JP2016161346A - センサ - Google Patents

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元生 内藤
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隆幸 落合
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Abstract

【課題】液晶表示部材を安定して支持することができるセンサを提供する。
【解決手段】圧力センサは、回路基板30と、液晶表示部材50と、回路基板30及び液晶表示部材50を収容するとともに、液晶表示部材50を視認可能な窓部71aを有するカバー部材70とを備えている。回路基板30と液晶表示部材50との間には、液晶表示部材50を支持する支持部材としての拡散部材40が配置されている。液晶表示部材50の裏面は、その一辺側において、回路基板30と液晶表示部材50とを電気的に接続する弾性コネクタ35に支持されるとともに、その他辺側において、拡散部材40に設けられた弾性支持部43に支持されている。液晶表示部材50は、弾性コネクタ35及び弾性支持部43と、カバー部材70の内面とに挟持されることによって固定されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、液晶表示部材を備えるセンサに関する。
特許文献1には、圧力検出素子により計測した流体の圧力をデジタル表示する構成の圧力センサが開示されている。このような圧力センサは、例えば、フロントケースとリアケースとからなるケーシング内に、圧力検出素子を実装した基板や液晶表示部材等の各部品を積み重ねて収容した構成となっている。
特開平10−142090号公報
ところで、上記のような液晶表示部材を備えるセンサの場合、液晶表示部材の裏側に拡散部材が配置されており、圧力検出素子を実装した基板、拡散部材、液晶表示部材が順に積み重ねられた構造を有する。そして、液晶表示部材は、液晶表示部材の裏面側の一辺に沿って配置されるとともに、拡散部材を貫通する平板状の弾性コネクタを介して、圧力検出素子を実装した基板に接続されている。また、液晶表示部材は、液晶表示部材の表面側に配置されるカバー部材等と弾性コネクタとに挟持されることによって、ケーシング内に支持されている。
上記の構成においては、液晶表示部材の裏面側は、弾性コネクタにより一辺側が片持ちで支持された状態となる。そのため、例えば、落下時のようにセンサに対して大きな衝撃が加えられた際に、液晶表示部材における弾性コネクタに支持されていない側の端部がぐらついて、基板や拡散部材に衝突してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、液晶表示部材を安定して支持することのできるセンサを提供することにある。
上記の目的を達成するためのセンサは、検出素子が実装される回路基板と、前記検出素子による検出結果を表示する液晶表示部材と、前記回路基板及び前記液晶表示部材を収容するとともに、前記液晶表示部材を視認可能な窓部を有するケーシングとを備えるセンサであって、前記回路基板と前記液晶表示部材との間には、前記液晶表示部材を支持する支持部材が配置され、前記液晶表示部材の裏面は、その一辺側において、前記回路基板と前記液晶表示部材とを電気的に接続する弾性コネクタに支持されるとともに、その他辺側において、前記支持部材に設けられた弾性支持部に支持され、前記液晶表示部材は、前記弾性コネクタ及び前記弾性支持部と、前記ケーシングの内面とに挟持されることによって固定されている。
上記構成によれば、液晶表示部材の裏面側は、弾性コネクタにより支持される一辺側の部位に加えて、支持部材の弾性支持部によって、他辺側の部位も支持されている。そして、弾性コネクタ及び弾性支持部とケーシングの内面との間にて液晶表示部材を挟持させている。これにより、液晶表示部材のぐらつき等が抑制される。また、弾性コネクタと共に液晶表示部材の裏面側を支持する弾性支持部には、弾性が付与されている。そのため、落下時のようにセンサに対して衝撃が加えられた際にも、液晶表示部材に伝えられる応力を、弾性支持部及び弾性コネクタの弾性変形により吸収させることができる。このように、上記構成によれば、液晶表示部材のぐらつきが抑制された安定的な支持状態が得られるとともに、液晶表示部材に対して応力が作用した場合にもその応力を吸収することができるため、安定的な支持状態が維持される。
上記構成において、前記弾性コネクタは、前記液晶表示部材の裏面における前記一辺側の全体に当接し、前記弾性支持部は、前記液晶表示部材の裏面における、前記一辺に対向する他辺側の中央部に当接することが好ましい。
この場合には、液晶表示部材の裏面を三点支持と同様のバランスにて安定して支持することができる。また、他辺側の支持に必要な弾性支持部が一つのみとなることによっても、支持の安定性が向上する。すなわち、複数の弾性支持部を設けて、これら複数の弾性支持部で支持を行う場合、各弾性支持部における弾性力のばらつきの影響により、弾性支持部側の支持が不安定化しやすい。弾性支持部を一つのみとすることによって、こうした問題を回避することができる。
上記構成において、前記液晶表示部材は、長四角形状をなし、前記弾性コネクタ及び前記弾性支持部は、前記液晶表示部材の長辺である一辺側及び他辺側の部位を支持することが好ましい。
上記構成によれば、短辺側を支持する構成と比較して、液晶表示部材に伝えられた応力を広い範囲にて吸収することができる。そのため、液晶表示部材をより安定して支持することができる。
上記構成において、前記弾性支持部は、前記支持部材に一体的に形成される部位であって、前記液晶表示部材の前記他辺に沿って延びる板状の部位がその両端の二点において接続されるとともに、その中央部が前記液晶表示部材側へ膨らむブリッジ状に形成されていることが好ましい。
この場合には、弾性支持部の強度を確保しつつ、弾性支持部に適度な弾性を付与することが容易である。また、液晶表示部材側へ膨らむ中央部が液晶表示部材の厚さ方向に弾性変形することにより、液晶表示部材に伝えられた応力を好適に吸収することができる。
上記構成において、前記支持部材は、前記回路基板と前記液晶表示部材との間に配置されて、前記回路基板上に配置される表示用の発光素子からの光を前記液晶表示部材に向けて拡散させる拡散部材であることが好ましい。
この場合には、部品点数の増加を抑制することができる。
上記構成において、前記支持部材には、前記液晶表示部材の縁に当接して前記液晶表示部材を位置決めする支持壁が設けられていることが好ましい。
この場合には、組み立て工程において、支持部材に対して液晶表示部材を容易に位置合わせすることができる。また、液晶表示部材の面方向の位置ずれを規制することができる。
上記構成において、前記液晶表示部材の表面側は、前記ケーシングの前記窓部の内側に取り付けられる透明カバーにより支持されていることが好ましい。
この場合には、液晶表示部材の表面を透明カバーにて保護することができる。また、透明カバーが介在されることにより、ケーシングを取り付ける際の衝撃等が液晶表示部材に伝わり難くなる。
本発明のセンサによれば、液晶表示部材を安定して支持することができる。
圧力センサの斜視図。 圧力センサの一部(ベース部材、回路基板、及び拡散部材)の分解斜視図。 圧力センサの一部(ベース部材、回路基板、及び拡散部材)の斜視図。 圧力センサの分解斜視図。 図1の5−5線端面図。 図1の6−6線端面図。 図1の7−7線端面図。 圧力センサの取り付けに関する説明図。
以下、本発明を、液晶表示部材を備える圧力センサに具体化した一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、圧力センサ10は、合成樹脂製のベース部材20を備えている。ベース部材20は、四角板状の後壁21と、後壁21における一方側の対向する二辺に沿って立設される第1内側壁22と、後壁21における他方側の対向する二辺に沿って立設される第2内側壁23とを有する有底四角箱状に形成されている。
後壁21の周縁部には、第1内側壁22及び第2内側壁23から突出するフランジ24が設けられている。また、フランジ24の各辺の中央部には、凹部24aが設けられている。後壁21の中央部には、被測定流体を取り入れるための円筒形状の導入口21aが設けられている。また、後壁21には、その一辺側を切り欠くことによってコネクタ孔21bが設けられている。
図2及び図5に示すように、第1内側壁22の外面中央部には、開口側の縁部から延びる係合溝25が設けられている。係合溝25には、第1内側壁22の開口縁に沿って延びるとともに、第1内側壁22を貫通する係合凹部25aが設けられている。また、係合溝25には、係合凹部25aの縁に沿って外面側へ突出する補助係合爪25bが設けられる。補助係合爪25bは、係合凹部25a側に向かって徐々に幅広となる断面略三角形状に形成されている。
図2及び図6に示すように、第1内側壁22の外面には、開口縁に沿った方向における係合溝25の両側に位置するように、二つの係合突部22aが設けられている。そして、第1内側壁22のフランジ24において、各係合突部22aに重なる位置には、取り外し用凹部26が設けられている。
図2及び図5〜図7に示すように、ベース部材20の第1内側壁22及び第2内側壁23の上には、圧力を検出するための検出回路等が形成された回路基板30が配置されている。回路基板30の外形形状は、ベース部材20の第1内側壁22及び第2内側壁23の外周形状に略一致するように形成されており、回路基板30の周縁の一部には、第1内側壁22に設けられた係合溝25に対応する凹部30aが設けられている。
回路基板30の下面(ベース部材20側の面)の中央部には、圧力検出素子31が実装されている。図5及び図7に示すように、圧力検出素子31は、ベース部材20側へ突出する筒状の導入部31aを備え、この導入部31aとベース部材20との間には、Oリング32が取り付けられている。また、回路基板30の下面には、外部接続用コネクタ33が取り付けられている。外部接続用コネクタ33の先端部分は、ベース部材20のコネクタ孔21bに嵌合されている。なお、図5〜図7に示す各端面図においては、圧力検出素子31や外部接続用コネクタ33等の回路基板30に取り付けられる部品を簡略化して示している。
図2〜図7に示すように、回路基板30の上面側(ベース部材20と反対側)には、拡散部材40及び圧力検出素子31による検出結果を表示する液晶表示部材50が順に重ねて配置されている。本実施形態においては、拡散部材40が支持部材に相当する。
拡散部材40は、回路基板30と略同様の外形状を有する四角板状をなす合成樹脂材製の部材である。拡散部材40の中央部には、長四角形状の拡散用開口部41が設けられている。図3に示すように、拡散用開口部41の開口部分には、回路基板30に取り付けられたLED等の表示用(バックライト用)の発光素子34が位置している。拡散部材40は、拡散用開口部41において、発光素子34からの光を液晶表示部材50に向けて拡散させる。
図3及び図7に示すように、拡散部材40における拡散用開口部41の一方側の長辺41aと、拡散部材40の周縁部との間には、長辺41aに沿って延びるコネクタ挿通孔42が拡散部材40を貫通して形成されている。このコネクタ挿通孔42には、液晶表示部材50を回路基板30に電気的に接続する弾性コネクタ35が挿通されている。弾性コネクタ35は、弾力性を有する導電ゴムと絶縁ゴムとを交互に重ねることで平板状に形成された部材であり、その一端側が回路基板30に設けられた電極に接続されるとともに、他端側が液晶表示部材50の電極部に接続されている。
図3及び図7に示すように、拡散部材40において、拡散用開口部41を挟んでコネクタ挿通孔42と反対側であって、拡散用開口部41の他方側の長辺41bの中央近傍の部位には、液晶表示部材50を支持するための弾性支持部43が一体的に形成されている。弾性支持部43は、長四角板状の部分がその両端の二点において接続されたブリッジ状に形成されて、上下方向(厚み方向)に撓むことの可能な部位である。
詳述すると、弾性支持部43の拡散用開口部41側には、拡散用開口部41の他方側の長辺41bに沿って延びるスリット44が設けられるとともに、弾性支持部43の拡散用開口部41と反対側には、弾性支持部43よりも上下方向(厚み方向)に一段下がる段差部分45が設けられている。このスリット44と段差部分45とによって、弾性支持部43は、長四角板状の部分がその両端の二点において接続されたブリッジ形状に形成されている。そして、弾性支持部43の下面側(回路基板30側)が肉抜きされることによって、その可撓性が高められている。さらに、弾性支持部43の中央部には、上方(回路基板30と反対側)へ膨らむ膨出部43aが設けられている。
図6に示すように、拡散部材40において、段差部分45によって低くなっている部分は、後述するボタン部材60を取り付けるためのボタン装着部46となっている。また、拡散部材40の周縁には、上側(回路基板30と反対側)に立設される支持壁47と、下側(回路基板30側)に立設される保持片48とが設けられている。
図2及び図3に示すように、保持片48は、拡散部材40の周縁において、ベース部材20の第1内側壁22と同じ側に位置している二辺の中央部に設けられる四角板状の部位であり、ベース部材20の第1内側壁22に設けられた係合溝25内に収容されている。保持片48の内側先端部には、内面側へ突出する係合爪48aが設けられている。係合爪48aは、保持片48の基端側に向かって徐々に幅広となる断面略三角形状に形成されている。また、保持片48における係合爪48aの基端側には、保持片48を貫通する補助係合凹部48bが設けられている。
図5に示すように、保持片48に設けられた係合爪48aは、ベース部材20の第1内側壁22に設けられた係合凹部25a内に挿入されている。そして、第1内側壁22に設けられた補助係合爪25bは、保持片48に設けられた補助係合凹部48b内に挿入されている。
図4〜図7に示すように、拡散部材40の上面側(回路基板30と反対側)には、液晶表示部材50及びボタン部材60が配置されている。液晶表示部材50は、全体として長四角形状をなす部材であって、拡散部材40の拡散用開口部41に重なるように配置されている。図7に示すように、液晶表示部材50の裏面における一方の長辺側の全体にわたって電極部が形成されており、この電極部が拡散部材40のコネクタ挿通孔42から突出する弾性コネクタ35に接続されている。また、液晶表示部材50の裏面における他方の長辺側の中央部は、拡散部材40における弾性支持部43の膨出部43aに当接している。したがって、液晶表示部材50の裏面は、一方の長辺側の全体が弾性コネクタ35に支持されるとともに、他方の長辺側の中央部が弾性支持部43に支持されている。
図1及び図4に示すように、圧力センサ10は、ベース部材20の外側に被せられる合成樹脂製のカバー部材70を備えている。カバー部材70は、四角板状の前壁71と、前壁71における一方側の対向する二辺から立設される第1外側壁72と、前壁71における他方側の対向する二辺から立設される第2外側壁73とを有する有底四角箱状に形成されている。
前壁71には、液晶表示部材50を視認させるための窓部71aが設けられている。図5〜図7に示すように、前壁71の内側には、窓部71aを覆う透明カバー71bが取り付けられており、この透明カバー71bが液晶表示部材50に当接して、液晶表示部材50を押し付けることによって、透明カバー71bと弾性コネクタ35及び弾性支持部43との間に液晶表示部材50が固定されている。また、前壁71には、ボタン部材60のボタン部分を露出させるためのボタン用開口部71cが設けられている。
図4に示すように、カバー部材70の第1外側壁72及び第2外側壁73は共に、長四角形状をなすとともに、その開口縁側の中央部分に開口縁側へ突出する突出部74が設けられている。第1外側壁72には、開口縁に沿った方向における突出部74の両側に位置するように、二つの外側係合凹部72aが第1外側壁72を貫通して設けられている。また、第2外側壁73の外面における前壁71側の両側部には、二つの溝状をなす第1取付部75aが設けられるとともに、第1外側壁72の外面における開口縁側の中央部には、溝状をなす第2取付部75bが設けられている。
図5及び図6に示すように、カバー部材70の第1外側壁72は、ベース部材20の第1内側壁22及び拡散部材40の保持片48の外側に位置し、第1内側壁22及び保持片48に当接又は近接している。また、図1及び図4〜図6に示すように、カバー部材70における第1外側壁72及び第2外側壁73の開口側の縁部は、ベース部材20のフランジ24に対向するように位置し、第1外側壁72及び第2外側壁73のフランジ24の周面とは略面一となっている。そして、第1外側壁72及び第2外側壁73に設けられた突出部74は、ベース部材20の第1内側壁22及び第2内側壁23のフランジ24に設けられた凹部24a内に挿入されている。なお、図7に示すように、第1外側壁72の突出部74は、開口側の縁部に沿った方向において、第1外側壁72における保持片48の外側に位置する部位と重なる位置に設けられている。また、図6に示すように、第1外側壁72に設けられた外側係合凹部72aには、ベース部材20の第1内側壁22に設けられた係合突部22aが挿入されている。本実施形態においては、ベース部材20とカバー部材70とによって、回路基板30及び液晶表示部材50を収容するケーシングが構成されている。
次に、本実施形態の圧力センサ10の組み立て工程の一例を説明する。
まず、圧力検出素子31、外部接続用コネクタ33等の各部品が実装された回路基板30を、ベース部材20の第1内側壁22及び第2内側壁23の上に積み重ねる。このとき、図5に示すように、回路基板30に取り付けられた圧力検出素子31の導入部31aとベース部材20との間にOリング32を取り付けるとともに、回路基板30に取り付けられた外部接続用コネクタ33の先端部分をベース部材20のコネクタ孔21bに嵌合させる。
その後、拡散部材40の保持片48を、ベース部材20の第1内側壁22に設けられた係合溝25内に位置させるようにして、回路基板30の上に拡散部材40を更に積み重ねる。このとき、図5に示すように、保持片48が弾性変形して外側へ開きながら、保持片48の係合爪48aが第1内側壁22の係合凹部25aに挿入されて係合する。同時に、第1内側壁22の補助係合爪25bが保持片48の補助係合凹部48bに挿入されて係合する。これにより、ベース部材20に対して拡散部材40が固定されるとともに、ベース部材20と拡散部材40との間に挟持される態様で、ベース部材20に対して回路基板30が固定される。
続いて、拡散部材40のコネクタ挿通孔42に弾性コネクタ35を挿入し、コネクタ挿通孔42から弾性コネクタ35の端部を突出させた状態として、弾性コネクタ35及び拡散部材40の弾性支持部43の上に液晶表示部材50を積み重ねる。このとき、支持壁47の内面に液晶表示部材50の縁を当接させることによって、拡散部材40上において液晶表示部材50が位置決めされる。また、拡散部材40のボタン装着部46に対して、ボタン部材60を取り付ける。
次いで、透明カバー71bを取り付けたカバー部材70を、回路基板30及び拡散部材40等が取り付けられたベース部材20に被せる。このとき、図6に示すように、ベース部材20の第1内側壁22に設けられた係合突部22aが第1外側壁72に設けられた外側係合凹部72aに挿入されて係合する。同時に、図1に示すように、第1外側壁72及び第2外側壁73に設けられた突出部74が、ベース部材20の第1内側壁22及び第2内側壁23に設けられた凹部24a内に挿入される。これにより、ベース部材20に対してカバー部材70が取り付け固定される。
また、図7に示すように、カバー部材70に取り付けられた透明カバー71bと弾性コネクタ35及び拡散部材40の弾性支持部43との間に挟まれることによって、液晶表示部材50が固定されるとともに、拡散部材40とカバー部材70との間に挟まれることによって、ボタン部材60が固定される。このようにして、圧力センサ10の組み立てが完了する。なお、カバー部材70は、ベース部材20に設けられた取り外し用凹部26に、ドライバー等の治具を挿入し、第1外側壁72及び第2外側壁73を撓ませることによって容易に取り外すことができる。
また、本実施形態の圧力センサ10は、次のようにしてパネル等の取付対象に取り付けられる。
図8に示すように、カバー部材70の窓部71a側を表側にして圧力センサ10を、取付対象80の取付口80aに挿入する。そして、圧力センサ10における取付対象80から表側に突出する部分の周面に対して、第1取付補助具81を取り付けるとともに、同裏側に突出する部分の周面に対して、第2取付補助具82を取り付ける。
第1取付補助具81は、圧力センサ10よりも大きい外形形状を有する四角枠状をなし、その内面側における一方の対向する二面に対して第1取付突部81aが設けられている。第1取付補助具81は、圧力センサ10のカバー部材70の第2外側壁73に設けられた第1取付部75aに対して第1取付突部81aを係合させることにより、圧力センサ10に固定される。
第2取付補助具82は、圧力センサ10よりも大きい外形形状を有する四角枠状をなし、その内面側における一方の対向する二面に対して第2取付突部82aが設けられている。第2取付補助具82は、圧力センサ10のカバー部材70の第1外側壁72に設けられた第2取付部75bに対して第2取付突部82aを係合させることにより、圧力センサ10に固定される。
第1取付補助具81及び第2取付補助具82が取り付けられることにより、取付対象80に対する圧力センサ10の表側及び裏側への抜けが規制された状態となって、取付対象80に対して圧力センサ10が固定される。
次に、本実施形態の作用について記載する。
本実施形態の圧力センサ10においては、回路基板30と液晶表示部材50との間に配置される拡散部材40に対して、液晶表示部材50を支持する弾性支持部43が設けられている。これにより、液晶表示部材50は、その裏面側が複数の辺において支持されつつ、カバー部材70の内面(透明カバー71bの内面)との間にて挟持された状態となり、ぐらつき等が抑制された安定的な支持状態が得られる。
更に、弾性コネクタ35と共に液晶表示部材50の裏面側を支持する弾性支持部43には、弾性が付与されている。そのため、落下時のように圧力センサ10に対して衝撃が加えられた際にも、液晶表示部材50に伝えられる応力を、弾性支持部43及び弾性コネクタ35の弾性変形により吸収させることができる。
また、液晶表示部材50は、弾性支持部43及び弾性コネクタ35の弾性力によって、カバー部材70の内面(透明カバー71bの内面)側に押し付けられて、両部材の間に挟持されている。そのため、液晶表示部材50が有する寸法誤差を、弾性支持部43及び弾性コネクタ35によって吸収することができる。そのため、液晶表示部材50の寸法誤差に起因するぐらつき等も抑制することができる。
このように、本実施形態の構成によれば、液晶表示部材50のぐらつきを抑制した安定的な支持状態が得られる。そして、液晶表示部材50に対して応力が作用した場合にもその応力を吸収することができるため、安定的な支持状態を維持することができる。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)圧力センサ10は、圧力検出素子31が実装される回路基板30と、圧力検出素子31による検出結果を表示する液晶表示部材50と、回路基板30及び液晶表示部材50を収容するとともに、液晶表示部材50を視認可能な窓部71aを有するカバー部材70とを備えている。回路基板30と液晶表示部材50との間には、液晶表示部材50を支持する支持部材としての拡散部材40が配置されている。液晶表示部材50の裏面は、その一辺側において、回路基板30と液晶表示部材50とを電気的に接続する弾性コネクタ35に支持されるとともに、その他辺側において、拡散部材40に設けられた弾性支持部43に支持されている。液晶表示部材50は、弾性コネクタ35及び弾性支持部43と、カバー部材70の内面(透明カバー71bの内面)とに挟持されることによって固定されている。
上記構成によれば、液晶表示部材50のぐらつきを抑制した安定的な支持状態が得られる。そして、液晶表示部材50に対して応力が作用した場合にもその応力を吸収することができるため、安定的な支持状態を維持することができる。
(2)弾性コネクタ35は、液晶表示部材50の裏面における一辺側の全体に当接し、弾性支持部43は膨出部43aにおいて、液晶表示部材50の裏面における他辺側の中央部に当接している。
上記構成によれば、液晶表示部材50の裏面を三点支持と同様のバランスにて安定して支持することができる。また、他辺側の支持に必要な弾性支持部43が一つのみとなることによっても、支持の安定性が向上する。すなわち、複数の弾性支持部43を設けて、これら複数の弾性支持部43で支持を行う場合、各弾性支持部43における弾性力のばらつきの影響により、弾性支持部43側の支持が不安定化しやすい。弾性支持部43を一つのみとすることによって、こうした問題を回避することができる。
(3)液晶表示部材50は、長四角形状をなし、弾性コネクタ35及び弾性支持部43は、液晶表示部材50の長辺である一辺側及び他辺側の部位を支持している。
上記構成によれば、短辺側を支持する構成と比較して、液晶表示部材50に伝えられた応力を広い範囲にて吸収することができる。そのため、液晶表示部材50をより安定して支持することができる。
(4)弾性支持部43は、拡散部材40に一体的に形成される部位であって、液晶表示部材50の他辺に沿って延びる板状の部位がその両端の二点において接続されるブリッジ状に形成されている。そして、弾性支持部43の中央部に、液晶表示部材50側へ膨らむ膨出部43aが設けられている。
上記構成によれば、弾性支持部43の強度を確保しつつ、弾性支持部43に適度な弾性を付与することが容易である。また、膨出部43aが上下方向(液晶表示部材50の厚さ方向)に弾性変形することにより、液晶表示部材50に伝えられた応力を好適に吸収することができる。
(5)拡散部材40を固定部材として利用して、拡散部材40に弾性支持部43を設けている。
上記構成によれば、部品点数の増加を抑制することができる。
(6)拡散部材40には、液晶表示部材50の縁に当接して液晶表示部材50を位置決めする支持壁47が設けられている。
上記構成によれば、組み立て工程において、拡散部材40に対して液晶表示部材50を容易に位置合わせすることができる。また、液晶表示部材50の面方向の位置ずれを規制することができる。
(7)液晶表示部材50の表面側は、カバー部材70の窓部71aの内側に取り付けられる透明カバー71bにより支持されている。
上記構成によれば、液晶表示部材50の表面を透明カバー71bにて保護することができる。また、ベース部材20と液晶表示部材50との間に透明カバー71bが介在されることにより、ベース部材20にカバー部材70に取り付ける際の衝撃等が液晶表示部材50に伝わり難くなる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 拡散部材40を固定部材として利用していたが、拡散部材40とは別に、液晶表示部材50の裏面側を支持するための支持部材を回路基板30と液晶表示部材50との間に設け、この支持部材に弾性支持部43を形成する構成としてもよい。
・ 弾性支持部43の形状は、特に限定されるものではなく、液晶表示部材50の厚さ方向における弾性を有する構造であればよい。例えば、上記実施形態では、弾性支持部43は、長四角板状の部分がその両端の二点において接続されたブリッジ状に形成していたが、長四角板状の部分がその片側の一点において接続された弾性片としてもよい。
・ 弾性支持部43に複数の膨出部43aを設ける、或いは複数の弾性支持部43を設ける等して、液晶表示部材50の裏面側における複数の部位を弾性支持部43によって支持する構成としてもよい。なお、複数の弾性支持部43を設ける場合には、同じ他辺側の部位を協同して支持する構成としてもよいし、異なる他辺側の部位をそれぞれ支持する構成としてもよい。
・ 液晶表示部材50の裏面側における他辺側の中央部以外の部位、例えば、両側部を弾性支持部43によって支持する構成としてもよい。
・ 液晶表示部材50を備えるセンサであれば、その種類は特に限定されるものではない。例えば、光電センサやファイバーセンサであってもよい。
10…圧力センサ、20…ベース部材(ケーシング)、30…回路基板、31…圧力検出素子、35…弾性コネクタ、40…拡散部材(支持部材)、43…弾性支持部、43a…膨出部、50…液晶表示部材、70…カバー部材(ケーシング)。

Claims (6)

  1. 検出素子が実装される回路基板と、
    前記検出素子による検出結果を表示する液晶表示部材と、
    前記回路基板及び前記液晶表示部材を収容するとともに、前記液晶表示部材を視認可能な窓部を有するケーシングとを備えるセンサであって、
    前記回路基板と前記液晶表示部材との間には、前記液晶表示部材を支持する支持部材が配置され、
    前記液晶表示部材の裏面は、その一辺側において、前記回路基板と前記液晶表示部材とを電気的に接続する弾性コネクタに支持されるとともに、その他辺側において、前記支持部材に設けられた弾性支持部に支持され、
    前記液晶表示部材は、前記弾性コネクタ及び前記弾性支持部と、前記ケーシングの内面とに挟持されることによって固定されていることを特徴とするセンサ。
  2. 前記弾性コネクタは、前記液晶表示部材の裏面における前記一辺側の全体に当接し、
    前記弾性支持部は、前記液晶表示部材の裏面における、前記一辺に対向する他辺側の中央部に当接することを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記液晶表示部材は、長四角形状をなし、
    前記弾性コネクタ及び前記弾性支持部は、前記液晶表示部材の長辺である一辺側及び他辺側の部位を支持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセンサ。
  4. 前記弾性支持部は、前記支持部材に一体的に形成される部位であって、前記液晶表示部材の前記他辺に沿って延びる板状の部位がその両端の二点において接続されるとともに、その中央部が前記液晶表示部材側へ膨らむブリッジ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のセンサ。
  5. 前記支持部材は、前記回路基板と前記液晶表示部材との間に配置されて、前記回路基板上に配置される表示用の発光素子からの光を前記液晶表示部材に向けて拡散させる拡散部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のセンサ。
  6. 前記支持部材には、前記液晶表示部材の縁に当接して前記液晶表示部材を位置決めする支持壁が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサ。
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