JP2016158641A - 医用画像処理装置および医用画像処理方法 - Google Patents

医用画像処理装置および医用画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄積した医療データにより画像処理の精度を向上する医用画像処理装置を提供すること。【解決手段】医療ナレッジ蓄積部25は、複数の患者に関する医療データセットそれぞれに含まれる複数種類の医療情報項目値の類似性に基づく複数の医療データセットを解析し、検索可能に蓄積された複数の医療ナレッジを蓄積する。パラメータ値記憶部29は、複数の解析対象部位の各々とデフォルトパラメータ値を関連付けて記憶する。医療ナレッジ取得部27は、蓄積された医療ナレッジから所望の医療ナレッジを取得する。パラメータ値決定部31は、パラメータ値記憶部29の関連付けに基づいて、画像処理対象の医用画像データセットの解析対象部位に対応するデフォルトパラメータ値を決定し、決定されたデフォルトパラメータ値と前記取得された医療ナレッジとに基づいて、画像処理の候補パラメータ値を決定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像処理装置および医用画像処理方法に関する。
画像解析を行うアプリケーションでは、画像解析データを任意の閾値等のパラメータに基づいて画像処理し、その処理結果を表示する。例えば、CT画像を使ったセグメンテーションでは、骨のCT値を任意の閾値により画像処理を施す。
図14Aは、従来例に係る、あるCT画像を示す図である。各格子に記載された数値は各画素のCT値であり、単位HU(Hounsfield_Unit)で示される。HUは水を0HU、空気を−1000HUとして表したCT値の単位で、金属や骨等は約1000HUである。図14Bは、従来例に係る、図14AのCT画像に閾値による画像処理(以下、閾値処理と呼ぶ)を施す説明をするための図である。例えば閾値を50HUに設定して図14Aに閾値処理を施すと、図14Bが得られる。図14Bは、50HU以上のCT値を有する画素は高輝度で、50HUより小さいCT値を有する画素は低輝度で表示されることを示している。
図15は、従来例に係る、閾値処理の典型的な流れを説明するための図である。閾値記憶部は、人体の部位等に基づく閾値タイプ毎にデフォルト閾値を記憶する。例えば、骨領域のデフォルト閾値は950HUである。血管領域のデフォルト閾値は骨領域とは異なるデフォルト閾値を有する。次に閾値決定が行われる。閾値タイプを決定し、閾値記憶部に基づいて閾値を決定する。例えば操作者は、撮影部位に応じて入力部を介して閾値タイプを入力する。閾値記憶部によって、入力された閾値タイプからデフォルト閾値が選択される。必要であればデフォルト閾値を調整することにより、閾値は決定される。最後に閾値処理が行われる。決定された閾値により画像に閾値処理を施す。
図16Aは、従来例に係る、図14AのCT画像と異なるCT画像を示す図である。図16Bは、従来例に係る、図16AのCT画像に閾値50HUで閾値処理を施したCT画像を示す図である。図16Cは、従来例に係る、図16AのCT画像に閾値60HUで閾値処理を施したCT画像を示す図である。図16Dは、従来例に係る、図16AのCT画像に閾値40HUで閾値処理を施したCT画像を示す図である。閾値処理後の図16B〜Dのうち、図16Cが図14Bと同じCT画像になる。すなわち、図16Aの場合、60HUで閾値処理を施す方が適切な画像解析結果が得られる。しかしながら、閾値を50HUから60HUに変更した方が良いことに操作者は気付かないことが多い。
例えば骨を対象としたCT画像がある。人間の骨は、人種、年齢、性別、病歴などで差があることが知られている。顕著な例として、骨粗しょう症という病気が挙げられる。骨粗しょう症患者の骨は、骨の密度が通常の骨に比して小さくなる。骨粗しょう症患者の骨を対象としたCT画像は、骨の密度が小さいすなわち骨の隙間に入り込む空気量が多くなるため、CT値は全体的に下がる。したがって、骨のCT画像取得後に閾値処理を行う場合、通常の骨に比して低い閾値で閾値処理を行う必要がある。
閾値処理における適した閾値は病歴以外にも人種、年齢、性別等多くの要因に依り誤差が出るため、適切な閾値の決定が難しい。
特開2009−18065号公報 特開2008−43564号公報 特開2007−135858号公報 特許5054252号 特許4087640号
目的は、蓄積した医療データにより画像処理の精度を向上する医用画像処理装置を提供することにある。
本実施形態に係る医用画像処理装置は、複数の患者に関する医療データセットそれぞれに含まれる複数種類の医療情報項目値の類似性に基づく前記複数の医療データセットを解析し、検索可能に蓄積された複数の医療ナレッジを蓄積する医療ナレッジ蓄積部と、複数の解析対象部位の各々とデフォルトパラメータ値を関連付けて記憶するパラメータ値記憶部と、前記蓄積された医療ナレッジから所望の医療ナレッジを取得する医療ナレッジ取得部と、前記パラメータ値記憶部の関連付けに基づいて、画像処理対象の医用画像データセットの解析対象部位に対応するデフォルトパラメータ値を決定し、前記決定されたデフォルトパラメータ値と前記取得された医療ナレッジとに基づいて、画像処理の候補パラメータ値を決定する候補パラメータ値決定部と、を具備する。
本実施形態に係る医用画像処理装置の構成を示す図 本実施形態に係る医用画像処理装置の構成を機能的に示す図 図1のデータ解析部によって複数の非画像データセットを解析し、複数の集合に分類する例を説明するための図 図1の医療ナレッジ蓄積部により管理される、医療ナレッジの記憶テーブルを示す図 図1のデータ解析部によって、新たな患者aを既存のいずれかの集合に分類する例を説明するための図 図1のパラメータ値記憶部による、パラメータ値の記憶テーブルを示す図 図1の実績フィードバック部により、パラメータ値記憶部の記憶テーブルに実績回数をフィードバックする説明をするための図 本実施形態に係る閾値決定の典型的な流れを示す図 図1の医療ナレッジ検索部により、取得された医療ナレッジに関する閾値候補の記憶テーブルを示す図 図1の表示部による、3つの候補閾値を用いて閾値処理を施したCT画像を簡易的に表した図 図1の表示部による、3つの候補閾値を用いて閾値処理を施したCT画像を具体的に表した図 本実施形態に係る医用画像処理装置のうち、必ずしも装置内に無くても良いユニットを示す図 応用例に係る医用画像処理装置の構成を示す図 従来例に係る、あるCT画像を示す図 従来例に係る、図14AのCT画像に閾値による画像処理を施す説明をするための図 従来例に係る、閾値処理の典型的な流れを説明するための図 従来例に係る、図14AのCT画像と異なるCT画像を示す図 従来例に係る、図16AのCT画像に閾値50HUで閾値処理を施したCT画像を示す図 従来例に係る、図16AのCT画像に閾値60HUで閾値処理を施したCT画像を示す図 従来例に係る、図16AのCT画像に閾値40HUで閾値処理を施したCT画像を示す図
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る医用画像処理装置を説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、本実施形態に係る医用画像処理装置の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る医用画像処理装置10は、制御部20と、医療データ記憶部21と、医療ナレッジ蓄積部25と、パラメータ値記憶部29と、表示部100と、入力部110と、主記憶部120と、インターフェース部130と、を備えている。また図3は、本実施形態に係る医用画像処理装置の構成を機能的に示す図である。
制御部20は、制御部20に含まれる各種構成要素を統括的に制御する。制御部20は、中央演算処理装置(Central_Processing_Unit:以下、CPUと呼ぶ)等により実現される。
表示部100は、種々の情報をモニタに表示する。表示部100は、候補閾値を表示する。表示部100としては例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が適宜利用可能である。
入力部110は、入力機器による操作者からの各種指令や情報入力を受け付ける。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ等が利用可能である。
主記憶部120は、種々の情報を記憶する記憶装置である。HDD(Hard_Disk_Drive)等により実現される大容量の記憶装置である。なお近年容量の増加によりSSD(Solid_State_Drive)が使用されることもある。
インターフェース部130は、ネットワークを介して図示していない(Picture_Archiving_and_Communication_System:PACS)や他のコンピュータに接続される。インターフェース部130は、接続された外部装置とDICOM(Digital_Imaging_and_Communication_in_Medicine)規格に準拠したデータ通信を行う。
次に制御部20と、医療データ記憶部21と、医療ナレッジ蓄積部25と、パラメータ値記憶部29とに関して、より詳細に説明する。制御部20は、医用画像処理装置10の中枢として、データ解析部23と、医療ナレッジ検索部27と、パラメータ値決定部31と、画像処理部33と、実績フィードバック部35と、を統括的に制御する。
医療データ記憶部21は、複数の患者に関する医療データセットを記憶する。医療データセットには、画像データセットと非画像データセットとがある。画像データセットとは、一般に医用画像診断装置等から出力される画像データである。医療画像診断装置から出力されたデータは通常、医療画像保存システムPACS上で保管され、DICOM規格等で出し入れ可能である。非画像データセットは例えば、年齢、性別、人種、病歴等を含む。非画像データセットとは、一般的に説明すると、医療情報システム上で管理されるデータである。医療情報システムとは、院内で利用される情報システムのことであり、例えば電子カルテシステム、レセプト電算処理システム、オーダリングシステム、受付システム、診療支援システム、部門システムなどが代表的なものである。なお非画像データセットは、複数の患者に関する複数種類の医療情報項目と複数の患者に関する複数種類の属性情報項目とを含む医療データを記憶する。医療情報項目値は、病名、症状、各種検査結果などの情報を含む。属性情報は、年齢、性別、体重などの情報を含む。また医療データ記憶部21は、複数の患者に関する医用画像それぞれを作成する際に用いた画像処理パラメータを記憶する。
以下、説明を簡単にするため、医療データセットとして非画像データセットを用いて本実施形態における一連の処理を説明する。もちろん医療データセットとして画像データセットを用いて一連の処理を行っても良い。
データ解析部23は、非画像データセットそれぞれに含まれる複数種類の医療情報項目値の類似性に基づいて、医療データ記憶部21に記憶された複数の非画像データセットを解析して、複数の集合に分類する。データ解析部23は、医療情報項目と属性情報項目と画像処理パラメータとを解析して、属性情報項目と医療情報項目との少なくとも1つから画像処理パラメータ値を求めるための関連付け情報を出力する。複数種類の医療情報項目とは、例えば人種、年齢、性別、病歴等である。医療情報項目値とは、年齢に関しては例えば、1歳、90歳などの年齢の値をそのまま表現する。医療情報項目値とは、例えば病歴に関しては骨粗しょう症の病歴がある場合は1、無い場合は0という値を用いて表現する。データ解析部23は、データ解析により集合の分類を行う。具体的には例えば、集合の分類にはデータマイニングが用いられる。データマイニングとは例えば、本実施形態であれば多くの患者それぞれが有する複数の医療情報に基づいて、その中に潜む情報項目間の相関関係やパターン等を探し出す技術である。本実施形態では例えば、「年齢が高い人は病歴に骨粗しょう症を有しやすい傾向がある」などの項目間のパターンが得られる。なお、データ解析にはデータマイニングではなく他のクラスタリング手法が用いられても良い。図3のようにデータ解析により得られた類似患者検索あるいは類似症例検索等が可能なエンジンを以下、医療ナレッジと呼ぶ。医療ナレッジは、例えば当該医療ナレッジを表す算出モデルを含む。算出モデルは、複数のセグメントを含む。図3の医療ナレッジは、主に患者の医療情報項目が類似する類似患者に関する医療ナレッジである。なお医療ナレッジは、関連付け情報と呼ばれても良い。
図3は、図1のデータ解析部23によって複数の非画像データセットを解析し、複数の集合に分類する例を説明するための図である。例えばデータ解析部23は、5つの非画像データセットすなわち患者A、患者B、患者C、患者D、患者Eに関するデータセットを解析し、3つの集合(以下、セグメントと呼ぶ)に分類する。実際には医療データ記憶部21はより多くの医療データを記憶し、データ解析部23はそれらを複数の集合に分類する。より多くの医療データとは例えば、ある病院においてこれまでに蓄積された医療データである。データ解析部23は、5つの非画像データセットに含まれる属性情報項目または医療情報項目I(人種)及び属性情報項目または医療情報項目II(年齢)により、5つの非画像データセットを複数のセグメント(図3の例の場合は3セグメント)に分類する。
医療ナレッジ蓄積部25は、データ解析部23により得られた医療ナレッジを検索可能に蓄積する。図4は、図1の医療ナレッジ蓄積部25により管理される、医療ナレッジの記憶テーブルを示す図である。図4のテーブルの例では、医療ナレッジに、算出モデルと、分類数とを関連付けている。ナレッジAは、図3で発生された類似患者に関する医療ナレッジである。算出モデルとはナレッジを算出するためのモデルであり、ナレッジAでは算出モデルは「モデルX f(x,y)={1,2,3}」で示されている。これはすなわち、モデルXは関数fで表され、医療情報項目xとyとの2つの引数により出力1、2または3を得ることを意味している。出力1、2または3とはそれぞれ、セグメント1、2または3に分類されることを示す。図5は、図1のデータ解析部23によって、新たな患者aを既存のいずれかの集合に分類する説明するための図である。新たな患者aの属性情報項目または医療情報項目I(人種)と、属性情報項目または医療情報項目II(年齢)とを関数fに入力すると、出力3すなわちセグメント3という結果が得られることを意味する。分類数は算出モデルによって得られる分類数であり、ナレッジAは出力1、2または3すなわち分類数3である。なお図3及び図4では人種と年齢の2つの医療情報項目でデータ解析を行ったが、実際には医療情報項目はより多数になる。
パラメータ値記憶部29は、複数の解析対象部位とデフォルトパラメータ値を関連付けて記憶する。説明を具体的にするため、以下の説明ではパラメータ値はデフォルト閾値であるとする。なお、パラメータ値はフィルタ処理を施すためのフィルタ値でも良いし、ウィンドウ幅およびウィンドウレベルであっても良い。解析アプリは、解析対象部位に応じて複数の部位の閾値タイプを持つよう設定される。解析アプリは、入力部110を介して操作者が選択する。説明を具体的にするため、以降の説明では骨を対象としたCT画像に対して閾値処理を行うものとし、操作者は解析アプリとして図6の骨系アプリ1を選択するとする。骨系アプリ1は閾値タイプとして骨領域、血管領域及びその他の領域を有する。図6のテーブルには、それぞれの閾値タイプそれぞれに応じてデフォルト閾値とランダム化係数とが関連付けて記憶されている。ここでランダム化係数とは、デフォルト閾値を調整し、候補閾値に幅すなわち選択肢を持たせるための係数である。ランダム化係数は使用されなくても良いが、説明を具体的にするため、以下の説明ではランダム化係数を使用するものとする。ランダム化係数は、パラメータ値決定部31で使用される。以下の説明を簡単にするため、骨系アプリ1における骨領域の閾値タイプ(図6ではデフォルト閾値:950HU、ランダム化係数:10)のみを用いて閾値処理を行うものとして説明する。
医療ナレッジ検索部27は、入力部110を介した操作者の指示により選択された医療ナレッジを、医療ナレッジ蓄積部25から検索する。説明を具体的にするため、医療ナレッジ検索部27は、ナレッジA(類似患者)を検索し取得したものとする。
パラメータ値決定部31は、パラメータ値記憶部29の関連付けに基づいて、画像処理の候補パラメータ値を決定する。換言すればパラメータ値決定部31は、医療データ記憶部21に記憶された関連付け情報のうちの一を用いて、複数種類の医療情報項目と所望の患者に関する属性情報項目と画像処理パラメータとに基づいて、画像処理を行なう際の候補パラメータ値を決定する。具体的にはパラメータ値決定部31は、パラメータ値記憶部29の関連付けに基づいて画像処理対象の医用画像データセットの解析対象部位すなわち骨に応じたデフォルト閾値を決定し、決定されたデフォルト閾値と取得された医療ナレッジA(類似患者)とに基づいて、画像処理の候補閾値を決定する。パラメータ値決定部31は、表示部100に順に示された候補閾値のうちから、入力部110を介した操作者の指示により最終的な閾値を選択する。なおパラメータ値決定部31は、操作者の指示無しで最終的な閾値を決定しても良い。
画像処理部33は、最終的な閾値により処理対象の医用画像データセットに処理を施す。具体的には画像処理部33は、パラメータ値決定部31により決定された候補閾値のうち、入力部110を介して操作者により選択された閾値により、処理対象の医用画像データセットすなわち患者aの医用画像データセットに閾値処理を施す。
実績フィードバック部35は、入力部110を介して操作者により最終的なパラメータ値が決定された場合、当該パラメータ値が最終的なパラメータ値として決定された実績回数をパラメータ値記憶部にフィードバックして記憶させる。図7は、図1の実績フィードバック部35により、パラメータ値記憶部29の記憶テーブルに実績回数をフィードバックする説明をするための図である。図7の記憶テーブルには、解析アプリ、医療ナレッジ、最適化候補および支持数が関連付けて記憶される。なお図7の記憶テーブルにおいて、最適化候補としてとして4つの候補が挙げられている。最適化候補は例えば、「If f(x,y)=3 then 骨領域=960HU」のように図7のテーブルに記憶されている。これは、「ナレッジAの関数fに医療情報項目xおよびyを入力しセグメント3の場合、骨領域の閾値候補は960HU」ということを意味する。最終的な閾値が「If f(x,y)=3 then 骨領域=960HU」に決定された場合、実績フィードバック部35はパラメータ値記憶部29に、「If f(x,y)=3 then 骨領域=960HU」が選択された実績回数を9から10に上書きさせる。
以上、本実施形態に係る医用画像処理装置10の各構成要素について説明してきた。以下に、本実施形態に係る閾値決定の典型的な流れについて説明する。図8は、本実施形態に係る閾値決定の典型的な流れを示す図である。
はじめに制御部20は医療ナレッジ検索部27に、患者aの医療ナレッジを検索させる(ステップS11)。上述したように患者aは図4の記憶テーブルによって、ナレッジAのセグメント3に属すると判定されている。医療ナレッジ検索部27は、患者aがナレッジAのセグメント3に属することを医療ナレッジ蓄積部25から検索する。
ステップS11が行われると制御部20は、入力部110を介した操作者の指示により対象となる解析アプリのパラメータ値を取得し、検索された医療ナレッジに対する候補閾値を決定する(ステップS12)。上述したように操作者は入力部110を介して解析アプリとして骨系アプリ1を選択している。図6を参照すると、対象となる骨系アプリ1において骨領域のデフォルト閾値は950HUで、ランダム化係数は10である。したがってパラメータ値決定部31は、デフォルト閾値にランダム化係数を加減することにより、3つの候補閾値を発生する。すなわち候補閾値は、950HU、および950±10HUの3つが発生される。3つの候補閾値は図9で上から順に示される「If f(x,y)=3 then 骨領域=960HU」「If f(x,y)=3 then 骨領域=950HU」「If f(x,y)=3 then 骨領域=940HU」である。なお、パラメータ値決定部31は、患者aが属するセグメント3に近いセグメント2の候補閾値を図9のように4つめの候補閾値として「If f(x,y)=2 then 骨領域=960HU」と提示しても良い。
ステップS12が行われると制御部20は表示部100に、候補閾値を表示させる(ステップS13)。なお表示部100は、候補閾値による閾値処理を施したCT画像を表示しても良い。図10は、図1の表示部100による、3つの候補閾値を用いて閾値処理を施したCT画像を簡易的に表した図である。表示部100は、図10のように3つの候補閾値を用いて閾値処理を施したCT画像を図10のように表示しても良い。表示部100は、図9のテーブルに記憶された支持数に基づいて、候補3を強調表示する。図11は、図1の表示部100による、3つの候補閾値を用いて閾値処理を施したCT画像を具体的に表した図である。表示部100は、より具体的には、例えば図10のような配列で3つの候補閾値を用いて閾値処理を施したCT画像を表示する。表示部100は、図7のテーブルに記憶された支持数の多い1つを強調表示する。
ステップS13が行われると、候補閾値の中から最終的な閾値を選択させる(ステップS14)。ステップS14において最終的な閾値は入力部110を介して操作者によって選択されても良いし、パラメータ値決定部31が最終的な閾値を決定しても良い。
ステップS14が行われると、実績フィードバック部35はパラメータ値記憶部29に、実績回数をフィードバック記憶させる(ステップS15)。具体的には図8で説明したので再度の説明は行わない。
なお、図12は本実施形態に係る医用画像処理装置のうち、必ずしも装置内に無くても良いユニットを示す図である。医療データ記憶部21、データ解析部23、医療ナレッジ蓄積部25、パラメータ値記憶部29、実績フィードバック部35は必ずしも医用画像処理装置10内に無くても良い。具体的には、上記構成要素はクラウドにあっても良い。例えば医療データ記憶部21、医療ナレッジ蓄積部25、パラメータ値記憶部29等の記憶部、蓄積部がクラウド上にあることにより、単一の病院のみでなく複数の病院間あるいは国際医療機関等で医療データ、医療ナレッジ等を共有できる。すると医療データ量が多く蓄積されるため、データマイニングの精度は向上する。
上記のとおり、本実施形態に係る医用画像処理装置によれば、記憶された医療データにデータ解析を施すことにより、医療ナレッジを検索可能に蓄積することができる。蓄積された医療ナレッジから、処理対象の画像データセットに適した医療ナレッジを検索し取得することができる。取得された医療ナレッジにより、適した閾値を決定することができる。適した閾値により画像処理の精度を向上することができる。
次に本実施形態の種々の応用例について説明する。なお以下の説明において、本実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
(応用例)
上記実施形態における医用画像処理装置は、CT撮像により得られたCT画像への画像処理に用いられた。しかし本実施形態に係る医用画像処理装置はそれに限定されない。応用例に係る医用画像処理装置は、撮影条件設定に利用できる。
図13は、応用例に係る医用画像処理装置10’の構成を示す図である。応用例に係る医用画像処理装置10’は、画像処理部33の代わりに撮影制御部140を有する。パラメータ値決定部31は、パラメータ値記憶部29の関連付けと医療ナレッジとに基づいて、候補撮影条件を決定する。パラメータ値決定部31は、表示部100に順に示された候補撮影条件のうちから、入力部110を介した操作者の指示により最終的な撮影条件を選択する。なおパラメータ値決定部31は、操作者の指示無しで最終的な撮影条件を決定しても良い。パラメータ値決定部31により決定された撮影条件を用いて撮影制御部140によりCT装置を制御してCT撮影を行う。
具体的には、医療ナレッジ蓄積部27は、複数の患者に関する医療データセットそれぞれに含まれる複数種類の医療情報項目値の類似性に基づく複数の医療データセットを解析し、検索可能に蓄積された複数の医療ナレッジを蓄積する。
パラメータ値記憶部29は、複数の撮影対象部位の各々とデフォルトパラメータ値を関連付けて記憶する。
医療ナレッジ検索部27は、蓄積された医療ナレッジから所望の医療ナレッジを取得する。
パラメータ値決定部31は、パラメータ値記憶部29の関連付けに基づいて、撮影対象部位に対応するデフォルトパラメータ値を決定し、決定されたデフォルトパラメータ値と取得された医療ナレッジとに基づいて、候補撮影条件を決定する。
なお、担当医のオーダー例えば薬の処方オーダーや検査オーダーについても、医療ナレッジを用いて撮影条件と同様に決定可能である。
上記のとおり、応用例に係る医用画像処理装置によれば、記憶された医療データにデータ解析を施すことにより、医療ナレッジを検索可能に蓄積することができる。蓄積された医療ナレッジから、処理対象の画像データセットに適した医療ナレッジを検索し取得することができる。取得された医療ナレッジにより、適した撮影条件、薬の処方オーダーあるいは検査オーダーを決定することができる。適した撮影条件、薬の処方オーダーあるいは検査オーダーにより画像処理の精度あるいは医療効率を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…医用画像処理装置、20…制御部、21…医療データ記憶部、23…データ解析部、25…医療ナレッジ蓄積部、27…医療ナレッジ検索部、29…パラメータ値記憶部、31…パラメータ値決定部、33…画像処理部、35…実績フィードバック部、100…表示部、110…入力部、120…主記憶部、130…インターフェース部、140…撮影制御部

Claims (17)

  1. 複数の患者に関する複数種類の医療情報項目と複数の患者に関する複数種類の属性情報項目とを含む医療データを記憶する医療情報記憶部と、
    前記複数の患者に関する医用画像それぞれを作成する際に用いた画像処理パラメータ値を記憶する画像情報記憶部と、
    前記医療情報項目と前記属性情報項目と前記画像処理パラメータ値とを解析して、前記属性情報項目と前記医療情報項目との少なくとも1つから画像処理パラメータ値を求めるための関連付け情報を出力する解析部と、 前記記憶された関連付け情報のうちの一を用いて、前記複数種類の医療情報項目と所望の患者に関する前記属性情報項目と前記画像処理パラメータ値とに基づいて画像処理を行なう際の候補パラメータ値を決定する候補パラメータ値決定部と、
    を具備する医用画像処理装置。
  2. 前記出力された関連付け情報を記憶する関連付け情報記憶部、をさらに備える請求項1記載の医用画像処理装置。
  3. 前記医療情報記憶部は、複数の解析対象部位の各々とデフォルトパラメータを関連付けて記憶し、
    前記候補パラメータ値決定部は、複数の解析対象部位の各々とデフォルトパラメータとの関連付けに基づいて画像処理対象の医用画像データセットの解析対象部位に対応するデフォルトパラメータを決定し、前記決定されたデフォルトパラメータ値と前記解析部により出力された関連付け情報とに基づいて画像処理の候補パラメータを決定する、請求項1記載の医用画像処理装置。
  4. 前記画像処理パラメータ値は、骨領域を抽出するための閾値を含む、請求項1記載の医用画像処理装置。
  5. 前記関連付け情報記憶部は、前記医療データそれぞれに含まれる複数種類の医療情報項目値の類似性に基づいて前記複数の医療データを解析し、複数の集合に分類するデータ解析部を備える、請求項1記載の医用画像処理装置。
  6. 前記データ解析部は、データマイニングを施すことにより、前記複数の医療データを複数の集合に分類する、請求項5記載の医用画像処理装置。
  7. 前記データ解析部は、前記複数の医療データを前記複数の医療データそれぞれに含まれる複数種類の患者に関する属性情報項目の類似性に基づいて、前記複数の医療データを複数の集合に分類する、請求項5記載の医用画像処理装置。
  8. 前記データ解析部は、前記複数の医療データを前記複数の医療データそれぞれに含まれる複数種類の症例に関する属性情報項目の類似性に基づいて、前記複数の医療データを複数の集合に分類する、請求項5記載の医用画像処理装置。
  9. 前記データ解析部は、前記複数の医療データを前記複数の医療データそれぞれに含まれる複数種類の医療提供形態に関する属性情報項目の類似性に基づいて、前記複数の医療データを複数の集合に分類する、請求項5記載の医用画像処理装置。
  10. 前記候補パラメータ値決定部は、前記求められた関連付け情報と、前記求められた関連付け情報において画像処理対象の医用画像データが属する集合と、前記画像処理対象の医用画像データの解析対象部位とに応じて前記複数の候補パラメータ値を決定し、
    前記候補パラメータ値決定部により前記複数の候補パラメータ値が決定された場合、前記決定された複数の候補パラメータ値の中から最終的なパラメータ値を選択する指示を操作者が入力するための入力部をさらに備える、請求項1記載の医用画像処理装置。
  11. 前記最終的なパラメータ値および前記複数の候補パラメータ値を表示する表示部と、
    前記入力部を介して操作者により最終的なパラメータ値が選択された場合、当該パラメータ値が前記最終的なパラメータ値として決定された実績回数をパラメータ値記憶部にフィードバックして記憶させる実績フィードバック部と、をさらに備える、請求項10記載の医用画像処理装置。
  12. 決定された候補パラメータ値により処理対象の医用画像データに処理を施す処理部をさらに備える、請求項1記載の医用画像処理装置。
  13. 前記候補パラメータ値は、前記処理部が当該候補パラメータ値によって閾値処理を施すための閾値である、請求項12記載の医用画像処理装置。
  14. 前記候補パラメータ値は、前記処理部が当該候補パラメータ値によってフィルタ処理を施すためのフィルタ値である、請求項12記載の医用画像処理装置。
  15. 前記候補パラメータ値は、ウィンドウ幅およびウィンドウレベルである、請求項12記載の医用画像処理装置。
  16. 記憶する医療情報記憶部と、
    を記憶する画像情報記憶部と、
    複数の患者に関する複数種類の医療情報項目と複数の患者に関する複数種類の属性情報項目とを含む医療データと前記複数の患者に関する医用画像それぞれを作成する際に用いた画像処理パラメータ値とを解析して前記属性情報項目と前記医療情報項目との少なくとも1つから画像処理パラメータ値を求めるための関連付け情報を出力し、前記記憶された関連付け情報のうちの一を用いて、前記複数種類の医療情報項目と所望の患者に関する前記属性情報項目と前記画像処理パラメータ値とに基づいて画像処理を行なう際の候補パラメータ値を決定する、
    ことを具備する医用画像処理方法。
  17. 複数の患者に関する複数種類の医療情報項目と複数の患者に関する複数種類の属性情報項目とを含む医療データを記憶する医療情報記憶部と、
    前記複数の患者に関する医用画像それぞれを作成する際に用いた画像処理パラメータ値を記憶する画像情報記憶部と、
    前記医療情報項目と前記属性情報項目と前記画像処理パラメータ値とを解析して、前記属性情報項目と前記医療情報項目との少なくとも1つから画像処理パラメータ値を求めるための関連付け情報を出力する解析部と、
    前記出力された少なくとも一の関連付け情報を記憶する関連付け情報記憶部と、
    前記記憶された関連付けのうちの一に基づいて、撮影対象部位に対応する画像パラメータ値を決定し、前記決定された画像パラメータ値と前記記憶された関連付けのうちの一とに基づいて、候補撮影条件を決定する候補撮影条件決定部と、
    を具備する医用画像処理装置。
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