JP2016162548A - 電極活物質、二次電池用電極、二次電池 - Google Patents

電極活物質、二次電池用電極、二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】表面が好適な炭素質材料で効率よく被覆され集電効果が向上した電極活物質、これを用いた二次電池用電極、及び電池特性が向上した二次電池の提供。【解決手段】(1)炭素質材料で被覆された電極活物質であって、前記炭素質材料がカーボンブラック及び炭化水素であり、該カーボンブラックは、その凝集体2を形成する一次粒子1の数PPA(個)と、一次粒子1径d(nm)との比「PPA/d」が8以上である電極活物質。(2)前記炭化水素がポリスチレンである(1)に記載の電極活物質。(3)一次粒子1径dが15nm以下である(1)又は(2)に記載の電極活物質。(4)少なくとも、(1)〜(3)のいずれかに記載の電極活物質と、導電材のアセチレンブラックを含有する材料からなる二次電池用電極。(5)正極及び/又は負極が(4)に記載の二次電池用電極で構成されている二次電池。【選択図】図1

Description

本発明は、電極活物質、これを用いた二次電池用電極及び二次電池に関する。
近年、二次電池は電気自動車や携帯電話等の非常に広範な分野、業種に用いられるようになり、また、用途の拡大に伴って高エネルギー密度、高出力密度、高速充放電といった性能に対する要求もより高くなってきている。
そして、それらの要求を満たすため各種材料に関する様々な研究開発が行われており、その一つとして電極活物質の導電性向上が挙げられる。
一般的に電極活物質単体では電気伝導性が低いため、電極作製時に導電剤を用いているが、この導電剤は個々の電極活物質粒子間の導電パスを形成するか、又は電極活物質表面を覆って集電効果を高めることにより電極内の導電性を高める効果を有する。
一方、電極活物質自体を微粒化するか、又は電極活物質に炭素質材料を担持させて導電性を改善する手法も検討されており、例えば気体、液体又は固体の炭素質材料を電極活物質に加えて被覆(カーボンコート)する手法が知られている(非特許文献1、特許文献1〜2)。
しかし、カーボンコート用の炭素質材料として炭化水素は検討されてきたが、その他の好ましい炭素質材料(例えばカーボンブラック等)は未だ検討されておらず、カーボンコートに最適なカーボンブラックの構造なども未検討のままである。
更に今後、従来用いられてきたLCO(LiCoO)やLNO(LiNiO)よりも放電容量、コスト、安全性等に優れるが、導電性に劣る傾向にある電極活物質[LFP(LiFePO)、LVP〔Li(PO〕等]の使用も見込まれるので、より優れた導電性改善方法の開発が望まれている。
特開2014−143041号公報 特開2011−014368号公報
スマートプロセス学会誌 第1巻第5号(2012,9)196−203p
本発明は、前述したような現状に鑑み、表面が好適な炭素質材料で効率よく被覆され集電効果が向上した電極活物質、これを用いた二次電池用電極、及び電池特性が向上した二次電池の提供を目的とする。
本発明者らは、二次電池の電極活物質を被覆するのに好適な炭素質材料について鋭意検討した結果、特定の凝集体形状のカーボンブラックと炭化水素の併用が有効であり、特にポリスチレンの併用が好適であることを見出し、本発明に至った。
即ち、上記課題は、次の1)〜5)の発明によって解決される。
1) 炭素質材料で被覆された電極活物質であって、前記炭素質材料がカーボンブラック及び炭化水素であり、該カーボンブラックは、その凝集体を形成する一次粒子の数PPA(個)と、一次粒子径d(nm)との比「PPA/d」が8以上であることを特徴とする電極活物質。
2) 前記炭化水素がポリスチレンであることを特徴とする1)に記載の電極活物質。
3) 前記一次粒子径dが15nm以下であることを特徴とする1)又は2)に記載の電極活物質。
4) 少なくとも、1)〜3)のいずれかに記載の電極活物質と、導電材のアセチレンブラックを含有する材料からなることを特徴とする二次電池用電極。
5) 正極及び/又は負極が、4)に記載の二次電池用電極で構成されていることを特徴とする二次電池。
本発明によれば、表面が好適な炭素質材料で効率よく被覆され集電効果が向上した電極活物質、これを用いた二次電池用電極、及び電池特性が向上した二次電池を提供できる。
本発明で用いるカーボンブラックの形状を説明するための模式図である。
以下、上記本発明について詳しく説明する。
従来、電極用途のカーボンブラックの物性の特定は、比表面積やDBP吸収量により行われている。したがって、本発明のように、カーボンブラック凝集体の形状を、該凝集体を構成する一次粒子の粒子径及び一次粒子の数で評価される凝集体の発達度合の観点から実測し、これらの特性により、二次電池用電極活物質の被覆を行う上で最適なカーボンブラック凝集体の形状自体を規定した例は、本出願人の知る限り存在しない。
即ち、本発明で用いるカーボンブラックは、その凝集体の形状の最適条件を規定したカーボンブラックであり、従来の炭素質材料のみ、或いは本願規定外のカーボンブラックを併用したカーボンコートでは達成できない顕著な効果を奏する。
図1に、本発明で用いるカーボンブラックの形状の模式図を示す。
カーボンブラック凝集体2は、図のように多数の一次粒子1が凝集したものである。
一次粒子径dは、カーボンブラック凝集体2を構成する一次粒子1の径(nm)を指し、ASTM D3849−13で規定される、電子顕微鏡によるCB形態分析で導出される平均粒子径(規定中のm)である。
また、PPA(Particle number Per Aggregate)は、一つのカーボンブラック凝集体2に含まれる一次粒子1の数を指し、ASTM D3849−13で規定される、電子顕微鏡によるCB形態分析で導出される総粒子数(規定中のnt)を、観察したカーボンブラック凝集体2の数で除した値である。
本発明では、一次粒子径dを15nm以下とすることが好ましい。一次粒子径dが15nm以下であれば、電極活物質及び併用する炭化水素との接触面積が増加し、表面導電効果が向上する。なお、一次粒子径dの下限については、現在の製造技術では8nm未満のカーボンブラックを製造することは非常に難しく、8nmが製造上の下限となるが、カーボンブラックの特性として8nmが下限になるわけではない。
本発明では、一次粒子の数PPA(個)と一次粒子径d(nm)との比「PPA/d」を8以上、好ましくは8〜12とする。この範囲であれば、カーボンブラック凝集体が二次電池の電極活物質を効率良く被覆するのに適した形状となり、良好な導電パスを持つ電極の作成が可能となる。
「PPA/d」が8未満の場合、即ち、カーボンブラック凝集体の大きさに比べて一次粒子径dが大きい場合や、一次粒子の数が少なくカーボンブラック凝集体の長さが短かい場合には、カーボンコート工程において剪弾応力がかかり難く、カーボンブラックの分散が難しくなる。また、カーボンブラック同士による強固な炭素骨格が形成されない為に、急速充放電による電極活物質の体積変動に起因するカーボンコートの保持が出来ず、導電性の向上効果を十分に得ることができない。
また、「PPA/d」が12よりも大きい場合には、カーボンブラック凝集体の大きさに比べて一次粒子径dが極度に小さくなり、表面エネルギーが高くなる為、カーボンコート工程においてカーボンブラックが凝縮し易く、やはり分散が難しくなる。
上記カーボンブラックは、一般的なカーボンブラック製造炉を用いて製造可能であり、具体的には、上流部より、燃料導入部、原料導入部、狭小円筒部、反応停止用急冷水圧噴霧装置を備えた反応継続兼冷却室が連接したカーボンブラック製造炉を用いて製造することができる。製造条件としては、空気量、空気予熱温度、燃料の量、原料導入量、反応停止水量等があり、これらを適宜制御すればよい。
上記特定形状のカーボンブラックは被覆性に優れており、電極活物質の被覆用炭素質材料として好適であるが、本発明では更に炭素質材料として炭化水素を併用することにより、表面全体が一層強固にカーボンコートされ、導電性や表面集電効果が向上した電極活物質を得ることができる。炭化水素としては、例えば、ポリスチレン、ポリエチレングリコール、アスコルビン酸、グルコース、ピッチ、アセチレン、メタンなどが挙げられる。
そして、この電極活物質を用いて作製した二次電池用電極を正極及び/又は負極に用いることにより、二次電池の電極安定性が向上し、かつ二次電池の集電効果が高まるため、電池特性(放電容量やレート特性など)の優れた二次電池を作製することができる。
上記本発明の電極活物質は、例えば次のような2段階焼成法で作製することができる。
即ち、電極活物質LFP(LiFePO)を、アルゴン:水素=95:5の雰囲気下、320℃で5時間、仮焼成した後、前記特定形状のカーボンブラック及び炭化水素と共に、ボールミルで粉砕混合する。次いで、アルゴン雰囲気下、700℃で10時間、本焼成すれば、カーボンコートされたLFPが得られる。このLFPは粒子成長が抑制され、LFP中の電子及びLiイオン拡散経路が短縮されるので、これを用いた二次電池の放電容量・出力特性(レート特性)を向上させることができる。
また、LVP〔Li(PO〕、LTO(チタン酸リチウム)、LiMnPO等の他の電極活物質についても、上記と同様に仮焼成、粉砕混合、本焼成を行うことにより、カーボンコートすることができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例及び比較例で用いたカーボンブラックの製造条件(操作条件)を表1に示す。
表1中のCB1〜CB6が実施例用、CB11〜CB12が比較例用である。
Figure 2016162548
上記表1に示す製造条件で得られたカーボンブラックのDBP吸収量、窒素吸着比表面積(N2SA)、PPA、一次粒子径dを測定した。結果を表2に示す。
なお、表2には、比較のため、従来導電材に用いられているカーボンブラックである、AB(アセチレンブラック:電気化学工業社製、デンカブラック)の特性も併せて示す。
Figure 2016162548
上記DBP吸収量は、カーボンブラック100g当たりに吸収されるジブチルフタレート量(mL/100gカーボンブラック)であり、カーボンブラック凝集体の構造特性を評価する一般的な指標であって、ここでは、JIS K6217−4:2008に記載された方法により測定した。
上記N2SAは、単位重量当たりの比表面積(m/g)であり、ここでは、JIS K6217−2:2001に記載された方法により測定した。
上記PPA(カーボンブラック凝集体2を構成する一次粒子1の数)と一次粒子径dは、ASTM D3849−13の規定に従い、電界放射走査顕微鏡(JSM−6700F:日本電子社製)でCB形態分析を行って、平均粒子径(規定中のm)と総粒子数(規定中のnt)を導出し、前記mを一次粒子径dとし、前記ntを観察したカーボンブラック凝集体の数で除して求めた値をPPAとした。
表2に示すように、CB1〜CB6は本発明における規定を満たし、「PPA/d」が8以上の範囲にあり、且つ一次粒子径dが15nm以下である。
これに対し、CB11〜CB12、及びABは、「PPA/d」が8未満であり、且つ一次粒子径dが15nmよりも大きい。
実施例1〜6、比較例1〜2
表1、表2に示す各カーボンブラック及び/又はポリスチレン(和光純薬工業社製MW=2000)を用いて、炭素質材料で被覆された各電極活物質を作製し、これらの電極活物質を用いて各二次電池用電極を作製し、これらの電極を正極に用いて各二次電池を作製した。作製手順は下記のとおりである。
表3に、使用した炭素質材料の種類、導電材、電極活物質、結着剤の割合(質量%)を示す。なお、表中の「←」は「左に同じ」を意味する。

[カーボンコートされたLFP(電極活物質)の作製]
LFP(LiFePO)を、アルゴン:水素=95:5の雰囲気下、320℃で5時間、仮焼成した後、各カーボンブラック5〜7質量%をボールミルで乾式混合し、次いでポリスチレン20質量%と有機溶剤のキシレンを添加してボールミルで湿式混合した後、キシレンを蒸発させた。次いで、アルゴン雰囲気下、700℃で10時間、本焼成して、カーボンコートされた各LFPを得た。

[二次電池用電極の作製]
導電材、結着剤(ポリフッ化ビニリデン)及び溶剤(N−メチルピロリドン)を、前記カーボンコートされた各LFPと所定の割合で混合して電極スラリー化した。このスラリーをアルミニウム箔に塗布し乾燥した後、プレスして各二次電池用電極を作製した。

[二次電池の作製]
前記各二次電池用電極を正極に使用し、負極にリチウム金属を使用し、それぞれ評価セルの形状に打ち抜いた。
次いで、上記各正極、負極、セパレータ(ポリオレフィン系多孔フィルム)及び電解液(キシダ化学社製、LBG−00022)を組み合わせて、各二次電池を作製した。
これらの各二次電池について、充放電特性(放電容量、レート特性)の評価を行った。結果を表4に示す。
なお、充放電特性の測定は、充放電バッテリテストシステムPFX2011(菊水電子工業社製)を用いて行った。測定条件は、温度25℃、カットオフ電圧2.0−4.0Vで、Cレートを、0.5、1、2、5、10、20、30、40、50、60と段階的に上昇させた。初期容量は0.5Cでの測定値、レート特性は0.5Cを100とした場合の各レートの値である。
参照例1〜4
参照例1〜2は、カーボンコート用の炭素質材料としてポリスチレンのみを用いた例であり、実施例の[カーボンコートされたLFPの作製]におけるカーボンブラックの乾式混合工程を省略した点以外は、実施例と同様にして、カーボンコートされたLFPを作製し、次いで、二次電池用電極、及び二次電池を作製した。
また、参照例3〜4は、カーボンコート用の炭素質材料としてCB1又はABのみを用いた例であり、実施例の[カーボンコートされたLFPの作製]におけるポリスチレンの湿式混合工程を省略した点以外は、実施例と同様にして、カーボンコートされたLFPを作製し、次いで、二次電池用電極、及び二次電池を作製した。
上記各二次電池について、実施例と同様にして充放電特性(放電容量、レート特性)の評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2016162548
Figure 2016162548
上記表4の結果から、実施例の二次電池は、比較例の二次電池に比べて高いレート特性を維持しており、また高い充放電容量を示すことが分かる。即ち、本発明に係る特定形状のカーボンブラックとポリスチレンを併用したカーボンコートにより、優れた電池特性を有する二次電池が得られることが分かる。
1 一次粒子
2 カーボンブラック凝集体

Claims (5)

  1. 炭素質材料で被覆された電極活物質であって、前記炭素質材料がカーボンブラック及び炭化水素であり、該カーボンブラックは、その凝集体を形成する一次粒子の数PPA(個)と、一次粒子径d(nm)との比「PPA/d」が8以上であることを特徴とする電極活物質。
  2. 前記炭化水素がポリスチレンであることを特徴とする請求項1に記載の電極活物質。
  3. 前記一次粒子径dが15nm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電極活物質。
  4. 少なくとも、請求項1〜3のいずれかに記載の電極活物質と、導電材のアセチレンブラックを含有する材料からなることを特徴とする二次電池用電極。
  5. 正極及び/又は負極が、請求項4に記載の二次電池用電極で構成されていることを特徴とする二次電池。
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