JP2016158687A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドフラップの展開作業を容易にさせることと、ファスニングテープのテープ先端部を着用者の肌に接触させ難くすることとを両立させる。【解決手段】本発明は、本体部と、前記本体部から外側に突出して形成されたサイドフラップと、を有する吸収性物品である。前記サイドフラップは、ファスニングテープの形成されたフラップ先端部の側の第1折り線部と、前記第1折り線部よりも前記サイドフラップの基端部側の第2折り線部とによって折り畳まれている。前記第1折り線部によって折り返された前記サイドフラップの非肌側の面同士が第1仮止部によって仮止めされている。前記第2折り線部によって折り返された前記サイドフラップの肌側の面と前記本体部の肌側の面とが第2仮止部によって仮止めされている。前記第1仮止部による接合力は、前記第2仮止部による接合力よりも強いことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来からオープンタイプの使い捨ておむつが広く使用されている。このようなオープンタイプの使い捨ておむつでは、サイドフラップにファスニングテープが設けられている。例えば、特許文献1〜4には、オープンタイプの使い捨ておむつが開示されている。これらの特許文献に記載のおむつでは、フラップやテープを折り畳むことも記載されている。
特開2012−501766号公報 特開2013−146483号公報 特開2012−198693号公報 特表2007−508861号公報
サイドフラップが折り畳まれた状態で仮止めされている場合、折り畳まれた状態でサイドフラップの形状が固定されるため、吸収性物品を着用者に着用させ易くなる。但し、サイドフラップが折り畳まれた状態で仮止めされている場合には、使用時にサイドフラップを展開することが必要になる。このとき、折り畳まれたサイドフラップの仮止部が未剥離のままフラップ展開作業を終えてしまうと、ファスニングテープがターゲット領域に届き難くなる。この結果、ファスニングテープをしっかりと止着させることができず、漏れや装着時の違和感につながるおそれがある。なお、この問題は、使い捨ておむつに限らず、サイドフラップやファスニングテープを備える他の吸収性物品においても生じる問題である。
本発明は、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことが可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、本体部と、前記本体部から外側に突出して形成されたサイドフラップと、を有し、前記サイドフラップは、ファスニングテープの形成されたフラップ先端部の側の第1折り線部と、前記第1折り線部よりも前記サイドフラップの基端部側の第2折り線部とによって折り畳まれており、前記第1折り線部によって折り返された前記サイドフラップの非肌側の面同士が第1仮止部によって仮止めされており、前記第2折り線部によって折り返された前記サイドフラップの肌側の面と前記本体部の肌側の面とが第2仮止部によって仮止めされており、前記第1仮止部による接合力は、前記第2仮止部による接合力よりも強いことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。
図1は、展開状態の吸収性物品1を肌側から見た平面図である。 図2Aは、図1のA−A断面における分解説明図である。図2Bは、図1のB−B断面における拡大説明図である。 図3は、着用状態の吸収性物品1の説明図である。 図4A及び図4Bは、展開前のファスニングテープ30の説明図である。図4Aは、展開前のファスニングテープ30の平面図である。図4Bは、展開前のファスニングテープ30の断面図である。図4Cは、図4Bと同じ状態のファスニングテープ30の一部の構成要素を省略して図示した説明図である。 図5Aは、サイドフラップ20の折り線部の説明図である。図5Bは、サイドフラップ20を折り畳んで仮止めした状態(仮止め状態)の吸収性物品1の説明図である。図5Cは、図5BのC−C断面の拡大説明図である。 図6Aは、仮止め状態における間隔L1及び間隔L2の説明図である。図6Bは、フラップ展開作業時の様子の説明図である。 図7Aは、第1仮止部51の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図7Bは、第2仮止部52の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。 図8Aは、第1仮止部51及び第2仮止部52の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図8Bは、図8AのD−D断面における第1仮止部51及び第2仮止部52の接着剤の塗布状態の説明図である。 図9は、吸収性物品1の包装時における本体折り線部43の説明図である。 図10Aは、変形例の本体折り線部43の説明図である。図10Bは、変形例の本体折り線部43によるサイドフラップ20の折りグセの説明図である。 図11Aは、第2実施形態の第1仮止部51の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図11Bは、第2実施形態の第2仮止部52の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。 図12A及び図12Bは、別の実施形態における断面図である。 図13Aは、第1比較例の説明図である。図13Bは、第2比較例の説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
本体部と、前記本体部から外側に突出して形成されたサイドフラップと、を有し、前記サイドフラップは、ファスニングテープの形成されたフラップ先端部の側の第1折り線部と、前記第1折り線部よりも前記サイドフラップの基端部側の第2折り線部とによって折り畳まれており、前記第1折り線部によって折り返された前記サイドフラップの非肌側の面同士が第1仮止部によって仮止めされており、前記第2折り線部によって折り返された前記サイドフラップの肌側の面と前記本体部の肌側の面とが第2仮止部によって仮止めされており、前記第1仮止部による接合力は、前記第2仮止部による接合力よりも強いことを特徴とする吸収性物品が明らかとなる。このような吸収性物品によれば、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。
肌側の面にはエンボス加工面があり、前記エンボス加工面が前記第2仮止部によって仮止めされていることが望ましい。これにより、第1仮止部による接合力を前記第2仮止部による接合力よりも強くしやすくなる。
前記第1仮止部と前記第2仮止部とが少なくとも一部重複していることが望ましい。これにより、第1仮止部と第2仮止部の両方を一緒に剥離させやすくなる。
前記第1仮止部における単位面積当たりの接着剤の量は、前記第2仮止部における単位面積当たりの接着剤の量よりも多いことが望ましい。これにより、第2仮止部52が第1仮止部51よりも剥離しやすくなる。
前記ファスニングテープの接合面を前記サイドフラップの肌側の面に接合させて、前記ファスニングテープが折り畳まれており、前記第1仮止部による接合力は、折り畳まれた前記ファスニングテープの前記接合面の接合力よりも強いことが望ましい。これにより、十分なフラップ展開作業とテープ展開作業とを作業者に促すことができる。
前記ファスニングテープの接合面を前記サイドフラップの肌側の面に接合させて、前記ファスニングテープが折り畳まれており、前記サイドフラップが仮止めされた状態では、前記フラップ先端部が前記第1折り線部よりも外側に位置しつつ、前記ファスニングテープのテープ先端部が前記第1折り線部よりも外側に位置することが望ましい。これにより、サイドフラップの展開作業を容易にさせることと、ファスニングテープのテープ先端部を着用者の肌に接触させにくくすることとを両立できる。
===第1実施形態===
<吸収性物品1の全体構成>
図1は、展開状態の吸収性物品1を肌側から見た平面図である。図2Aは、図1のA−A断面における分解説明図である。図2Bは、図1のB−B断面における拡大説明図である。図3は、着用状態の吸収性物品1の説明図である。
以下の説明では、着用者の肌側に位置すべき側を「肌側」と呼び、着用者の非肌側に位置すべき側を「非肌側」と呼ぶことがある。
また、図1に示すように、長尺状の吸収性物品1の本体部10の長手方向を「本体長手方向」と呼び、本体部10の幅方向を「本体幅方向」と呼ぶことがある。
本体幅方向において、吸収性物品1の中央側を「内側」と呼び、逆側を「外側」と呼ぶことがある。また、各シートの内側の端部を「基端部」と呼び、各シートの外側の端部を「先端部」と呼ぶことがある。
また、本体長手方向と本体幅方向に直交する方向を「厚み方向」と呼ぶことがある。なお、厚み方向において、吸収性コア11から見てトップシート12の側を「表側」とし、逆側を「裏側」と呼ぶことがある。吸収性物品1を完全に展開させた状態では「肌側」が「表側」になるが、後述するようにシートが折り畳まれた状態では「非肌側」が「表側」になることもあり得る。
吸収性物品1は、着用者の排泄液(例えば尿)を吸収し保持する物品である。本実施形態の吸収性物品1は、大人用の使い捨ておむつである。但し、吸収性物品1は、乳幼児用おむつでも良いし、生理用ナプキン等でも良い。
吸収性物品1は、図1に示すように、前部3と、股下部5と、後部7とを有する。前部3は、着用者の前側(腹側)に位置することになる部分である。後部7は、着用者の後側(臀部側、背側)に位置することになる部分である。股下部5は、前部3と後部7との間に位置することになる部分である。
吸収性物品1は、本体部10と、サイドフラップ20と、ファスニングテープ30とを有する。
本体部10は、吸収性物品1の本体幅方向の中央部に位置する帯状の部位であり、前部3、股下部5及び後部7にわたって長手方向に沿って構成されている。本体部10は、吸収領域10Aとウイング領域10Bとを有する。吸収領域10Aは、液体を吸収し保持する領域であり、本体部10の中央部の形成されている。ウイング領域10Bは、吸収領域10Aの外側の領域である。ウイング領域10Bの後部7の外側にはサイドフラップ20が形成されている。ウイング領域10Bの股下部5には、着用者の脚回りからの尿便漏れを防ぐレッグギャザーLG(図3参照)を構成する伸縮部15(図1参照)が設けられている。
本体部10は、吸収性コア11と、トップシート12と、バックシート13とを有している。吸収性コア11は、液体(排泄液)を吸収し保持する部材である。トップシート12は、吸収性コア11の肌側に配置された液透過性のシート部材である。バックシート13は、吸収性コア11の非肌側に配置された液不透過性のシート部材である。
また、本体部10は、一対のサイドギャザーシート14を有する。一対のサイドギャザーシート14は、トップシート12上に起立する立体ギャザーを構成するシートである。トップシート12の外側の端部は、本体長手方向に沿った接合部においてトップシート12に起立不能に接合されており、逆側の端部は、糸ゴム(不図示)等によって長手方向に収縮力が付与されており、この収縮力によって厚さ方向の肌側に起立して立体ギャザーとして機能する。なお、立体ギャザーを構成しない場合には、本体部10がサイドギャザーシート14を有していなくても良い。
サイドフラップ20は、本体部10から外側に突出して形成された部位である。サイドフラップ20は、不織布であるサイドフラップシート21で構成されている。サイドフラップシート21の内側の差込領域21Aが、バックシート13とサイドギャザーシート14との間に接合されており、サイドフラップシート21の差込領域21Aよりも外側の領域が、サイドフラップ20を構成している。なお、サイドフラップシート21の差込領域21Aがバックシート13とトップシート12との間に接合されていても良い。また、サイドフラップ20が、本体部10を構成するシート(例えばトップシート12やサイドギャザーシート14)によって構成されていても良い。
ファスニングテープ30は、サイドフラップ20のフラップ先端部23に設けられたテープ状の部位である。ファスニングテープ30は、図1に示すように、使用時にはフラップ先端部23よりも外側に突出させて展開されることになる。また、ファスニングテープ30は、図3に示すように、着用時には前部3のターゲット領域3A(バックシート13の非肌側の止着領域)に止着させて用いられる。
ファスニングテープ30の肌側の面には止着面34(接合面)が形成されている。止着面34は、ここでは接着剤を塗布して構成されているが、前部3のターゲット領域3Aに引っ掛かるフックシートによって構成しても良い。
本実施形態では、ファスニングテープ30は、張り合わせた2枚の基材シート(第1基材シート31及び第2基材シート32)によって構成されている。肌側に配置された第1基材シート31の肌側の面に止着面34が形成されている。
図2Bに示すように、ファスニングテープ30を構成する2枚の基材シートは、基端領域33Xと、中間領域33Aと、止着領域33Bと、先端領域33Cとに区分できる。
基端領域33Xは、サイドフラップ20に接合された領域である。基端領域33Xでは、第1基材シート31と第2基材シート32との間にサイドフラップシート21の先端部が挟まれて接合されている。基端領域33Xはサイドフラップ20に属し、サイドフラップ20の肌側の面には第1基材シート31の一部(基端領域33X)が配置されており、サイドフラップ20の非肌側の面には第2基材シート32の一部(基端領域33X)が配置されている。
基端領域33X以外の領域(中間領域33A、止着領域33B及び先端領域33C)は、使用時にサイドフラップ20のフラップ先端部23よりも外側に突出させて展開される領域となる。中間領域33Aは、基端領域33Xと止着領域33Bとの間の領域である。止着領域33Bは、止着面34が設けられた領域である。先端領域33Cは、止着領域33Bよりもテープ先端部35側の領域である。先端領域33Cは、非止着面として構成されており、ファスニングテープ30の使用時(展開時や着用時)に指で摘まむ「つまみ」として機能する。ファスニングテープ30を摘まむ部位の視認性を良くするために、先端領域33Cに着色が施されることもある。
図4A及び図4Bは、展開前のファスニングテープ30の説明図である。図4Aは、展開前のファスニングテープ30の平面図である。図4Bは、展開前のファスニングテープ30の断面図である。図示するように、展開前のファスニングテープ30は、止着面34をサイドフラップ20の肌側の面に止着させて、折り畳まれている。なお、接着剤の塗布された止着面34が不織布(サイドフラップシート21)に一旦止着されると、展開後の止着面34に繊維が付着して止着面34の止着性が低下するため、接着剤の塗布された止着面34は、サイドフラップ20上の第1基材シート31に止着されている。また、先端領域33Cを摘まみやすくするために、ファスニングテープ30のテープ先端部35(先端領域33Cの先端部)が第1基材シート31よりも内側に突出するように折り畳まれている。
ファスニングテープ30を折り畳むための折り線部のことを「テープ折り線部36」と呼ぶことがある。テープ折り線部36は、中間領域33A(又は基端領域33Xと中間領域33Aとの境界部)に形成される。
図4Cは、図4Bと同じ状態のファスニングテープ30の一部の構成要素を省略して図示した説明図である。以下の説明では、図4Cのように、基端領域33Xを省略してファスニングテープ30を図示することがある。また、以下の説明では、図4Cのように、ファスニングテープ30を1枚のシートとして図示することがある。
<サイドフラップ20の折り線部と仮止部について>
図5Aは、サイドフラップ20の折り線部の説明図である。図5Bは、サイドフラップ20を折り畳んで仮止めした状態(仮止め状態)の吸収性物品1の説明図である。図5Cは、図5BのC−C断面の拡大説明図である。図示するように、吸収性物品1のサイドフラップ20は、折り畳まれた状態で仮止めされている。これにより、吸収性物品1を着用者に着用させる際に、吸収性物品1の後部7を着用者の下に敷き込み易くなる。
サイドフラップ20は、第1折り線部41と、第2折り線部42とによって折り畳まれている。第1折り線部41は、サイドフラップ20のフラップ先端部23の側の折り線部である。第2折り線部42は、第1折り線部41よりもサイドフラップ20の基端部側の折り線部である。展開状態のサイドフラップ20を肌側から見ると、第1折り線部41は山折り状の折り線部となり、第2折り線部42は谷折り状の折り線部となる(図5A参照)。つまり、サイドフラップ20が互い違いに折り返されることによって、蛇腹状に折り畳まれている。
以下の説明では、サイドフラップ20における第1折り線部41とフラップ先端部23との間の領域を「外側領域20B」と呼ぶことがある。また、折り畳まれたときに本体部10の肌側の面と対向する領域(ここでは、第1折り線部41と第2折り線部42との間の領域)を「内側領域20A」と呼ぶことがある。
なお、ここではサイドフラップ20を折り畳むための折り線部が2つであるが、2以上の折り線部によってサイドフラップ20が蛇腹状に折り畳まれても良い。この場合、「外側領域20B」と「内側領域20A」との間には、別の領域が存在することになる。
第1折り線部41及び第2折り線部42は、サイドフラップ20を折り畳むための折り線部である。本体部10から本体幅方向の外側に突出したサイドフラップ20を折り畳むため、第1折り線部41及び第2折り線部42は、本体長手方向に沿った折り線部となる。なお、サイドフラップ20を構成するシート(ここではバックシート13及びサイドギャザーシート14)には厚みがあるため、サイドフラップ20を折り曲げたときに折り曲がる領域は幅を持つことになるが、ここでは「折り線部」は、折り曲げた領域の中心位置を指す。
サイドフラップ20は、折り畳まれた状態で仮止めされている。なお、「仮止め」とは、製造搬送時等には剥離せず、使用時に人の手で剥離可能な程度に接合されていることを意味する。具体的には、サイドフラップ20は、第1仮止部51と第2仮止部52とによって仮止めされている。第1仮止部51は、第1折り線部41によって折り返されたサイドフラップ20の非肌側の面同士を仮止めする部位である。第2仮止部52は、第2仮止部52によって折り返されたサイドフラップ20の肌側の面と本体部10の肌側の面とを仮止めする部位である。後述するように、第1仮止部51及び第2仮止部52は、接着剤を塗布することによって形成されている。
本実施形態では、図5Cに示すように、第1仮止部51は、第1折り線部41によって折り返されたサイドフラップ20の非肌側の面同士を仮止めし、第2仮止部52は、第2折り線部42によって折り返されたサイドフラップ20の肌側の面と本体部10の肌側の面とを仮止めしている。これにより、第1折り線部41及び第2折り線部42によって蛇腹状に折り畳まれた状態でサイドフラップ20の形状が固定されるため、吸収性物品1の後部7を着用者の下に敷き込み易くなる。
本実施形態では、図5B及び図5Cに示すように、サイドフラップ20が仮止めされた状態(仮止め状態)では、フラップ先端部23が第1折り線部41よりも外側に位置している。これにより、仮止め状態では、サイドフラップ20の外側領域20B(第1折り線部41とフラップ先端部23との間の領域)が、フラップ先端部23を外側にして、表側に配置されることになる。このため、フラップ先端部23を外側に引き出してサイドフラップ20を展開する作業(フラップ展開作業)が容易になる。
図13Aは、第1比較例の説明図である。第1比較例では、フラップ先端部23が、サイドフラップ20のフラップ先端部23の側の折り線部である第1折り線部41よりも内側に位置している。このため、第1比較例では、フラップ先端部23が内側になってしまい、吸収性物品1の後部7を着用者の下に敷き込んだときに、フラップ先端部23が着用者の下側になってしまう。この結果、フラップ先端部23を外側に引き出し難くなり、フラップ展開作業が困難になってしまう。これに対し、本実施形態では、吸収性物品1の後部7を着用者の下に敷き込んだ後でも、フラップ先端部23を外側に引き出しやすいため、フラップ展開作業が容易になる。
ところで、既に説明したように、ファスニングテープ30は、止着面34をサイドフラップ20の肌側の面に止着させて折り畳まれている。このようにファスニングテープ30が折り畳まれた状態で、フラップ先端部23が第1折り線部41よりも外側に位置していると、ファスニングテープ30がサイドフラップ20の表側に配置されることになる。このため、本実施形態では、ファスニングテープ30を展開させる作業(テープ展開作業)も容易になる。その一方、ファスニングテープ30がサイドフラップ20の表側に配置されると、ファスニングテープ30のテープ先端部35が着用者の肌に接触しやすくなる。
図13Bは、第2比較例の説明図である。第2比較例では、ファスニングテープ30のテープ先端部35が、折り畳まれたサイドフラップ20よりも内側に突出している。第2比較例のようにテープ先端部35が内側に突出していると、吸収性物品1の後部7を着用者の下に敷き込んだときに、テープ先端部35が着用者の肌に接触しやすくなり、着用者に不快感を与えてしまう。なお、この問題は、第1比較例のようにフラップ先端部23を第1折り線部41よりも内側に位置させたときには生じない問題である(図13A参照)。つまり、テープ先端部35が着用者の肌に接触しやすくなるという問題は、仮止め状態でフラップ先端部23を第1折り線部41よりも外側に位置させたときに生じる特有の問題である。
この問題に対し、本実施形態では、図5B及び図5Cに示すように、サイドフラップ20が仮止めされた状態(仮止め状態)では、ファスニングテープ30のテープ先端部35が第1折り線部41よりも外側に位置している。これにより、仮止め状態で表側に配置されたファスニングテープ30のテープ先端部35は、折り畳まれたサイドフラップ20から内側に突出していないため、図13Bに示す第2比較例と比べると、着用者の肌に接触しにくくなる。このため、本実施形態では、吸収性物品1の後部7を着用者の下に敷き込むときに、着用者に不快感を与えずに済む。
図6Aは、仮止め状態における間隔L1及び間隔L2の説明図である。図6Bは、フラップ展開作業時の様子の説明図である。図中には、第1折り線部41と第2折り線部42との間隔L1と、フラップ先端部23と第1折り線部41との間隔L2が示されている。
図6A及び図6Bに示す通り、間隔L1が間隔L2よりも広い。これにより、図6Bに示すように、フラップ先端部23と第2折り線部42との間の領域(第2折り線部42で折り返されたサイドフラップ20の表側に露出した非肌側の面)を指で押さえながら、フラップ先端部23を指で摘まむことができるので、フラップ展開作業が容易になる。
本実施形態では、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなるように、第1仮止部51及び第2仮止部52を形成している。このため、フラップ先端部23を摘まんでフラップ展開作業を行うと(図6B参照)、まず接合力の弱い第2仮止部52が剥離し、第2仮止部52の剥離後に第1仮止部51が剥離することになる。フラップ展開作業を行う作業者は、自らに近い側の第1仮止部51が剥離した段階でフラップ展開作業を終えてしまうことがあるため、仮にフラップ展開作業時に第2仮止部52よりも先に第1仮止部51が剥離してしまうと、第2仮止部52が未剥離のままフラップ展開作業を終えてしまい、前部のターゲット領域にファスニングテープをしっかりと止着させることができず、漏れや装着時の違和感につながるおそれがある。これに対し、本実施形態では、作業者に近い第1仮止部51が剥離した段階では、既に第2仮止部52も剥離が完了した状態であるため、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。
ところで、フラップ展開作業を行う作業者が、フラップ先端部23を摘まむ代わりに、ファスニングテープ30のテープ先端部35を摘まみ、フラップ展開作業とテープ展開作業とを同時に行う場合がある。このような場合には、第1仮止部51が剥離した段階で、既に第2仮止部52の剥離が完了しているだけでなく、ファスニングテープ30の展開も完了していることが望ましい。
そこで、本実施形態では、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強いだけでなく、更に第1仮止部51の接合力が、止着面34の接合力(展開前の止着面34の接合力。ここでは第1基材シート31に対する止着面34の接合力)よりも強くなるように、第1仮止部51、第2仮止部52及び止着面34を形成している。これにより、十分なフラップ展開作業とテープ展開作業を作業者に促すことができる。
なお、止着面34の接合力が、第1仮止部51及び第2仮止部52の接合力よりも弱いことが望ましい。このように止着面34の接合力が最も弱ければ、フラップ展開前にファスニングテープ30が展開されるため、作業者はファスニングテープ30のテープ先端部35を摘まみながらフラップ展開作業を行うことができるので、装着が簡便になる。
接合力は、引張試験機(インストロンジャパンカンパニイリミテッド製、型式 5543)で測定可能である。例えば、接合力は次のように測定する。まず、引張試験機の上部固定部及び下部固定部に、サイドフラップ20又はファスニングテープ30の試験片を固定する。上部固定部及び下部固定部に固定する試験片は幅10mmとする。上部固定部に固定する試験片と下部固定部に固定する試験片との間には、第1仮止部51(又は第2仮止部52、又はファスニングテープの止着面34)に相当する接合面が形成されている。つまり、上部固定部と下部固定部との間の略中間位置に、第1仮止部51(又は第2仮止部52、又はファスニングテープの止着面34)に相当する接合面が形成されている。引張試験機の上部固定部と下部固定部との相対変位速度を100mm/分に設定し、接合部を剥離している間の最大荷重点を接合力(接着強度)とする。
第1仮止部51の接合力は、例えば2〜10N/25mm2の範囲であり、より望ましくは2〜7N/25mm2の範囲である。また、第2仮止部52の接合力は、例えば0〜4N/25mm2の範囲である。ファスニングテープ30の接合力は0〜3N/25mm2の範囲である。このような数値範囲において、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強いことが望ましい。また、このような数値範囲において、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強いだけでなく、更に第1仮止部51の接合力が、止着面34の接合力(展開前の止着面34の接合力。ここでは第1基材シート31に対する止着面34の接合力)よりも強いことが更に望ましい。また、このような数値範囲において、止着面34の接合力が、第1仮止部51及び第2仮止部52の接合力よりも弱いことが望ましい。更に、止着面34及び第2仮止部52が厚み方向に重複する位置にあり、第1仮止部51及び第2仮止部52が厚み方向に重複する位置にあると、ファスニングテープ30のテープ展開時の力が第2仮止部52まで伝わりやすくなるため、よりフラップ展開作業を行いやすくなる。
図7Aは、第1仮止部51の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図7Aでは、サイドフラップ20及びファスニングテープ30を透過させて、接着剤の塗布範囲を示している。第1仮止部51の接着剤は、本体幅方向の幅を2mmとして本体長手方向に沿って塗布されている。第1仮止部51は、ホットメルト接着剤を接触塗工することによって、形成されている。サイドフラップ20の内側領域20Aの非肌側の面にホットメルト接着剤が塗布された後、第1折り線部41にてサイドフラップ20が折り曲げられて、第1折り線部41によって折り返されたサイドフラップ20の非肌側の面同士が第1仮止部51によって仮止めされることになる。
第1仮止部51の接着剤は、ファスニングテープ30と重複する位置には、第1仮止部51の接着剤は塗布されていない。これは、図2Bに示すようにサイドフラップ20の非肌側の面に第2基材シート32の一部(基端領域33X)が配置されており、第2基材シート32に接着剤が付着し、さらに使用時に肌に接着材が付着することを防止するためである。また、これにより、ファスニングテープ30とサイドフラップ20との間に接着されていない空間ができるため、作業者がその間に指を入れてファスニングテープ30を摘みやすくなるので、フラップ展開作業が容易になる。更に、ファスニングテープ30はサイドフラップ20よりも剛性の高い素材を使用しているので、作業者はファスニングテープ30を摘まみやすい。
図7Bは、第2仮止部52の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図7Bにおいても、サイドフラップ20及びファスニングテープ30を透過させて、接着剤の塗布範囲を示している。第2仮止部52の接着剤は、細線状の接着剤を本体幅方向に25mmの幅で往復させつつ、本体長手方向に沿ってジグザグに塗布されている。第2仮止部52は、ホットメルト接着剤を非接触で塗工することによって、形成されている。本体部10の肌側の面にホットメルト接着剤が塗布された後、第2折り線部42にてサイドフラップ20が折り曲げられて、第2仮止部52によって折り返されたサイドフラップ20の肌側の面と本体部10の肌側の面とが第2仮止部52によって仮止めされることになる。
なお、本体部10の肌側の面にはエンボス加工面があり、このエンボス加工面に第2仮止部52を構成する接着剤が塗布されており、エンボス加工面が第2仮止部52によって仮止めされている。エンボス加工面に接着剤を塗布すると凹部に接着剤が入り込むため、エンボス加工面での接着力は弱くなりやすい。本実施形態では、第1仮止部51と第2仮止部52の接着剤の目付が同じであるが、エンボス加工面で接着力が低下することを利用して、第2仮止部52の接合力が第1仮止部51の接合力よりも弱くなるようにしている。なお、エンボス加工は、凹凸を有するエンボスローラーと平らなローラーとの間にシート(不織布)を挟むことによって加工処理されており、エンボスローラー側のシート面がエンボス加工面となり、逆側のシート面が非エンボス加工面となる。エンボスローラーの凸部がシート(不織布)の繊維を熱で接合し、不織布がフィルム化されて、このフィルム化された部分がエンボス加工面の凹部となる。通常、エンボス加工面に凹凸が形成された状態になり、反対側の非エンボス加工面には凹凸が形成されない状態になるため、凹凸の有無からエンボス加工面と非エンボス加工面とを識別可能である。薄いシート(不織布)にエンボス加工を施した場合には、非エンボス加工面にも凹凸が視認されることもあるが、この場合には、エンボス加工面の凹部が非エンボス加工面の凹部よりも大きくなるため、シートの凹部の大小関係からエンボス加工面と非エンボス加工面とを識別可能である(凹部の大きい面がエンボス加工面である)。エンボス加工面と非エンボス加工面とで凹部の大きさが異なる理由は、非エンボス加工面ではエンボスローラーの凸部の頂部の大きさがフィルム化されて凹部として視認されるのに対して、エンボス加工面では凸部とその周囲がフィルム化されて凹部として視認されるためである。
なお、第2仮止部52を構成する接着剤は肌側の面に塗布されているため、フラップ展開後に第2仮止部52の接着剤が残っていると、残留した接着剤が肌に触れるおそれがある。但し、本実施形態では、エンボス加工面が第2仮止部52によって仮止めされているので、仮にフラップ展開後に接着剤が残っていても、エンボス加工による凹凸があるため、肌へのダメージは少なくて済むという利点もある。
図8Aは、第1仮止部51及び第2仮止部52の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図8Aにおいても、サイドフラップ20及びファスニングテープ30を透過させて、接着剤の塗布範囲を示している。図示の通り、第1仮止部51と第2仮止部52とが厚さ方向に少なくとも一部重複している(図5Cや図6Aも参照)。これにより、フラップ展開作業時に第1仮止部51と第2仮止部52の両方に力がかかりやすくなるため、第1仮止部51と第2仮止部52の両方を一緒に剥離させやすくなる(つまり、フラップ展開時の総仕事量が少なくて済む)。
なお、図5Cに示すように、本体長手方向から見たときに、止着面34が、第1仮止部51及び第2仮止部52と厚さ方向に一部重複していることが望ましい。これにより、作業者がテープ先端部35を摘まんでフラップ展開作業とテープ展開作業とを同時に行う場合に、テープ展開時の力が第1仮止部51や第2仮止部52にかかりやすくなる。
ところで、第2仮止部52は、内側(図8Aの左側)から剥離させることになる。このため、第2仮止部52を剥離させる力は、第2仮止部52の中心位置よりも内側からかかることが望ましい。そこで、本実施形態では、図8Aに示すように、第1仮止部51と第2仮止部52とが厚さ方向に重複して配置されているとともに、更に、細い幅(ここでは2mm)の第1仮止部51が太い幅(ここでは25mm)の第2仮止部52の中心位置よりも内側に寄るように、第1仮止部51及び第2仮止部52が配置されている。これにより、フラップ展開作業時に、第1仮止部51を介して第2仮止部52の内側に力がかかるため、第2仮止部52を剥離させ易くなる。
図8Bは、図8AのD−D断面における第1仮止部51及び第2仮止部52の接着剤の塗布状態の説明図である。第1仮止部51の接着剤は、本体長手方向に沿った断面上でほぼ連続的(但しファスニングテープ30の部分は除く)に塗布されているのに対し、第2仮止部52の接着剤は、本体長手方向に沿った断面上では間欠的に塗布されている。これは、第1仮止部51の接着剤は、本体長手方向に沿って所定幅で直線上にほぼ連続的に塗布されたのに対し(図7A参照)、第2仮止部52の接着剤は、本体長手方向に沿ってジグザグに塗布されたためである(図7B参照)。なお、第2仮止部52の接着剤が本体長手方向に沿って、かつ、第1仮止部よりも広い幅でジグザグに塗布されている。第1仮止部51に塗布される接着剤の量と、第2仮止部52に塗布される接着剤の量が、ほぼ同じ量になる場合、第1仮止部51の接着剤の塗布面積が第2仮止部52の接着剤の塗布面積よりも狭くなる。これにより、前記第1仮止部における単位面積当たりの接着剤の量が、前記第2仮止部における単位面積当たりの接着剤の量よりも多くなり、この結果、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなる。
フラップ展開作業時には、第1仮止部51及び第2仮止部52を剥離させる力は、本体長手方向に沿った線上(例えばD−D線上)に作用しやすい。このような剥離させる力に対して、第1仮止部51は、接着剤を本体長手方向に沿って連続的に塗布して形成されているため、比較的強い抵抗を示す(接合力が比較的強い)。これに対し、第2仮止部52は、本体長手方向に沿った断面上で間欠的に接着剤を塗布して形成されているため、第1仮止部51と比べて、剥離させる力に対する抵抗が弱い。本実施形態では、第1仮止部51と第2仮止部52の接着剤の目付が同じであるが、第1仮止部51と第2仮止部52の塗工方法を異ならせることによって、第2仮止部52の接合力が第1仮止部51の接合力よりも弱くなるようにしている。
なお、本体長手方向に沿った断面上で接着剤を間欠的に塗布する方法としては、前述のジグザグに塗工するだけでなく、波形や円形を繰り返す塗工パターンなども可能である。他の塗布方法を採用した場合においても、本体長手方向に沿った断面上で接着剤が間欠的に塗布されるように第2仮止部52の接着剤を塗布すれば、第2仮止部52の接合力を第1仮止部51の接合力よりも弱くすることが可能である。
<包装時の本体折り線部43について>
図9は、吸収性物品1の包装時における本体折り線部43の説明図である。図中の吸収性物品1は、本体折り線部43を展開しつつサイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態である。
吸収性物品1の包装時には、サイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態から更に、本体部10(サイドフラップ20よりも本体幅方向内側の本体部10)が、本体長手方向に沿った本体折り線部43によって折り畳まれている。本体長手方向に沿った本体折り線部43は2つある。本体折り線部43を展開させた状態で吸収性物品1を肌側から見ると、2つの本体折り線部43は、谷折り状の折り線部となる。つまり、サイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態の吸収性物品1は、包装時に、2つの本体折り線部43によって本体長手方向に沿って3つに折り畳まれることになる(なお、このように3つに折り畳まれた吸収性物品1は、本体幅方向に沿った折り線部によって更に3つに折り畳まれるが、ここでは説明を省略する)。
本実施形態では、本体折り線部43を展開しつつサイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態(図9参照)では、本体折り線部43がファスニングテープ30よりも本体幅方向内側に位置している。仮に本体折り線部43がファスニングテープ30を横切るように配置されていると、本体折り線部43で本体部10を折り畳んだときにファスニングテープ30に折りグセが付いてしまう。谷折り状の折りグセがファスニングテープ30に付いてしまうと、本体折り線部43を展開したときにテープ先端部35(先端領域33C)が起立してしまい、ファスニングテープ30のテープ先端部35が着用者の肌に接触しやすくなるという問題が生じてしまう。これに対し、本実施形態では、本体折り線部43がファスニングテープ30よりも本体幅方向内側に位置しているため、ファスニングテープ30に本体折り線部43の折りグセが付かずに済む。
また、本実施形態では、本体折り線部43を展開しつつサイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態(図9参照)では、本体折り線部43が第1折り線部41よりも本体幅方向内側に位置している。これにより、本体折り線部43で本体部10を折り畳んだときにサイドフラップ20に余計な折りグセが付かずに済む。
図10Aは、変形例の本体折り線部43の説明図である。変形例においても、本体折り線部43を展開しつつサイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態では、本体折り線部43がファスニングテープ30よりも本体幅方向内側に位置している。このため、変形例においても、ファスニングテープ30に本体折り線部43の折りグセが付かずに済む。
一方、変形例では、本体折り線部43を展開しつつサイドフラップ20が折り畳まれて仮止めされた状態では、本体折り線部43が、第1折り線部41とテープ先端部35との間に位置している。このため、変形例では、サイドフラップ20に本体折り線部43の折りグセが付いてしまう。
図10Bは、変形例の本体折り線部43によるサイドフラップ20の折りグセの説明図である。サイドフラップ20に谷折り状の折りグセが付くと、本体折り線部43を展開したときに、折り畳まれて仮止めされた状態のサイドフラップ20の内側(第1折り線部41の側)が起立する。この結果、折りグセによって起立したサイドフラップ20が、外側のファスニングテープ30のテープ先端部35を内側から覆うことになる。これにより、折りグセによって起立したサイドフラップ20によって、ファスニングテープ30のテープ先端部35が着用者の肌に接触することを抑制する効果が得られる。このため、サイドフラップ20に本体折り線部43による折りグセが付くことが許容される場合には、本体折り線部43が、第1折り線部41とテープ先端部35との間に位置することが望ましい。
===第2実施形態===
前述の第1実施形態では、第1仮止部51の接着剤は、接触塗工によって塗布されていた。但し、第1仮止部51の接着剤の塗工方法は、直接塗工に限られるものではなく、直接塗工とは別の塗工方法でも良く、例えば第2仮止部52の接着剤の塗工方法と同じ非接触塗工であっても良い。また、前述の第1実施形態では、第1仮止部51の接着剤が、本体長手方向に連続的に塗布されていた。但し、第1仮止部51の接着剤は、本体長手方向に沿った断面上で間欠的に塗布されていても良い。
図11Aは、第2実施形態の第1仮止部51の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図11Bは、第2実施形態の第2仮止部52の接着剤の塗布範囲の透過平面図である。図11A及び図11Bでは、図7A及び図7Bと同様に、サイドフラップ20及びファスニングテープ30を透過させて、接着剤の塗布範囲を示している。なお、図11Bの第2実施形態の第2仮止部52は、前述の第1実施形態(図7B参照)と同じである。
第1仮止部51の接着剤は、線状の接着剤を本体幅方向に6.25mmの幅で往復させつつ、本体長手方向に沿ってジグザグに塗布されている。第1仮止部51は、第2仮止部52と同様に、ホットメルト接着剤を非接触で塗工することによって、形成されている。第2実施形態では、第1仮止部51に塗布される線状の接着剤が、第2仮止部52に塗布される細線状の接着剤よりも太い。このため、第1仮止部51における単位面積当たりの接着剤の量は、第2仮止部52における単位面積当たりの接着剤の量よりも多くなっている。これにより、第2実施形態においても、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなるように、第1仮止部51及び第2仮止部52が形成されている。したがって、第2実施形態においても、作業者に近い第1仮止部51が剥離した段階では、既に第2仮止部52も剥離が完了した状態であるため、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。
なお、第1仮止部51の接着剤を吐出するディスペンサ(以下、第1ディスペンサ)と、第2仮止部52の接着剤を吐出するディスペンサ(以下、第2ディスペンサ)は、単位時間当たりに同じ量の接着剤を吐出する。このため、第1仮止部51に塗布される接着剤の量と、第2仮止部52に塗布される接着剤の量は、ほぼ同じ量になる。但し、第1ディスペンサが本体幅方向に往復する幅が第2ディスペンサよりも狭く(ここでは6.25mm)、第1仮止部51の塗布面積が第2仮止部52よりも狭いため、第1仮止部51における単位面積当たりの接着剤の量が、第2仮止部52における単位面積当たりの接着剤の量よりも多くなっている。このように、第1仮止部51及び第2仮止部52に塗布される接着剤が同じ量であっても、1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなるように、第1仮止部51及び第2仮止部52を形成することが可能である。
===別の実施形態===
図12A及び図12Bは、別の実施形態における断面図である。
前述の実施形態では、サイドフラップ20を折り畳むための折り線部が第1折り線部41及び第2折り線部42の2つであったが、図12Aに示すように、2以上の折り線部によってサイドフラップ20が折り畳まれても良い。この場合においても、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなるように、第1仮止部51及び第2仮止部52が形成されていれば、作業者に近い第1仮止部51が剥離した段階では、既に第2仮止部52も剥離が完了した状態であるため、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。
また、前述の実施形態では、第1仮止部51及び第2仮止部52がそれぞれ1つずつであったが、第1仮止部51や第2仮止部52が2以上であっても良い。例えば吸収性物品1が大型の大人用おむつの場合、サイドフラップ20が本体幅方向に長くなるため、図12Bに示すように、2つの第2仮止部52によって、サイドフラップ20の肌側の面と本体部10の肌側の面とを仮止めしても良い。なお、幅広く接着剤を塗布して仮止部を形成すると吸収性物品1が接着剤によって硬くなってしまうのに対し、図12Bに示すように第2仮止部52を2つに分けて形成すれば、第2仮止部52と第2仮止部52との間において吸収性物品1が曲がりやすくなるため、吸収性物品1が硬くなることを抑制できる。
第2仮止部52を複数にした場合には、サイドフラップ20のフラップ先端部23の本体幅方向の位置が第2仮止部52と第2仮止部52との間になることが望ましい。第2仮止部52と第2仮止部52との間において折り畳まれたサイドフラップ20が曲がりやすくなるため、フラップ展開作業を行う作業者がフラップ先端部23を摘まみやすくなるからである。
第2仮止部52を複数にした場合においても、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなるように、第1仮止部51及び第2仮止部52が形成されていれば、作業者に近い第1仮止部51が剥離した段階では、既に第2仮止部52も剥離が完了した状態であるため、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。なお、第2仮止部52を複数にした場合においても、第1仮止部51と第2仮止部52とが少なくとも一部重複していることが望ましい。また、第2仮止部52が複数ある場合には、内側に位置する方の第2仮止部52に第1仮止部51が寄るように、第1仮止部51及び第2仮止部52が配置されることが望ましい。
また、第2仮止部52を複数にした場合においても、サイドフラップ20の仮止め状態ではフラップ先端部23が第1折り線部41よりも外側に位置していれば、フラップ展開作業が容易になる。また、この場合においても、サイドフラップ20の仮止め状態では、ファスニングテープ30のテープ先端部35が第1折り線部41よりも外側に位置しているため、折り畳まれたサイドフラップ20から内側に突出していないので、着用者の肌に接触しにくくなる。
前述の実施形態では、一対のサイドフラップ20のそれぞれに2つずつファスニングテープ30が設けられていた。但し、サイドフラップ20に設けられるファスニングテープ30の数はこれに限られるものではなく、1つずつでも良いし、2以上ずつでも良い。
また、前述の実施形態では、ファスニングテープ30が2枚の基材シート(第1基材シート31及び第2基材シート32)で構成されていた。但し、ファスニングテープ30が1枚の基材シートで構成されても良いし、2以上の基材シートで構成されても良い。
また、前述の実施形態では、ファスニングテープ30の止着面34が接着剤によって構成されていたが、ファスニングテープ30をこのような粘着テープで構成するのではなく、他の構成であっても良い。
また、前述の実施形態では、サイドフラップ20が仮止めされた状態(仮止め状態)では、ファスニングテープ30のテープ先端部35が第1折り線部41よりも外側に位置していた(図5B及び図5C参照)。但し、図13Bに示す前述の第2比較例のように、ファスニングテープ30のテープ先端部35が、折り畳まれたサイドフラップ20よりも内側に突出していても良い。この場合、テープ先端部35が着用者の肌に接触しやすくなってしまうが、第1仮止部51の接合力が第2仮止部52の接合力よりも強くなるように第1仮止部51及び第2仮止部52が形成されていれば、作業者に近い第1仮止部51が剥離した段階では、既に第2仮止部52も剥離が完了した状態であるため、十分なフラップ展開作業を作業者に促すことができる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 吸収性物品、
3 前部3A ターゲット領域、
5 股下部、7 後部、
10 本体部、
10A 吸収領域、10B ウイング領域、
11 吸収性コア、12 トップシート、13 バックシート、
14 サイドギャザーシート、15 伸縮部、
20 サイドフラップ、
20A 内側領域、20B 外側領域、
21 サイドフラップシート、21A 差込領域、
23 フラップ先端部、
30 ファスニングテープ、
31 第1基材シート、32 第2基材シート、
33X 基端領域、33A 中間領域、
33B 止着領域、33C 先端領域、
34 止着面(接合面)、35 テープ先端部、
36 テープ折り線部、
41 第1折り線部、42 第2折り線部、
43 本体折り線部、
51 第1仮止部、52 第2仮止部、
LG レッグギャザー
上記目的を達成するための主たる発明は、本体部と、前記本体部から外側に突出して形成されたサイドフラップと、を有し、前記サイドフラップは、ファスニングテープの形成されたフラップ先端部の側の第1折り線部と、前記第1折り線部よりも前記サイドフラップの基端部側の第2折り線部とによって折り畳まれており、前記第1折り線部は最も先端側の折り線部であり、前記第2折り線部は最も基端部側の折り線部であり、前記第1折り線部によって折り返された前記サイドフラップの非肌側の面同士が第1仮止部によって仮止めされており、前記第2折り線部によって折り返された前記サイドフラップの肌側の面と前記本体部の肌側の面とが第2仮止部によって仮止めされており、前記第1仮止部による接合力は、前記第2仮止部による接合力よりも強く、前記サイドフラップが折り畳まれた状態から更に前記本体部を折りたたむための、前記本体部の長手方向に沿った本体折り線部が設けられており、前記本体折り線部が前記第1折り線部よりも前記本体部の幅方向内側に位置していることを特徴とする吸収性物品である。

Claims (6)

  1. 本体部と、
    前記本体部から外側に突出して形成されたサイドフラップと、
    を有し、
    前記サイドフラップは、ファスニングテープの形成されたフラップ先端部の側の第1折り線部と、前記第1折り線部よりも前記サイドフラップの基端部側の第2折り線部とによって折り畳まれており、
    前記第1折り線部によって折り返された前記サイドフラップの非肌側の面同士が第1仮止部によって仮止めされており、
    前記第2折り線部によって折り返された前記サイドフラップの肌側の面と前記本体部の肌側の面とが第2仮止部によって仮止めされており、
    前記第1仮止部による接合力は、前記第2仮止部による接合力よりも強い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    肌側の面にはエンボス加工面があり、
    前記エンボス加工面が前記第2仮止部によって仮止めされている
    ことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
    前記第1仮止部と前記第2仮止部とが少なくとも一部重複していることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記第1仮止部における単位面積当たりの接着剤の量は、前記第2仮止部における単位面積当たりの接着剤の量よりも多い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記ファスニングテープの接合面を前記サイドフラップの肌側の面に接合させて、前記ファスニングテープが折り畳まれており、
    前記第1仮止部による接合力は、折り畳まれた前記ファスニングテープの前記接合面の接合力よりも強いことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記ファスニングテープの接合面を前記サイドフラップの肌側の面に接合させて、前記ファスニングテープが折り畳まれており、
    前記サイドフラップが仮止めされた状態では、前記フラップ先端部が前記第1折り線部よりも外側に位置しつつ、前記ファスニングテープのテープ先端部が前記第1折り線部よりも外側に位置する
    ことを特徴とする吸収性物品。
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