2010−81309号公報[H04M 3/487, G06Q 10/00]
ところが、引用文献1の来客受付装置では、推定待ち時間に応じて、複数のコンテンツを組み合わせて提示したり、来客からの追加の要求に応じてコンテンツをさらに提示したりするということが想定されていない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システムを提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザの要求に応じてコンテンツを適切に再生することが出来る、再生管理装置、再生管理プログラム、再生管理方法および再生管理システムを提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成手段、再生リストに従ってコンテンツを再生する再生手段、および再生手段による最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するべきかどうかを判断する判断手段を備え、再生手段は、最後のコンテンツを再生するべきと判断されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理装置である。
第1の発明では、再生管理装置(10:実施例において対応する部分を例示する参照符号。以下、同じ。)において、生成手段(30,S45)は、たとえばユーザの保護者が入力したキーワードを利用して、2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する。再生手段(30,S55,S71)は、再生リストに従ってコンテンツを順次再生する。最後のコンテンツの再生前に、判断手段(30,S67)は、たとえば最後のコンテンツを追加のコンテンツとして再生することを、ユーザが要求しているかを判断する。そして、再生手段は、たとえば最後のコンテンツを追加のコンテンツとして再生することをユーザが要求した場合、最後のコンテンツを再生する。
第1の発明によれば、たとえばユーザが追加のコンテンツの再生を要求した場合は、追加のコンテンツとして最後のコンテンツが再生される。つまり、ユーザの要求に応じてコンテンツを適切に再生することが出来る。
第2の発明は、第1の発明に従属し、最後のコンテンツが再生されないと判断されたとき、再生リストに従ったコンテンツの再生を完了する完了手段をさらに備える。
第2の発明では、完了手段(30,S73)は、たとえば追加コンテンツとして最後のコンテンツを再生することをユーザが要求しなかった場合、完了画面を表示して、再生リストに従ったコンテンツの再生を完了する。
第2の発明によれば、たとえばユーザが追加のコンテンツの再生を要求しなければ、コンテンツの再生を完了する。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明に従属し、生成手段は、再生リストに基づくコンテンツの再生時間が規定時間以内となるように当該再生リストを生成する。
第3の発明では、再生リストは、再生リストに従ったコンテンツの再生時間が規定時間以内となるように生成される。
第3の発明によれば、コンテンツの再生を規定時間内に完了させることが出来る。
第4の発明は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかに従属し、再生手段によるコンテンツの再生が終了したとき、遅れ時間が生じたかを判断する遅れ判断手段、および遅れ判断手段によって遅れ時間が生じたと判断されたとき、再生リストを更新する第1更新手段をさらに備え、再生手段は、第1更新手段によって更新された再生リストに従ってコンテンツを再生する。
第4の発明では、遅れ判断手段(30,57)は、コンテンツの再生が終了したとき、たとえば再生の一時停止などによって遅れ時間が生じたかを判断する。第1更新手段(30,S59)は、たとえば再生の一時停止などで遅れ時間が生じたと判断されたとき、再生リストを更新する。そして、再生手段は、遅れ時間が生じたことで更新された再生リストに従ってコンテンツを再生する。
第4の発明によれば、コンテンツの再生中に遅れ時間が生じても、遅れ時間が生じたことを考慮してコンテンツの再生を完了させることが出来る。
第5の発明は、第1の発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、再生リストから、次に再生するコンテンツが選択可能かを判断する選択判断手段、および選択判断手段によって次に再生するコンテンツが選択可能だと判断され、次に再生するコンテンツが選択されたとき、再生リストを更新する第2更新手段をさらに備え、再生手段は、第2更新手段によって更新された再生リストに従ってコンテンツを再生する。
第5の発明では、選択判断手段(30,S47,S75)は、たとえば次に再生するコンテンツを、再生リストから選択可能に設定されているかを判断する。第2更新手段(30,S53,S55,S83)は、たとえば次に再生するコンテンツが選択可能に設定されている状態で、次に再生するコンテンツが選択されると、再生リストを更新する。そして、再生手段は、更新された再生リストに従ってコンテンツを再生する。
第5の発明によれば、次に再生するコンテンツをユーザが選択できるようにすることで、ユーザは自身の希望に沿ってコンテンツを再生することが出来る。
第6の発明は、第5の発明に従属し、再生手段は、コンテンツの再生が終了して次に再生するコンテンツが選択されないまま所定時間が経過したとき、再生リストに従って次のコンテンツを再生する。
第6の発明では、コンテンツの再生が終了して次に再生するコンテンツが選択されないまま所定時間が経過したときは、再生リストは更新されず、次のコンテンツが再生される。
第6の発明によれば、次のコンテンツが選択されない状態になったとしても、コンテンツの再生を完了することが出来る。
第7の発明は、再生管理装置(10)のプロセッサ(30)を、2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成手段(S45)、再生リストに従ってコンテンツを再生する再生手段(S55,S71)、および再生手段による最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するべきかどうかを判断する判断手段(S67)として機能させ、再生手段は、最後のコンテンツを再生するべきと判断されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理プログラムである。
第8の発明は、再生管理装置(10)における再生管理方法であって、再生管理装置のプロセッサ(30)が、2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成ステップ(S45)、再生リストに従ってコンテンツを再生する再生ステップ(S55,S71)、および再生ステップによる最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するべきかどうかを判断する判断ステップ(S67)を実行し、再生ステップは、最後のコンテンツを再生するべきと判断されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理方法である。
第9の発明は、発話コミュニケーションが可能なロボットを有する、再生管理システムであって、2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成手段(30,S45)、再生リストに従ってコンテンツを再生する再生手段(30,S55,S71)、および再生手段による最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するかを、ロボットを利用してユーザに確認する確認手段(30,S67)を備え、再生手段は、ロボットによって最後のコンテンツを再生することが確認されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理システムである。
第7の発明、第8の発明および第9の発明によれば、第1の発明と同様の効果を得ることが出来る。
この発明によれば、ユーザの要求に応じて適切にコンテンツを再生することが出来る。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の再生管理装置が利用されている状態の一例を示す図解図である。 図2は図1に示す再生管理装置の電気的な構成の一例を示す図解図である。 図3は図2に示すメモリに記憶されている再生リストの一例を示す図解図である。 図4は図1に示す再生管理装置によってコンテンツの再生が管理されている状態の一例を示す図解図であり、図4(A)はコンテンツの再生を完了するかを確認している状態の一例を示し、図4(B)はユーザがコンテンツの追加再生を要求している状態の一例を示し、図4(C)は最後のコンテンツの再生するときの状態の一例を示す。 図5は図2に示す再生管理装置のメモリのメモリマップの一例を示す図解図である。 図6は図2に示す再生管理装置のプロセッサの設定処理の一例を示すフロー図である。 図7は図2に示す再生管理装置のプロセッサの再生管理処理の一例を示すフロー図である。 図8は図2に示す再生管理装置のプロセッサの再生リスト制御処理の一部の一例を示すフロー図である。 図9は図2に示す再生管理装置のプロセッサの再生リスト制御処理の他の一部の一例であって、図8に後続するフロー図である。
図1を参照して、この実施例の再生管理装置10は、一例としてネットワーク1000(図2参照)に接続されたパーソナルコンピュータである。子どもなどのユーザは、ネットワーク1000と接続されるサーバ1002(図2参照)から配信される動画などのコンテンツを、再生管理装置10を操作することで再生(視聴)することが出来る。また、ユーザの保護者などは、再生管理装置10に対して、キーワードや管理時間などの条件を設定することで、ユーザがコンテンツを再生(視聴)する時間を管理することが出来る。
なお、図1に示すユーザは1人であるが、他の実施例では、複数のユーザが1台の再生管理装置10を使ってコンテンツを視聴してもよい。また、再生管理装置10は、視聴管理装置と言われることもある。
図2は再生管理装置10の電気的な構成を示すブロック図である。図2を参照して、再生管理装置10は、中央制御装置とも言われ、コンピュータまたはCPUと呼ばれるプロセッサ30などを含む。プロセッサ30には、バス32を介して、メモリ34、ディスプレイ36、入力装置38、スピーカ40、マイク42および通信回路44などが接続される。
プロセッサ30は、日時情報を出力するRTCを含み、再生管理装置10の全体を制御する。メモリ34は、ROM,HDDおよびRAMを含む。ROMおよびHDDには、再生管理装置10の動作を制御するための制御プログラムなどが予め記憶される。また、RAMは、プロセッサ30のワークメモリやバッファメモリとして用いられる。たとえば、RAMのバッファには、配信されたコンテンツなどが一時的に記憶される。
ディスプレイ36は、プロセッサ30から出力される動画像または静止画像データに従って、動画像または静止画像を表示する。本実施例では、プロセッサ30とディスプレイ36との間には、図示しない表示ドライバが設けられている。この表示ドライバは動画像または静止画像データを一時的に記憶するビデオメモリを含んでおり、プロセッサ30から出力されたデータはこのビデオメモリに記憶される。そして、表示ドライバは、ビデオメモリの内容に従って、ディスプレイ36に画像を表示する。つまり、表示ドライバは、プロセッサ30の指示の下、当該表示ドライバに接続されたディスプレイ36の表示を制御する。
入力装置38は、たとえばマウスやキーボードを含む。ユーザが入力装置38に対して行った入力操作の情報(入力情報)はプロセッサ30に入力される。
スピーカ40は、プロセッサ30から出力される音声データに対応する音声を出力する。プロセッサ30とスピーカ40との間には、図示しないD/A変換器が設けられている。このD/A変換器はディジタルの音声データを音声信号に変換して、アンプを介してスピーカ40に与える。つまり、プロセッサ30が出力した音声データはD/A変換器で音声信号に変換され、スピーカ40から出力される。
マイク42は、たとえばユーザが発した音声を集音し、集音した音声に基づく音声データはプロセッサ30に入力される。プロセッサ30とマイク42との間には、図示しないA/D変換器が設けられている。このA/D変換器は音声信号をディジタルの音声データに変換して、プロセッサ30に出力する。つまり、マイク42で集音された音声と対応する音声信号はA/D変換器で音声データに変換され、その音声データがプロセッサ30に入力される。
通信回路44は、プロセッサ30をネットワーク1000に通信可能に接続する。そして、プロセッサ30は、ネットワーク1000を介してサーバ1002との通信を確立する。
たとえば、ユーザが入力装置38を操作して再生するコンテンツを選択すると、サーバ1002からコンテンツが配信される。プロセッサ30は、配信されたコンテンツに対応する動画像データおよび音声データを、表示ドライバおよびD/A変換器に出力する。これにより、ディスプレイ36にはコンテンツに対応する動画像が表示され、スピーカ40はコンテンツに対応する音声を出力する。そして、ユーザは、再生管理装置10のディスプレイ36およびスピーカ40を利用して、コンテンツを視聴することが出来る。
また、プロセッサ30は、音声認識処理を実行することが可能であり、ユーザが発した音声を認識する。そして、プロセッサ30は、認識された音声が示すコマンドに従って動作する。このように、再生管理装置10は、音声入力によって操作することも可能な、音声操作機能を有している。
ここで、再生管理装置10は、ユーザの保護者などから条件が入力されると、その条件に基づいて再生リストを生成し、その再生リストに従ってコンテンツを再生する。ただし、たとえばユーザが子どもの場合は、再生リストに従ったコンテンツの再生が完了しても、「もう一回だけ」などと言って、ユーザが追加コンテンツの再生(以下、追加再生と言う。)を要求することがある。
そこで、本実施例では、ユーザからの追加再生の要求に対応できるように、追加のコンテンツとして、再生リストにおける最後のコンテンツを再生する。以下、再生管理装置10の動作などについて具体的に説明する。
まず、ユーザの保護者が管理時間とキーワードとを含む条件を再生管理装置10に入力すると、これらの条件がサーバ1002に送信される。サーバ1002は、自身が保持するコンテンツの中から、キーワードを含みかつ管理時間よりも短い再生時間のコンテンツを抽出する。そして、抽出されたコンテンツを示すコンテンツのリスト(以下、コンテンツリストと言う。)がサーバ1002によって作成され、そのコンテンツリストが再生管理装置10によって取得される。
次に、再生リストに従うコンテンツの再生時間が、「X分+α分」で示される管理時間内となるように、コンテンツリストからコンテンツが選択され、再生リストが生成される。本実施例では、最後にコンテンツを再生する前にユーザに再生するべきかどうかの判断をするため、再生されるコンテンツが2つ以上となるように、再生リストは生成される。ここで、「X分」は最後から1つ前までのコンテンツの合計再生時間であり、「α分」は最後に再生するコンテンツの再生時間である。なお、他の実施例では、管理時間は「規定時間」と言われることもある。
たとえば、条件として子ども向けコンテンツを示すキーワードおよび「15分」の管理時間が入力されると、キーワードに基づくコンテンツリストがサーバ1002から取得される。
図3の再生リストを参照して、管理時間が「15分」である場合は、再生時間が4分のコンテンツである「AAA」、「BBB」および「CCC」の3つが選択され、再生時間が3分のコンテンツである「DDD」が最後のコンテンツとして選択される。つまり、上述した「X分」が12分(=4分×3)となり、「α分」が3分となる。また、本実施例では、コンテンツリストのうち最も短い再生時間が「α分」とされ、再生時間が「α分」のコンテンツ「DDD」が最後のコンテンツとして選択される。その後、「α分」より長い再生時間のコンテンツ「AAA」、「BBB」および「CCC」が選択され、選択されたコンテンツの合計再生時間が「X分」となる。つまり、最後のコンテンツの再生時間である「α分」は、「X分」よりも短いだけでなく、各コンテンツの再生時間よりも短い。
このように、最後のコンテンツの再生時間が最も短くなるように再生リストを生成することで、最後に再生されるコンテンツの再生時間が最も長くなってしまうというような問題を事前に防ぐことが出来る。また、コンテンツの再生時間が管理時間内となるように再生リストが生成されるため、コンテンツの再生を管理時間内に完了させることが出来る。
なお、再生リストに従って再生されるコンテンツの数は2つ以上であればよい。そのため、他の実施例では、再生リストに従って再生されるコンテンツの数は2または3つであってもよいし、5つより多くてもよい。また、管理時間に応じて、再生リストに従って再生されるコンテンツの数が決められてもよい。また、再生リストの再生順序の列に記録される番号が、各コンテンツが再生される順番を示している。
続いて、図4(A)−図4(C)を参照して、生成された再生リストに従ってコンテンツが再生され、最後から1つ前のコンテンツの再生が終了すると、コンテンツの再生を完了するかをユーザに確認(判断)する。たとえば、スピーカ40から「ちょっと早いけどもう終わりだよ」と言う音声メッセージが出力される。このとき、ユーザが追加のコンテンツ、つまり最後のコンテンツの再生を要求する音声(たとえば、「もう一回だけ」)を入力すると、次のコンテンツの再生が終了すれば、コンテンツの再生が完了することを伝える音声メッセージ(たとえば、「これで最後だよ」)が出力される。このような音声メッセージが出力されると、最後のコンテンツが再生される。そして、最後のコンテンツの再生が終了すると、ディスプレイ36には再生リストに従ったコンテンツの再生が完了したことを伝える完了画面が表示される。
このように、最後のコンテンツを再生する前に、追加のコンテンツとして最後のコンテンツを再生するかをユーザに確認することで、ユーザが追加のコンテンツの再生を要求した場合は、追加のコンテンツとして最後のコンテンツを再生することが出来る。つまり、ユーザの要求に応じてコンテンツを適切に再生することが出来る。
特に、ユーザに対して次が最後のコンテンツであることを認めさせるように誘導するメッセージを出力することで、ユーザが追加再生をさらに要求し辛い状況に展開せることが可能になる。また、ユーザが「もう一回だけ」のように、次が最後のコンテンツであることを認めた場合、ユーザは追加のコンテンツの再生が終了した後に、再生リストに従ったコンテンツの再生が完了することに納得しやすくなる。したがって、ユーザの保護者は、ユーザにコンテンツを再生させても、コンテンツの再生を容易にやめさせることが出来る。
また、たとえばスピーカ40から「ちょっと早いけどもう終わりだよ」と言う音声メッセージが出力された後に、ユーザが追加再生を要求しなかった場合は、最後のコンテンツは再生されずに、コンテンツの再生は完了する。このように、ユーザが追加のコンテンツの再生を要求しなければ、完了画面が表示され、コンテンツの再生が完了する。
ここで、ユーザがコンテンツを視聴しているときに、通信の遅延や、ユーザの一時停止操作などによって、遅れ時間が生じてしまうことが考えらえる。そして、コンテンツの再生中に遅れ時間が生じてしまうと、管理時間内にコンテンツの再生が完了できなくなってしまう。そのため、本実施例では、閾値よりも長い遅れ時間が生じた場合には、遅れ時間を考慮して、次のコンテンツ以降の再生リストを更新する。これにより、コンテンツの再生中に遅れ時間が生じても、遅れ時間が生じたことを考慮してコンテンツの再生を完了させることが出来る。
また、本実施例では、ユーザが次のコンテンツを選択可能にするかを設定することが出来る。そして、次のコンテンツが選択可能に設定されている場合、再生リストに従ってコンテンツが再生される前に、最初に再生するコンテンツを選択することが可能になる。具体的には、再生リストの内容が、最後のコンテンツを除いてディスプレイ36に表示され、最初に再生するコンテンツの選択が促される。このとき、最初のコンテンツが選択されるまでの選択時間が計測される。最初のコンテンツがユーザによって選択されると、再生リストにおける最初のコンテンツが決定され、計測した選択時間を考慮して再生リストが更新される。たとえば、コンテンツが選択される毎に、計算した選択時間が発生すると考えられる。そのため、計測した選択時間を利用して選択遅延時間が算出される。そして、管理時間と選択遅延時間との差が算出され、算出された時間内でコンテンツの再生が完了するように、2番目以降のコンテンツがコンテンツリストから再選択される。その結果、選択された最初のコンテンツと、再選択されたコンテンツとに基づいて、再生リストが更新される。なお、ユーザの保護者が次のコンテンツを選択できないように設定した場合は、上述した処理は行われない。
このように、次に再生するコンテンツをユーザが選択できるようにすることで、ユーザは自身の希望に沿ってコンテンツを再生することが出来る。
また、次のコンテンツを選択可能にする設定がされている状態では、コンテンツの再生が終了する毎に、次のコンテンツを選択できる状態になる。つまり、ユーザはコンテンツの再生が終了する毎に次のコンテンツを選択することが出来る。次のコンテンツが選択されると、選択されたコンテンツが次の再生されるように、再生リストが更新される。
ただし、次のコンテンツを選択できる状態において、制限時間内に次のコンテンツが選択されない場合は、再生リストは更新されず、次のコンテンツが再生される。また、制限時間は、最初のコンテンツの選択するときに計測された選択時間に基づいて決められる。そして、制限時間は所定時間と言われることもある。このように、次のコンテンツが選択されない状態になったとしても、管理時間内にコンテンツの再生を完了することが出来る。
なお、図4(A)−図4(C)に示すように、ユーザは再生管理装置10に対して音声入力を行っているが、他の実施例では再生管理装置10のディスプレイ36にメッセージを含むGUIを表示し、入力装置38などを使ってユーザがGUIを操作するようにしてもよい。
また、ユーザの保護者は、ユーザがコンテンツを再生する前などに、次のコンテンツを選択可能にするかを設定したり、追加再生を許容するかを設定したりすることが出来る。
また、追加再生を許容しない設定がされた場合、最後から1つ前のコンテンツの再生が終了すると、メッセージ等は出力されずに、最後のコンテンツが再生される。
上述では本実施例の特徴を概説した。以下では、図5に示すメモリマップおよび図6−図9に示すフロー図を用いて本実施例について詳細に説明する。
図5は図2に示す再生管理装置10のメモリ34のメモリマップの一例を示す図解図である。図5に示すように、メモリ34はプログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304を含む。プログラム記憶領域302には、再生管理装置10を動作させるためのプログラムとして、追加再生を許容するかを設定したり、次のコンテンツを選択可能にするかを設定したりするための設定プログラム310、コンテンツの再生を管理するための再生管理プログラム312および再生リストを生成したり、再生リストを更新したりするための再生リスト制御プログラム314などが記憶される。なお、図示は省略するが、再生管理装置10を動作させるためのプログラムには、ネットワーク1000との通信を確立するためのプログラムなども含まれる。
データ記憶領域304には、管理時間バッファ330、キーワードバッファ332、コンテンツリストバッファ334および選択時間バッファ336などが設けられると共に、再生リスト338などが記憶される。また、データ記憶領域304には、追加再生フラグ340、選択可能フラグ342、選択カウンタ344および制限カウンタ346なども設けられる。
管理時間バッファ330には、条件として入力された管理時間が一時的に記憶される。キーワードバッファ332には、条件として入力されたキーワードが一時的に記憶される。コンテンツリストバッファ334には、サーバ1002から取得したコンテンツリストが一時的に記憶される。選択時間バッファ336には、最初のコンテンツを選択するときに計測された選択時間が一時的に記憶される。
再生リスト338は、たとえば図3に示す構成のリストであり、コンテンツの再生順序を示す。また、再生リスト338は、後述する再生リスト制御処理が実行されると、生成されたり更新されたりする。
追加再生フラグ340は、追加再生を許容すると設定されているかを示す否かを示すフラグである。たとえば追加再生フラグ340は1ビットのレジスタで構成される。追加再生フラグ340がオン(成立)にされると、レジスタにはデータ値「1」が設定される。一方、追加再生フラグ340がオフ(不成立)にされると、レジスタにはデータ値「0」が設定される。
選択可能フラグ342は、次のコンテンツが選択可能に設定されているかを示すフラグである。なお、選択可能フラグ342の構成は追加再生フラグ340と略同じであるため、フラグの詳細な構成については簡単のため説明を省略する。
選択カウンタ344は、最初のコンテンツを選択するときの時間を計測するためのカウンタであり、初期化されるとカウントを開始する。また、選択カウンタ344は選択タイマと言われることもある。また、選択カウンタ344によって計測された時間は、選択時間として選択時間バッファ336に記憶される。
制限カウンタ346は、次のコンテンツを選択するときの時間を計測するためのカウンタであり、初期化されるとカウントを開始する。また、制限カウンタ346は制限タイマと言われることもある。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、様々な計算の結果を一時的に格納するバッファや、再生管理装置10の動作に必要な他のカウンタやフラグなども設けられる。
再生管理装置10のプロセッサ30は、Linux(登録商標)ベースのOSや、その他のOSの制御下で、図6に示す設定処理、図7に示す再生管理処理および図8、図9に示す再生リスト制御処理などを含む、複数のタスクを処理する。
図6は設定処理のフロー図である。たとえば、ユーザの保護者によって再生管理装置10の設定を変更する操作がされると、設定処理が実行される。
設定処理が実行されると、プロセッサ30はステップS1で、追加再生の設定が指定されたか否かを判断する。つまり、追加再生を許容する設定を変更する操作がされたかが判断される。ステップS1で“YES”であれば、つまり追加再生の設定を変更する操作がされると、ステップS3でプロセッサ30は、追加再生を許容するか否かを判断する。つまり、追加再生を許容するように設定する操作がされたかが判断される。ステップS3で“YES”であれば、つまり追加再生を許容するように設定する操作がされると、ステップS5でプロセッサ30は、追加再生フラグ340をオンにする。つまり、追加再生を許容するように設定される。一方、ステップS3で“NO”であれば、たとえば追加再生の設定を解除する操作がされると、ステップS7でプロセッサ30は、追加再生フラグ340をオフにする。つまり、追加再生を許容する設定が解除される。なお、ステップS5またはステップS7の処理が終了すると、プロセッサ30はステップS17の処理に進む。
また、ステップS1で“NO”であれば、つまり追加再生の設定が指定されなければ、ステップS9でプロセッサ30は、選択の設定が指定されたか否かを判断する。つまり、次のコンテンツを選択可能にするかどうかの設定を行う操作がされたかが判断される。ステップS9で“NO”であれば、つまり選択の設定が指定されなければ、プロセッサ30はステップS17の処理に進む。一方、ステップS9で“YES”であれば、たとえば次のコンテンツを選択可能にするかどうかの設定を行う操作がされると、ステップS11でプロセッサ30は、コンテンツを選択させるか否かを判断する。つまり、次のコンテンツを選択可能にする操作がされたかが判断される。ステップS11で“YES”であれば、つまり次のコンテンツを選択可能にする操作がされると、ステップS13でプロセッサ30は、選択可能フラグ342をオンにする。つまり、次のコンテンツを選択可能にする設定がされる。一方、ステップS11で“NO”であれば、たとえば次のコンテンツを選択可能にする設定を解除する操作がされると、ステップS15でプロセッサ30は、選択可能フラグ342をオフにする。つまり、次のコンテンツを選択可能にする設定が解除される。なお、ステップS13またはステップS15の処理が終了すると、プロセッサ30はステップS17の処理に進む。
続いて、ステップS17でプロセッサ30は、終了命令か否かを判断する。たとえば、再生管理装置10の設定の変更を終了する操作がされたかが判断される。ステップS17で“NO”であれば、たとえば終了する操作がされなければ、プロセッサ30はステップS1の処理に戻る。一方、ステップS17で“YES”であれば、たとえば終了する操作がされると、プロセッサ30は設定処理を終了する。
図7は再生管理処理のフロー図である。たとえば、再生管理装置10の電源がオンにされると、再生管理処理が実行される。
再生管理処理が実行されると、プロセッサ30はステップS21で、条件が入力されたか否かを判断する。たとえば、管理時間およびキーワードを含む条件が入力されたかが判断される。ステップS21で“NO”であれば、つまり条件が入力されなければ、プロセッサ30はステップS25の処理に進む。一方、ステップS21で“YES”であれば、たとえばユーザの保護者が管理時間およびキーワードを含む条件を入力装置38に入力すると、ステップS23でプロセッサ30は、再生リスト制御処理を実行する。この再生リスト制御処理については、図8、図9に示すフロー図を用いて後述するため、ここでの詳細な説明は省略する。なお、入力された条件のうち、管理時間は管理時間バッファ330に記憶され、キーワードはキーワードバッファ332に記憶される。
続いて、ステップS25でプロセッサ30は、終了命令か否かを判断する。たとえば入力装置38に対して再生管理装置10を終了する操作がされたかが判断される。ステップS25で“NO”であれば、つまり終了命令が無ければ、プロセッサ30はステップS21の処理に戻る。一方、ステップS25で“YES”であれば、たとえば再生管理装置10の管理者が再生管理装置10の電源をオフにする操作を行い、終了命令が発行されると、プロセッサ30は再生管理処理を終了する。
図8、図9は再生リスト制御処理のフロー図である。図7に示す再生管理処理におけるステップS23の処理が実行されると、再生リスト制御処理は実行される。
再生リスト制御処理が実行されると、プロセッサ30はステップS41で、変数Ciを初期化する。つまり、コンテンツを指定する変数Ciに対して「1(初期値)」を代入する。
続いて、ステップS43でプロセッサ30は、条件のキーワードに基づいてコンテンツリストを取得する。たとえば、キーワードバッファ332からキーワードを読み出してサーバ1002に送信する。そして、サーバ1002がキーワードに基づいて作成されたコンテンツリストが取得(受信)される。続いて、ステップS45でプロセッサ30は、条件の管理時間に基づいてコンテンツリストから再生リスト338を生成する。たとえば、管理時間バッファ330に記憶されている管理時間が「15分」であれば、図3に示すように、再生時間が4分のコンテンツである「AAA」、「BBB」および「CCC」を再生した後に、再生時間が3分のコンテンツである「DDD」を最後に再生することで、再生時間が15分となるような再生リスト338が生成される。なお、ステップS45の処理を実行するプロセッサ30は生成手段として機能する。
続いて、ステップS47でプロセッサ30は、次のコンテンツが選択可能か否かを判断する。つまり、コンテンツを選択可能にする設定がされ、選択可能フラグ342がオンであるかが判断される。ステップS47で“NO”であれば、つまり次のコンテンツが選択可能でなければ、プロセッサ30はステップS55の処理に進む。また、ステップS47で“YES”であれば、つまり次のコンテンツが選択可能に設定されていれば、ステップS49で選択カウンタ344を初期化する。つまり、最初のコンテンツが選択されるまでの選択時間の計測が開始される。なお、選択カウンタ344が初期化されると、再生リスト338の内容が最後のコンテンツを除いてディスプレイ36に表示され、最初に再生するコンテンツの選択を促すメッセージが出力される。
続いて、ステップS51でプロセッサ30は、最初のコンテンツが選択されたかを判断する。たとえば、入力装置38に対して最初のコンテンツを指定する操作がされたか判断される。ステップS51で“NO”であれば、つまり最初コンテンツが選択されなければ、プロセッサ30はステップS51の処理を繰り返す。一方、ステップS51で“YES”であれば、つまり最初のコンテンツが選択されると、ステップS53でプロセッサ30は、最初のコンテンツを決定する。つまり、再生リスト338における1番目に再生されるコンテンツを、選択されたコンテンツに変更する。このとき、プロセッサ30は、選択カウンタ344の計測を停止し、選択カウンタ344によって計測された選択時間を、選択時間バッファ336に記憶させる。続いて、ステップS55でプロセッサ30は、選択時間を考慮して再生リスト338を更新する。プロセッサ30は、選択時間バッファ336から選択時間を読み出し、コンテンツが選択される毎に上述の選択時間が発生するとして選択遅延時間を算出する。次に、プロセッサ30は、管理時間と選択遅延時間との差を算出し、算出された時間内でコンテンツの再生が完了するように、2番目以降のコンテンツをコンテンツリストから再選択する。そして、プロセッサ30は、再生リスト338における2番目以降に再生されるコンテンツを、再選択したコンテンツに変更する。
続いて、図9のステップS55でプロセッサ30は、コンテンツCiを再生する。つまり、再生リスト338において変数Ciによって指定されるコンテンツCiが再生される。続いて、ステップS57でプロセッサ30は、閾値より長い遅れ時間が生じたかを判断する。ステップS55におけるコンテンツCiの再生が終了すると、ステップS57の処理が実行される。また、ステップS57では、再生中の一時停止や通信の遅延によって生じた遅れ時間が閾値(たとえば、10秒)よりも長いかが判断される。ステップS57で“NO”であれば、たとえば遅れ時間が生じていなかったり、遅れ時間が閾値よりも短かったりすると、プロセッサ30はステップS61の処理に進む。一方、ステップS57で“YES”であれば、つまりコンテンツCiの再生中に生じた遅れ時間が閾値よりも長ければ、ステップS59でプロセッサ30は、遅れ時間を考慮して再生リスト338を更新する。つまり、たとえば「60秒」の遅れ時間が生じた場合、残りのコンテンツを全て再生したときの再生時間が60秒分短くなるように、次のコンテンツ(コンテンツCi+1)以降のコンテンツが再選択される。そして、再生リスト338における次以降のコンテンツが、再選択されたコンテンツに変更される。なお、ステップS57の処理を実行するプロセッサ30は遅れ判断手段として機能し、ステップS59の処理を実行するプロセッサ30は第1更新手段として機能する。
続いて、ステップS61でプロセッサ30は、コンテンツの数N−1が変数Ciと一致するかを判断する。つまり、ステップS55で再生されたコンテンツCiが、再生リストにおいて最後から1つ前のコンテンツであったかが判断される。
ステップS61で“YES”であれば、最後から1つ前のコンテンツが再生されると、ステップS63でプロセッサ30は、追加再生が許容されているかを判断する。つまり、追加再生を許容する設定がされており、追加再生フラグ340がオンであるかが判断される。ステップS63で“YES”であれば、つまり追加再生が許容されていれば、ステップS65でプロセッサ30は、再生を終えることを伝えるメッセージを出力する。たとえば、図4(A)に示すように、「ちょっと早いけどもう終わりだよ」と言うようなメッセージがスピーカ40から出力される。
続いて、ステップS67でプロセッサ30は、最後のコンテンツを再生するかを判断する。つまり、ユーザが追加再生を要求しているかが判断される。なお、ステップS67の処理を実行するプロセッサ30は判断手段または確認手段として機能する。
ステップS67で“YES”であれば、たとえば図4(B)に示すように、「もう一回だけ」と言うような追加再生を要求する音声入力がされると、ステップS69でプロセッサ30は、次で最後であることを伝えるメッセージを出力する。たとえば、図4(C)に示すように、「これで最後だよ」と言うようなメッセージがスピーカ40から出力される。続いて、ステップS71でプロセッサ30は、最後のコンテンツを再生する。つまり、再生リスト338に従って最後のコンテンツが再生される。続いて、ステップS73でプロセッサ30は、完了画面を表示する。つまり、コンテンツの再生が完了したことを伝える完了画面がディスプレイ36に表示される。そして、ステップS73の処理が終了すると、プロセッサ30は再生リスト制御処理を終了して、再生管理処理に戻る。なお、ステップS73の処理を実行するプロセッサ30は完了手段として機能する。
また、ステップS67で“NO”であれば、たとえばユーザが追加再生を要求しなければ、プロセッサ30はステップS73の処理の処理に進む。つまり、ユーザが追加再生を要求しない場合は、最後のコンテンツNが再生されずに、完了画面がディスプレイ36に表示される。
また、ステップS63で“NO”であれば、つまり追加再生を許容する設定がされていなければ、プロセッサ30はステップS71の処理に進む。つまり、追加再生が許容されていない場合は、最後のコンテンツが再生される。
なお、ステップS55またはステップS71の処理を実行するプロセッサ30は再生手段として機能する。
ここで、ステップS61で“NO”であれば、つまり最後から1つ前のコンテンツがまだ再生されていなければ、ステップS75でプロセッサ30は、選択可能かを判断する。つまり、次のコンテンツを選択可能な設定がされており、選択可能フラグ342がオンであるかが判断される。ステップS75で“NO”であれば、つまり次のコンテンツを選択可能な設定がされていなければ、プロセッサ30はステップS85の処理に進む。
一方、ステップS75で“YES”であれば、つまり次のコンテンツが選択可能に設定されていれば、ステップS77でプロセッサ30は、制限カウンタ346を初期化する。つまり、次のコンテンツが選択可能な状態になってからの時間の計測が開始される。なお、制限カウンタ346が初期化されると、再生リスト338の内容が最後のコンテンツを除いてディスプレイ36に表示され、次のコンテンツの選択を促すメッセージが出力される。
続いて、ステップS79でプロセッサ30は、次のコンテンツが選択されたかを判断する。つまり、次のコンテンツを選択する操作がされたかが判断される。ステップS79で“NO”であれば、つまり次のコンテンツを選択する操作がされなければ、ステップS81でプロセッサ30は、制限時間に達したか否かを判断する。次のコンテンツが選択されないまま制限時間に達したかが判断される。ステップS81で“NO”であれば、つまり次のコンテンツが選択されないまま制限時間に達していなければ、プロセッサ30はステップS79の処理に戻る。
ステップS79で“YES”であれば、つまり制限時間内に次のコンテンツが選択されると、ステップS83でプロセッサ30は、選択結果を考慮して再生リスト338を更新する。つまり、選択されたコンテンツが次に再生されるように再生リスト338が更新される。続いて、ステップS85でプロセッサ30は、変数Ciをインクリメントする。つまり、変数Ciが次のコンテンツを指定できるように、変数Ciの値に「1」が加えられる。そして、ステップS85の処理が終了すると、プロセッサ30はステップS55の処理に戻る。
また、ステップS81で“YES”と判断されると、つまり制限時間内に次のコンテンツが選択されなければ、プロセッサ30はステップS85の処理を実行する。つまり、制限時間内に次のコンテンツが選択されない場合は、再生リスト338が更新されずに、次のコンテンツが再生される。
なお、ステップS47,S75の処理を実行するプロセッサ30は、選択判断手段として機能する。また、ステップS53,S55,S83の処理を実行するプロセッサ30は第2更新手段として機能する。
また、他の実施例では、再生リストに従ってコンテンツを再生する際には、再生されるコンテンツの再生時間が徐々に短くなるように、各コンテンツが選択されてもよい。また、最後以外のコンテンツの再生時間はそれぞれが異なっていてもよい。
また、その他の実施例では、条件としてキーワードが入力されなくてもよい。この場合は、サーバ1002でお勧めされるコンテンツの一覧などに従って再生リストが生成される。また、お勧めされるコンテンツとは、再生数が多いコンテンツや、お気に入りとして登録された回数が多いコンテンツのことを示す。
また、さらにその他の実施例では、キーワードに代えて、お気に入りとして登録したコンテンツから再生リストが生成されてもよい。
また、他の実施例では、コンテンツは、再生管理装置10のメモリ34に記憶されていてもよい。また、再生管理装置10は、パーソナルコンピュータではなく、記憶媒体を有するビデオデッキや、テレビなどに適用されてもよい。
また、その他の実施例では、各種設定は、条件の入力と共に行われてもよい。また、条件には、再生するコンテンツの数などが含まれていてもよい。
また、さらにその他の実施例では、発話コミュニケーションが可能なロボットが再生管理装置10と連携可能であってもよい。この場合、図4(A)−図4(C)に示すユーザと再生管理装置10とのやり取りは、上述したロボットを利用して行われる。そして、ロボットが再生管理装置10と連携可能である場合、ロボットおよび再生管理装置10は、まとめて再生管理システムと言われることもある。
また、他の実施例では、最初のコンテンツを選択するときにも、制限時間内に最初のコンテンツが選択されなければ、自動的に最初のコンテンツが選択されるようにしてもよい。この場合、制限時間は、たとえば90秒などにされる。
また、その他の実施例では、ユーザが追加再生などの設定を任意に変更することが出来ないようにしてもよい。たとえば、設定を変更する前には、ユーザが知らないパスワードが要求されるようにすることで、ユーザが追加再生などの設定を任意に変更することが出来ないようにすることが出来る。
また、上述の実施例では、閾値(所定値)などに対して「より長い」などの言葉を用いたが「閾値より長い」とは「閾値以上」の意味も含まれる。同様に「閾値よりも短い」とは「閾値以下」および「閾値未満」の意味も含まれる。
また、本実施例で説明した複数のプログラムは、データ配信用のサーバのHDDに記憶され、ネットワークを介して本実施例と同等の構成のシステムまたは再生管理装置10に配信されてもよい。また、CD, DVD, BD (Blu-ray(登録商標) Disc)などの光学ディスク、USBメモリおよびメモリカードなどの記憶媒体にこれらのプログラムを記憶させた状態で、その記憶媒体が販売または配布されてもよい。そして、上記したサーバや記憶媒体などを通じてダウンロードされた、上記複数のプログラムが、本実施例と同等の構成のシステムまたは再生管理装置10に適用された場合、本実施例と同等の効果が得られる。
そして、本明細書中で挙げた、具体的な数値は、いずれも単なる一例であり、製品の仕様変更などに応じて適宜変更可能である。
10 …再生管理装置
30 …プロセッサ
34 …メモリ
36 …ディスプレイ
38 …入力装置
40 …スピーカ
42 …マイク
44 …通信回路
1000 …ネットワーク
1002 …サーバ

Claims (9)

  1. 2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成手段、
    前記再生リストに従ってコンテンツを再生する再生手段、および
    前記再生手段による最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するべきかどうかを判断する判断手段を備え、
    前記再生手段は、前記最後のコンテンツを再生するべきと判断されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理装置。
  2. 前記最後のコンテンツが再生されないと判断されたとき、前記再生リストに従ったコンテンツの再生を完了する完了手段をさらに備える、請求項1記載の再生管理装置。
  3. 前記生成手段は、前記再生リストに基づくコンテンツの再生時間が規定時間以内となるように当該再生リストを生成する、請求項1または2記載の再生管理装置。
  4. 前記再生手段によるコンテンツの再生が終了したとき、遅れ時間が生じたかを判断する遅れ判断手段、および
    前記遅れ判断手段によって遅れ時間が生じたと判断されたとき、前記再生リストを更新する第1更新手段をさらに備え、
    前記再生手段は、前記第1更新手段によって更新された再生リストに従ってコンテンツを再生する、請求項1ないし3のいずれかに記載の再生管理装置。
  5. 前記再生リストから、次に再生するコンテンツが選択可能かを判断する選択判断手段、および
    前記選択判断手段によって次に再生するコンテンツが選択可能だと判断され、次に再生するコンテンツが選択されたとき、前記再生リストを更新する第2更新手段をさらに備え、
    前記再生手段は、前記第2更新手段によって更新された再生リストに従ってコンテンツを再生する、請求項1ないし4のいずれかに記載の再生管理装置。
  6. 前記再生手段は、コンテンツの再生が終了して次に再生するコンテンツが選択されないまま所定時間が経過したとき、前記再生リストに従って次のコンテンツを再生する、請求項5記載の再生管理装置。
  7. 再生管理装置のプロセッサを、
    2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成手段、
    前記再生リストに従ってコンテンツを再生する再生手段、および
    前記再生手段による最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するべきかどうかを判断する判断手段として機能させ、
    前記再生手段は、前記最後のコンテンツを再生するべきと判断されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理プログラム。
  8. 再生管理装置における再生管理方法であって、前記再生管理装置のプロセッサが、
    2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成ステップ、
    前記再生リストに従ってコンテンツを再生する再生ステップ、および
    前記再生ステップによる最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するべきかどうかを判断する判断ステップを実行し、
    前記再生ステップは、前記最後のコンテンツを再生するべきと判断されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理方法。
  9. 発話コミュニケーションが可能なロボットを有する、再生管理システムであって、
    2つ以上のコンテンツの再生順序を示す再生リストを生成する生成手段、
    前記再生リストに従ってコンテンツを再生する再生手段、および
    前記再生手段による最後のコンテンツの再生前に、当該最後のコンテンツを再生するかを、前記ロボットを利用してユーザに確認する確認手段を備え、
    前記再生手段は、前記ロボットによって前記最後のコンテンツを再生することが確認されたとき、当該最後のコンテンツを再生する、再生管理システム。
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