JP2016162136A - Ic記録媒体、アンテナシート及びインレット - Google Patents

Ic記録媒体、アンテナシート及びインレット Download PDF

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Keisuke Kawaguchi
圭介 川口
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Abstract

【課題】リーダライトとの間の安定した通信状態を有するIC記録媒体を提供する。
【解決手段】IC記録媒体は、基材11と、基材11に配置され捲回数が3であるコイルパターンと、を含むアンテナシート10aと、アンテナシート10aに接続されて非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップ20と、を有するインレット10、を備え、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さない。
【選択図】図1

Description

本発明は、IC記録媒体、アンテナシート及びインレットに関する。
近年、非接触通信を行って情報の読み書きを行う電子式カード(ICカード)等のIC記録媒体が広く使用されている。ICカードは、交通系、決済系、入退管理系等の多方面で盛んに利用されており、ICカードの種類も増加している。そのため、ユーザが、複数種のICカードを持ち歩き、用途に応じてICカードを使い分けること場面が増えてきている。
ICカードは、基材と、基材に配置されるコイルパターンを有するアンテナと、アンテナを用いて非接触通信を行うICチップと、通信周波数を調整するためのコンデンサを有するインレットが配置されている。
通信周波数は、コイルパターンによるインダクタンスLとコンデンサの容量値C1とICチップの内部容量C2を合計した容量値Cを乗算した値に基づいて決定される回路の共振周波数と一致する。コンデンサの容量値C1は、製造工程で調整されて、回路の共振周波数が通信周波数を調整して、通信性能を最適化する。
ICカードは、リーダライタとの間で非接触通信を行って、ICカードが記憶する情報が読み取られたり、書き込まれたりする。例えば、ICカードが交通系の場合、リーダライタは、駅の改札ゲートに配置されて、ICカードと非接触通信を行うことにより、改札ゲートの開閉制御が行われる。
ICカードとリーダライトとの間の非接触通信は、所定の距離の範囲において安定して確立されることが求められる。
ICカードとリーダライタとの間の距離が所定の範囲において、安定した非接触通信が行えない場合、この所定の距離の範囲は、通信不能領域(NULL領域)と呼ばれる。
通信不能領域が生じる要因としては、例えば、コイルパターンで生成される電力が十分でないのでICチップが動作できないこと、又は、コイルパターンで生成される電力が過剰なために、ICチップの保護機能が電力を遮断すること等が挙げられる。
そこで、通信不能領域の発生を抑制するために、コイルパターンの形状又は幅を調整すること、磁性体層を基材に積層すること、又は複数のコイル及びアンテナの用いること等が提案されている。
特開2008−219614号公報 特開2012−161062号公報
複数のICカードが重ねられていると、ICカードのコイルパターンが誘導結合して、共振周波数を低下させて、リーダライタとICカードとの間の非接触通信に影響を与える場合がある。
そこで、従来のFelica(登録商標)ICチップを搭載したICカードは、複数枚のICカードを重ねた使用状態におけるコイルパターンの誘導結合による共振周波数の低下に備えて、ICカードの共振周波数が、リーダライタの発振周波数(例えば、13.56MHz)よりも高めに設定されていた(例えば、17MHz)。
Felica(登録商標)ICチップを搭載したICカードが複数枚重ねられていると、ICカードの共振周波数が、誘導結合により、例えば17MHzから15MHzに低下して、リーダライタとの非接触通信が行えるようになされていた。
一方、ICカードの共振周波数がリーダライタの発振周波数に設定されていると、複数枚のICカードを重ねて使用した時には、ICカードの共振周波数が、例えば13.56MHzから8〜9MHzに低下して、リーダライタとの間の非接触通信ができなくなる。
ところで、Felica(登録商標)ICチップの一種としてFelica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載したICカードが提案されている。
提案されているFelica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載したICカードの共振周波数は、13.4±0.5MHzであり、リーダライタの発振周波数と近い値に設定されている。
そこで、Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載したICカードが、他のICカードと重ねられて使用されると、リーダライタとの間の非接触通信ができなくなるおそれがある。
Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載したICカードが、他のICカードと重ねられて使用され、リーダライタとの間の非接触通信が行えるようにするには、ICカードの共振周波数の下限値を、14MHz以上にすることが求められる。
また、Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載したICカードが、リーダライタが搭載された金属製の筐体(例えば、券売機)内に挿入された状態で使用される場合には、筐体の影響を受けてICカードの共振周波数が変化するおそれがある。金属製の筐体によるICカードの共振周波数の影響を受けないようにするには、ICカードの共振周波数の上限値を、16MHz以下にすることが求められる。
更に、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲のように、ICカードがリーダライタと近接して配置された場合でも、リーダライタとの安定した通信状態が確立することが求められる。
本明細書では、上述した課題を解決しうるFelica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載したIC記録媒体を提供することを課題とする。
また、本明細書では、上述した課題を解決しうるFelica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載するためのアンテナシートを提供することを課題とする。
更に、本明細書では、上述した課題を解決しうるインレットを提供することを課題とする。
本明細書に開示するIC記録媒体によれば、基材と、上記基材に配置され捲回数が3であるコイルパターンと、を含むアンテナシートと、上記アンテナシートに接続されて非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップと、を有するインレット、を備え、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さない。
また、本明細書に開示するアンテナシートによれば、アンテナを用いて非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載するためのアンテナシートであって、基材と、上記基材に配置され、捲回数が3であるコイルパターンを有する上記アンテナと、を備え、Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載が搭載された状態で、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さない。
更に、本明細書に開示するインレットによれば、上述したアンテナシートと、上記アンテナシートに接続された非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップと、を備える。
上述した本明細書に開示するIC記録媒体によれば、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さない。
また、上述した本明細書に開示するアンテナシートによれば、Felica(登録商標) Lite−S ICチップが搭載された状態で、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さない。
更に、上述した本明細書に開示するインレットによれば、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さない。
本明細書に開示するインレットの一実施形態を示す図である。 実施例及び比較例を説明する図である。 実施例1の測定結果を説明する図である。 比較例1の測定結果を説明する図である。 比較例2の測定結果を説明する図である。 比較例3の測定結果を説明する図である。 比較例4の測定結果を説明する図である。 実施例2の測定結果を説明する図である。 実施例3の測定結果を説明する図である。 実施例4の測定結果を説明する図である。 実施例5の測定結果を説明する図である。
以下、本明細書で開示するインレットの好ましい一実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示するインレットの一実施形態を示す図である。
インレット10は、リーダライタ(図示せず)との間で、非接触通信を行って情報の読み書きを行う電子式カード(ICカード)を形成し得る。
本実施形態のインレット10は、誘電体である基材11と、基材11に配置され、捲回数が3であるコイルパターンを有するアンテナ12を含むアンテナシート10aと、アンテナ12を用いて非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップ20と、を備える。ICカード等のIC記録媒体は、低結晶性ポリエチレンテレフタレート(PET−G)樹脂等の熱可塑性樹脂のシートを、インレットの表裏に積層し、熱プレスをさせることにより接着して作成が可能である。IC記録媒体としては、JIS X 6301に準拠するようなICカード、また、ICタグやラベル等が挙げられる。
基材11は、第1面(表面)11a及び第2面(裏面)11bを有する。
図1において、実線が基材11の第1面11a上のパターン形状を、鎖線が第2面11b上のパターン形状を、それぞれ示す。また、アンテナ12のコイルパターンを形成する導電体層12a、12b及び配線パターンを単線で示し、電極のみ幅を有するパターンで示している。更に、ICチップ20も、鎖線で示す。
アンテナ12は、基材11の第1面11a上で外形に沿って形成された捲回数が3であるコイルパターンを有する。コイルパターンは、導電体層12a、12bにより形成される。アンテナ12は、全体として長方形の輪郭を有する。
導電体層12aは、基材11の外形に沿って捲回しながら延びており、捲回数が3であるコイルパターンを形成する。導電体層12bと、導電体層12aとは直接には接続していないが、2つの導電体層が配置されて、内側のコイルパターンが形成される。
導電体層12aの一端は、ICチップ20と接続する電極端子14aと接続する。導電体層12aの他端は、第1面11aと第2面11bを導通する導通部13bと接続する。
導電体層12bの一端は、第1面11aと第2面11bを導通する導通部13aと接続し、導電体層12bの他端は、ICチップ20と接続する電極端子14bと接続する。導通部13aと導通部13bとは、第2面11bにおいて、配線19により接続される。
電極端子14aは、第1面11a上において、第1表面電極15及び第2表面電極16と接続する。
第2面11b上には、基材11を介して第1表面電極15と対向する第1裏面電極17と、基材11を介して第2表面電極16と対向する第2裏面電極18が配置される。第1裏面電極17及び第2裏面電極18は、第2面11b上において導通部13aと接続する。
第1表面電極15及び第1裏面電極17は、基材11を挟んで、コンデンサを形成する。同様に、第2表面電極16及び第2裏面電極18は、基材11を挟んで、コンデンサを形成する。これらのコンデンサ及びアンテナ12は、電極端子14a、電極端子14bに対して、電気的に並列に接続される。
第1表面電極15は、離散的に第1裏面電極17に対向する複数の長方形の小電極を接続した形状を有し、第1裏面電極17に対向する複数の小電極それぞれが少量のコンデンサを形成する。
同様に、第2表面電極16は、離散的に第2裏面電極18に対向する複数の長方形の中電極を接続した形状を有し、第2裏面電極18に対向する複数の中電極それぞれがコンデンサを形成する。第2表面電極16を形成する長方形の中電極の面積は、第1表面電極15を形成する長方形の小電極の面積よりも大きい。
インレット10の製造時には、第1表面電極15が形成する複数の少量のコンデンサ又は第2表面電極16が形成する複数のコンデンサのうち、除去する部分に穴加工して残すコンデンサの個数を変化させて容量値が調整される。このようにして、アンテナ12の両端に接続するコンデンサの容量値を調整することで共振周波数が適宜調整される。
ICチップ20は、電極端子14a、14bと接続して、基材11上に配置される。
本明細書において、アンテナ12が有するコイルパターンの捲回数が3であることは、アンテナ12が、コイルパターンを形成する3つの並んだ導電体層12a、12bの部分を含んでおり、且つ、4つ以上の並んだ導電体層の部分を含まないことを意味する。
インレット10のアンテナ12が、捲回数が3であるコイルパターンを有することにより、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)が生じないようになされる。
コイルパターンを形成する導電体層12a、12bの隣接する部分同士の間隔は、0.3mm〜0.7mmの範囲、特に0.3mm〜0.5mmの範囲にあることが、リーダライタとの間の良好な通信状態を得る観点から好ましい。
また、コイルパターンを形成する導電体層12a、12bの幅は、0.5mm〜0.7mmの範囲にあることが、同様の観点から好ましい。
更に、コイルパターンを形成する導電体層12a、12bの厚さは、10μm〜50μm、特に30μmであることが、同様の観点から好ましい。
コイルパターンを形成する各導電体層12a、12bの幅や厚さは、同じであってもよいが、異なっていてもよい。
上述した本実施形態のインレットを有するICカードによれば、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)を有さないので、他のICカードと重ねられて使用されても、リーダライタとの安定した通信状態が確保される。また、ICカードが、リーダライタが搭載された金属製の筐体(例えば、券売機)内に挿入された状態で使用されても、リーダライタとの安定した通信状態が確保される。更に、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であれば、ICカードがリーダライタと近接して配置された場合でも、リーダライタとの安定した通信状態が確保される。
以下、本明細書に開示するICカードについて、実施例を用いて更に説明する。ただし、本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
(実施例1)
実施例1のICカードを、以下に説明するように製造した。基材として、厚さが38μmのPETを用いた。第1面上には、アルミニウムを用いて、厚さ30μmで、導電体層及び電極及び配線が形成された。第2面上には、アルミニウムを用いて、厚さ10μmで、電極及び配線が形成された。コイルパターンの捲回数は3であった。アンテナの寸法は、長辺が71mmであり、短辺が45mmであった。コイルパターンを形成する各導電体層の幅は、0.50mmであり、コイルパターンにおける導電体層の隣接する部分同士の間隔は0.30mmであった。以上のように形成したアンテナシートに対して、Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載しインレットを作成した。作成したインレットの表裏にPET−Gからなるカード基材を積層、熱プレスを行い厚み760μmとなる、実施例1のICカードを得た。実施例1では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が13.00〜16.00MHzの範囲の14水準の共振周波数fのICカードを用意した。
(比較例1)
コイルパターンの捲回数が2であることを除いて、実施例1と同様にして、比較例1のICカードを得た。比較例1では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が13.48〜15.82MHzの範囲の13水準の共振周波数fのICカードを用意した。
(比較例2)
コイルパターンの捲回数が4であることを除いて、実施例1と同様にして、比較例2のICカードを得た。比較例2では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が11.64〜16.14MHzの範囲の11水準の共振周波数fのICカードを用意した。
(比較例3)
コイルパターンの捲回数が5であることを除いて、実施例1と同様にして、比較例3のICカードを得た。比較例3では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が11.12〜16.12MHzの範囲の11水準の共振周波数fのICカードを用意した。
(比較例4)
コイルパターンの捲回数が6であることを除いて、実施例1と同様にして、比較例4のICカードを得た。比較例4では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が12.52〜15.70MHzの範囲の9水準の共振周波数fのICカードを用意した。
上述した実施形態1及び比較例1〜4のICカードと、リーダライタとの間の通信状態を測定した。リーダライタとして、ソニー株式会社製RC−S464B(アンテナの寸法:42.5mm×22.5mm)を用いた。ICカードとリーダライタとの間の距離を変化させながら通信状態を調べて、エラーが生じない最大通信距離D及び通信不能領域(NULL領域)を測定した。ここで、リーダライタからの問い合わせコマンドに対して、ICカードが100%のレスポンスを行うことができない所定の距離の範囲を通信不能領域(NULL領域)と呼ぶ。この説明は、後述する実施例2〜5の測定に対しても適用される。
実施例1の測定結果を図3に示す。図3は、ICカードの共振周波数fと、その共振周波数における最大通信距離Dと、その共振周波数において通信不能領域(NULL領域)が存在する場合には、その距離の範囲を示す。この説明は、後述する比較例及び他の実施例にも適用される。
実施例1では、ICカードの共振周波数13.98MHz及び14.24MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在するが、リーダライタとの間の通信周波数が14.38MHz〜16.00MHzの範囲においては、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)は存在しない。
(比較例1)
比較例1の測定結果を図4に示す。比較例1では、ICカードの共振周波数13.78MHz、15.60MHz及び15.82MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在する。
(比較例2)
比較例2の測定結果を図5に示す。比較例2では、ICカードの共振周波14.54MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在する。
(比較例3)
比較例3の測定結果を図6に示す。比較例3では、ICカードの共振周波数14.90MHz及び15.34MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在する。
(比較例4)
比較例4の測定結果を図7に示す。比較例4では、ICカードの共振周波数15.34MHz及び15.70MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在する。
上述した実施例1及び比較例1〜4の測定結果から、アンテナ12が、捲回数が3であるコイルパターンを有することにより、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)を有さないことが確認された。リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲において通信不能領域(NULL領域)が発生する通信周波数は、コイルパターンの捲回数の増加と共に増加する傾向が見られた。
次に、アンテナ12が、捲回数が3であるコイルパターンを有するICカードにおいて、実施例1に対して、アンテナの寸法、導電体層同士の間隔を変化させた場合について、実施例2〜実施例5のICカードを製造した。
(実施例2)
アンテナの寸法について、長辺を80mmとしたことを除いては、実施例1と同様にして、実施例2のICカードを得た。実施例2では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が13.64〜16.10MHzの範囲の7水準の共振周波数のICカードを用意した。
(実施例3)
アンテナの寸法について、短辺を62mmとしたことを除いては、実施例1と同様にして、実施例3のICカードを得た。実施例3では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が13.84〜15.98MHzの範囲の12水準の共振周波数のICカードを用意した。
(実施例4)
アンテナの寸法について短辺を62mmとし、コイルパターンにおける導電体層の隣接する部分同士の間隔を0.50mmとしたことを除いては、実施例1と同様にして、実施例4のICカードを得た。実施例4では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が14.26〜16.00MHzの範囲の10水準の共振周波数のICカードを用意した。
(実施例5)
コイルパターンにおける導電体層の隣接する部分同士の間隔を0.50mmとしたことを除いては、実施例1と同様にして、実施例5のICカードを得た。実施例5では、コンデンサの容量を変化させて、周波数が13.38〜15.98MHzの範囲の14水準の共振周波数のICカードを用意した。
実施例2の測定結果を図8に示す。実施例2では、ICカードの共振周波数14.04MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が3〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在するが、リーダライタとの間の通信周波数が14.48MHz〜16.10MHzの範囲においては、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)は存在しない。
実施例3の測定結果を図9に示す。実施例3では、ICカードの共振周波数14.02MHz及び14.20MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在するが、リーダライタとの間の通信周波数が14.44MHz〜15.98MHzの範囲においては、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)は存在しない。
実施例4の測定結果を図10に示す。実施例4では、ICカードの共振周波数14.26MHz及び14.38MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在するが、リーダライタとの間の通信周波数が14.58MHz〜16.00MHzの範囲においては、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)は存在しない。
実施例5の測定結果を図11に示す。実施例5では、ICカードの共振周波数13.82MHz、14.02MHz及び14.22MHzにおいて、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmを含む範囲に通信不能領域(NULL領域領域)が存在するが、リーダライタとの間の通信周波数が14.44MHz〜15.98MHzの範囲においては、ICカードとリーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域(NULL領域)は存在しない。
上述した実施例1〜5によれば、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さないことが確認された。
本発明では、上述した実施形態のICカード及びインレットは、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、上述した説明では、インレットには、アンテナシートにICチップが搭載されていたが、本発明の権利範囲は、Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載するためのアンテナシートにも及ぶものである。
10 インレット
10a アンテナシート
11 基材
11a 第1面
11b 第2面
12 アンテナ
12a、12b 導電体層
13a、13b 導通部
14a、14b 電極端子
15 第1表面電極
16 第2表面電極
17 第1裏面電極
18 第2裏面電極
19 配線
20 ICチップ

Claims (9)

  1. 基材と、前記基材に配置され捲回数が3であるコイルパターンと、を含むアンテナシートと、
    前記アンテナシートに接続されて非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップと、
    を有するインレット、
    を備え、
    リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さないIC記録媒体。
  2. 前記コイルパターンを形成する導電体層の隣接する部分同士の間隔が0.3mm〜0.7mmの範囲にある請求項1に記載のIC記録媒体。
  3. 前記コイルパターンを形成する導電体層の幅は、0.5mm〜0.7mmである請求項1又は2に記載のIC記録媒体。
  4. 前記コイルパターンを形成する導電体層の厚さは、10μm〜50μmである請求項1〜3の何れか一項に記載のIC記録媒体。
  5. アンテナを用いて非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載するためのアンテナシートであって、
    基材と、
    前記基材に配置され、捲回数が3であるコイルパターンを有する前記アンテナと、
    を備え、
    Felica(登録商標) Lite−S ICチップを搭載が搭載された状態で、リーダライタとの間の距離が0〜5mmの範囲であり、リーダライタとの間の通信周波数が14.4MHz〜16MHzの範囲において、リーダライタとの間に通信不能領域を有さないアンテナシート。
  6. 前記コイルパターンを形成する導電体層の隣接する部分同士の間隔が0.3mm〜0.7mmの範囲にある請求項5に記載のアンテナシート。
  7. 前記コイルパターンを形成する導電体層の幅は、0.5mm〜0.7mmである請求項5又は6に記載のアンテナシート。
  8. 前記コイルパターンを形成する導電体層の厚さは、10μm〜50μmである請求項5〜7の何れか一項に記載のアンテナシート。
  9. 請求項5〜8の何れか一項に記載のアンテナシートと、
    前記アンテナシートに接続された非接触式通信を行うFelica(登録商標) Lite−S ICチップと、
    を備えたインレット。
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