JP2016160649A - 作業車両及びリッパ装置 - Google Patents

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卓矢 植村
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Abstract

【課題】本発明の目的は、土砂侵入によるシリンダへの影響を回避することができるリッパ装置および作業車両を提供することにある。
【解決手段】リッパ装置は、第1シリンダと、シャンクと、アームとを備える。第1シリンダは、チューブとロッドとを有し、平面視において前後方向に伸縮するように配置される。シャンクは、平面視において、前後方向に第1シリンダと並んで配置される。アームは、シャンクを支持し、平面視で第1シリンダのチューブと重なる。
【選択図】図7

Description

本発明は、作業車両及びリッパ装置に関する。
作業車両にはリッパ装置が装着されているものがある(特許文献1)。リッパ装置は、作業車両の車両後部に取り付けられる。リッパ装置は、シャンクと、シャンクを動作させるチルトシリンダと、シャンクを動作可能に支持するアームと、シャンクを昇降させるリフトシリンダとを備えている。作業時には、シャンクがリフトシリンダによって降下される。そして、チルトシリンダによってシャンクを動作させることで、シャンクの先端のリッパポイントを地面に貫入させる。作業が行われないときには、リフトシリンダによってシャンクを上昇させる。
リッパ装置によるリッピングは、リッパポイントを確認しつつ行われる。このため、アームの中央部には大きな開口が設けられる。オペレータは、この開口を通してリッパポイントを確認することができる。
米国特許US3887015
しかし、アームに開口が設けられると、盛り上がった土砂が開口を通してアームの上方まで侵入することがある。この場合、リッパポイントと前後方向に並ぶ位置にシリンダが配置されていると、土砂がシリンダに当たる可能性がある。
本発明の目的は、土砂侵入によるシリンダへの影響を回避することができるリッパ装置および作業車両を提供することにある。
本発明の一態様に係るリッパ装置は、作業車両に取り付けられるリッパ装置である。リッパ装置は、第1シリンダと、シャンクと、アームとを備える。第1シリンダは、チューブとロッドとを有し、平面視において前後方向に伸縮するように配置される。シャンクは、平面視において、前後方向に第1シリンダと並んで配置される。アームは、シャンクを支持し、平面視で第1シリンダのチューブと重なる。本態様に係るリッパ装置では、第1シリンダへの土砂の接触をアームによって防ぐことができる。このため、土砂侵入による第1シリンダへの影響を回避することができる。
アームは、平面視におけるアームの寸法がシャンクに向かって小さくなる先細りの形状を有してもよい。この場合、アームは、シャンクの下端部を確認する際の妨げにならない。従って、オペレータは、リッパ装置による作業位置を確認することができる。
前記シャンクは1つのみであってもよい。第1シリンダは1つのみであってもよい。平面視において、第1シリンダとシャンクとは、前後方向に延びる同一直線上に配置される。
アームは、左右のいずれかの側面である第1側面と第2側面とを有してもよい。第1側面は、後方へ向かうにつれて、第2側面に近づくように、前後方向に対して傾斜していてもよい。この場合、第1側面が前後方向に対して傾斜している。このため、アームの第1側方側から、シャンクの下端部を確認することができる。
第2側面が、後方へ向かうにつれて、第1側面に近づくように、前後方向に対して傾斜していてもよい。この場合、アームの第2側面側から、シャンクの下端部を確認することができる。
アームは、第1アーム基端部と、第2アーム基端部と、凹部と、を有してもよい。第1アーム基端部は、作業車両に取り付けられる。第2アーム基端部は、作業車両に取り付けられ、第1アーム基端部に対して左右方向に離れて配置される。凹部は、左右方向において第1アーム基端部と第2アーム基端部との間に配置される。前後方向における凹部の長さは、前後方向におけるアームの長さの1/3以下であってもよい。この場合、アームが、大きな凹部を有する場合と比べて、アーム、或いはシリンダの損傷を抑えることができる。また、アームを小型化することができる。
リッパ装置は、第2シリンダをさらに備えてもよい。第2シリンダは、平面視で第1シリンダの側方に配置され、シャンクを作動させる。第2シリンダの下方には、アームの一部が位置してもよい。
本発明の他の態様に係る作業車両は、車両本体と、上述したリッパ装置と、撮像部と、を備える。リッパ装置は、車両本体の後部に取り付けられる。撮像部は、リッパ装置による作業位置を撮像する。本態様に係る作業車両では、第1シリンダへの土砂の接触をアームによって防ぐことができる。このため、土砂侵入による第1シリンダへの影響を回避することができる。また、オペレータは、撮像された画像によって、リッパ装置による作業位置を確認することができる。
撮像部は、車両本体の後部の左右いずれかの側端部に取り付けられてもよい。この場合、アームに干渉されずにシャンクの下端部を撮像部によって撮像することができる。
第1シリンダは、車両本体の車幅方向における中央部に取り付けられてもよい。この場合、左右一対の第1シリンダが左右に離れて配置される場合と比べて、第1シリンダから車両本体に加わる捩りによる負荷を軽減することができる。また、アームの凹部を無くす、或いは小さくできることで、第1シリンダが車両本体の車幅方向における中央部に取り付けられても、リッパ作業時の土砂の盛り上がりによる第1シリンダの損傷を抑えることができる。
撮像部は、車両本体の後部において、アームの基端部よりも外側方に配置されてもよい。この場合、撮像部によってシャンクの下端部を容易に撮像することができる。
撮像部は、車両本体の後部において、アームよりも上方に配置される。この場合、アームが先細りの形状を有することで、撮像部がアームよりも上方に配置されても、アームの側方を通して、シャンクの下端部を容易に撮像することができる。
車両本体は、車両本体の側部に配置される履帯をさらに有してもよい。履帯は、撮像部の下方に位置してもよい。もし、撮像部を低い位置に配置することができれば、撮像部によってシャンクの下端部を容易に撮像することができる。しかし、履帯が撮像部の下方に位置する場合には、撮像部を低い位置に配置するには限界がある。本態様に係る作業車両では、アームが先細りの形状を有することで、撮像部が履帯の上方に配置されても、シャンクの下端部を容易に撮像することができる。
本発明によれば、土砂侵入によるシリンダへの影響を回避することができる作業車両及びリッパ装置を提供することができる。
実施形態に係る作業車両の斜視図である。 作業車両の側面図である。 作業車両の平面図である。 作業車両の背面図である。 車両本体の後部の斜視図である。 車両本体の後部の平面図である。 リッパ装置のアームの斜視図である。 作業車両の制御系を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る作業車両1について説明する。図1は、本実施形態に係る作業車両1の斜視図である。図2は、作業車両1の側面図である。図3は、作業車両1の平面図である。図4は、作業車両1の背面図である。本実施形態において、作業車両1はブルドーザである。実施形態において、作業車両1は、運転室を備えていない車両である。後述するように、作業車両1は、遠隔から操作可能である。作業車両1は、車両本体2と作業機3とを有する。
車両本体2は、走行装置4とエンジン室5とを有する。走行装置4は、作業車両1を走行させるための装置である。走行装置4は、履帯4a,4bを有している。履帯4aは、車両本体2の左側部に設けられる。履帯4bは、車両本体2の右側部に設けられる。履帯4a,4bが駆動されることにより作業車両1が走行する。
なお、本実施形態において前方とは、車両本体2に対して作業機3が配置されている方向を意味し、後方はその反対の方向を意味する。左右とは、前述の前方を向いた状態での左右の方向を意味するものとする。また、車幅方向は、左右方向と言い換えられてもよい。
エンジン室5は、車両本体2の前部上に配置されている。エンジン室5内には、エンジン11(図8参照)が配置されている。
車両本体2は、後収容部6と、右収容部7と、左収容部8とを有する。図1に示すように、エンジン室5と、後収容部6と、右収容部7と、左収容部8とは、整備エリアMAの周囲を囲むように配置される。エンジン室5は、整備エリアMAの前方に配置されている。後収容部6は、整備エリアMAの後方に配置されている。右収容部7は、整備エリアMAの右方に配置されている。左収容部8は、整備エリアMAの左方に配置されている。
例えば、後収容部6は燃料タンクである。後収容部6に燃料タンクが収容される構成であってもよい。右収容部7には、ラジエータなどの冷却装置が配置される。左収容部8には、作動油タンクが配置される。ただし、各収容部6−8に収容される物はこれらの物に限らず、変更されてもよい。
整備エリアMAの上方には、蓋部材10が配置される。蓋部材10は、整備エリアMAを開閉可能に配置される。なお、図1では、蓋部材10が開かれている状態が図示されており、図2から図4では、蓋部材10が閉じられている状態が図示されている。
エンジン室5、及び、収容部7のそれぞれには、整備エリアMAに面してエンジン室5、及び、収容部7を開閉するための扉(図示せず)が設けられている。作業者は、エンジン室5、及び、収容部7の扉を開くことによって整備エリアMAからエンジン室5、及び、収容部7の内部にアクセスすることができる。
作業機3は、車両本体2の前方に配置される。作業機3は、エンジン室5の前方に配置されている。本実施形態において、作業機3は、ブレードである。作業機3は、左アーム14及び右アーム15によって支持されている。左アーム14は、車両本体2の左側部に取り付けられている。右アーム15は、車両本体2の右側部に取り付けられている。
作業機3には、左チルトシリンダ16と、右チルトシリンダ17と、リフトシリンダ18とが取り付けられている。左チルトシリンダ16は、車両本体2の左側部に取り付けられている。右チルトシリンダ17は、車両本体2の左側部に取り付けられている。左チルトシリンダ16と右チルトシリンダ17とは、油圧ポンプ12(図8参照)からの作動油によって駆動される。左チルトシリンダ16と右チルトシリンダ17とは、作業機3を左右に動作させる。
リフトシリンダ18は、車両本体2の車幅方向における中央部に取り付けられる。作業車両1では、リフトシリンダ18が1つのみ設けられている。リフトシリンダ18は、エンジン室5の前方に配置される。リフトシリンダ18は、作業機3の後方に配置される。リフトシリンダ18は、油圧ポンプ12からの作動油によって駆動される。リフトシリンダ18は、作業機3を上下に動作させる。
作業車両1は、リッパ装置31を備える。図5は、車両本体2の後部の斜視図である。図6は、リッパ装置31の平面図である。リッパ装置31は、車両本体2の後方に配置される。リッパ装置31は、車両本体2の後部に取り付けられる。リッパ装置31は、シャンク51と、リッパ支持部材52と、第1チルトシリンダ53と、第2チルトシリンダ54と、リフトシリンダ55と、アーム56と、を有する。
シャンク51は、上下方向に延びており、シャンク51の下端部は前方へ向かって湾曲している。シャンク51の下端部には、リッパポイント57が取り付けられている。リッパ支持部材52は、シャンク51を支持している。シャンク51はリッパ支持部材52から下方に突出している。
リッパ支持部材52は、第1チルト取付部521と第2チルト取付部522とを有する。第1チルト取付部521と第2チルト取付部522とは、リッパ支持部材52の上部に設けられている。第1チルト取付部521と第2チルト取付部522とは、車幅方向に離れて配置されている。第1チルト取付部521には、第1チルトシリンダ53が回動可能に取り付けられる。第2チルト取付部522には、第2チルトシリンダ54が回動可能に取り付けられる。
リッパ支持部材52は、リフト取付部523を有する。リフト取付部523は、第1チルト取付部521と第2チルト取付部522とよりも下方に位置する。リフト取付部523には、リフトシリンダ55が回動可能に取り付けられる。
リッパ支持部材52は、アーム取付部524を有する。アーム取付部524は、リフト取付部523よりも下方に位置する。アーム取付部524には、アーム56が回動可能に取り付けられる。
第1チルトシリンダ53及び第2チルトシリンダ54は、車幅方向に互いに離れて配置される。第1チルトシリンダ53及び第2チルトシリンダ54は、アーム取付部524を中心にシャンク51を回動させる。図2に示すように、第1チルトシリンダ53及び第2チルトシリンダ54は、後方且つ上方へ向かって傾斜してている。図6に示すように、第1チルトシリンダ53及び第2チルトシリンダ54は、車両平面視において車両前後方向に延びている。
第1チルトシリンダ53は、第1チルト基端部531と第1チルト先端部532とを有する。第1チルト基端部531は、車両本体2に回動可能に取り付けられる。第1チルト先端部532は、第1チルトシリンダ53の軸線方向において第1チルト基端部531の反対に位置する。第1チルト先端部532は、第1チルト取付部521に回動可能に取り付けられる。
第2チルトシリンダ54は、第2チルト基端部541と第2チルト先端部542とを有する。第2チルト基端部541は、車両本体2に回動可能に取り付けられる。第2チルト先端部542は、第2チルトシリンダ54の軸線方向において第2チルト基端部541の反対に位置する。第2チルト先端部542は、第2チルト取付部522に回動可能に取り付けられる。
車両本体2の後部は、第1チルト取付部201と第2チルト取付部202とを有する。第1チルト取付部201は、第1チルト基端部531に回動可能に取り付けられる。第2チルト取付部202は、第2チルト基端部541に回動可能に取り付けられる。
リフトシリンダ55は、車両本体2の車幅方向における中央部に取り付けられる。リフトシリンダ55は、シャンク51及びリッパ支持部材52を昇降させる。車両平面視において、リフトシリンダ55は、第1チルトシリンダ53と第2チルトシリンダ54との間に配置される。車両平面視において、リフトシリンダ55は、車両本体2の車幅方向における中心線の延長線上に配置され、車両前後方向に延びる。リフトシリンダ55は、チューブ55aとロッド55bとを有する。車両平面視においてロッド55bは、チューブ55aから後方へ突出している。車両平面視においてリフトシリンダ55は、前後方向に伸縮する。車両平面視において、リフトシリンダ55は、第1チルトシリンダ53及び第2チルトシリンダ54と重ならない。リフトシリンダ55は、第1チルトシリンダ53及び第2チルトシリンダ54よりも下方に位置する。車両平面視において、リフトシリンダ55は、シャンク51と前後方向に並んでいる。リフトシリンダ55の直径は、第1チルトシリンダ53の直径よりも太い。リフトシリンダ55の直径は、第2チルトシリンダ54の直径よりも太い。
リフトシリンダ55は、リフト基端部551とリフト先端部552とを有する。リフト基端部551は、車両本体2に回動可能に取り付けられる。リフト先端部552は、リフトシリンダ55の軸線方向においてリフト基端部551の反対に位置する。リフト先端部552は、リッパ支持部材52のリフト取付部523に回動可能に取り付けられる。第1チルト先端部532と第2チルト先端部542とは、リフト先端部552よりも上方に位置する。第1チルト基端部531と第2チルト基端部541とは、リフト基端部551よりも上方に位置する。
車両本体2の後部は、リフト取付部203を有する。リフト取付部203には、リフトシリンダ55のリフト基端部551が回動可能に取り付けられる。リフト取付部203は、車幅方向において、第1チルト取付部201と第2チルト取付部202との間に位置する。リフト取付部203は、第1チルト取付部201及び第2チルト取付部202よりも下方に位置する。
アーム56は、車両本体2に回動可能に取り付けられる。アーム56は、リフトシリンダ55の下方に配置される。アーム56は、シャンク51及びリッパ支持部材52を回動可能に支持する。図7は、アーム56の斜視図である。図7に示すように、アーム56は、第1アーム先端部61と、第2アーム先端部62と、先端側凹部63と、を有する。
第1アーム先端部61と第2アーム先端部62とは、シャンク51及びリッパ支持部材52に回動可能に取り付けられる。第1アーム先端部61と第2アーム先端部62とは、車幅方向に離れて配置される。第1アーム先端部61には、車幅方向に貫通する孔611が設けられている。第2アーム先端部62には、車幅方向に貫通する孔621が設けられている。第1アーム先端部61と第2アーム先端部62とリッパ支持部材52とシャンク51とにピン部材が通されることにより、リッパ支持部材52とシャンク51とがアーム56の先端部に回動可能に取り付けられる。
先端側凹部63は、車幅方向において第1アーム先端部61と第2アーム先端部62との間に配置される。車両前後方向における先端側凹部63の長さは、車両前後方向におけるアーム56の長さの1/3以下である。先端側凹部63にはシャンク51の一部が配置される。
アーム56は、第1アーム基端部64と、第2アーム基端部65と、基端側凹部66と、を有する。第1アーム基端部64と第2アーム基端部65とは、車両本体2に回動可能に取り付けられる。第2アーム基端部65は、第1アーム基端部64に対して車幅方向に離れて配置される。第1アーム基端部64には車幅方向に貫通する孔641が設けられている。第2アーム基端部65には車幅方向に貫通する孔651が設けられている。
図4及び図5に示すように、車両本体2の後部には、第1アーム取付部204と第2アーム取付部205とが設けられている。第1アーム取付部204と第2アーム取付部205とは、履帯4a,4bの上面よりも下方に位置する。第1アーム取付部204と第2アーム取付部205とは、履帯4a,4bの内側方に位置する。第1アーム取付部204と第2アーム取付部205とは、リフト取付部203よりも下方に位置する。
第1アーム基端部64と第1アーム取付部204とにピン部材が通されることにより、第1アーム基端部64が第1アーム取付部204に回動可能に取り付けられる。第2アーム基端部65と第2アーム取付部205とにピン部材が通されることにより、第2アーム基端部65が第2アーム取付部205に回動可能に取り付けられる。
図7に示すように、基端側凹部66は、車幅方向において第1アーム基端部64と第2アーム基端部65との間に配置される。基端側凹部66は、アーム56の基端部から先端側へ向かって凹んだ形状を有する。車両前後方向における基端側凹部66の長さは、車両前後方向におけるアーム56の長さの1/3以下である。
また、アーム56を車両本体2に取り付けるための孔641,651の中心線と、基端側凹部66との間の距離L2は、アーム56を車両本体2に取り付けるための孔641,651の中心線と、アーム56をシャンク51に取り付けるための孔611,621の中心線との間の距離L1の1/3以下である。
ただし、基端側凹部66の長さは、アーム56の長さの1/3以下に限られない。基端側凹部66は、第1アーム基端部64と第1アーム取付部204とを固定するピン部材が取り外し可能な程度の大きさであればよい。基端側凹部66は、第2アーム基端部65と第2アーム取付部205とを固定するピン部材が取り外し可能な程度の大きさであればよい。
アーム56は、平面視でリフトシリンダ55のチューブ55aと重なる。例えば、平面視において、アーム56は、前後方向におけるチューブ55aの半分以上と重なる。平面視で、アーム56は、チューブ55aの全体と重なってもよい。
アーム56は、アーム56の車幅方向の寸法が車両本体2の後方へ向かって小さくなるように、先細りの形状を有する。すなわち、アーム56は、アーム56の左右方向の寸法がアーム56の基端部からシャンク51に向かって小さくなるように、先細りの形状を有する。従って、アーム56の先端部の幅は、アーム56の基端部の幅よりも小さい。
詳細には、アーム56の左側面は、基端側左側面67と先端側左側面68とを有する。基端側左側面67は、アーム56の基端部から先端側へ延びている。基端側左側面67は、概ね車両前後方向に平行である。先端側左側面68は、基端側左側面67の先端側に位置する。先端側左側面68は、車両本体2の後方へ向かって、車両本体2の車幅方向における中心線に近づくように、車両前後方向に対して傾斜している。
アーム56の右側面は、基端側右側面69と先端側右側面70とを有する。基端側右側面69は、アーム56の基端部から先端側へ延びている。基端側右側面69は、概ね車両前後方向に平行である。先端側右側面70は、基端側右側面69の先端側に位置する。先端側右側面70は、車両本体2の後方へ向かって、車両本体2の車幅方向における中心線に近づくように、車両前後方向に対して傾斜している。
図6に示すように、先端側左側面68の少なくとも一部は、第1チルトシリンダ53よりも内側方に位置する。先端側右側面70の少なくとも一部は、第2チルトシリンダ54よりも内側方に位置する。車両平面視において、基端側左側面67は、第1チルトシリンダ53と重なる。車両平面視において、基端側右側面69は、第2チルトシリンダ54と重なる。アーム56の先端部の幅は、第1チルト先端部532と第2チルト先端部542との間隔よりも小さい。アーム56の基端端部の幅は、第1チルト基端部531と第2チルト基端部541との間隔よりも大きい。
以上説明したリッパ装置は、チルト動作とリフト動作とを行う。チルト動作では、チルトシリンダ53,54が伸びるが、リフトシリンダ55は伸縮せずリフトシリンダ55の長さは固定される。これにより、リフトシリンダ55とアーム56とが回動して、リフトシリンダ55の先端部とアーム56の先端部とが上昇しつつ、シャンク51が傾斜する。
リフト動作では、リフトシリンダ55が縮むが、チルトシリンダ53,54は伸縮せずチルトシリンダ53,54の長さは固定される。このため、リッパ支持部材52が車体側に引き寄せられ、チルトシリンダ53,54の先端部とアーム56の先端部とが上昇するようにチルトシリンダ53,54とアーム56が回動する。これにより、リッパ支持部材52とシャンク51とが上昇する。
図4及び図5に示すように、車両本体2の後部は、第1配置部71と第2配置部72とを有する。第1配置部71は、第1チルト取付部201の下方に配置される。第1配置部71は、第1アーム取付部204の上方に配置される。第2配置部72は、第2チルト取付部202の下方に配置される。第2配置部72は、第2アーム取付部205の上方に配置される。
第1配置部71と第2配置部72とは、車幅方向に離れて配置される。第1配置部71と第2配置部72との間には、リフトシリンダ55が配置される。言い換えれば、第1配置部71は、リフトシリンダ55の外側方に配置される。第2配置部72は、リフトシリンダ55の外側方に配置される。
第1配置部71には、冷却水リザーバタンク、始動スイッチ、緊急停止スイッチ、燃料タンクストレーナ、燃料プレフィルタ、燃料ウォータセパレータ、アクセスライトスイッチ、クイックドレン、クイックチャージ、オイルサンプリングなどのアクセス頻度の高い部材のうちの1つ、或いは複数が配置される。第2配置部72には、上記の部材のうちの1つ、或いは複数が配置される。
図8は、作業車両1の制御系を示すブロック図である。図8に示すように、作業車両1は、油圧ポンプ12とポンプ容量制御部19を有する。油圧ポンプ12は、エンジン11によって駆動されることで作動油を吐出する。油圧ポンプ12は可変容量ポンプであり、ポンプ容量制御部19は、油圧ポンプ12の吐出容量を制御する。
作業車両1は、作業機制御弁20と油圧アクチュエータ21とを有する。油圧アクチュエータ21は、油圧ポンプ12から吐出された作動油によって駆動される。例えば、油圧アクチュエータ21は、作業機3のリフトシリンダ18と左右のチルトシリンダ16,17とを含む。また、油圧アクチュエータ21は、リッパ装置31のリフトシリンダ55と第1、第2チルトシリンダ53,54とを含む。作業機制御弁20は、油圧アクチュエータ21への作動油の供給と排出とを制御する。
作業車両1は、動力伝達装置13とクラッチ制御弁22とを有する。動力伝達装置13は、例えばトランスミッションとトルクコンバーターとを含む。クラッチ制御弁22は、動力伝達装置13に含まれる変速クラッチ、前後進クラッチ、ステアリングクラッチなどの切換を制御する。
作業車両1は、撮像部23を有する。撮像部23は、作業車両1の周囲の画像を取得する。撮像部23は、周囲撮像部40と作業機撮像部45とリッパ撮像部46とを有する。周囲撮像部40は、車両本体2の周囲の領域を撮像する。すなわち、周囲撮像部40は、車両本体2の前後左右の領域を撮像する。
詳細には、周囲撮像部40は、前撮像部41と、左撮像部42と、右撮像部43と、後撮像部44とを含む。図2に示すように、前撮像部41は、支持部材33に取り付けられる。支持部材33は、車両本体2の前部に取り付けられる。支持部材33は、車両本体2の車幅方向における中央部に取り付けられる。前撮像部41は、車両本体2の前方を撮像する。
左撮像部42は、車両本体2の左側部に取り付けられる。左撮像部42は、車両本体2の左方を撮像する。図3に示すように、右撮像部43は、車両本体2の右側部に取り付けられる。右撮像部43は、車両本体2の右方を撮像する。後撮像部44は、車両本体2の後部に取り付けられる。後撮像部44は、車両本体2の後方を撮像する。
作業機撮像部45は、作業機3の前方の領域と作業機3とを撮像する。作業機撮像部45は、作業機3の上方に配置されている。詳細には、作業機撮像部45は、作業機3の上端よりも上方に配置されている。作業機撮像部45は、前撮像部41よりも上方に配置される。作業機撮像部45は、前撮像部41よりも前方に配置される。作業機撮像部45は、支持部材33に支持されている。
リッパ撮像部46は、リッパ装置31による作業位置を撮像する。詳細には、リッパ撮像部46は、リッパポイント57とその周囲の領域を撮像する。図5に示すように、リッパ撮像部46は、車両本体2の後部の左側端部に取り付けられる。図1に示すように、リッパ撮像部46は、後撮像部44よりも下方に配置される。リッパ撮像部46は、車両本体2の後部において、アーム56よりも上方に配置される。リッパ撮像部46は、車両本体2の後部において、アーム56の基端部よりも外側方に配置される。リッパ撮像部46の下方には履帯4aが位置している。
図5に示すように、先端側左側面68は、リッパ撮像部46とシャンク51の下端部とを結ぶ仮想直線L1と重ならないように傾斜している。これにより、リッパ撮像部46は、アーム56よりも上方の位置からアーム56よりも下方に位置するシャンク51の下端部及びその周囲を撮像することができる。
なお、リッパ撮像部46は、車両本体2の後部の右側端部に配置されてもよい。この場合も、先端側右側面70が、リッパ撮像部46とシャンク51の下端部とを結ぶ仮想直線と重ならないように傾斜していることにより、リッパ撮像部46は、アーム56に干渉されずに、アーム56よりも上方の位置からアーム56よりも下方に位置するシャンク51の下端部を撮像することができる。或いは、リッパ撮像部46は、車両本体2の後部の左右の側端部の両方に配置されてもよい。
図8に示すように、作業車両1は、車両制御部24と通信部25とを備える。通信部25は、車両本体2に搭載されたアンテナ99(図1参照)に接続される。通信部25は、遠隔操作装置26の通信部27と無線により通信を行う。例えば、遠隔操作装置26は、作業車両1が用いられる作業現場から離れた管理センター内に配置される。或いは、遠隔操作装置26は、持ち運び可能であってもよく、作業現場に配置されてもよい。
車両制御部24は、CPUなどの演算装置と、RAM或いはROMなどのメモリ、或いは、ハードディスクなどのストレージ装置によって構成される。車両制御部24は、遠隔操作装置26からの操作信号に基づいて、作業車両1を制御するようにプログラムされている。また、車両制御部24は、有線又は無線を介して撮像部23が取得した画像データを取得する。車両制御部24は、撮像部23が撮像した画像データを通信部25を介して遠隔操作装置26の通信部27に送信する。
遠隔操作装置26は、遠隔制御部28と操作部29とを有する。遠隔制御部28は、CPUなどの演算装置と、RAM或いはROMなどのメモリ、或いは、ハードディスクなどのストレージ装置によって構成される。
操作部29は、作業車両1を運転するオペレータによって操作される。例えば、操作部29は、エンジン11の出力を調節するためのアクセル操作装置を含む。操作部29は、作業機3を操作するための作業機操作装置を含む。操作部29は、リッパ装置31を操作するためのリッパ操作装置を含む。操作部29は、作業車両1の進行方向を左右に変更するためのステアリング操作装置を含む。遠隔制御部28は、操作部29による操作内容を示す操作信号を、通信部27を介して、作業車両1の通信部25に送信する。
遠隔操作装置26は、表示部30を有する。表示部30は、例えばCRT、LCD或いはOELDなどのディスプレイによって構成される。ただし、表示部30はこれらのディスプレイに限らず、他の種類のディスプレイであってもよい。
遠隔操作装置26の通信部27は、撮像部23が撮像した画像データを作業車両1の通信部25から受信する。遠隔制御部28は、撮像部23が撮像した画像データに基づいて、作業車両1の周囲を示す画像を表示部30に表示するようにプログラムされている。例えば、遠隔制御部28は、撮像部23が撮像した画像から俯瞰画像を合成して表示部30に表示させてもよい。或いは、遠隔制御部28は、撮像部23が撮像した画像をそれぞれ表示部30に表示させてもよい。
オペレータは、表示画像を見ながら、操作部29を操作する。これにより、遠隔操作装置26の通信部27から操作信号が送信され、作業車両1の通信部25は、遠隔操作装置26からの操作信号を受信する。車両制御部24は、操作信号に基づいて、上述したエンジン11、ポンプ容量制御部19、作業機制御弁20、クラッチ制御弁22などを制御する。これにより、オペレータは、作業車両1を遠隔から操作することができる。
以上説明した本実施形態に係る作業車両1では、アーム56は、平面視でリフトシリンダ55のチューブ55aと重なる。このため、シャンク51が、平面視において、前後方向にリフトシリンダ55と並んで配置されても、リフトシリンダ55への土砂の接触をアーム56によって防ぐことができる。このため、土砂侵入によるリフトシリンダ55への影響を回避することができる。
アーム56は、アーム56の車幅方向の寸法が車両本体の後方へ向かって小さくなるように、先細りの形状を有する。すなわち、アーム56の先端側左側面68、及び、先端側右側面70は、車両本体2の後方へ向かって、車両本体2の車幅方向における中心線に近づくように、車両前後方向に対して傾斜している。そのため、アーム56は、リッパ撮像部46によってシャンク51の下端部を撮像する際の妨げにならず、リッパ撮像部46によってシャンク51の下端部を撮像することができる。従って、オペレータは、リッパ撮像部46によって撮像された画像を表示部30で見ることで、リッパ装置31による作業位置を容易に確認することができる。
また、オペレータは、基端側凹部66を通してシャンク51の下端部を目視せずに、リッパ装置31による作業位置を容易に確認することができる。このため、基端側凹部66を小さくすることができる。これにより、アーム56、或いはリフトシリンダ55の損傷を抑えることができる。また、アーム56が先細りの形状を有することで、アーム56を小型化することができる。
車両前後方向におけるアーム56の基端側凹部66の長さは、車両前後方向におけるアーム56の長さの1/3以下である。このため、アーム56が、基端側凹部66よりも大きな凹部を有する場合と比べて、アーム56、或いはリフトシリンダ55の損傷を抑えることができる。また、アーム56を小型化することができる。
リフトシリンダ55は、アーム56の上方に配置され、車両本体2の車幅方向における中央部に取り付けられる。このため、左右一対のリフトシリンダが設けられて左右に離れて配置される場合と比べて、リフトシリンダ55から車両本体2に加わる捩りによる負荷を軽減することができる。また、アーム56の基端側凹部66を小さくすることにより、リフトシリンダ55が車両本体2の車幅方向における中央部に取り付けられても、リフトシリンダ55の損傷を抑えることができる。
リッパ撮像部46は、車両本体2の後部において、アーム56の基端部よりも外側方に配置されている。このため、リッパ撮像部46によってシャンク51の下端部を容易に撮像することができる。
リッパ撮像部46の下方には履帯4aが位置しているため、リッパ撮像部46をアーム56よりも下方に配置することは容易ではない。そのため、リッパ撮像部46は、車両本体2の後部において、アーム56よりも上方に配置される。しかし、リッパ撮像部46がアーム56よりも上方に配置されても、アーム56が先細りの形状を有することで、アーム56の側方を通して、シャンク51の下端部を容易に撮像することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
作業車両は、ブルドーザに限らず、ホイールローダなどの他の種類の作業車両であってもよい。作業車両は、遠隔操作される車両に限らず、有人の作業車両であってもよい。或いは、有人の作業車両と同様に、車両本体に運転室が設けられており、運転室内に遠隔操作装置26と同様の装置が配置されてもよい。それにより、オペレータは、表示画像を見ながら、作業車両1を容易に操作することができる。
リフトシリンダは1つに限らず、左右一対のリフトシリンダが設けられてもよい。
周囲撮像部40の数は、4つに限らず、3つ以下、或いは5つ以上であってもよい。周囲撮像部40の各撮像部の配置は、上記の実施形態の配置に限らず、異なる配置であってもよい。前撮像部41は、支持部材33に限らず、他の部分に取り付けられてもよい。例えば、前撮像部41は、車両本体2に取り付けられてもよい。
作業機撮像部45の数は、1つに限らず、2つ以上であってもよい。作業機撮像部45の配置は、上記の実施形態の配置に限らず、異なる配置であってもよい。リッパ撮像部46の数は、1つに限らず、2つ以上であってもよい。リッパ撮像部46の配置は、上記の実施形態の配置に限らず、異なる配置であってもよい。
リッパ撮像部46以外の撮像部が省略されてもよい。例えば、車両本体2に運転席が設けられ、オペレータが目視によって車両の前後左右を確認しながら操作を行ってもよい。この場合、オペレータは、リッパ撮像部46が撮像した画像を運転席に配置された表示部30によって確認できればよい。また、この場合、支持部材33は省略されてもよい。
配置部は、第1チルト取付部201の下方のみに配置されてもよい。すなわち、第1配置部71のみが車両本体2に設けられ、第2配置部72が省略されてもよい。或いは、配置部は、第2チルト取付部202の下方のみに配置されてもよい。すなわち、第2配置部72のみが車両本体2に設けられ、第1配置部71が省略されてもよい。或いは、配置部が省略されてもよい。
アーム56の先端側左側面68のみが、車両本体2の後方へ向かって、車両本体2の車幅方向における中心線に近づくように、車両前後方向に対して傾斜していてもよい。或いは、アーム56の先端側右側面70のみが、車両本体2の後方へ向かって、車両本体2の車幅方向における中心線に近づくように、車両前後方向に対して傾斜していてもよい。
本発明によれば、土砂侵入によるシリンダへの影響を回避することができる作業車両及びリッパ装置を提供することができる。
2 車両本体
31 リッパ装置
46 リッパ撮像部
51 シャンク
53 第1チルトシリンダ
54 第2チルトシリンダ
55 リフトシリンダ
56 アーム
68 先端側左側面
70 先端側右側面
64 第1アーム基端部
65 第2アーム基端部
66 基端側凹部
4a 履帯

Claims (14)

  1. 作業車両に取り付けられるリッパ装置であって、
    チューブとロッドとを有し、平面視において前後方向に伸縮するように配置される第1シリンダと、
    平面視において、前後方向に前記第1シリンダと並んで配置されるシャンクと、
    前記シャンクを支持し、平面視で前記第1シリンダの前記チューブと重なるアームと、
    を備えるリッパ装置。
  2. 前記アームは、平面視における前記アームの寸法が前記シャンクに向かって小さくなる先細りの形状を有する、
    請求項1に記載のリッパ装置。
  3. 前記シャンクは1つのみであり、
    前記第1シリンダは1つのみであり、
    平面視において、前記第1シリンダと前記シャンクとは、前後方向に延びる同一直線上に配置される、
    請求項1又は2に記載のリッパ装置。
  4. 前記アームは、左右いずれかの第1側面と第2側面とを有し、
    前記第1側面は、後方へ向かうにつれて、前記第2側面に近づくように、前後方向に対して傾斜している、
    請求項1から3のいずれかに記載のリッパ装置。
  5. 前記第2側面は、後方へ向かうにつれて、前記第1側面に近づくように、前後方向に対して傾斜している、
    請求項4に記載のリッパ装置。
  6. 前記アームは、
    前記作業車両に取り付けられる第1アーム基端部と、
    前記作業車両に取り付けられ、前記第1アーム基端部に対して左右方向に離れて配置される第2アーム基端部と、
    左右方向において前記第1アーム基端部と前記第2アーム基端部との間に配置される凹部と、
    を有し、
    前後方向における前記凹部の長さは、前後方向における前記アームの長さの1/3以下である、
    請求項1から5のいずれかに記載のリッパ装置。
  7. 平面視で前記第1シリンダの側方に配置され、前記シャンクを作動させる第2シリンダをさらに備え、
    前記第2シリンダの下方には、前記アームの一部が位置する、
    請求項1から6のいずれかに記載のリッパ装置。
  8. 車両本体と、
    前記車両本体の後部に取り付けられるリッパ装置と、
    前記リッパ装置による作業位置を撮像する撮像部と、
    を備え、
    前記リッパ装置は、
    チューブとロッドとを有し、平面視において前後方向に伸縮するように配置される第1シリンダと、
    平面視において、前後方向に前記第1シリンダと並んで配置されるシャンクと、
    前記シャンクを支持し、平面視で前記第1シリンダの前記チューブと重なるアームと、
    を有する、
    作業車両。
  9. 前記撮像部は、前記車両本体の後部の左右いずれかの側端部に取り付けられる、
    請求項8に記載の作業車両。
  10. 前記アームは、平面視における前記アームの寸法が前記シャンクに向かって小さくなる先細りの形状を有する、
    請求項8又は9に記載の作業車両。
  11. 前記第1シリンダは、前記車両本体の車幅方向における中央部に取り付けられる、
    請求項8から10のいずれかに記載の作業車両。
  12. 前記撮像部は、前記車両本体の後部において、前記アームの基端部よりも外側方に配置される、
    請求項8から11のいずれかに記載の作業車両。
  13. 前記撮像部は、前記車両本体の後部において、前記アームよりも上方に配置される、
    請求項8から12のいずれかに記載の作業車両。
  14. 前記車両本体は、前記車両本体の側部に配置される履帯をさらに有し、
    前記履帯は、前記撮像部の下方に位置する、
    請求項8から13のいずれかに記載の作業車両。
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