JP2016161810A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷用粘着素材の粘着剤を適切に除去することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を印刷用粘着素材に形成する画像形成部と、印刷用粘着素材の接触後に画像形成部に残留する転写残トナーを除去する第1清掃部材と、印刷用粘着素材に接触した際に画像形成部に付着した印刷用粘着素材の粘着剤を除去するための第2清掃部材とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置は、画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を印刷用粘着素材に形成する画像形成部と、印刷用粘着素材の接触後に画像形成部に残留する転写残トナーを除去する第1清掃部材と、印刷用粘着素材に接触した際に画像形成部に付着した印刷用粘着素材の粘着剤を除去するための第2清掃部材とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、印刷用粘着素材の粘着剤の除去に関する。
近年、ロール紙や、ミシン目の入った連続帳票用紙(連帳用紙)などの連続紙に画像を形成する画像形成システムが開発されている。画像形成システムは、用紙を供給する給紙機と、この給紙機からの用紙に画像を形成、即ち、プリントする作像機と、作像機からの用紙を受ける用紙受け機と、これら給紙機、作像機および用紙受け機の動作を制御する制御部とを備えている。作像機には、電子写真方式、インク・ジェット方式、ドット・インパクト方式などの種々の方式がある。例えば、特許文献1には、電子写真方式の連続紙を搬送する画像形成装置が開示されている。
また、画像形成装置には、用紙に転写した後の残トナーを除去するクリーニング装置が一般的に設けられている(特許文献2参照)。
一方で、タック紙等の印刷用粘着素材を使用する電子写真方式の画像形成装置では、タック紙等よりはみだした糊等の粘着剤が作像機等に付着する可能性があり、従来のクリーニング装置では十分に粘着剤を除去できない可能性がある。
クリーニング装置で粘着剤が十分に除去されない場合には、当該粘着剤にトナーが付着することにより、クリーニング性能を弱め、スジやムラの画像不良を生じさせる可能性がある。
そこで、本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、印刷用粘着素材の粘着剤を適切に除去することが可能な画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラムを提供する。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を印刷用粘着素材に形成する画像形成部と、印刷用粘着素材の接触後に画像形成部に残留する転写残トナーを除去する第1清掃部材と、印刷用粘着素材に接触した際に画像形成部に付着した印刷用粘着素材の粘着剤を除去するための第2清掃部材とを備える。
好ましくは、第1清掃部材は、印刷用粘着素材の用紙幅に対応して設けられ、第2清掃部材は、印刷用粘着素材の用紙幅の端部に対応して設けられる。
好ましくは、第2清掃部材は、画像形成部の転写位置から第1清掃部材より下流側に設けられる。
好ましくは、画像形成部は、回転駆動される中間転写部材または像担持部材を含む。
好ましくは、印刷用粘着素材の用紙幅に合わせて第2清掃部材の位置を調整可能に設けられた調整機構をさらに備える。
好ましくは、印刷用粘着素材の用紙幅に合わせて第2清掃部材の位置を調整可能に設けられた調整機構をさらに備える。
好ましくは、第2清掃部材は、指示に従って画像形成部に付着した粘着剤を除去するように清掃動作あるいは当該清掃動作を解除する機構をさらに備える。
好ましくは、機構を制御する制御部をさらに備える。制御部は、第2清掃部材の清掃動作中にジョブが終了した場合には、清掃動作が完了する期間、機構に清掃動作を解除する指示を出力しない。
好ましくは、画像形成部に付着した印刷用粘着素材の粘着剤を検知する検知部と、機構を制御する制御部とをさらに備える。制御部は、検知部からの検知結果に基づいて機構を制御する。
好ましくは、検知部は、第1清掃部材と第2清掃部材との間に設けられる。
好ましくは、検知部は、画像形成部の反射率の変化に基づいて粘着剤の付着量を検出する。
好ましくは、検知部は、画像形成部の反射率の変化に基づいて粘着剤の付着量を検出する。
好ましくは、検知部は、画像形成部に付着した粘着剤の付着高さを検出する。
好ましくは、検知部で画像形成部に付着した粘着剤を検知する検知幅は、第2清掃部材で粘着剤を除去可能な幅よりも広い。
好ましくは、検知部で画像形成部に付着した粘着剤を検知する検知幅は、第2清掃部材で粘着剤を除去可能な幅よりも広い。
好ましくは、検知部で検知した検知結果に基づいて第2清掃部材を移動させる移動機構をさらに備える。
好ましくは、第1清掃部材は、画像形成部と接触することにより転写残トナーを除去する接触部材と、接触部材よりも上流側に設けられ、接触部材により除去された転写残トナーを利用して、接触部材により除去される画像形成部に付着する転写残トナーの量を調整する調整機構とを含む。
好ましくは、印刷用粘着素材の粘着剤の種類を入力する入力部と、入力部で入力された粘着剤の種類に基づいて、印刷用粘着素材の粘着剤を除去する第2清掃部材の清掃力を調整する清掃力調整部とをさらに備える。
本発明の画像形成装置の制御方法は、画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を印刷用粘着素材に形成するステップと、印刷用粘着素材の接触後に残留する転写残トナーを除去するステップと、印刷用粘着素材に接触した際に付着した印刷用粘着素材の粘着剤を除去するステップとを備える。
本発明のプログラムは、画像形成装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、プログラムは、コンピュータに、画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を印刷用粘着素材に形成するステップと、印刷用粘着素材の接触後に残留する転写残トナーを除去するステップと、印刷用粘着素材に接触した際に付着した印刷用粘着素材の粘着剤を除去するステップとを備える、処理を実行させる。
本発明の画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラムは、印刷用粘着素材の粘着剤を適切に除去することが可能である。
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に基づく画像形成システム40の概略的な構成を説明する図である。
図1は、実施形態1に基づく画像形成システム40の概略的な構成を説明する図である。
図1を参照して、画像形成システム40は、給紙機14と、作像機42と、巻取機16とを含む。
給紙機14は、タック紙の連続紙としてロール紙18を含む。作像機42の上流にロール紙18の給紙機14が設けられる。また、作像機42の下流に用紙受け機である巻取機16が設けられる。給紙機14は、ロール紙18の受け軸20と、テンションおよびガイドのためのローラー22および24とを含む。
作像機42は、電子写真方式の場合、複数の作像ユニットを含む。
具体的には、作像機42は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック(BK)の4個の作像ユニット44Y,44M,44C,44Kを含む。以下、総括して作像ユニット44とも称する。
具体的には、作像機42は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック(BK)の4個の作像ユニット44Y,44M,44C,44Kを含む。以下、総括して作像ユニット44とも称する。
各作像ユニット44は、感光体ドラム46Y,46M,46C,46BKや、図示しない帯電部、露光部、現像部を有する。以下、総括して感光体ドラム(像担持部材)46とも称する。
また、作像機42は、各作像ユニット44を制御する制御部70と、操作表示部76と、中間転写ベルト47と、ローラー48,50と、二次転写ローラー54と、定着部56と、第1清掃部材100と、検知センサ110と、第2清掃部材120とを含む。
制御部70は、中央処理ユニット(CPU)72と、メモリ74とで構成されこれら要素がバスで相互接続されている。CPU72は、マイクロプロセッサ、マイコン、又は用途限定集積回路などである。メモリ74は、ハードディスク、リード・オンリ・メモリ(ROM)およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)などで構成される。このメモリ74は、ウィンドウズ(登録商標)などのオペレーティング・システムや、画像形成システム40の動作を制御するプログラムなどを記憶すると共に、一時記憶装置としても動作する。
制御部70内には、入出力(I/O)装置(図示せず)がバスに接続されている。制御部70は、このI/O装置を介して、外部からの画像データ、作像機42内の定着部56および画像形成部78の状態を表す状態データを受ける。
操作表示部76は、操作スイッチ(又はキーボード)や、表示装置から構成され、操作者が作像機42等の制御操作を行えるようになっている。操作表示部76は、作像機42に取り付けられたタッチパネル式の操作部であっても良いし、コンピュータの入力装置などであっても良い。また、制御部70は、上述のプログラムと、操作表示部76からの命令データなどに応じて、定着部56および画像形成部78の動作を制御する。このプログラムには、本発明による後述の作像動作のプログラムも含まれている。
露光部は、制御部70から供給されるY、M、CおよびBKの画像信号に基づいて、帯電部により帯電された感光体ドラム46をレーザ光により走査して静電潜像を形成する。
中間転写ベルト47は、ローラー48,50間に張られる。
一次転写ローラー52Y,52M,52C,52BK(以下、総括して一次転写ローラー52とも称する)は、感光体ドラム46に中間転写ベルト47を挟んで対向して配置され、感光体ドラム46の表面に形成されたトナー画像を静電的に引き付けて中間転写ベルト47上に転写する(一次転写)。
一次転写ローラー52Y,52M,52C,52BK(以下、総括して一次転写ローラー52とも称する)は、感光体ドラム46に中間転写ベルト47を挟んで対向して配置され、感光体ドラム46の表面に形成されたトナー画像を静電的に引き付けて中間転写ベルト47上に転写する(一次転写)。
中間転写ベルト47のトナー画像は、ローラー48および二次転写ローラー54の間に挟まれたロール紙18に転写される(二次転写)。
ロール紙18に転写されたトナー画像は、定着部56によりロール紙18に定着されて、作像(画像形成)が完了する。
なお、作像ユニット44、感光体ドラム46、中間転写ベルト47、二次転写ローラー54などは、画像形成部78を構成する。
巻取機16は、ロール紙18用の巻き取り軸26と、テンションおよびガイドのためのローラー28および30とを有する。
画像形成部78は、制御部70からの指示に従ってロール紙18に作像、即ち、プリントを行う。
第1清掃部材100は、中間転写ベルト47のトナー画像の転写残トナーを除去する。
第2清掃部材120は、中間転写ベルト47に付着した糊等の粘着剤を除去する。
第2清掃部材120は、中間転写ベルト47に付着した糊等の粘着剤を除去する。
検知センサ110は、中間転写ベルト47に付着した糊等の粘着剤を検出する。検知センサ110としては、ダイオードを利用して発光に対する受光量の変化(反射率の変化)に基づいて検知することが可能である。例えば、CIS(Contact Image Sensor)のようなライセンサを利用することが可能である。また、検知センサ110として糊等の粘着剤の付着量(高さ)を検知するレーザー変位計を利用するようにしても良い。なお、特にこれらに限られず他の方式により検知するようにしても良い。また、所定の高さを検知した場合に粘着剤が付着していると判断するようにしても良い。
タック紙の連続紙としてロール紙18にトナー像を形成する際、例えば、転写位置にて二次転写ローラー54とローラー48との間でロール紙18が上下に押圧されることによりロール紙18の端部から糊等の粘着剤がロール紙18からはみ出る可能性がある。当該はみ出た糊等の粘着剤は、中間転写ベルト47に付着する可能性があり、当該粘着剤を放置すると粘着剤にトナーが付着することにより、第1清掃部材100のクリーニング性能を弱め、スジやムラの画像不良を生じさせる可能性がある。
実施形態1に従う構成においては、中間転写ベルト47上に第1清掃部材100とは別に第2清掃部材120を設けることにより中間転写ベルト47に付着した糊等の粘着剤を除去する。
第2清掃部材120を設けて中間転写ベルト47上の粘着剤を適切に除去することにより第1清掃部材のクリーニング性能を高め、スジやムラの画像不良を抑制することが可能である。
図2は、実施形態1に基づく中間転写ベルト47上に設けられたクリーニング装置を説明する図である。
図2を参照して、クリーニング装置は、第1清掃部材100と、第2清掃部材120A,120B(総称して120とも称する)と、位置調節機構130とを含む。
画像保障幅は、トナー画像が形成可能な領域を示す。
第1清掃部材100は、画像保障幅をカバーするように配置される。第1清掃部材100は、一例として樹脂素材のブレードを用いることが可能である。
第1清掃部材100は、画像保障幅をカバーするように配置される。第1清掃部材100は、一例として樹脂素材のブレードを用いることが可能である。
第2清掃部材120A,120Bは、中間転写ベルト47の両端部にそれぞれ設けられる。第2清掃部材120A,120Bは、一例として金属素材のブレードを用いることが可能である。第2清掃部材120は、第1清掃部材100よりも硬度の高いブレードを用いることが可能である。これにより中間転写ベルト47上に付着した粘着剤を第2清掃部材120により掻き取ることが可能となる。
中間転写ベルト47上において、第1清掃部材100は転写位置より下流側に設けられる。また、中間転写ベルト47上において、第2清掃部材120A,120Bは、第1清掃部材100より下流側に設けられる。
位置調節機構130は、第2清掃部材120A,120Bの位置を調整可能に設けられる。位置調節機構130は、制御部70により制御される。位置調節機構130は、制御部70の指示に従って第2清掃部材120A,120Bの位置を調節する。
ロール紙18の用紙幅に対応する中間転写ベルト47の幅方向に第2清掃部材120A,120Bの位置が調整される。この点で、第2清掃部材120A,120Bは、ロール紙18の用紙幅に対応して位置が調整される。具体的には、制御部70は、ロール紙18の用紙幅のデータに基づいて位置調節機構130を制御して位置を調節する。
第2清掃部材120A,120Bは、中間転写ベルト47上においてロール紙18の用紙幅の端部に対応する位置に調整される。これにより、ロール紙18の用紙幅の端部からはみ出した中間転写ベルト47に付着した粘着剤を効率的に除去することが可能である。
また、第2清掃部材120A,120Bは、用紙幅の端部に対応する位置に調整される。中間転写ベルト47の画像保障幅の端部に位置することにより中間転写ベルト47に形成されるトナー像への影響を抑制することが可能である。
なお、本例においては、制御部70が位置調節機構130を制御して位置を調節する場合について説明したが、特にこれに限られずユーザが位置調節機構130を用いて第2清掃部材120A,120Bの位置を調節するようにしても良い。
また、クリーニング装置は、検知センサ110A,110B(総称して110とも称する)を含み、検知センサ110の検知結果に基づいて制御部70が位置調節機構130を制御することも可能である。本例においては、検知センサ110の検知幅は、第2清掃部材120が粘着剤を除去可能な範囲(幅)よりも広い。
具体的には、検知センサ110Aは、粘着剤の有無とともに、粘着剤が付着している中間転写ベルト47の端部からの位置データを制御部70に出力する。制御部70は、検知センサ110Aで検知した粘着剤の位置データに基づいて位置調節機構130により第2清掃部材120の位置を調節して、中間転写ベルト47上に付着した粘着剤を効率的に除去するようにしても良い。
図3は、実施形態1に基づく第2清掃部材120の圧着/解除機構140を説明する図である。
図3を参照して、第2清掃部材120は、回転軸121で軸支されており、所定の当接角で中間転写ベルト47に当接するように調節されている。
また、圧着/解除機構140は、制御部70からの指示に従って第2清掃部材120の中間転写ベルト47に対する当接を解除する。
一例として、制御部70は、圧着/解除機構140に対して所定時間、第2清掃部材120を中間転写ベルト47に当接するように指示する。また、制御部70は、所定時間経過後、圧着/解除機構140に対して第2清掃部材120が中間転写ベルト47に当接しないように(解除するように)指示する。
図4は、実施形態1に基づく作像動作の制御を説明するフロー図である。主に制御部70における処理である
図4に示されるように、まず、ローラー駆動および作像を開始する(ステップS2)。制御部70は、ローラー48および50に指示し、中間転写ベルト47を駆動する。また、作像ユニット44を制御してトナー画像を中間転写ベルト47上に転写する(一次転写)。そして、ロール紙18に転写する(二次転写)。
図4に示されるように、まず、ローラー駆動および作像を開始する(ステップS2)。制御部70は、ローラー48および50に指示し、中間転写ベルト47を駆動する。また、作像ユニット44を制御してトナー画像を中間転写ベルト47上に転写する(一次転写)。そして、ロール紙18に転写する(二次転写)。
次に、制御部70は、所定時間が経過したかどうかを判断する(ステップS4)。所定時間は予め設定されているものとする。当該所定時間は、当業者がロール紙18と中間転写ベルト47とが接触することにより中間転写ベルト47上に付着した粘着剤を清掃することが必要とされる時間に設定することが可能である。なお、当該所定時間に関する情報は、一例としてメモリ74に格納されているものとする。
次に、制御部70は、所定時間が経過していないと判断した場合(ステップS4においてNO)には、次にジョブが終了したかどうかを判断する(ステップS6)。制御部70は、入出力装置等を介して入力された画像データのプリント動作に関するジョブが終了したかどうかを判断する。
ステップS6において、制御部70は、ジョブが終了していない判断した場合(ステップS6においてNO)には、ステップS4に戻り、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS6においてYES)には、作像およびローラー駆動を停止する(ステップS8)。制御部70は、ローラー48および50に停止を指示し、中間転写ベルト47の駆動を停止する。また、作像ユニット44による作像を停止する。
そして、処理を終了する(エンド)。
この場合には、作像時間が短いと考えられるため粘着剤は、中間転写ベルト47上に殆ど付着していない清掃する必要が生じる状態ではないと判断されるからである。なお、本例においては、第2清掃部材120を圧着しない方式について説明したが、ジョブ終了後、所定期間ローラーを駆動しながら第2清掃部材120を圧着することも可能である。
この場合には、作像時間が短いと考えられるため粘着剤は、中間転写ベルト47上に殆ど付着していない清掃する必要が生じる状態ではないと判断されるからである。なお、本例においては、第2清掃部材120を圧着しない方式について説明したが、ジョブ終了後、所定期間ローラーを駆動しながら第2清掃部材120を圧着することも可能である。
一方、ステップS4において、制御部70は、所定時間が経過したと判断した場合(ステップS4においてYES)には、第2清掃部材を圧着する(ステップS10)。制御部70は、圧着/解除機構140に指示して第2清掃部材120を中間転写ベルト47に圧着する。
次に、制御部70は、所定期間が経過したかどうかを判断する(ステップS12)。制御部70は、第2清掃部材120を圧着してから所定期間が経過したかどうかを判断する。
ステップS12において、制御部70は、所定期間が経過したと判断した場合(ステップS12においてYES)には、第2清掃部材を解除する(ステップS22)。制御部70は、中間転写ベルト47に第2清掃部材120を所定期間圧着した場合には、圧着/解除機構140に指示して第2清掃部材120を中間転写ベルト47に対する圧着から解除する。
そして、ステップS4に戻り、制御部70は、所定時間が経過したか否かを再び判断し、上記処理を繰り返す。
ステップS12において、制御部70は、所定期間が経過していないと判断した場合(ステップS12においてNO)には、次にジョブが終了したかどうかを判断する(ステップS14)。制御部70は、入出力装置等を介して入力された画像データのプリント動作に関するジョブが終了したかどうかを判断する。
ステップS14において、制御部70は、ジョブが終了していない判断した場合(ステップS14においてNO)には、ステップS12に戻り、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS14においてYES)には、作像を停止する(ステップS16)。制御部70は、第2清掃部材120を圧着してから所定期間が経過していない場合にジョブが終了したと判断した場合には、作像ユニット44による作像を停止する。
次に、制御部70は、所定期間が経過したかどうかを判断する(ステップS18)。制御部70は、第2清掃部材120を圧着してから所定期間が経過したかどうかを判断する。
ステップS18において、制御部70は、所定期間経過するまで待機し、所定期間経過したと判断した場合(ステップS18においてYES)には、第2清掃部材を解除するとともに、ローラー駆動を停止する(ステップS20)。制御部70は、圧着/解除機構140に指示して第2清掃部材120を中間転写ベルト47に対する圧着から解除する。また、制御部70は、ローラー48および50に停止の指示し、中間転写ベルト47の駆動を停止する。
そして、処理を終了する(エンド)。
当該処理により、ジョブが実行されて所定時間作像が実行される場合には、第2清掃部材120を所定期間、中間転写ベルト47に圧着して清掃作業を実行することが可能である。また、ジョブが終了した場合であっても所定期間、清掃作業が継続して実行される。
当該処理により、ジョブが実行されて所定時間作像が実行される場合には、第2清掃部材120を所定期間、中間転写ベルト47に圧着して清掃作業を実行することが可能である。また、ジョブが終了した場合であっても所定期間、清掃作業が継続して実行される。
当該処理により、中間転写ベルト47上に付着している可能性のある粘着剤を第2清掃部材120により確実に除去することが可能である。
(変形例)
図5は、実施形態1の変形例に従う第1清掃部材100の構成を説明する図である。
図5は、実施形態1の変形例に従う第1清掃部材100の構成を説明する図である。
図5を参照して、第1清掃部材100は、フレーム61と、フレーム61内に組み込まれたクリーニング研磨ユニット60とを含む。
中間転写ベルト47上にある二次転写後の転写残トナー等はクリーニング研磨ユニット60で除去される。
クリーニング研磨ユニット60は、ブラシクリーニングローラー63と、清掃ローラー64と、スクレーパ64Aと、研磨ローラー66と、貯留部68と、付着量調整板67と、排出部61Aとを含む。貯留部68は、廃トナー受けローラー対68Aと68Bとを含む。
ブラシクリーニングローラー63は、中間転写ベルト47の搬送方向に対し逆転方向に当接される。これにより、中間転写ベルト47上の付着トナーが除去される。除去されたブラシクリーニングローラー63上の付着トナーは、さらに清掃ローラー64により除去される。清掃ローラー64からはスクレーパ64Aにより掻き落とされて除去される。除去されたトナーは貯留部68に溜められる。また、清掃ローラー64には所定電圧が印加され、トナーは静電的に除去される。
ブラシクリーニングローラー63の上流部に研磨ローラー66が中間転写ベルト47に当接されている。
中間転写ベルト47の搬送方向に対し、逆向きに回転する研磨ローラー66は、貯留部68の廃トナーを付着することで、研磨力を強めている。付着量調整板67により、研磨に適量な廃トナー量が調整される。廃トナー量が多すぎても研磨力は強くならず、逆にトナーを中間転写ベルト47に戻してしまいクリーニング不良となってしまうためである。
ベルト付着トナーは逆転する研磨ローラー66によって中間転写ベルト47沿いに貯留部68の廃トナー受けローラー対68Aと68Bのところに掻き落とされ、回転によって貯留部68内に整然と溜められる。この掻き落としは研磨と共にクリーニングの機能も果たす。また研磨ローラー66にバイアスを印加することで静電的に中間転写ベルト47に付着したトナーを除去することもできる。
中間転写ベルト47に付着したトナーが連続して多量に来た場合、貯留部68の廃トナーは排出部61Aに溢れだし、廃トナー排出スクリュー62で排出される。貯留部68には常に廃トナーがあり、研磨ローラー66に供給されるので、画像印字量によらず、安定した研磨力が得られる。
当該構成の第1清掃部材を配置することにより、フィルミングの発生を抑制し、スジやムラの画像不良の発生を抑制することが可能である。
さらに、当該構成の第1清掃部材を配置した場合には、廃トナーを利用してクリーニングする方式であるため中間転写ベルト47上に粘着剤が付着する可能性がある場合には画像不良等の汚れが生じる可能性があるが、上記で説明したように、第2清掃部材120により粘着剤を除去することが可能であるため汚れを生じさせることなく、適切にクリーニングすることが可能である。
(実施形態2)
上記においては、第2清掃部材120の中間転写ベルト47に対する圧着/解除のタイミングとして所定時間が経過したかどうかに基づいて判断し、駆動する構成について説明したが、特に当該構成に限られず、検知センサ110の検出結果に基づいて圧着/解除を実行する方式とすることも可能である。例えば、検知センサ110の検出結果として粘着剤が有りと判断した場合に、圧着/解除機構140を駆動して中間転写ベルト47に第2清掃部材120を圧着するように駆動し、検知センサ110の検出結果として粘着剤が無いと判断した場合に、圧着/解除機構140を駆動して中間転写ベルト47から第2清掃部材120を解除するようにしても良い。
上記においては、第2清掃部材120の中間転写ベルト47に対する圧着/解除のタイミングとして所定時間が経過したかどうかに基づいて判断し、駆動する構成について説明したが、特に当該構成に限られず、検知センサ110の検出結果に基づいて圧着/解除を実行する方式とすることも可能である。例えば、検知センサ110の検出結果として粘着剤が有りと判断した場合に、圧着/解除機構140を駆動して中間転写ベルト47に第2清掃部材120を圧着するように駆動し、検知センサ110の検出結果として粘着剤が無いと判断した場合に、圧着/解除機構140を駆動して中間転写ベルト47から第2清掃部材120を解除するようにしても良い。
また、粘着剤の種別に基づいて第2清掃部材120の中間転写ベルト47に対する圧着の程度を調整することも可能である。
図6は、実施形態2に基づく第2清掃部材120の調節部150を説明する図である。
図6を参照して、第2清掃部材120は、回転軸121で軸支されており、所定の当接角で中間転写ベルト47に当接するように調節されている。
図6を参照して、第2清掃部材120は、回転軸121で軸支されており、所定の当接角で中間転写ベルト47に当接するように調節されている。
また、調節部150は、制御部70からの指示に従って第2清掃部材120の中間転写ベルト47に対する当接角を調整する。また、調節部150は、中間転写ベルト47に対する当接を解除することも可能であるとする。
一例として、制御部70は、検知センサ110の検知結果に基づいて調節部150に対して第2清掃部材120を中間転写ベルト47に当接するように指示する。また、制御部70は、粘着剤の種別に基づいて中間転写ベルト47に対する当接角を調節するように指示する。具体的には、粘着剤の種別としてアクリル系あるいはゴム系の種別に基づいて当接角を調整するように指示する。ゴム系の粘着剤の場合には、粘着力が強いため中間転写ベルト47に対して強めの圧着となるように当接角を調整する。
一方、アクリル系の粘着剤の場合には、粘着力がゴム系の粘着剤よりも弱いため中間転写ベルト47に対してゴム系の場合よりも弱めの圧着となるように当接角を調整する。
制御部70は、操作表示部76に対する制御操作により粘着剤の種別の入力を受け付ける。粘着剤の種別に基づく圧着の強弱に関する情報は、メモリ74に予め格納されているものとする。
図7は、実施形態2に基づく作像動作の制御を説明するフロー図である。主に制御部70における処理である。
図7に示されるように、制御部70は、糊種の入力を受け付ける(ステップS30)。具体的には、制御部70は、操作表示部76に対する制御操作により粘着剤の種別の入力を受け付ける。
また、制御部70は、紙幅の入力を受け付ける(ステップS32)。制御部70は、操作表示部76に対する制御操作により紙幅の入力を受け付ける。
次に、制御部70は、紙幅位置に第2清掃部材を移動させる(ステップS34)。制御部70は、受け付けた紙幅の入力に基づいて位置調節機構130に指示して第2清掃部材120を紙幅の端部に対応する位置に移動するように調節する。
次に、制御部70は、ローラー駆動および作像を開始する(ステップS36)。制御部70は、ローラー48および50に指示し、中間転写ベルト47を駆動する。また、作像ユニット44を制御してトナー画像を中間転写ベルト47上に転写する(一次転写)。そして、ロール紙18に転写する(二次転写)。
次に、制御部70は、糊が付着しているか否かを判断する(ステップS36)。制御部70は、検知センサ110の検知結果に基づいて糊等の粘着剤が付着しているか否かを判断する。
ステップS36において、制御部70は、糊が付着していると判断した場合には、ステップS42に進む。
一方、ステップS36において、制御部70は、糊が付着していないと判断した場合には、ジョブが終了したかどうかを判断する(ステップS38)。制御部70は、入出力装置等を介して入力された画像データのプリント動作に関するジョブが終了したかどうかを判断する。
ステップS38において、制御部70は、ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS38においてNO)には、ステップS36に戻り、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS38においてYES)には、作像およびローラー駆動を停止する(ステップS8)。制御部70は、ローラー48および50に停止の指示し、中間転写ベルト47の駆動を停止する。また、作像ユニット44による作像を停止する。
そして、処理を終了する(エンド)。
ステップS36において、制御部70は、糊が付着していると判断した場合(ステップS36においてYES)には、糊の種類を判別する(ステップS42)。具体的には、制御部70は、操作表示部76を介して入力された糊の種類に基づいてアクリル系かゴム系のいずれであるかを判別する。
ステップS36において、制御部70は、糊が付着していると判断した場合(ステップS36においてYES)には、糊の種類を判別する(ステップS42)。具体的には、制御部70は、操作表示部76を介して入力された糊の種類に基づいてアクリル系かゴム系のいずれであるかを判別する。
ステップS42において、制御部70は、糊の種類がアクリル系である場合には、第2清掃部材120について、中間転写ベルト47に対して弱めの圧着となるように設定する(ステップS46)。具体的には、制御部70は、調節部150に指示して第2清掃部材120が中間転写ベルト47に圧着するように指示するとともに、アクリル系の粘着剤の場合には、粘着力がゴム系の粘着剤よりも弱いため中間転写ベルト47に対してゴム系の場合よりも弱めの圧着となるように当接角を調整する。
一方、ステップS42において、制御部70は、糊の種類がゴム系である場合には、第2清掃部材120について、中間転写ベルト47に対して強めの圧着となるように設定する(ステップS44)。具体的には、制御部70は、調節部150に指示して第2清掃部材120が中間転写ベルト47に圧着するように指示するとともに、ゴム系の粘着剤の場合には、粘着力がアクリル系の粘着剤よりも強いため中間転写ベルト47に対してアクリル系の場合よりも強めの圧着となるように当接角を調整する。
次に、制御部70は、糊が付着しているか否かを判断する(ステップS48)。
ステップS48において、制御部70は、糊が付着していると判断した場合(ステップS48においてYES)には、ジョブが終了したかどうかを判断する(ステップS50)。制御部70は、入出力装置等を介して入力された画像データのプリント動作に関するジョブが終了したかどうかを判断する。
ステップS48において、制御部70は、糊が付着していると判断した場合(ステップS48においてYES)には、ジョブが終了したかどうかを判断する(ステップS50)。制御部70は、入出力装置等を介して入力された画像データのプリント動作に関するジョブが終了したかどうかを判断する。
ステップS50において、制御部70は、ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS50においてNO)には、ステップS48に戻り、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS50においてYES)には、作像を停止する(ステップS52)。
次に、糊の付着が有るかどうかを判断する(ステップS54)。具体的には、制御部70は、検知センサ110の検知結果に基づいて糊等の粘着剤が付着しているか否かを判断する。
ステップS54において、制御部70は、糊の付着が有ると判断した場合(ステップS54においてYES)には、当該状態を維持し、糊が付着していないと判断した場合(ステップS54においてNO)には、第2清掃部材120を解除し、ローラー駆動を停止する(ステップS56)。制御部70は、検知センサ110の検知結果に基づいて糊の付着を検知しなくなってから第2清掃部材120を中間転写ベルト47に対する圧着から解除する。
そして、処理を終了する(エンド)。
したがって、検知センサ110により糊の付着が無くなったと判断されるまで第2清掃部材120による清掃処理が継続される。
したがって、検知センサ110により糊の付着が無くなったと判断されるまで第2清掃部材120による清掃処理が継続される。
当該処理により、ジョブが実行されて糊の付着が検出された場合には、糊の付着が見検出となるまで第2清掃部材120を中間転写ベルト47に圧着して清掃作業を実行することが可能である。また、糊の種別に応じて圧着の強弱を調整することにより適切な清掃作業を実行することが可能である。
なお、本例においては、糊の種別として2種類の種類に従って圧着の強弱を2段階設ける方式について説明したが、特にこれに限られず、さらに複数種類に分類して複数段階に圧着の強弱を変更するようにしても良い。
上述において、本発明の好適実施形態について添付図を参照して説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可能である。例えば、作像機は、電子写真方式以外に、インク・ジェット方式や、ドット・インパクト方式であってもよい。これらの方式は、周知であるので、詳細説明を省略する。
また、上記実施形態では、タック紙の連続紙としてロール紙18を用いた例について説明したが、ミシン目の入った連続帳票用紙(連帳用紙)などの他の連続紙を使用した場合でも本発明を適用することができる。さらに、紙に限定されるものではなく、粘着剤を有するプリント可能な記録材(印刷用粘着素材)であればどのようなものでも良い。例えば、フィルム状の記録材であっても同様に適用可能である。
また、上記実施形態では、タック紙の連続紙に限られず、タック紙の枚用紙等を印刷する画像形成装置についても同様に適用可能である。
また、上記実施形態では、ロール紙18と接触する中間転写ベルト47にクリーニング装置を設けた構成について説明したが、中間転写ベルト47を設けずに、感光体ドラム46からロール紙18に転写する場合については、クリーニング装置を感光体ドラム46に設けるようにすることも可能である。
また、本実施形態におけるプログラムとして、画像形成装置のコンピュータで実行可能なアプリケーションを提供してもよい。このとき、本実施の形態に係るプログラムは、パーソナルコンピュータ上で実行される各種アプリケーションの一部の機能として組み込まれてもよい。
以上、本開示を実施形態に基づき具体的に説明したが、本開示は、実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
14 給紙機、16 巻取機、18 ロール紙、40 画像形成システム、42 作像機、44,44C,44K,44M,44Y 作像ユニット、46,46BK,46C,46M,46Y 感光体ドラム、47 中間転写ベルト、52,52BK,52C,52M,52Y 一次転写ローラー、54 二次転写ローラー、56 定着部、60 クリーニング研磨ユニット、61 フレーム、61A 排出部、62 廃トナー排出スクリュー、63 ブラシクリーニングローラー、64 清掃ローラー、64A スクレーパ、66 研磨ローラー、67 付着量調整板、68 貯留部、68A ローラー対、70 制御部、74 メモリ、76 操作表示部、78 画像形成部、100 第1清掃部材、110,110A,110B 検知センサ、120,120A,120B 第2清掃部材、130 位置調節機構、140 解除機構、150 調節部。
Claims (17)
- 画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を前記印刷用粘着素材に形成する画像形成部と、
前記印刷用粘着素材の接触後に前記画像形成部に残留する転写残トナーを除去する第1清掃部材と、
前記印刷用粘着素材に接触した際に前記画像形成部に付着した前記印刷用粘着素材の粘着剤を除去するための第2清掃部材とを備える、画像形成装置。 - 前記第1清掃部材は、前記印刷用粘着素材の用紙幅に対応して設けられ、
前記第2清掃部材は、前記印刷用粘着素材の用紙幅の端部に対応して設けられる、請求項1記載の画像形成装置。 - 前記第2清掃部材は、前記画像形成部の転写位置から前記第1清掃部材より下流側に設けられる、請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、回転駆動される中間転写部材または像担持部材を含む、請求項1記載の画像形成装置。
- 前記印刷用粘着素材の用紙幅に合わせて前記第2清掃部材の位置を調整可能に設けられた調整機構をさらに備える、請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第2清掃部材は、指示に従って前記画像形成部に付着した前記粘着剤を除去するように清掃動作あるいは当該清掃動作を解除する機構をさらに備える、請求項1記載の画像形成装置。
- 前記機構を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記第2清掃部材の清掃動作中にジョブが終了した場合には、前記清掃動作が完了する期間、前記機構に前記清掃動作を解除する指示を出力しない、請求項6記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部に付着した前記印刷用粘着素材の粘着剤を検知する検知部と、
前記機構を制御する制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記検知部からの検知結果に基づいて前記機構を制御する、請求項6記載の画像形成装置。 - 前記検知部は、前記第1清掃部材と前記第2清掃部材との間に設けられる、請求項8記載の画像形成装置。
- 前記検知部は、前記画像形成部の反射率の変化に基づいて前記粘着剤の付着量を検出する、請求項8記載の画像形成装置。
- 前記検知部は、前記画像形成部に付着した前記粘着剤の付着高さを検出する、請求項8記載の画像形成装置。
- 前記検知部で前記画像形成部に付着した前記粘着剤を検知する検知幅は、前記第2清掃部材で前記粘着剤を除去可能な幅よりも広い、請求項8記載の画像形成装置。
- 前記検知部で検知した検知結果に基づいて前記第2清掃部材を移動させる移動機構をさらに備える、請求項8記載の画像形成装置。
- 前記第1清掃部材は、
前記画像形成部と接触することにより前記転写残トナーを除去する接触部材と、
前記接触部材よりも上流側に設けられ、前記接触部材により除去された前記転写残トナーを利用して、前記接触部材により除去される前記画像形成部に付着する前記転写残トナーの量を調整する調整機構とを含む、請求項1記載の画像形成装置。 - 前記印刷用粘着素材の粘着剤の種類を入力する入力部と、
前記入力部で入力された前記粘着剤の種類に基づいて、前記印刷用粘着素材の粘着剤を除去する前記第2清掃部材の清掃力を調整する清掃力調整部とをさらに備える、請求項1記載の画像形成装置。 - 画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を前記印刷用粘着素材に形成するステップと、
前記印刷用粘着素材の接触後に残留する転写残トナーを除去するステップと、
前記印刷用粘着素材に接触した際に付着した前記印刷用粘着素材の粘着剤を除去するステップとを備える、画像形成装置の制御方法。 - 画像形成装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピュータに、
画像を作像して、転写位置にて印刷用粘着素材に接触することにより、当該画像を前記印刷用粘着素材に形成するステップと、
前記印刷用粘着素材の接触後に残留する転写残トナーを除去するステップと、
前記印刷用粘着素材に接触した際に付着した前記印刷用粘着素材の粘着剤を除去するステップとを備える、処理を実行させる画像形成装置のプログラム。
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