JP2016159263A - 水処理装置及び水処理装置の運転方法 - Google Patents

水処理装置及び水処理装置の運転方法 Download PDF

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谷  知子
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Abstract

【課題】イオン交換膜の再生時に、電気化学セル内に供給する水の硬度及び導電率を下げ、スケールの発生を抑制することができる水処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】流入口11及び流出口12を有する電気化学セル10と、電極14A、14Bに電力を供給する電源20と、流入口11に接続されている第1水流路21と、流出口12に接続されている第2水流路22と、流入口11に軟水を供給する軟水供給器と、第2水流路22を通流する水の流量を調整する流量調整器40と、電気化学セル10の再生処理を実行するときに、電源20から電極14A、14Bへ供給する電力及び流量調整器40により第2水流路22を通流する水の流量を制御し、流入口11に軟水を供給するように軟水供給器を制御する制御器50と、を備える、水処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、水処理装置及び水処理装置の運転方法に関するものである。
水処理装置は、電極の間に設けられたイオン交換樹脂により、陽イオン又は陰イオンを吸着除去することで水中の不純物を除去するものである。このような水処理装置として、イオン交換段階中に電極を複数の電圧レベルに維持することができる可変電圧供給源を備える装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている装置では、電極を複数の電圧レベルに維持することにより、装置から流出される流出溶液のイオン濃度を制御することができる。
特表2007−501702号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている装置では、イオン交換膜を再生するときに、スケールの発生を抑制するという観点から、未だ改善の余地があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、イオン交換膜の再生時に、スケールの発生を抑制することができる、水処理装置及び水処理装置の運転方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明に係る水処理装置は、流入口及び流出口が設けられたケーシング、前記ケーシング内に配置され、陽極と陰極が対向するように配置された電極、及び前記陽極と前記陰極の間に配置され、陽イオン交換基及び陰イオン交換基を有するイオン交換膜を備える電気化学セルと、前記電極に電力を供給する電源と、前記流入口に接続されている第1水流路と、前記流出口に接続されている第2水流路と、前記流入口に軟水を供給する軟水供給器と、前記第2水流路に設けられ、該第2水流路を通流する水の流量を調整する流量調整器と、前記陽イオン交換基及び前記陰イオン交換基の再生処理を実行するときに、前記電源から前記電極へ供給する電力及び前記流量調整器により前記第2水流路を通流する水の流量を制御し、前記流入口に前記軟水を供給するように前記軟水供給器を制御する制御器と、を備える。
これにより、イオン交換膜の再生時に、電気化学セル内に供給する水の硬度及び導電率を下げることができ、スケールの発生を抑制することができる。
また、本発明に係る水処理装置の運転方法は、流入口及び流出口が設けられたケーシング、前記ケーシング内に配置され、陽極と陰極が対向するように配置された電極、及び前記陽極と前記陰極の間に配置され、陽イオン交換基及び陰イオン交換基を有するイオン交換膜を備える電気化学セルと、前記電極に電力を供給する電源と、前記流入口に接続されている第1水流路と、前記流出口に接続されている第2水流路と、を備える、水処理装置の運転方法であって、前記水処理装置は、前記流入口に軟水を供給する軟水供給器と、前記第2水流路に設けられ、該第2水流路を通流する水の流量を調整する流量調整器と、をさらに備え、前記電源が前記電極へ供給する電力を調整する(A)と、前記流量調整器が前記第2水流路を通流する水の流量を制御する(B)と、前記軟水供給器が前記流入口に前記軟水を供給する(C)と、を実行する。
これにより、イオン交換膜の再生時に、電気化学セル内に供給する水の硬度及び導電率を下げることができ、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施形態の詳細な説明から明らかにされる。
本発明に係る水処理装置によれば、イオン交換膜の再生時に、スケールの発生を抑制することができる。
図1は、本実施の形態1に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施の形態1における変形例1の水処理装置の概略構成を示す模式図である。 図3は、本実施の形態2に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。 図4は、本実施の形態3に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。 図5は、本実施の形態3に係る水処理装置の動作を示すフローチャートである。 図6は、本実施の形態4に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。 図7は、本実施の形態4に係る水処理装置の動作を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態5に係る水処理装置の動作を示すフローチャートである。 図9は、本実施の形態5に係る水処理装置を用いて、再生処理を実行したときに、処理時間と、第2水流路から排出される水に含まれるカルシウムイオン濃度と、の関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する場合がある。また、全ての図面において、本発明を説明するために必要となる構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略する場合がある。さらに、以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る水処理装置は、流入口及び流出口が設けられたケーシング、ケーシング内に配置され、陽極と陰極が対向するように配置された電極、及び陽極と陰極の間に配置され、陽イオン交換基及び陰イオン交換基を有するイオン交換膜を備える電気化学セルと、電極に電力を供給する電源と、流入口に接続されている第1水流路と、流出口に接続されている第2水流路と、流入口に軟水を供給する軟水供給器と、第2水流路に設けられ、該第2水流路を通流する水の流量を調整する流量調整器と、陽イオン交換基及び陰イオン交換基の再生処理を実行するときに、電源から電極へ供給する電力及び流量調整器により第1水流路を通流する水の流量を制御し、流入口に軟水を供給するように軟水供給器を制御する制御器と、を備える。
また、本実施の形態1に係る水処理装置では、軟水供給器は、電気化学セルにより軟水処理された水を貯えるタンクと、該タンクから流入口に軟水を送出するポンプと、を備えていてもよい。
以下、本実施の形態1に係る水処理装置の一例について、図1を参照しながら説明する。
[水処理装置の構成]
図1は、本実施の形態1に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る水処理装置100は、電気化学セル10、電源20、第1水流路21、第2水流路22、タンク31とポンプ32を備える軟水供給器、流量調整器40、及び制御器50を備えていて、制御器50は、再生処理を実行するときに、電源20から電気化学セル10の電極へ供給する電力及び流量調整器40により第2水流路22を通流する水の流量を制御し、電気化学セル10の流入口に軟水を供給するようにポンプ32を制御するように構成されている。
電気化学セル10は、ケーシング13内に、電極14A、電極14B、及びイオン交換膜15が配置されている。ケーシング13の一方の端部には、流入口11が設けられていて、ケーシング13の他方の端部には、流出口12が設けられている。また、イオン交換膜15は、陰イオン交換基(陰イオン交換樹脂)15Aと陽イオン交換基(陽イオン交換樹脂)15Bを有している。なお、電気化学セル10は、公知の電気化学セルを用いることができ、構成の詳細な説明は省略する。
電気化学セル10の流入口11には、第1水流路21の下流端が接続されている。第1水流路21の途中には、弁34が設けられている。弁34は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。また、電気化学セル10の流出口12には、第2水流路22の上流端が接続されていて、第2水流路22の下流端は、排水口を構成している。
第1水流路21と第2水流路22には、該第1水流路21と第2水流路22を接続する第3水流路23が設けられている。より詳細には、第3水流路23の上流端が第2水流路22の途中に接続されていて、第3水流路23の下流端が第1水流路21の途中に接続されている。
また、第3水流路23の途中には、第1弁41、タンク31、及びポンプ32がこの順で配設されている。第1弁41は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。タンク31は、電気化学セル10で軟水化処理された水(以下、軟水という)を貯えるように構成されている。ポンプ32は、タンク31に貯えられた軟水を第1水流路21から流入口11に供給するように構成されている。また、タンク31には、第4水流路24の上流端が接続されていて、第4水流路24の下流端は取水口を構成している。これにより、タンク31に貯えられた軟水は水処理装置100のユーザーに供給することができる。
第2水流路22における第3水流路23の接続部分よりも下流側の流路(部分;流路を構成する配管)には、流量調整器40が設けられている。流量調整器40は、第3水流路23を通流する水の流量を調整することができれば、どのような態様であってもよく、例えば、流量調整弁で構成されていてもよい。
また、第2水流路22における第3水流路23の接続端と流量調整器40との間には、第2弁42が設けられている。第2弁42は、開閉弁等の各種の弁を用いることができる。なお、本実施の形態1においては、流量調整器40と第2弁42を別々に設ける形態を採用したが、これに限定されず、流量調整器40が第2弁42を兼ねる形態を採用してもよい。
電源20は、電気化学セル10に電力を供給することができれば、どのような形態であってもよく、例えば、商用電源等の交流電源から供給される交流電圧をAC/DCコンバータで直流電圧に変更することで構成してもよく、二次電池等の直流電源で構成されていてもよい。
入力装置60は、電圧値及び/又は電流値と、第2水流路22を通流する水の流量を設定するように構成されている。入力装置60は、軟水化処理/再生処理のそれぞれで処理する水のイオン濃度を入力するように構成されていてもよい。また、入力装置60は、流量調整器40が流量調整弁で構成されている場合には、弁の開度を入力することで、第2水流路22を通流する水の流量を調整するように構成されていてもよい。入力装置60としては、タッチパネル、キーボード、リモコン等で構成されていてもよい。
制御器50は、電源20及び流量調整器40等の水処理装置100を構成する各機器を制御するように構成されている。制御器50は、マイクロプロセッサ、CPU等に例示される演算処理部と、各制御動作を実行するためのプログラムを格納した、メモリ等から構成される記憶部と、カレンダー機能を有する時計部と、を備えている(いずれも図示せず)。そして、制御器50は、演算処理部が、記憶部に格納された所定の制御プログラムを読み出し、これを実行することにより、水処理装置100に関する各種の制御を行う。
なお、制御器50は、単独の制御器で構成される形態だけでなく、複数の制御器が協働して、水処理装置100の制御を実行する制御器群で構成される形態であっても構わない。また、制御器50は、マイクロコントロールで構成されていてもよく、MPU、PLC(Programmable Logic Controller)、論理回路等によって構成されていてもよい。
[水処理装置の動作及び作用効果]
次に、本実施の形態1に係る水処理装置100の動作について、図1を参照しながら説明する。なお、以下においては、電気化学セル10の陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理について、説明する。
まず、作業者が水処理装置100を設置したときに、水処理装置100の電気化学セル10に供給する、水道水等の水(以下、原水という)のpH又は導電率を測定し、入力装置60により、測定したpH又は導電率を制御器50の記憶部に記憶させる。
ついで、制御器50は、入力されたpH又は導電率から、再生処理を実行するときに、電源20から電気化学セル10の電極14A及び電極14Bに印加する電力(電圧及び/又は電流)の設定値と、第2水流路22を通流する水の流量の設定値と、再生する時間の設定値と、を算出し、算出した設定値を記憶部に記憶させる。
なお、制御器50は、再生処理開始から所定時間経過するまでの電力の設定値を所定時間経過後の電力よりも小さくなるように、設定値を算出してもよく、再生処理開始から所定時間経過するまでの水の流量の設定値を所定時間経過後の水の流量の設定値よりも小さくなるように、各設定値を算出してもよい。
また、測定した導電率が低い(例えば、0.2mS/cm以下)場合には、再生処理開始から所定時間経過するまでの水の流量の設定値を所定時間経過後の水の流量の設定値よりも大きくなるように、各設定値を算出してもよい。
次に、陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理を実行するときに、制御器50は、第1弁41を閉止させて、第2弁42を開放し、ポンプ32を作動させる。
そして、制御器50が、弁34を閉止させると、タンク31内に貯えられている軟水が、第3水流路23を通流して、第1水流路21から流入口11に供給される。このため、流入口11から電気化学セル10内に供給される水の硬度及び導電率を下げることができる。
なお、第3水流路23に弁を設けてもよい。この場合には、原水硬度の低い地域(測定した導電率が低い場合)では、第3水流路23の弁を閉止して、再生の所定時間以降はタンク31内の軟水供給を閉止し、弁34を開放し原水を電気化学セル10内に供給して再生してもよい。このようにしても、排水中のカルシウムイオン濃度の増加を抑制することができる。
次に、制御器50は、記憶部に記憶されている電力の所定値が電気化学セル10の電極14A、14Bに印加されるように、電源20を制御し、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている流量の所定値となるように、流量調整器40を制御する。
これにより、イオン交換膜15に電位差が発生し、イオン交換膜15の陰イオン交換基15Aと陽イオン交換基15Bの界面では、水が解離して、水素イオンと水酸化物イオンが生成される。
そして、陽イオン交換基15B内に吸着されたカルシウムイオン、マグネシウムイオン等の硬度成分(陽イオン)が、生成された水素イオンとイオン交換することで脱離し、陽イオン交換基15Bが再生される。また、陰イオン交換基15A内に吸着された塩化物イオン等の陰イオンが、生成された水酸化物イオンとイオン交換することで脱離し、陰イオン交換基15Aが再生される。なお、電気化学セル10内を通流した水は、流出口12から第2水流路22を介して排水口に排出される。
このように構成された、本実施の形態1に係る水処理装置100では、再生処理時に電気化学セル10内に軟水を供給することで、流入口11から電気化学セル10内に供給される水の導電率を下げることができる。このため、再生処理開始時にカルシウムイオンが大量に脱離することを抑制することができ、スケールの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態1に係る水処理装置100では、再生処理時に電気化学セル10内に軟水を供給することで、流入口11から電気化学セル10内に供給される水の硬度を下げることができる。このため、脱離されたカルシウムイオン濃度を下げることができ、スケールの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態1に係る水処理装置100において、タンク31内に水位検知器を設け、第4水流路24に弁を設ける形態を採用してもよい。この場合、制御器50が、水位検知器により、タンク31の水が、所定の水位以下になったと判定したときに、取水口から軟水が取水できないように第4水流路24に設けた弁を閉止させる。これにより、電気化学セル10の再生に必要な軟水をタンク31内に確保することができる。
また、軟水処理した原水の水量の積算値が所定値に達すると、再生時の電力、又は再生時間を通常の再生時よりも高くした設定値を記憶部に記憶させて、再生時のカルシウムイオン量を増やすリフレッシュモードを制御器50が実行するようにしてもよい。これにより、イオン交換膜15の再生を高め、軟水の硬度を維持することができる。
[変形例1]
次に、本実施の形態1に係る水処理装置100の変形例について、説明する。
本実施の形態1における変形例1の水処理装置は、再生処理を実行するときに、流入口にスケール抑制剤を供給するスケール抑制剤供給器をさらに備える。
以下、本実施の形態1における変形例1の水処理装置の一例について、図2を参照しながら説明する。
図2は、本実施の形態1における変形例1の水処理装置の概略構成を示す模式図である。
図2に示すように、本変形例1の水処理装置100は、実施の形態1に係る水処理装置100と基本的構成は同じであるが、第3水流路23のタンク31よりも下流側の流路にスケール抑制剤供給器33が設けられている点が異なる。
スケール抑制剤供給器33は、スケールの析出を抑制し、又は析出したスケールを除去することができれば、どのような形態であってもよい。例えば、筐体内に配置されたスケール抑制剤を第3水流路23に供給する形態を採用してもよく、第3水流路23内にスケール抑制剤を配置する形態を採用してもよい。
スケール抑制剤として、例えば、ポリリン酸ナトリウム等のポリリン酸塩を用いると、ポリリン酸塩がCaCOの凝集と結晶成長を抑制し、電気化学セル10内の膜表面等にCaCOが析出することを抑制することができる。
また、ポリリン酸塩以外にキレート剤、アクリル酸塩、カルボン酸塩を用いても同様の作用効果がある。ポリリン酸塩又はキレート剤は固形物として、筐体内に内蔵し、通水によって除溶させて、電気化学セル10に供給する。ポリリン酸塩、アクリル酸塩、カルボン酸塩等は、溶解液を薬液タンク(図示せず)に貯留し、ポンプ(図示せず)で希釈して、電気化学セル10に供給してもよい。
また、スケール抑制剤として、酸を用いると、電気化学セル10内等にスケールが析出しても、スケールを除去し、スケールの固着を抑制することができる。さらに、スケール抑制剤として、酸を用いると、析出したCaCOを分解溶解して除去するだけでなく、再生時の排水中のpHを下げることができるので、CaCOの生成による析出を抑制することができる。スケール抑制剤として、使用する酸としては、クエン酸、スルファミン酸の弱酸を用いることができる。
このように構成された、本変形例1の水処理装置100であっても、実施の形態1に係る水処理装置100と同様の作用効果を奏する。また、本変形例1の水処理装置100では、スケール抑制剤供給器33が配置されているので、再生処理時に生成されるCaCOが、電気化学セル10内のイオン交換膜15等に析出することを抑制することができる。
また、本変形例の水処理装置100では、スケール抑制剤供給器33がタンク31の下流側に配置しているので、軟水処理を実行するときには、スケール抑制剤の電気化学セル10内への供給が抑制され、再生処理を実行するときに、電気化学セル10内にスケール抑制剤を充分に供給することができる。
なお、スケール抑制剤として、クエン酸等の酸を用いる場合、以下のクリーニングモードを制御器50が実行してもよい。すなわち、軟水処理した原水の水量の積算値が所定値に達すると、薬液タンクから供給するクエン酸等の酸の濃度を通常の再生時よりも高くして、電気化学セル10に供給する。これにより、イオン交換膜15に付着したCaCOを除去し、スケールの堆積を抑制することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る水処理装置は、複数の電気化学セルを備え、軟水供給器は、再生処理を実行する電気化学セルとは異なる電気化学セルで構成されている。
以下、本実施の形態2の水処理装置の一例について、図3を参照しながら説明する。
[水処理の構成]
図3は、本実施の形態2に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。
図3に示すように、本実施の形態2に係る水処理装置100は、実施の形態1に係る水処理装置100と基本的構成は同じであるが、複数の電気化学セル(ここでは、2つの電気化学セル10A、10B)を備えていて、再生処理を実行する電気化学セル(例えば、電気化学セル10A)とは異なる電気化学セル(例えば、電気化学セル10B)が軟水処理装置を構成する点が異なる。
より詳細には、電気化学セル10Aの流入口11には、第1水流路21の下流端が接続されている。電気化学セル10Aの流出口12には、第2水流路22の上流端が接続されている。第2水流路22の途中には、流量調整器40が設けられている。
第2水流路22の流量調整器40よりも上流側の流路には、第2弁42が設けられている。また、第2水流路22の第2弁42が設けられている部分よりも上流側の流路には、第6水流路26の上流端が接続されていて、第6水流路26の下流端が取出口を構成する。第6水流路26の途中には、第3弁43が設けられている。第3弁43は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。なお、本実施の形態2においては、第2弁42及び第3弁43を設ける形態を採用したが、これに限定されず、第2弁42及び第3弁43に代えて、第2水流路22と第6水流路26の接続部分に三方弁を設ける形態を採用してもよい。
第2水流路22における第6水流路26の接続部分よりも上流側の流路には、第7水流路27の上流端が接続されていて、第7水流路27の下流端は、第5水流路25の途中に接続されている。第7水流路27の途中には、第4弁44が設けられている。第4弁44は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。
また、第1水流路21の途中には、第5水流路25の上流端が接続されていて、第5水流路25の下流端は、電気化学セル10Bの流入口11に接続されている。また、第5水流路25の途中には、弁35が設けられている。弁35は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。
電気化学セル10Bの流出口12には、第8水流路28の上流端が接続されていて、第8水流路28の下流端は、第2水流路22の第2弁42と流量調整器40の間の流路に接続されている。
第8水流路28の途中には、第5弁45が設けられている。第5弁45は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。また、第8水流路28における第5弁45が設けられている部分よりも上流側の流路には、第9水流路29の上流端が接続されていて、第9水流路29の下流端は、第6水流路26の第3弁43が設けられている部分よりも下流側の流路に接続されている。第9水流路29の途中には、第6弁46が設けられている。第6弁46は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。なお、本実施の形態2においては、第5弁45及び第6弁46を設ける形態を採用したが、これに限定されず、第5弁45及び第6弁46に代えて、第8水流路28と第9水流路29の接続部分に三方弁を設ける形態を採用してもよい。
また、第8水流路28における第9水流路29が接続されている部分よりも上流側の流路には、第10水流路30の上流端が接続されていて、第10水流路30の下流端は、第1水流路21における第5水流路25が接続されている部分よりも下流側の流路に接続されている。第10水流路30の途中には、第7弁47が設けられている。第7弁47は、開閉弁、流量調整弁等の各種の弁を用いることができる。
[水処理装置の動作及び作用効果]
次に、本実施の形態2に係る水処理装置100の動作について、図3を参照しながら説明する。なお、以下においては、電気化学セル10Aの陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理について、説明する。
実施の形態1に係る水処理装置100と同様に、まず、作業者が水処理装置100を設置したときに、水処理装置100の電気化学セル10に供給する原水のpH又は導電率を測定し、入力装置60により、測定したpH又は導電率を制御器50の記憶部に記憶させる。
ついで、制御器50は、入力されたpH又は導電率から、再生処理を実行するときに、電源20から電気化学セル10A、10Bの電極14A及び電極14Bに印加(供給)する電力(電圧及び/又は電流)の設定値と、第2水流路22を通流する水の流量の設定値と、再生処理する時間の設定値と、を算出し、算出した設定値を記憶部に記憶させる。
次に、電気化学セル10Aにおける陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理を実行するときに、制御器50は、第2弁42を開放し、第3弁43及び第4弁44を閉止する。これにより、電気化学セル10A内を通過した水が、第2水流路22を通流して、排水口から排出される。
また、制御器50は、第5弁45及び第6弁46を閉止し、第7弁47を解放する。ついで、制御器50は、電気化学セル10Aと電気化学セル10Bに電圧を印可し、電気化学セル10A及び電気化学セル10Bに原水を供給させる。このとき、電気化学セル10Aの電極14Aが陽極、電気化学セル10Aの電極14Bが陰極になるように電圧を印可し、電気化学セル10Bの電極14Aが陰極、電気化学セル10Bの電極14Bが陽極となるように電圧を印可する。
なお、制御器50は、記憶部に記憶されている電力の所定値が電気化学セル10の電極に印加されるように、電源20を制御し、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている流量の所定値となるように、流量調整器40を制御する。
これにより、電気化学セル10Bでは、電気化学セル10B内に供給された原水に含まれる硬度成分(陽イオン)は、陽イオン交換基15Bにより吸着除去され、原水に含まれる塩化物イオン等の陰イオンは、陰イオン交換基15Aにより吸着除去され、処理水が軟水化される(軟水が生成される)。
電気化学セル10Bで生成された軟水は、流出口12から第8水流路28及び第10水流路30を通流して、第1水流路21に供給される。第1水流路21に供給された軟水は、該第1水流路21を通流する原水と共に、電気化学セル10Aの流入口11に供給される。このため、流入口11から電気化学セル10A内に供給される水の硬度及び導電率を下げることができる。
なお、第7弁47及び/又は弁35を開閉することによって、第10水流路30を通流する軟水の量と、第1水流路21を通流する原水の量と、を適宜、調整することで、流入口11から電気化学セル10内に供給される水の硬度及び導電率を調整してもよい。
そして、電気化学セル10Aでは、陰イオン交換基15Aと陽イオン交換基15Bの再生が実行される。なお、電気化学セル10A内を通流した水は、電気化学セル10Aの流出口12から第2水流路22を介して排水口に排出される。
このように構成された、本実施の形態2に係る水処理装置100であっても、実施の形態1に係る水処理装置100と同様の作用効果を奏する。
なお、本実施の形態2に係る水処理装置100では、再生処理を実行するときに、第6弁46を閉止する形態を採用したが、これに限定されず、少流量であれば第6弁46を開放して軟水を取水することができる。この場合には、再生中でも軟水を取水できる。
(実施の形態3)
本実施の形態3に係る水処理装置は、第2水流路を通流する水の導電率を検知する導電率検知器をさらに備え、制御器は、導電率検知器が検知する導電率が第1閾値未満となるように、電源から前記電極へ供給する電力及び流量調整器により第2水流路を通流する水の流量を制御する。
以下、本実施の形態3の水処理装置の一例について、図4及び図5を参照しながら説明する。
[水処理装置の構成]
図4は、本実施の形態3に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。
図4に示すように、本実施の形態3に係る水処理装置は、実施の形態1に係る水処理装置100と基本的構成は同じであるが、導電率検知器48をさらに備える点が異なる。導電率検知器48は、第2水流路22における流量調整器40が設けられている部分よりも上流側の流路に設けられている。
導電率検知器48は、第2水流路22を通流する水の導電率を検知して、検知した導電率を制御器50に出力することができれば、どのような形態であってもよく、例えば、公知の導電率計を用いてもよい。導電率検知器48は、第2水流路22を通流する水の温度を検知して、導電率を補正するものであってもよい。
[水処理装置の動作及び作用効果]
次に、本実施の形態3に係る水処理装置100の動作について、図4及び図5を参照しながら説明する。なお、以下においては、電気化学セル10の陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理について、説明する。
図5は、本実施の形態3に係る水処理装置の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御器50は、電気化学セル10の再生処理を実行する(スタート)と、導電率検知器48から該導電率検知器48が検知した導電率を取得する(ステップS101)。なお、制御器50は、実施の形態1に係る水処理装置100と同様に、記憶部に記憶されている電力の所定値が電気化学セル10の電極に印加されるように、電源20を制御し、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている流量の所定値となるように、流量調整器40を制御する。なお、制御器50は、再生処理を実行してから経過した時間が、記憶部に記憶されている再生時間の所定値となれば、再生処理を終了する。
次に、制御器50は、ステップS101で取得した導電率が、第1閾値以上であるか否かを判定する(ステップS102)。ここで、第1閾値は、あらかじめ実験等で求められるものであり、再生処理を効率よく実行する観点から、再生の使用水の導電率+0.2mS/cm以上であってもよく、電気化学セル10等でスケールが発生することを抑制する観点から、5.0mS/cm以下であってもよい。
制御器50は、ステップS101で取得した導電率が、第1閾値未満である場合(ステップS102でNo)には、ステップS101に戻り、ステップS101で取得した導電率が、第1閾値以上になるまで、ステップS101及びステップS102を繰り返す。一方、制御器50は、ステップS101で取得した導電率が、第1閾値以上である場合(ステップS102でYes)には、ステップS103に進む。
ステップS103では、制御器50は、電源20を調整する。具体的には、制御器50は、電源20から電気化学セル10の電極14A及び電極14Bに印加している電力(電圧及び/又は電流)を記憶部に記憶されている所定値よりも小さくなるように、かつ、電源20の作動時間を延長するように、電源20を制御する。
次に、制御器50は、流量調整器40を制御し(ステップS104)、ステップS101に戻る。具体的には、制御器50は、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている所定値以下になるように、流量調整器40を制御する。
このように構成された、本実施の形態3に係る水処理装置100であっても、実施の形態1に係る水処理装置100と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態3に係る水処理装置100では、制御器50が、電気化学セル10の再生処理時に、導電率が第1閾値未満となるように、電源20及び流量調整器40を制御している。このため、実施の形態1に係る水処理装置100に比して、より電気化学セル10等でスケールが発生することを抑制することができ、再生処理時に排出する水量を減少させることができ、効率よく再生処理を実行することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態4に係る水処理装置は、第2水流路を通流する水のpHを検知するpH検知器をさらに備え、制御器は、pH検知器が検知するpHが第2閾値未満となるように、電源から電極へ供給する電力及び流量調整器により第2水流路を通流する水の流量を制御する。
以下、本実施の形態4の水処理装置の一例について、図6及び図7を参照しながら説明する。
[水処理装置の構成]
図6は、本実施の形態4に係る水処理装置の概略構成を示す模式図である。
図6に示すように、本実施の形態4に係る水処理装置は、実施の形態1に係る水処理装置100と基本的構成は同じであるが、pH検知器49をさらに備える点が異なる。pH検知器49は、第2水流路22における流量調整器40が設けられている部分よりも上流側の流路に設けられている。
pH検知器49は、第2水流路22を通流する水のpHを検知して、検知したpHを制御器50に出力することができれば、どのような形態であってもよく、例えば、公知のpH検知計を用いてもよい。
[水処理装置の動作及び作用効果]
次に、本実施の形態4に係る水処理装置100の動作について、図6及び図7を参照しながら説明する。なお、以下においては、電気化学セル10の陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理について、説明する。
図7は、本実施の形態4に係る水処理装置の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、制御器50は、電気化学セル10の再生処理を実行する(スタート)と、pH検知器49から該pH検知器49が検知したpHを取得する(ステップS201)。なお、制御器50は、実施の形態1に係る水処理装置100と同様に、記憶部に記憶されている電力の所定値が電気化学セル10の電極に印加されるように、電源20を制御し、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている流量の所定値となるように、流量調整器40を制御する。なお、制御器50は、再生処理を実行してから経過した時間が、記憶部に記憶されている再生時間の所定値となれば、再生処理を終了する。
次に、制御器50は、ステップS201で取得したpHが、第2閾値以上であるか否かを判定する(ステップS202)。ここで、第2閾値は、あらかじめ実験等で求められるものであり、再生処理を効率よく実行する観点から、再生の使用水のpHよりも大きければよく、電気化学セル10等でスケールが発生することを抑制する観点から、例えば、12以下であってもよい。
制御器50は、ステップS201で取得したpHが、第2閾値未満である場合(ステップS202でNo)には、ステップS201に戻り、ステップS201で取得したpHが、第2閾値以上になるまで、ステップS201及びステップS202を繰り返す。一方、制御器50は、ステップS201で取得したpHが、第2閾値以上である場合(ステップS202でYes)には、ステップS203に進む。
ステップS203では、制御器50は、電源20を調整する。具体的には、制御器50は、電源20から電気化学セル10の電極14A及び電極14Bに印加している電力(電圧及び/又は電流)を記憶部に記憶されている所定値よりも小さくなるように、かつ、電源20の作動時間を延長するように、電源20を制御する。
次に、制御器50は、流量調整器40を制御し(ステップS204)、ステップS201に戻る。具体的には、制御器50は、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている所定値以下になるように流量調整器40を制御する。
このように構成された、本実施の形態4に係る水処理装置100であっても、実施の形態1に係る水処理装置100と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態4に係る水処理装置100では、制御器50が、電気化学セル10の再生処理時に、pHが第2閾値未満となるように、電源20及び流量調整器40を制御している。このため、実施の形態1に係る水処理装置100に比して、より電気化学セル10等でスケールが発生することを抑制することができ、再生処理時に排出する水量を減少させることができ、効率よく再生処理を実行することができる。
(実施の形態5)
本実施の形態5に係る水処理装置は、制御器が、再生処理をするときに、流入口に軟水を供給するように軟水供給器を制御し、かつ、電極へ供給する電力を第3閾値よりも小さい電力で供給するように電源を制御し、第2水流路を通流する水の流量を第4閾値よりも小さくなるように流量調整器を制御し、その後、電極へ供給する電力を第3閾値以上の電力で供給するように電源を制御し、第2水流路を通流する水の流量を第4閾値以上になるように流量調整器を制御する。
以下、本実施の形態5に係る水処理装置の一例について、図8を参照しながら説明する。なお、本実施の形態5に係る水処理装置の構成は、実施の形態1に係る水処理装置の構成と同じであるので、その詳細な説明は省略する。また、以下においては、電気化学セル10の陰イオン交換基15A及び陽イオン交換基15Bの再生処理について、説明する。
[水処理装置の動作]
図8は、本実施の形態5に係る水処理装置の動作を示すフローチャートである。なお、以下の動作は、制御器50の演算処理部が、記憶部に記憶されているあるプログラムを実行すすることで、実行される。
図8に示すように、制御器50は、第1弁41を閉止させて、第2弁42を開放する(ステップS301)。ついで、制御器50は、ポンプ32を作動させる(ステップS302)。これにより、タンク31内に貯えられている軟水が、第3水流路23を通流して、第1水流路21に供給され、該第1水流路21を通流する原水と共に、流入口11に供給される。
次に、制御器50は、電源20及び流量調整器40を制御する(ステップS303)。具体的には、制御器50は、電源20から電気化学セル10の電極14A及び電極14Bに印加している電力(電圧及び/又は電流)を記憶部に記憶されている第3閾値よりも小さくなるように、電源20を制御する。ここで、第3閾値は、あらかじめ実験等で求めることができ、カルシウムイオンが大量に脱離することを抑制し、過電流が発生することを抑制する観点から、電流として0.1〜40Aと規定してもよい。
また、制御器50は、第2水流路22を通流する水の流量が、記憶部に記憶されている第4閾値よりも小さくなるように、流量調整器40を制御する。ここで、第4閾値は、あらかじめ実験等で求めることができ、カルシウムイオンが大量に脱離することを抑制し、過電流が発生することを抑制する観点から、0.5〜30L/minと規定してもよい。
次に、制御器50は、ステップS303で電源20及び流量調整器40を制御してから経過した時間を計時する(ステップS304)。ついで、制御器50は、ステップS303から経過した時間が第1所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS305)。ここで、第1所定時間は、あらかじめ実験等で求めることができ、電気化学セル10等でスケールの発生を抑制する観点から、1min〜60minであってもよく、再生処理を効率よく実行する観点から、2min〜20minであってもよい。
制御器50は、ステップS303から経過した時間が第1所定時間を経過していない場合(ステップS305でNo)には、ステップS303から経過した時間が第1所定時間を経過するまで、ステップS304及びステップS305を繰り返す。一方、制御器50は、ステップS303から経過した時間が第1所定時間を経過した場合(ステップS305でYes)には、ステップS306に進む。
ステップS306では、制御器50は、電源20から電気化学セル10の電極14A及び電極14Bに印加している電力(電圧及び/又は電流)を第3閾値以上になるように、電源20を制御し、第2水流路22を通流する水の流量が、第4閾値以上になるように、流量調整器40を制御する。
なお、制御器50は、第2水流路22を通流する水の導電率を検知する導電率検知器を備えている場合に、該導電率検知器が検知した導電率が低い場合には、第2水流路22を通流する水の流量が、第4閾値以下になるように、流量調整器40を制御してもよい。
次に、制御器50は、ステップS306で電源20及び流量調整器40を制御してから経過した時間を計時する(ステップS307)。ついで、制御器50は、ステップS306から経過した時間が第2所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS308)。ここで、第2所定時間は、あらかじめ実験等で求めることができ、電気化学セル10のイオン交換膜の再生を充分に実行する観点から、1min〜60minであってもよい。再生処理を効率よく実行する観点から、2min〜20minであってもよい。
制御器50は、ステップS306から経過した時間が第2所定時間を経過していない場合(ステップS308でNo)には、ステップS306から経過した時間が第2所定時間を経過するまで、ステップS307及びステップS308を繰り返す。一方、制御器50は、ステップS306から経過した時間が第2所定時間を経過した場合(ステップS308でYes)には、本プログラム(再生処理)を終了する。その後、制御器50は、軟水処理を実行してもよく、電気化学セル10の電極14A及び電極14Bへの電力の供給を停止して、水処理装置を停止させてもよい。
[水処理装置の作用効果]
次に、本実施の形態5に係る水処理装置の作用効果について、図8及び図9を参照しながら説明する。
図9は、本実施の形態5に係る水処理装置を用いて、再生処理を実行したときに、処理時間と、第2水流路から排出される水に含まれるカルシウムイオン濃度と、の関係を示すグラフである。
図9に示すように、電気化学セル10に原水のみを供給し、再生処理開始から終了まで、電源20から電極14A及び電極14Bに印加する電力を第3閾値以上とし、第2水流路22を通流する水の流量を第4閾値以上とした場合(図9の一点鎖線)には、再生処理を開始した後、陰イオン交換基15Bに吸着していたカルシウムイオンが、大量に原水中に放出される。このため、第2水流路から排出される水に含まれるカルシウムイオン濃度が、スケールが析出するカルシウム濃度以上となり、電気化学セル10等でスケールが析出するおそれがある。
しかしながら、電気化学セル10に原水のみを供給し、再生処理開始から第1所定時間が経過するまでは、電源20から供給される電力を第3閾値未満とし、水の流量を第4閾値未満とし、第1所定時間経過後に、電源20から供給される電力を第3閾値以上とし、水の流量を第4閾値以上とした場合(図9の破線)には、再生処理を開始した後、陰イオン交換基15Bに吸着していたカルシウムイオンの放出が抑制される。このため、第2水流路から排出される水に含まれるカルシウムイオン濃度が、スケールが析出するカルシウム濃度以上になることがなく、スケールの析出を抑制することができる。
そして、本実施の形態5に係る水処理装置100のように、電気化学セル10に原水と軟水の両方を供給し、再生処理開始から第1所定時間が経過するまでは、電源20から供給される電力を第3閾値未満とし、水の流量を第4閾値未満とし、第1所定時間経過後に、電源20から供給される電力を第3閾値以上とし、水の流量を第4閾値以上とした場合(図9の実線)には、電気化学セル10に供給される水の硬度及び導電率を原水に比して低くすることができる。このため、原水のみを供給している場合(図9の破線)に比して、第2水流路から排出される水に含まれるカルシウムイオン濃度を、より低くすることができる。
このため、本実施の形態5に係る水処理装置100では、実施の形態1に係る水処理装置100に比して、電気化学セル10等内でスケールの発生をより抑制することができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の形態を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の要旨を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
本発明に係る水処理装置によれば、イオン交換膜の再生時に、電気化学セル内に供給する水の硬度及び導電率を下げることができ、スケールの発生を抑制することができるので、水処理の分野で有用である。
10 電気化学セル
10A 電気化学セル
10B 電気化学セル
11 流入口
12 流出口
13 ケーシング
14A 電極
14B 電極
15 イオン交換膜
15A 陰イオン交換基
15B 陽イオン交換基
20 電源
21 第1水流路
22 第2水流路
23 第3水流路
24 第4水流路
25 第5水流路
26 第6水流路
27 第7水流路
28 第8水流路
29 第9水流路
30 第10水流路
31 タンク
32 ポンプ
33 スケール抑制剤供給器
38 スケール抑制剤
40 流量調整器
41 第1弁
42 第2弁
43 第3弁
44 第4弁
45 第5弁
46 第6弁
47 第7弁
48 導電率検知器
49 pH検知器
50 制御器
60 入力装置
100 水処理装置

Claims (8)

  1. 流入口及び流出口が設けられたケーシング、前記ケーシング内に配置され、陽極と陰極が対向するように配置された電極、及び前記陽極と前記陰極の間に配置され、陽イオン交換基及び陰イオン交換基を有するイオン交換膜を備える電気化学セルと、
    前記電極に電力を供給する電源と、
    前記流入口に接続されている第1水流路と、
    前記流出口に接続されている第2水流路と、
    前記流入口に軟水を供給する軟水供給器と、
    前記第2水流路に設けられ、該第2水流路を通流する水の流量を調整する流量調整器と、
    前記陽イオン交換基及び前記陰イオン交換基の再生処理を実行するときに、前記電源から前記電極へ供給する電力及び前記流量調整器により前記第2水流路を通流する水の流量を制御し、前記流入口に前記軟水を供給するように前記軟水供給器を制御する制御器と、を備える、水処理装置。
  2. 前記軟水供給器は、前記電気化学セルにより軟水処理された水を貯えるタンクと、該タンクから前記流入口に前記軟水を送出するポンプと、を備える、請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記水処理装置は、複数の前記電気化学セルを備え、
    前記軟水供給器は、前記再生処理を実行する電気化学セルとは異なる電気化学セルで構成されている、請求項1又は2に記載の水処理装置。
  4. 前記再生処理を実行するときに、前記流入口にスケール抑制剤を供給するスケール抑制剤供給器をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の水処理装置。
  5. 前記第2水流路を通流する水の導電率を検知する導電率検知器をさらに備え、
    前記制御器は、前記導電率検知器が検知する導電率が第1閾値未満となるように、前記電源から前記電極へ供給する電力及び前記流量調整器により前記第2水流路を通流する水の流量を制御する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水処理装置。
  6. 前記第2水流路を通流する水のpHを検知するpH検知器をさらに備え、
    前記制御器は、前記pH検知器が検知するpHが第2閾値未満となるように、前記電源から前記電極へ供給する電力及び前記流量調整器により前記第2水流路を通流する水の流量を制御する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水処理装置。
  7. 前記制御器は、前記再生処理をするときに、前記流入口に前記軟水を供給するように前記軟水供給器を制御し、かつ、
    前記電極へ供給する電力を第3閾値よりも小さい電力で供給するように前記電源を制御し、前記第2水流路を通流する水の流量を第4閾値よりも小さくなるように前記流量調整器を制御し、
    その後、前記電極へ供給する電力を第3閾値以上の電力で供給するように前記電源を制御し、前記第2水流路を通流する水の流量を第4閾値以上になるように前記流量調整器を制御する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の水処理装置。
  8. 流入口及び流出口が設けられたケーシング、前記ケーシング内に配置され、陽極と陰極が対向するように配置された電極、及び前記陽極と前記陰極の間に配置され、陽イオン交換基及び陰イオン交換基を有するイオン交換膜を備える電気化学セルと、前記電極に電力を供給する電源と、前記流入口に接続されている第1水流路と、前記流出口に接続されている第2水流路と、を備える、水処理装置の運転方法であって、
    前記水処理装置は、
    前記流入口に軟水を供給する軟水供給器と、
    前記第2水流路に設けられ、該第2水流路を通流する水の流量を調整する流量調整器と、をさらに備え、
    前記電源が前記電極へ供給する電力を調整する(A)と、
    前記流量調整器が前記第2水流路を通流する水の流量を制御する(B)と、
    前記軟水供給器が前記流入口に前記軟水を供給する(C)と、を実行する、水処理装置の運転方法。




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